JPH0818695B2 - 育苗箱供給装置 - Google Patents

育苗箱供給装置

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JPH0818695B2
JPH0818695B2 JP62291198A JP29119887A JPH0818695B2 JP H0818695 B2 JPH0818695 B2 JP H0818695B2 JP 62291198 A JP62291198 A JP 62291198A JP 29119887 A JP29119887 A JP 29119887A JP H0818695 B2 JPH0818695 B2 JP H0818695B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、積み重ねられた育苗箱を1個ずつ送出する
ようにした育苗箱供給装置に関する。
(従来の技術) 例えば育苗用播種機においては、コンベア上に土入装
置、播種装置、散水装置等を設け、コンベアにより育苗
箱を一定速度で連続的に搬送しながら土入(床土、覆
土)、播種、散水等の所要作業を行なうようにしてい
る。
この場合コンベアに育苗箱を順次1個ずつ送出する必
要があるが、従来は積み重ねられた育苗箱を手作業でコ
ンベア上に1個ずつ載せていた。
(発明が解決しようとする問題点) 従って従来では育苗箱の送出を手作業で行なっていた
ため、作業が非常に面倒で人手を要した。
本発明は上記問題点に鑑み、積み重ねられた育苗箱を
1個ずつ人手を要さず自動的に送出できるようにしたも
のである。
(問題点を解決するための手段) この技術的課題を解決する本発明の第1の技術的手段
は、積み重ねられた最下段の育苗箱1を受ける係止部60
を有するロアリンク52と、積み重ねられた育苗箱1を前
記ロアリンク52の係止部60よりも一段上方で受ける係止
部69を有するアッパーリンク53とが設けられ、これらロ
アリンク52及びアッパーリンク53は、係止部60,69が育
苗箱1を受ける受け位置Kと、係止部60,69が育苗箱1
から外れる逃げ位置Lとに往復移動するように夫々揺動
自在に支持され、ロアリンク52又はアッパーリンク53の
一方が逃げ位置Lから受け位置Kに戻った後に他方が受
け位置Kから逃げ位置Lに移動するように、ロアリンク
52とアッパーリンク53とに受け位置Kから逃げ位置Lに
移動して受け位置Kに戻る揺動動作を順次間欠的に行な
わせる駆動機構90が設けられている点にあり、第2の技
術的手段は、積み重ねられた最下段の育苗箱1を受ける
係止部60を有するロアリンク52と、積み重ねられた育苗
箱1を前記ロアリンク52の係止部60よりも一段上方で受
ける係止部69を有するアッパーリンク53とが設けられ、
これらロアリンク52及びアッパーリンク53は、係止部6
0,69が育苗箱1を受ける受け位置Kと、係止部60,69が
育苗箱1から外れる逃げ位置Lとに往復移動するように
夫々揺動自在に支持され、ロアリンク52又はアッパーリ
ンク53の一方が逃げ位置Lから受け位置Kに戻った後に
他方が受け位置Kから逃げ位置Lに移動するように、ロ
アリンク52とアッパーリンク53とに受け位置Kから逃げ
位置Lに移動して受け位置Kに戻る揺動動作を順次間欠
的に行なわせる駆動機構90が設けられ、前記駆動機構90
は、ロアリンク52及びアッパーリンク53を夫々受け位置
Kに付勢するバネ88,89を有すると共に、該バネ88,89に
抗してロアリンク52及びアッパーリンク53を間欠的に逃
げ位置Lに揺動せしめるカム84,85を有する点にあり、
第3の技術的手段は、積み重ねられた最下段の育苗箱1
を受ける係止部60を有するロアリンク52と、積み重ねら
れた育苗箱1を前記ロアリンク52の係止部60よりも一段
上方で受け止める係止部69を有するアッパーリンク53と
が設けられ、これらロアリンク52及びアッパーリンク53
