JPH08182876A - パンティストッキング素材の装着方法 - Google Patents

パンティストッキング素材の装着方法

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JPH08182876A
JPH08182876A JP6339622A JP33962294A JPH08182876A JP H08182876 A JPH08182876 A JP H08182876A JP 6339622 A JP6339622 A JP 6339622A JP 33962294 A JP33962294 A JP 33962294A JP H08182876 A JPH08182876 A JP H08182876A
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昌孝 土谷
Kazuhisa Sugita
和久 杉田
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保 松田
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    • D05B23/00Sewing apparatus or machines not otherwise provided for
    • D05B23/007Sewing units for assembling parts of knitted panties or closing the stocking toe part
    • D05B23/008Line closers, i.e. sewing units for forming the body portion of the panty hose
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
    • D05D2305/00Operations on the work before or after sewing
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パンティストッキングの股上縫製機の咬持部
材に対して、パンティストッキング素材を能率よく正確
に挿入できる装着方法を提供する。 【構成】 一対のパンティストッキング素材のパンティ
部分を第1のポジションaに停止する上下挿入板対37
の各々に挿入し、第2のポジションbでパンティ部分を
挿入板上で幅方向に移動させ、該パンティ部分の前部と
ヒップ部分の境界線を挿入板の幅方向中心線上に位置決
めし、第3のポジションcで、パンティ部分を引き込ん
でランガード部分を挿入板の所定位置に配置し、受渡し
部材となる爪68、68によってパンティ部分を上下挿
入板対から抜き取ってしわを引き伸ばしながら股上縫製
機21の咬持部材に装着することにより、素材1を正確
に位置決め供給することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一対のパンティスト
ッキング素材を股上縫製機の咬持部材に対して正確な姿
勢で供給するためのパンティストッキング素材の装着方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1はパンティストッキングの縫製に用
いる筒編状のパンティストッキング素材1を示し、パン
ティ部分2の下部に脚部3を連ねて設け、脚部3の下端
に爪先部4を設けて形成され、パンティ部分2は、メッ
シュ編の前部5とプレーン編のヒップ部分6及び上端の
ウエストバンド7からなり、下端がランガード部分8で
脚部3に連なっていると共にヒップ部分6は、ふくらみ
を持った立体編になっている。
【0003】パンティストッキングを縫製するには、図
2に示すように、上記した素材1を一対用い、両素材
1、1のパンティ部分2、2を重せ合わせ、両パンティ
部分2、2の重なり合う前部5とヒップ部分6の境界線
9を切断し、ひき離した切断部分を縫目10で縫製する
ことにより、図3に示すパンティストッキング11を得
