JPS6143322Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6143322Y2 JPS6143322Y2 JP8886681U JP8886681U JPS6143322Y2 JP S6143322 Y2 JPS6143322 Y2 JP S6143322Y2 JP 8886681 U JP8886681 U JP 8886681U JP 8886681 U JP8886681 U JP 8886681U JP S6143322 Y2 JPS6143322 Y2 JP S6143322Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- antenna
- circuit
- tuning
- variable capacitance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 16
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は１本のフエライトコアに複数のバンド
用のアンテナコイルを巻くようにした複数バンド
受信機のアンテナ回路に関するものである。
用のアンテナコイルを巻くようにした複数バンド
受信機のアンテナ回路に関するものである。
斯種複数バンド受信機例えばMW（中波）−LW
（長波）受信機のアンテナ回路としては従来から
第１図に示す回路が知られている。
（長波）受信機のアンテナ回路としては従来から
第１図に示す回路が知られている。
第１図の回路では、１本のフエライトコア１に
各バンド用のアンテナコイルを巻き、各アンテナ
コイルの１次巻線La-1，Lb-1を第１のバンド切
換スイツチS1にて同調用コンデンサ（バリコン）
VCに選択的に切換接続するようにしている。こ
の場合スイツチS1を一方のバンド側に切換えたと
き、他方のバンド用コイルとその自己容量、回路
のストレー容量等による同調点が、使用中のバン
ドの周波数帯に生じる場合があり、使用中のバン
ドの放送波の受信に妨害を与えることがある。こ
のため一般的には第２のバンド切換スイツチS2を
設けて使用していないバンド用のアンテナコイル
の１次巻線をシヨートさせ使用中のバンド内に悪
影響が現われないようにしている。
各バンド用のアンテナコイルを巻き、各アンテナ
コイルの１次巻線La-1，Lb-1を第１のバンド切
換スイツチS1にて同調用コンデンサ（バリコン）
VCに選択的に切換接続するようにしている。こ
の場合スイツチS1を一方のバンド側に切換えたと
き、他方のバンド用コイルとその自己容量、回路
のストレー容量等による同調点が、使用中のバン
ドの周波数帯に生じる場合があり、使用中のバン
ドの放送波の受信に妨害を与えることがある。こ
のため一般的には第２のバンド切換スイツチS2を
設けて使用していないバンド用のアンテナコイル
の１次巻線をシヨートさせ使用中のバンド内に悪
影響が現われないようにしている。
第１図に於いて、S3はアンテナコイルの２次巻
線La-2，Lb-2を次段のコンバーター回路２に選
択的に切換接続するための第３のバンド切換スイ
ツチ、Q1はコンバーター用トランジスタであ
る。
線La-2，Lb-2を次段のコンバーター回路２に選
択的に切換接続するための第３のバンド切換スイ
ツチ、Q1はコンバーター用トランジスタであ
る。
一方最近数多く採用されている電子式チユーナ
ーでも、使用していない方のバンド用のアンテナ
コイルが、使用中のバンドの放送波の受信に悪影
響を及ぼすことがある。従つて電子式チユーナー
でも第１図の回路のような対策を考えなければな
らない。ところが、電子式チユーナーでは、回路
のストレー容量が増加すると不都合なことがあ
る。つまり電子式チユーナーに使用される可変容
量ダイオードは現段階では容量比（最大容量と最
小容量の比）が大きくとれないので、回路構成上
回路のストレー容量を極力少なくしなければ、可
変容量ダイオードを使用した一つのアンテナ同調
回路では通常の周波数帯（例えばAMバンドでは
531KHz〜160KHz、LWバンドでは150KHz〜350K
Hz）をカバーしきれない場合があるからである。
ところで第１図の回路のように切換スイツチを多
く用いると、配線上のストレー容量等に切換スイ
ツチ自身のストレー容量が加算されるのでストレ
ー容量の減少化には限界があつた。
ーでも、使用していない方のバンド用のアンテナ
コイルが、使用中のバンドの放送波の受信に悪影
響を及ぼすことがある。従つて電子式チユーナー
でも第１図の回路のような対策を考えなければな
らない。ところが、電子式チユーナーでは、回路
のストレー容量が増加すると不都合なことがあ
る。つまり電子式チユーナーに使用される可変容
量ダイオードは現段階では容量比（最大容量と最
小容量の比）が大きくとれないので、回路構成上
回路のストレー容量を極力少なくしなければ、可
変容量ダイオードを使用した一つのアンテナ同調
回路では通常の周波数帯（例えばAMバンドでは
531KHz〜160KHz、LWバンドでは150KHz〜350K
Hz）をカバーしきれない場合があるからである。
ところで第１図の回路のように切換スイツチを多
く用いると、配線上のストレー容量等に切換スイ
ツチ自身のストレー容量が加算されるのでストレ
ー容量の減少化には限界があつた。