は、係止部60,69が育苗箱1を受ける受け位置Kと、係
止部60,69が育苗箱1から外れる逃げ位置Lとに往復移
動するように夫々揺動自在に支持され、ロアリンク52又
はアッパーリンク53の一方が逃げ位置Lから受け位置K
に戻った後に他方が受け位置Kから逃げ位置Lに移動す
るように、ロアリンク52とアッパーリンク53とに受け位
置Kから逃げ位置Lに移動して受け位置Kに戻る揺動動
作を順次間欠的に行なわせる駆動機構90が設けられ、前
記ロアリンク52、アッパーリンク53及び駆動機構90を支
持しかつ積重ねられた前記育苗箱1を収納する育苗箱収
納フレーム51が、育苗箱搬送用のコンベア7上に着脱自
在に取付けられている点にある。
(作 用) 育苗箱供給動作を第6図の流れ図を参照しながら説明
する。電源スイッチ93を入れると、まずカム84が第1図
に示す上方回動位置に無ければ、ホームポジションセン
サ94の可動接点94aが固定接点94c側に倒れ、リレー95が
作動し、これによりモータ81が駆動して、カム84,85が
第1図の状態になり、ロアリンク52が受け位置K、アッ
パーリンク53が逃げ位置Lに揺動した状態になる。そし
て、補助コンベア7上に育苗箱1が無ければ、箱有無検
知センサ96の可動接点96aが固定接点96c側に倒れ、この
ときフレーム51内の育苗箱1が箱切れでなければ、箱有
無検知センサ96、箱切れセンサ97を介してリレー95に電
流が流れ、モータ81が駆動する。
モータ81の駆動により、まず第1図に示すようにカム
84が上方位置でカム85が下方位置に回動した状態から、
第7図に示すようにカム84,85が前後方向に向いた状態
になり、これによってロアリンク52及びアッパーリンク
53の両者が受け位置Kに揺動した状態になり、積み重ね
られた最下段の育苗箱1をロアリンク52が受けると共
に、その上段の育苗箱1をアッパーリンク53が受けるよ
うになる。
次に、第8図に示すようにカム84が下方位置にカム85
が上方位置になるように回動し、これによってロアリン
ク52が逃げ位置Lに揺動し、アッパーリンク53が受け位
置Kに停止したままになるので、最下段の育苗箱1のみ
が補助コンベア7上に落下する。
育苗箱1の補助コンベア7上への落下によって、箱有
無検知センサ96の可動接点96aが固定接点96b側に倒れ、
箱有無検知センサ96からリレー95には電流が流れなくな
るが、ホームポジションセンサ94からリレー95に電流が
流れるようになっているので、モータ81はそのまま駆動
を続け、第9図に示すようにカム84,85は前後方向を向
いた状態になり、ロアリンク52及びアッパーリンク53の
両者が受け位置Kに揺動した状態になる。
さらにモータ81が駆動を続けると、第1図に示すよう
にカム84が上方位置にカム85が下方位置に回動し、最下
段の育苗箱1がロアリンク52に受けられた元の状態に戻
る。
そして、このとき補助コンベア7上に育苗箱1があれ
ば、リレー95が消磁し、モータ81が停止する。補助コン
ベア7上に育苗箱1が無くなれば、モータ81は駆動し、
以下ロアリンク及びアッパーリンク53が同様の揺動動作
をくり返し、積み重ねられた育苗箱1が順次下側から1
個ずつ補助コンベア7上に落下される。
なお、第6図に示すように、カム84,85が第1図に示
す回動位置からモータ81の駆動によって矢印a方向に回
動して、元の第1図に示す回動位置に戻るまでに、図示
省略のタイマがタイムアップした場合には、モータ81を
停止させて、図示省略の非常ランプが点灯するようにな
っている。
(実施例) 以下、本発明を図示の実施例に従って説明すると、第
1図において、Aは育苗箱1を1個ずつ送出するための
育苗箱供給装置、2は育苗箱1を一定速度で搬送する主
コンベアである。この主コンベア2上には土入装置3、
均平装置4、播種装置5及び散水装置6が設けられ、ま
た主コンベア2の搬送方向両端には、主コンベア2の搬
送速度よりも大なる搬送速度の補助コンベア7,8が設け
