JPH0818344B2 - 複数の金型を有する成形方法およびその装置 - Google Patents

複数の金型を有する成形方法およびその装置

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JPH0818344B2
JPH0818344B2 JP17110589A JP17110589A JPH0818344B2 JP H0818344 B2 JPH0818344 B2 JP H0818344B2 JP 17110589 A JP17110589 A JP 17110589A JP 17110589 A JP17110589 A JP 17110589A JP H0818344 B2 JPH0818344 B2 JP H0818344B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/03Injection moulding apparatus
    • B29C45/04Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves
    • B29C45/0433Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves mounted on a conveyor belt or chain

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の金型を昇温工程、射出成形工程、冷
却工程及び成形品取出工程の各工程に順次移送して成形
品を成形するのに有用な成形方法及びその装置に関す
る。
〔従来の技術〕
プラスチック等の射出成形においては、射出成形機よ
り射出された樹脂の冷却硬化をその場で行なって硬化し
た樹脂を取り出し、次の樹脂を射出するという工程をと
ると、射出成形機は樹脂が硬化するまで次の樹脂の射出
に用いることができないため、使用効率が悪く、また射
出成形機の出口通路の樹脂が硬化する等の問題点が生じ
る。そのため、複数の金型を用意し、射出成形機により
樹脂が射出された金型を別の場所へ移動してそこで冷却
し、一方射出成形機では直ちに次に金型に樹脂を射出す
るという成形システムが提案されている(例、特開昭58
−173635号公報)。
このような成形システムのうち、本出願人は、射出成
形機及び複数のプレス機を設け、射出成形機により樹脂
を充填した金型を複数のプレス機の1つに移動し、そこ
で加圧するとともに温度制御しつつ冷却するシステムを
提案してある(特開昭61−89019号公報)。また、本出
願人は、ガイドとその上を移動するトラバーサ(以下、
トラバース装置という)を用いて金型を射出成形工程よ
りガイドに沿って並設された複数のプレス機の1つに移
送し、また上記プレス機より次の工程へ移送するように
構成した成形システム(例えば、特開昭61−89019号公
報、第6図)を提案してある。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記のようにトラバース装置を用いて金型
を移送するように構成した成形システムの場合、金型は
射出成形工程からトラバース装置のガイドに沿った一定
場所(以下、ベースポイントという)へ移送され、その
ベースポイントから各プレス機へ移送されるという工程
がとられる。
また、金型に滞留を生じさせずにシステムを円滑に作
動させるためには、各金型を一定時間ごとに規則正しく
次の工程へと送る必要がある。
ところが、上記のように構成されたシステムにおいて
は、ベースポイントと各プレス機との距離が異なるた
め、金型がベースポイントから各プレス機へ移送される
に要する時間が各プレス機によって異なり、一方各プレ
ス機の金型は上記のように一定時間ごとに次の工程へと
移送されるため、各プレス機における加圧、冷却時間に
長短が生じる。
また、金型を各プレス機より次の工程へと移送する場
合においても、金型が各プレス機より次の工程へ移送さ
れるに要する時間が各プレス機によって異なり、上記と
同様に、次の工程における工程時間に長短が生じる。
これに対処して、各プレス機における加圧・冷却時間
や次の工程における工程時間を一定にすると、金型は次
の工程へ遅れて移送されるため、金型を一定時間ごとに
規則正しく送ることができず、金型の流れに滞留が生じ
てしまう。これに対処して、成形品の精度を保証するた
めには各金型ごとに温度制御を行なう必要があるが、こ
のように金型ごとに制御を行なうと、各金型の温度特性
により工程時間の長短が生じ、システムの円滑な流れを
阻害して生産性の低下を招く等の問題が生じる。
また、上記のように複数の金型を用いて加圧・冷却す
る場合、各プレス機における加圧・冷却時間を一定にし
ても、各金型の温度特性が異なるために均一な冷却がで
きず、成形品の精度にばらつきが生じてしまう。これに
対処して成形品の精度を保障するには、各金型ごとに温
度制御を行なう必要があるが、このような各金型ごとの
制御を行なうと、各金型の温度特性差により工程時間の
長短が生じ、システムの円滑な流れを阻害し、生産性の
低下を招く等の問題が生じる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、複
数の金型を用いて成形品を成形するのに、金型に滞留を
生じさせずにシステムの円滑な流れを達成し、しかも成
形品が均一かつ高精度で得られるような成形方法及びそ
の装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
複数の金型を昇温工程、射出成形工程、冷却工程及び
成形品取出工程に順次移送して成形品を成形する方法に
おいて、金型の状態、例えば昇温状態や冷却状態の金型
に関する情報を入力し、該情報に応じて金型を移送する
移送手段の速度を制御したり、又は金型を移送せずに待
機させるようにし、この金型の情報を所定の情報と比較
判別する手段によって金型の移送を制御するために、 各工程間に各金型を移送する移送手段と、前記金型を
移送する速度又は移送待ち時間のいずれかの判別を行な
う判別手段を備え、前記判別手段によって前記金型の移
送を制御するようにしたことを特徴とする複数の金型を
有する成形方法。
昇温工程における金型の昇温時間の設定時間に対する
長短に伴う金型の滞留を解決するために、 昇温工程における金型の昇温時間を計る第1の時間計
測手段と、成形品によってあらかじめ決められた昇温時
間を設定する制御手段と、前記計測手段の信号と前記制
御手段からの信号を比較する第1の比較手段を有し、前
記第1の比較手段の比較動作に基づいて前記金型の移送
を待ち時間による制御又は移送速度による制御の選択を
行なうことを特徴とする複数の金型を有する成形方法。
昇温工程から射出成形工程に金型が移送される途中の
