JPH08184848A - 液晶パネルの実装構造及びその製造方法 - Google Patents

液晶パネルの実装構造及びその製造方法

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JPH08184848A
JPH08184848A JP43895A JP43895A JPH08184848A JP H08184848 A JPH08184848 A JP H08184848A JP 43895 A JP43895 A JP 43895A JP 43895 A JP43895 A JP 43895A JP H08184848 A JPH08184848 A JP H08184848A
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JP
Japan
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adhesive
liquid crystal
drive circuit
conductive particles
elastic conductive
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JP43895A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Yoshida
芳博 吉田
Tsutomu Sakatsu
務 坂津
Toshiaki Iwabuchi
寿章 岩渕
Satoshi Kuwazaki
聡 桑崎
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/321Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits

Abstract

(57)【要約】 【目的】 弾性導電粒子により液晶基板の引き出し電極
と駆動回路基板の駆動回路電極に押圧して電気的接続す
る時、変形させた弾性導電粒子の復元を生じ難くして、
弾性導電粒子を変形させた状態で温度、湿度が変化して
も長期に渡って各電極に電気的接続することができ、安
定した信頼性の高い接続構造を得ることができる。 【構成】 液晶基板上に形成された引き出し電極と駆動
回路基板上に形成された駆動回路電極間に引き出し電極
と駆動回路電極とを電気的接続するように弾性導電粒子
を配置し、弾性導電粒子を引き出し電極及び駆動回路電
極に固定するように、かつ弾性導電粒子の周囲を取り囲
むように第1の接着剤を設け、第1の接着剤の外周部に
液晶基板と駆動回路基板を接着するように第1の接着剤
よりも常温状態でヤング率の低い第2の接着剤を設けて
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶パネルの実装構造
及びその製造方法に係り、詳しくは、PF−CCD(フ
ィルム液晶)等の実装技術に適用することができ、特
に、弾性導電粒子により液晶基板の引き出し電極と駆動
回路基板の駆動回路電極に押圧して電気的接続する時、
変形させた弾性導電粒子の復元を生じ難くして、弾性導
電粒子を変形させた状態で温度、湿度が変化しても長期
に渡って各電極に電気的接続することができ、安定した
信頼性の高い接続構造を得ることができる他、剥離力が
加わっても接着剤が各基板の接着面から剥離し難くする
ことができ、接着剤により各基板を確実に接着固定する
ことができる液晶パネルの実装構造及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半田付けを行うことができない液
晶表示素子への外部回路接続には、異方性導電膜が用い
られているが、接続特性を向上させるために、導電粒子
を弾性導電粒子にする回路の接続構造体については、例
えば特開昭62−206772号公報で報告されたもの
がある。
【0003】この従来の回路の接続構造体では、相対し
て形成された接続用回路が電気的接続部材により相互に
接続された回路の接続構造体において、接続部材が高分
子重合体からなる核材の略全表面を導電性の金属薄層に
より実質的に被覆された導電性粒子と絶縁性接着剤とか
らなり、導電性粒子は相対する回路により押圧変形した
状態で固定してなるように構成している。
【0004】このため、導電性粒子として回路接続時の
加圧あるいは加熱加圧により軟化あるいは変形可能であ
る高分子核材の表面に導電性の金属薄層を有する導電性
粒子の作用により、回路面あるいは導電性粒子相互間で
押しつけるように適度に変形するため、接触面積を大き
