JP6433817B2 - エアバッグ及びエアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ガス導入口の外縁部に沿って配置された補強布を縫製部によりエアバッグ本体部と縫製したエアバッグ及びこれを備えたエアバッグ装置に関する。
従来、例えば、自動車のハンドルであるステアリングホイールやインストルメントパネル部に備えられるエアバッグ装置が知られている。このエアバッグ装置は、ガスを供給するインフレータと、単数、あるいは複数の基布により袋状に構成され所定の形状に折り畳まれたエアバッグ本体部を有するエアバッグとを備えている。そして、自動車の衝突などの際には、インフレータからガスを供給して、乗員の前方にエアバッグ本体部を膨張展開させ、乗員に加わる衝撃を緩和するようになっている。
このようなエアバッグにおいて、エアバッグ本体部には、インフレータが挿入されるガス導入口が開口されている。このガス導入口の周囲には、エアバッグ本体部の基布のほつれや、インフレータから噴射されるガスの圧力あるいは温度などに対して補強するための補強布、あるいは、インフレータから噴射されたガスを整流する整流体がエアバッグ本体部の基布に重ねられて一体的に縫製されている(例えば、特許文献1及び2参照。)。
特開平7−156735号公報 (第2−3頁、図3) 特開平10−226294号公報 (第3−5頁、図1−2)
ところで、インフレータは、エアバッグ本体部の内部に配置された保持部材としてのリテーナによりエアバッグ本体部と一体的にケース体に保持固定される。そこで、リテーナのエアバッグ本体部内への挿入を容易にするためのスリットをガス導入口に連続させて設けることがある。この構成の場合、補強布や整流体とエアバッグ本体部との縫製ラインを、スリット部を迂回して形成することとなる。そのため、この縫製ラインがガス導入口から離間されることで、エアバッグ本体部内に挿入したリテーナの抜けが生じること、あるいはエアバッグ本体部をリテーナ上に重ねるように折り畳んだ状態で、この縫製ラインがリテーナの側壁から上方に突出することで、インフレータから噴射されたガスがリテーナの側壁に遮られることなく縫製ラインに直接当たってダメージを生じさせることなどが懸念される。したがって、エアバッグ本体部内へのリテーナの挿入を容易としつつ、保持部材のエアバッグ本体部からの抜けを防止できる構成が望まれている。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、エアバッグ本体部内へのリテーナの挿入を容易にできるとともに、保持部材のエアバッグ本体部からの抜けを防止できるエアバッグ及びこれを備えたエアバッグ装置を提供することを目的とする。
請求項1記載のエアバッグは、インフレータが挿入されるガス導入口を備え、前記インフレータとともに保持部材によりケース体に取り付けられ折り畳まれて収納された状態から前記インフレータにより内部にガスが導入されて膨張展開する袋状のエアバッグ本体部と、このエアバッグ本体部の前記ガス導入口の外縁部を補強する補強布と、前記ガス導入口に連続して前記エアバッグ本体部及び前記補強布に切り込み形成されたスリット部と、前記ガス導入口の外縁部に沿って前記補強布と前記エアバッグ本体部とを互いに縫製する線状の縫製部とを具備し、前記スリット部は、前記ガス導入口に連続しこのガス導入口から外方に延びる延出部と、この延出部の先端にこの延出部と交差する方向に沿って延び、前記保持部材に突設された位置決め用の位置決め部が挿通される交差部とを備え、前記縫製部は、少なくとも一部が前記交差部の前記延出部から延出する少なくともいずれかの端部よりも前記延出部側に位置しているものである。
請求項2記載のエアバッグは、請求項1記載のエアバッグにおいて、スリット部の延出部及び縫製部の交差部の前記延出部から延出する少なくともいずれかの端部よりも前記延出部側に位置する部分を含む少なくとも一部は、エアバッグ本体部及び補強布の保持部材とケース体との間に挟み込まれる位置に配置されているものである。
請求項3記載のエアバッグは、請求項1または2記載のエアバッグにおいて、縫製部は、少なくともいずれかの端部が前記交差部の前記延出部から延出する少なくともいずれかの端部よりも前記延出部側に位置し、かつ、この端部が折り返し縫いされているものである。
