JP2569523Y2 - 液圧制御装置 - Google Patents

液圧制御装置

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JP2569523Y2
JP2569523Y2 JP3247592U JP3247592U JP2569523Y2 JP 2569523 Y2 JP2569523 Y2 JP 2569523Y2 JP 3247592 U JP3247592 U JP 3247592U JP 3247592 U JP3247592 U JP 3247592U JP 2569523 Y2 JP2569523 Y2 JP 2569523Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、リニアソレノイドによ
る軸方向推力と、液圧機器の液圧および戻しばねによる
反力とを軸方向両側から受けるスプールが、液圧機器を
液圧供給源に連通させる位置ならびに液圧機器をリザー
バに連通させる位置間での移動を可能としてハウジング
に摺動可能に嵌合される液圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる装置は、たとえば特開平3
−136963号公報等により知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものでは、ハウジングおよびスプール間に単一の戻しば
ねが介設されているものであり、戻しばねが破損したと
きには、リニアソレノイドの電力付勢を停止したときに
スプールが戻らず、液圧機器への液圧作用解除が困難と
なる。
【0004】本考案は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、スプールを確実に戻し得るようにした液圧制
御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の考案によれば、ハウジングおよびス
プール間には、一対の戻しばねが相互に並列に配設され
る。
【0006】また請求項2記載の考案によれば、上記請
求項1記載の考案の構成に加えて、ハウジングには、液
圧機器の液圧を受けてスプールを軸方向に押圧する反力
ピストンが摺動可能に嵌合され、一対の戻しばねのうち
一方はスプールおよびハウジング間に配設され、他方の
戻しばねは反力ピストンおよびハウジング間に配設され
る。
【0007】さらに請求項3記載の考案によれば、上記
請求項2記載の考案の構成に加えて、ハウジングは、ス
プールを摺動自在に嵌合させる円筒状のガイド部材と、
該ガイド部材の端部に嵌合されるとともに反力ピストン
を摺動自在に嵌合させるプラグとが、支持ブロックに嵌
合、固定されて成り、一方の戻しばねはスプールおよび
プラグ間に介設され、他方の戻しばねは、プラグに嵌着
される止め輪および反力ピストン間に介設される。
【0008】
【実施例】以下、図面により本考案の一実施例について
説明する。
【0009】図1ないし図3は本考案の一実施例を示す
ものであり、図1は全体縦断面図、図2は図1の要部拡
大図、図3はスプールの斜視図である。
【0010】先ず図1において、ブレーキペダル1に
は、制動操作量を検出するための踏力センサ2を介して
反力発生手段3が連結されており、踏力センサ2で検出
される制動操作量に応じた制動液圧が、液圧制御装置4
から液圧機器としてのブレーキ装置5に与えられる。
【0011】液圧制御装置4は、本考案に従って構成さ
れるものであり、リニアソレノイド6が制御弁7に組付
けられて成る。
【0012】リニアソレノイド6のインナーハウジング
8は、ヨーク9および固定コア10が非磁性筒体11の
両端に嵌合、連結されて成り、またアウターハウジング
12は、一端が固定コア10に係合される磁性筒体13
の他端がヨーク9にかしめ結合されて成る。
【0013】ヨーク9には可動コア14が摺動自在に嵌
合されており、該可動コア14に中間部が固定されるプ
ランジャ15の一端が摺動軸受16を介してヨーク9で
支承され、またプランジャ15の他端は、固定コア10
を移動自在に貫通するとともに該固定コア10に装着さ
れた摺動軸受17で摺動自在に支承される。
【0014】ヨーク9および固定コア10には、半径方
向外方に張出す鍔部9a,10aがそれぞれ一体に設け
られており、両鍔部9a,10a間には、ボビン18に
巻装されたコイル19がインナーハウジング8を囲繞し
て配置される。
【0015】制御弁7のハウジング20は、支持ブロッ
ク21に弁ハウジング22が嵌合、固定されて成るもの
である。而して支持ブロック21には、その一端側から
順に、第1ねじ孔23と、第1ねじ孔23よりも小径の
嵌合孔24と、嵌合孔24よりも小径の第2ねじ孔25
と、第2ねじ孔25よりも小径の第1取付孔26と、第
1取付孔26よりも小径である有底の第2取付孔27と
が同軸に穿設されており、リニアソレノイド6は、その
固定コア10の一部を嵌合孔24に流体密に嵌合させて
磁性筒体13の一端を第1ねじ孔23に螺合することに