金型の昇温時間のくるいによる金型の滞留を防止するた
めに、 昇温工程から射出成形工程に金型を移送する際の移送
途中及び移送後にわたる経過時間を計る時間計測手段
と、昇温工程から射出成形工程に金型を移送する途中、
又は移送後に前記金型の温度を測る温度測定手段と、前
記昇温工程から前記射出成形工程までの前記金型の決め
られた昇温時間を設定する制御手段と前記時間計測手段
と前記制御手段からの信号を比較する比較手段を有し、
前記比較手段の比較結果に基づいて前記金型の待ち時間
による制御、又は前記金型の移送速度による制御の選択
を行なうことを特徴とする複数の金型を有する成形方
法。
冷却工程における複数の冷却機に収納されて冷却され
る金型の冷却速度の差による金型の滞留を防止するため
に、 金型を冷却機から取出工程に移送するトラバーサと、
冷却工程における金型の冷却時間を計る時間計測手段
と、前記冷却工程における金型のあらかじめ決められた
冷却時間を設定する制御手段と、前記時間計測手段の信
号と前記制御手段の信号を比較する比較手段を有し、前
記比較手段の比較結果に基づいて前記トラバーサの待ち
時間制御、又はトラバーサの速度による制御の選択を行
なうことを特徴とする複数の金型を有する成形方法、及
び、射出成形工程から冷却工程の所定位置に金型を送る
第1の移送手段と、前記第1の移送手段から金型を受け
て前記冷却工程のなかの冷却機に金型を移送するトラバ
ーサと、前記トラバーサを駆動する手段と、前記第1の
移動手段及び前記トラバーサに金型が在るか否かを検出
する手段と、前記検出手段の信号に基づいて前記駆動手
段を駆動する制御手段とを有することを特徴とする複数
の金型を有する成形装置。
冷却工程の複数の冷却機に収納される金型は還流条件
によって冷却速度が設定速度通りに冷却されない場合が
生じるが、この問題を解決するために、 複数の金型を射出成形機内に挿入して射出した後取出
し、該金型を複数の冷却機を備えた冷却工程に順次移送
し、各冷却機によって冷却された金型を冷却機から取出
して成形品取出工程に移送する成形方法であって、前記
各冷却機に冷却媒体を供給する手段と、前記各冷却機に
セットされた金型の温度を検出する手段と、前記各冷却
機にセットした金型の冷却時間を計測する手段と、あら
かじめ決められた金型の冷却時間及び冷却温度を記憶す
る手段と、前記冷却媒体の冷却温度を切替える制御手段
とを有し、前記各冷却機の各金型の温度と各金型の冷却
時間を前記記憶手段からの設定された冷却時間及び冷却
温度と比較し、比較結果に基づいて各金型への冷却媒体
の温度を切り換えるようにしたことを特徴とする複数の
金型を有する成形方法。
冷却工程に複数の成形機を備え、各成形機に金型を収
容して冷却する構成において、冷却が終了した金型を順
次成形機から搬出するためにトラバーサを冷却終了した
金型の位置に移動する必要が生じるが、これに対処する
ために、 複数の金型を射出成形機内に挿入して樹脂を射出した
後に取出し、該金型を複数の冷却機を備えた冷却工程及
び成形品取出工程に順次移送する成形装置であって、各
冷却機の冷却温度を検出する手段と、前記各冷却機に設
けられた金型の冷却時間を計る手段と、射出成形する成
形品に応じた冷却時間に対応した温度を示す冷却曲線を
記憶する手段と、前記複数の冷却機から金型を取出すた
めの制御を行なう手段であって、前記制御手段は前記記
憶手段の情報と、前記各冷却機内の金型の冷却時間と冷
却温度の信号を入力し、前記複数の冷却機の冷却終了す
る金型を抽出し、抽出信号を出力する手段と、前記冷却
工程と前記成形品取出工程間にて前記金型を移送するト
ラバース手段であって、前記金型を移送するトラバーサ
ーを制御する手段を有するトラバース手段と、前記制御
手段は前記取出制御手段からの抽出信号を受けて冷却終
了した金型を収納した冷却機の位置に前記トラバーサー
を移動する複数の金型を有する成形装置。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図は本実施例の成形システムの全体的構成図であ
る。
本実施例の成形システム25の全体構成は、A:昇温工
程、B:射出成形工程、C:加圧冷却工程、D:成形品取出工
程の4工程からなり、昇温工程Aと射出成形工程Bとの
間はコロを用いた金型移送路1で接続され、射出成形工
程Bと加圧冷却工程Cとの間はコロを用いた金型移送路
5及びNCトラバース装置2で接続され、また加圧冷却工
程Cと成形品取出工程Dとの間はNCトラバース装置2で
接続されている。さらに、NCトラバース装置2にはトラ
バース装置制御部22が接続されており、トラバース装置
制御部22は中央制御盤17と接続されている。なお、中央
制御盤17は本成形システムの他の装置とも接続されてい
る(配線省略)。
次に本ロータリー成形システム25の各装置について説
明する。
この昇温工程Aにおいては射出成形工程Bよりもより
長い時間を必要とするため、2個の昇温装置6を設け、
一方の装置において金型の昇温を行なっている最中に他
方の装置でも同様に他の金型の昇温を行なうことができ
るように構成されている。各昇温装置6の前にはコロを
用いた方向変換機23が設けられ、金型を搬入した後、方
向変換機23を90度回転させて金型を搬出させることによ
り、成形品取出装置15より送られてきた金型を昇温装置
6内へ、また昇温装置6内の金型を射出成形機7へ送る
ことができる。なお、方向変換機23のコロは内蔵した駆
動源により回転可能とされている。成形品取出装置15と
方向変換機23との間、方向変換機23と昇温装置6との
間、方向変換機23同士の間はコロを用いた移送路24で接
続され、このコロも同様に内蔵した駆動源により回転可
能とされている。
このような昇温装置6においては、装置の炉内に金型
が搬入された後、その金型に温度センサー(不図示)が
接続され、ヒータ板(不図示)により金型が加熱され
る。所定温度まで加熱された後、温度センサーが離脱さ
れ、金型が炉外へ搬出される。
本実施例では、昇温工程Aにおいて、加圧冷却工程C
(後述する)にて80℃まで冷却された金型を100℃まで6
0秒で昇温するよう設定されている。
昇温工程Aと射出成形工程Bとの間は、金型移送路1
と90度反転装置3aで接続され、金型移送路1が途中で直
角に曲がった部分にエレベータ26が設けられている。金
型移送路1は金型移送方向に並べられたコロが内蔵した
駆動源により回転されるよう構成され、金型はコロの上
に載置されて移送方向に移動される。
上記方向変換機23から金型移送路1を経てエレベータ
26に移送された金型は、ここで金型の向きは変えずに移
動方向だけを90度だけ変え、金型はその向きのまま90度
反転装置3aへと進むことができる。
90度反転装置3aは、射出部7aが横方向に設けられた射
出成形機7に対処して金型のランナー部を横方向とする
ために、金型を90度反転させるように設けられ、この90