くとることができる他、また、高分子核材はその剛性や
熱膨張収縮特性が従来の金属粒子に較べて、接着剤の性
質に極めて近いことと合わせて、温度変化に対して接着
剤が熱膨張収縮変形するときも、追随して変形するた
め、抵抗変化の少ない接続構造体とすることができると
いう利点を有する。
【0005】次に、従来、ファインピッチに対応するた
めに導電粒子と接着剤による相互接続を行う電極端子の
相互接続方法については、例えば特開平3−28907
0号公報で報告されたものがある。この従来の電極端子
の相互接続方法については、第1の電気回路基体の電極
端子と第2の電気回路基体の電極端子とを導電性粒子を
介して相互に電気的に接続させ、接着剤により保持固定
する電極端子の相互接続方法において、少なくとも一方
の電気回路基体の基材表面より突出した電極端子に、接
着剤を形成し、接着剤に導電性粒子を付着した後、第1
の電気回路基体と第2の電気回路基体を絶縁性接着剤を
用いて、圧接、接続するように構成している。
【0006】このため、電気回路基体の突出した電極端
子に、接着剤を付着させた後、導電性粒子を付着し、も
う一つの電気回路基体に絶縁性接着剤を用いて電気的に
接続することにより、高密度に配列された電極端子を隣
接する電極端子の電気的絶縁を保ちながら、接続するこ
とができるという利点を有する。次に、従来、フィルム
液晶の実装方式として弾性導電粒子と紫外線硬化性接着
剤の組み合わせによる液晶表示装置の実装構造について
は、例えば特願平4−333386号公報で報告された
ものがある。
【0007】この従来の液晶表示装置の実装構造では、
液晶表示装置の引き出し電極と駆動回路を有する基板の
電極とが球状の導電粒子を介して電気的接続され、装置
の視認面と反対側の面の少なくとも一部が接着又は粘着
部材で該基板に固定されてなるように構成している。こ
のため、導電粒子を液晶表示装置の引き出し電極と基板
の電極間に介在させる構造にして、液晶表示装置を駆動
回路を有する基板に直接実装することができるので、導
電粒子を適宜配列固定等すればファインピッチに対応す
ることができる他、各電極間に導電粒子を介在させるこ
とで液晶表示装置を駆動回路を有する基板に実装するこ
とができるため、従来の支持機構を用いるゴムコネクタ
の場合よりも、極端に薄型化することができるととも
に、支持機構等必要ないので、低コスト化することがで
きるという利点を有する。
【0008】上記した特開昭62−206772号公報
や特願平4−333386号公報で報告された従来の液
晶パネルの実装構造では、弾性導電粒子により液晶表示
装置の引き出し電極と駆動回路基板の電極とを電気的接
続して構成しているため、特開平3−289070号公
報で報告された場合よりも、弾性導電粒子を各電極に押
圧して接続する時、弾性導電粒子を変形させることがで
きる。
【0009】このため、弾性導電粒子と各電極の接触面
積を大きくして接触抵抗を小さくすることができるとと
もに、弾性導電粒子による液晶表示装置の引き出し電極
へのダメージを小さくすることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、特開
昭62−206772号公報や特願平4−333586
号で報告された従来の液晶パネルの実装構造では、弾性
導電粒子により液晶表示装置の引き出し電極と駆動回路
基板の電極とを電気的接続して構成している。このた
め、弾性導電粒子を液晶表示装置の引き出し電極と駆動
回路基板の電極に押圧して電気的接続する時、押圧変形
した弾性導電粒子には常に復元しようとする力が働いて
いる。従って、弾性導電粒子を各電極に接着固定するた
めと基板同士を接着固定するために柔い(低ヤング率)
接着剤を用いると、温度、湿度等の原因により、接着剤
が膨張したり、ヤング率の低下が起こって弾性導電粒子
が復元したりしてしまい、折角弾性導電粒子を変形させ
て弾性導電粒子と各電極との接触面積を大きくしたのに
も拘らず、弾性導電粒子と各電極との接触面積が小さく
なって、抵抗値が上昇して安定した接続を行い難いとい
う問題があった。
【0011】なお、一度弾性導電粒子が復元すると、接
着剤にはもう一度弾性導電粒子を変形させる力がないた
め、不可逆な変化となる。そこで、この柔い接着剤を用
いることにより、折角変形させた弾性導電粒子が復元し
てしまうという問題を解消するために、硬い(高ヤング
率)接着剤を用いればよいと考えられる。このように、
硬い接着剤を用いれば、変形させた弾性導電粒子が復元
することを抑えることができる。しかしながら、硬い接
着剤では、外から加わってくる外力を吸収することがで
きないため、特に剥離力が加わると、折角接着剤により
