JPH08187329A - パチンコ機の操作ハンドル - Google Patents
パチンコ機の操作ハンドルInfo
- Publication number
- JPH08187329A JPH08187329A JP33869794A JP33869794A JPH08187329A JP H08187329 A JPH08187329 A JP H08187329A JP 33869794 A JP33869794 A JP 33869794A JP 33869794 A JP33869794 A JP 33869794A JP H08187329 A JPH08187329 A JP H08187329A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- operation handle
- hand
- finger
- operating handle
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 長時間遊戯時の手の凝りや疲労を緩和する。
【構成】 パチンコ機の遊戯操作用の操作ハンドル6内
に、磁気治療効果のある磁石16を設ける。遊戯客は、
遊戯中はその手Tで操作ハンドル6を把持し続けること
になるが、その間、磁気治療効果のある磁石16の磁気
を浴びることになる。これにより疲労防止作用が図られ
るから、手Tの凝りや疲労を感じることなく遊戯を続け
られる。
に、磁気治療効果のある磁石16を設ける。遊戯客は、
遊戯中はその手Tで操作ハンドル6を把持し続けること
になるが、その間、磁気治療効果のある磁石16の磁気
を浴びることになる。これにより疲労防止作用が図られ
るから、手Tの凝りや疲労を感じることなく遊戯を続け
られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機の操作ハン
ドル(以下、単にハンドルともいう)に関し、詳しく
は、パチンコ機の遊戯客が打球を弾発操作するための操
作ハンドルに関する。
ドル(以下、単にハンドルともいう)に関し、詳しく
は、パチンコ機の遊戯客が打球を弾発操作するための操
作ハンドルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機として、遊戯客が、そ
の一方の手で操作ハンドルの把持部を軽く把持し、或い
は、あてがうようにした下で、操作ハンドルに設けられ
た操作部にばね力に抗して一方に回転するような回転力
を付与し、ある角度回動(回転)させることで打球を弾
発操作するようにしたものがある。このものでは、ハン
ドルの操作部の回動角度を変えることで、連続して打ち
出される打球の飛び具合が調節されるようになってい
る。このようなパチンコ機では、遊戯客は、打球の飛び
具合を目で追いながら入賞を狙うようになっているた
め、ハンドルを把持して操作部の回転角度を微妙に調節
する必要がある。しかも、打球は連続して行われるた
め、遊戯客は、遊戯中、継続してそのハンドルの把持部
を把持しつつ打球に応じて操作部を微妙に左右に回動さ
せ、所望とする打球となるようにその回転角を調節し続
ける必要がある。
の一方の手で操作ハンドルの把持部を軽く把持し、或い
は、あてがうようにした下で、操作ハンドルに設けられ
た操作部にばね力に抗して一方に回転するような回転力
を付与し、ある角度回動(回転)させることで打球を弾
発操作するようにしたものがある。このものでは、ハン
ドルの操作部の回動角度を変えることで、連続して打ち
出される打球の飛び具合が調節されるようになってい
る。このようなパチンコ機では、遊戯客は、打球の飛び
具合を目で追いながら入賞を狙うようになっているた
め、ハンドルを把持して操作部の回転角度を微妙に調節
する必要がある。しかも、打球は連続して行われるた
め、遊戯客は、遊戯中、継続してそのハンドルの把持部
を把持しつつ打球に応じて操作部を微妙に左右に回動さ
せ、所望とする打球となるようにその回転角を調節し続
ける必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなハンドルの
操作には、大きな力は要しない。とはいえ、長時間遊戯
する場合には、遊戯客は、その間、同じ姿勢で、同じ力
を掛け続ける必要があり、しかも、その間は入賞を狙っ
