JPH0818465A - キャビネットの把手 - Google Patents

キャビネットの把手

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Publication number
JPH0818465A
JPH0818465A JP14811894A JP14811894A JPH0818465A JP H0818465 A JPH0818465 A JP H0818465A JP 14811894 A JP14811894 A JP 14811894A JP 14811894 A JP14811894 A JP 14811894A JP H0818465 A JPH0818465 A JP H0818465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
cabinet
storage groove
mounting portion
back surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14811894A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Mizushima
彰夫 水島
Akihiro Otani
昭博 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiwa Co Ltd filed Critical Aiwa Co Ltd
Priority to JP14811894A priority Critical patent/JPH0818465A/ja
Publication of JPH0818465A publication Critical patent/JPH0818465A/ja
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  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】薄型のキャビネットにも十分な大きさの把手を
取り付け可能にする。 【構成】把手1を収納する収納溝4をキャビネット2の
背面6に設けることにより、奥行きの薄いキャビネット
2にも大型の把手1を取り付けることが可能になると共
にデザインの自由度が増す。また、収納された把手1の
外表面とキャビネットの背面6とが同一面になるように
なっているので、外観が向上する。収納溝4の中央部に
は幅広の指入部9が設けられているので、収納した把手
1に容易に指を掛けて立ち上げることができる。さらに
把手1に取付部11を設け、これらに係止面を設けたの
で、把手1を立ち上げたときに係止面がキャビネット2
に当接することにより把手1が係止され、持ち運び時の
ぐらつきが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジカセ(ラジオ付き
カセットテープレコーダ)のような持ち運び可能なオー
ディオ機器などに適用して好適なキャビネットの把手に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の持ち運び可能なオーディオ機器、
例えば図6に示すラジカセ20などの把手21は、キャ
ビネット22の上面23に回転軸など(図示せず)を用
いて回動可能なように取り付けられているのが普通であ
る。キャビネット22の上面23にはこの把手21の形
状に応じた収納溝24が設けられており、通常はこの把
手21が後方に倒され収納溝24に収納されている。ラ
ジカセ20を持ち運ぶ時には、図7に示すよう収納溝2
4から把手21を立ち上げることができるようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在ではラ
ジカセ20などのポータブル・オーディオ機器は小型化
が進み、奥行きW(図6)が薄くなる傾向にある。この
ような薄型のラジカセの場合、使用者が持ち運ぶのに十
分な大きさの把手21を取り付けることができないとい
う問題があった。また、把手21を収納する収納溝24
をキャビネット22の上面23に設けているために、操
作ボタン25の配置などデザインが制限され、場合によ
っては外観が見苦しくなるなどの問題があった。さら
に、把手21は回動可能に取り付けられているために、
持ち運びの際に把手21がぐらついて安定しないなどの
問題が生じていた。
【0004】そこで本発明は、上述したような課題を解
決したものであって、持ち運びに十分な大きさを有し、
薄型のラジカセにも取り付け可能であると共に、外観を
損なわずさらに持ち運び時にぐらつきのないキャビネッ
トの把手を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明においては、キャビネットを
持ち運ぶためキャビネットの上面に回動自在に取り付け
られたキャビネットの把手において、把手本体が把持部