請求項4記載のエアバッグ装置は、請求項1ないし3いずれか一記載のエアバッグと、このエアバッグのエアバッグ本体部のガス導入口に挿入され、前記エアバッグ本体部の内部にガスを供給するインフレータと、前記エアバッグのスリット部の交差部に挿入される位置決め用の位置決め部を備え、前記エアバッグ本体部内に位置して前記エアバッグ本体部及び前記インフレータを保持する保持部材と、この保持部材により前記エアバッグ本体部及び前記インフレータが取り付けられ、折り畳まれた状態の前記エアバッグ本体部を収納するケース体とを具備したものである。
請求項1記載のエアバッグによれば、ガス導入口に連続しこのガス導入口から外方にスリット部の延出部をエアバッグ本体部及び補強布に切り込み形成することで、このスリット部の延出部を介してエアバッグ本体部内へのリテーナの挿入を容易にできる。また、縫製部は、ガス導入口の外縁部に沿って形成するとともにスリット部の交差部の延出部から延出する少なくともいずれかの端部よりも延出部側に少なくとも一部を位置させることで、スリット部の延出部の近傍の位置を確実に補強して保持部材の保持強度を確保でき、保持部材のエアバッグ本体部からの抜けを防止できる。
請求項2記載のエアバッグによれば、請求項1記載のエアバッグの効果に加え、スリット部の延出部及び縫製部の交差部の延出部から延出する少なくともいずれかの端部よりも延出部側に位置する部分を含む少なくとも一部をエアバッグ本体部及び補強布の保持部材とケース体との間に挟み込まれる位置に配置することで、展開時のインフレータのガスの圧力に対してスリット部の延出部及び縫製部の少なくとも一部を保護でき、展開時のインフレータのガスに対するダメージを抑制できる。
請求項3記載のエアバッグによれば、請求項2記載のエアバッグの効果に加え、縫製部の交差部の延出部から延出する少なくともいずれかの端部よりも延出部側に位置する端部を折り返し縫いすることで、縫製部の端部の位置でのほつれを抑制でき、縫製強度をより向上して保持部材の保持強度を確保できるとともに、折り返し縫いによって縫製部の端部の位置でエアバッグの厚みが増すため、保持部材とケース体とによってより強固に挟み込むことができ、展開時のインフレータのガスに対するダメージをより抑制できる。
請求項4記載のエアバッグ装置によれば、スリット部の延出部を介してエアバッグ本体部内へのリテーナの挿入を容易にできるとともに、縫製部によるエアバッグの縫製強度を確保しつつ、展開時のインフレータのガスに対するエアバッグのダメージを低減できる。
本発明のエアバッグ及びエアバッグ装置の第1の実施の形態を示す平面図である。 (a)は図1のI−I相当位置の断面図、(b)は図1のII−II相当位置の断面図、(c)は図1のIII−III相当位置の断面図である。 同上エアバッグ装置の分解斜視図である。 同上エアバッグの一部を拡大して示す平面図である。 同上エアバッグのエアバッグ本体部の展開状態を示す側面図である。 本発明のエアバッグ及びエアバッグ装置の第2の実施の形態の一部を示す平面図である。
以下、本発明のエアバッグの第1の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1、図3及び図5において、10はエアバッグ装置で、このエアバッグ装置10は、例えば車両としての自動車11の助手席、すなわち助手席の被保護物としての乗員Aの前方に位置する被設置部としてのインストルメントパネル部14の内側に配置され、助手席乗員用のエアバッグ装置10を構成している。なお、以下、前後方向、両側方向、及び上下方向は、それぞれエアバッグ装置10を自動車11に取り付けた状態における自動車11の直進方向を基準として説明する。また、図5において、乗員Aはダミーにより示されている。
そして、インストルメントパネル部14は、例えば合成樹脂などの部材により後側すなわち助手席側に向かって若干下降する曲面状などに形成され、このインストルメントパネル部14の内側に配置された被取付部材としての図示しないステアリングメンバに、エアバッグ装置10が正面側を上方から若干後側すなわち乗員A側に向けて傾斜した状態でねじ止めなどして固定されている。また、インストルメントパネル部14の上方には、前側下方から上側後方に向かって傾斜したウインドシールドであるフロントガラス15が配置されている。