て微妙な調節をし続けることになることから、かなりの
緊張を伴う。このようなことから、遊戯に熱中している
ときでも、時間がたつにつれ、ハンドルの把持部や操作
部に触れる手の指、掌、甲、ないし手首に、個人差はあ
るものの凝りや疲労がでてくる。この結果、従来のパチ
ンコ機では、快適な遊戯が妨げられたり、或いは、遊戯
途中で嫌気がさしてしまうといった問題があった。一方
で、遊戯の途中で操作ハンドルから手を離して休めた
り、自らマッサージを行ったりすると、入賞のツキを逃
すことにもなりかねず、したがって、遊戯客としては、
疲労を覚悟しながらも、遊戯に熱中することになり、結
果として、遊戯終了時には疲労困憊を招いてしまうとい
った問題があった。
操作には、大きな力は要しない。とはいえ、長時間遊戯
する場合には、遊戯客は、その間、同じ姿勢で、同じ力
を掛け続ける必要があり、しかも、その間は入賞を狙っ
て微妙な調節をし続けることになることから、かなりの
緊張を伴う。このようなことから、遊戯に熱中している
ときでも、時間がたつにつれ、ハンドルの把持部や操作
部に触れる手の指、掌、甲、ないし手首に、個人差はあ
るものの凝りや疲労がでてくる。この結果、従来のパチ
ンコ機では、快適な遊戯が妨げられたり、或いは、遊戯
途中で嫌気がさしてしまうといった問題があった。一方
で、遊戯の途中で操作ハンドルから手を離して休めた
り、自らマッサージを行ったりすると、入賞のツキを逃
すことにもなりかねず、したがって、遊戯客としては、
疲労を覚悟しながらも、遊戯に熱中することになり、結
果として、遊戯終了時には疲労困憊を招いてしまうとい
った問題があった。
【0004】本発明は、上記した問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、長時間、操作ハン
ドルを把持ないし操作して遊戯を続ける際の遊戯客の指
や掌等の凝りや疲労を、遊戯をしながら緩和ないし解消
することのできる、パチンコ機の操作ハンドルを提供す
ることにある。
たもので、その目的とするところは、長時間、操作ハン
ドルを把持ないし操作して遊戯を続ける際の遊戯客の指
や掌等の凝りや疲労を、遊戯をしながら緩和ないし解消
することのできる、パチンコ機の操作ハンドルを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係るパチンコ機の操作ハンドルは、遊戯客
の接手部に対応する部位に、磁気治療効果のある磁性体
を設けたことを特徴とする。磁性体は、遊戯客の接手部
に対応する部位であって操作ハンドルの内部に設けると
よい。そしてこの場合には、前記磁性体を、前記操作ハ
ンドルに対して回動可能に設けられた回動部材に取着す
ると共に、該回動部材を前記操作ハンドルの外側から回
動可能の構成としてもよい。
め、本発明に係るパチンコ機の操作ハンドルは、遊戯客
の接手部に対応する部位に、磁気治療効果のある磁性体
を設けたことを特徴とする。磁性体は、遊戯客の接手部
に対応する部位であって操作ハンドルの内部に設けると
よい。そしてこの場合には、前記磁性体を、前記操作ハ
ンドルに対して回動可能に設けられた回動部材に取着す
ると共に、該回動部材を前記操作ハンドルの外側から回
動可能の構成としてもよい。
【0006】
【作用】遊戯客は、遊戯中、操作ハンドルを軽く把持し
続けている。このため、その間、その接手部に対応する
部位に設けられた磁性体からでる磁力線の作用により、
遊戯客の手の指や掌などに磁気治療作用が及ぶこととな
り、凝りや疲労が緩和ないし解消される。つまり、本発
明に係るパチンコ機の操作ハンドルによれば、遊戯客は
遊戯中、自動的に磁気治療を受けることができる。した
がって、長時間にわたって遊戯を続けても、凝りや疲労
を招くことが少ない。
続けている。このため、その間、その接手部に対応する
部位に設けられた磁性体からでる磁力線の作用により、
遊戯客の手の指や掌などに磁気治療作用が及ぶこととな
り、凝りや疲労が緩和ないし解消される。つまり、本発
明に係るパチンコ機の操作ハンドルによれば、遊戯客は
遊戯中、自動的に磁気治療を受けることができる。した
がって、長時間にわたって遊戯を続けても、凝りや疲労
を招くことが少ない。
【0007】
【実施例】本発明を具体化した実施例について、図1な