るものである。
【0004】このように、一対のパンティストッキング
素材1、1(以下素材という場合もある)を用いてパン
ティストッキング11を縫製するには、例えば特許第8
80791号に開示されたパンティストッキング股上自
動縫製機が広く実用に供されている。
【0005】上記パンティストッキング股上自動縫製機
の概要を図4を用いて説明する。該股上自動縫製機21
は、間歇回転する水平のキャリア22上に複数の咬持部
材23を回動自在に一定の間隔を存して設けられてい
る。
【0006】上記咬持部材23は、左右一対で上下一対
の咬持板24、24及び25、25を備えた左右のアー
ム26、26からなり、左右一対の咬持板対はアーム2
6と26の開閉動作によって互いに平行する状態からキ
ャリア22の回転方向に沿って拡開するように往復回動
可能に構成され、かつ上下一対の咬持板対は互いに圧接
離開になっている。
【0007】上記咬持部材23は、キャリア22の間歇
回動によって図4時計方向に回動し、回動軌道上に設置
した作業ステーション(I)乃至(VI)に順次停止す
る。
【0008】第1の作業ステーションIは、咬持部材2
3に対する素材の装着位置であり、上部咬持板対24、
24および下部咬持板対25、25のそれぞれに素材を
仮装着する。
【0009】そして、素材が装着された咬持部材23が
第2の作業ステーション(II)から第3の作業ステーシ
ョン(III)に移動する間に、位置決め装置27で上下
咬持板対24、24及び25、25に仮装着した素材を
後方に引込み、素材のウエストバンド7及びランガード
部分8を所定の位置に位置決めし、第3の作業ステーシ
ョン(III)で切断部材28によりパンティ部分2の内
股部分を境界線9に沿って切断し、第4の作業ステーシ
ョン(IV)で左右の咬持板対を円周軌道線上に拡開させ
て重合咬持状態の素材の内股切断縁を外部に露出せしめ
る。
【0010】次に、咬持部材23が第5の作業ステーシ
ョン(V)に移動すると前記露出された素材の内股切断
縁をミシン29により縫製する。
【0011】更に、咬持部材23が第6の作業ステーシ
ョン(VI)に移動すると咬持部材23から縫製後の素材
を取出し該咬持部材23の左右の咬持板対は拡開状態か
ら元の平行状態に戻り、再び第1の作業ステーション
(I)に移動することになる。
【0012】ところで、一対の素材1、1を用いてパン
ティストッキングを縫製する場合、両素材1、1のウエ
ストバンド7、ランガード部分8及び境界線9の位置を
揃えて位置決めした状態で咬持部材23に装着しなけれ
ばならないが、この装着作業は作業者が手作業によって
行なっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、咬持部
材に対して一対の素材を手作業で装着するためには、位
置、特にパンティ部分を立体編された素材は、該パンテ
ィ部分の前部とヒップ部分の境界線の位置決めに手間と
時間がかかり、縫製能率を低下させている大きな要因に
なる。
【0014】そこで、この発明の課題は、一対の素材を
上下挿入板対に差込み供給するのみで、股上自動縫製機
の咬持部材に対して自動的に位置決め装着することがで
きるパンティストッキング素材の装着方法を提供するこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、第1の発明は、一対のパンティストッキング
素材のパンティ部分を上下挿入板対の各々に挿入する工
程と、挿入したパンティ部分を挿入板上で幅方向に移動
せしめて該パンティ部分の前部とヒップ部分の境界線を
挿入板の幅方向中心線上の位置に位置決めする工程と、
パンティ部分又はヒップ部分を挿入板上にしわ寄せ状態
に引き込んでパンティ部分のランガード部分を挿入板上
の所定位置に配置する工程と、受渡し部分によって上下
挿入板対からパンティストッキング素材を抜取り、抜取
ったパンティ部をしわ状態を引き伸ばしながら股上縫製
機の咬持部材に装着する工程とからなる構成を採用した
ものである。
【0016】同じく第2の発明は、2台の股上縫製機の
間にパンティストッキング素材の装着装置を配置し、該
