JPH0818526B2 - エアバッグ保持用締結装置 - Google Patents

エアバッグ保持用締結装置

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JPH0818526B2
JPH0818526B2 JP4268366A JP26836692A JPH0818526B2 JP H0818526 B2 JPH0818526 B2 JP H0818526B2 JP 4268366 A JP4268366 A JP 4268366A JP 26836692 A JP26836692 A JP 26836692A JP H0818526 B2 JPH0818526 B2 JP H0818526B2
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イー.ストラール ポール
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ブイ.アダムス ゲイリー
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モートン インターナショナル,インコーポレイティド
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    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は膨張可能型乗員拘束装
置、又は普通に知られているようなエアバッグ拘束装置
に関する。このような装置は自動車その他の車両の、
衝突時の運転者保の操縦輪と乗客保のダッシュ
ボードとの少なくとも一部に、備えつけられる。さらに
詳細には、本発明は上記装置におけるエアバッグ保持手
段の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】エアバッグ拘束装置の製造中は、多数の
構成要素を取付け検査し完成したエアバッグ構造体
を生産するようにしなければならない。このエアバッグ
構造体の構成要素には、カバー、エアバッグ、エアバッ
グ保持手段(環状保持器、基部ハウジング、及び固着
具)、ガス発生器膨張器、点火要素、及び組立体を
自動車の車体に取付ける手段が含まれる。ガス発生剤
花火材料)が存在するので、膨張器は最も敏感な構成
要素である。安全上の理由で、膨張器は組立て工程にお
いてできるだけ遅い時期に取付けることが望ましい。
【0003】エアバッグ拘束装置が備えつけられた車両
において、エアバッグは衝突に瞬間的に膨張され
員が怪我をしないよう保護する。エアバッグは
、ダッシュボード又は自動車の車体の他の適当な部分
に固定され又は取付けられた膨張器から供給されるガス
の圧力により膨張される。
【0004】自動車の衝突の間運転者を防護するため
にはエアバッグは最初の衝撃後2040ミリ秒内に
膨張すべきであると決められてきた。要求された短い時
間内にエアバッグを膨張させるのに必要な、エアバッグ
に供給された高圧ガスは、エアバッグをその取付け部か
ら引張り分離させるような力を生じる。さらに、膨張さ
れたエアバッグに対する乗員の衝撃はこれらの力を増大
させるものとなる。これらの強い力に抵抗するためには
大きな強度の取付け装置を設けて、乗員の安全を保証す
るようにしなければならない。
【0005】エアバッグのための従来の取付け構造で
は、エアバッグへのガス導入開口の外縁を囲む部領
が、ガス放出開口の周りに設けられた基部ハウジングと
基部ハウジングに固定された環状保持器との間で締
定される。基部ハウジングは車体、例えば操縦輪に取付
けられる。環状保持器は基部ハウジングにボルト又はリ
ベットで固定される。
【0006】他の公知の取付け構造ではエアバッグは
リベットにより環状保持器に固定される。エアバッグが
取付けられた環状保持器は、次に基部ハウジングと膨張
器とにボルトで固定される。エアバッグを取付けるため
のリベットの使用は破損したり外れたりしたリベット
の交換の必要が生じることから膨張器構造体の組立体の
組付け直しの主な原因となる。膨張器構造体の組付け直
しは必らずしも可能とは限らない。そのような場合、欠
陥のある膨張器構造体は廃棄しなければならず、生産上
の損失をもたらしまた製造コストを増大させるものとな
る。エアバッグ組立体の製造でリベットをなくすこと
欠陥のある膨張器構造体の組付け直しと廃棄の主原
因をなくすことになる。
【0007】衝突が生じるとエアバッグの膨張により
生じた大きな力とエアバッグに押しつけられる乗員の身
体の衝撃とは、エアバッグの締固定された部分を引張
るようになる。エアバッグを膨張器に保持する力は
状保持器とエアバッグの締結定部分との間の接合部の
全域にわたって均一に分配されない。しろ、エアバ