いし図6を参照して詳細に説明する。図中、1はパチン
コ機であり、前面の遊戯板2の下部には、払い出された
景品球を貯留し、かつ発射位置に打球を供給する上皿3
を備えており、そして、その下方の前面には、上皿3に
貯留されなかった景品球を貯留する下皿4と灰皿5、そ
して本発明の要旨とする、遊戯客において打球の弾発力
の調節をするための操作ハンドル6が取り付けられてい
る。
いし図6を参照して詳細に説明する。図中、1はパチン
コ機であり、前面の遊戯板2の下部には、払い出された
景品球を貯留し、かつ発射位置に打球を供給する上皿3
を備えており、そして、その下方の前面には、上皿3に
貯留されなかった景品球を貯留する下皿4と灰皿5、そ
して本発明の要旨とする、遊戯客において打球の弾発力
の調節をするための操作ハンドル6が取り付けられてい
る。
【0008】操作ハンドル6は、本例では、把持部7と
操作部8とからなり、把持部7は合成樹脂製で略半球中
空状(お椀状)をなし、その開口側をパチンコ機の前面
に固着される同芯段付き状の筒体9の開口に突き合わせ
るようにし、その下で、筒体9側からねじ部材10によ
り螺着されて構成されている。一方、操作部8は、筒体
9の拡径部11の外周に凹設された周溝12に、所定の
幅で遊嵌状に外嵌されており、周溝12上を所定の角度
のみスライド状に回動できるように形成されている。本
例では、操作部8は、指止め用の2つの凸部13を備え
ており、これに指を当てるようにして、右側に回転力を
付与することで、図2中、2点鎖線で示したように、軸
線回りに所定角度回動し、この操作部8と、リブ14を
介して一体となっている中空軸部15を回動させること
により、その回動角に応じて打球の弾発力が増大するよ
うになっており、自由状態では、ばね力により元の位置
に戻るようになっている。
操作部8とからなり、把持部7は合成樹脂製で略半球中
空状(お椀状)をなし、その開口側をパチンコ機の前面
に固着される同芯段付き状の筒体9の開口に突き合わせ
るようにし、その下で、筒体9側からねじ部材10によ
り螺着されて構成されている。一方、操作部8は、筒体
9の拡径部11の外周に凹設された周溝12に、所定の
幅で遊嵌状に外嵌されており、周溝12上を所定の角度
のみスライド状に回動できるように形成されている。本
例では、操作部8は、指止め用の2つの凸部13を備え
ており、これに指を当てるようにして、右側に回転力を
付与することで、図2中、2点鎖線で示したように、軸
線回りに所定角度回動し、この操作部8と、リブ14を
介して一体となっている中空軸部15を回動させること
により、その回動角に応じて打球の弾発力が増大するよ
うになっており、自由状態では、ばね力により元の位置
に戻るようになっている。
【0009】さて、本例では、操作ハンドル6をなす把
持部7の内側に、遊戯客の接手部(掌)に対応する部位
に次のようにして磁性体として永久磁石16が設けられ
ている。すなわち、把持部7の内側の頂面17寄り部位
には、軸線方向に突出するボス18を備えており、かつ
その中央にはねじ穴19が設けられている。そして、こ
のねじ穴19に、円筒状をなし、所定の磁気治療効果の
ある磁力を有する金属製永久磁石(以下、単に磁石とも
いう)16が、その内部にねじ部材20を挿通して螺着
され、把持部7内の空間に設けられている。ただし、本
例では、この磁石16の端面(ボス18と反対側)に
は、円弧板(割円板)状をなす鉄片(鉄板)21が当接
状態とされて螺着されており、鉄片21の周縁先端22
が、遊戯客の手が把持部7に接触するときの各指(先)
にほぼ対応(対面)する位置となるように、図2中、2
点鎖線で示したように傾斜状にて螺着されている。な
お、鉄片21の周縁先端22は、頂面17側に、つまり
操作ハンドル6の前方(遊戯客側)に向かって断面略
「く」の字状に曲げられており、しかも把持部(椀体)
7の内面に若干の間隙を保持して配置されている。
持部7の内側に、遊戯客の接手部(掌)に対応する部位
に次のようにして磁性体として永久磁石16が設けられ
ている。すなわち、把持部7の内側の頂面17寄り部位
には、軸線方向に突出するボス18を備えており、かつ
その中央にはねじ穴19が設けられている。そして、こ
のねじ穴19に、円筒状をなし、所定の磁気治療効果の
ある磁力を有する金属製永久磁石(以下、単に磁石とも