各基板を接着固定したのにも拘らず、接着剤が各基板の
接着界面から剥離してしまうという問題があった。
【0012】そこで、本発明は、弾性導電粒子により液
晶基板の引き出し電極と駆動回路基板の駆動回路電極に
押圧して電気的接続する時、変形させた弾性導電粒子の
復元を生じ難くして、弾性導電粒子を変形させた状態で
温度、湿度が変化しても長期に渡って各電極に電気的接
続することができ、安定した信頼性の高い接続構造を得
ることができる他、剥離力が加わっても接着剤が各基板
の接着面から剥離し難くすることができ、接着剤により
各基板を確実に接着固定することができる液晶パネルの
実装構造及びその製造方法を提供することを目的として
いる。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
液晶基板上に形成された引き出し電極と駆動回路基板上
に形成された駆動回路電極間に該引き出し電極と該駆動
回路電極とを電気的接続するように弾性導電粒子を配置
し、該弾性導電粒子を該引き出し電極及び該駆動回路電
極に固定するように、かつ該弾性導電粒子の周囲を取り
囲むように第1の接着剤を設け、該第1の接着剤の外周
部に該液晶基板と該駆動回路基板を接着するように該第
1の接着剤よりも常温状態でヤング率の低い第2の接着
剤を設けてなることを特徴とするものである。
【0014】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、前記第1、第2の接着剤は、両者共紫
外線硬化性接着剤からなることを特徴とするものであ
る。請求項3記載の発明は、上記請求項1,2記載の発
明において、前記液晶基板は、可撓性フィルムからなる
ことを特徴とするものである。請求項4記載の発明は、
上記請求項1,2記載の発明において、前記第1の接着
剤は、紫外線硬化性接着剤からなり、前記第2の接着剤
は、熱可塑性接着剤からなることを特徴とするものであ
る。
【0015】請求項5記載の発明は、上記請求項4記載
の発明において、前記熱可塑性接着剤は、光を吸収して
発熱する物質を混入してなることを特徴とするものであ
る。請求項6記載の発明は、上記請求項4,5記載の発
明において、前記熱可塑性接着剤は、前記引き出し電極
が形成されている領域の外側に設けてなることを特徴と
するものである。
【0016】請求項7記載の発明は、駆動回路基板上に
形成された駆動回路電極上に弾性導電粒子を配置する工
程と、次いで、該駆動回路基板の両端に熱可塑性接着剤
を塗布する工程と、次いで、該駆動回路電極及び該弾性
導電粒子を覆うように熱可塑性接着剤を塗布する工程
と、次いで、該駆動回路基板の該駆動回路電極上に配置
した該弾性導電粒子を液晶基板上に形成された引き出し
電極に接触させる工程と、次いで、紫外線を該紫外線硬
化性接着剤に照射し該紫外線硬化性接着剤を硬化させる
ことにより、該駆動回路電極と該引き出し電極間に該弾
性導電粒子を固定する工程と、次いで、該熱可塑性接着
剤の部分に選択的に熱線を照射し該熱可塑性接着剤を溶
融させることにより、該液晶基板と該駆動回路基板を接
着する工程とを含むことを特徴とするものである。
【0017】
【作用】請求項1記載の発明では、液晶基板上に形成さ
れた引き出し電極と駆動回路基板上に形成された駆動回
路電極間に引き出し電極と駆動回路電極とを電気的接続
するように弾性導電粒子を配置し、弾性導電粒子を引き
出し電極及び駆動回路電極に固定するように、かつ弾性
導電粒子の周囲を取り囲むように第1の接着剤を設け、
第1の接着剤の外周部に液晶基板と駆動回路基板を接着
するように第1の接着剤よりも常温状態でヤング率の低
い第2の接着剤を設けてなるように構成する。
【0018】このため、弾性導電粒子を液晶基板の引き
出し電極と駆動回路基板の電極に押圧して接続する時、
変形させた弾性導電粒子を硬い(高ヤング率)第1の接
着剤により各電極に接着固定することができるので、弾
性導電粒子が復元することを抑えることができる。従っ
て、温度、湿度が変化しても、長期に渡って復元させる
ことなく弾性導電粒子を変形させた状態で各電極に接着
固定することができるため、弾性導電粒子と各電極との
接触面積を大きくして抵抗値を低減することができ、安
定した信頼性の高い接続構造を得ることができる。
【0019】また、液晶基板と駆動回路基板を柔い第2
の接着剤により接着固定することができるため、外部か
ら特に第2の接着剤への剥離力が加わっても、その剥離
力を柔い第2の接着剤により吸収することができる。こ
のため、外部から剥離力が加わっても、第2の接着剤が
各基板の接着面から剥離し難くすることができる。従っ
て、柔い接着剤により各基板を確実に接着固定すること