られている。
主コンベア2は平行に配置された左右一対の主フレー
ム9と、この一対の主フレーム9間に回転自在に挿支さ
れた多数の回転軸10と、この各回転軸10に左右一対づつ
取付けられたゴムロール11とを備えて成り、支柱12によ
り支持されている。各回転軸10は一端側のチエーン式等
の巻掛伝動機構13を介して相互に連動連結されている。
なお、主フレーム9は断面コ字状であって、その一方の
主フレーム9の内部に巻掛伝動機構13が収められてい
る。
補助コンベア7,8は、左右一対の補助フレーム16,17
と、主フレーム9先端部及び補助フレーム16,17先端部
に夫々回転自在に挿支された回転軸18,19及び回転軸20,
21と、これら回転軸18,19、20,21に取付けられたVプー
リ22,23、24,25と、これらVプーリ22,23、24,25に巻掛
けられたVベルト26,27とを備えて成る。回転軸18,19は
巻掛伝動機構28,29を介して回転軸10に連動連結されて
おり、またVプーリ22,23、24,25は補助コンベア7,8側
の搬送速度が主コンベア2側よりも若干速くなるように
ゴムロール11よりも若干大径とされている。補助コンベ
ア7,8側の回転軸18,19は、土入装置3の土入れ位置、散
水装置6の散水位置との間に、少なくとも育苗箱11個の
長さ分以上の間隔Lができるように設けられている。な
お、Vベルト26,27は中途部で支持棒30で下側から受け
られている。
土入装置3は床土入れと覆土とを兼用するもので、主
フレーム9上の側板31間に、ホッパー32と繰出ベルト33
とを備えて成り、その繰出ベルト33は巻掛伝動機構34を
介して回転軸10に連動連結されている。均平装置4は左
右一対の揺動アーム43の先端部間に回転ブラシ35を備
え、土入装置3により育苗箱1に入れられた床土を均平
するようになっている。
播種装置5は主フレーム9上の側板36により支持され
ており、ホッパー37と繰出ロール38とを有する。繰出ロ
ール38は巻掛伝動機構39及びクラッチを介して、側板36
に装着されたモータ40に連動連結されている。モータ40
は正逆転型であって、巻掛伝動機構41を介して回転軸10
に連動連結されており、従って、主コンベア2、補助コ
ンベア7,8、土入装置3は正逆転切換可能である。散水
装置6は育苗箱1の床土上に散水するためのものであ
る。
前記育苗箱供給装置Aは、第1図及び第2図に示すよ
うに、積み重ねられた育苗箱1を収納する育苗箱収納フ
レーム51と、前後一対のロアリンク52と、前後一対のア
ッパーリンク53とを備える。
育苗箱収納フレーム51は前後左右に起立状に上下方向
に配置された4本のアングル部材54と前後に対向するア
ングル部材54を連結する左右一対の連結部材55と、左右
に対向するアングル部材54をリンク52,53下方で連結す
る前後一対の連結部材56とを備え、育苗箱収納フレーム
51の下端を補助フレーム16及び主フレーム9にボルトナ
ット等で締付固定することにより、育苗箱収納フレーム
51は補助コンベア7上に着脱自在に取付けられている。
この育苗箱収納フレーム51のアングル部材54及び連結部
材56,57に取囲まれた内部に育苗箱1を積み重ねて収納
している。
各ロアリンク52は、左右一対の上下杆59と該上下杆59
の下端間に連結した係止部60とを有し、係止部60は左右
方向の板状であって、積み重ねられた最下段の育苗箱1
底部の前端部又は後端部を受けるように上下杆59から前
後方向内方に突出している。左右一対の上下杆59の上端
はアングル部材54にベアリング61等を介して前後軸廻り
回動自在に保持された支持筒62に固着され、これにより
各ロアリンク52は、係止部60が積み重ねられた最下段の
育苗箱1を受ける受け位置Kと、係止部60が育苗箱1か
ら外れる逃げ位置Lとに往復移動するように前記前後軸
63廻りに揺動自在に支持されている。
各アッパーリンク53は、左右一対の上下杆66と該上下