本考案はこのストレー容量を減少させるため
に、１次巻線側には切換スイツチを用いないよう
にした複数バンド受信機のアンテナ回路を提案す
るもので、以下MW（中波）−LW（長波）受信機
に用いた本考案の一実施例を第２図に従い説明す
る。尚、第２図に於いて第１図と同一部分につい
ては、第１図と同一の図番を用いることにする。
に、１次巻線側には切換スイツチを用いないよう
にした複数バンド受信機のアンテナ回路を提案す
るもので、以下MW（中波）−LW（長波）受信機
に用いた本考案の一実施例を第２図に従い説明す
る。尚、第２図に於いて第１図と同一部分につい
ては、第１図と同一の図番を用いることにする。
第２図の回路では、各バンド用のアンテナコイ
ルの１次巻線La-1，Lb-1に可変容量ダイオード
D1，D2及び高周波信号バイパス用コンデンサ
C1，C2を夫々接続して各バンド用のアンテナ同
調回路４，５を構成し、各可変容量ダイオード
D1，D2のカソード側は夫々抵抗R1，R2を介して
同調電圧供給用可変抵抗器VRの可動端子３に接
続している。そして各可変容量ダイオードD1，
D2には共に受信バンドに関係なく常時同調電圧
供給用可変抵抗器VRを介して直流の同調電圧を
加えるようにしている。そしてアンテナコイルの
２次巻線La-2，Lb-2を、バンド切換スイツチS3
にて次段のコンバーター回路２に選択的に切換接
続するようにしている。
ルの１次巻線La-1，Lb-1に可変容量ダイオード
D1，D2及び高周波信号バイパス用コンデンサ
C1，C2を夫々接続して各バンド用のアンテナ同
調回路４，５を構成し、各可変容量ダイオード
D1，D2のカソード側は夫々抵抗R1，R2を介して
同調電圧供給用可変抵抗器VRの可動端子３に接
続している。そして各可変容量ダイオードD1，
D2には共に受信バンドに関係なく常時同調電圧
供給用可変抵抗器VRを介して直流の同調電圧を
加えるようにしている。そしてアンテナコイルの
２次巻線La-2，Lb-2を、バンド切換スイツチS3
にて次段のコンバーター回路２に選択的に切換接
続するようにしている。
第２図の回路ではこの様にアンテナコイルの１
次巻線La-1，Lb-1側には切換スイツチを用いて
いないので、切換スイツチによるストレー容量を
減少させるとともに、アンテナコイルの１次巻線
と切換スイツチ間の配線によるストレー容量を無
くすことが出来る。又アンテナコイルの各１次巻
線La-1，Lb-1と可変容量ダイオードD1，D2との
間の高周波電位部（高周波信号が流れる部分）の
配線を短かくすることが出来るので、各アンテナ
コイルの１次巻線と各可変容量ダイオード間の配
線上のストレー容量をも減少させることが出来
る。更に各可変容量ダイオードD1，D2には常時
直流電圧が印加されているので、アンテナコイル
の各１次巻線La-1，Lb-1と各可変容量ダイオー
ドD1，D2とで構成される各バンド用のアンテナ
同調回路４，５は常に同調状態にあるため、各ア
ンテナ同調回路は同調点以外では低インピーダン
スになつている。そして一方のバンド用のアンテ
ナ同調回路の同調点は、他方のバンド用のアンテ
ナ同調回路で設定される同調点と一致することが
ないから、夫々のバンド用のアンテナ同調回路が
互いに影響を及ぼし合うことがない。
次巻線La-1，Lb-1側には切換スイツチを用いて
いないので、切換スイツチによるストレー容量を
減少させるとともに、アンテナコイルの１次巻線
と切換スイツチ間の配線によるストレー容量を無
くすことが出来る。又アンテナコイルの各１次巻
線La-1，Lb-1と可変容量ダイオードD1，D2との
間の高周波電位部（高周波信号が流れる部分）の
配線を短かくすることが出来るので、各アンテナ
コイルの１次巻線と各可変容量ダイオード間の配
線上のストレー容量をも減少させることが出来
る。更に各可変容量ダイオードD1，D2には常時
直流電圧が印加されているので、アンテナコイル
の各１次巻線La-1，Lb-1と各可変容量ダイオー
ドD1，D2とで構成される各バンド用のアンテナ
同調回路４，５は常に同調状態にあるため、各ア
ンテナ同調回路は同調点以外では低インピーダン
スになつている。そして一方のバンド用のアンテ
ナ同調回路の同調点は、他方のバンド用のアンテ
ナ同調回路で設定される同調点と一致することが
ないから、夫々のバンド用のアンテナ同調回路が
互いに影響を及ぼし合うことがない。
以上の様に本考案に係る複数バンド受信機のア
ンテナ回路は、各アンテナコイルの１次巻線側に
は切換スイツチを設けていないので、切換スイツ
チによるストレー容量や配線上のストレー容量を
減少させることが出来る。従つて各バンドのアン
テナ同調回路に可変容量ダイオードを用いた場合
でも、各バンドでは１つのアンテナ同調回路で所
望の周波数範囲をカバーするように構成すること
が出来る。又各バンドのアンテナ同調回路の可変
容量ダイオードには、受信バンドに関係なく常時
直流電圧が加えられ互いに影響し合うことのない
点で夫々同調状態になつているので、各バンドの
テンテナ同調回路が互いに影響を及ぼし合うこと
もない。
ンテナ回路は、各アンテナコイルの１次巻線側に
は切換スイツチを設けていないので、切換スイツ
チによるストレー容量や配線上のストレー容量を
減少させることが出来る。従つて各バンドのアン
テナ同調回路に可変容量ダイオードを用いた場合
でも、各バンドでは１つのアンテナ同調回路で所
望の周波数範囲をカバーするように構成すること