そして、このエアバッグ装置10は、エアバッグモジュールとも呼び得るもので、基布にて構成されたエアバッグ21、このエアバッグ21にガスを供給するインフレータ22、これらエアバッグ21及びインフレータ22などを保持する保持部材としてのリテーナ24、このリテーナ24を介してエアバッグ21及びインフレータ22などが取り付けられるケース体25、エアバッグ21を包んで折り崩れを防止する形状保持部材としてのラッピング部材26、展開前のエアバッグ21及びラッピング部材26を覆うカバー体27、及びインフレータ22の動作を制御する図示しない制御手段などを備えている。
インフレータ22は、円柱状(円筒状)をなす本体部22aと、この本体部22aの周囲に突出する例えば四角形状のフランジ部22bとを備え、例えばケース体25の底部に下方から取り付けられてリテーナ24によりケース体25に保持固定されている。そして、この本体部22aの内側には、図示しないが、点火器及び薬剤が収納され、底部に接続されたコネクタを介して伝えられる制御手段からの電気信号により、点火器が薬剤を燃焼させ、本体部22aの外周に設けられたガス噴射口22cから膨張用のガスを急速に供給するようになっている。なお、インフレータ22は、種々の形状があり、例えば、円盤状の本体部を備えたインフレータ22を単数あるいは複数用いることもできる。また、フランジ部22bには、ボルト挿通孔22dが例えば四隅(3つのみ図示)に互いに略等角度に離間されて開口されている。
リテーナ24は、例えば車幅方向に長手状の四角形皿状に形成されたリテーナ本体31と、このリテーナ本体31に突設された取付ボルト32とを一体的に備えている。リテーナ本体31は、略四角形状の底面部33と、この底面部33の外縁部から上方に立ち上げられたガス遮蔽部としての側壁部34とを一体的に備えている。底面部33には、インフレータ22の本体部22aが挿通される例えば円形状のインフレータ挿通開口35が開口されている。さらに、この底面部33には、位置決め用の位置決め部としての板状の位置決めフランジ36が下方に向けて突設されている。この位置決めフランジ36は、展開特性に応じて折り畳みや形状が設定されているエアバッグ21をケース体25及びインストルメントパネル部14に対して誤組み付けしないように方向性を明示するためのもので、例えばリテーナ24(リテーナ本体31)の長手方向の一端側の側壁部34に対して面一な位置で、この側壁部34と反対側に向けて突設されている。そして、取付ボルト32は、スタッドボルトなどとも呼ばれ、リテーナ本体31の底面部33のインフレータ挿通開口35の外方の四隅近傍から下方に向けて突設されている。
ケース体25は、略箱状に形成され、正面側あるいはフロントガラス15に向かう上側を開口部である矩形状の突出口38とし、内側が、折り畳んだエアバッグ21を収納するエアバッグ収納部39とされている。そして、この突出口38は、通常時は、カバー体27により覆われている。また、このケース体25の底部には、インフレータ22の本体部22aが挿通される例えば円形状の挿通開口部40が開口されているとともに、この挿通開口部40の周囲に、リテーナ24の取付ボルト32が挿通される例えば4つのボルト挿通孔41が互いに略等角度に離間されて開口されている(2つのみ図示)。さらに、このケース体25には、このケース体25とカバー体27とを係止などにより互いに固定する図示しない固定部及び固定受け部などが設けられている。
ラッピング部材26は、ラッピング布、パッキングクロス、折り崩れ防止体などとも呼ばれるもので、例えば合成紙、紙、布、不織布、あるいは樹脂シートなどにより形成されている。このラッピング部材26は、車幅方向に延びる第1ラッピング部43と、この第1ラッピング部43に対して交差(直交)する方向に延びる第2ラッピング部44とにより、略T字、あるいは略十字状に形成されている。そして、このラッピング部材26は、第1ラッピング部43と第2ラッピング部44とが交差する位置である車幅方向の中央部に、インフレータ22の本体部22aが挿通される例えば円形状の挿通開口45が開口されており、この挿通開口45の周囲に、リテーナ24の取付ボルト32が挿通されるボルト挿通孔46が互いに略等角度に離間されて開口されている。また、挿通開口45には、スリット部47が連続して切り込み形成されている。
