JPH08186339A - 配線基板 - Google Patents
配線基板Info
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- JPH08186339A JPH08186339A JP32826594A JP32826594A JPH08186339A JP H08186339 A JPH08186339 A JP H08186339A JP 32826594 A JP32826594 A JP 32826594A JP 32826594 A JP32826594 A JP 32826594A JP H08186339 A JPH08186339 A JP H08186339A
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- JP
- Japan
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- conductor plate
- wiring board
- mounting
- printed wiring
- substrate
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0213—Electrical arrangements not otherwise provided for
- H05K1/0263—High current adaptations, e.g. printed high current conductors or using auxiliary non-printed means; Fine and coarse circuit patterns on one circuit board
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/10—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
- H05K3/20—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern by affixing prefabricated conductor pattern
- H05K3/202—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern by affixing prefabricated conductor pattern using self-supporting metal foil pattern
Landscapes
- Structure Of Printed Boards (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大電流を流すための導体板を基板に取付ける
構成において、導体板の中間部分が基板の部品装着面か
ら浮き上がることを確実に防止する。 【構成】 本発明の配線基板は、プリント配線基板11
の部品装着面12に大電流を流すための導体板13を取
付ける構成において、導体板13の両端部に脚部15、
16を設け、この脚部15、16の内周部15a、16
aに電気部品のリード端子を接続すると共に、脚部1
5、16の外周部15b、16bをプリント配線基板1
1の取付孔11a、11bに取付け、そして、導体板1
3のうちの脚部15、16間の部分をジャンパ17によ
り固定したものである。このジャンパ17により、導体
板13の中間部分がプリント配線基板11の部品装着面
12から浮き上がることを確実に防止される。
構成において、導体板の中間部分が基板の部品装着面か
ら浮き上がることを確実に防止する。 【構成】 本発明の配線基板は、プリント配線基板11
の部品装着面12に大電流を流すための導体板13を取
付ける構成において、導体板13の両端部に脚部15、
16を設け、この脚部15、16の内周部15a、16
aに電気部品のリード端子を接続すると共に、脚部1
5、16の外周部15b、16bをプリント配線基板1
1の取付孔11a、11bに取付け、そして、導体板1
3のうちの脚部15、16間の部分をジャンパ17によ
り固定したものである。このジャンパ17により、導体
板13の中間部分がプリント配線基板11の部品装着面
12から浮き上がることを確実に防止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大電流が流れる電気部
品や高電圧が印加する電気部品を装着するためのプリン
ト配線基板に好適する配線基板に関する。
品や高電圧が印加する電気部品を装着するためのプリン
ト配線基板に好適する配線基板に関する。
【0002】
【従来の技術】電子レンジや誘導加熱調理器の電源回路
はプリント配線基板に設けられており、このプリント配
線基板には大電流が流れる電気部品や高電圧が印加する
電気部品が装着されている。上記プリント配線基板にお
いて、大電流が流れる導体パターンまたは高電圧が印加
する導体パターンにクラックが入っていると、そこでス
パークが発生するおそれがあった。また、上記導体パタ
ーンに電気部品から導出されたリード端子を半田付けし
て接続しているが、この半田付け部分にクラックが入っ
ていても、そこでスパークが発生するおそれがあった。
はプリント配線基板に設けられており、このプリント配
線基板には大電流が流れる電気部品や高電圧が印加する
電気部品が装着されている。上記プリント配線基板にお
いて、大電流が流れる導体パターンまたは高電圧が印加
する導体パターンにクラックが入っていると、そこでス
パークが発生するおそれがあった。また、上記導体パタ
ーンに電気部品から導出されたリード端子を半田付けし
て接続しているが、この半田付け部分にクラックが入っ
ていても、そこでスパークが発生するおそれがあった。
【0003】このような欠点を解消する構成として、図
8及び図9に示すプリント配線基板が考えられている。
この構成では、図8に示すように、導体パターンの代わ
りに銅板1をプリント配線基板からなる基板2に取付け
るように構成されている。この銅板1の両端部には、は
とめのような形状の脚部3が下方に向けて突設されてい
る。この構成の場合、銅板1の脚部3を基板2に形成さ
れた取付孔2a内に挿入すると共に、銅板1の脚部3内
に電気部品4のリード端子5を挿入し、そして、図9に
示すように、脚部3とリード端子5と基板2の下面に形
成されたランド6とを半田付けするように構成されてい
る。これにより、基板2に銅板1及び電気部品4を取付
ける構成となっている。
8及び図9に示すプリント配線基板が考えられている。
この構成では、図8に示すように、導体パターンの代わ
りに銅板1をプリント配線基板からなる基板2に取付け