ができる。
【0020】請求項2記載の発明では、第1、第2の接
着剤を、両者共紫外線硬化性接着剤からなるように構成
する。このため、各電極間と各基板間の接着固定を両方
共同じ紫外線硬化性接着剤により行うことにより、両方
の紫外線硬化性接着剤に同時に紫外線を照射して、両方
の紫外線硬化性接着剤を同時に硬化させることができ
る。従って、両方に別々の接着剤を用いて別々に接着固
定する場合よりも、各電極間と各基板間の接着固定を短
時間で行うことができる。
【0021】請求項3記載の発明では、液晶基板を、可
撓性フィルムからなるように構成する。このため、液晶
基板に可撓性を持たせることにより、曲げに対する機械
的強度を強くすることができる。請求項4記載の発明で
は、第1の接着剤を、紫外線硬化性接着剤からなるよう
に構成し、第2の接着剤を、熱可塑性接着剤からなるよ
うに構成する。
【0022】このため、弾性導電粒子を液晶基板の引き
出し電極と駆動回路基板の電極に押圧して接続する時、
変形させた弾性導電粒子を硬い(高ヤング率)紫外線硬
化性接着剤により各電極に接着固定することができるの
で、弾性導電粒子が復元することを抑えることができ
る。従って、温度、湿度が変化しても、長期に渡って復
元させることなく弾性導電粒子を変形させた状態で各電
極に接着固定することができるため、弾性導電粒子と各
電極との接触面積を大きくして抵抗値を低減することが
でき、安定した信頼性の高い接続構造を得ることができ
る。
【0023】また、液晶基板と駆動回路基板を柔い熱可
塑性接着剤により接着固定することができるため、外部
から特に熱可塑性接着剤への剥離力が加わっても、その
剥離力を柔い熱可塑性接着剤により吸収することができ
る。このため、外部から剥離力が加わっても、熱可塑性
接着剤が各基板の接着面から剥離し難くすることができ
る。従って、柔い熱可塑性接着剤により各基板を確実に
接着固定することができる。
【0024】請求項5記載の発明では、熱可塑性接着剤
を、光を吸収して発熱する物質を混入してなるように構
成する。このため、各基板を接着固定する熱可塑性接着
剤中に発熱剤を混入することにより、熱可塑性接着剤中
に混入した発熱剤を熱線により非接触加熱することがで
きる。従って、熱可塑性接着剤を効率良く加熱すること
ができるため、液晶基板及び液晶基板上の配線への熱的
なダメージを与えずに各基板間の接着固定を行うことが
できる。
【0025】請求項6記載の発明では、熱可塑性接着剤
を、引き出し電極が形成されている領域の外側に設けて
なるように構成する。このため、最も剥離力が強く働く
引き出し電極が形成されている領域の外側の領域のみに
柔い熱可塑性接着剤を補強することにより、最も剥離力
が強く働く引き出し電極が形成されている領域の外側の
領域における接着剤の各基板からの剥離を抑えることが
できる。
【0026】請求項7記載の発明では、駆動回路基板上
に形成された駆動回路電極上に弾性導電粒子を配置し、
駆動回路基板の両端に熱可塑性接着剤を塗布し、駆動回
路電極及び弾性導電粒子を覆うように熱可塑性接着剤を
塗布した後、駆動回路基板の駆動回路電極上に配置した
弾性導電粒子を液晶基板上に形成された引き出し電極に
接触させ、次いで、紫外線を紫外線硬化性接着剤に照射
し紫外線硬化性接着剤を硬化させることにより、駆動回
路電極と引き出し電極間に弾性導電粒子を固定した後、
熱可塑性接着剤の部分に選択的に熱線を照射し熱可塑性
接着剤を溶融させることにより、液晶基板と駆動回路基
板を接着するように構成する。
【0027】このため、弾性導電粒子を液晶基板の引き
出し電極と駆動回路基板の電極に押圧して接続する時、
変形させた弾性導電粒子を硬い(高ヤング率)紫外線硬
化性接着剤により各電極に接着固定することができるの
で、弾性導電粒子が復元することを抑えることができ
る。従って、温度、湿度が変化しても、長期に渡って復
元させることなく弾性導電粒子を変形させた状態で各電
極に接着固定することができるため、弾性導電粒子と各
電極との接触面積を大きくして抵抗値を低減することが
でき、安定した信頼性の高い接続構造を得ることができ
る。
【0028】また、液晶基板と駆動回路基板を柔い熱可
塑性接着剤により接着固定することができるため、外部
から特に熱可塑性接着剤への剥離力が加わっても、その
剥離力を柔い熱可塑性接着剤により吸収することができ
る。このため、外部から剥離力が加わっても、熱可塑性
接着剤が各基板の接着面から剥離し難くすることができ
る。従って、柔い熱可塑性接着剤により各基板を確実に
接着固定することができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (実施例1)図1は本発明に係る実施例1の液晶パネル
