JPS5931064Y2 - 多バンドラジオ受信機 - Google Patents
多バンドラジオ受信機Info
- Publication number
- JPS5931064Y2 JPS5931064Y2 JP17101678U JP17101678U JPS5931064Y2 JP S5931064 Y2 JPS5931064 Y2 JP S5931064Y2 JP 17101678 U JP17101678 U JP 17101678U JP 17101678 U JP17101678 U JP 17101678U JP S5931064 Y2 JPS5931064 Y2 JP S5931064Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- switch
- shortwave
- radio receiver
- button
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は少なくとも中波バンドと第1第2の短波バンド
を備え、各バンドをブツシュスイッチによって切換える
ようにした多バンドラジオ受信機に関するものである。
を備え、各バンドをブツシュスイッチによって切換える
ようにした多バンドラジオ受信機に関するものである。
斯種ラジオ受信機、殊に自動車用の多バンドラジオ受信
機に於いて、バンド切換スイッチを収納する部分は、ホ
ームユース用等のラジオ受信機と比較して特にスペース
が無いため、構造上スイッチの回路を最小限に抑えなけ
ればならない。
機に於いて、バンド切換スイッチを収納する部分は、ホ
ームユース用等のラジオ受信機と比較して特にスペース
が無いため、構造上スイッチの回路を最小限に抑えなけ
ればならない。
そのため、従来の斯種自動車用の多バンドラジオ受信機
では、各バンドのアンテナ同調回路、及び局部発振回路
をアースに落とすためのスイッチ回路は設けられておら
ず、非受信バンドのアンテナ同調回路及び局部発振回路
が受信バンドのアンテナ同調回路及び高周波増幅回路に
干渉して異常発振を生じ易い。
では、各バンドのアンテナ同調回路、及び局部発振回路
をアースに落とすためのスイッチ回路は設けられておら
ず、非受信バンドのアンテナ同調回路及び局部発振回路
が受信バンドのアンテナ同調回路及び高周波増幅回路に
干渉して異常発振を生じ易い。
第1図は中波バンドと第1第2の短波バンドをブツシュ
スイッチによって切換えるようにした本考案の説明に供
する多バンドラジオ受信機の例を示す回路図、第2図は
斯種多バンドラジオ受信機に用いら4=Lるバンド切換
用ブツシュスイッチと、各スイッチ回路の配列を示す図
で、押圧された釦に対応するスイッチ回路の可動接片の
み下方位置に設定されるようになっており、中波バンド
MW選択用ブツシュ釦P1でスイッチS1.S3.S4
゜S6を、第1の短波バンドSW1選択用ブツシュ釦P
2でスイッチS2.S、を、第2の短波バ5ンドSW2
選択用ブツシュ釦P3でスイッチS7を夫々切換えるよ
うにしている。
スイッチによって切換えるようにした本考案の説明に供
する多バンドラジオ受信機の例を示す回路図、第2図は
斯種多バンドラジオ受信機に用いら4=Lるバンド切換
用ブツシュスイッチと、各スイッチ回路の配列を示す図
で、押圧された釦に対応するスイッチ回路の可動接片の
み下方位置に設定されるようになっており、中波バンド
MW選択用ブツシュ釦P1でスイッチS1.S3.S4
゜S6を、第1の短波バンドSW1選択用ブツシュ釦P
2でスイッチS2.S、を、第2の短波バ5ンドSW2
選択用ブツシュ釦P3でスイッチS7を夫々切換えるよ
うにしている。
尚ブツシュ釦P1.P2゜P3は2つ以上が同時に押込
まれることがない様になっている。
まれることがない様になっている。
第1図の回路に於いて、1はアンテナ、2はMW用アン
テナ同調回路、3,4はSW1用及びSW2用アンテナ
同調回路、Llは該SW2用アステナ同調回路を構成す