るように構成されている。この銅板1の両端部には、は
とめのような形状の脚部3が下方に向けて突設されてい
る。この構成の場合、銅板1の脚部3を基板2に形成さ
れた取付孔2a内に挿入すると共に、銅板1の脚部3内
に電気部品4のリード端子5を挿入し、そして、図9に
示すように、脚部3とリード端子5と基板2の下面に形
成されたランド6とを半田付けするように構成されてい
る。これにより、基板2に銅板1及び電気部品4を取付
ける構成となっている。
【0004】この構成の場合、銅板1に大電流または高
電圧の電流を流すから、スパークが発生することをなく
すことができる。また、銅板1の脚部3を介してリード
端子5を基板2のランド6に半田付けする構成であるの
で、半田付け部分7(図9参照)の強度及び信頼性を高
くすることができ、該半田付け部分7でスパークが発生
することを防止できる。
電圧の電流を流すから、スパークが発生することをなく
すことができる。また、銅板1の脚部3を介してリード
端子5を基板2のランド6に半田付けする構成であるの
で、半田付け部分7(図9参照)の強度及び信頼性を高
くすることができ、該半田付け部分7でスパークが発生
することを防止できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では、接続する二つの電気部品の距離が長くなった場
合、銅板1が長尺になるから、銅板1の両端部の脚部3
だけを基板2に半田付けして取付ける構成では、銅板1
の中間部分が基板2の上面(部品装着面)から浮き上が
ってしまうという不具合があった。
成では、接続する二つの電気部品の距離が長くなった場
合、銅板1が長尺になるから、銅板1の両端部の脚部3
だけを基板2に半田付けして取付ける構成では、銅板1
の中間部分が基板2の上面(部品装着面)から浮き上が
ってしまうという不具合があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、大電流または高
電圧の電流を流すための導体板を基板に取付ける構成に
おいて、導体板の中間部分が基板の部品装着面から浮き
上がることを確実に防止できる配線基板を提供するにあ
る。
電圧の電流を流すための導体板を基板に取付ける構成に
おいて、導体板の中間部分が基板の部品装着面から浮き
上がることを確実に防止できる配線基板を提供するにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の配線基板は、電
気部品を装着するための基板を備え、この基板の部品装
着面側に取付けられ大電流を流すための導体板を備え、
この導体板の両端部に設けられ前記電気部品のリード端
子を接続するための接続部及び前記基板に形成された取
付孔に取付けるための取付部としての各機能を有する脚
部を備え、そして、前記導体板のうちの前記脚部間の部
分が前記基板の部品装着面から浮き上がることを防止す
る浮上防止手段を備えて成るところに特徴を有する。
気部品を装着するための基板を備え、この基板の部品装
着面側に取付けられ大電流を流すための導体板を備え、
この導体板の両端部に設けられ前記電気部品のリード端
子を接続するための接続部及び前記基板に形成された取
付孔に取付けるための取付部としての各機能を有する脚
部を備え、そして、前記導体板のうちの前記脚部間の部
分が前記基板の部品装着面から浮き上がることを防止す
る浮上防止手段を備えて成るところに特徴を有する。
【0008】この構成の場合、自動挿入用のジャンパに
より浮上防止手段を構成することが好ましい。また、基
板に形成された貫通孔に挿入されると共にこの貫通孔の
縁部に係合する爪部を導体板に設け、この爪部により浮
上防止手段を構成することも良い構成である。更に、導
体板のうちの脚部間(中間部分)にたわみ部を設け、こ
のたわみ部により浮上防止手段を構成することも好まし
い構成である。この構成の場合、たわみ部を基板側に突
出するように設けると共に、基板に上記たわみ部が挿入
される挿入孔を設けることが良い。
より浮上防止手段を構成することが好ましい。また、基
板に形成された貫通孔に挿入されると共にこの貫通孔の
縁部に係合する爪部を導体板に設け、この爪部により浮
上防止手段を構成することも良い構成である。更に、導
体板のうちの脚部間(中間部分)にたわみ部を設け、こ
のたわみ部により浮上防止手段を構成することも好まし
い構成である。この構成の場合、たわみ部を基板側に突
出するように設けると共に、基板に上記たわみ部が挿入
される挿入孔を設けることが良い。
【0009】また、導体板の両端部にリード端子を挿入
するリード挿入孔を形成すると共に、基板に形成された
貫通孔に挿入され且つこの貫通孔の縁部に係合する取付
用爪部を上記リード挿入孔の近傍に形成し、そして、リ
ード挿入孔により脚部の接続部を構成すると共に、取付
用爪部により脚部の取付部を構成することが考えられ
る。この場合、取付用爪部を、導体板の長手方向に延び
るように設けることがより一層好ましい。
するリード挿入孔を形成すると共に、基板に形成された
貫通孔に挿入され且つこの貫通孔の縁部に係合する取付
用爪部を上記リード挿入孔の近傍に形成し、そして、リ
ード挿入孔により脚部の接続部を構成すると共に、取付
用爪部により脚部の取付部を構成することが考えられ
る。この場合、取付用爪部を、導体板の長手方向に延び
るように設けることがより一層好ましい。
【0010】
【作用】上記手段によれば、導体板に大電流または高電
圧の電流を流す構成であるから、スパークが発生する不
具合をなくすことができる。また、導体板の脚部に電気
部品のリード端子を接続する構成であるので、例えば半
田付けにより接続する場合、半田付け部分の強度及び信
頼性を高くすることができ、該半田付け部分でスパーク
が発生することを防止できる。そして、浮上防止手段を
設けたので、これによって導体板の脚部間(中間部分)
が基板の部品装着面から浮き上がることを確実に防止で
きる。
圧の電流を流す構成であるから、スパークが発生する不
具合をなくすことができる。また、導体板の脚部に電気
部品のリード端子を接続する構成であるので、例えば半
田付けにより接続する場合、半田付け部分の強度及び信
頼性を高くすることができ、該半田付け部分でスパーク
が発生することを防止できる。そして、浮上防止手段を
設けたので、これによって導体板の脚部間(中間部分)
が基板の部品装着面から浮き上がることを確実に防止で
きる。
【0011】また、上記構成の場合、自動挿入用のジャ
ンパにより導体板を押さえ付けて該導体板の浮上がりを
防止するように構成したので、導体板の浮上がり防止を
簡単な作業で容易に実現することができる。更に、基板
に形成された貫通孔に挿入されると共にこの貫通孔の縁
部に係合する爪部を導体板に設け、この爪部により導体