の実装構造を示す平面図、図2は図1に示す引き出し電
極方向の液晶パネルの実装構造を示す断面図、図3は図
2に示すA部分の接続部の構造を示す拡大断面図、図4
は図1に示す引き出し電極に対して垂直方向の液晶パネ
ルの実装構造を示す拡大断面図である。
【0030】本実施例では、液晶基板1上に形成された
引き出し電極2と駆動回路基板3上に形成された駆動回
路電極4間に引き出し電極2と駆動回路電極4とを電気
的接続するように、例えば樹脂粒子にNi,Au鍍金等
が施されてなる弾性導電粒子5を配置している。電気的
導通を得るための部分には、弾性導電粒子5を引き出し
電極2及び駆動回路電極4に固定するように、かつ弾性
導電粒子5の周囲を取り囲むように硬い(ヤング率の高
い)接着剤6が設けられており、その硬い接着剤6の周
辺は、液晶基板1と駆動回路基板3を接着するように硬
い接着剤6よりも常温状態で柔い(ヤング率の低い)接
着剤7が設けられている。
【0031】ここでの硬い接着剤6及び柔い接着剤7
は、両方共紫外線硬化性接着剤から構成されている。本
実施例では、ガラス基板上にITOにより透明引き出し
電極2を200μmピッチで形成し、液晶基板1に対し
てポリイミド上に銅配線が形成された駆動回路基板3を
接続する。駆動回路基板3の駆動回路電極4上に直径約
40μmの弾性導電粒子5を1電極当り15個配列・固
定する。
【0032】次に、駆動回路基板3の接続部分(約2m
m幅)にディスペンサーによりヤング率が108 〜10
10dyne/cm2 の硬い接着剤6を塗布した後、更に
その硬い接着剤6の周囲にヤング率が106 〜107
yne/cm2 の柔い接着剤7を塗布する。そして、駆
動回路基板3の駆動回路電極4上に配置した弾性導電粒
子5を、液晶基板1の引き出し電極2上に来るように位
置合わせした後、加圧しながら1000〜3000mJ
/cm2 紫外線を硬い接着剤6及び柔い接着剤7に照射
することにより、硬い接着剤6と柔い接着剤7を硬化し
て、硬い接着剤6により弾性導電粒子5を引き出し電極
2及び駆動回路電極4に接着固定するとともに、柔い接
着剤7により液晶基板1と駆動回路基板3を接着固定す
る。
【0033】このように、本実施例(請求項1)では、
液晶基板1上に形成された引き出し電極2と駆動回路基
板3上に形成された駆動回路電極4間に引き出し電極2
と駆動回路電極4とを電気的接続するように弾性導電粒
子5を配置し、弾性導電粒子5を引き出し電極2及び駆
動回路電極4に固定するように、かつ弾性導電粒子5の
周囲を取り囲むように硬い接着剤6を設け、硬い接着剤
6の外周部に液晶基板1と駆動回路基板3を接着するよ
うに硬い接着剤6よりも常温状態でヤング率の低い柔い
接着剤7を設けてなるように構成する。
【0034】このため、弾性導電粒子5を液晶基板1の
引き出し電極2と駆動回路基板3の駆動回路電極4に押
圧して接続する時、変形させた弾性導電粒子5を硬い接
着剤6により各電極2,4に接着固定することができる
ので、弾性導電粒子5が復元することを抑えることがで
きる。従って、温度、湿度が変化しても、長期に渡って
復元させることなく弾性導電粒子5を変形させた状態で
各電極2,4に接着固定することができるため、弾性導
電粒子5と各電極2,4との接触面積を大きくして抵抗
値を低減することができ、安定した信頼性の高い接続構
造を得ることができる。
【0035】また、液晶基板1と駆動回路基板3を柔い
接着剤7により接着固定することができるため、外部か
ら特に柔い接着剤7への剥離力が加わっても、その剥離
力を柔い接着剤7により吸収することができる。このた
め、外部から剥離力が加わっても、柔い接着剤7が各基
板1,3の接着面から剥離し難くすることができる。従
って、柔い接着剤7により各基板1,3を確実に接着固
定することができる。
【0036】本実施例(請求項2)では、硬い接着剤6
及び柔い接着剤7を、両者共紫外線硬化性接着剤からな
るように構成する。このため、各電極2,4間と各基板
1,3間の接着固定を両方共同じ紫外線硬化性接着剤に
より行うことにより、両方の紫外線硬化性接着剤に同時
に紫外線を照射して、両方の紫外線硬化性接着剤を同時
に硬化させることができる。従って、両方に別々の接着
剤を用いて別々に接着固定する場合よりも、各電極2,
4間と各基板1,3間の接着固定を短時間で行うことが
できる。 (実施例2)次に、図5は本発明に係る実施例2の液晶
基板と駆動回路基板の構造を示す平面図である。図5に
おいて、図1〜図4と同一符号は同一又は相当部分を示
す。
【0037】本実施例では、柔い接着剤7としてヤング
