JPH08186512A - 最適整合回路取得方式 - Google Patents

最適整合回路取得方式

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Publication number
JPH08186512A
JPH08186512A JP6327729A JP32772994A JPH08186512A JP H08186512 A JPH08186512 A JP H08186512A JP 6327729 A JP6327729 A JP 6327729A JP 32772994 A JP32772994 A JP 32772994A JP H08186512 A JPH08186512 A JP H08186512A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
matching
matching circuit
impedance
circuit
constant table
Prior art date
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Pending
Application number
JP6327729A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Ishino
巌 石野
Makoto Abukawa
誠 虻川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 常に最良の整合回路を取得し、インピーダン
ス整合が得られるまでの時間を大幅に短縮するばかりで
なく、リレーの切替回数を大幅に削減し、リレーの寿命
を延長してシステムの信頼性を向上する。 【構成】 複数の整合回路C1〜C3,L1〜L3を用
い、更新式定数テーブルに従い最初に指定された整合回
路C1でインピーダンス整合を行い、整合がとれない時
は次に指定された整合回路C2に切替えて整合を行い、
以下整合がとれない時は順次切替え、n番目の整合回路
C3で整合がとれた場合、整合のとれた整合回路C3を
定数テーブルの先頭に書込む一方、最後の整合回路まで
切替えても整合がとれない場合は整合不良の処理を行う
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の整合回路を用い
て整合を行なう場合の整合回路の取得方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図2はディジタル整合方式の空中線整合
回路の1例を示す説明図である。図2において1は送受
信部よりなる短波無線機、2はアンテナ、3は無線機1
のインピーダンスとアンテナ2のインピーダンスの誤差
を検出する誤差検出器、4はインピーダンス整合を図る
ための整合回路、5は誤差信号を入力してデータ処理を
行い、リレーデータ(切替)信号を出力するマイクロプ
ロセッサ、HFKEYはパワーを出す為の信号(PTT
(プレストゥトーク) と同じ意味) 、iNTLKはCP
LRがエラー状態の時PTTを禁止する信号、CPLR PTT
OUTは整合動作を行う為の信号、RS−422は高速/
遠距離用インターフェースの意味である。データ処理シ
ステムの高速化、長距離化に対応するための電気的特性
を定めた規格である。6はリレーデータ信号を入力して
複数のリレーから選択作動して整合回路を指定し整合を
図るリレー駆動部である。このような整合装置にあって
は、無線機1とアンテナ2のインピーダンス差を誤差検
出器3により検出し、誤差信号をマイクロプロセッサ5
に入力してデータ処理を行い、これより出力するリレー
データ信号をリレー駆動部6に入力してリレーを選択作
動させ、整合回路を指定することにより誤差がゼロにな
るようにして整合を図るものである。また、整合の良否
判定は、VSWR(電圧定在波比)をPf,Pr信号に
より算出して行なう。
【0003】図4は従来方式を説明するためのフローチ
ャートである。従来方式は、16種類(1つの周波数区
分には6種類)の整合回路を用い、これを図5に示す固
定式定数テーブルに従い、指定の順番で切替える。整合
は最初に指定された整合回路C1で整合がとれないと、
次に指定された整合回路C2へマイクロプロセッサ5に
より切替えて整合を行なう。整合がとれなかった場合
は、C3,L1,L2,L3へ順次切替えて最後の回路
まで切替える。全ての回路で整合不良となったら、整合
不良の処理を行なう。n(1〜6)番目で整合を行い、
整合がとれた時はその時点で整合動作終了となる。整合
不良になる理由として以下のようなものがある。 (1) 各セットによりコイルL1〜L3及びコンデン
サC1〜C3の熱の上昇による温度特性がある。コイル
が冷えた状態の時と温たまった状態で抵抗値が変わる
為、消費電力も多くなり電圧定在波比も変化してくる。 (2) 各セットにおける同調(TUNE)パワーの変
動による電圧定在波比の安定が保たれない。 以上のような事から各セットによって整合回路定数を固
定値として設定しても、整合がとれたりとれなかったり
することがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来方式
にあっては、複数の整合回路を予じめ定められた定数テ
ーブルの指定順序C1〜C3,L1〜L3に従い、切替
えて整合を図る方式であるから、固定式のテーブル定数
検索による整合回路を指定する優先順位が固定されてい
るため、整合時間が長く、リレー切替回数が多くなると
いう課題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明方式は、上記の課
題を解決するため、図1に示すように複数の整合回路C
1〜C3,L1〜L3を用い、更新式定数テーブルに従
い最初に指定された整合回路C1でインピーダンス整合
を行い、整合がとれない時は次に指定された整合回路C
2に切替えて整合を行い、以下整合がとれない時は順次
切替え、n番目の整合回路C3で整合がとれた場合、整
合のとれた整合回路C3を定数テーブルの先頭に書込む
一方、最後の整合回路まで切替えても整合がとれない場
合は整合不良の処理を行うことを特徴とする。
【0006】
【作 用】上記のような構成であるから、更新式定数テ
ーブルに従って最初に整合回路C1が指定されてインピ
ーダンス整合が行われ、整合がとれない時は、次に指定
された整合回路C2に切替えられて整合が行われる。以
下、整合がとれない時は順次切替えられ、n番目の整合
回路C3で整合がとれた時は、該整合回路C3が定数テ
ーブルの先頭に書込まれる。従って次の切替順序はC
3,C1,C2,L1〜L3となる。最後の整合回路ま
で切替えても整合がとれない場合は、整合不良として処
理されることになる。このように定数テーブルの先頭に
は常に整合のとれた最良の整合回路が書込まれるので、
常に最良の整合回路を取得することができ、インピーダ
ンス整合が得られるまでの時間を従来よりも大幅に短縮
でき、リレーの切替回数を大幅に削減することができる
ことになる。