いう)16が、その内部にねじ部材20を挿通して螺着
され、把持部7内の空間に設けられている。ただし、本
例では、この磁石16の端面(ボス18と反対側)に
は、円弧板(割円板)状をなす鉄片(鉄板)21が当接
状態とされて螺着されており、鉄片21の周縁先端22
が、遊戯客の手が把持部7に接触するときの各指(先)
にほぼ対応(対面)する位置となるように、図2中、2
点鎖線で示したように傾斜状にて螺着されている。な
お、鉄片21の周縁先端22は、頂面17側に、つまり
操作ハンドル6の前方(遊戯客側)に向かって断面略
「く」の字状に曲げられており、しかも把持部(椀体)
7の内面に若干の間隙を保持して配置されている。
【0010】しかして、本例では、掌のほぼ中央が把持
部7の頂面17の外側に当接したとき、磁石16の一方
の端面つまり一方の極がその頂面17を介して手に接触
するようになっているとともに、反対側の端面が反対の
極をなすと共に、その反対側の端面に取着された鉄片2
1により、その鉄片21の周縁先端22に対応する把持
部7の外側に指(先)が位置するように設定されてい
る。この結果、図6中、2点鎖線で示したように、磁力
線は鉄片21の周縁先端22と把持部7の頂面17側、
つまり磁石16の一方の極との空間を常時通過してい
る。
部7の頂面17の外側に当接したとき、磁石16の一方
の端面つまり一方の極がその頂面17を介して手に接触
するようになっているとともに、反対側の端面が反対の
極をなすと共に、その反対側の端面に取着された鉄片2
1により、その鉄片21の周縁先端22に対応する把持
部7の外側に指(先)が位置するように設定されてい
る。この結果、図6中、2点鎖線で示したように、磁力
線は鉄片21の周縁先端22と把持部7の頂面17側、
つまり磁石16の一方の極との空間を常時通過してい
る。
【0011】このような本例では、図6で示したよう
に、遊戯客において把持部7の外側に指ないし手Tを当
てるようにし、その下で把持部7を包み込むようにして
軽く把持し、かつ指先を操作部8の凸部13に当てるよ
うにして適宜回動させ、打球を弾発するとき、つまり遊
戯中には、遊戯客の手の指先から掌ないし手首にかけて
磁力線が作用している。したがって、遊戯の過程で、同
時に磁気マッサージを受けることができ、手の血行が増
進される結果、凝りや疲労が緩和ないし解消される。本
例では、磁石16の一方の極側である端面に(割円)板
状をなす鉄片21を設けるとともに、その周縁先端22
を操作ハンドル6の前方(遊戯客側)に向けたため、磁
力線がその周縁先端22にて集中するので、磁気治療効
果も高いものが期待される。なお、本例において、鉄片
21の周縁先端22に対応する、把持部7の外側面に、
図2に示したように、指当て部として適宜に凹設した凹
部23を5か所設けておくとよい。この様にすれば、各
指に確実に磁気を浴びせることができるからである。
に、遊戯客において把持部7の外側に指ないし手Tを当
てるようにし、その下で把持部7を包み込むようにして
軽く把持し、かつ指先を操作部8の凸部13に当てるよ
うにして適宜回動させ、打球を弾発するとき、つまり遊
戯中には、遊戯客の手の指先から掌ないし手首にかけて
磁力線が作用している。したがって、遊戯の過程で、同
時に磁気マッサージを受けることができ、手の血行が増
進される結果、凝りや疲労が緩和ないし解消される。本
例では、磁石16の一方の極側である端面に(割円)板
状をなす鉄片21を設けるとともに、その周縁先端22
を操作ハンドル6の前方(遊戯客側)に向けたため、磁
力線がその周縁先端22にて集中するので、磁気治療効
果も高いものが期待される。なお、本例において、鉄片
21の周縁先端22に対応する、把持部7の外側面に、
図2に示したように、指当て部として適宜に凹設した凹
部23を5か所設けておくとよい。この様にすれば、各
指に確実に磁気を浴びせることができるからである。
【0012】なお、本実施例の具体化に当たっては、操
作ハンドル6内に磁気治療効果のある磁性体が内蔵され
ている旨の説明(注意書)をパチンコ機1の適所に、或
いはパチンコホールの適所に表示しておくことにより、
遊戯客にそれを知らせるようにするとよい。以下の実施
例についても同様の表示をしておけばよい。
作ハンドル6内に磁気治療効果のある磁性体が内蔵され
