JPS5829545Y2 - 流体圧応動スイツチ - Google Patents

流体圧応動スイツチ

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JPS5829545Y2
JPS5829545Y2 JP1978100378U JP10037878U JPS5829545Y2 JP S5829545 Y2 JPS5829545 Y2 JP S5829545Y2 JP 1978100378 U JP1978100378 U JP 1978100378U JP 10037878 U JP10037878 U JP 10037878U JP S5829545 Y2 JPS5829545 Y2 JP S5829545Y2
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pressure
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magnet
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JP1978100378U
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JPS5517263U (ja
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幸隆 宮川
真実 佐藤
悦夫 藤井
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本田技研工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、流体圧の変動に応じて切換作動される流体圧
応動スイッチ、特に本体に、第1または第2の作動状態
に選択的に切換えられる接点切換装置を設けると共に、
該装置を前記第1の作動状態に保持する第1位置と前記
第2の作動状態に保持する第2位置との間を移動し得る
受圧部を支持し、この受圧部の一端に、該受圧部が前記
第2位置側へ押圧されるよう流体圧を受ける受圧部を連
設し、前記受圧部と本体間に、該受圧部を前記第1位置
側へ常時弾発するばねを設けた構造のものに関する。
上記構造の流体圧応動スイッチは、例えば実公昭45−
11143号公報に示されるように既に公知であるが、
従来のものでは、上記受圧部がその受圧部に作用する流
体圧とばねの弾発力との均衡作用のみによって作動され
るようになっているので、流体圧が設定値を僅かに上下
してもスイッチがその都度切換作動されてしまい、従っ
てスイッチの切換作動が頻繁に繰り返されることになり
、該スイッチの耐久性のみならずそれによって作動制御
される電磁クラッチ、ポンプその他の機器の耐久性をも
損なう不具合がある。
本考案は上記に鑑み提案されたものであり、従来のもの
の上記不具合を解消することができ、しかも作動精度が
高く且つコンパクトで構造簡単な流体圧応動スイッチを
提供することを目的とする。
そして本考案は、前記構造の流体圧応動スイッチにおい
て、本体を磁性体より構成し、その本体内部に、前記受
圧杆が貫通し且つその受圧杆の長手方向一端側に開口部
を有する磁石収容室を形成し、この収容室に磁石を収容
すると共に該磁石の中心部に前記受圧杆を貫通固着し、
前記磁石収容室の開口部を、前記本体に取付けた磁性体
製の蓋板により被覆し、この蓋板と前記本体内壁との対
向面を、前記受圧杆が前記第1および第2位置にあると
き前記磁石をそれぞれ吸着させる一対の吸着面に構成し
、前記磁石の磁力と前記ばねの弾発力とを、それらの合
力が前記受圧杆を常に前記第1位置側へ偏倚させ且つそ
の偏倚力が前記第1位置で最大になると共に前記第2位
置で最小になるように設定したことを特徴とする。
以下、図面により本考案の実施例について説明すると、
まず第1図および第2図について、流体圧応動スイッチ
Sの本体1は中心線方向に突出する突出シリンダ部2と
、この突出シリンダ部2とは反対側に形成された円筒部
3とを有し、突出シリンダ部2の中心部には、受圧ピス
トン8と、この受圧ピストン8と一体的に滑液するよう
にして円筒部2の中心線に沿って延在する受圧杆9とを
軸方向に滑液自在に支持する滑液孔4が、中心線方向に
貫通して形成されている。
この際、本体1の磁性材料により形成され、また受圧杆
9は非磁性材料により形成されている。
滑液孔4の外端部には径大部が形成されており、この径
大部内には、シール部材5を介して、中心部に開孔7を