度反転装置3aを通過した後、金型は射出成形機7前方の
金型待機位置4に移送され、この金型待機位置4におい
て、不図示の温度センサにより金型温度が計測される。
昇温工程Aにおいて100℃まで昇温された金型はその後
金型内の熱伝導によりさらに昇温され、金型温度が所定
の成形温度120℃に昇温したとき射出成形機7内に搬入
して射出成形を行なうようにする。
本実施例では、昇温工程Aを終了してから射出成形機
7前の待機場所4にて成形温度120℃に昇温するまでの
設定時間は、120秒とされている。
射出成形工程Bにおいて、金型が射出成形機7に搬入
されると成形機7のダイセットの型締が行なわれ、220
℃の樹脂が金型に射出された後一定時間保圧され、次い
でダイセットの型開が行なわれた後、金型は搬出されて
90゜反転装置3bへ送られる。なお、射出成形機7には金
型を射出充填に必要な温度に温度調整するための温度調
整機8が設けられている。
本実施例では、金型が射出成形機7に搬入された後、
射出成形機7より搬出されてNCトラバース装置2(後述
するベースポイント13の地点)に至るまでに要する時間
が60秒となるようにされている。
90度反転装置3bは、射出成形機7の後方に用いられて
おり、ここで射出が終った金型のランナー部が上方向に
復帰される。
90度反転装置3a,3bにより射出成形工程Bでは金型は
ランナー部を横にした状態で流れ、加圧冷却工程C、取
出工程D、昇温工程Aにおいては、金型はランナー部を
上にした状態で流れる。なお、射出成形機の射出が下方
向にされるように構成した場合、又は金型が加圧冷却工
程C、取出工程D、昇温工程Aのいずれにおいてもラン
ナー部を横方向にした状態で処理される場合には、90゜
反転装置3a,3bは不要である。金型移送路5は、90度反
転装置3bを経た金型をNCトラバース装置2のベースポイ
ント13(NCトラバース装置2が金型を受け取る地点)へ
移送するために設けられ、金型移送路1と同様、移送方
向に並べられたコロが内蔵された駆動源により回転し、
コロの上に載置された金型を移動することができる。
NCトラバース装置2は本実施例では2本のガイドレー
ル9及びその上を移動するトラバーサ10により構成され
ている。またトラバーサ10は左右一対の投入コンベア1
1、取出コンベア12により構成されている。投入コンベ
ア11は内蔵された駆動源により作動し、金型を第1図に
おける下方向から取入れてコンベア内に載置し、また上
方向へ送出すことが可能とされ、金型をベースポイント
13から各プレス機18へ移送する際に用いられる。取出コ
ンベア12は内蔵された駆動源により作動し、金型を第1
図における上方向から取り入れ、コンベア内に載置し、
また下方向へ送り出すことが可能とされ、金型を各プレ
ス機18から成形品取出装置15a移送する際に用いられ
る。
本実施例ではNCトラバース装置2を用いて金型がベー
スポイント13より各プレスユニット18に至るまでに要す
る時間が30秒、また各プレスユニット18より成形品取出
装置15に至るまでに要する時間が30秒となるよう設定さ
れている。
加圧冷却工程は8つのプレスユニット18(No.I〜No.V
III)により構成されている。各プレスユニット18(No.
I〜No.VIII)はNCトラバース装置2のレール9に並設さ
れている。また、各プレスユニットはトラバーサ10が移
動して各プレスユニット18の前に来たとき、トラバーサ
10と各プレスユニット18の移送路14との間で金型のやり
とりが可能なようにレール9より所定距離離れて設けら
れている。移送路14は内蔵された駆動源により作動し、
移送路14上に載置された金型を移送することができる。
プレスユニット18は上下一対の再プレス冷却ダイセット
を有しており、それぞれのダイセットの中には冷媒を流
すための管路が冷却媒体供給手段の管路62a,62bと接続
して配設されている(図示省略)。そして、それぞれの
ダイセットの管路を流れる冷媒の流量は中央制御盤17及
びトラバース装置制御部22の指令のもとに固定側用温調
機19及び可動側用温調機20により調整される。金型が上
下一対の再プレス冷却ダイセットの中に挿入されると、
金型に温度センサーが接続され、上下のダイセットは相
対的に移動して金型を加圧接触し、ダイセット内の管路
を流れる冷媒によって金型を冷却する。金型の冷却は所
定の温度勾配を得るよう、管路内の冷媒の流速又は温度
を変化させる等の制御を伴って行なう。これにより成形
品の冷却時に発生する収縮歪み及び内部応力歪みを最少
限に押えることができる。
本加圧冷却工程Cにおいては、金型は温度センサによ
り計測されながら120℃より80℃に達するまで冷却され
る。
金型が所定温度に冷却されると、温度センサーを離脱
して、ダイセットを相対的に開き、金型を移送路14を至
てトラバーサ10の取出コンベア12に移送する。
本実施例では加圧冷却工程Cに要する時間、即ち金型
がプレスユニット18の移送路14に搬入されその後冷却を
終り移送路14を出ていくまでに要する時間が480秒とな
るように設定されている。
成形品取出工程Dは、本実施例では第1図におけるNC
トラバース装置2の右端下方部に設置されており、その
位置に成形品取出装置15及び装置15の右側にストッカー
21が据付けられている。トラバース10が移動して成形品
取出装置15の前に来たとき、トラバース10の取出コンベ
ア12と成形品取出装置15の移送路16との間で金型の受授
が可能なように、取出装置15はレール9より所定距離離
れて設けられている。金型がトラバース10により移送路
16を至て成形品取出装置15に装着されると、金型に設け
られた開き止め機構が解除され、金型の型開きが行なわ
れ、成形品突出し棒により成形品が突出されて取出さ
れ、その成形品はストッカー21に貯蔵される。成形品が
取出された金型は型締され開止めロックされ、昇温工程
Aへ移送される。
本実施例では取出工程Dに要する時間、即ち金型が取
出装置15の移送路16に搬入され、その後成形品が取り出
された金型が昇温工程Aに移動するまでに要する時間が
60秒となるように設定されている。
本実施例ではプレスユニット18で加圧冷却され成形が
完了した成形品の取出しはプレスユニット上で行なわ
ず、上述のように別の位置に設けられた成形品取出装置
15により集中して行なう。プレスユニット18上に取出装
置を設けるとプレスユニットの構造が複雑、大型化し、
また各プレスユニット18に取出装置を設けなければなら
ないためプレスユニット群No.I〜No.VIIIの占める占有
面積が大きくなり、更に取出工程の管理も複雑になると
いう問題が生じるが、本実施例では取出作業を1ヶ所で
行うことにより上記問題点を解消している。
トラバース装置制御部22はNCトラバース装置2の動作
等を定まったプログラム等に従って指令するものであ
り、トラバース装置制御部22は中央制御盤17の指令のも