杆66の下端間に連結した連結板67と連結板67にボルト68
によって左右位置調整自在に取付けられた係止部69とを
有し、係止部69は、積み重ねられた育苗箱1の上縁部の
前後を前記ロアリンク52の係止部60よりも一段上方で受
けるように、連結板67から前後方向内方に突出してい
る。左右一対の上下杆66の上端はアングル部材54にベア
リング61,70等を介して前後軸廻りに回動自在に保持さ
れた支持軸71に固着され、これにより各ロアリンク52
は、係止部69が積み重ねられた育苗箱1を受ける受け位
置Kと、係止部69が育苗箱1から外れる逃げ位置Lとに
往復移動するように前記ロアリンク52と同軸の前後軸63
廻りに揺動自在に支持されている。
なお、係止部69を締結するためのボルト68が挿通され
るボルト孔72は連結板67に複数個列設されており、これ
らボルト孔72を選択することにより連結板67に対する係
止部69の取付位置を左右方向に調整でき、これにより第
4図に示すように育苗箱1の上縁部1aにリブ1b等が設け
られている場合に、係止部69をリブ1bから外して上縁部
1aを確実に受けることができるようになっている。
左右方向一方側の前後に対応する支持筒62には連結杆
75が夫々前後方向内方に突設され、これら連結杆75はフ
レーム51の前後方向中央部で横軸76廻りに相対回動自在
に互いに連結されている。また、左右方向一方側の前後
に対応する支持軸71には該支持軸71に固着した筒体77を
介して連結杆78が夫々前後方向内方に突設され、これら
連結杆78はフレーム51の前後方向中央部で横軸79廻りに
相対回動自在に互いに連結されている。
横軸76,79の上方には、第5図に示すモータ81によっ
て左右軸82廻りの矢印a方向に回転駆動されるカム84,8
5が設けられ、カム84は横軸76に外嵌装着したベアリン
グ86に上側から接当すると共に、カム85は横軸79に外嵌
装着したベアリング87に上側から接当されている。また
前記連結杆75,78はバネ88,89によって上方に引張され、
これにより横軸76はベアリング86を介してカム84に押圧
され横軸79はベアリング87を介してカム85に押圧されて
いる。従って、カム84,85の矢印a方向の回転によっ
て、バネ88,89の付勢に抗して横軸76,79が順次間欠的に
下方移動し、これによりロアリンク52とアッパーリンク
53とが受け位置Kから逃げ位置Lに移動して受け位置K
に戻る揺動動作を順次間欠的にくり返すようになってい
る。而して、ロアリンク52とアッパーリンク53とに揺動
動作をくり返させる駆動機構90が、カム84,85、バネ88,
89、モータ81、連結杆75,78等によって構成されてい
る。
第5図は前記モータ81を制御するための制御回路を示
し、同図において、92はヒューズ、93は電源スイッチで
ある。94はホームポジションセンサで、第1図に示すよ
うにカム84の上方に設けられ、カム84が上方位置(第1
図の状態)に回動したとき、該カム84に押圧されて可動
接点94aが固定接点94b側に倒れると共に、カム84が上方
位置から外れたとき、可動接点94aが固定接点94c側に倒
れるように構成されている。95はリレーで、a接点95a
を有する。96は箱有無検知センサで、第1図に示すよう
に育苗箱供給装置A下方の補助コンベア7上に設けら
れ、育苗箱供給装置A下方の補助コンベア7上に育苗箱
1が有ると、これを検出して可動接点96aが固定接点96b
側に倒れると共に、補助コンベア7上に育苗箱1が無い
とき、可動接点96aが固定接点96c側に倒れるように構成
されている。97は箱切れセンサで、フレーム51内に積み
重ねられた育苗箱1の有無を検出し、育苗箱1が有れば
可動接点97aが固定接点97b側に倒れると共に、育苗箱1
が無ければ固定接点97c側に倒れるように構成されてい
る。98は送出する育苗箱1が無いことを知らせるための
ブザーである。99はテスト用の押ボタンスイッチであ
る。