装着装置は、上下に反転自在で間歇的に回動する上下二
組の挿入板対を有し、第1のポジションで停止した二組
の上下挿入板対の各々に一対のパンティストッキング素
材のパンティ部分を挿入する工程と、第2のポジション
で停止した二組の挿入板対における上位の挿入板対に挿
入したパンティ部分を挿入板上で幅方向に移動せしめて
該パンティ部分の前部とヒップ部分の境界線を挿入板の
幅方向中心線上の位置に位置決めする工程と、第3のポ
ジションで停止した二組の挿入板対における上位の挿入
板対のパンティストッキング素材に対し、パンティ部分
又はヒップ部分を挿入板上にしわ寄せ状態に引き込んで
パンティ部分のランガード部分を挿入板上の所定位置に
配置する工程と、第4のポジションで停止した二組の挿
入板対における上位の挿入板対のパンティストッキング
素材に対し、受渡し部材によってパンティ部分を上下挿
入板対から抜取り、抜取ったパンティ部分のしわ状態を
引き伸ばしながら第1股上縫製機の咬持部材に装着する
工程と、第5のポジションに停止した二組の挿入板対を
上下に反転させ、パンティストッキング素材が抜取られ
た挿入板対を下位に位置させ、パンティストッキング素
材のパンティ部分が挿入された挿入板対を上位に位置さ
せる工程と、第6のポジションで停止した二組の挿入板
対における上位の挿入板対に挿入したパンティ部分の前
部とヒップ部分の境界線を前記第2のポジションと同様
にする位置決め工程と、第7のポジションで停止した二
組の挿入板対における上位の挿入板対のパンティストッ
キング素材に対し、前記第3のポジションと同様パンテ
ィ部分のランガード部分を挿入板上の所定位置に配置す
る工程と、第8のポジションで停止した二組の挿入板対
における上位の挿入板対のパンティストッキング素材
を、前記第4のポジションと同じように抜取って第2股
上縫製機の咬持部材に装着する工程とからなる構成を採
用したものである。
【0017】
【作用】
<第1の発明>上下挿入板対の各々に一対の素材のパン
ティ部分を挿入すると、パンティ部分を挿入板上で幅方
向に移動せしめて該パンティ部分の前部とヒップ部分の
境界線を挿入板の幅方向中心線上の位置に位置決めし、
次に、パンティ部分又はヒップ部分を挿入板上にしわ寄
せ状態に引き込んでパンティ部分のランガード部分を挿
入板上の所定位置に配置し、この状態で引き渡し部材に
よって上下挿入板対から素材を抜取り、これを股上縫製
機の咬持部材に装着することにより、上下挿入板対へパ
ンティ部分を挿入するだけで股上縫製機に対する素材の
位置決め装着が行なえる。
【0018】<請求項2>第1のポジションに停止する
上位挿入板対に一対の素材のパンティ部分を挿入する
と、装着装置が反転し、下位の挿入板対が上方に移動す
るのでこれに一対の素材のパンティ部分を挿入すると、
挿入板対は第2ポジションに移動して停止し、第2のポ
ジションで上位挿入板対に挿入したパンティ部分を挿入
板上で幅方向に移動させ、パンティ部分の前部とヒップ
部分の境界線を挿入板の幅方向中心線上の位置に位置決
めする。
【0019】第3のポジションでは、パンティ部分又は
ヒップ部分を挿入板上にしわ寄せ状態に引き込みパンテ
ィ部分のランガード部分を挿入板上の所定位置に配置す
る。第4のポジションでは、パンティ部分を上下挿入板
対から抜取り、これを第1股上縫製機の咬持部材に装着
する。
【0020】第5のポジションでは、二組の挿入板対が
上下に反転し、素材が抜取られた挿入板対が下位に位置
し、パンティ部分が挿入された挿入板対が上位に位置す
る。
【0021】第6のポジションでは、上位挿入板対に挿
入したパンティ部分の前部とヒップ部分の境界線を前記
第2のポジションと同様に位置決めし、第7のポジショ
ンでは第3のポジションと同様にランガード部分を挿入
板上の所定位置に配置し、第8のポジションでは素材を
第4のポジションと同じように抜取って第2股上縫製機
の咬持部材に装着する。
【0022】上記のように、第1のポジションで上位挿
入板対及び下位挿入板対の各々に素材のパンティ部分を
挿入すれば、第1股上縫製機と第2股上縫製機の各々に