とにNCトラバース装置2を制御し、トラバース10の待
機、速度調整を行うことができる。
中央制御盤17は本成形システム25の各装置へ各装置の
制御部等(図示省略)を介して接続されており、本成形
システム25を全体として制御する。
なお、本システム25には、システムを流れる金型が所
定の位置にあるか否かを検知するために、その所定の位
置にセンサーが設けられている。即ち、移送路5のベー
スポイント地点、トラバーサ10の投入コンベア11及び取
出コンベア12内、各プレスユニット18(No.I〜No.VII
I)内の金型が装着される部分、成形品取出装置15内の
金型が装着される部分等には、マイクロスイッチ等が設
けられ、金型が所定の位置にあるか否かを検知すること
ができるようにされている。
次に、本実施例に係る成形システムにおける金型の配
置・流れについて第2図を参照しながら説明する。ただ
し、これは、各工程において金型が設定時間通りに移送
されるよう制御された場合のものである。
第2図は金型のタイムチャートであり、横軸にタイム
を1分=1タイムとして示し、各金型のタイムの進行に
伴う成形システムでの位置を示している。本実施例では
射出成形工程及び金型のベースポイントへの移送に要す
る時間である1分を基本時間とし、射出成形工程で1分
ごとに樹脂が金型に射出されるように、各金型を1分ず
つ遅れてシステム内に流すように設計されている。本実
施例では、昇温工程及び金型の射出成形機への移送に計
3分、射出成形工程及び金型のベースポイントへの移送
に1分、NCトラバース装置2での目的プレスユニットへ
の金型の移送に0.5分、加圧冷却工程に8分、NCトラバ
ース装置2での取出装置15への金型の移送に0.5分、取
出工程に1分を要するよう設定されているため、合計14
分が金型がサイクルを1巡するのに要する時間であり、
従って14÷1=14個の金型をシステム内に必要とする。
第1図にタイム14の時点における14個の金型a〜nの夫
々の位置が示してある。第2図に示すように、この状態
によりタイム15の時点に時間が進むと、金型a〜nはそ
れぞれ進行し、例えば金型aは金型nの位置に、金型n
は金型fの位置に、金型fは金型eの位置へ戻る。更に
時間がタイム16の時点となると、例えば金型aは金型n
の位置によりプレスユニットVIIの位置に至る。
ところで、実際の成形システムにおいては、金型の移
送を上記のタイムチャート通りに行なうと、各金型の温
度特性の違いにより金型温度にバラツキが生じ、成形条
件範囲を外れてしまい、高精度な成形が望めない。又、
金型温度を目標値まで冷却、昇温する方式を採用する
と、高精度な成形が可能となるが、各工程時間に過不足
を生じ、円滑なシステムの流れを阻害し、量産性を著し
く悪化させる。そこで、本実施例においては、金型温度
が各工程における目標値に達するまでその工程での冷
却、昇温を終了しないこととし、そのため各工程におけ
る設定時間を超過したり或は不足したりして生じる時間
の誤差をNCトラバース装置2による金型の移送を待ち時
間で制御したり或は移送速度で制御してシステム全体に
おける金型の移送に滞留を生じないようにしてある。
上記のように金型の移送を待ち時間で制御したり或は
移送速度で制御するか否かの条件判断は次の3通りの場
合に行なう。
第1に、昇温工程Aにおいて、金型温度が、80℃から
目標値の100℃まで昇温する昇温時間が設定時間60秒に
対して過不足が生じるか否かである。設定時間より昇温
時間が長くなった場合(このとき生じる遅延時間をTn
示す)、ベースポイント13から各プレスユニット18まで
の金型の移送速度(VBPで示す)を速めることにより調
整する。また、設定時間より昇温時間が短い場合、NCト
ラバース装置2により移送された金型を各プレスユニッ
ト18前で待ち時間(T1で示す)を設けることにより調整
する。
第2に、金型が昇温工程Aから射出成形工程間の金型
の移送、即ち金型が昇温工程Aから搬出されて射出成形
機7前の待機場所4に至った時点で金型温度が目標値12
0℃に昇温する昇温時間が設定時間120秒に対して過不足
が生じるか否かである。この場合も上記同様に、ベース
ポイント13から各プレスユニット18までの金型の移送待
ち時間制御、移送速度制御により設定時間の過不足を調
整することができる(この場合に生じる遅延時間をTn
示し、移送待ち時間をT1で示す)。
第3に、加圧冷却工程Cにおいて、金型温度が120℃
から目標値の80℃に達するまでの設定時間480秒に対し
て過不足が生じるか否かである。設定時間を超過した場
合(このとき生じる遅延時間をTPで示す)、各プレスユ
ニット18から成形品取出装置15までの金型の移送速度
(VPTで示す)制御により調整し、また設定時間を不足
した場合、トラバース装置制御部22にて移送された金型
を成形品取出装置15前にて待ち時間(T2で示す)を設け
ることにより調整する。
次に、本実施例に係るロータリー成形システムのNCト
ラバース装置の動作について第1図のシステム図、第3
図(A)〜第3図(C)のブロック図を参考しながら、
各管理フロー別のフローチャートを示す第4図(a)〜
(g)を用いて説明する。
本システムを作動するに当たり中央制御盤17に各種の
初期設定値を記憶する。第3図(A)において、各プレ
スユニット18(No.I〜No.VIII)とベースポント13間の
移送時間TBPの設定(B1)、トラバーサ10の移送速度V
の設定(B2)、各プレスユニット18から取出し装置15間
の移送時間の設定(B3)、各プレスユニットとベースポ
イント13との距離Lxの設定(B4)、各プレスユニットと
取出し装置との距離Lyの設定(B5)を行ない、中央制御
盤17のメモリーMに前記設定値B1〜B5を記録する。又、
メモリMには後述する昇温工程における設定時間
(t1)、昇温から射出成形工程間の設定時間(t2)、加
圧冷却工程における設定時間(t3)が記憶される。
まず、第4図(a)に示す昇温工程Aの金型移送管理
フローチャートにおいて、成形品取出工程Dにおいて成
形品が取出され空にされた金型を昇温装置6内に搬入
(Sa1)した後、温度センサーを接続(Sa2)して金型温
度を計測しながら昇温を開始し、同時に昇温時間の計測
を開始する(Sa3、4、5)。金型温度は、温度センサ
からの信号を温度測定手段40で読み取る。昇温時間は時
間計測手段T1により行なわれる。昇温は金型が目標値10
0℃に達するまで行ない(Sa6)、この目標値に達した時
点で昇温を終了して昇温時間計測タイマーを切り(Sa
7)、時間計測手段T1により時間の信号が出力され、温
度センサーを金型から離脱する(Sa8)。このとき、中
央制御盤17において、計測された昇温時間(計測昇温時
間と称する、以下同様)と設定された昇温時間(設定昇
温時間t1、以下同様)との比較が第1比較手段42によっ