板の浮上がりを防止する構成としても、導体板の浮上が
り防止を簡単な構成にて容易に実現できる。更にまた、
導体板のうちの脚部間(中間部分)にたわみ部を設ける
と、導体板と基板の熱膨張率の差に起因する導体板の歪
みを上記たわみ部により吸収することができる。そし
て、この構成の場合、たわみ部を基板側に突出するよう
に設けると共に、基板に上記たわみ部が挿入される挿入
孔を設けると、たわみ部が上方へ突出しなくなり、自動
挿入機により電気部品を基板に自動挿入する際に自動挿
入機が上記たわみ部に当たることを防止でき、自動挿入
機の使用上の制約を極力少なくし得る。
ンパにより導体板を押さえ付けて該導体板の浮上がりを
防止するように構成したので、導体板の浮上がり防止を
簡単な作業で容易に実現することができる。更に、基板
に形成された貫通孔に挿入されると共にこの貫通孔の縁
部に係合する爪部を導体板に設け、この爪部により導体
板の浮上がりを防止する構成としても、導体板の浮上が
り防止を簡単な構成にて容易に実現できる。更にまた、
導体板のうちの脚部間(中間部分)にたわみ部を設ける
と、導体板と基板の熱膨張率の差に起因する導体板の歪
みを上記たわみ部により吸収することができる。そし
て、この構成の場合、たわみ部を基板側に突出するよう
に設けると共に、基板に上記たわみ部が挿入される挿入
孔を設けると、たわみ部が上方へ突出しなくなり、自動
挿入機により電気部品を基板に自動挿入する際に自動挿
入機が上記たわみ部に当たることを防止でき、自動挿入
機の使用上の制約を極力少なくし得る。
【0012】また、導体板の両端部にリード端子を挿入
するリード挿入孔を形成すると共に、基板に形成された
貫通孔に挿入され且つこの貫通孔の縁部に係合する取付
用爪部を上記リード挿入孔の近傍に形成し、そして、リ
ード挿入孔により脚部の接続部を構成すると共に、取付
用爪部により脚部の取付部を構成しても良い。このよう
に構成すると、リード挿入孔を例えば取付用爪部の内側
に配置すると、電気部品の荷重を導体板の浮上がりを防
止する作用に寄与させることが可能となる。更に、上記
構成の場合、取付用爪部を導体板の長手方向に延びるよ
うに設けると、導体板の材料取りを向上させることが可
能である。
するリード挿入孔を形成すると共に、基板に形成された
貫通孔に挿入され且つこの貫通孔の縁部に係合する取付
用爪部を上記リード挿入孔の近傍に形成し、そして、リ
ード挿入孔により脚部の接続部を構成すると共に、取付
用爪部により脚部の取付部を構成しても良い。このよう
に構成すると、リード挿入孔を例えば取付用爪部の内側
に配置すると、電気部品の荷重を導体板の浮上がりを防
止する作用に寄与させることが可能となる。更に、上記
構成の場合、取付用爪部を導体板の長手方向に延びるよ
うに設けると、導体板の材料取りを向上させることが可
能である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図1を
参照しながら説明する。この図1において、プリント配
線基板11は、例えばフェノール樹脂製の基板とこの基
板の下面に印刷により形成された所定形状の導体パター
ンとから構成されている。このプリント配線基板11
は、その上面に電気回路を構成する種々の電気部品を装
着するように構成されており、上面が部品装着面12で
ある。上記プリント配線基板11における大電流または
高電圧の電流を流すための導体板13を取付ける部位に
は、4個の取付孔11a〜11dが図示するように形成
されている。そして、プリント配線基板11の下面にお
ける各取付孔11a〜11dの開口縁部には、例えば銅
箔からなる環状のランド14a〜14dが印刷により形
成されている。
参照しながら説明する。この図1において、プリント配
線基板11は、例えばフェノール樹脂製の基板とこの基
板の下面に印刷により形成された所定形状の導体パター
ンとから構成されている。このプリント配線基板11
は、その上面に電気回路を構成する種々の電気部品を装
着するように構成されており、上面が部品装着面12で
ある。上記プリント配線基板11における大電流または
高電圧の電流を流すための導体板13を取付ける部位に
は、4個の取付孔11a〜11dが図示するように形成
されている。そして、プリント配線基板11の下面にお
ける各取付孔11a〜11dの開口縁部には、例えば銅
箔からなる環状のランド14a〜14dが印刷により形
成されている。
【0014】一方、上記導体板13は、例えば銅板製の
比較的長尺な板材からなり、プリント配線基板11の部
品装着面12側に取付けられるものである。この導体板
13の両端部には、はとめのような形状の脚部15及び
16が下方に向けて突設されている。これら脚部15、
16は、その内周部15a、16a内に電気部品のリー
ド端子を挿入して半田付けすることにより該リード端子
を接続するためのものである。そして、脚部15、16
は、その外周部15b、16bをプリント配線基板11
の取付孔11a、11b内に挿入してランド14、14
bに半田付けすることによりプリント配線基板11に取
付けるためのものである。この場合、脚部15、16の
内周部15a、16aが電気部品のリード端子を接続す
るための接続部を構成し、脚部15、16の外周部15
b、16bがプリント配線基板11の取付孔11a、1
1bに取付けるための取付部を構成している。これによ
り、脚部15、16は接続部及び取付部としての各機能
を有している。
比較的長尺な板材からなり、プリント配線基板11の部
品装着面12側に取付けられるものである。この導体板
13の両端部には、はとめのような形状の脚部15及び
16が下方に向けて突設されている。これら脚部15、
16は、その内周部15a、16a内に電気部品のリー
ド端子を挿入して半田付けすることにより該リード端子
を接続するためのものである。そして、脚部15、16
は、その外周部15b、16bをプリント配線基板11
の取付孔11a、11b内に挿入してランド14、14
bに半田付けすることによりプリント配線基板11に取
付けるためのものである。この場合、脚部15、16の
内周部15a、16aが電気部品のリード端子を接続す
るための接続部を構成し、脚部15、16の外周部15
b、16bがプリント配線基板11の取付孔11a、1
1bに取付けるための取付部を構成している。これによ
り、脚部15、16は接続部及び取付部としての各機能
を有している。
【0015】また、導体板13のうちの脚部15、16
間の部分(中間部分)は、浮上防止手段である例えば自
動挿入用のジャンパ17により固定される構成となって
いる。この自動挿入用のジャンパ17は、例えば軟銅線
をほぼコ字状に折り曲げて構成されたものであり、自動
挿入機によって両端部17a、17bをプリント配線基
板11の取付孔11c、11d内に容易に自動挿入する