第1ラッピング部43は、挿通開口45に対して車幅方向にそれぞれ延出する(一及び他の)ラッピング腕部43a,43bを備える、車幅方向に長手状の略四角形状に形成されている。
第2ラッピング部44には、脆弱なスリットである破断予定線49が車幅方向に横断して形成されている。
スリット部47は、挿通開口45に対して外方へと、この挿通開口45の径方向に沿って車幅方向の一端側へと直線状に延びる延出部47aと、この延出部47aの先端部に連続しこの延出部47aに対して交差(直交)する両側方向に延びる交差部47bとによりT字状に形成されている。そして、延出部47aは、リテーナ24をエアバッグ21の内部に挿入するためのものであり、交差部47bは、リテーナ24の位置決めフランジ36が挿入されることでリテーナ24を位置決めするものである。
また、カバー体27は、エアバッグドアパネルあるいはエアバッグ用リッドなどとも呼ばれるもので、樹脂にてインストルメントパネル部14と一体あるいは別体をなして形成され、エアバッグ21と対向するカバー本体部51と、このカバー本体部51の背面側すなわちエアバッグ21側に突設されケース体25と連結される四角形筒状の区画部52とを一体的に備えている。
カバー本体部51には、このカバー本体部51を区画し他の部分より薄肉で容易に破断するテアライン54が、背面側に例えばH字状に形成されている。そして、このカバー本体部51は、エアバッグ21の膨張によりテアライン54から破断されて展開するドアフラップとしてのエアバッグ膨出扉である四角形状の扉部を形成する。
区画部52には、カバー体27とケース体25とを係止などにより互いに固定する図示しない固定部及び固定受け部などが設けられている。
そして、図1ないし図5に示すエアバッグ21は、袋状のエアバッグ本体部56と、このエアバッグ本体部56に重ねられる補強部材である補強布57,58及び整流体である整流布59とを備えている。そして、このエアバッグ21には、エアバッグ本体部56、補強布57,58及び整流布59を貫通して、インフレータ22の本体部22aが挿通されるインフレータ取付口である例えば円形状のガス導入口61が開口されているとともに、このガス導入口61の周囲に、リテーナ24の取付ボルト32が挿通されるボルト挿通孔62が互いに略等角度に離間されて開口され、かつ、ガス導入口61に連続してスリット部63が切り込み形成されている。さらに、このエアバッグ21は、エアバッグ本体部56及び補強布57,58がラッピング部材26と一体的に第1縫製部65により縫製されているとともに、エアバッグ本体部56、補強布57,58及び整流布59がラッピング部材26と一体的に縫製部である第2縫製部66により縫製されている。
エアバッグ本体部56は、インフレータ22とともにリテーナ24によりケース体25に取り付けられて折り畳まれた状態でケース体25に収納され、この折り畳まれた状態からインフレータ22により内部にガスが導入されて膨張展開する袋状に形成されている。このエアバッグ本体部56は、単数、あるいは複数の基布により形成され、本実施の形態では、ガス導入口61を備えるマウント部である取付部68近傍の一端部である基端部から他端部である先端部に向かい、幅寸法は略一定で厚さ寸法が拡大して形成されている。すなわち、このエアバッグ本体部56は、例えば展開時に乗員Aに対向する乗員拘束面である正面部71、インストルメントパネル部14に向かう下面部72、フロントガラス15に向かう上面部73、及びこれらの両側に位置する側面部74,74が順次連続して形成されている。すなわち、エアバッグ本体部56は、基端部において下面部72と上面部73とが連続し、正面部71の下側の縁部に下面部72が連続し、正面部71の上側の縁部に上面部73が連続するとともに、正面部71、下面部72及び上面部73の両側に側面部74,74が連続している。また、各側面部74には、ベントホールとも呼ばれる図示しない排気口がそれぞれ形成されている。本実施の形態では、正面部71及び下面部72(取付部68)が二重に形成され、正面部71及び下面部72(取付部68)に対して側面部74,74がそれぞれ周辺縫製部76により縫製されている(図2(c))。なお、正面部71と側面部74,74との周辺縫製部76には、例えば帯状の基布により形成された補強体78が一体的に縫製されて縫製が補強されている。
