JPS5811021A - エアフィルタの再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエアフィルタの再生装置、更に詳しくは例えば
自動車用トンネルの換気塔等に使用される処の固定式の
エアフィルタに付着する煤塵を取除き、同エアフィルタ
を再使用可能な状態に再生する装置に関するものである
。

一般にエアフィルタを再生する方法としては、湿式及び
乾式に大別する事が出来る。

湿式とは水洗浄を介して煤塵を取除く方法である。従来
水洗浄は人手を介して行われている。

しかして人手を介して行われている事により洗浄作業が
非能率であり、作業者の作業態度により洗浄にむらが出
来る等の不都合を生じている。又固定式のエアフィルタ
にあってはフィルタメディアの外周囲には枠体が取付け
られている。人手を介する場合にはその当然の成行きと
してエアフィルタの重■を軽くし作業を容易にするため
に枠体よりフィルタメディア、を取り１し、同フィルタ
メディアのみを洗浄する方法が一般的に用いられる事と
なるのであるが、同枠体の取外し及び取付けに著しく面
倒を生じている。そして又自動車トンネル用の換気塔に
使用されるエアフィルタには人体に有害な煤塵が含まれ
ている事に３しり、作業者の健康に悪影響を及ぼす等の
不都合も有する。

一方乾式とはエアーを介して煤塵を取除く方法であって
、その具体的な方法としてはエアフィルタの表面（汚れ
面）側より真空吸引する方法、あるいはこの様な表面１
１１！Ｉからの真空吸引に加えて裏面側より圧力空気を
送り込み強制的にフィルタ内を通過させる方法等が試み
られているのであるが、そのいずれの方法においても効
果的な再生が得られるに至っていない。

即チ今日一般に使用されるエアフィルタにあってはフィ
ルタメチイアの表面には比較的組成の荒い不織布を用い
、奥方に至るに従って順次その組成が密に々る如く組成
の異なる不織布を刺着させて形成されている関係上、煤
塵の捕集効果を高め且つ捕集された煤塵の保持容量を高
める事が出来るという長所を有する反面、−たんフィル
タメディア内に捕集された煤塵を容易に取除く事は極め
て難かしく、上記のエアーを使用するいずれの方法によ
っても未だ満足出来る状態に至っていないのが実情であ
る。

本発明は上記の様な従来の実情に鑑みてその改善が試み
られたものであって、フィルタメディア内に付着するダ
スト（煤塵）を、高吐出圧のエアーを介して負圧状態に
ある吸引室内に飛散させ、この飛散ダストを吸引室内の
負圧を介して集塵室内に吸引し、同ダストを集塵室内に
て捕集する様即ち本発明はエアフィルタの搬送コンベア
を囲繞する如く吸引室を設け、同吸引室は集塵室と連通
させて設けるとともに集塵室側に設けた排風機を介して
負圧状態を形成可能に設け、上記吸引室内には搬送コン
ベアと相対応させて噴気口を設け、コンベアにより搬送
されるエアフィルタに対して高吐出圧のエア７を噴出き
せる様に構成した事をその要旨とするものである。

以下に本発明の具体的な実施例を例示の図面について説
明する。第１図乃至第３図に示す各図面において（１）
はエアフィルタ（Ａ）の送り台を示す。同送り台（１）
にはその前端部寄りに位１ｉ’ｆ　して前後一対の回転
軸（２）　（３）が横架され、両回転軸（２）　（３）
には各一対のスプロケット（４）　（４）　、（５）　
（５）が相対状に軸架される。そして各一対のスプロケ
ット（４）　（５）　、（４）　（５）間にはチェノ（
６）　（６）を張架する小によりチェンコンベア（７）
が形成される。両回転軸（２）　（３）の内、その一方
の回転軸（３）の一端には上記スプロケツ）　（５）　
（５）の他にスプロケット（８）が軸架される。一方送
り台（１）の囲枠部にはモーター（９）が設置されく同
モτター（９）の駆動軸（９）′にはスプロケッ）　（
１０が軸架される。そして同スプロケットθ０と上記ス
プロケット（８）間にはチェノ０１）が張架され、モー
ター（９）の駆動力が回転軸（３）に伝達される。即ち
チェンコンベア（７）に対する駆動が得られる。。

０３０陣は両チェン（６）　（６）の搬送側を支承する
左右一対のガイド杆、０→０→は同チェン（６）　（６
）の非搬送側を支承する左右一対のガイド杆を夫々示す
。

又送り台（］）にはその後端部寄りに位置して多数本の
ローラーα功′・・・が一定間隔毎に遊転自在に横架さ
れる。そして各ローラー０２′・・・は後端部方向に至
るに従い順次低位となる如く適宜の勾配を存して配置す
る事によりローラ７コンベア（６）が形成される。

送り台（］）トにはダストの飛散防止用のカバ一体Ｑ！
ｅ　、ｙζ設けＵれる６く同カバ一体０はチェンコンベ
ア（７）の後端部寄りに位置して同チェンコンベア（７
）の搬送側を被覆するＩＪ、＋１　＜設けられる。