ことが可能なように構成されている。
間の部分(中間部分)は、浮上防止手段である例えば自
動挿入用のジャンパ17により固定される構成となって
いる。この自動挿入用のジャンパ17は、例えば軟銅線
をほぼコ字状に折り曲げて構成されたものであり、自動
挿入機によって両端部17a、17bをプリント配線基
板11の取付孔11c、11d内に容易に自動挿入する
ことが可能なように構成されている。
【0016】次に、上記構成の導体板13をプリント配
線基板11に取付ける作業について説明する。この場
合、まず導体板13の両端の脚部15、16をプリント
配線基板11の取付孔11a、11b内に挿入すると共
に、導体板13の脚部15、16内に電気部品のリード
端子を挿入する。これと共に、ジャンパ17の両端部1
7a、17bをプリント配線基板11の取付孔11c、
11d内に挿入し、更に、ジャンパ17の両端部17
a、17bの先端を折り曲げてかしめる。ここまでの作
業によって、ジャンパ17により導体板13がプリント
配線基板11に仮止めされる。尚、上記導体板13、ジ
ャンパ17及び電気部品、並びに、他の装着すべき電気
部品をプリント配線基板11の取付孔に挿入する作業
は、自動挿入機によって自動的に行うように構成するこ
とが好ましい。
線基板11に取付ける作業について説明する。この場
合、まず導体板13の両端の脚部15、16をプリント
配線基板11の取付孔11a、11b内に挿入すると共
に、導体板13の脚部15、16内に電気部品のリード
端子を挿入する。これと共に、ジャンパ17の両端部1
7a、17bをプリント配線基板11の取付孔11c、
11d内に挿入し、更に、ジャンパ17の両端部17
a、17bの先端を折り曲げてかしめる。ここまでの作
業によって、ジャンパ17により導体板13がプリント
配線基板11に仮止めされる。尚、上記導体板13、ジ
ャンパ17及び電気部品、並びに、他の装着すべき電気
部品をプリント配線基板11の取付孔に挿入する作業
は、自動挿入機によって自動的に行うように構成するこ
とが好ましい。
【0017】そしてこの後、脚部15、16の外周部1
5b、16bとプリント配線基板11の下面のランド1
4a、14bとを、並びに、脚部15、16の内周部1
5a、16aとリード端子とを半田付けすると共に、ジ
ャンパ17の端部17a、17bとプリント配線基板1
1の下面のランド14c、14dとを半田付けする。こ
の場合、プリント配線基板11の下面における半田を付
着させてはいけない部分にソルダレジストを予め塗布し
ておいてから、上記各部品を挿入したプリント配線基板
11を自動半田付け用の半田槽に流して半田付けを自動
的に行うように構成されている。これにより、プリント
配線基板11に導体板13、ジャンパ17及び電気部品
が取付けられる。
5b、16bとプリント配線基板11の下面のランド1
4a、14bとを、並びに、脚部15、16の内周部1
5a、16aとリード端子とを半田付けすると共に、ジ
ャンパ17の端部17a、17bとプリント配線基板1
1の下面のランド14c、14dとを半田付けする。こ
の場合、プリント配線基板11の下面における半田を付
着させてはいけない部分にソルダレジストを予め塗布し
ておいてから、上記各部品を挿入したプリント配線基板
11を自動半田付け用の半田槽に流して半田付けを自動
的に行うように構成されている。これにより、プリント
配線基板11に導体板13、ジャンパ17及び電気部品
が取付けられる。
【0018】そして、上記構成の場合、ジャンパ17に
より導体板13の中間部分が押さえ付けられて固定され
るから、導体板13の中間部分がプリント配線基板11
の部品装着面12から浮き上がることを確実に防止でき
る。また、上記構成の場合、導体銅板13に大電流また
は高電圧の電流を流す構成であるので、スパークが発生
することを確実になくすことができる。更に、導体板1
3の脚部15、16を介して電気部品のリード端子をプ
リント配線基板11のランド14a、14bに半田付け
する構成であるので、半田付け部分の強度及び信頼性を
高くすることができ、該半田付け部分でスパークが発生
することを確実に防止できる。
より導体板13の中間部分が押さえ付けられて固定され
るから、導体板13の中間部分がプリント配線基板11
の部品装着面12から浮き上がることを確実に防止でき
る。また、上記構成の場合、導体銅板13に大電流また
は高電圧の電流を流す構成であるので、スパークが発生
することを確実になくすことができる。更に、導体板1
3の脚部15、16を介して電気部品のリード端子をプ
リント配線基板11のランド14a、14bに半田付け
する構成であるので、半田付け部分の強度及び信頼性を
高くすることができ、該半田付け部分でスパークが発生
することを確実に防止できる。
【0019】尚、上記実施例では、1個のジャンパ17
により導体板13の中間部分を固定する構成としたが、
これに限られるものではなく、2個以上のジャンパ17
により固定する構成としても良い。また、上記実施例で
は、直線形状の導体板13に適用したが、曲った形状や
分岐した形状の導体板に適用しても良いことは勿論であ
る。更に、上記実施例では、ジャンパ17の両端部17
a、17bをプリント配線基板11の取付孔11c、1
1d内に挿入した後、該両端部17a、17bの先端を
折り曲げてかしめる構成としたが、両端部17a、17
bの先端を折り曲げる工程を省くように構成しても良
い。この構成の場合、導体板13をプリント配線基板1
1に仮止めする機能がなくなるが、この仮止め機能がな
くてもほとんど問題はない。
により導体板13の中間部分を固定する構成としたが、
これに限られるものではなく、2個以上のジャンパ17
により固定する構成としても良い。また、上記実施例で
は、直線形状の導体板13に適用したが、曲った形状や
分岐した形状の導体板に適用しても良いことは勿論であ
る。更に、上記実施例では、ジャンパ17の両端部17
a、17bをプリント配線基板11の取付孔11c、1
1d内に挿入した後、該両端部17a、17bの先端を
折り曲げてかしめる構成としたが、両端部17a、17
bの先端を折り曲げる工程を省くように構成しても良
い。この構成の場合、導体板13をプリント配線基板1
1に仮止めする機能がなくなるが、この仮止め機能がな
くてもほとんど問題はない。
【0020】図2及び図3は本発明の第2の実施例を示
すものであり、第1の実施例と異なるところを説明す
る。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付して
いる。上記第2の実施例では、図2及び図3に示すよう
に、ジャンパ17に代えて、導体板13の中間部分の両
側に爪部18及び19を下方に向けて突設している。こ
れら爪部18、19は、導体板13の中間部分の両側か