ている旨の説明(注意書)をパチンコ機1の適所に、或
いはパチンコホールの適所に表示しておくことにより、
遊戯客にそれを知らせるようにするとよい。以下の実施
例についても同様の表示をしておけばよい。
【0013】図7は、上記実施例のように、磁石に設け
た鉄片を単に割円状とすることなく、割円状の鉄片21
の周縁先端22に間隔をおいて適宜の切欠24をつけた
ものを例示する。本例では、指の数(5本)に対応する
ように、4つの切欠24を設けてある。これは、把持部
7を把持する際には、指相互に若干の間隙ができるのが
自然であることに対応させたものである。このようにす
れば、指ごとに集中して効率的に磁力線を浴びせること
ができる。なお、この作用ないし効果をより高めるため
には、この場合にも把持部7の外側面に、図7,図8に
示したように、指当て部としての適宜の凹部23を設け
ておき、この凹部23に対応する部位、つまり凹部23
の裏側に、切欠の設けられた鉄片21の周縁先端22が
位置するようにするとよい。なお、本発明の磁性体は、
それ自体で適度の磁気治療効果の期待される磁石であれ
ばよく、したがって、鉄片はなくともよい。
た鉄片を単に割円状とすることなく、割円状の鉄片21
の周縁先端22に間隔をおいて適宜の切欠24をつけた
ものを例示する。本例では、指の数(5本)に対応する
ように、4つの切欠24を設けてある。これは、把持部
7を把持する際には、指相互に若干の間隙ができるのが
自然であることに対応させたものである。このようにす
れば、指ごとに集中して効率的に磁力線を浴びせること
ができる。なお、この作用ないし効果をより高めるため
には、この場合にも把持部7の外側面に、図7,図8に
示したように、指当て部としての適宜の凹部23を設け
ておき、この凹部23に対応する部位、つまり凹部23
の裏側に、切欠の設けられた鉄片21の周縁先端22が
位置するようにするとよい。なお、本発明の磁性体は、
それ自体で適度の磁気治療効果の期待される磁石であれ
ばよく、したがって、鉄片はなくともよい。
【0014】さて次に、本発明を具体化した別の実施例
について、図9及び図10を参照して説明する。ただ
し、このものは、上記の実施例の変形とでもいうべきも
のであるから、相違点のみ説明し、同一部位には、同一
の符号を付すに止める。すなわち、このものは、把持部
7の外側面に、指当て部として適宜の凹部23,23を
設けておき、把持部7の内面であって、この凹部23,
23に対応する部位の裏側に、それぞれ磁気治療効果の
ある磁石(磁性体)26を個別(本例では5個)に接着
等により固着したものである。このようにしたときは、
指を中心とする部位の凝りや疲労を緩和するのに有効で
ある。なお、磁力線は、図10中、2点鎖線で示したよ
うに作用する。なお、図示はしないが、把持部7の外側
面の凹部23をやや深めに形成しておくなどし、磁石を
その凹部に外側から嵌め込むようにしてもよい。
について、図9及び図10を参照して説明する。ただ
し、このものは、上記の実施例の変形とでもいうべきも
のであるから、相違点のみ説明し、同一部位には、同一
の符号を付すに止める。すなわち、このものは、把持部
7の外側面に、指当て部として適宜の凹部23,23を
設けておき、把持部7の内面であって、この凹部23,
23に対応する部位の裏側に、それぞれ磁気治療効果の
ある磁石(磁性体)26を個別(本例では5個)に接着
等により固着したものである。このようにしたときは、
指を中心とする部位の凝りや疲労を緩和するのに有効で
ある。なお、磁力線は、図10中、2点鎖線で示したよ
うに作用する。なお、図示はしないが、把持部7の外側
面の凹部23をやや深めに形成しておくなどし、磁石を
その凹部に外側から嵌め込むようにしてもよい。
【0015】さて次に、本発明を具体化したさらに別の
実施例について、図11ないし図15を参照して説明す
る。ただし、このものは、上記の実施例においてはいず
れも磁性体が把持部に固定されたのに対し、磁性体を把
持部内で回動可能とした点のみが相違するもので、上記
実施例の改良とでもいうべきものであり、基本的には共
通するので、同一の部位には同一の符号を付し、相違点
を中心として説明する。
実施例について、図11ないし図15を参照して説明す
る。ただし、このものは、上記の実施例においてはいず
れも磁性体が把持部に固定されたのに対し、磁性体を把