有するとともに受圧ピストン8の先端部を滑液自在に支
持して受圧ピストン8に対するストッパー機能を果たす
嵌装体6が嵌入されて固定されている。
突出シリンダ部2の先端側外周部は、シール部材10を
介して、流路12を有する連結体11の係合孔内に螺入
されている。
したがって、流路12を経て導入された流体はさらに開
孔7を経て受圧ピストン8の受圧面を押圧し、その結果
、受圧ピストン8は、流路12を経て導入された流体の
流体圧に応じて、受圧杆9を円筒部3の外方へ押圧移動
させようとする力を受ける。
円筒部3の内部には、受圧杆9が中心部を貫通し且つそ
の受圧杆9長手方向の、ピストン8と反対側に開口部を
有する磁石収容室Cが形成されている。
さらに円筒物3の内周面にははね圧調整シリンダ13が
螺合され、このシリンダ13の外周壁には、その直径線
上において相対向する、一対の軸方向の長孔15,15
’が形成される。
而して円筒部3内周面に形成される環状股部とばね圧調
整シリンダ13内端との間に、前記磁石収容室Cの開口
部を被覆する蓋板20が挟持されている。
受圧杆9の受圧ピストン8寄りの部分には、受圧ピスト
ン8が流体圧を受けていないときには本体1の段部18
内に入り込む径大部17が一体的に形成されており、こ
の径大部17に隣接して、受圧杆9上には前記磁石収容
室Cに収容される偏平な磁石19の中心部が貫通固着さ
れている。
受圧杆9上には、さらに磁石19に隣接して、蓋板20
の中心孔を貫通するボス部22を有するばね座21が嵌
合されている。
受圧杆9の外端寄りの部分には、ばね圧調整シリンダ1
3の一対の長孔15.15’から半径方向外方に突出す
る一対の突出腕25.25’を有するばね座24が受圧
杆9に対して滑液自在に嵌合されており、このばね座2
4とばね座21との間には押圧ばね23が介装されてい
る。
そして、ばね圧調整シリンダ13の雄ねじ14には各突
出腕25,25’と抑圧接触するようにして調整輪26
が螺合されていて、この調整輪26を回転操作すること
により、押圧ばね23の押圧力を調整することができる
ようになっている。
ばね圧調整シリンダ13の外端部内周側には支持部材2
7を介して、接点切換作動子29を内側に備えた接点切
換装置28が支持されている。
磁石19の軸方向の幅は、本体1の磁石19と接する面
と蓋板20との間の軸方向の間隔よりも小さく、また、
本体1と蓋板20とは共に磁性材料により形成されてい
ることから、受圧杆9および磁石19は、ばね座21を
介して常時押圧ばね23による押圧力を受け、受圧ピス
トン8が流体圧を受けていないときには、磁石19は本
体1に磁力により圧着している。
このときには、受圧杆9の先端は接点切換作動子29か
ら離れていることにより、接点切換装置28は、例えば
接状態に置かれている。
流路12から流体が導入されて受圧ピストン8が流体圧
を受け、この流体圧による受圧ピストン8に対する押圧
力が、磁石19と本体1との間の圧着力と抑圧はね23
の押圧力とに打勝つと、受圧杆9と磁石19とは接点切
換装置28側に押圧移動され、磁石19は蓋板20に圧
着するとともに、受圧杆9の先端は接点切換作動子29
を押圧して、接点切換装置28を例えば断状態に切換え
る。
この状態において、受圧ピストン8に作用する流体圧の
多少の降下変動があっても、磁石19はその磁力作用に
より蓋板20に対する圧着状態を保持し続ける。
そして、受圧ピストン8に作用する流体圧による押圧力
が充分に小さくなって、磁石19と蓋板20との間の圧
着力と協働しても押圧ばね23による押圧力に抗し切れ
なくなったとき、受圧杆9と磁石19とは本体1側に移
動し、磁石19は再び本体1に圧着するとともに、受圧
杆9の先端は接点切換作動子29から離れて、接点切換
装置28を再び例えば接状態に切換える。
第3図には、横軸に受圧杆9の軸方向変位をとり、特に
点01は磁石19が本体1に圧着したときの受圧杆9の
本体1に対する位置すなわち第1位置に、また点02は
磁石19が蓋板20に圧着したときの受圧杆9の本体1
に対する位置すなわち第2位置にそれぞれ対応している
一方、縦軸には受圧杆9に作用する前記第1位置側への
偏倚力をとる。
而して直線aはばね23の弾発力の変化を示し、曲線す
は受圧杆9に実際に作用する第1位置への偏倚力の変化
を示しており、したがって図の斜線部分は、磁石19の
、本体1および蓋板20に対する磁力の変化を示すもの
である。
ここで特に重要なことは、前記変倚力が常に正の値をと
り且つ前記第1位置01で最大O1Aになると共に前記
第2位置02で最小02Bになるように、磁石19の磁