ら下方へ直角に折り曲げられた折曲片部18a、19a
と、この折曲片部18a、19aに切起こしにより形成
された爪19b(一方のみ図示)とから構成されてい
る。
すものであり、第1の実施例と異なるところを説明す
る。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付して
いる。上記第2の実施例では、図2及び図3に示すよう
に、ジャンパ17に代えて、導体板13の中間部分の両
側に爪部18及び19を下方に向けて突設している。こ
れら爪部18、19は、導体板13の中間部分の両側か
ら下方へ直角に折り曲げられた折曲片部18a、19a
と、この折曲片部18a、19aに切起こしにより形成
された爪19b(一方のみ図示)とから構成されてい
る。
【0021】また、プリント配線基板11には、取付孔
11c、11dに代えて、上記爪部18、19の折曲片
部18a、19aが挿入可能なスリット状の貫通孔11
e、11fが形成されている。尚、プリント配線基板1
1の下面における貫通孔11e、11fの開口縁部に
は、ランドが形成されている。
11c、11dに代えて、上記爪部18、19の折曲片
部18a、19aが挿入可能なスリット状の貫通孔11
e、11fが形成されている。尚、プリント配線基板1
1の下面における貫通孔11e、11fの開口縁部に
は、ランドが形成されている。
【0022】この第2の実施例において、導体板13を
プリント配線基板11に取付ける場合、導体板13の両
端の脚部15、16をプリント配線基板11の取付孔1
1a、11b内に挿入すると共に、導体板13の脚部1
5、16内に電気部品のリード端子を挿入し、更に、導
体板13の爪部18、19の折曲片部18a、19aを
プリント配線基板11の貫通孔11e、11f内に挿入
する。この挿入により、爪部18、19の折曲片部18
a、19aの爪19bが貫通孔11e、11fの開口縁
部に係合し、もって、導体板13がプリント配線基板1
1に仮止めされるようになる。
プリント配線基板11に取付ける場合、導体板13の両
端の脚部15、16をプリント配線基板11の取付孔1
1a、11b内に挿入すると共に、導体板13の脚部1
5、16内に電気部品のリード端子を挿入し、更に、導
体板13の爪部18、19の折曲片部18a、19aを
プリント配線基板11の貫通孔11e、11f内に挿入
する。この挿入により、爪部18、19の折曲片部18
a、19aの爪19bが貫通孔11e、11fの開口縁
部に係合し、もって、導体板13がプリント配線基板1
1に仮止めされるようになる。
【0023】この後、第1の実施例と同様にして半田付
けを行うと、導体板13の爪部18、19の折曲片部1
8a、19a及び爪19bとプリント配線基板11の貫
通孔11e、11fの開口縁部のランドとが半田付けさ
れる。この半田付けにより、導体板13の中間部分がプ
リント配線基板11に固定され、もって、導体板13の
中間部分がプリント配線基板11の部品装着面12側か
ら浮き上がることが確実に防止される構成となってい
る。この場合、爪部18、19により浮上防止手段が構
成されている。尚、上述した以外の第2の実施例の構成
は第1の実施例の構成と同じ構成となっている。従っ
て、第2の実施例においても、第1の実施例とほぼ同じ
作用効果を得ることができる。特に、第2の実施例で
は、導体板13に爪18、19を一体に形成する構成と
したので、部品点数を少なくし得て、組立作業性を一層
向上させることができる。
けを行うと、導体板13の爪部18、19の折曲片部1
8a、19a及び爪19bとプリント配線基板11の貫
通孔11e、11fの開口縁部のランドとが半田付けさ
れる。この半田付けにより、導体板13の中間部分がプ
リント配線基板11に固定され、もって、導体板13の
中間部分がプリント配線基板11の部品装着面12側か
ら浮き上がることが確実に防止される構成となってい
る。この場合、爪部18、19により浮上防止手段が構
成されている。尚、上述した以外の第2の実施例の構成
は第1の実施例の構成と同じ構成となっている。従っ
て、第2の実施例においても、第1の実施例とほぼ同じ
作用効果を得ることができる。特に、第2の実施例で
は、導体板13に爪18、19を一体に形成する構成と
したので、部品点数を少なくし得て、組立作業性を一層
向上させることができる。
【0024】図4は本発明の第3の実施例を示すもので
あり、第2の実施例と異なるところを説明する。尚、第
2の実施例と同一部分には同一符号を付している。上記
第3の実施例では、図4に示すように、導体板13の中
間部分の中央部位に、断面ほぼ半円弧状のたわみ部20
を上方に向けて突出するように設けている。そして、導
体板13の中間部分における上記たわみ部20と一方の
脚部15との中間の部位の両側に、爪部18及び19と
ほぼ同じ構成の爪部21及び22を下方に向けて突設し
ている。同様にして、導体板13の中間部分における上
記たわみ部20と他方の脚部16との中間の部位の両側
に、爪部23及び24を下方に向けて突設している。
あり、第2の実施例と異なるところを説明する。尚、第
2の実施例と同一部分には同一符号を付している。上記
第3の実施例では、図4に示すように、導体板13の中
間部分の中央部位に、断面ほぼ半円弧状のたわみ部20
を上方に向けて突出するように設けている。そして、導
体板13の中間部分における上記たわみ部20と一方の
脚部15との中間の部位の両側に、爪部18及び19と
ほぼ同じ構成の爪部21及び22を下方に向けて突設し
ている。同様にして、導体板13の中間部分における上
記たわみ部20と他方の脚部16との中間の部位の両側
に、爪部23及び24を下方に向けて突設している。
【0025】上記各爪部21〜24は、それぞれ折曲片
部21a〜24aと爪22b、24b(2個のみ図示)
とから構成されている。また、貫通孔11e、11fに
代えて、プリント配線基板11における上記爪部21〜
24に対応する部位には、スリット状の貫通孔11g〜
11jが形成されている。そして、プリント配線基板1
1の下面における貫通孔11g〜11jの開口縁部に
は、ランドが形成されている。
部21a〜24aと爪22b、24b(2個のみ図示)
とから構成されている。また、貫通孔11e、11fに
代えて、プリント配線基板11における上記爪部21〜
24に対応する部位には、スリット状の貫通孔11g〜
11jが形成されている。そして、プリント配線基板1
1の下面における貫通孔11g〜11jの開口縁部に
は、ランドが形成されている。
【0026】この第3の実施例において、導体板13を
プリント配線基板11に取付ける場合、導体板13の両
端の脚部15、16をプリント配線基板11の取付孔1
1a、11b内に挿入すると共に、導体板13の脚部1
5、16内に電気部品のリード端子を挿入し、更に、導