ッグを膨張器に保持する力は、固着具(ボルトやリベッ
ト)の直径に一致する幅と固着具からエアバッグのガス
導入開口の縁までの距離に一致する長さとを有するエア
バッグ部分の剪断抵抗に集中される。環状保持器のこの
ような固定作用は、エアバッグが環状保持器から分離し
ないようにするには不十分となる。エアバッグの分離
車両の乗客室中にガスが直接漏れるようにし、車両
の運転者及び他の乗員の安全を危うくする。
【0008】エアバッグの締固定を可能とし固着具
とガス導入開口の内縁との間のエアバッグの剪断強度を
増大させる1つの方法は、Hartmeyer の米国特許第4,
988,119号に開示されるように、環状保持器の軸
向面から離れる方向へ直角に複数の溝付きスタッドを
配設することである。この溝付きスタッドは、エアバッ
グと基板(基部ハウジング)との開口を通過するとき
中央溝の存在によってむ大径頭部を備える大径頭部
は、開口を通過すると拡がって開口の周囲の材料と係合
する。次にリベットがスタッドを通て配置され基板
に係合される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、エア
バッグ構造体(エアバッグ、膨張器、取付けブラケッ
ト、及び化粧カバー)の組立ての間、固着具手段を恒久
的に固定することなくエアバッグを締固定可能な手段
を提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、自動車用エアバッグ
安全拘束構造体であって、その構成要素がエアバッグ
構造体の組立ての最段階で膨張器取付けられるよう
に配置されているエアバッグ構造体を提供することであ
る。
【0011】本発明のさらに他の目的は、エアバッグを
環状保持器に取付けるリベットの必要をなくすることで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上記及び他の目
的は以下の記載から明らかとなるが、れらの目的は、
エアバッグを対応の膨張器上に保持する新規な締結装置
によって達成される。エアバッグは、環状保持器保持
器リング基部ハウジングとを備える締結装置によっ
て、エアバッグのガス導入開口の周縁の周りに締固定
される。
【0013】環状保持器保持器リングは、膨張器の
形状に合致する開口を区画形成する内側境界部、頂部と
底部とを有する本体、外側境界部、及び環状保持器を貫
通する複数の第1の孔を有している。複数の軸方向下降
部材が環状保持器の底部に一体に取付けられる。これら
軸方向下降部材は、好ましくはタブ、ピン、凹み、及
び円形突起からなる群から選択される。所望により環状
保持器の本体には、実質的に直角な壁が環状保持器の頂
部の内側境界部及び外側境界部に取付けられる。この締
結装置はまた基部ハウジングを備える。基部ハウジング
は、取付け縁部と、頂部と底部とを備えた基部本体と、
膨張器の形状に合致する中央開口を区画形成する内側境
界部と、基部本体を前記中央開口の半径方向外側貫通
する複数の第2及び第3の孔とを有している。この第3
の孔は環状保持器が基部ハウジングに対し正しい関係
位置となったときに環状保持器軸方向下降部材を受け
入れるように位置決めされる。所望により、第2の孔
寸法にできる。すなわち第2の孔の直径は第2の孔
を貫通する固着具手段の直径より小さくできる。
【0014】膨張器ハウジングに保持されるべきエア
バッグは、膨張器の形状に一致した中央領域のガス導入
開口と、固着具手段を受け入れるガス導入開口の半径方
向外側の複数の第4の孔と、環状保持器の軸方向下降
材を受け入れるガス導入開口の半径方向外側の複数の第
5の孔とを有している。固着具手段は、第1、第4及び
第2の孔を貫通して、環状保持器とエアバッグと基部
ウジングとを相互に接合する。
【0015】
【作用】本発明に係る締結装置は、軸方向の締付けと
着具軸方向下降部材と組合せにより、エアバッグを
その配置作業の間に膨張器上へ保持する。エアバッグ構
造体の組立て中エアバッグは、所望により寸化され
た第2の孔により、ボルトやリベット等の固着具手段を
固定することなく所定位置に保持される。エアバッグ構
造体の組立て中エアバッグをさらに確実に固定するた
、軸方向下降部材としてタブを用いることができる。
これらタブはエアバッグと基部ハウジングとを貫通し
た後変形され又は曲げられ基部ハウジングの下側に
係合し、それにより固着具を固定することなくエアバッ
を基部ハウジングに保持することができる
【0016】
【実施例】本発明を特徴づける様々な新規な構造は、特
許請求の範囲の記載事項によって示される。本発明とそ
の作用上の利点とその利用によって得られる特別の目的
とをより良く理解するため、本発明の好適な実施例を例
示する添付図面を参照して以下に説明する。図面におい
て、同一部分は同一符号で示される。