より、ハウジング20に結合される。
【0016】図2を併せて参照して、弁ハウジング22
は、円筒状のガイド部材28にプラグ29が嵌合されて
成るものである。ガイド部材28には、摺動孔30と、
該摺動孔30との間に段差状のストッパ面31を形成し
て摺動孔30に同軸に連なる大径孔32とが設けられ
る。またガイド部材28の一端には、弁ハウジング22
の第1および第2取付孔26,27に対する挿脱作業を
容易とするために、図示しない治具を連結するためのね
じ軸部28aが同軸に突設され、ガイド部材28の他端
には、支持筒部28bが同軸に突設される。一方、プラ
グ29は、大径孔32に嵌合される有底円筒部29aの
開口端に半径方向外方に張出す鍔部29bが一体に設け
られて成り、有底円筒部29aは鍔部29bが支持筒部
28bに当接するまでガイド部材28の大径孔32に嵌
合される。しかも有底円筒部29aの外面には大径孔3
2の内面に接触する環状のシール部材33が嵌着され
る。このようにガイド部材28にプラグ29を嵌合させ
て成る弁ハウジング22が第1および第2取付孔26,
27に嵌合される。しかもガイド部材28の一端には、
第2ねじ孔25に螺合されるロックナット34が当接さ
れており、第2取付孔27の閉塞端にプラグ29が当接
するまでロックナット34を締付けることにより、弁ハ
ウジング22が支持ブロック21に嵌合、固定されるこ
とになる。
【0017】リニアソレノイド6および弁ハウジング2
2を支持ブロック21に固定した状態で、リニアソレノ
イド6の固定コア10およびガイド部材28間には、解
放室35が形成され、この解放室35は、支持ブロック
21に設けられる解放ポート36を介してリザーバ37
に連通される。また支持ブロック21には、液圧供給源
38に通じる入力ポート39と、ブレーキ装置5に通じ
る出力ポート40とが設けられており、液圧供給源38
は、リザーバ37から作動液を汲上げるポンプ41と、
該ポンプ41に接続されるアキュムレータ42と、ポン
プ41の作動を制御するための圧力スイッチ43とを備
える。
【0018】ガイド部材28における摺動孔30の内面
には、解放室35に通じる解放用環状溝46と、入力用
環状溝47とが軸方向に間隔をあけた位置に設けられて
おり、入力用環状溝47は、入力ポート39に連通して
ガイド部材28の外面および第1取付孔26の内面間に
形成される環状室48に連通される。
【0019】また前記両環状溝46,47間の中央部で
摺動孔30の内面には、ガイド部材28の半径方向に延
びる連通孔49の内端が開口されており、該連通孔49
の外端は、ガイド部材28の外面に形成される環状の溝
50に開口される。而して連通孔49の途中には、ガイ
ド部材28の軸方向に延びる通路51が連通されてお
り、該通路51は出力ポート40に連通される。
【0020】ガイド部材28の外面には、溝50の両側
をシールするシール部材52,53と、環状室48の両
側を前記シール部材53とともにシールするシール部材
54とが装着される。
【0021】図3を併せて参照して、前記摺動孔30に
はスプール58が摺動可能に嵌合される。しかも該スプ
ール58の一端には、リニアソレノイド6のプランジャ
15が同軸に当接され、プラグ29における有底円筒部
29aの閉塞端を摺動可能に貫通する反力ピストン59
がスプール58の他端に同軸に当接される。
【0022】スプール58の他端部には、大径孔32お
よび摺動孔30間のストッパ面31に当接し得るフラン
ジ60が半径方向外方に張出して設けられており、フラ
ンジ60がストッパ面31に当接することにより、スプ
ール58のリニアソレノイド6側への移動端が規制され
る。
【0023】スプール58の外周には、連通孔49に常
時連通する環状の凹部61と、スプール58の軸方向に
沿う凹部61の一側で周方向に間隔をあけた複数個所た
とえば4個所で凹部61に連なる円形凹部62と、スプ
ール58の軸方向に沿う凹部61の他側で周方向に間隔
をあけた複数個所たとえば4個所で凹部61に連なる円
形凹部63とが設けられており、スプール58がそのフ
ランジ60をストッパ面31に当接させた位置にあると
きには連通孔49が凹部61および円形凹部62を介し
て解放用環状溝46に連通し、またスプール58がその
フランジ60をストッパ面31から離反させた位置にあ
るときには連通孔49が凹部61および円形凹部63を
介して入力用環状溝47に連通する。
【0024】ところで、摺動孔30の大径孔31側の開
口端縁にはテーパ状の面取部30aが設けられており、
フランジ60がストッパ面31に当接した状態では、摺
動孔30の内面、面取部30aおよびフランジ60によ
り環状の液溜64が形成される。一方、ガイド部材28
およびプラグ29間には、大径孔32の内面で外周を規
定される液室65が形成されており、フランジ60に
は、前記液溜64を液室65に連通させる通路60aが
周方向複数個所たとえば4個所を切欠くことにより形成
される。またスプール58には、液室65を解放室32
に連通させる連通路66が設けられており、液室65に
は作動液が充満されている。しかも連通路66の途中に