体板13の爪部21〜24の折曲片部21a〜24aを
プリント配線基板11の貫通孔11g〜11j内に挿入
する。この挿入により、爪部21〜24の折曲片部21
a〜24aの各爪22b、24bが貫通孔11g〜11
jの開口縁部に係合し、もって、導体板13がプリント
配線基板11に仮止めされる。そして、この後は、第1
または第2の実施例と同様にして半田付けを行えば良
い。尚、上述した以外の第3の実施例の構成は第2の実
施例の構成と同じ構成となっている。
プリント配線基板11に取付ける場合、導体板13の両
端の脚部15、16をプリント配線基板11の取付孔1
1a、11b内に挿入すると共に、導体板13の脚部1
5、16内に電気部品のリード端子を挿入し、更に、導
体板13の爪部21〜24の折曲片部21a〜24aを
プリント配線基板11の貫通孔11g〜11j内に挿入
する。この挿入により、爪部21〜24の折曲片部21
a〜24aの各爪22b、24bが貫通孔11g〜11
jの開口縁部に係合し、もって、導体板13がプリント
配線基板11に仮止めされる。そして、この後は、第1
または第2の実施例と同様にして半田付けを行えば良
い。尚、上述した以外の第3の実施例の構成は第2の実
施例の構成と同じ構成となっている。
【0027】従って、第3の実施例においても、第2の
実施例とほぼ同じ作用効果を得ることができる。特に、
第3の実施例では、導体板13にたわみ部20を設ける
構成としたので、導体板13とプリント配線基板11の
熱膨張率の差に起因する導体板13の歪みを上記たわみ
部20により吸収することができる。この結果、導体板
13に歪みが生じなくなるから、導体板13の中間部分
がプリント配線基板11の部品装着面12から浮き上が
ることを防止できる。また、上記第3の実施例では、導
体板13の爪部21〜24をプリント配線基板11の貫
通孔11g〜11jに挿入して係合させる構成であるの
で、導体板13の中間部分がプリント配線基板11の部
品装着面12から浮き上がることをより一層確実に防止
できる。この構成の場合、たわみ部20または爪部21
〜24がそれぞれ浮上防止手段を構成している。
実施例とほぼ同じ作用効果を得ることができる。特に、
第3の実施例では、導体板13にたわみ部20を設ける
構成としたので、導体板13とプリント配線基板11の
熱膨張率の差に起因する導体板13の歪みを上記たわみ
部20により吸収することができる。この結果、導体板
13に歪みが生じなくなるから、導体板13の中間部分
がプリント配線基板11の部品装着面12から浮き上が
ることを防止できる。また、上記第3の実施例では、導
体板13の爪部21〜24をプリント配線基板11の貫
通孔11g〜11jに挿入して係合させる構成であるの
で、導体板13の中間部分がプリント配線基板11の部
品装着面12から浮き上がることをより一層確実に防止
できる。この構成の場合、たわみ部20または爪部21
〜24がそれぞれ浮上防止手段を構成している。
【0028】図5は本発明の第4の実施例を示すもので
あり、第3の実施例と異なるところを説明する。尚、第
3の実施例と同一部分には同一符号を付している。上記
第4の実施例では、図5に示すように、導体板13にた
わみ部25をプリント配線基板11側に突出するように
設けている。そして、プリント配線基板11には、上記
たわみ部25が挿入される矩形状の挿入孔11kを設け
ている。尚、上述した以外の構成は、第3の実施例の構
成と同じ構成となっている。
あり、第3の実施例と異なるところを説明する。尚、第
3の実施例と同一部分には同一符号を付している。上記
第4の実施例では、図5に示すように、導体板13にた
わみ部25をプリント配線基板11側に突出するように
設けている。そして、プリント配線基板11には、上記
たわみ部25が挿入される矩形状の挿入孔11kを設け
ている。尚、上述した以外の構成は、第3の実施例の構
成と同じ構成となっている。
【0029】従って、第4の実施例においても、第3の
実施例とほぼ同じ作用効果を得ることができる。特に、
第4の実施例では、たわみ部25が上方へ突出しなくな
るから、自動挿入機により電気部品を基板に自動挿入す
る際に自動挿入機が上記たわみ部に当たることを防止で
き、自動挿入機の使用上の制約を極力少なくすることが
できる。
実施例とほぼ同じ作用効果を得ることができる。特に、
第4の実施例では、たわみ部25が上方へ突出しなくな
るから、自動挿入機により電気部品を基板に自動挿入す
る際に自動挿入機が上記たわみ部に当たることを防止で
き、自動挿入機の使用上の制約を極力少なくすることが
できる。
【0030】図6及び図7は本発明の第5の実施例を示
すものであり、第1の実施例と異なるところを説明す
る。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付して
いる。上記第5の実施例では、図6及び図7に示すよう
に、導体板13の両端部に円形状の凹部26及び27を
形成し、これら凹部26及び27の底部に、電気部品の
リード端子28及び29を挿入して接続するリード挿入
孔30及び31を形成している。そして、導体板13の
うちの上記リード挿入孔30及び31の近傍に、この場
合、リード挿入孔30の左側及びリード挿入孔31の右
側に取付用爪部32及び33を下方に向けて突設してい
る。
すものであり、第1の実施例と異なるところを説明す
る。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付して
いる。上記第5の実施例では、図6及び図7に示すよう
に、導体板13の両端部に円形状の凹部26及び27を
形成し、これら凹部26及び27の底部に、電気部品の
リード端子28及び29を挿入して接続するリード挿入
孔30及び31を形成している。そして、導体板13の
うちの上記リード挿入孔30及び31の近傍に、この場
合、リード挿入孔30の左側及びリード挿入孔31の右
側に取付用爪部32及び33を下方に向けて突設してい
る。
【0031】上記取付用爪部32、33は、導体板13
の両端から下方へ直角に折り曲げられた折曲片部32
a、33aと、この折曲片部32a、33aに切起こし
により形成された爪32b、33bとから構成されてい
る。この構成の場合、取付用爪部32、33が取付部を
構成し、リード挿入孔30、31が接続部を構成してい
る。そして、取付用爪部32、33及びリード挿入孔3
0、31から脚部34、35が構成されている。
の両端から下方へ直角に折り曲げられた折曲片部32
a、33aと、この折曲片部32a、33aに切起こし
により形成された爪32b、33bとから構成されてい
る。この構成の場合、取付用爪部32、33が取付部を
構成し、リード挿入孔30、31が接続部を構成してい