持部内で回動可能とした点のみが相違するもので、上記
実施例の改良とでもいうべきものであり、基本的には共
通するので、同一の部位には同一の符号を付し、相違点
を中心として説明する。
【0016】本例では、把持部7の頂面側に、操作部8
の回動の軸Jと同芯状にして円形穴31が貫設されてお
り、その円形穴31の内周縁面には、その円に沿って、
幅狭状のリブ32が周設されている。一方、この円形穴
31には、リブ32を挟みかつ把持部7に対して円形穴
31の内周縁面に沿って回動する回動部材33が次のよ
うにして、形成、取着されている。すなわち、回動部材
33は、リブ32を挟むようにして把持部7の外側に位
置し外側にツマミ34を備えて回転可能に形成された回
転基板35と、これの把持部7からの分離(抜け)防止
のため、把持部7の内側に位置し回転可能の環状をなす
抜け止め板36とからなり、この抜け止め板36を回転
基板35にねじ部材37により螺着されて一体化され、
その状態で、円形穴31の内周に沿って回動するように
形成されている。しかして、回動部材33は、外側から
ツマミ34を把持して適度の力で回転基板35に回転力
を付与すると、円形穴31から分離することなく、適度
の摩擦の下、円形穴31の内周面に沿って、一体となっ
て回動するように構成されている。
の回動の軸Jと同芯状にして円形穴31が貫設されてお
り、その円形穴31の内周縁面には、その円に沿って、
幅狭状のリブ32が周設されている。一方、この円形穴
31には、リブ32を挟みかつ把持部7に対して円形穴
31の内周縁面に沿って回動する回動部材33が次のよ
うにして、形成、取着されている。すなわち、回動部材
33は、リブ32を挟むようにして把持部7の外側に位
置し外側にツマミ34を備えて回転可能に形成された回
転基板35と、これの把持部7からの分離(抜け)防止
のため、把持部7の内側に位置し回転可能の環状をなす
抜け止め板36とからなり、この抜け止め板36を回転
基板35にねじ部材37により螺着されて一体化され、
その状態で、円形穴31の内周に沿って回動するように
形成されている。しかして、回動部材33は、外側から
ツマミ34を把持して適度の力で回転基板35に回転力
を付与すると、円形穴31から分離することなく、適度
の摩擦の下、円形穴31の内周面に沿って、一体となっ
て回動するように構成されている。
【0017】一方、回転基板35の内側中央には、ボス
38が突出形成されており、その中央にはねじ穴39が
設けられ、上記と同様の円筒状をなす磁性体(永久磁
石)16をその端面に鉄片41を介在させた下、磁石1
6の中空部をボス38に挿通し、ねじ部材42をボス3
8のねじ穴39に螺着することで、回動部材33に取着
している。しかして、磁石16は、操作ハンドル6に対
して回動可能にして設けられた回動部材33に設けられ
ており、回動部材33を操作ハンドル6の外側からツマ
ミ34を回動操作することでその位置を変位可能に構成
されている。なお、本例での鉄片41は、正面から見
て、舌片状をなしており、その一端部のみが把持部7の
内面に微小な間隙を保持するようにして延びており、さ
らにその先端43が把持部7の頂面側に向かうように
「く」の字状に曲げられている。また、外側正面(図1
1)から見て、この鉄片41の延びている方向は、回転
基板35の外側に設けられたツマミ34の直径(長手)
方向であり、かつ印44側に設定されており、したがっ
て、把持部7のうちこの印44側に磁気治療効果が主と
して及ぶように設定されている。図12中の2点鎖線
は、磁力線を示す。
38が突出形成されており、その中央にはねじ穴39が
設けられ、上記と同様の円筒状をなす磁性体(永久磁
石)16をその端面に鉄片41を介在させた下、磁石1
6の中空部をボス38に挿通し、ねじ部材42をボス3
8のねじ穴39に螺着することで、回動部材33に取着
している。しかして、磁石16は、操作ハンドル6に対
して回動可能にして設けられた回動部材33に設けられ
ており、回動部材33を操作ハンドル6の外側からツマ
ミ34を回動操作することでその位置を変位可能に構成
されている。なお、本例での鉄片41は、正面から見
て、舌片状をなしており、その一端部のみが把持部7の
内面に微小な間隙を保持するようにして延びており、さ
らにその先端43が把持部7の頂面側に向かうように