は絞り67が介設される。
【0025】液室65内には、プラグ29およびフラン
ジ60間に縮設されるコイル状の第1戻しばね68が収
納されており、スプール58は、この第1戻しばね68
のばね力によりフランジ60をストッパ面31に当接さ
せる方向に付勢される。
【0026】反力ピストン59は、スプール58に比べ
て小径に形成されており、その一端がスプール58に同
軸に当接される。また反力ピストン59の他端は、支持
ブロック21および弁ハウジング22間に形成されて出
力ポート40に通じる反力室69に臨むものであり、反
力ピストン59の他端に嵌合されるリテーナ70と、プ
ラグ29における有底円筒部29aの開口端内面に嵌着
される止め輪71との間に、コイル状の第2戻しばね7
2が縮設されており、反力ピストン59、すなわち反力
ピストン59に同軸に当接しているスプール58は、第
2戻しばね72のばね力によりフランジ60をストッパ
面31に当接させる方向に付勢される。したがって、ス
プール58と、ハウジング20との間には、第1および
第2戻しばね68,72が並列にして介設されることに
なる。
【0027】再び図1において、踏力センサ2の検出信
号は制御手段76に入力されるものであり、該制御手段
76は、踏力センサ2で検出された制動操作量に応じた
電気量でリニアソレノイド6のコイル19を付勢する。
而してリニアソレノイド6は、コイル19への入力電気
量に応じた軸方向推力を可動コア14すなわちプランジ
ャ15に与えるものであり、該プランジャ15が制御弁
7のスプール58に同軸に当接されていることにより、
スプール58は、リニアソレノイド6からの前記軸方向
推力で出力ポート40すなわち連通孔49を入力用環状
溝47すなわち入力ポート39に連通する方向に押圧さ
れることになる。一方、スプール58には、相互に並列
な第1および第2戻しばね68,72により前記軸方向
推力に対抗するばね力が与えられるとともに、反力室6
9すなわち出力ポート40の液圧が反力ピストン59に
作用することにより反力ピストン59からの反力が前記
軸方向推力に対抗して与えられることになる。このよう
にして、スプール58は、リニアソレノイド6の推力
と、第1および第2戻しばね68,72のばね力ならび
に反力ピストン59からの反力とが均衡するように、出
力ポート40を解放ポート36に連通させる位置と出力
ポート40を入力ポート39に連通させる位置との間で
摺動孔30内を移動し、これにより出力ポート40から
ブレーキ装置5には、コイル19への入力電気量に応じ
た制動液圧が作用することになる。
【0028】次にこの実施例の作用について説明する
と、コイル19が励磁されたときには、可動コア14が
固定コア10側に吸引され、スプール58が連通孔49
を入力用環状溝47に連通させることにより、液圧供給
源38からの液圧が出力ポート40からブレーキ装置5
に作用することになる。この際、リニアソレノイド6
は、入力電気量に応じた軸方向推力をプランジャ15す
なわちスプール58に与えるものであり、反力室69す
なわち出力ポート40の液圧が反力ピストン59に作用
するのに応じた反力ピストン59からの反力が前記プラ
ンジャ15からの推力に対抗してスプール58に作用す
る。したがって反力室69すなわち出力ポート40の液
圧は、コイル19への入力電気量に対応したものとな
る。
【0029】このような液圧制御装置4において、スプ
ール58とは別体であって該スプール58の他端に同軸
に当接される反力ピストン59がプラグ29に摺動自在
に嵌合され、反力ピストン59の端部を臨ませる反力室
69がハウジング20に形成され、該反力室69は出力
ポート40に連通されるので、反力ピストン59からス
プール58に作用する反力は、該反力ピストン59が比
較的小径であって受圧面積が小さいことによって比較的
小さいものとなり、したがってリニアソレノイド6で発
生する推力を小さく抑えることができ、それによってリ
ニアソレノイド6の小型化を図ることができる。
【0030】またスプール58およびハウジング20間
には、相互に並列な第1および第2戻しばね68,72
が介設されているので、両戻しばね68,72のいずれ
か一方が破損しても、いずれか他方によりスプール58
にばね力を作用させることができ、コイル19を消磁し
たときにブレーキ装置5への液圧作用状態を確実に解除
することができる。
【0031】しかも第2戻しばね72は、反力ピストン
59をスプール58に常時当接させるための機能をも有
するものであり、並列配置とするためだけに用いられる
ものではないので部品点数が増えることはない。またガ
イド部材28にプラグ29を嵌合させて弁ハウジング2
2を構成し、スプール58およびプラグ29間に第1戻
しばね68が、プラグ29に嵌着される止め輪71およ
び反力ピストン59間に第2戻しばね72がそれぞれ縮
設されるので、制御弁7の組付けおよび分解作業が容易
となる。
【0032】さらに第2取付孔27の閉塞端に対向する
ガイド部材28の端面には出力ポート40の液圧が作用
し、ガイド部材28は第1および第2取付孔26,27