力とばね23の弾発力とがそれぞれ選定されることであ
る。
このようにすれば、受圧杆9は、それが第1位置01に
保持された状態ではそこで最大となる前記偏倚力σ、A
を流体圧が上回らない限り第1位置01を離れず、一方
、該受圧杆9が第2位置02に保持された状態ではそこ
で最小となる前記偏倚力02Bを流体圧が下回らない限
り第2位置02を離れず、すなわち流体圧が上限61A
と下限02B間の範囲内で変動する限りにおいては接点
切換作動子29が受圧杆9によって切換作動されるよう
なことはない。
そして前記第1位置01に保持されていた受圧杆9が流
体圧の上昇により一旦第1位置O0を離れると、その途
中位置では該流体圧が前記偏倚力を常に上回わることか
ら、受圧杆9を途中停止させることなく第2位置02ま
で急速に移動させることができ、同様に前記第2位置0
2に保持されていた受圧杆9が流体圧の低下により一旦
第2位置02を離れると、その途中位置では該流体圧が
前記偏倚力を常に下回わることから、受圧杆9を途中停
止させることなく第1位置01 まで急速に移動させる
ことができる。
以上の実施例において蓋板20内面およびそれに対向す
る本体1の内壁面は、磁石19に対する、本考案の一対
の吸着面1 a 、20aをそれぞれ構成している。
第4図には、本考案の流体圧応動スイッチSを車輌用ア
ンチスキッドブレーキ装置の制御油圧回路に応用した場
合の一例が示されている。
第4図において、ブレーキペダル30により操作されて
制動油圧を発生するマスターシリンダ31は、油路32
を介してブレーキシリンダ33のポート34に連通して
おり、このポート34は、ブレーキシリンダ33内に互
いに対向した状態で滑液自在に嵌入されている一対のピ
ストン35゜35′の間に形成された制動油室36に連
通している。
各ピストン35.35’のロッド37゜37′はそれぞ
れブレーキシリンダ33の端壁3B、38’を滑液自在
に貫通して外方へ延び、それぞれの外端部において、対
応するブレーキシュー39.39’に連結されている。
したがって、マスターシリンダ31が発生した制動油が
油路32、ポート34を経て制動油室36内に導入され
ると、各ピストン35.35’は制動油圧を受けて互い
に離反する方向に移動し、その結果、各ブレーキシュー
39.39’は図示されていないブレーキドラムと摩擦
接触することにより、車輪に対して制動トルクを発生す
る。
しかし、このときの制動トルクの大きさが大きすぎると
車輪がロック状態となり、その結果、制動効率が低下す
るばかりでなく、車輪の方向安定性や操向性が失われ、
非常に危険な状態となるものである。
そこで、各ピストン35.35’と、対応する端壁38
゜38′との間にはそれぞれ制御油室40.40’が設
けられており、制動トルクの大きさに応じてこれらの制
御油室40.40’内に制御油を圧入することにより、
制動トルクが大きすぎて車輪がロック状態に至らないよ
うに、各ピストン35゜35′の外方への移動を制御す
るようになっている。
以下、そのための制御油圧回路の一例について説明する
ポンプPにより油路42を介して油槽T内から吸上げら
れて加圧された制御油は、油路43、逆止弁44、油路
45、蓄圧器46、油路47、切換弁■1、油路48、
ポート41を経て制御油室40内に導入されるとともに
、さらに油路48から分岐した油路49、ポート41′
を経て制御油室40′内にも導入されるようになってい
る。
この間、油路43内の制御油の一部は、油路50、IJ
IJ−フ弁51を経て油槽T内へ還流しうるようにな
っている。
また、制御油室40内の制御油は油路49,52を経る
とともに制御油室40′内の制御油は油路52を経た上
、さらに切換弁■2、油路53を経て油槽T内へ排出さ
れるようになっている。
ポンプPは、電源57よりスイッチ56を介して電力供
給を受ける電力モータMにより駆動される。
スイッチ56は、本考案に従う流体圧応動スイッチSに
より作動される電磁アクチュエータ55により、0N−
OFF制御されるようになっている。
流体圧応動スイッチSは、油路47から分岐した油路5
4を介して導入される制御油の油圧に応動して作動する
ようになっており、第1図および第2図に示された流体
圧応動スイッチが採用されるときには、油路54が流路
12に対応し、接点切換装置28の入力端端子が電磁ア
クチュエータ55に接続されるとともに、出力側端子が
接地されるような態様で組込まれる。
第4図に示された制御油圧回路は以上のように構成され
ているので、非制動時あるいは制動時であっても車輪の
ロックの可能性が全くない間は、第4図のように切換弁