「く」の字状に曲げられている。また、外側正面(図1
1)から見て、この鉄片41の延びている方向は、回転
基板35の外側に設けられたツマミ34の直径(長手)
方向であり、かつ印44側に設定されており、したがっ
て、把持部7のうちこの印44側に磁気治療効果が主と
して及ぶように設定されている。図12中の2点鎖線
は、磁力線を示す。
【0018】このように本例では磁石(磁性体)16
が、操作ハンドル6に対して回動可能に設けられた回動
部材33に取着されており、しかも、回動部材33を操
作ハンドル6の外側からツマミ34を回動することで磁
石16の位置を変位可能に構成されている。したがっ
て、遊戯客においては、自己の好みや、遊戯中の手の凝
りや疲れの位置に合わせてを磁石16の位置を選択的に
調節することができるので、疲労感を感じることなく、
快適に遊戯に熱中することができる。なお、パチンコ機
の適所に、或いはパチンコホールの適所には、操作ハン
ドル6内部に治療効果のある磁性体が内蔵されている旨
と、ツマミ34を回すことにより、その位置を調節可能
である旨の説明を表示しておけばよい。
が、操作ハンドル6に対して回動可能に設けられた回動
部材33に取着されており、しかも、回動部材33を操
作ハンドル6の外側からツマミ34を回動することで磁
石16の位置を変位可能に構成されている。したがっ
て、遊戯客においては、自己の好みや、遊戯中の手の凝
りや疲れの位置に合わせてを磁石16の位置を選択的に
調節することができるので、疲労感を感じることなく、
快適に遊戯に熱中することができる。なお、パチンコ機
の適所に、或いはパチンコホールの適所には、操作ハン
ドル6内部に治療効果のある磁性体が内蔵されている旨
と、ツマミ34を回すことにより、その位置を調節可能
である旨の説明を表示しておけばよい。
【0019】本発明においては、上記の実施例に限定さ
れるものではない。磁気治療効果のある磁性体は、遊戯
客の接手部に対応する部位のうち、操作ハンドル内に、
つまり操作ハンドル内の適宜の空所であって遊戯客の手
にハンドルを介して対面する部位に設けてあるのが好ま
しいが、操作ハンドルの外側に適宜の凹部などを設ける
などしてその凹部に嵌め込むようにしてもよい。また、
操作ハンドル内に設ける場合でもその設置部位は、上記
実施例のものに限定されるものではない。また、磁性体
としては、磁気治療効果があるものであればよい。磁気
の強さ(磁束密度)は、適宜のものを選択使用すればよ
い。磁性体の種類としては、金属製磁石、フェライト磁
石、ゴム磁石などの永久磁石が例示される。なお、磁石
は、なるべく、そのN極が皮膚面に近づくようにして配
置するのが磁気治療効果の点で適切である。
れるものではない。磁気治療効果のある磁性体は、遊戯
客の接手部に対応する部位のうち、操作ハンドル内に、
つまり操作ハンドル内の適宜の空所であって遊戯客の手
にハンドルを介して対面する部位に設けてあるのが好ま
しいが、操作ハンドルの外側に適宜の凹部などを設ける
などしてその凹部に嵌め込むようにしてもよい。また、
操作ハンドル内に設ける場合でもその設置部位は、上記
実施例のものに限定されるものではない。また、磁性体
としては、磁気治療効果があるものであればよい。磁気
の強さ(磁束密度)は、適宜のものを選択使用すればよ
い。磁性体の種類としては、金属製磁石、フェライト磁
石、ゴム磁石などの永久磁石が例示される。なお、磁石
は、なるべく、そのN極が皮膚面に近づくようにして配
置するのが磁気治療効果の点で適切である。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、遊戯客は、遊戯を楽しんでいる間、或いは、
遊戯後も含め、つまりその手が操作ハンドルに触れてい
る間は自動的に磁力を浴びることになり、その刺激によ
る磁気治療を受けることができる。したがって、長時間
にわたって遊戯を続けても、磁力の作用により、指、掌
等の血行がよくなる分、凝りや疲労を招くことがないの
で快適に遊戯を楽しむことができる。凝り性や疲労しや
すい遊戯客にとっては、福音となる。
によれば、遊戯客は、遊戯を楽しんでいる間、或いは、
遊戯後も含め、つまりその手が操作ハンドルに触れてい
る間は自動的に磁力を浴びることになり、その刺激によ
る磁気治療を受けることができる。したがって、長時間