る。そして、取付用爪部32、33及びリード挿入孔3
0、31から脚部34、35が構成されている。
【0032】また、プリント配線基板11には、取付孔
11a、11bに代えて、上記取付用爪部32、33の
折曲片部32a、33aが挿入可能なスリット状の貫通
孔11m、11nが形成されている。尚、プリント配線
基板11の下面における貫通孔11m、11nの開口縁
部には、ランド36a、36bが形成されている。そし
て、プリント配線基板11には、導体板13の凹部2
6、27が嵌合するための嵌合孔11o、11pが形成
されている。
11a、11bに代えて、上記取付用爪部32、33の
折曲片部32a、33aが挿入可能なスリット状の貫通
孔11m、11nが形成されている。尚、プリント配線
基板11の下面における貫通孔11m、11nの開口縁
部には、ランド36a、36bが形成されている。そし
て、プリント配線基板11には、導体板13の凹部2
6、27が嵌合するための嵌合孔11o、11pが形成
されている。
【0033】上記第5の実施例において、導体板13を
プリント配線基板11に取付ける場合、導体板13の両
端の取付用爪部32、33の折曲片部32a、33aを
プリント配線基板11の貫通孔11m、11n内に挿入
し、折曲片部32a〜33aの爪32b〜33bを貫通
孔11m、11nの開口縁部に係合させる。これによ
り、導体板13がプリント配線基板11に仮止めされ
る。そして、導体板13の凹部26、27のリード挿入
孔30、31内に電気部品のリード端子28、29を挿
入する。続いてこの後、第1の実施例と同様にして半田
付けを行うと、図7に示すように、導体板13の取付用
爪部32、33とプリント配線基板11の取付孔11
m、11nの開口縁部のランド36a、36bとが半田
付けされると共に、電気部品のリード端子28、29と
導体板13のリード挿入孔30、31とが半田付けされ
る。そして、図7には図示しないが、導体板13の中間
部分は、ジャンパ17によりプリント配線基板11に固
定されている。このジャンパ17をプリント配線基板1
1の取付孔11c、11d内に挿入して半田付けする構
成は、第1の実施例の構成と同じである。尚、上述した
以外の第5の実施例の構成は第1の実施例の構成と同じ
構成となっている。
プリント配線基板11に取付ける場合、導体板13の両
端の取付用爪部32、33の折曲片部32a、33aを
プリント配線基板11の貫通孔11m、11n内に挿入
し、折曲片部32a〜33aの爪32b〜33bを貫通
孔11m、11nの開口縁部に係合させる。これによ
り、導体板13がプリント配線基板11に仮止めされ
る。そして、導体板13の凹部26、27のリード挿入
孔30、31内に電気部品のリード端子28、29を挿
入する。続いてこの後、第1の実施例と同様にして半田
付けを行うと、図7に示すように、導体板13の取付用
爪部32、33とプリント配線基板11の取付孔11
m、11nの開口縁部のランド36a、36bとが半田
付けされると共に、電気部品のリード端子28、29と
導体板13のリード挿入孔30、31とが半田付けされ
る。そして、図7には図示しないが、導体板13の中間
部分は、ジャンパ17によりプリント配線基板11に固
定されている。このジャンパ17をプリント配線基板1
1の取付孔11c、11d内に挿入して半田付けする構
成は、第1の実施例の構成と同じである。尚、上述した
以外の第5の実施例の構成は第1の実施例の構成と同じ
構成となっている。
【0034】従って、第5の実施例においても、第1の
実施例とほぼ同じ作用効果を得ることができる。特に、
第5の実施例では、リード挿入孔30、31を取付用爪
部32、33の内側に配置したので、電気部品の荷重を
導体板13の浮上がりを防止する作用として寄与させる
ことも可能となる。また、取付用爪部32、33を導体
板13の長手方向に延びるように設けたので、導体板1
3の材料取りを向上させることが可能である。
実施例とほぼ同じ作用効果を得ることができる。特に、
第5の実施例では、リード挿入孔30、31を取付用爪
部32、33の内側に配置したので、電気部品の荷重を
導体板13の浮上がりを防止する作用として寄与させる
ことも可能となる。また、取付用爪部32、33を導体
板13の長手方向に延びるように設けたので、導体板1
3の材料取りを向上させることが可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、大電流または高電圧の電流を流すための導体板を基
板に取付ける構成において、導体板のうちの脚部間の部
分が基板の部品装着面から浮き上がることを防止する浮
上防止手段を設ける構成としたので、スパークが発生す
る不具合をなくすことができると共に、導体板の脚部間
(中間部分)が基板の部品装着面から浮き上がることを
確実に防止できるという優れた効果を奏する。
に、大電流または高電圧の電流を流すための導体板を基
板に取付ける構成において、導体板のうちの脚部間の部
分が基板の部品装着面から浮き上がることを防止する浮
上防止手段を設ける構成としたので、スパークが発生す
る不具合をなくすことができると共に、導体板の脚部間
(中間部分)が基板の部品装着面から浮き上がることを
確実に防止できるという優れた効果を奏する。
【0036】また、上記構成の場合、自動挿入用のジャ
ンパにより導体板を押さえ付けて該導体板の浮上がりを
防止するように構成したので、導体板の浮上がり防止を
簡単な構成にて容易に実現できる。更に、基板に形成さ
れた貫通孔に挿入されると共にこの貫通孔の縁部に係合
する爪部を導体板に設け、この爪部により導体板の浮上
がりを防止する構成としても、導体板の浮上がり防止を
簡単な構成にて容易に実現できる。更にまた、導体板の
うちの脚部間(中間部分)にたわみ部を設けると、導体
板と基板の熱膨張率の差に起因する導体板の歪みを上記
たわみ部により吸収することができる。そして、この構
成の場合、たわみ部を基板側に突出するように設けると
共に、基板に上記たわみ部が挿入される挿入孔を設ける
と、たわみ部が上方へ突出しなくなり、自動挿入機によ
り電気部品を基板に自動挿入する際に自動挿入機が上記
たわみ部に当たることを防止でき、自動挿入機の使用上
の制約を極力少なくし得る。
ンパにより導体板を押さえ付けて該導体板の浮上がりを
防止するように構成したので、導体板の浮上がり防止を
簡単な構成にて容易に実現できる。更に、基板に形成さ
れた貫通孔に挿入されると共にこの貫通孔の縁部に係合
する爪部を導体板に設け、この爪部により導体板の浮上
がりを防止する構成としても、導体板の浮上がり防止を
簡単な構成にて容易に実現できる。更にまた、導体板の
うちの脚部間(中間部分)にたわみ部を設けると、導体
板と基板の熱膨張率の差に起因する導体板の歪みを上記
たわみ部により吸収することができる。そして、この構