■1は右側に、また切換弁■2は左側に、それぞれ図示
されていないコンピュータの判断に基づいて切換えられ
ている。
このときには、各制御油室40.40’は油槽T内に連
通しているので、制動力は自由に増大することができる
制動時において車輪のロックの可能性が生じると、切換
弁■1は右側に切換えられたまま、切換弁■2が右側に
切換えられる。
このときには、各制御油室40,40’内の制御油は封
鎖状態に置かれ、それ以上の各ピストン35.35’の
外方への移動を抑止するので、制動力はそれ以上増大し
ないように一定に保たれる。
制動力がさらに大きくなって車輪がロックしそうになる
と、切換弁■、は左側に切換えられるとともに、切換弁
■2は右側に切換えられたままの状態を保持する。
このときには、各制御油室40゜40′は油槽Tから遮
断されているとともに、各制御油室40,40’内には
制御油が圧入されるので、各ピストン35,35’は互
いに接近する方向に移動して制動力は減少する。
以上の各作動過程を通して、蓄圧器46には常にアンチ
スキッド制御を適切に行うに必要な制御油圧が保持され
ていなければならないが、この蓄圧器46内の制御油圧
は常時流体圧応動スイッチSにより検知され、それによ
って流体圧応動スイッチSは、制御油圧が上限を越える
とスイッチ56を切って電力モータMへの通電を停止す
るように電磁アクチュエータ55に作用し、また、制御
油圧が下限より下がるとスイッチ56を接続して電力モ
ータMに通電するように電磁アクチュエータ55に作用
する。
この間、流体圧応動スイッチSの作用により、制御油圧
が予め設定された上限と下限とを含む範囲内で変動して
も、その変動に対応して電力モータMおよびポンプPが
安易に駆動停止をしたり駆動を開始したりすることはな
く、安定して駆動あるいは停止を継続しつつ、制御油圧
の上限および下限に対応して確実に作動態様を切換えて
、蓄圧器46内の制御油圧を、アンチスキッド制御を適
切に行うに必要な範囲内に保持する。
以上のように本考案によれば、本体1に、第1または第
2の作動状態に選択的に切換えられる接点切換装置28
を設けると共に、該装置28を前記第1の作動状態に保
持する第1位置と前記第2の作動状態に保持する第2位
置との間を摺動し得るよう受圧杆9を支持し、この受圧
杆9の一端に、該受圧杆9が前記第2位置側へ押圧され
るよう流体圧を受ける受圧部を連設し、前記受圧部9と
本体1間に、該受圧部9を前記第1位置へ常時弾発する
ばね23を設けた流体圧応動スイッチにおいて、前記本
体1を磁性体より構成し、その本体1内部に、前記受圧
部9が貫通し且つその受圧部9の長手方向一端側に開口
部を有する磁石収容室Cを形成し、この収容室Cに磁石
19を収容すると共に該磁石19の中心部に前記受圧部
9を貫通固着し、前記磁石収容室Cの開口部を、前記本
体1に取付けた磁性体製の蓋板20により被覆し、この
蓋板20と前記本体1内壁との対向面を、前記受圧部9
が前記第1および第2位置にあるとき前記磁石19をそ
れぞれ吸着させる一対の吸着面1 a 、20aに構成
し、前記磁石19の磁力と前記ばね23の弾発力とを、
それらの合力が前記受圧部9を常に前記第1位置側へ偏
倚させ且つその偏倚力が前記第1位置で最大になると共
に前記第2位置で最小になるように設定したので、前記
受圧部9は、それが第1位置に保持された状態ではそこ
で最大となる前記偏倚力を流体圧が上回らない限り第1
位置を離れず、一方、該受圧部9が第2位置に保持され
た状態ではそこで最小となる前記偏倚力を流体圧が下回
らない限り第2位置を離れず、すなわち流体圧が予め設
定された上限と下限間の範囲内で変動する限りにおいて
は接点切換装置28が切換作動されることなく一方の作
動状態に確実に保持され、従って、流体圧の僅かの変動
でも切換作動が頻繁に繰り返されるといった、前記従来
のスイッチがもつ不具合が解消され、スイッチ自体は勿
論のこと、それによって作動制御される各種機器の耐久
性を高めることができる。
特に、前記第1位置に保持されていた受圧部9が流体圧
の上昇により一旦第1位置を離れると、その途中位置で
は該流体圧が前記偏倚力を常に上回わることから、受圧
部9を途中停止させることなく第2位置まで急速に移動
させることができ、同様に前記第2位置に保持されてい
た受圧部9が流体圧の低下により一旦第2位置を離れる
と、その途中位置では該流体圧が前記偏倚力を常に下回
わることから、受圧部9を途中停止させることなく第1
位置まで急速に移動させることができ、従って、流体圧
が予め設定された前記上限或いは下限を僅かでも越える