【0017】図1に最も良く示されるように、エアバッ
グ12を膨張器14に締固定するための締結装置10
は、環状保持器保持器リング16と基部ハウジング
18とを具備している。固着具手段20、環状保持器
に設けた固着具用の孔22(以下第1の孔という)、エ
アバッグに設けた固着具用の孔24(以下第4の孔とい
う)、基部ハウジングに設けた固着具用の孔26(以下
第2の孔という)、及び膨張器14フランジ30に設
けた孔28を貫通し、ナット32又はその均等物で先端
が固定される
【0018】環状保持器16は図2に最も良く示される
ように、膨張器14に一致する開口を区画形成する内側
境界部34とほぼ矩形の外側境界部36と、環状保持
器16の本体を貫通する複数の第1の孔22環状保
持器16の底部に取付けられる複数の軸方向下降部材3
とを備える所望により、内側境界部34と外側境界
部36とに壁を取付けることができる。両方の壁40
42は環状保持器16の底部に実質的に直角に配設さ
環状保持器16はプラスチック又は金属のような
構造的に適当な任意の材料で作ることができる。アルミ
ニウム又はスチールのような金属が強度に関しては好ま
しく、そしてスチールが高い強度及び剛性に関し最も好
ましい。環状保持器16軸方向下降部材38と任意
の壁40及び42とを基板(本体)に溶接することによ
り製造することができる。或いは、軸方向下降部材38
を有する環状保持器16一部材の金属から鋳造するこ
とができる。また、好ましくは単一部材の金属から環状
保持器16を型で打ち抜き成形し金属を少ししか用い
ないで強度の大きい環状保持器16を製造することもで
きる。この打抜き形成された環状保持器は低コストで
効率的な製造手段で得られるというさらなる利点を有す
る。
【0019】図3に最も良く示されるように好適な実
例において軸方向下降部材38はタブ(たれ)38
らなるタブ38は、第1の対の平行(以下長とい
う)と第2の対の平行(以下短という)とを有し、
両長辺の中心は環状保持器の軸方向の半径に直角となっ
ている。タブ38は型で打抜かれて環状保持器と同じ
材料で形成することにより、製造及び材料のコストを減
できる。タブ38エアバッグ12に設けた軸方向
下降部材用の孔(以下第5の孔44という)と基部ハウ
ジング18に設けた軸方向下降部材用の孔(以下第3の
孔46という)とを通って挿入され、基部ハウジング1
8の底部に係合するよう変形され又は曲げられる。こう
してエアバッグは、ナット32等の他の閉鎖手段を要せ
ずまた膨張器を取付けないでエアバッグ構造体の残り部
分の組立ての間、環状保持器16と基部ハウジング18
との間に堅く保持される。
【0020】図4に最も良く示されるように、エアバッ
グ12は、そのほぼ中央部分に膨張器14の全体形状に
一致するガス導入開口を境界部48により区画形成して
備える。ガス導入開口境界部48の半径方向外側に
は、固着具用の第4の穴24と、環状保持器16の軸方
向下降部材38を受け入れる第5の孔44とが配置され
る。ガス導入開口境界部48の半径方向外側のエアバ
ッグ12の領域は、環状保持器16と基部ハウジング1
8との間に軸方向の締結作用により締固定される。
【0021】図5に最も良く示されるように、基部ハウ
ジング18は、膨張器14に一致する開口を区画形成す
る内側境界部49と、基部ハウジング18を貫通する複
数の第2の孔26と、複数の第3の孔46と、取付け縁
(図示せず)とを有している。第3の孔46は、環状
保持器16が基部ハウジング18に対して正しい関係位
置となったときに軸方向下降部材38を受け入れるよう
に配置されている。
【0022】環状保持器タブ38を変形させるのに加
えて、基部ハウジング18は、図5に示すような固着具
20の表面を把持する小寸の第2の孔26によって
アバッグ構造体の組立て中所定位置に保持される。
26の周縁を囲んで半径方向外側に延びる複数の切込み
50が形成され、切込み50により孔26の周縁強度が
減少される。それにより、基部ハウジングが所定位置
押圧されたとき、孔26の縁が変形され固着具の表面
に係合するようになっている。こうしてエアバッグは
構造体の残り部分の組立て中にナット32等の他の閉鎖
手段を必要としないで環状保持器と基部ハウジングとの
間に堅く保持される。26の周強度は、孔26の
縁の金属を傾斜させる(テーパをつけることにより
減少させることできる。基部ハウジング18はアル
ミニウム又はスチールのような任意の適当な金属で作る
ことができるが、スチールが強度と剛性に関して好適で
ある。
【0023】軸方向下降部材38を有する環状保持器1
6の種々の変更例を、図6図9に示
【0024】図6及び7に示される軸方向下降部材の
実施において、タブ38は環状保持器16の下側に取
付けられるか又は環状保持器16からその形状を押出す
ことにより形成され凹み円錐体52によって置換