成の場合、たわみ部を基板側に突出するように設けると
共に、基板に上記たわみ部が挿入される挿入孔を設ける
と、たわみ部が上方へ突出しなくなり、自動挿入機によ
り電気部品を基板に自動挿入する際に自動挿入機が上記
たわみ部に当たることを防止でき、自動挿入機の使用上
の制約を極力少なくし得る。
【0037】一方、導体板の両端部にリード端子を挿入
するリード挿入孔を形成すると共に、基板に形成された
貫通孔に挿入され且つこの貫通孔の縁部に係合する取付
用爪部を上記リード挿入孔の近傍に形成し、そして、リ
ード挿入孔により脚部の接続部を構成すると共に、取付
用爪部により脚部の取付部を構成することも好ましい構
成である。このように構成した場合、リード挿入孔を例
えば取付用爪部の内側に配置すると、電気部品の荷重に
より導体板の浮上がりを防止することができる。更に、
上記構成の場合、取付用爪部を導体板の長手方向に延び
るように設けると、導体板の材料取りを向上させること
が可能である。
するリード挿入孔を形成すると共に、基板に形成された
貫通孔に挿入され且つこの貫通孔の縁部に係合する取付
用爪部を上記リード挿入孔の近傍に形成し、そして、リ
ード挿入孔により脚部の接続部を構成すると共に、取付
用爪部により脚部の取付部を構成することも好ましい構
成である。このように構成した場合、リード挿入孔を例
えば取付用爪部の内側に配置すると、電気部品の荷重に
より導体板の浮上がりを防止することができる。更に、
上記構成の場合、取付用爪部を導体板の長手方向に延び
るように設けると、導体板の材料取りを向上させること
が可能である。
【図1】本発明の第1の実施例を示す分解斜視図
【図2】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図3】爪部の拡大斜視図
【図4】本発明の第3の実施例を示す図1相当図
【図5】本発明の第4の実施例を示す図1相当図
【図6】本発明の第5の実施例を示す図1相当図
【図7】プリント配線基板の縦断側面図
【図8】従来構成を示す図1相当図
【図9】プリント配線基板の縦断側面図
11はプリント配線基板、11a〜11dは取付孔、1
2は部品装着面、13は導体板、14a〜14dはラン
ド、15、16は脚部、15a、16aは内周部(接続
部)、15b、16bは外周部(取付部)、17はジャ
ンパ(浮上防止手段)、18、19は爪部(浮上防止手
段)、20はたわみ部(浮上防止手段)、21、22、
23は、24は爪部(浮上防止手段)、25はたわみ部
(浮上防止手段)、26、27は凹部、28、29はリ
ード端子、30、31はリード挿入孔(接続部)、3
2、33は取付用爪部(取付部)、34、35は脚部、
36a、36bはランドを示す。
2は部品装着面、13は導体板、14a〜14dはラン
ド、15、16は脚部、15a、16aは内周部(接続
部)、15b、16bは外周部(取付部)、17はジャ
ンパ(浮上防止手段)、18、19は爪部(浮上防止手
段)、20はたわみ部(浮上防止手段)、21、22、
23は、24は爪部(浮上防止手段)、25はたわみ部
(浮上防止手段)、26、27は凹部、28、29はリ
ード端子、30、31はリード挿入孔(接続部)、3
2、33は取付用爪部(取付部)、34、35は脚部、
36a、36bはランドを示す。
Claims (7)
- 【請求項1】 電気部品を装着するための基板と、 この基板の部品装着面側に取付けられ、大電流を流すた
めの導体板と、 この導体板の両端部に設けられ、前記電気部品のリード
端子を接続するための接続部及び前記基板に形成された
取付孔に取付けるための取付部としての各機能を有する
脚部と、 前記導体板のうちの前記脚部間の部分が前記基板の部品
装着面から浮き上がることを防止する浮上防止手段とを
備えて成る配線基板。 - 【請求項2】 自動挿入用のジャンパにより浮上防止手
段を構成したことを特徴とする請求項1記載の配線基
板。 - 【請求項3】 基板に形成された貫通孔に挿入されると
共に前記貫通孔の縁部に係合する爪部を導体板に設け、 この爪部により浮上防止手段を構成したことを特徴とす
る請求項1記載の配線基板。 - 【請求項4】 前記導体板のうちの前記脚部間にたわみ
部を設け、 このたわみ部により浮上防止手段を構成したことを特徴
とする請求項1記載の配線基板。 - 【請求項5】 たわみ部を基板側に突出するように設け
ると共に、 前記基板に前記たわみ部が挿入される挿入孔を設けたこ
とを特徴とする請求項4記載の配線基板。 - 【請求項6】 導体板の両端部にリード端子を挿入する
リード挿入孔を形成すると共に、基板に形成された貫通
孔に挿入され且つ前記貫通孔の縁部に係合する取付用爪
部を前記リード挿入孔の近傍に形成し、そして、 前記リード挿入孔により脚部の接続部を構成すると共
に、前記取付用爪部により脚部の取付部を構成したこと
を特徴とする請求項1記載の配線基板。 - 【請求項7】 取付用爪部は、導体板の長手方向に延び
るように設けたことを特徴とする請求項6記載の配線基
板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32826594A JPH08186339A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 配線基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32826594A JPH08186339A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 配線基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08186339A true JPH08186339A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18208298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32826594A Pending JPH08186339A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 配線基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08186339A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1994
- 1994-12-28 JP JP32826594A patent/JPH08186339A/ja active Pending
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