にわたって遊戯を続けても、磁力の作用により、指、掌
等の血行がよくなる分、凝りや疲労を招くことがないの
で快適に遊戯を楽しむことができる。凝り性や疲労しや
すい遊戯客にとっては、福音となる。
【図1】本発明の操作ハンドルの一実施例を具体化した
パチンコ機の正面図。
パチンコ機の正面図。
【図2】図1の操作ハンドル部分の拡大正面図。
【図3】図2における中央縦断側面図。
【図4】図2の操作ハンドルの把持部、装着される磁
石、鉄片などの分解斜視図。
石、鉄片などの分解斜視図。
【図5】図2の操作ハンドルの斜視図。
【図6】図2の操作ハンドルの使用状態を説明する中央
縦断破断側面図。
縦断破断側面図。
【図7】本発明に係るパチンコ機の操作ハンドルの別の
実施例の拡大正面図。
実施例の拡大正面図。
【図8】図7の操作ハンドルの斜視図。
【図9】本発明に係るパチンコ機の操作ハンドルの別の
実施例の拡大正面図。
実施例の拡大正面図。
【図10】図9の中央縦断破断側面図。
【図11】本発明に係るパチンコ機の操作ハンドルの別
の実施例の拡大正面図。
の実施例の拡大正面図。
【図12】図11の中央縦断破断側面図。
【図13】図12における要部拡大図。
【図14】図11の操作ハンドルの把持部、装着される
磁石、鉄片などの分解斜視図。
磁石、鉄片などの分解斜視図。
【図15】図11の操作ハンドルの斜視図。
1 パチンコ機 6 操作ハンドル 16,26 磁性体 33 回動部材
Claims (3)
- 【請求項1】 遊戯客の接手部に対応する部位に、磁気
治療効果のある磁性体を設けたことを特徴とする、パチ
ンコ機の操作ハンドル。 - 【請求項2】 遊戯客の接手部に対応する部位であって
内部に、磁気治療効果のある磁性体を設けたことを特徴
とする、パチンコ機の操作ハンドル。 - 【請求項3】 前記磁性体を、前記操作ハンドルに対し
て回動可能に設けられた回動部材に取着すると共に、該
回動部材を前記操作ハンドルの外側から回動可能の構成
としたことを特徴とする請求項2記載のパチンコ機の操
作ハンドル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33869794A JPH08187329A (ja) | 1994-12-31 | 1994-12-31 | パチンコ機の操作ハンドル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33869794A JPH08187329A (ja) | 1994-12-31 | 1994-12-31 | パチンコ機の操作ハンドル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08187329A true JPH08187329A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=18320616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33869794A Pending JPH08187329A (ja) | 1994-12-31 | 1994-12-31 | パチンコ機の操作ハンドル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08187329A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6739021B2 (en) * | 2001-01-10 | 2004-05-25 | Billy Rabello | Therapeutic magnetic hand wrap or grip |
-
1994
- 1994-12-31 JP JP33869794A patent/JPH08187329A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6739021B2 (en) * | 2001-01-10 | 2004-05-25 | Billy Rabello | Therapeutic magnetic hand wrap or grip |
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