えられる。この取付けられた凹み(円錐体)52は
実体又は中空体とすることができる。
【0025】図8及び9に示される軸方向下降部材の
実施においてタブ38は環状保持器16の下側に取
付けられるか又は環状保持器16をその形状に押出すこ
とにより形成されピン(円柱体)54によって置換え
られる。この取付けられたピン(円柱体)54は中実
体又は中空体とすることができる。
【0026】凹み円錐体とピン(円柱体)とは
アバッグ12と基部ハウジング18と通って挿入され
た後に好ましくは変形され、エアバッグ構造体の組立て
に固着具手段を固定することなしにエアバッグを所定
位置に保持する。軸方向下降部材を凹みピンの形式に
変形するのを助けるため、軸方向下降部材の外側に、基
部ハウジングの第3の孔46に工合良く係合するための
リブを形成できる
【0027】固着具20は、環状保持器16の壁40、
42を配置した側から第1の孔22を通って挿入され
る。固着具20としてはリベット又はボルトを用いるこ
とができるが、環状保持器16の所定位置に押込まれる
打ち込み嵌合ボルトが好ましい。次いで環状保持器16
環状保持器16の壁配置側がエアバッグの内側に向
くようにしてエアバッグ12のガス導入開口を通って
挿入される。固着具20が、図4に示されるようにエ
バッグに設けられた固着具用の孔24を通って挿入され
る。次に基部ハウジング18が、エアバッグのガス導入
開口の外側の上に置かれ、エアバッグ12の内縁に近接
する領域を締付ける。ガスの漏出を防止しまたエアバッ
グの縁を補強するため、密封材又は漏出防止材をそれぞ
れの接触面の間に施すことができる。
【0028】エアバッグ12が環状保持器16と基部
ウジング18との間に小寸の第2の孔26と軸方向下降
部材38とによって係着されることにより、エアバッグ
構造体が膨張器14を取付けることなく組立てられる。
エアバッグ12は折りたたまれこの構造体がエアバッ
グ組体に取付けられる。
【0029】膨張器14を除いた組立体が完成した後、
膨張器14が基部ハウジング18の中央開口を通って挿
入され取付けナット32によって固定される。この
配置において、環状保持器16と締結組立体を膨張器1
4のフランジ30に取付ける基部ハウジング18との間
に、ガス導入開口境界部48に近接するエアバッグの
環状部分が締結固定される。本発明によれば、これはエ
アバッグ組立体の付け最終段階である。本発明は
膨張可能なエアバッグ操縦輪に取付けることについて
記載したが、エアバッグ組立体ダッシュボード又は車
両の車体の他の部分に取付けることができることは当業
者に理解されるであろう。
【0030】エアバッグ拘束装置の作用において、衝突
又は激突時の衝撃は、膨張器14に設けられたガス発生
剤を点火するセンサ(図示せず)によって検出される。
膨張器14は膨張ガスをエアバッグ12の中に放出し
これを急速に膨張させ、カバー(図示せず)を破り
れによりエアバッグは、縦輪と車両の運転者との間の
領域にわたって膨張して、運転者への衝撃を吸収するこ
とができる。このときエアバッグ12の締結部は、
アバッグ12をその取付け位置から引張るようにする強
い半径方向の力を受ける。しかし、第4の孔24と第5
の孔44との周辺領域のエアバッグ組織の剪断応力が
径方向の力に抗して作用しエアバッグ12を所定位置
に堅く保持し、それによりガス漏れを防止し運転者の
防護を保証することができる。
【0031】本発明の上記の詳細な説明により、当業
は本発明の精神から逸脱することなく変更をなし得るこ
とを理解するであろう。したがって、本発明の範囲は図
示されかつ記載された特定の実施に限定されず、特許
請求の範囲によって規定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】締結組立体の断面図であり、環状保持器と基部
ハウジングとによるエアバッグの締固定と膨張器の取
付けとを示す図である。
【図2】固着具用の孔とタブとを示す環状保持器の頂部
平面図である。
【図3】図2の3−3線に沿った環状保持器の部分断面
図で、タブを示す
【図4】中央開口と固着具用の孔とを示すエアバッグの
部分底面図である。
【図5】固着具用の小寸の孔を示す基部ハウジングの
頂部平面図である。
【図6】固着具用の孔と凹みとを示す環状保持器の変更
例の頂部平面図である。
【図7】図6の7−7線に沿った環状保持器の部分断面
図で、凹みを示す
【図8】固着具用の孔を示す環状保持器の変更例の頂部
平面図である。
【図9】図8の9−9線に沿った環状保持器の部分断面
図で、円形柱を示す
【符号の説明】