るSW2の低減感度補正用コイル、QlはMW用、SW
1用及びSW2用に兼用する高周波増幅用トランジスタ
、5,6.7は夫々MW用、SW1用及びSW2用の高
周波同調回路、Q2はMW用、SW1用、及びSW2用
に兼用するコンバータ用トランジスタ、8,9.10は
夫々MW’用、SW1用、及びSW2用の発振コイル、
11は中間周波トランス(IFT)である。
テナ同調回路、3,4はSW1用及びSW2用アンテナ
同調回路、Llは該SW2用アステナ同調回路を構成す
るSW2の低減感度補正用コイル、QlはMW用、SW
1用及びSW2用に兼用する高周波増幅用トランジスタ
、5,6.7は夫々MW用、SW1用及びSW2用の高
周波同調回路、Q2はMW用、SW1用、及びSW2用
に兼用するコンバータ用トランジスタ、8,9.10は
夫々MW’用、SW1用、及びSW2用の発振コイル、
11は中間周波トランス(IFT)である。
第1図の回路では、各ブツシュ釦P1.P2.P3が全
て非押圧状態で、バンド切換スイッチ81〜S7が全の
OFF側に設定されているときでも、SW2用のアンテ
ナ同調回路4及び高周波同調回路7が受信可能状態に接
続されている。
て非押圧状態で、バンド切換スイッチ81〜S7が全の
OFF側に設定されているときでも、SW2用のアンテ
ナ同調回路4及び高周波同調回路7が受信可能状態に接
続されている。
従ってスイッチ81〜S7が全てOFF状態でも不要不
号が入ったり、アンテナに手を触れると異常発振を生じ
る虞れがあった。
号が入ったり、アンテナに手を触れると異常発振を生じ
る虞れがあった。
即ち全てのバンド切換スイッチS、〜S7がOFF側(
S1t S3 ps4s 86がMWOFF側、S2.
S5が5W1OFF側、S7が5W2OFF側〕に夫々
設定され、且つ電源(十B)が供給され放しである場合
、SW2用のアンテナ同調回路4及び高周波同調回路7
は動作状態にあるため、アンテナ同調回路4で発生した
異常発振がコンバータ用トランジスタQ2、IFTll
、中間周波増幅段、検波段、低周波増幅段(いずれも図
示せず)を通りスピーカー(図示せず)より異常発振音
を生ずることになる。
S1t S3 ps4s 86がMWOFF側、S2.
S5が5W1OFF側、S7が5W2OFF側〕に夫々
設定され、且つ電源(十B)が供給され放しである場合
、SW2用のアンテナ同調回路4及び高周波同調回路7
は動作状態にあるため、アンテナ同調回路4で発生した
異常発振がコンバータ用トランジスタQ2、IFTll
、中間周波増幅段、検波段、低周波増幅段(いずれも図
示せず)を通りスピーカー(図示せず)より異常発振音
を生ずることになる。
本考案は斯る点に鑑み、最小限のバンド切換スイッチ使
用時でも、アンテナ同調回路に於いて発生する異常発振
を防止する回路を設け、該異常発振防止回路が他のバン
ドの電気的特性に悪影響を及ぼさないようにした多バン
ドラジオ受信機を提供せんとするもので、以下本考案の
一実施例を第3図に従い説明する。
用時でも、アンテナ同調回路に於いて発生する異常発振
を防止する回路を設け、該異常発振防止回路が他のバン
ドの電気的特性に悪影響を及ぼさないようにした多バン
ドラジオ受信機を提供せんとするもので、以下本考案の
一実施例を第3図に従い説明する。
尚、第3図に於いて、第1図と同一部分については第1
図と同一の図番を用いることにする。
図と同一の図番を用いることにする。
第3図の回路では、共通接点がアンテナ同調回路4のホ
ット側に接続されたバンド切換スイッチ(第1図のバン
ド切換スイッチ)S2の5W1OFF側固定接点と、第
1図の回路では遊んでいたバンド切換スイッチ(第2の
バンド切換スイッチ)S7の5W2OFF側固定接点と
の間に抵抗R,を接続したことを特徴とする。
ット側に接続されたバンド切換スイッチ(第1図のバン
ド切換スイッチ)S2の5W1OFF側固定接点と、第
1図の回路では遊んでいたバンド切換スイッチ(第2の
バンド切換スイッチ)S7の5W2OFF側固定接点と