率が106 〜107 dyne/cm 2 の熱可塑性接着剤
を用い、液晶基板1側に柔い接着剤7の接続用接着剤の
逃げ部分を設けた形で、膜厚70〜80μm程度の熱可
塑性接着剤パターンをディスペンサーを用いて形成す
る。一方、直径約40μmの弾性導電粒子5が駆動回路
電極4上に配列・固定された駆動回路基板3の接続部に
ヤング率が108 〜10 10dyne/cm2 の紫外線硬
化性接着剤からなる硬い接着剤6を塗布する。
【0038】次に、駆動回路基板3の駆動回路電極4上
に配置した弾性導電粒子5を液晶基板1の引き出し電極
2上に来るように両基板1,3を位置合わせした後、重
ね合わせて加圧しながら図6に示す如く、紫外線照射装
置11によりガラスベース12を通して液晶基板1裏面
から1000〜3000mJ/cm2 紫外線を硬い接着
剤6に照射することにより、硬い接着剤6により弾性導
電粒子5を引き出し電極2及び駆動回路電極4に接着固
定する。その後、加熱・加圧ヘッド13で柔い接着剤7
を加熱することにより、柔い接着剤7により周辺部の液
晶基板1と駆動回路基板3を接着固定する。
【0039】このように、本実施例(請求項4)では、
硬い接着剤6を、紫外線硬化性接着剤からなるように構
成し、柔い接着剤7を熱可塑性接着剤からなるように構
成している。このため、弾性導電粒子5を液晶基板1の
引き出し電極2と駆動回路基板3の駆動回路電極4に押
圧して接続する時、変形させた弾性導電粒子5を硬い
(高ヤング率)紫外線硬化性接着剤からなる硬い接着剤
6により各電極2,4に接着固定することができるの
で、弾性導電粒子5が復元することを抑えることができ
る。従って、温度、湿度が変化しても、長期に渡って復
元させることなく弾性導電粒子5を変形させた状態で各
電極2,4に接着固定することができるため、弾性導電
粒子5と各電極2,4との接触面積を大きくして抵抗値
を低減することができ、安定した信頼性の高い接続構造
を得ることができる。
【0040】また、液晶基板1と駆動回路基板3を柔い
熱可塑性接着剤からなる柔い接着剤7により接着固定す
ることができるため、外部から特に熱可塑性接着剤から
なる柔い接着剤7への剥離力が加わっても、その剥離力
を柔い熱可塑性接着剤からなる柔い接着剤7により吸収
することができる。このため、外部から剥離力が加わっ
ても、熱可塑性接着剤からなる柔い接着剤7が各基板
1,3の接着面から剥離し難くすることができる。従っ
て、柔い熱可塑性接着剤からなる柔い接着剤7により各
基板1,3を確実に接着固定することができる。 (実施例3)次に、図7は本発明に係る実施例3の液晶
パネルの実装構造を示す平面図である。図7において、
図1〜6と同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0041】ここでの柔い接着剤7を構成する熱可塑性
接着剤には、1〜10wt%のカーボンを混入させる。
このカーボンは、光を吸収し発熱させることができる。
本実施例では、カーボンが混入され光線により内部発熱
可能な膜厚70〜80μm程度の熱可塑性接着剤パター
ンからなる柔い接着剤7を、液晶基板1の引き出し電極
2の両側に形成し、この柔い接着剤7により剥離力が加
わる両端を補強して構成する。
【0042】このように、本実施例(請求項5)では、
熱可塑性接着剤からなる柔い接着剤7を、光を吸収して
発熱するカーボンを混入してなるように構成している。
このため、各基板1,3を接着固定する熱可塑性接着剤
からなる柔い接着剤7中にカーボンからなる発熱剤を混
入することにより、熱可塑性接着剤中に混入した発熱剤
を光線により非接触加熱することができる。従って、熱
可塑性接着剤からなる柔い接着剤7を効率良く加熱する
ことができるため、液晶基板1及び液晶基板1上の配線
への熱的なダメージを与えずに各基板1,3間の接着固
定を行うことができる。
【0043】本実施例(請求項6)では、熱可塑性接着
剤からなる柔い接着剤7を、液晶基板1の引き出し電極
2が形成されている領域の外側に設けてなるように構成
している。このため、最も剥離力が強く働く引き出し電
極2が形成されている領域の外側の領域のみに柔い熱可
塑性接着剤を補強することにより、最も剥離力が強く働
く引き出し電極2が形成されている領域の外側の領域に
おける接着剤の各基板1,3からの剥離を抑えることが
できる。 (実施例4)次に、図8〜図11は本発明に係る実施例
4の液晶パネルの実装構造の製造方法を示す図である。
図8〜図11において、図1〜図7と同一符号は同一又
は相当部分を示す。
【0044】本実施例では、駆動回路基板3の両端にデ