て行なわれ(Sa9)、計測時間T1が設定時間t1より短い
場合、第4図(d)に示す工程にてトラバーサ10の待ち
時間制御が行なわれる(以下、後述する)。また、計測
昇温時間が設定昇温時間より長いか等しい場合、計測昇
温時間から設定昇温時間を引いた遅延時間Tnの演算が第
1の計算手段43により行なわれ(Sa10)、中央制御盤17
にこの遅延時間Tnが記録され(Sa11)、しかる後、第4
図(e)に示す工程にてベースポイント13からプレスユ
ニット18までトラバーサ10の速度制御が行なわれる(以
下、後述する)。次に、第4図に(b)示す昇温工程A
から射出成形工程間の金型の移送管理フローチャートに
おいて、昇温工程Aにおける金型の昇温終了(Sb1)
後、昇温工程Aから射出成形工程間の金型の移送工程時
間計測を第2の時間計測手段T2によって開始し(Sb
2)、射出成形機7前の待機場所4へ金型を移送する(S
b3)。しかる後、この待機場所4において、金型に温度
センサーを接続し(Sb4)、金型の温度を第2の温度測
定手段44によって計測する。昇温工程Aを出た金型は射
出成形機7前の待機場所4に至るまでに金型内の熱伝導
によりさらに昇温される。そこで上記金型の温度計測に
より、金型温度が成形下限温度と成形上限温度間にまで
達した時点(Sb5)で第2の温度測定手段44の測定信号
に基づいて中央制御盤17から成形準備完了信号が発せら
れる(Sb6)と第2の時間計測手段T2がOFFされる(Sb
7)。しかる後、金型温度センサーが金型から離脱され
る(Sb8)。このとき、中央制御盤17において、第2の
時間計測手段T2の計測時間(T2)と設定時間(t2)との
比較が第2の比較手段46によって行なわれる(Sb9)。
計測時間(T2)が設定時間(t2)より短い場合、第4図
(d)に示す行程にてトラバーサ10の待ち時間制御が行
なわれる(以下、後述する)。また、計測時間が設定時
間より長いか又は等しい場合、計測時間から設定時間を
引いた遅延時間Tiの演算が第2の計算手段48によって行
なわれる(Sb10)。中央制御盤17にこの遅延時間Tiの記
憶が成され(Sb11)、しかる後、第4図(e)に示す行
程にてベースポイント13からプレスユニット18までトラ
バーサ10の速度制御が行なわれる(以下、後述する)。
さらに、第4図(c)に示す加圧冷却工程における管
理フローチャートにおいて、プレスユニット18に搬入
(Sc1)された金型に温度センサーを接続した(Sc2)
後、第3の温度測定手段50が作動を開始して加圧冷却工
程が開始される(Sc3)。そして、同時に冷却工程に要
した時間の計測が第3の時間計測手段52によって開始さ
れる(Sc4)。冷却は、所定の温度勾配で制御しながら
行ない(Sc5)、金型温度が目標温度80℃より低い温度
に達した時点(Sc6)で第3の温度測定手段50の測定信
号によって冷却を終了し、第3の時間計測手段52がOFF
され(Sc7)、温度センサーが金型から離脱される(Sc
8)。このとき、中央制御盤17において、第3の時間計
測手段52の計測時間と中央制御盤17の記憶された設定時
間(t3)との比較が第3の比較手段54によって成され
(Sc9)、計測時間が設定時間より短い場合、第4図
(f)に示す行程にてトラバーサ10の待ち時間制御が行
なわれる(以下、後述する)。また、計測時間が設定時
間より長いか等しい場合、計測時間より設定時間を引い
た冷却工程での遅延時間Tpの演算が第3の計算手段56に
より行なわれ(Sc10)、中央制御盤17にこの遅延時間Tp
が記憶され(Sc11)、しかる後、第4図(g)に示す行
程にてプレスユニット18から取出装置15までトラバーサ
10の速度制御が行なわれる(以下後述する)。
第4図(d)に示す行程では、まずトラバーサ10が取
出装置15へ金型を搬出した後、ベースポイント13へ戻
り、投入コンベア11が移送路5と一致した状態で停止す
る。そして、トラバース装置制御部22等の指令により、
取出コンベア12内に設けられたセンサーS1により取出コ
ンベア12内に金型が有るか否かを確認し(S01)確認信
号S1を出力する。そして、投入コンベア11内に設けられ
たセンサーS2により投入コンベア11内に金型が有るか否
かを確認し(S02)確認信号S2を出力し、更にS03へ進み
投入コンベア前の金型移送5の上に金型が有るか否かを
センサーS3により確認し、確認信号S3を出力する。そし
て、移送路5の上に金型が有ることを確認すると、第3
図(B)に示すセンサーS1、S2、S3の信号を判別ロジッ
ク回路a1に入力し、該回路a1からの信号によってコンベ
アー作動手段60の出力によって投入コンベア11を作動さ
せ(S04)、金型を投入コンベア11内に載置する。
そして投入コンベア内に金型が有ることをセンサーS2
により確認して(S05)、次にトラバーサ10が到達すべ
きプレスユニットNo.をプレスユニット選択手段58によ
り選択する(S06)。
加圧冷却行程Cの各プレス機(I〜VIII)には冷却媒
体を流通する配管62a,62bが設けられており、冷却媒体
供給手段62から通路62a,62bを経て冷却媒体が供給され
ている。
中央制御盤17には成形品の樹脂材料、形状、仕上げ精
度に応じた冷却温度を示す設定(曲線)情報がメモリー
Mに入力されている。
各プレス機には金型の冷却温度を測定するセンサーD1
〜D8と、各金型が各プレス機に挿入して加圧冷却を開始
してからの冷却時間を計測する手段P1〜P8が設けられて
いる。前記センサーD1〜D8の信号及び計測手段P1〜P8
信号は、中央制御盤17に入力し、各メモリーに入力す
る。中央制御盤17内では各金型からの温度と冷却時間の
情報をあらかじめ設定入力された設定情報を中央制御盤
17内の比較手段64によって比較し、この比較手段64の比
較信号を冷却媒体の温度を調整する温度調整手段66に送
る。
そして、温度調整手段66では比較手段64の信号によっ
て各プレス機に供給する媒体の温度を調整する。
中央制御盤17は、各プレス機からの各金型の冷却時間
と冷却温度の情報を入力して加圧冷却の終了する金型を
判別する判別手段68を備えている。
該判別手段68は、第3図(C)に示すように、各プレ
ス機からの前記情報(CP1、CP2…CP8)と、メモリーに
入力された基準となる情報CP0を比較手段(n1〜n8)に
入力し、プレス機からの情報が冷却終了を示す値に達し
たときに比較信号n1〜n8を出力し、この比較信号の有無
を検出手段70によって検出することによりどの金型が加
圧冷却作用を終了したかを判別する。中央制御盤17は前
記検出手段70の検出信号70aをトラバース装置制御部22
に入力する。
該トラバース装置制御部22は該検出信号70aの信号を
受けてベースポイント13に在るトラバーサ10の駆動手段
72を駆動してもトラバーサ10を作動させる。
加圧冷却作用の終了した金型を収容したプレス機には