素材を位置決め装着することが行なえる。
【0023】
【実施例】以下、この発明の実施例に基づいて説明す
る。
【0024】図4乃至図15は第1の実施例を示し、図
4のように、パンティストッキング股上自動縫製機のキ
ャリア22の外側で第1の作業ステーション(I)と第
2の作業ステーション(II)の間に、この発明のパンテ
ィストッキング素材の装着装置31が配置されている。
【0025】上記装着装置31は、図5乃至図7に示す
ように、キャリア22の外側位置に、二条のエンドレス
チエン32と33を平行状に配置し、両チエン32、3
3の外周で周方向の三等分の位置に支持ブロック34が
固定され、各支持ブロック34の前面側に一対の素材の
パンティ部分を挿入する二枚の挿入板35、36が上下
に対向する上下挿入板対37が各々取り付けられてい
る。
【0026】エンドレスチエン32、33は、両側に位
置する水平軸に取付けたプロケット38、39及び4
0、41間に各々巻架され、キャリア22の外側でその
外周縁の接線と平行するよう配置され、ブロック34の
配置間隔と等しいピッチで図7の反時計方向に間歇回動
するように駆動される。
【0027】挿入板35、36は、前後に長く先端が平
面円弧状で厚みが先鋭状となるプレートを用い、上下両
面の両側縁に凹段部42を設けて形成され、両挿入板3
5、36は後端部を縦板43に固定化することにより、
上下に所定の間隔を設けて平行状態に対向するよう固定
化され、上下挿入板対37を形成している。
【0028】上下挿入板対37は、ブロック34で回動
自在に水平支持した軸44の先端に縦板43の下端を固
定することにより、水平状態で軸44を中心に回動可能
となり、図5の如く、前部チエン32の前方に突出した
配置となる。
【0029】後部チエン33の後方位置に、このチエン
33と等しい長さを有するエンドレスチエン45が、図
5左側に位置をずらして該後部チエン33と同調回転す
るよう配置され、チエン45の外周で三等分の位置に固
定ブロック46が取付けられ、各固定ブロック46を各
上下挿入板対37よりも回動方向の前後に位置された状
態で、軸44の後端と固定ブロック46がリンク47で
連結され、このリンク47によって上下挿入板対37は
直立状態が保持されて移動するようになっている。
【0030】即ち、エンドレスチエン32、33及び4
5の上部走行部分においては、固定ブロック46とリン
ク47及び軸44がチエン上に位置し、上下挿入板対3
7が直立していると共に下部走行部分では、固定ブロッ
ク46とリンク47及び軸44がチエンの下方に位置す
ることになるが、固定ブロック46と軸44が上部から
下方に移行するとき、後部チエン33とチエン45のず
れにより、リンク47が軸44を回転させ、上下挿入板
対37を直立状に保持して循環移動させることができ
る。
【0031】エンドレスチエン32、33の間歇回動に
より各上下挿入板対37は、図7のように、該チエン3
2、33の上部走行部分の両端と下部走行部分の中央と
で停止し、同図において、上部走行部分の左端に上下挿
入板対37が停止する位置が、上下の挿入板35、36
にオペレータが素材のパンティ部分を各々挿入する作業
を行なう第1のポジションaとなり、下部走行部分の中
央に上下挿入板対37が停止する位置が、挿入板35、
36に挿入したパンティ部分を挿入板35、35上で幅
方向に移動させて、パンティ部分の前部とヒップ部分の
境界線を挿入板35、36の幅方向中心線上の位置に位
置決めする第2のポジションbとなり、上部走行部分の
右端に上下挿入板対37が、パンティ部分又はヒップ部
分を挿入板35、36上にしわ寄せ状態に引き込んでパ
ンティ部分のランガード部分を挿入板35、36の所定
位置に配置した後、挿入板対から素材を抜取り、抜取っ
たパンティ部分をしわ状態を引き伸ばしながら股上縫製
機21の咬持部材23に装着する第3のポジションcと
なっている。
【0032】上記第1のポジションaでは、オペレータ
が上下の挿入板35、36の各々に素材のパンティ部分
を挿入する作業を行ない、第2のポジションbには、パ
ンティ部分を挿入板35、36の幅方向に移動させる位