−・方チェンコンベア（７）の非搬送側には上記カバフ
体Ｑυと相対応して吸σ［ホッパーｏｔ！ａｏが下向き
に設けられる。そして上記カバ一体ＯＱと吸引ホッパー
、　ＯｆＤ　０１１９により吸引室（ト）が形成される
。

カバ一体０ＩＳの前壁部ＱＯ”には搬送側を回送するチ
ェノ（ａ）　（６）と相対応してエアフィルタ（Ａ）の
搬入口α力が開口され、又同カバτ体００の後壁部０６
”？こは同じく搬送側を回送するチェノ（６）　（６）
と相対応してエアフィルタ（Ａ）の搬出Ｄ　ｏｓが開口
される。上記搬入口０η及び搬出口（ハ）は吸引室０１
Ｓに対する空気の送り込み口を兼ねて設けられ、搬出口
０樽には回転ブラシ００がエアフィルタ（ａ）の枠体部
分に対して摺接可能に設けられる。

カバ一体０均内には前後一対の噴気管（１）（１）が設
けられる。両噴気管翰（ホ）はチェンコンベア（７）の
回送方向に対して直交する如くカバ一体０ゆの両幅方向
に亘って横架され、その噴気ロハホはチェンコンベア（
７）の搬送側に対して近接する位置において下向きに開
口される。第１図に示す図面に於いて（ハ）は上記噴気
管員（ホ）に対する送風機、（イ）は同送風機Ｑのより
延設する送風管であって、同送風Ｗ＠は分岐ベッダー（
至）を介して上記噴気管翰翰に連通ずる如く接続される
。

一方前記吸引ホツバー０・００には二叉状に分岐するダ
クト（ハ）の、その二叉部分が連結され同ダクト（ハ）
の他端は集塵室（ハ）の吸入１］″側に連結される。同
集塵室（ハ）内には図示省略しであるがバッグフィルタ
が内蔵される。同集塵室（ハ）の吐出口側には排風機（
ホ）が設けられ、同排風・機（イ）より延設される排気
ダクト（イ）はその間にエアフィルタ（ホ）を存してそ
の先端開口部が室外に臨む如く設けられる。

その他上記各図面において翰は送り台（１）の前端部位
置にコンベア（７）の非搬送側と相対応して設けられる
ダストボックスを示す。

第４図はエアフィルタ（Ａ）を示す図面であって、（１
ａ）は枠体、（２ａ）はフィルタメディアを示す。

次にその作用について説明する。

モーター（９）の駆動力は駆動軸（９）’　、スプロケ
ット００、チェノ０υ、スプロケット（８）を介して回
転軸（３）に伝達される。回転軸（３）に伝達された駆
動力は更に左右一対のスプロケット（５）　（５）を介
してチェノ（６）（６）に伝達される事によりくチェン
コンベア（７）の駆動状態、即ち第２図に示す状態にお
いてコンベア（７）の搬送側が矢印方向に向けて回送す
る状態が得られる。

チェンコンベア（７）の搬送側が上記の様に矢印方向に
回送する状態においてくフィルタ（Ａ）をその表面（ダ
ストの吸込み側）を上にした状態においてチェンコンベ
ア（７）上に載置させるＩｊｆにより、同フィルタ囚）
は送り台（］）の前端部より後端部方向に向けて搬送さ
れるとともに搬入口０ηを介してカバ一体０ゆ内に送り
込まれる。

一方送風機Ｑυの回転により？（ｋらＪ］たエアーは送
風管（イ）、分岐ヘッダー（至）を介して噴気管（イ）
（イ）に送り込まれる。同噴気管（ホ）翰に送り込まれ
たエアーは噴気口（イ）′ぽより吐出されるのであるが
く同噴気口翰′ぽはチェンコンベア（７）の搬送側と相
対面する如く下向きに開口されている事により、同噴気
目コ赫より吐出されるエアーはチェンコンベア（７）ヲ
介してカバτ体α時内を搬送さλする処の上記エアーフ
ィルタ（Ａ）の表面に対して吹き＋Ｊけられる小となる
。

しかして上記エアーを高圧（１００ｎ）／ｓｅｅ以上）
にて吐出させる事により、その吐出圧を介してエアフィ
ルタ（Ａ）におけるフィルタメディア（２ａ）内に付着
するダＸ）がはじき出されて、吸引室（１）内に飛散す
る状態が得られる。

又上記の様に吸引室（７）内にダストが飛散する状況に
おいて、排風機（ハ）を回転駆動させる事により吸引室
（至）内の空気はホッノサー〇・ＯＱ部方向吸引されて
排気される事となるのであるが、噴気口ばより吸引室（
至）内に送り込まれる空気の量に対して排風機（ホ）に
より排気される空気の量が上回る事により、吸引室（７
）内には負圧状態が得られる。