と把持部の少なくとも片端側に一体成形された取付部と
を有し、取付部の先端がキャビネットの上部側に回動自
在に取り付けられ、キャビネットの上面から背面にかけ
て取付部及び把持部を収納する収納溝が設けられ、把手
本体を収納溝に収納した状態で把手本体の外表面とキャ
ビネットの背面とが同一平面を形成するように設定さ
れ、把手を立ち上げるとき指を入れることが可能な幅広
部が収納溝に設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0006】請求項2に記載の発明においては、キャビ
ネットを持ち運ぶためキャビネットの上面に回動自在に
取り付けられたキャビネットの把手において、把手本体
が把持部と把持部の少なくとも片端側に一体成形された
取付部とを有し、取付部の先端がキャビネットの上部側
に回動自在に取り付けられ、キャビネットの上面から背
面にかけて取付部及び把持部を収納する収納溝が設けら
れ、把手本体を立ち上げた状態でキャビネットに係止す
るための係止部が取付部に設けられていることを特徴と
するものである。
【0007】
【作用】図1に示すように、ラジカセ10の把手1は回
転軸7によって回動自在なようにキャビネット2の上部
に取り付けられている。キャビネット2の上面3から背
面6にかけては収納溝4が設けられ、通常は把手1がこ
の収納溝4に収納されている。このとき、図2に示すよ
うに把手1のハンドル部8の外表面とキャビネット2の
背面6とが同一面となっている。また、図3に示すよう
に収納溝4には収納した把手1に指を掛けるための幅広
部9が設けられている。
【0008】このラジカセ10を持ち運ぶ時には、背面
6の幅広部9に指を入れて図4に示すように把手1を立
ち上げる。このとき、図5に示すように取付部11の係
止面12Bが収納溝4の溝底面14に当接し、係止面1
2Aがキャビネット2の上面3に当接することによって
把手1が立ち上がった状態で係止される。
【0009】
【実施例】続いて、本発明に関わるキャビネットの把手
をラジカセに適用した場合の一実施例について、図面を
参照して詳細に説明する。
【0010】図1は本発明によるキャビネットの把手を
適用したラジカセ10の背面図である。把手1は把持
部、本例では円弧状のハンドル部8と、その両側に一体
成形されたL字状の取付部11とで構成されている。キ
ャビネット2には把手1よりも若干幅の広い円弧状の収
納溝4がキャビネット2の上面3から背面6にかけて設
けられている。取付部11の上部が回転軸7によって回
動可能なようにキャビネット2の上部に取り付けられて
いる。持ち運び時以外には把手1が下方に倒されてこの
収納溝4に収納される。
【0011】図2は、図1におけるA―A′断面を示
す。同図に示すように把手1の収納時にはハンドル部8
の外表面13とキャビネット2の背面6とが同一面とな
る。また、取付部11には互いに直角な係止面12A,
12Bが形成されている。図3は、図1におけるラジカ
セ10のB―B′断面を示す。同図に示すようにキャビ
ネット2の収納溝4の略中央の溝幅Dが広くなってお
り、ここが収納した把手1に指を掛けるための幅広部、
本例では指入部9となっている。
【0012】さて、このラジカセ10を持ち運ぶときに
は、図4に示すように指入部9に指を入れて把手1を立
ち上げる。そうすると図5に示すように、取付部11の
係止面12Bが収納溝4の溝底面14に当接し、係止面
12Aがキャビネット2の上面3に当接する。これによ
って把手1がキャビネット2に係止され、ハンドル部8
が上面に対して略垂直に起きた状態からそれ以上回転す
ることはない。
【0013】上述のように、このラジカセ10において
は、把手1を収納するための収納溝4をキャビネット2
の上面3から背面6にかけて設けたので、薄型のラジカ
セ10にも持ち運ぶのに十分な大きさの把手1を取り付
けることができる。また、操作ボタン5の配置などデザ
インが制約されることがない。更に把手1の収納時には
外表面13が背面6と同一面となるので、外観が良好に
なる。さらに、収納溝4に指入部9を設けたので把手1
に指を掛けて立ち上げることが容易になる。把手1には
取付部11が設けられ、その係止面12A,12Bがと
もにキャビネット2に当接することにより把手1が立ち
上がった状態で係止されるので、持ち運び時にぐらつき
が防止される。
【0014】なお、上述の実施例では本発明をラジカセ
10に適用した場合について説明したが、本発明はこれ
以外に各種のポータブル機器に適用できる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明においては、キャビネットを持ち運ぶためキャビネッ
トの上面に回動自在に取り付けられたキャビネットの把
手において、把手本体が把持部と把持部の少なくとも片
端側に一体成形された取付部とを有し、取付部の先端が
キャビネットの上部側に回動自在に取り付けられ、キャ
ビネットの上面から背面にかけて取付部及び把持部を収
納する収納溝が設けられ、把手本体を収納溝に収納した