置決め機構51が配置され、第3のポジションcには、
ヒップ部分を挿入板35、36上にしわ寄せ状態に引き
込む引き込み機構52と、挿入板35、36と股上縫製
機21の間を進退動自在となり、挿入板35、36から
素材を抜取ってこれを股上縫製機21の第1の作業ステ
ーション(I)に停止する咬持部材23に装着する抜取
り装着機構53が配置されている。
【0033】上記第2ポジションbの位置決め機構51
は、図5と図7に示すように、上下挿入板対37を挟む
両側で左右一対となり、上下に二組を配置した回転ロー
ラ54、54と、回転ローラ54、54を制御する検出
器55とで構成されている。左右の回転ローラ54、5
4及び54、54は互いに接近離反動自在となり、上下
の回転ローラ54、54は上下挿入板35、36と等し
い間隔で挿入板35、36と平行状に配置され、上下に
昇降動するようになっており、上昇位置で接近動して挿
入板35及び36を両側から挟み、挿入板35、36に
挿入したパンティ部分を回転させることになる。
【0034】パンティストッキング素材1には図1乃至
図3で示すように、パンティ部分2の前部5とヒップ部
分6の境界線9を挿入板35、36の幅方向中心線上に
一致させるため、ヒップ部分6の上端部又は上下両端部
で周方向の中央位置に、ヒップ部分6と異色のマーク糸
12、13が予め編込まれており、前記検出機55は、
上端のマーク糸12を挿入板35、36の側面に位置し
たときに光学的に検出し、回転ローラ54、54を停止
させて離反動させるようになっている。なお、検出器5
5は上下の素材のマーク糸12を別個に検出するよう、
上下挿入板対37の斜め下方の位置に配置され、上下回
転ローラ54と54を個々に制御することになる。
【0035】第3のポジションcの引き込み機構52
は、このポジションcに停止する上下挿入板対37の先
端部で図7右側の側面に対して、接近離反動と昇降動が
自在となるよう配置した垂直回転ローラ56によって形
成され、上昇位置で上下挿入板対37に接近動すること
により、ヒップ部分6を引き込んで挿入板35、36に
しわ寄せ状態に引き込み、ランガード部分8を挿入板3
5、36の幅方向中心と直角の配置にする。前記抜取り
装着機構53は、図5と図6に示すように、第3のポジ
ションcに停止する上下挿入板対37の直上から股上縫
製機21の上部にわたって、案内軸57を該上下挿入板
対37の長さ方向に平行するように平衡状態で配置し、
この案内軸57に沿って長さ方向に移動する摺動体58
の下部に、ガイド軸59とガイド60の案内によりシリ
ンダ61で上下動する横向きL字状のブラケット62を
設け、このブラケット62の前面に案内軸57と直交状
の配置となる第1のガイドレール63を水平に固定し、
上記第1のガイドレール63の前面側に、このガイドレ
ール63に沿って横移動する横動体64を装着し、該横
動体64の前面に、中央に位置するブラケット65と、
その両側に位置する水平の第2のガイドレール66、6
6とを設け、両第2ガイドレール66、66に沿って移
動自在となる可動体67、67の下部に受渡し部材とな
る爪68、68が回動可能に枢止され、ブラケット65
には可動体67、67を介して両側の爪68と68を接
近離反動されるシリンダ69が固定されている。
【0036】両側の爪68、68は、上下挿入板35、
36の各凹段部42に応対するよう、上下に四枚づつが
配置され、前進動時に第3のポジションcに停止する上
下挿入板35、36の各凹段部42内に進入することに
なる。
【0037】図5と図6は、爪68、68が始動位置に
待機する状態を示し、摺動体58は、キャリア22と第
3のポジションcに停止する上下挿入板対37の間に停
止し、シリンダ69が収縮して爪68、68は上下挿入
板対37よりも上方に位置している。この状態でシリン
ダ69が伸長し、図6二点鎖線のように、爪68、68
を下降させると、上下挿入板35、36の両側に位置す
る各凹段部42と同じ高さレベルになる。このとき、両
側の爪68、68はシリンダ69の収縮で互いに接近し
た状態となり、図5の如く、上下挿入板35、36の両