しかして吸引室（７）が負圧状態となる事により、同吸
引室（至）内に飛散するダＸ）はチェンコンベア（７）
の両側においてカバ一体ＯＱの両側壁との間に形成され
る隙間を経てホッパー０呻０・側に吸引されるとともに
ダクト（ハ）を経て集塵室（ハ）内に送り込まれる事と
なる。集塵室（ハ）内に送り込まれたダクトは同集塵室
（ハ）を通過する間にバッグフィルタにより捕集される
。同集塵室（ハ）からはダストが取除かれて清浄化され
た空気のみが送り出されて排気ダクト（イ）に送り込ま
れる。排気ダクト（ハ）に送り込まれた空気はエアフィ
ルタ（イ）を経る事により更にダストが取除かれた後、
室外に排気さＡする。又カバ一体０時内には前後一対の
噴気管翰は珈が設けられている事により、エアフィルタ
（Ａ）に対しては同エアフィルタ（Ａ）がカバ７体０の
内を搬送される間に上記の様な吹付は作用が２回繰返さ
」］る。

この様にして２回に亘るエア７の吹付けを介してダスト
がはじき出されたエアフィルタ（Ａ）は搬出口０樽より
カバ一体（ｌｆＤ外に送り出されるのであるが、搬出口
（至）を通過するエアフィルタ（Ａ）の枠体（１ａ）部
分に対しては回転ブラシ００が摺接する事により同枠体
（１ａ）に堆積する処のｊ二記飛散ダストが取除かれる
。

ソシてカバ一体ＯＱ外に搬出されたエアフィルタ（Ａ）
はローラーコンベアθ諺を介して送り台（１）の後端部
方向に向けて搬送される。

尚カバ７体ＯＧに対する吸引ホッパ〒ＯＱの連結位置は
上記実施例の様にチェンコンベア（７）を間に存して上
下位置に設ける！、Ｊｆは必ずしも必要ではないが、上
記実施例に示す様に吸引ホッパーＯｅをチェンコンベア
（７）の非搬送側、即ちチェンコンベア（７）によって
搬送されるエアフィルタ（Ａ）の裏面側に設ける事によ
り、従来方法の作用、即ち排風機（ハ）による吸引を介
してエアフィルタ（Ａ）の裏側より直接的にダストを吸
引する作用、エアフィルタ（Ａ）に対して噴気管−より
吐出されるエアーを強制的に通過させる作用を本発明に
係る作用と併せて補助的に得る事が可能である。

そして又上記の様に吸引ホッパー０６をカバ一体０υの
下側に位置して設ける市により、ダストの吸引作用を効
果的に得る事が可能である。

本発明は以上の様に構成されるものであって、上記の様
に噴気管の噴気口を搬送コンベアと相対応する如く設け
、コンベアにより搬送されるエアフィルタに対して高吐
出圧のエア７を噴出させる小によってエアフィルタ内に
Ｎ着するダストをその吐出圧を介してはじき出す様にし
た事により、エアフィルタ内の奥深くにｆ＝Ｊ着するダ
ストを効果的に取除く小が出来るに至った。

又本発明にあっては」−記の様に高吐出圧のエアーを介
してエアフィルタ内に付着するダストをはじき出す様に
した小によりイフィルタメディアに対して枠体を取付け
たままの状態にて再生作業を行なう事が出来るに至った
。

二方本発明にあっては吸引室を集塵室に対して連通させ
て設けるとともに集塵室側には排風機を設け、同排風機
を介して吸引室内に負圧状態が形成される様にした事に
より、高吐出圧のエアーを介して吸引室内に飛散するダ
ストの吸引室外への拡散を防止する事が／Ｊｔ来るとと
もに集塵室内への吸引作用を効果的に得る小が出来、そ
の結果同飛散ダストの捕集を速かに珪つ適確に行なう串
が可能となった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る再生装置の全体を表わす外観図、
第２図は同要部の拡大断面図、第３図は同要部の拡大側
面図、第４図はエアフィルタの拡大図である。 （１）送り台、（２）回転軸：、（３）回転軸、（４）
スプロケット、（５）スプロケット、（６）チェン、（
７）チェンコンベア、（８）スプロケット、（９）モー
タ〒Ｑ　（９）’駆動軸、αＯスプロケット、αηチェ
ンが＠ローラーコンベア、ぼローラー、α［有］ガイド
杆、；　ａｔｔカバ一体、ａ９’“前壁部、０プ′後壁
部、αＱ＠引ホッパーくαつ搬入口、（至）搬出口、０
す回転ブラシ、（イ）噴気管、ゴ噴気口、シ◇送風機、
（イ）送風管、翰分岐ヘッダー、（ハ）ダクトく（ハ）
集塵室、（ホ）排風機、（イ）排気ダクト、（ハ）エア
フィルタ、翰ダストボックス、（７）吸引室、（Ａ）フ
ィルタ。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　エアフィルタの搬送コンベアを囲繞する如く
   吸引室を設け、同吸引室は集塵室と連通させて設けると
   ともに集塵室側に設けた排風機を介して負圧状態を形成
   可能に設け、上記吸引室内には搬送コンベアと相対応さ
   せて噴気口、を設け、コンベアにより搬送されるエアフ
   ィルタに対して高吐出圧のエアーを噴出させる様に構成
   して成るエアフィルタの再生装置。