ィスペンサー21によりカーボンを含有する熱可塑性接
着剤からなる柔い接着剤7を膜厚70〜80μm程度で
塗布する(図8)。次に、液晶基板1の弾性導電粒子5
が配置された駆動回路電極4が形成されている接続部を
覆うようにディスペンサー21により紫外線硬化性接着
剤からなる硬い接着剤6を塗布する(図9)。
【0045】次に、駆動回路基板3の駆動回路電極4上
に配置した弾性導電粒子5を液晶基板1の引き出し電極
2上に来るように液晶基板1と駆動回路基板3を位置合
わせした後、重ね合わせて加圧ヘッド22で加圧しなが
ら紫外線照射装置11によりガラスベース12を通して
液晶基板1裏面から紫外線を硬い接着剤6に照射するこ
とにより、硬い接着剤6を硬化して、硬い接着剤6によ
り弾性導電粒子5を引き出し電極2及び駆動回路電極4
に接着固定する(図10)。
【0046】そして、加圧ヘッド22の加圧を続けなが
ら加熱用光線照射装置23によりガラスベース12を通
して液晶基板1裏面から熱線を柔い接着剤7に照射する
ことにより、柔い接着剤7を硬化して、柔い接着剤7に
より液晶基板1と駆動回路基板3を接着固定する(図1
1)。このように、本実施例(請求項7)では、駆動回
路基板3上に形成された駆動回路電極4上に弾性導電粒
子5を配置し、駆動回路基板3の両端に熱可塑性接着剤
からなる柔い接着剤7を塗布し、駆動回路電極4及び弾
性導電粒子5を覆うように紫外線硬化性接着剤からなる
硬い接着剤6を塗布した後、駆動回路基板3の駆動回路
電極4上に配置した弾性導電粒子5を液晶基板1上に形
成された引き出し電極2に接触させ、次いで、紫外線を
紫外線硬化性接着剤からなる硬い接着剤6に照射し紫外
線硬化性接着剤からなる硬い接着剤6を硬化させること
により、駆動回路電極4と引き出し電極2間に弾性導電
粒子5を固定した後、熱可塑性接着剤からなる柔い接着
剤7の部分に選択的に熱線を照射し熱可塑性接着剤から
なる柔い接着剤7を溶融させることにより、液晶基板1
と駆動回路基板3を接着するように構成している。
【0047】このため、弾性導電粒子5を液晶基板1の
引き出し電極2と駆動回路基板3の駆動回路電極4に押
圧して接続する時、変形させた弾性導電粒子5を硬い
(高ヤング率)紫外線硬化性接着剤からなる硬い接着剤
6により各電極2,4に接着固定することができるの
で、弾性導電粒子5が復元することを抑えることができ
る。従って、温度、湿度が変化しても、長期に渡って復
元させることなく弾性導電粒子5を変形させた状態で各
電極2,4に接着固定することができるため、弾性導電
粒子5と各電極2,4との接触面積を大きくして抵抗値
を低減することができ、安定した信頼性の高い接続構造
を得ることができる。
【0048】また、液晶基板1と駆動回路基板3を柔い
熱可塑性接着剤からなる柔い接着剤7により接着固定す
ることができるため、外部から特に熱可塑性接着剤から
なる柔い接着剤7への剥離力が加わっても、その剥離力
を柔い熱可塑性接着剤からなる柔い接着剤7により吸収
することができる。このため、外部から剥離力が加わっ
ても、熱可塑性接着剤からなる柔い接着剤7が各基板
1,3の接着面から剥離し難くすることができる。従っ
て、柔い熱可塑性接着剤からなる柔い接着剤7により各
基板1,3を確実に接着固定することができる。
【0049】なお、上記各実施例では、液晶基板1を構
成する基板にはガラス基板を用いて構成したが、本発明
はこれのみに限定されるものではなく、本発明(請求項
3)においては、液晶基板1を、可撓性フィルムからな
るように構成してもよく、この場合、液晶基板1に可撓
性を持たせることにより、曲げに対する機械的強度を強
くすることができる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、弾性導電粒子により液
晶基板の引き出し電極と駆動回路基板の駆動回路電極に
押圧して電気的接続する時、変形させた弾性導電粒子の
復元を生じ難くして、弾性導電粒子を変形させた状態で
温度、湿度が変化しても長期に渡って各電極に電気的接
続することができ、安定した信頼性の高い接続構造を得
ることができる他、剥離力が加わっても接着剤が各基板
の接着面から剥離し難くすることができ、接着剤により
各基板を確実に接着固定することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例1の液晶パネルの実装構造
を示す平面図である。
【図2】図1に示す引き出し電極方向の液晶パネルの実
装構造を示す断面図である。
【図3】図2に示すA部分の接続部の構造を示す拡大断
面図である。
【図4】図1に示す引き出し電極に対して垂直方向の液
晶パネルの実装構造を示す拡大断面図である。