側凹段部42内に進入可能な間隔になっている。
【0038】パンティストッキング素材の装着装置31
の第1の実施例は上記のような構成であり、次に図8乃
至図15を主体に用いて装着方法を説明する。
【0039】先ず、第1のポジションaに停止する上下
挿入板対37の挿入板35、36にオペレータが一対の
素材1、1のパンティ部分2を挿入する。この挿入板3
5、36に対するパンティ部分2の挿入作業は図9A、
Bに示すように、パンティ部分2の前部5とヒップ部分
6の境界線9の位置については何ら考慮する必要がな
く、ランガード部分8が挿入板35、36の先端部分に
位置する程度にまでパンティ部分6を挿入すればよく、
挿入に位置合わせが不要であるので、作業が簡単で能率
よく行なえるという利点がある。
【0040】第1のポジションaで上下挿入板対37に
素材1、1のパンティ部分6を挿入すると、チエン3
2、33、34が1ピッチ回動し、第2のポジションb
で上下挿入板対37が停止すると、図7に実線で示すよ
うに下降位置で待機する両側の回転ローラ54、54が
上昇動し、上昇位置で両回転ローラ54、54は互いに
接近動し上下挿入板35、36の両側部にパンティ部分
6を介して圧接し、図10Bの如く、回転ローラ54、
54の回転によりパンティ部分6を回動させ、挿入板3
5、36の幅方向に移動させる。
【0041】これと同時に検出器55が作動して、ヒッ
プ部分6に施したマーク糸12を検出し、マーク糸12
が挿入板35又は36の側面に位置したのを検出すると
回転ローラ54、54を停止させると共に、挿入板3
5、36から離反動させて下降位置に戻す。
【0042】検出器55がマーク糸12を検出すると、
図10Aに示すように、パンティ部分6の前部5とヒッ
プ部分6の境界線9が挿入板35、36の幅方向中心線
上の位置に位置決めされることになる。
【0043】次に、チエン。32、33、34が1ピッ
チ回動し、上下挿入板対37が第3のポジションcに停
止すると、垂直回転ローラ56が上昇動して挿入板3
5、36の先端部側面に当接し、図11Aの如く、垂直
回転ローラ56の回転により、ヒップ部分6が挿入板3
5、36上に引き込まれてしわ寄せ状態になり、図11
A、Bの如く、パンティ部分6のランガード部分8が挿
入板35、36の先端部で幅方向中心線と直交するよう
に位置決めされる。
【0044】垂直回転ローラ56が停止離反して下降位
置に戻ると、抜取り装着機構53が作動し、図6の実線
で示す開始位置に待機する爪68、68は、シリンダ6
1の伸長により下降した後摺動体58の移動によって前
進動し、第3のポジションcに停止する上下挿入板対3
7に向けて前進動する。
【0045】爪68、68は前進動すると、図12A、
Bに示すように、挿入板35、36の上下両面に形成し
た凹段部42に進入する。このとき、挿入板35、36
にはパンティ部分6が各々挿入されているので、爪6
8、68は、パンティ部分6の内周面と凹段部42の間
に進入し、爪68、68が挿入板35、36の上下位置
に達すると、シリンダ69の伸長により両側に拡開し、
図12A、Bに示すようにパンティ部分6を四本の爪6
8で両側に押し広げ、このパンティ部分6を挿入板3
5、36から持ち替え、爪68、68は拡開状態のまま
で更に前進動し、第13図のように、拡開保持したパン
ティ部分6を挿入板35、36の前方に抜き取る。
【0046】図8は、上記抜取り装着機構53の爪6
8、68の作動工程を示し、始動待機装置Iaで下降
し、次に前進動して上下挿入板対37の部分で停止する
位置IIbで挿入板35、36の凹段部42とパンティ部
分の内周の間に進入し、この後拡開位置IIIcとなって
パンティ部分6を両側に拡開保持すると最前進位置IVb
に進む。(第13図の状態)
【0047】爪68、68が最前進位置に達すると、図
5で示した横動体64がシリンダ等の駆動源により、第
1のガイドレール63に沿って横移動し、両爪68、6
8間の中心が第1の作業ステーションIに停止する上下
咬持板対24、24と25、25の中心線上の前方に望
む位置Veとなる。
【0048】次に、爪68、68は、案内軸57に沿う