取付部68は、ガス導入口61、ボルト挿通孔62及びスリット部63がそれぞれ形成されているとともに、補強布57,58、整流布59及びラッピング部材26と重ねられている部分であり、リテーナ24を介してケース体25に固定され、ガス導入口61の周囲の位置がリテーナ24とケース体25との間で上下方向に挟持されている。
補強布57,58は、パッチなどとも呼ばれ、ガス導入口61の周縁部(外縁部)の位置でエアバッグ本体部56を補強するもので、それぞれ単数、あるいは複数の基布により形成され、ガス導入口61の外縁部に沿って配置されているとともに、補強布57がエアバッグ本体部56の外側に重ねられ、補強布58がエアバッグ本体部56の内側に重ねられている。これら補強布57,58は、互いに相似形状で、かつ、補強布58が補強布57よりも小さく形成されており、略円環状の補強体本体としての補強布本体57a,58aと、これら補強布本体57a,58aから車幅方向の一端側に突出する突出補強部57b,58bとを一体に備えている。そして、これら補強布57,58は、エアバッグ21の収納状態で、少なくとも一部、本実施の形態では全体が、エアバッグ本体部56のガス導入口61の外縁部の一部とともにリテーナ24(底面部33)とケース体25との間に挟み込まれている。
補強布本体57a,58aは、ガス導入口61の周縁に沿って所定幅に亘って設けられている。すなわち、この補強布本体57a,58aに、ガス導入口61及びボルト挿通孔62がそれぞれ位置している。
突出補強部57b,58bは、スリット部63に対応して位置し、このスリット部63の周縁部を補強している。すなわち、この突出補強部57b,58bに、スリット部63が位置している。
整流布59は、インフレータ22のガス噴射口22cから噴射されたガスの流れを下面部72及び上面部73方向(上下方向及び前後方向)へと整流するもので、例えば車幅方向に長手状の四角形状に形成され、補強布58に重ねられて第2縫製部66によりエアバッグ本体部56、補強布57,58及びラッピング部材26と一体的に縫製されているとともに、両端部59a,59aが互いに整流体縫製部としての整流布縫製部79により縫製されていることでガス導入口61に対向するループ状となっている。
ガス導入口61は、インフレータ22が挿入されるとともにこのインフレータ22のガス噴射口22cから噴射されたガスをエアバッグ本体部56内に導入するもので、挿通開口45と略等しい径寸法の円形状に形成され、この挿通開口45及びケース体25の挿通開口部40と位置合わせされる。このガス導入口61は、例えばエアバッグ21(エアバッグ本体部56)の車幅方向の略中央部に位置している。
ボルト挿通孔62は、それぞれ略同一円周上に位置しており、インフレータ22のボルト挿通孔22d、ケース体25のボルト挿通孔41とそれぞれ位置合わせされる。
そして、スリット部63は、ガス導入口61に対して外方へと、このガス導入口61の径方向に沿って、換言すればガス導入口61の中央部(中心)を通る線に沿って車幅方向の一端側へと直線状に延びる延出部63aと、この延出部63aの先端部に連続しこの延出部63aに対して交差(直交)する両側方向に延びる交差部63bとによりT字状に形成されている。そして、延出部63aは、リテーナ24をエアバッグ21(エアバッグ本体部56)の内部に挿入するためのものであり、交差部63bは、リテーナ24の位置決めフランジ36が挿入されることでリテーナ24を位置決めするものである。このスリット部63(延出部63a及び交差部63b)は、ラッピング部材26のスリット部47(延出部47a及び交差部47b)と位置合わせされる。
第1縫製部65は、ボルト挿通孔62の外方の位置からスリット部63の外方の位置に亘ってループ状に連続して形成されている。すなわち、この第1縫製部65は、補強布57,58の補強布本体57a,58aから補強突出部57b,58bに亘る位置に連続して形成されており、スリット部63の近傍の位置でこのスリット部63を車幅方向の一端側に迂回するように突出している。