【図5】本発明に係る実施例2の液晶基板と駆動回路基
板の構造を示す平面図である。
【図6】図5に示す液晶基板と駆動回路基板を接着固定
する方法を示す図である。
【図7】本発明に係る実施例3の液晶パネルの実装構造
を示す平面図である。
【図8】本発明に係る実施例4の液晶パネルの実装構造
の製造方法を示す図である。
【図9】本発明に係る実施例4の液晶パネルの実装構造
の製造方法を示す図である。
【図10】本発明に係る実施例4の液晶パネルの実装構
造の製造方法を示す図である。
【図11】本発明に係る実施例4の液晶パネルの実装構
造の製造方法を示す図である。
【符号の説明】
1 液晶基板 2 引き出し電極 3 駆動回路基板 4 駆動回路電極 5 弾性導電粒子 6 硬い接着剤 7 柔い接着剤 11 紫外線照射装置 12 ガラスベース 13 加熱・加圧ヘッド 21 ディスペンサー 22 加圧ヘッド 23 加熱用光線照射装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑崎 聡 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶基板上に形成された引き出し電極と駆
    動回路基板上に形成された駆動回路電極間に該引き出し
    電極と該駆動回路電極とを電気的接続するように弾性導
    電粒子を配置し、該弾性導電粒子を該引き出し電極及び
    該駆動回路電極に固定するように、かつ該弾性導電粒子
    の周囲を取り囲むように第1の接着剤を設け、該第1の
    接着剤の外周部に該液晶基板と該駆動回路基板を接着す
    るように該第1の接着剤よりも常温状態でヤング率の低
    い第2の接着剤を設けてなることを特徴とする液晶パネ
    ルの実装構造。
  2. 【請求項2】前記第1、第2の接着剤は、両者共紫外線
    硬化性接着剤からなることを特徴とする請求項1記載の
    液晶パネルの実装構造。
  3. 【請求項3】前記液晶基板は、可撓性フィルムからなる
    ことを特徴とする請求項1,2記載の液晶パネルの実装
    構造。
  4. 【請求項4】前記第1の接着剤は、紫外線硬化性接着剤
    からなり、前記第2の接着剤は、熱可塑性接着剤からな
    ることを特徴とする請求項1,2記載の液晶パネルの実
    装構造。
  5. 【請求項5】前記熱可塑性接着剤は、光を吸収して発熱
    する物質を混入してなることを特徴とする請求項4記載
    の液晶パネルの実装構造。
  6. 【請求項6】前記熱可塑性接着剤は、前記引き出し電極
    が形成されている領域の外側に設けてなることを特徴と
    する請求項4,5記載の液晶パネルの実装構造。
  7. 【請求項7】駆動回路基板上に形成された駆動回路電極
    上に弾性導電粒子を配置する工程と、次いで、該駆動回
    路基板の両端に熱可塑性接着剤を塗布する工程と、次い
    で、該駆動回路電極及び該弾性導電粒子を覆うように熱
    可塑性接着剤を塗布する工程と、次いで、該駆動回路基
    板の該駆動回路電極上に配置した該弾性導電粒子を液晶
    基板上に形成された引き出し電極に接触させる工程と、
    次いで、紫外線を該紫外線硬化性接着剤に照射し該紫外
    線硬化性接着剤を硬化させることにより、該駆動回路電
    極と該引き出し電極間に該弾性導電粒子を固定する工程
    と、次いで、該熱可塑性接着剤の部分に選択的に熱線を
    照射し該熱可塑性接着剤を溶融させることにより、該液
    晶基板と該駆動回路基板を接着する工程とを含むことを
    特徴とする液晶パネルの接続構造の製造方法。
JP43895A 1995-01-06 1995-01-06 液晶パネルの実装構造及びその製造方法 Pending JPH08184848A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2788192A1 (fr) * 1998-12-30 2000-07-07 Giesecke & Devrient Gmbh Procede de fabrication d'une liaison entre un module et un composant electronique, et ses applications
JP2013016473A (ja) * 2011-06-10 2013-01-24 Sekisui Chem Co Ltd 異方性導電材料及び接続構造体

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