なお、前記実施例では、箱有無検知センサ96をフレー
ム51前端よりもやや前方に配置しているので、第10図に
示すようにロアリンク52から落下した育苗箱1が箱供給
装置Aの下方から完全に送出される前に、次の育苗箱1
が補助コンベア7上に落下することとなるが、この場合
後から落下した育苗箱1はフレーム51の連結板56によっ
て前の育苗箱1が箱供給装置A下方から完全に送出され
るまでその送出が阻止されるため、育苗箱1が第10図の
鎖線で示すように重なった状態で送出するようなことは
なく、順次後の育苗箱1が先行する育苗箱1に接当した
状態で、主コンベア2上を搬送できるようになってい
る。ただし、積み重ねられた育苗箱1を落下させる間隔
は前記実施例の場合に限定されず、例えば箱有無検知セ
ンサ96を第10図に鎖線で示す如くフレーム51後端より後
方に設け、落下した育苗箱1が箱供給装置Aの下方から
完全に送出した後に、次の育苗箱1を落下させるように
してもよい。また、タイマ等によって育苗箱1を落下さ
れる間隔を設定するようにしてもよい。
(発明の効果) 本発明によれば、ロアリンク52とアッパーリンク53と
が受け位置Kから逃げ位置Lに移動して受け位置Kに戻
る揺動動作を順次間欠的になすことにより、積み重ねら
れた育苗箱1を下側から順次落下させて、コンベア等に
よって育苗箱1を自動的に1個ずつ送出させることがで
き、育苗箱の供給の自動化を図って、積み重ねられた育
苗箱1を1個ずつ人手を要さず、送出し得る。
また、ロアリンク52及びアッパーリンク53を夫々受け
位置Kに付勢するバネ88,89を有するので、育苗箱1の
形状や大きさに多少の相異があっても、バネ88,89の付
勢力によってロアリンク52及びアッパーリンク53を受け
位置Kに揺動させて、係止部60,69によって育苗箱1を
確実に受けることができ、汎用性が大であると共に、育
苗箱1が不測に落下する惧れがなくなる。
さらに、ロアリンク52、アッパーリンク53及び駆動機
構90を支持しかつ積み重ねられた前記育苗箱1を収納す
る育苗箱収納フレーム51が、育苗箱搬送用のコンベア7
上に着脱自在に取付けられているので、コンベア7とは
別体の育苗箱供給装置の各構成部材を1つの育苗箱収納
フレーム51にユニットとして装着して、コンベア7を有
する各種の育苗用播種機等に簡単に取付けて使用するこ
とができ、この点からも汎用性が大で、取扱いに非常に
便利である。
しかも、前記駆動機構90は、ロアリンク52又はアッパ
ーリンク53の一方が逃げ位置Lから受け位置Kに戻った
後に他方が受け位置Kから逃げ位置Lに移動するよう
に、ロアリンク52とアッパーリンク53とに受け位置Kか
ら逃げ位置Lに移動して受け位置Kに戻る揺動動作を順
次間欠的に行なわせるので、ロアリンク52とアッパーリ
ンク53との両方が受け位置Kに位置する状態と、ロアリ
ンク52又はアッパーリンク53の一方が受け位置Kに位置
しかつ他方が逃げ位置Lに位置する状態とが、交互に発
生し、ロアリンク52又はアッパーリンク53のいずれか一
方は常に受け位置Kに位置していることとなり、積み重
ねられた育苗箱1はロアリンク52又はアッパーリンク53
のうちの少なくとも一方で必ず受け止められた状態にな
っている。従って、アッパーリンク53で育苗箱1を受け
る際には、ロアリンク52で受けられている状態の育苗箱
1のうちの最下段よりも一段上方の育苗箱1を受ければ
よく、また、ロアリンク52で育苗箱1を受ける際には、
アッパーリンク53で受けられている状態の育苗箱1をそ
のまま受ければよく、ロアリンク52又はアッパーリンク
53で育苗箱1を受ける際に、受け損ねたり大きな衝撃を
受けたりすることなく育苗箱1を確実かつスムーズに受
け止めることができ、その実用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す要部の側面図、第2図
は同平断面図、第3図は同全体側面図、第4図は同育苗