前記比較信号n1〜n8の出力に応じて終了信号m1〜m8を終
了信号発生手段74から出力する。
トラバーサ10は駆動手段72によって駆動され、終了信
号発生手段によって出力する金型を収容することにより
停止する。この停止位置でトラバーサ10は待機する(S0
7・S08)。この待ち時間T1は、中央制御盤17の待ち時間
計算手段B9において、 T1=TBP−Lx/V(第3図(A)、B9)の演算により行
なわれ(S09)、この待ち時間T1がトラバース装置制御
部22に入力され、このトラバース装置制御部22の指令に
よりトラバーサ10を待ち時間T1だけ待機させる(S1
0)。
所定時間待機させた後、取出コンベア12を作動させ、
金型をプレスユニット18より取出コンベア12へ移す(S1
2)。
そして、取出コンベア12内に金型が有ることを確認し
て(S13)、次にトラバーサ10の投入コンベア11が金型
の取り出されたプレスユニット18の搬送路14と一致する
ようにトラバーサ10をわずかに移動させる(S14、S1
5)。
そして、投入コンベア11を作動させて(S16)プレス
ユニット18内へ金型を送り、プレスユニット18内に金型
が有ることをセンサーにより確認する(S17)。次い
で、この冷却行程において計測時間が設定時間と等しい
か否かにより第4図(f)に示す行程に至るか、第4図
(g)に示す行程に至るかを中央制御盤17より指令する
(S18)。即ち、冷却行程に上記演算による遅延時間Tp
が生じなかった場合、第4図(f)に示す行程に至り、
遅延時間Tpが生じた場合、第4図(g)に示す行程に至
る。
第4図(e)に示す行程では、トラバーサ10がベース
ポイントへ戻ると、取出コンベア12内に金型が有るか
(S41)、投入コンベア11内に金型が有るか(S42)、投
入コンベア11前に金型が有るか(S43)を判断し、S44へ
至って投入コンベア11を作動させて、金型を投入コンベ
ア内に載置する(S45)。
そして、待ち時間制御の実施例と同様、トラバーサ10
が次に到達すべきプレスユニットNo.を選択する(S4
6)。
そして、プレスユニットNo.の選択と同時に、トラバ
ーサ10の速度を設定してトラバーサ10に指令する(S4
7)。このトラバーサ10の移送速度VBPは、中央制御盤17
の速度計算手段B11において、 VBP=Lx/(TBP−Tn−Ti)(第3図(A)、B1) の演算により行なわれ、この移送速度VBPがトラバース
装置制御部22に入力され、このトラバース装置制御部22
の指令によりトラバーサ10を移送する。
指令された速度によりトラバーサ10が選択されたプレ
スユニットへ移動し(S48)、取出コンベア12がプレス
ユニット18の移送路14と一致した状態で停止し(S4
9)、停止すると同時に取出コンベア12が作動して金型
をプレスユニット18より取出コンベア12へ移し(S5
1)、次にトラバーサ10をわずかに移動させ投入コンベ
ア11を移送路14に一致させて(S52,S53)投入コンベア1
1内の金型をプレスユニットに移す(S54,S55)。次い
で、この加圧冷却行程において計測時間が設定時間と等
しいか否かにより第4図(e)に示す行程に至るか、第
4図(g)に示す行程に至るかを中央制御盤17より指令
する(S56)。即ち、冷却行程に上記演算による遅延時
間Tpが生じなかった場合、第4図(f)に示す行程に至
り、遅延時間Tpが生じた場合、第4図(g)に示す行程
に至る。
第4図(f)に示す行程においては、プレスユニット
18内に金型が有ることを確認すると、トラバーサ10を成
形品取出装置15へ移動させ、取出コンベア12が成形品取
出装置15の移送路16と一致した状態で停止させる(S1
9、20)。
そして、その位置でトラバース装置制御部22の指令に
より、所定時間トラバーサ10を待たせておく(S22)。
この待ち時間T2は中央制御盤17の第2の待ち時間計算手
段B10において、 T2=TPT−Ly/V(第3図(A)、B10)の演算により行
なわれ(S21)、この待ち時間T2がトラバース装置制御
部22に入力され、このトラバース装置制御部22の指令に
よりトラバーサ10を成形品取出装置15前にて待ち時間T2
だけ待機させる(S23)。
所定時間待機させた後、取出コンベア12を作動させ、
金型を取出コンベア12より成形品取出装置15へ移す(S2
4)。
そして、成形品取出装置15内に金型が有ることを確認
して(S25)、トラバーサ10をベースポイント13へ送
り、投入コンベア11が移送路5と一致した状態でトラバ
ーサ10を停止させる(S26,S27)。次いで、昇温行程に
おいて計測昇温時間が設定昇温時間と等しくかつ、昇温
行程から射出成形行程に至る金型の移送工程において計
測時間が設定時間と等しい場合、第4図(d)に示す行
程に至り、そうでない場合、第4図(e)に示す行程に
至るかを中央制御盤17より指令する(S28)。
第4図(g)に示す行程においては、トラバーサ10の
プレスユニット18から成形品取出装置15までの移送速度
VPTの設定が、中央制御盤17において、 VPT=Ly/(TPT−TP)(第3図(A)、B12)の演算に
より行なわれ(S57)、この移送速度VPTがトラバース装
置制御部22に入力され、このトラバース装置制御部22の
指令によりトラバーサ10をプレスユニット18から成形品
取出装置15まで移送速度VPTで移送する(S56)。
指令された速度により、トラバーサ10が取出装置15へ
移動し(S58)、取出コンベア12が取出装置15の移送路1
6と一致した状態で停止し(S59)、取出装置15が作業中
でないことを確認し、停止すると同時に取出コンベア12
が作動して金型を取出コンベア12より取出装置15へ移す
(S60、61)。
投入コンベア11、取出コンベア12とも空になったトラ
バーサ10はベースポイント13へ戻り(S62)、投入コン
ベア11がベースポイント13へと一致した状態で停止する
(S63)。次いで、昇温行程において計測昇温時間が設
定昇温時間と等しくかつ、昇温行程から射出成形工程に
至る金型の移送行程において計測時間が設定時間と等し
い場合、第4図(d)に示す行程に至り、そうでない場
合、第4図(e)に示す行程に至るかを中央制御盤17よ
り指令する(S64)。
なお、本実施例ではトラバース装置は、レール及びト
ラバーサより構成されるとしたが、レールを設けず平ら
な路面の上を案内装置等を用いてトラバーサを移動させ
る等、他にも種々の形式が考えられるものである。また
トラバーサ装置は金型の直線的な移動のみならず、円弧
等他の種々の形状にプレスユニットを並べ、その形状に
沿って金型を移動させる場合等にも用いうるものであ
る。
さらに、本実施例では、昇温装置はヒーター板による
加熱方式としたが、恒温槽等他にも種々の形式が考えら
れる。
〔発明の効果〕
本発明は、以上の説明から次の各効果を有する。