が出来る。又各バンドのアンテナ同調回路の可変
容量ダイオードには、受信バンドに関係なく常時
直流電圧が加えられ互いに影響し合うことのない
点で夫々同調状態になつているので、各バンドの
テンテナ同調回路が互いに影響を及ぼし合うこと
もない。
第１図は従来の複数バンド受信機のアンテナ回
路を示す回路図、第２図は本考案に係る複数バン
ド受信機のアンテナ回路を示す回路図である。 １……フエライトコア、２……コンバーター回
路、４，５……アンテナ同調回路、La-1，Lb-1
……１次巻線、La-2，Lb-2……２次巻線、D1，
D2……可変容量ダイオード、VR……可変抵抗
器、SW3……バンド切換スイツチ。
路を示す回路図、第２図は本考案に係る複数バン
ド受信機のアンテナ回路を示す回路図である。 １……フエライトコア、２……コンバーター回
路、４，５……アンテナ同調回路、La-1，Lb-1
……１次巻線、La-2，Lb-2……２次巻線、D1，
D2……可変容量ダイオード、VR……可変抵抗
器、SW3……バンド切換スイツチ。
Claims (1)
- １本のフエライトコアに複数のバンド用のアン
テナコイルを巻くようにした複数バンド受信機の
アンテナ回路に於いて、前記各バンド用のアンテ
ナコイルの１次巻線に夫々可変容量ダイオードを
接続して各バンドのアンテナ同調回路を構成し、
前記各可変容量ダイオードには夫々受信バンドに
関係なく常時同調電圧供給用可変抵抗器を介して
同調電圧を加えるようにし、前記各バンド用のア
ンテナコイルの２次巻線をバンド切換スイツチに
て選択的に後段回路に切換接続するようにしてな
る複数バンド受信機のアンテナ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8886681U JPS6143322Y2 (ja) | 1981-06-16 | 1981-06-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8886681U JPS6143322Y2 (ja) | 1981-06-16 | 1981-06-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57200941U JPS57200941U (ja) | 1982-12-21 |
| JPS6143322Y2 true JPS6143322Y2 (ja) | 1986-12-08 |
Family
ID=29884027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8886681U Expired JPS6143322Y2 (ja) | 1981-06-16 | 1981-06-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6143322Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-16 JP JP8886681U patent/JPS6143322Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57200941U (ja) | 1982-12-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5168282A (en) | Antenna resonant circuit | |
| JP3098430B2 (ja) | 携帯無線機用ヘリカルアンテナ | |
| JPS6143322Y2 (ja) | ||
| US2248242A (en) | Radio tuning system | |
| US4802238A (en) | Radio receiver | |
| US4831661A (en) | RF tuning circuit | |
| JPS597782Y2 (ja) | 多バンド受信機のバンド切換回路 | |
| JPS5934180Y2 (ja) | マルチバンド受信機の同調装置 | |
| JPS6216025Y2 (ja) | ||
| JPS6133722Y2 (ja) | ||
| US5722079A (en) | Two band 25 channel cordless telephone system | |
| JPS6347101Y2 (ja) | ||
| JPS5921562Y2 (ja) | Ａｍ複数バンドラジオ受信機のアンテナ回路 | |
| JPH0136359Y2 (ja) | ||
| JPH0132435Y2 (ja) | ||
| JPS6031317Y2 (ja) | 信号切換回路 | |
| JP2572477Y2 (ja) | 受信機の同調回路 | |
| JPS5883846U (ja) | 複数バンド受信機のアンテナ回路 | |
| JPS6313369B2 (ja) | ||
| JPS6127230Y2 (ja) | ||
| JPS5931064Y2 (ja) | 多バンドラジオ受信機 | |
| JPH0628841Y2 (ja) | 多バンド受信機 | |
| JPH046274Y2 (ja) | ||
| JPH0113462Y2 (ja) | ||
| JPS5844666Y2 (ja) | ラジオ受信機 |