【0007】
【実施例】図1は本発明方式を説明するためのフローチ
ャート、図3は本発明における更新式定数テーブルの説
明図である。本発明方式は、複数の、例えば16種類
(1つの周波数区分には6種類)の整合回路C1〜C
3,L1〜L3を用い、これを図3に示す更新式定数テ
ーブルに従い指定順序で切替える。C及びLはそれぞれ
可変キャパシタ及び可変インダクタ、C1〜C3はキャ
パシタによる整合回路、L1〜L3はインダクタによる
整合回路を示している。各整合回路の指定はリレーのオ
ン,オフにより行う。図3に示す更新式定数テーブルの
先頭に書込まれている整合回路は、前回、整合がとれて
いる整合回路C1であり、以下指定順序に書込まれてい
る。更新式定数テーブルに従い最初に指定された整合回
路C1でインピーダンス整合を行い、整合がとれない時
は次に指定された整合回路C2に切替えて整合を行い、
以下整合がとれない時は順次切替え、n(1〜6)番目
で整合がとれた時はその時点で整合動作終了となる。整
合終了後にn番目、例えば3番目の整合回路C3で整合
がとれた場合、整合のとれた整合回路C3を最優先とす
るため、定数テーブルの先頭に書込む。従って図3に示
すように次の切替順序はC3,C1,C2,L1〜L3
となる。又、最後の整合回路まで切替えても整合がとれ
ない場合は、整合不良として処理する。
【0008】かくして各セット毎に整合回路の定数テー
ブルを持つことなく、学習機能としてマイクロプロセッ
サが常に定数テーブルの先頭に整合のとれた最優先の整
合回路を記憶して整合を行うことができるので、常に最
良の整合回路を取得することができ、インピーダンス整
合が得られるまでの時間を従来よりも大幅に短縮するこ
とができる。即ち、従来、1つの整合回路で整合が終了
するまで約6秒を要する。最適回路がテーブルの6番目
にあった場合、常に約30秒を要する。しかし本発明の
更新型のテーブルにした場合、最良の整合回路が先頭に
ある為、整合時間は常に6秒以下で終了する。又、リレ
ーの切替回数を大幅に削減でき、リレーの寿命を延長で
きてシステムの信頼性を向上することができる。即ち、
1回の整合における整合回数の低減により、可変素子を
切替えるリレーの切替回数が減る。今回使用したリレー
の寿命が約4000万回となっているが、限られたリレ
ーのスペックの中で十分に性能を生かすことができる。
今回の変更前の寿命は10年であったが、リレーの切替
回数が1/6に削減された為に寿命も6倍の60年とな
る。
【0009】
【発明の効果】上述のように本発明方式を採用すること
により常に最良の整合回路を取得することができ、イン
ピーダンス整合が得られるまでの時間を大幅に短縮する
ことができるばかりでなく、リレーの切替回数を大幅に
削減でき、リレーの寿命を延長できてシステムの信頼性
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方式を説明するためのフローチャートで
ある。
【図2】ディジタル整合方式の空中線整合回路の1例を
示す説明図である。
【図3】本発明における更新式定数テーブルの説明図で
ある。
【図4】従来方式を説明するためのフローチャートであ
る。
【図5】従来における固定式定数テーブルの説明図であ
る。
【符号の説明】
1 短波無線機 2 アンテナ 3 誤差検出器 4 整合回路 5 マイクロプロセッサ 6 リレー駆動部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の整合回路を用い、更新式定数テー
    ブルに従い最初に指定された整合回路でインピーダンス
    整合を行い、整合がとれない時は次に指定された整合回
    路に切替えて整合を行い、以下整合がとれない時は順次
    切替え、n番目の整合回路で整合がとれた場合、整合の
    とれた整合回路を定数テーブルの先頭に書込む一方、最
    後の整合回路まで切替えても整合がとれない場合は整合
    不良の処理を行うことを特徴とする最適整合回路取得方
    式。
JP6327729A 1994-12-28 1994-12-28 最適整合回路取得方式 Pending JPH08186512A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6327729A JPH08186512A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 最適整合回路取得方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6327729A JPH08186512A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 最適整合回路取得方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08186512A true JPH08186512A (ja) 1996-07-16

Family

ID=18202340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6327729A Pending JPH08186512A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 最適整合回路取得方式

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JP (1) JPH08186512A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006080304A1 (ja) * 2005-01-31 2006-08-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. インピーダンスの適応的な整合が可能な携帯無線装置
WO2007055175A1 (ja) * 2005-11-09 2007-05-18 Alps Electric Co., Ltd. アンテナ整合回路

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WO2006080304A1 (ja) * 2005-01-31 2006-08-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. インピーダンスの適応的な整合が可能な携帯無線装置
US7528674B2 (en) 2005-01-31 2009-05-05 Panasonic Corporation Mobile radio apparatus capable of adaptive impedance matching
WO2007055175A1 (ja) * 2005-11-09 2007-05-18 Alps Electric Co., Ltd. アンテナ整合回路

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040323