複数の金型を昇温工程、射出成形工程、冷却工程及び
成形品取出工程に順次移送して成形品を成形する方法に
おいて、金型の状態、例えば昇温状態や冷却状態の金型
に関する情報を入力し、該情報に応じて金型を移送する
移送手段の速度を制御したり、又は金型を移送せずに待
機させるようにし、この金型の情報を所定の情報と比較
判別する手段によって金型の移送を制御するために、本
発明は、各工程間に各金型を移送する移送手段と、前記
金型を移送する速度又は移送待ち時間のいずれかの判別
を行なう判別手段を備え、前記判別手段によって前記金
型の移送を制御するようにしてある。
従って、各工程で金型温度を確実に制御したうえでシ
ステムを流れる複数の金型に滞留を生じさせることなく
システムを円滑に作動することができ、成形条件安定に
よる精度を保証し、生産性を確保することができる。
本発明のように複数の金型を有する成形システムにお
いては、昇温工程にて各金型を設定温度に昇温して各金
型間の温度特性差を解消することが行なわれる。この際
生じる金型の成形システムにおける滞留を解決するため
に、本発明は、昇温工程における金型の昇温時間を計る
第1の時間計測手段と、成形品によってあらかじめ決め
られた昇温時間を設定する制御手段と、前記計測手段の
信号と前記制御手段からの信号を比較する第1の比較手
段を有し、前記第1の比較手段の比較動作に基づいて前
記金型の移送を待ち時間による制御又は移送速度による
制御の選択を行なうようにしてあるから、各金型間の昇
温時間の差は解消され、成形システムにおける金型の滞
留も生じない。
従って、上記のように各金型ごとに側温しつつ昇温す
ることにより金型を確実に設定温度に昇温することがで
き、複数の金型により均一かつ高精度な成形ができ、成
形システムにおいて設定された工程時間通りに金型を移
送することができ成形システムを円滑に作動することが
できる。
また、昇温工程から射出成形工程に金型が移送される
途中の金型の昇温時間のくるいによる金型の滞留を防止
するために、本発明は、昇温工程から射出成形工程に金
型を移送する途中、又は移送後に前記金型の温度を測る
温度測定手段と、前記昇温工程から前記射出成形工程ま
での前記金型の決められた昇温時間を設定する制御手段
と前記時間計測手段と前記制御手段からの信号を比較す
る比較手段を有し、前記比較手段の比較結果に基づいて
前記金型の待ち時間による制御、又は前記金型の移送速
度による制御の選択を行なうようにしてあるから、射出
成形工程に均一な設定温度に昇温された金型を移送する
ことができ、成形システムにおける金型の滞留も生じな
い。
従って、各金型ごとに均一な温度条件で射出成形する
ことができるから、バラツキのない高精度な成形品の成
形が可能となり、しかも金型の移送に滞留が生ぜず、成
形システムの円滑な流れが実現できる。
さらに、冷却工程における複数の冷却機に収納されて
冷却される金型の冷却速度の差による金型の滞留を防止
するために、本発明は、金型を冷却機から取出工程に移
送するトラバーサと、冷却工程における金型の冷却時間
を計る時間計測手段と、前記冷却工程における金型のあ
らかじめ決められた冷却時間を設定する制御手段と、前
記時間計測手段の信号と前記制御手段の信号を比較する
比較手段を有し、前記比較手段の比較結果に基づいて前
記トラバーサの待ち時間制御、又はトラバーサの速度に
よる制御の選択を行なうようにしてあるから、冷却工程
において設定された冷却時間に対する冷却時間の過不足
はトラバーサの待ち時間制御又は速度制御により調整す
ることができる。
従って、冷却工程において、設定された時間通りの冷
却を行なうことができるから、バラツキのない高精度の
成形を行なうことができ、しかも成形システムにおいて
各金型は滞留することなく成形システムの円滑な流れを
維持することができる。
また、本発明は、射出成形工程から冷却工程の所定位
置に金型を送る第1の移送手段と、前記第1の移送手段
から金型を受けて前記冷却工程のなかの冷却機に金型を
移送するトラバーサと、前記トラバーサを駆動する手段
と、前記第1の移送手段及び前記トラバーサに金型が在
るか否かを検出する手段と、前記検出手段の信号に基づ
いて前記駆動手段を駆動する制御手段とを有するように
構成されているから、金型をトラバーサへ二重積するこ
となく金型の積込みを確実に行なうことができるから、
金型の脱落、破損等を防止でき、射出成形工程から冷却
工程への移送を確実に行なうことができ成形システムの
信頼性が向上する。
さらに、冷却工程において、複数の冷却機に収納され
る金型は還流条件によって冷却速度が設定速度通りに冷
却されない場合があるが、本発明は、各冷却機に冷却媒
体を供給する手段と、前記各冷却機にセットされた金型
の温度を検出する手段と、前記各冷却機にセットした金
型の冷却時間を計測する手段と、あらじめ決められた金
型の冷却時間及び冷却温度を記憶する手段と、前記冷却
媒体の冷却温度を切替える制御手段とを有し、前記各冷
却機の各金型の温度と各金型の冷却時間を前記記憶手段
からの設定された冷却時間及び冷却温度と比較し、比較
結果に基づいて各金型への冷却媒体の温度を切換えるよ
うにしてあるから、各金型は各冷却機において設定時間
通りに設定温度に冷却される。
従って、冷却工程における各金型の冷却速度の差は解
消され、成形システムの円滑な流れが確保される。
さらに、複数の金型を冷却工程から成形品取出し工程
に移送する手段に関し、本発明は、各冷却機の冷却温度
を検出する手段と、前記各冷却機に設けられた金型の冷
却時間を計る手段と、射出成形する成形品に応じた冷却
時間に対応した温度を示す冷却曲線を記憶する手段と、
前記複数の冷却機から金型を取出すための制御を行なう
手段であって、前記制御手段は前記記憶手段の情報と、
前記各冷却機内の金型の冷却時間と冷却温度の信号を入
力し、前記複数の冷却機の冷却終了する金型を抽出し、
抽出信号を出力する手段と、前記冷却工程と前記成形品
取出工程間にて前記金型を移送するトラバース手段であ
って、前記金型を移送するトラバーサーを制御する手段
を有するトラバース手段と、前記制御手段は前記取出制
御手段からの抽出信号を受けて冷却終了した金型を収納
した冷却機の位置に前記トラバーサーを移動する複数の
金型を有するように構成されている。
従って、成形品に応じた冷却時間に対応した冷却曲線
により最適条件で冷却を行なうことができるから、成形
品に欠陥が生じにくくバラツキのない高精度の成形品が
得られるばかりか種類の成形品に応じた混流成形が可能
となる。さらに、冷却終了後、実際の冷却状態に則して
最も速く冷却終了したものを成形機から搬出して成形品
取出し工程に移送することができるから、時間のロスが
なく過冷却を防止することができ、円滑な成形システム
の流れが確保できる。
従って、各工程で金型温度を確実に制御し、かつシス
テムを流れる複数の金型に滞留を生じさせることなくシ