の間に抵抗R,を接続したことを特徴とする。
第3図の様に構成してなるラジオ受信機の動作について
次に説明する。
次に説明する。
全てのブツシュ釦PHy P2 t P3が非押圧状態
で、全てのバンド切換スイッチ81〜S7がOFF側に
設定されているとき、SW2のアンテナ同調回路4は抵
抗R1及びスイッチS7を介してアースされる。
で、全てのバンド切換スイッチ81〜S7がOFF側に
設定されているとき、SW2のアンテナ同調回路4は抵
抗R1及びスイッチS7を介してアースされる。
斯様にSW2用のアンテナ同調回路4をアースすること
により異常発振を防止できる。
により異常発振を防止できる。
又スイッチS7によってSW2受信時、MW用発振コイ
ル8を短絡せしめ、MW用発振コイル8がSW2動作時
に悪影響を及ぼすのを防止している。
ル8を短絡せしめ、MW用発振コイル8がSW2動作時
に悪影響を及ぼすのを防止している。
SW1受信時に於いては、スイッチS2が5W1ON側
に設定され、且つスイッチS7が5W2OFF側に設定
されて、コンデンサC1にコイルL、及び抵抗R1の直
列回路が並列接続されるが、コイルL1、抵抗R1の直
列インピーダンスをコンデンサC1のインピーダンスに
対しその周波数帯SW1で充分大きくしてやれば、SW
lのアンテナ同調回路3の利得が減少することはない。
に設定され、且つスイッチS7が5W2OFF側に設定
されて、コンデンサC1にコイルL、及び抵抗R1の直
列回路が並列接続されるが、コイルL1、抵抗R1の直
列インピーダンスをコンデンサC1のインピーダンスに
対しその周波数帯SW1で充分大きくしてやれば、SW
lのアンテナ同調回路3の利得が減少することはない。
即ちこの事を満足させるために、抵抗R1の設計値はバ
ンド切換スイッチ81〜S7が全てOFFのときの異常
音を防止し、且つSW1受信時にSWlのアンテナ同調
回路3の利得を減少させない値に選んでやればよい。
ンド切換スイッチ81〜S7が全てOFFのときの異常
音を防止し、且つSW1受信時にSWlのアンテナ同調
回路3の利得を減少させない値に選んでやればよい。
斯様に本考案の回路に依れば、コイルL1、抵抗R1、
スイッチS7の介在により、各バンド切換スイッチ81
〜S7がOFF位置にあってもコイルL1と抵抗R1で
異常発振を防止し、SW2受信時には前記コイルL1と
抵抗R0を開放することによってアンテナ同調回路SW
2の利得の減少を防止することが出来る。
スイッチS7の介在により、各バンド切換スイッチ81
〜S7がOFF位置にあってもコイルL1と抵抗R1で
異常発振を防止し、SW2受信時には前記コイルL1と
抵抗R0を開放することによってアンテナ同調回路SW
2の利得の減少を防止することが出来る。
同時にMW用発振コイル8がアースに短絡されることに
より、該コイル8がSW2受信時に悪影響を及ぼすのを
防止出来る。
より、該コイル8がSW2受信時に悪影響を及ぼすのを
防止出来る。
SW1受信持にはコイルL1+抵抗R1を適切な値に選
ぶことにより、コイルL3、抵抗R1がアースに接続さ
れていても、アンテナ同調回路3の利得の減少を防止出
来、電気的特性が悪くなるのを防止出来る。
ぶことにより、コイルL3、抵抗R1がアースに接続さ
れていても、アンテナ同調回路3の利得の減少を防止出
来、電気的特性が悪くなるのを防止出来る。
以上の様に本考案は、少なくとも中波バンドと第1第2
の短波バンドを備え、各バンドをブツシュスイッチによ
って切換えるようにした多バンドラジオ受信機に於いて
、□最小限のバンド切換スイッチでアンテナ同調回路に
発生する異常発振を防止し、該異常発振を防止する回路
が他のバンドの電気的特性に悪影響を及ぼさないように
することが出来、殊にスペース的に余裕のない自動車用
多バンドラジオ受信機に用いて極めて好適である。
の短波バンドを備え、各バンドをブツシュスイッチによ
って切換えるようにした多バンドラジオ受信機に於いて
、□最小限のバンド切換スイッチでアンテナ同調回路に