第2縫製部66は、第1縫製部65及びボルト挿通孔62よりもガス導入口61側の、ガス導入口61の外縁部から僅かに離間された位置に沿って円弧状(C字状)の線状に形成されている。すなわち、この第2縫製部66は、ガス導入口61とボルト挿通孔62との間の位置のガス導入口61寄りに配置されている。また、この第2縫製部66は、両端部66a,66bがスリット部63の近傍に位置しており、延出部63aを挟んで互いに離間されている。したがって、この第2縫製部66は、ループ状に連続していない。さらに、この第2縫製部66の両端部66a,66bは、スリット部63の延出部63aに近接し、交差部63bの両端間に位置している。すなわち、これら両端部66a,66bは、スリット部63の延出部63aに対して離間され、かつ、交差部63bの両端間の所定の幅W内に位置している。換言すれば、これら両端部66a,66bは、スリット部63の交差部63bの両端に対して、延出部63a側に位置している。このため、この第2縫製部66は、ボルト挿通孔62(取付ボルト32)から車幅方向及びこの車幅方向と直交する上下方向に亘る90°の範囲ARを横切って形成され、両端部66a,66bがこの範囲ARよりも外方に延びている(図4)。そして、この第2縫製部66の両端部66a,66bは、少なくともスリット部63の交差部63bの両端の位置まで折り返し縫いされている。
そして、エアバッグ21は、エアバッグ本体部56を構成する基布に対して補強布57,58及びラッピング部材26をそれぞれ重ねて第1縫製部65により互いに縫製するとともに、さらに補強布58に対して整流布59を重ねて第2縫製部66によりエアバッグ本体部56を構成する基布、補強布57,58、整流布59及びラッピング部材26を互いに縫製する。このとき、第2縫製部66は、両端部66a,66bのいずれか一方から他方へと連続して縫製し、両端部66a,66bは交差部63b,47bの両端よりも延出部63a,47aに接近した位置としてそれぞれ折り返し縫いする。この状態で、エアバッグ本体部56と補強布57,58及び整流布59とのガス導入口61、ボルト挿通孔62及びスリット部63とが位置合わせされるとともに、これらガス導入口61、ボルト挿通孔62及びスリット部63とラッピング部材26の挿通開口45、ボルト挿通孔46及びスリット部47とがそれぞれ位置合わせされる。そして、整流布59の両端部59a,59aを整流布縫製部79により縫製して整流布59をループ状とするとともに、エアバッグ本体部56を構成する基布を、補強体78を用いて周辺縫製部76により縫製して袋状とする。
この後、エアバッグ本体部56の内部にガス導入口61からリテーナ24を挿入し、位置決めフランジ36をスリット部63,47の交差部63b,47bに挿通するとともに取付ボルト32をボルト挿通孔46,62に挿通して位置決めフランジ36及び取付ボルト32をそれぞれ引き出す。このとき、リテーナ24は、ガス導入口61及び挿通開口45に連続するスリット部63,47の延出部63a,47aを利用して、ガス導入口61及び挿通開口45を広げて容易にエアバッグ本体部56の内部に挿入できる。すなわち、ガス導入口61及び挿通開口45に連続しガス導入口61及び挿通開口45から外方にスリット部63,47の延出部63a,47aをエアバッグ本体部56、補強布57,58及びラッピング部材26に切り込み形成することで、スリット部63,47の延出部63a,47aを介してエアバッグ本体部56内へのリテーナ24の挿入を容易にできる。
この状態で、エアバッグ本体部56を広げた後、所定の形状に折り畳み、ラッピング部材26の第1ラッピング部43(ラッピング腕部43a,43b)及び第2ラッピング部44で包んで形状を保持するとともに、ガス導入口61の周囲の取付部68をリテーナ24によりケース体25の底部に押圧した状態で、ケース体25のボルト挿通孔41に取付ボルト32を挿通する。この結果、エアバッグ21(エアバッグ本体部56及びラッピング部材26)がケース体25のエアバッグ収納部39に収納され、ガス導入口61及び挿通開口45とケース体25の挿通開口部40とが位置合わせされる。そして、ケース体25に対して例えば下方から、インフレータ22の本体部22aを挿通開口部40、挿通開口45、ガス導入口61及びインフレータ挿通開口35に挿入するとともに、ボルト挿通孔41から突出する取付ボルト32をボルト挿通孔22dに挿入し、図示しないナットを取付ボルト32に螺合し締め付けることで、リテーナ24とケース体25との間にエアバッグ21が共締めされて固定されるとともに、リテーナ24とインフレータ22(フランジ部22b)及びナットとの間に、エアバッグ21及びケース体25が共締めして固定される。この状態で、インフレータ22は、ガス噴射口22cがリテーナ24の側壁部34に対向する位置となり、第2縫製部66は、全体がリテーナ24の底面部33とケース体25の底部との間にてスリット部63の延出部63aとともに上下に挟み込まれ、第1縫製部65は、一部がリテーナ24の底面部33とケース体25の底部との間にて上下に挟み込まれ、残りの他部がリテーナ24の側壁部34より外方に位置するものの、側壁部34よりも上方に突出しない位置となる。