だけで接点切換装置28を迅速確実に切換作動させるこ
とができ、スイッチの応答性並びに作動精度を高めるこ
とができる。
さらに受圧部9に前記偏倚力の一部となる磁力を作用さ
せるための磁石19を、本体1内部に設けた磁石収容室
Cに収容し、その収容室C開口部を被覆する蓋板20と
本体1内壁との対向面を、磁石19に対する一対の吸着
面1 a 、20aとしたことにより、磁石19および
両眼着面1 a 、 20aに外部の鉄粉等が侵入付着
するのを確実に阻止して磁石19を吸着面1 a 、2
0aに適確に密着させることができ、従って該磁石19
の移動変位に対応する受圧部9の作動ストロークを常に
一定に保持することができる上、受圧部9が前記第1お
よび第2位置にあるときの該受圧部9に及ぼす前記偏倚
力を常に一定に保持することができ、スイッチの作動精
度を一層高めることができる。
しかも前記蓋板20とそれに対向する本体1内壁とが、
磁石19に対する一対の吸着板と、受圧部9の移動限を
規制する一対のストッパ板とにそれぞれ兼用されること
から、吸着板およびストッパ板を特別に設ける必要がな
く、構造が簡単でコストを著しく低減することができる
さらにまた前記磁石19はその中心部に受圧部9を直接
に貫通固着するので、該磁石19と受圧部9間に特別な
連動機構を一切設ける必要がない上、その両者の同軸配
置が可能になり、全体として構造を著しく小型且つ簡単
化することができ、コンパクトなスイッチが得られると
共にそのコストを一層低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に従う流体圧応動スイッチの
縦断面図、第2図は第1図とは異なった方向から見た流
体圧応動スイッチの側面図、第3図は第1図の流体圧応
動スイッチの作動特性を示すグラフ、第4図は流体圧応
動スイッチを車輌用アンチスキッドブレーキ装置に応用
した場合の一例を示す回路図である。 1・・・本体、1a・・・吸着面、9・・・受圧部、1
9・・・磁石、20・・・蓋板、20a・・・吸着面、
13,26・・・弾発力調節手段としてのばね圧調整シ
リンダ、調整輪、28・・・接点切換装置、C・・・磁
石収容室。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 本体1に、第1または第2の作動状態に選択的に切
    換えられる接点切換装置28を設けると共に、該装置2
    8を前記第1の作動状態に保持する第1位置と前記第2
    の作動状態に保持する第2位置との間を摺動し得るよう
    受圧部9を支持し、この受圧部9の一端に、該受圧部9
    が前記第2位置側へ押圧されるよう流体圧を受ける受圧
    部を連設し、前記受圧部9と本体1間に、該受圧部9を
    前記第1位置へ常時弾発するばね23を設けた流体圧応
    動スイッチにおいて、前記本体1を磁性体より構成し、
    その本体1内部に、前記受圧部9が貫通し且つその受圧
    部9の長手方向一端側に開口部を有する磁石収容室Cを
    形成し、この収容室Cに磁石19を収容すると共に該磁
    石19の中心部に前記受圧部9を貫通固着し、前記磁石
    収容室Cの開口部を、前記本体1に取付けた磁性体製の
    蓋板20により被覆し、この蓋板20と前記本体1内壁
    との対向面を、前記受圧部9が前記第1および第2位置
    にあるとき前記磁石19をそれぞれ吸着させる一対の吸
    着面1’a、20aに構威し、前記磁石19の磁力と前
    記ばね23の弾発力とをそれらの合力が前記受圧部9を
    常に前記第1位置側へ偏倚させ且つその偏倚力が前記第
    1位置で最大になると共に前記第2位置で最小になるよ
    うに設定したことを特徴とする流体圧応動スイッチ。 ■ 実用新案登録請求の範囲第0項記載の流体圧応動ス
    イッチにおいて、前記ばね23と本体1間に、該ばね2
    3の弾発力を任意に増減調節し得る弾発力調節子役を設
    けた、流体圧応動スイッチ。
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JPS4511143Y1 (ja) * 1967-07-04 1970-05-19

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JPS5517263U (ja) 1980-02-02

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