から離脱する方向に向けて液圧による押圧力が作用する
が、支持ブロック21に螺合されたロックナット34で
ガイド部材28が受けられるので、ガイド部材28に作
用する前記押圧力がリニアソレノイド6側に作用するこ
とを回避し、それによりリニアソレノイド6側の強度増
大を図ることを不要とすることができる。
【0033】ところで、スプール58におけるフランジ
60がガイド部材28のストッパ面31に当接した状態
が長時間持続すると、フランジ60およびストッパ面3
1が乾燥・固着することが考えられるが、フランジ60
がストッパ面31に当接した状態では、フランジ60、
摺動孔30内面およびスプール58外面により環状の液
溜64が形成され、その液溜64がフランジ60の通路
60aを介して液室65に連通しているので、フランジ
60およびストッパ面31の長期放置による乾燥・固着
を防止することができる。
【0034】以上、本考案の実施例を詳述したが、本考
案は上記実施例に限定されるものではなく、実用新案登
録請求の範囲に記載された本考案を逸脱することなく種
々の小設計変更を行なうことが可能である。
【0035】
【考案の効果】以上のように請求項1記載の考案によれ
ば、ハウジングおよびスプール間には、一対の戻しばね
が相互に並列に配設されるので、両戻しばねの一方が破
損してもスプールを確実に戻して、液圧機器への液圧作
用状態を解除することができる。
【0036】また請求項2記載の考案によれば、上記請
求項1記載の考案の構成に加えて、ハウジングには、液
圧機器の液圧を受けてスプールを軸方向に押圧する反力
ピストンが摺動可能に嵌合され、一対の戻しばねのうち
一方はスプールおよびハウジング間に配設され、他方の
戻しばねは反力ピストンおよびハウジング間に配設され
るので、反力ピストンを設けたことにより必要となるば
ねを有効に利用することにより、一対の戻しばねの並列
配置に伴う部品点数の増大を回避することができる。
【0037】さらに請求項3記載の考案によれば、上記
請求項2記載の考案の構成に加えて、ハウジングは、ス
プールを摺動自在に嵌合させる円筒状のガイド部材と、
該ガイド部材の端部に嵌合されるとともに反力ピストン
を摺動自在に嵌合させるプラグとが、支持ブロックに嵌
合、固定されて成り、一方の戻しばねはスプールおよび
プラグ間に介設され、他方の戻しばねは、プラグに嵌着
される止め輪および反力ピストン間に介設されるので、
組付けおよび分解作業を容易とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液圧制御装置の縦断面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】スプールの斜視図である。
【符号の説明】
4 液圧制御装置 5 液圧機器としてのブレーキ装置 6 リニアソレノイド 20 ハウジング 28 ガイド部材 29 プラグ 37 リザーバ 38 液圧供給源 58 スプール 59 反力ピストン 68,72 戻しばね 71 止め輪

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リニアソレノイド(6)による軸方向推
    力と、液圧機器(5)の液圧および戻しばね(68,7
    2)による反力とを軸方向両側から受けるスプール(5
    8)が、液圧機器(5)を液圧供給源(38)に連通さ
    せる位置ならびに液圧機器(5)をリザーバ(37)に
    連通させる位置間での移動を可能としてハウジング(2
    0)に摺動可能に嵌合される液圧制御装置において、ハ
    ウジング(20)およびスプール(58)間には、一対
    の戻しばね(68,72)が相互に並列に配設されるこ
    とを特徴とする液圧制御装置。
  2. 【請求項2】 ハウジング(20)には、液圧機器
    (5)の液圧を受けてスプール(58)を軸方向に押圧
    する反力ピストン(59)が摺動可能に嵌合され、一対
    の戻しばね(68,72)のうち一方(68)はスプー
    ル(58)およびハウジング(20)間に配設され、他
    方の戻しばね(72)は反力ピストン(59)およびハ
    ウジング(20)間に配設されることを特徴とする請求
    項1記載の液圧制御装置。
  3. 【請求項3】 ハウジング(20)は、スプール(5
    8)を摺動自在に嵌合させる円筒状のガイド部材(2
    8)と、該ガイド部材(28)の端部に嵌合されるとと
    もに反力ピストン(59)を摺動自在に嵌合させるプラ
    グ(29)とが、支持ブロック(21)に嵌合、固定さ
    れて成り、一方の戻しばね(68)はスプール(58)
    およびプラグ(29)間に介設され、他方の戻しばね
    (72)は、プラグ(29)に嵌着される止め輪(7
    1)および反力ピストン(59)間に介設されることを
    特徴とする請求項2記載の液圧制御装置。
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