状態で把手本体の外表面とキャビネットの背面とが同一
平面を形成するように設定され、把手を立ち上げるとき
指を入れることが可能な幅広部が収納溝に設けられるよ
うにしたものである。
【0016】したがって、本発明によれば把手を収納す
る収納溝をキャビネットの上面から背面にかけて設けた
ので、奥行きの薄いラジカセにも比較的大きな把手を取
り付けることが可能になると共に、操作ボタンの配置な
どデザインの自由度が増す。さらに収納された把手の外
表面がキャビネットと同一面となるので外観が向上し、
また幅広部によって容易に把手に指を掛けて立ち上げる
ことが可能になるなどの効果がある。
【0017】請求項2に記載の発明においては、キャビ
ネットを持ち運ぶためキャビネットの上面に回動自在に
取り付けられたキャビネットの把手において、把手本体
が把持部と把持部の少なくとも片端側に一体成形された
取付部とを有し、取付部の先端がキャビネットの上部側
に回動自在に取り付けられ、キャビネットの上面から背
面にかけて取付部及び把持部を収納する収納溝が設けら
れ、把手本体を立ち上げた状態でキャビネットに係止す
るための係止部が取付部に設けられるようにしたもので
ある。したがって、本発明によれば、把手が上方に立ち
上げた状態で係止され、持ち運び時にキャビネットのぐ
らつきが防止されるので、持ち運び易くなるなどの効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるキャビネットの把手1を適用し
たラジカセ10の背面図である。
【図2】図1のA―A′断面図である。
【図3】図1のB―B′断面図である。
【図4】把手1を立ち上げた状態を示すラジカセ10の
背面図である。
【図5】図4のC―C′断面図である。
【図6】従来のキャビネットの把手21を適用したラジ
カセ20の斜視図である。
【図7】従来のキャビネットの把手21を立ち上げた状
態を示すラジカセ20の斜視図である。
【符号の説明】
1 把手 2 キャビネット 3 上面 4 収納溝 6 背面 8 ハンドル部 9 指入部 10 ラジカセ 11 取付部 12A,12B 係止面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットを持ち運ぶため上記キャビ
    ネットの上面に回動自在に取り付けられたキャビネット
    の把手において、 上記把手本体が把持部と上記把持部の少なくとも片端側
    に一体成形された取付部とを有し、 上記取付部の先端が上記キャビネットの上部側に回動自
    在に取り付けられ、 上記キャビネットの上面から背面にかけて上記取付部及
    び上記把持部を収納する収納溝が設けられ、 上記把手本体を上記収納溝に収納した状態で上記把手本
    体の外表面と上記キャビネットの背面とが略同一平面を
    形成するように設定され、 上記把手を立ち上げるとき指を入れることが可能な幅広
    部が上記収納溝に設けられていることを特徴とするキャ
    ビネットの把手。
  2. 【請求項2】 キャビネットを持ち運ぶため上記キャビ
    ネットの上面に回動自在に取り付けられたキャビネット
    の把手において、 上記把手本体が把持部と上記把持部の少なくとも片端側
    に一体成形された取付部とを有し、 上記取付部の先端が上記キャビネットの上部側に回動自
    在に取り付けられ、 上記キャビネットの上面から背面にかけて上記取付部及
    び上記把持部を収納する収納溝が設けられ、 上記把手本体を立ち上げた状態で上記キャビネットに係
    止するための係止部が上記取付部に設けられていること
    を特徴とするキャビネットの把手。
JP14811894A 1994-06-29 1994-06-29 キャビネットの把手 Pending JPH0818465A (ja)

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JP14811894A JPH0818465A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 キャビネットの把手

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JPH0818465A true JPH0818465A (ja) 1996-01-19

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ID=15445667

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JP14811894A Pending JPH0818465A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 キャビネットの把手

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