発生する異常発振を防止し、該異常発振を防止する回路
が他のバンドの電気的特性に悪影響を及ぼさないように
することが出来、殊にスペース的に余裕のない自動車用
多バンドラジオ受信機に用いて極めて好適である。
第1図は本考案の説明に供する多バンドラジオ受信機の
回路図、第2図はバンド切換用プッシュスイッチと各ス
イッチ回路の配列を示す図、第3図は本考案に係る多バ
ンドラジオ受信機の回路図である。 3.4・・・・・・第1第2の短波バンド用アンテナ同
調回路、8・・・・・・中波バンド用発振コイル、S2
゜S7・・・・・・バンド切換スイッチ、R1・・・・
・・抵抗、Pl。 P2.P3・・・・・・ブツシュ釦。
回路図、第2図はバンド切換用プッシュスイッチと各ス
イッチ回路の配列を示す図、第3図は本考案に係る多バ
ンドラジオ受信機の回路図である。 3.4・・・・・・第1第2の短波バンド用アンテナ同
調回路、8・・・・・・中波バンド用発振コイル、S2
゜S7・・・・・・バンド切換スイッチ、R1・・・・
・・抵抗、Pl。 P2.P3・・・・・・ブツシュ釦。
Claims (1)
- 少なくとも中波バンドと第1第2の短波バンドを備え、
各バンドをブツシュスイッチによって切換えるようにし
た多バンドラジオ受信機に於いて、前記第1及び第2の
短波バンド用アンテナ同調回路のホット側を、第1の短
波バンド選択用ブツシュスイッチを構成する第1のバン
ド切換スイッチとインピーダンス素子を介して、第2の
短波バンド選択用ブツシュスイッチを構成する第2のバ
ンド切換スイッチの一方の固定接点に接続し、該第2の
バンド切換スイッチは他方の固定接点を中波バンド用発
振コイルのホット側に接続するとともに、共通接点をア
ースに接続し、前記ブツシュスイッチ操作用のブツシュ
釦が全て非押圧状態にあるとき、前記第1第2のバンド
切換スイッチにてて前記第2の短波バンド用アンテナ同
調回路を不動作状態にせしめ、又前記第2の短波バンド
選択用ブツシュスイッチのブツシュ釦を押圧して第2の
短波バンドを受信状態にしたとき、前記中波バンド用発
振コイルを不動作状態にしてなる多バンドラジオ受信機
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17101678U JPS5931064Y2 (ja) | 1978-12-01 | 1978-12-01 | 多バンドラジオ受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17101678U JPS5931064Y2 (ja) | 1978-12-01 | 1978-12-01 | 多バンドラジオ受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5582856U JPS5582856U (ja) | 1980-06-07 |
JPS5931064Y2 true JPS5931064Y2 (ja) | 1984-09-04 |
Family
ID=29174533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17101678U Expired JPS5931064Y2 (ja) | 1978-12-01 | 1978-12-01 | 多バンドラジオ受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931064Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-12-01 JP JP17101678U patent/JPS5931064Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5582856U (ja) | 1980-06-07 |
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