そして、このように構成されたエアバッグ装置10は、自動車の衝突などの際に、制御手段がインフレータ22を作動させ、このインフレータ22のガス噴射口22cからガスを噴射させる。この噴射されたガスは、整流布59により整流され、エアバッグ21が所定の展開特性で膨張展開し、破断予定線49からラッピング部材26を破断するとともに、カバー体27のテアライン54を破断して突出口38から正面側へと後方向に突出して、助手席に着座した乗員Aの前方に広がり、乗員Aを正面部71によって拘束し、衝突の衝撃から保護する。
このとき、エアバッグ本体部56と補強布57,58(及び整流布59)とを縫製する第2縫製部66は、ガス導入口61の外縁部に沿って形成するとともにスリット部63の交差部63bの延出部63aから延出する少なくともいずれかの端部、本実施の形態では両端よりも延出部63a側に少なくとも一部、本実施の形態では両端部66a,66bを位置させることで、スリット部63の延出部63aの両側近傍の位置を確実に補強してリテーナ24の保持強度を確保でき、ガス導入口61を介してリテーナ24がエアバッグ本体部56から抜けることを防止できる。
また、スリット部63の延出部63a及び第2縫製部66の交差部63bの延出部63aから延出する少なくともいずれかの端部(本実施の形態では両端)よりも延出部63a側に位置する部分、本実施の形態では両端部66a,66bを含む少なくとも一部をエアバッグ本体部56及び補強布57,58のリテーナ24とケース体25との間に挟み込まれる位置に配置することで、展開時のインフレータ22のガスの圧力(及び温度)に対してスリット部63の延出部63a及び第2縫製部66の両端部66a,66bを含む少なくとも一部を保護でき、展開時のインフレータ22のガスに対するダメージを抑制できる。したがって、ガスに対するダメージによって第2縫製部66の隣接する縫い穴同士が互いに連続する、いわゆる目繋がりを抑制でき、この目繋がりに起因するエアバッグ本体部56、補強布57,58、整流布59及びラッピング部材26の破れなどによるリテーナ24の保持強度の低下を抑制できるとともに、整流布59の破れなどによる整流性能の低下などをも抑制できる。
さらに、第2縫製部66の交差部63bの延出部63aから延出する少なくともいずれかの端部よりも延出部63a側に位置する端部、本実施の形態では両端部66a,66bが折り返し縫いされていることで、第2縫製部66の両端部66a,66bの位置でのほつれを抑制でき、縫製強度をより向上してリテーナ24の保持強度(口抜け強度)を確保できるとともに、折り返し縫いによって第2縫製部66の両端部66a,66bの位置でエアバッグ21(第2縫製部66及びスリット部63の延出部63aを含むエアバッグ本体部56及び補強布57,58)の厚みが増すため、リテーナ24とケース体25とによってエアバッグ本体部56及び補強布57,58をより強固に挟み込むことができ、エアバッグ21の展開時のインフレータ22のガスに対するダメージをより抑制できる。
しかも、第2縫製部66は、既存の縫製装置のプログラムを変更して形状を変えることで対応できるため、大きな設計変更をしたり別途の新たな装置などを用いたりすることなく、既存のエアバッグ21に対して容易に適用できる。
そして、第1縫製部65は、インフレータ22側から見てリテーナ24の側壁部34の背面側に位置し、第2縫製部66は、リテーナ24の底面部33の下部に位置することで(図2(a)及び図2(b))、それぞれインフレータ22のガス噴射口22cから噴射されたガスが直接当たることがなく、ガスに対するダメージをより抑制できる。