箱の側断面図、第5図は同制御回路図、第6図は動作説
明用の流れ図、第7図乃至第10図は動作説明用の側面図
である。 1……育苗箱、7……育苗箱搬送用の補助コンベア、51
……育苗箱収納フレーム、52……ロアリンク、53……ア
ッパーリンク、60,69……係止部、88,89……バネ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積み重ねられた最下段の育苗箱1を受ける
    係止部60を有するロアリンク52と、積み重ねられた育苗
    箱1を前記ロアリンク52の係止部60よりも一段上方で受
    ける係止部69を有するアッパーリンク53とが設けられ、
    これらロアリンク52及びアッパーリンク53は、係止部6
    0,69が育苗箱1を受ける受け位置Kと、係止部60,69が
    育苗箱1から外れる逃げ位置Lとに往復移動するように
    夫々揺動自在に支持され、ロアリンク52又はアッパーリ
    ンク53の一方が逃げ位置Lから受け位置Kに戻った後に
    他方が受け位置Kから逃げ位置Lに移動するように、ロ
    アリンク52とアッパーリンク53とに受け位置Kから逃げ
    位置Lに移動して受け位置Kに戻る揺動動作を順次間欠
    的に行なわせる駆動機構90が設けられていることを特徴
    とする育苗箱供給装置。
  2. 【請求項2】積み重ねられた最下段の育苗箱1を受ける
    係止部60を有するロアリンク52と、積み重ねられた育苗
    箱1を前記ロアリンク52の係止部60よりも一段上方で受
    ける係止部69を有するアッパーリンク53とが設けられ、
    これらロアリンク52及びアッパーリンク53は、係止部6
    0,69が育苗箱1を受ける受け位置Kと、係止部60,69が
    育苗箱1から外れる逃げ位置Lとに往復移動するように
    夫々揺動自在に支持され、ロアリンク52又はアッパーリ
    ンク53の一方が逃げ位置Lから受け位置Kに戻った後に
    他方が受け位置Kから逃げ位置Lに移動するように、ロ
    アリンク52とアッパーリンク53とに受け位置Kから逃げ
    位置Lに移動して受け位置Kに戻る揺動動作を順次間欠
    的に行なわせる駆動機構90が設けられ、前記駆動機構90
    は、ロアリンク52及びアッパーリンク53を夫々受け位置
    Kに付勢するバネ88,89を有すると共に、該バネ88,89に
    抗してロアリンク52及びアッパーリンク53を間欠的に逃
    げ位置Lに揺動せしめるカム84,85を有することを特徴
    とする育苗箱供給装置。
  3. 【請求項3】積み重ねられた最下段の育苗箱1を受ける
    係止部60を有するロアリンク52と、積み重ねられた育苗
    箱1を前記ロアリンク52の係止部60よりも一段上方で受
    け止める係止部69を有するアッパーリンク53とが設けら
    れ、これらロアリンク52及びアッパーリンク53は、係止
    部60,69が育苗箱1を受ける受け位置Kと、係止部60,69
    が育苗箱1から外れる逃げ位置Lとに往復移動するよう
    に夫々揺動自在に支持され、ロアリンク52又はアッパー
    リンク53の一方が逃げ位置Lから受け位置Kに戻った後
    に他方が受け位置Kから逃げ位置Lに移動するように、
    ロアリンク52とアッパーリンク53とに受け位置Kから逃
    げ位置Lに移動して受け位置Kに戻る揺動動作を順次間
    欠的に行なわせる駆動機構90が設けられ、前記ロアリン
    ク52、アッパーリンク53及び駆動機構90を支持しかつ積
    重ねられた前記育苗箱1を収納する育苗箱収納フレーム
    51が、育苗箱搬送用のコンベア7上に着脱自在に取付け
    られていることを特徴とする育苗箱供給装置。
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