ステムを円滑に作動することができ、成形条件安定によ
る精度を保証し、生産性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るロータリー成形システム
の全体的構成図、第2図は第1図に示すロータリー成形
システムにおける金型のタイムチャート、第3図(A)
は第1図に示す中央制御盤及びトラバース装置の制御に
関するブロック図、第3図(B)は第1図のコンベアー
作動手段に関するブロック図、第3図(C)はトラバー
サ駆動手段に関するブロック図、第4図(a)〜(g)
は第1図に示すロータリー成形システムの金型の移送動
作を各工程別に示したフローチャートである。 A……昇温工程、B……射出成形工程、C……加圧冷却
工程、D……成形品取出工程、2……トラバース装置、
4……射出成形機前の金型待機位置、6……昇温装置、
7……射出成形機、9……ガイドレール、10……トラバ
ーサ、11……投入コンベア、12……取出コンベア、13…
…ベースポイント、15……成形品取出装置、17……中央
制御盤、18……プレスユニット、22……トラバース装置
制御部、25……ロータリー成形システム、a〜n……金
型。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の金型を昇温工程、射出成形工程、冷
    却工程及び成形品取出工程に順次移送して成形品を成形
    する成形方法において、 前記各工程間に各金型を移送する移送手段と、 前記金型を移送する速度又は移送待ち時間のいずれかの
    判別を行なう判別手段を備え、 前記判別手段によって前記金型の移送を制御するように
    したことを特徴とする複数の金型を有する成形方法。
  2. 【請求項2】複数の金型を昇温工程、射出成形工程及び
    冷却工程に順次移送して成形品を成形する成形方法であ
    って、 前記昇温工程における金型の昇温時間を計る第1の時間
    計測手段と、 成形品によってあらかじめ決められた昇温時間を設定す
    る制御手段と、 前記計測手段の信号と前記制御手段からの信号を比較す
    る第1の比較手段を有し、 前記第1の比較手段の比較動作に基づいて前記金型の移
    送を待ち時間による制御又は移送速度による制御の選択
    を行なうことを特徴とする複数の金型を有する成形方
    法。
  3. 【請求項3】複数の金型を昇温工程、射出成形工程及び
    冷却工程に順次移送して成形品を成形する成形方法であ
    って、 前記昇温工程から前記射出成形工程に金型を移送する際
    の移送途中及び移送後にわたる経過時間を計る時間計測
    手段と、 前記昇温工程から前記射出成形工程に金型を移送する途
    中又は移送後に前記金型の温度を測る温度測定手段と、 前記昇温工程から前記射出成形工程までの前記金型の決
    められた昇温時間を設定する制御手段と、 前記時間計測手段と前記制御手段からの信号を比較する
    比較手段を有し、 前記比較手段の比較結果に基づいて前記金型の待ち時間
    による制御又は前記金型の移送速度による制御の選択を
    行なうことを特徴とする複数の金型を有する成形方法。
  4. 【請求項4】複数の金型を昇温工程、射出成形工程、複
    数の冷却機を備えた冷却工程及び成形品の取出工程に順
    次移送して成形品を成形する成形方法であって、 前記金型を前記冷却機から前記取出工程に移送するトラ
    バーサと、 前記冷却工程における金型の冷却時間を計る時間計測手
    段と、 前記冷却工程における金型のあらかじめ決められた冷却
    時間を設定する制御手段と、 前記時間計測手段の信号と前記制御手段の信号を比較す
    る比較手段を有し、 前記比較手段の比較結果に基づいて前記トラバーサの待
    ち時間制御又はトラバーサの速度による制御の選択を行
    なうことを特徴とする複数の金型を有する成形方法。
  5. 【請求項5】複数の金型を昇温工程、射出成形工程及び
    複数の冷却機を備えた冷却工程に順次移送して成形品を
    成形する成形装置であって、 射出成形工程から冷却工程の所定位置に金型を送る第1
    の移送手段と、 前記第1の移送手段から金型を受けて前記冷却工程のな
    かの冷却機に金型を移送するトラバーサと、 前記トラバーサを駆動する手段と、 前記第1の移送手段及び前記トラバーサに金型が在るか
    否かを検出する手段と、 前記検出手段の信号に基づいて前記駆動手段を駆動する
    制御手段とを有することを特徴とする複数の金型を有す
    る成形装置。
  6. 【請求項6】複数の金型を射出成形機内に挿入して射出
    した後に取出し、該金型を複数の冷却機を備えた冷却工
    程に順次移送し、各冷却機によって冷却された金型を冷
    却機から取出して成形品取出工程に移送して成形品を成
    形する成形方法であって、 前記各冷却機に冷却媒体を供給する手段と、 前記各冷却機にセットされた金型の温度を検出する手段
    と、 前記各冷却機にセットした金型の冷却時間を計測する手
    段と、 あらかじめ決められた金型の冷却時間及び冷却温度を記
    憶する手段と、 前記冷却媒体の冷却温度を切替える制御手段とを有し、 前記各冷却機の各金型の温度と各金型の冷却時間を前記
    記憶手段からの設定された冷却時間及び冷却温度と比較
    し、比較結果に基づいて各金型への冷却媒体の温度を切
    り換えるようにしたことを特徴とする複数の金型を有す
    る成形方法。
  7. 【請求項7】複数の金型を射出成形機内に挿入して樹脂
    を射出した後に取出し、該金型を複数の冷却機を備えた
    冷却工程及び成形品取出工程に順次移送する成形装置で
    あって、 前記各冷却機の冷却温度を検出する手段と、 前記各冷却機に設けられた金型の冷却時間を計る手段
    と、 射出成形する成形品に応じた冷却時間に対応した温度を
    示す冷却曲線を記憶する手段と、 前記複数の冷却機から金型を取出すための制御を行なう
    手段であって、前記制御手段は前記記憶手段の情報と前
    記各冷却機内の金型の冷却時間と冷却温度の信号を入力
    し、前記複数の冷却機を冷却終了する金型を抽出し、抽
    出信号を出力する手段と、 前記冷却工程と前記成形品取出工程間にて前記金型を移
    送するトラバース手段であって、前記金型を移送するト
    ラバーサを制御する手段を有するトラバース手段と、 前記トラバース制御手段は前記取出制御手段からの抽出
    信号を受けて冷却終了した金型を収納した冷却機の位置
    に前記トラバーサを移動することを特徴とする複数の金
    型を有する成形装置。
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