10…締結装置 12…エアバッグ 14…膨張器 16…環状保持器(保持器リング) 18…基部ハウジング 20…固着具手段 22…第1の孔 24…第4の孔 26…第2の孔 28…フランジ孔 34…内側境界部 36…外側境界部 38…軸方向下降部材 44…第5の孔 46…第3の孔 48…ガス導入開口境界部 50…切込み 52…凹み 54…ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲイリー ブイ.アダムス アメリカ合衆国,ユタ 84302,ブライア ム シティ,サウス 400 ウエスト 2420 (56)参考文献 実開 平2−71053(JP,U) 欧州特許出願公開447030(EP,A) 仏国特許公開2625961(FR,A)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグを対応のエアバッグ膨張器上
    に保持するための締結装置において、環状保持器であっ
    て、膨張器の形状に合致する開口を区画形成する第1の
    内側境界部と、頂部及び底部を備えた本体と、第1の外
    側境界部と、本体を貫通する複数の第1の孔と、
    体の底部と一体で該底部から突出する複数の軸方向下
    降部材とを有する環状保持器と、基部 ハウジングであって、取付け縁と、頂部及び底部
    を備えた基部本体と、膨張器の形状に合致する開口を区
    画形成する第2の内側境界部と、該基部本体を貫通する
    複数の第2の孔と、該基部本体を貫通し、前記環状保持
    器が正しい関係位置となったときに該環状保持器の前記
    軸方向下降部材を受け入れるように位置決めされる複
    の第3の孔とを有する基部ハウジングと、 エアバッグであって、前記環状保持器の前記開口と形状
    が一致する中央領域のガス導入開口と、該ガス導入開口
    の半径方向外側に配置される複数の第4の孔と、ガス
    導入開口の半径方向外側に配置される複数の第5の孔と
    を有し、ガス導入開口の環状部分が前記環状保持器と
    前記基部ハウジングとの間に配置され、前記環状保持器
    の前記軸方向下降部材が第5の孔を貫通して前記基部
    ハウジングの前記第3の孔に受け入れられるエアバッグ
    と、前記第1の孔と前記第4の孔と前記第2の孔とを貫通し
    前記環状保持器と前記エアバッグと前記基部ハウジン
    グとを接合する固着具手段、とを具備しているエアバッ
    グ保持用締結装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の内側境界部と一体の第1の壁
    が前記環状保持器の前記頂部に取付けられ、該第1の
    環状保持器の前記本体に実質的に直角を成す請求項
    1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の外側境界部と一体の第2の壁
    が前記環状保持器の前記頂部に取付けられ、該第2の
    環状保持器の前記本体に実質的に直角を成す請求項
    1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記基部ハウジングの前記第2の孔が、
    前記固着具手段が第2の孔の縁と係合して前記環状保
    持器と前記エアバッグとを該基部ハウジングに対し保持
    するように小寸化されている請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記基部ハウジングの前記小化された
    第2のその周縁に相互離間して実質的半径方向外
    側に延びる複数の切込みを備える請求項4に記載の装
    置。
  6. 【請求項6】 前記小寸化された第2の孔の縁が傾斜
    ている請求項4又は5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記軸方向下降部材が、タブ、ピン、凹
    み、及び円形突起を含む請求項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記突起がタブの形式である請求項7に
    記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記第3の孔の形状が円形、楕円形
    又は矩形である請求項1に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記複数の軸方向下降部材が、前記基
    ハウジングの前記底部と係合するよう変形される請求
    項1に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記軸方向下降部材がタブであり、該
    タブが前記底部と係合するよう曲げられる請求項10に
    記載の装置。
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