なお、上記の第1の実施の形態において、ガス導入口61は、円形状に限られず、例えば図6に示す第2の実施の形態のように、四角形状に形成するなど、任意の形状とすることができる。この場合には、第1縫製部及び第2縫製部もガス導入口61に沿って同様に形成することで、上記の第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、第2縫製部66は、少なくとも一部が交差部63bの少なくともいずれかの端部よりも延出部63a側に位置していれば、同様の作用効果を奏することができる。例えば、第2縫製部66の両端側を交差部63bの両端部よりも延出部63a側の位置で折り返し、両端部66a66bを交差部63bの両端部よりも延出部63aと反対側まで延ばすようにしてもよい。
さらに、交差部63bは、延出部63aに対して交差(直交)する方向に延出していれば、両側方向でなく、一側方向(または他側方向)にのみ延出するように形成することもできる。この場合でも、第2縫製部66の少なくとも一部を交差部63bの端部よりも延出部63a側に位置させることで、同様の作用効果を奏することができる。
また、延出部63aは、ガス導入口61から延出していれば、ガス導入口61の中央部を通る線上に全体が位置していなくても、この線に対して傾斜した方向に形成することもできる。
また、上記の各実施の形態において、エアバッグ装置10は、助手席用のものとしたが、運転席用などにも適用できる。
本発明は、例えば自動車の助手席用、あるいは運転席用などのエアバッグ装置に適用できる。
10 エアバッグ装置
21 エアバッグ
22 インフレータ
24 保持部材としてのリテーナ
25 ケース体
36 位置決め部としての位置決めフランジ
56 エアバッグ本体部
57,58 補強布
61 ガス導入口
63 スリット部
63a 延出部
63b 交差部
66 縫製部である第2縫製部
66a,66b 端部

Claims (4)

  1. インフレータが挿入されるガス導入口を備え、前記インフレータとともに保持部材によりケース体に取り付けられ折り畳まれて収納された状態から前記インフレータにより内部にガスが導入されて膨張展開する袋状のエアバッグ本体部と、
    このエアバッグ本体部の前記ガス導入口の外縁部を補強する補強布と、
    前記ガス導入口に連続して前記エアバッグ本体部及び前記補強布に切り込み形成されたスリット部と、
    前記ガス導入口の外縁部に沿って前記補強布と前記エアバッグ本体部とを互いに縫製する線状の縫製部とを具備し、
    前記スリット部は、
    前記ガス導入口に連続しこのガス導入口から外方に延びる延出部と、
    この延出部の先端にこの延出部と交差する方向に沿って延び、前記保持部材に突設された位置決め用の位置決め部が挿通される交差部とを備え、
    前記縫製部は、少なくとも一部が前記交差部の前記延出部から延出する少なくともいずれかの端部よりも前記延出部側に位置している
    ことを特徴とするエアバッグ。
  2. スリット部の延出部及び縫製部の交差部の前記延出部から延出する少なくともいずれかの端部よりも前記延出部側に位置する部分を含む少なくとも一部は、エアバッグ本体部及び補強布の保持部材とケース体との間に挟み込まれる位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ。
  3. 縫製部は、少なくともいずれかの端部が前記交差部の前記延出部から延出する少なくともいずれかの端部よりも前記延出部側に位置し、かつ、この端部が折り返し縫いされている
    ことを特徴とする請求項1または2記載のエアバッグ。
  4. 請求項1ないし3いずれか一記載のエアバッグと、
    このエアバッグのエアバッグ本体部のガス導入口に挿入され、前記エアバッグ本体部の内部にガスを供給するインフレータと、
    前記エアバッグのスリット部の交差部に挿入される位置決め用の位置決め部を備え、前記エアバッグ本体部内に位置して前記エアバッグ本体部及び前記インフレータを保持する保持部材と、
    この保持部材により前記エアバッグ本体部及び前記インフレータが取り付けられ、折り畳まれた状態の前記エアバッグ本体部を収納するケース体と
    を具備したことを特徴とするエアバッグ装置。
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