摺動体58の後退動により、上下咬持板対24、24及
び25、25に向けて移動し、上下咬持板対24、24
及び25、25の中間部両側に位置する後退位置VIfに
達すると、図14に示すように拡開保持したパンティ部
分2を上部咬持板対24、24間及び下部咬持板対2
5、25間にわたって各々外嵌挿入する。
【0049】爪68、68によりパンティ部分2を上部
咬持板対24、24及び下部咬持板対25、25に挿入
するとき、パンティ部分2の爪68、68によって拡開
されていない部分が咬持板対の先端に当接するため、パ
ンティ部分2はしわ寄せ状態の部分のしわが引き伸ばさ
れることになり、後退位置VIfで爪68、68が停止す
ると、図14で示したように、パンティ部分2はしわの
ない状態となる。
【0050】爪68、68は、後退位置に達すると、図
8及び図14に二点鎖線で示すように、可動体67への
枢軸を支点に適宜駆動源によって内側へ互いに90°回
動し、パンティ部分2内から抜け出る。
【0051】これによって、パンティ部分2は、図15
AとBに示すように、上部咬持板対24、24及び下部
咬持板対25、25の各々に完全に装着された状態とな
り、パンティ部分2は、前部5とヒップ部分6の境界線
9が咬持板対間の中心線上に位置すると共に、ランガー
ド部分8が咬持板対の長さ方向に対して直角となる正確
な位置決め状態で咬持部材23に装着されることにな
る。
【0052】爪68、68は後退位置VIfで回動すると
逆に90°回動して元に戻り、上昇動した後、横動体6
5による横移動と前進動により、始動待機位置Iaに戻
り、次の抜取り及び装着に備えることになる。
【0053】上記のように、一対のパンティストッキン
グ素材1、1を装着した上下挿入板対37が第3のポジ
ションに停止するごとに、引き込み機構52と抜取り
装着機構53は前記した動作を行ない、股上縫製機21
の第1の作業ステーションIに待機する咬持部材23に
パンティストッキング素材1、1を位置決め装着し、股
上縫製機21は咬持部材23が第1の作業ステーション
Iから第6の作業ステーションVIに移動する間にパンテ
ィストッキングに縫製される。
【0054】また、装着装置31は、第3のポジション
で素材が抜取られると、上下挿入板対37は第1のポ
ジションaへと移動し、素材の挿入が行なわれることに
なる。
【0055】次に、図16乃至図23に示す第2の実施
例を説明する。なお、股上縫製機及び装着装置の基本的
な構造は、先に詳述した第1の実施例と同じであるの
で、第1の実施例と同一部分には同一符号を付して説明
に代える。
【0056】この第2の実施例の装着装置31aは、図
16に示すように、一台の装着装置31aで二台の股上
縫製機21aと21bにパンティストッキング素材1を
装着できるようにしたものであり、第1の股上縫製機2
1aと第2の股上縫製機21bの間に円形テーブル71
を配置し、この円形テーブル71の外周を8等分した各
位置に上下二組の挿入板対37、37aを装着し、円形
テーブル71を8等分の間隔で図16の反時計方向に間
歇回動させることにより、各上下二組の挿入板対37、
37aが停止する位置が第1のポジションから第8の
ポジションに順次設定されている。
【0057】上下二組の挿入板対37、37aは、図1
8A、Bに示すように、第1の実施例で示した上下挿入
板35、36を上下に間隔を設けて二組配置したもので
あり、各挿入板35、36及び35、36は後端部が接
続部材72によって結合され、この接続部材72の後面
で上下中央部に突設した軸73が図示省略したがテーブ
ル71上に立設したブラケットで回動自在に支持され、
かつ、適宜の駆動機構によって上下に180°反転する
ようにテーブル71上に取り付けられている。
【0058】図17に示すように、第1のポジション
が二組の上下挿入板対37、37aに対してオペレータ
がパンティストッキング素材1を挿入する位置であり、
第2のポジションと第6のポジションは、挿入した
パンティ部分2の前部5とヒップ部分6の境界線9を挿
入板の幅方向中央線上の位置に位置決めする部分であ
り、第3のポジションと第7のポジションは、パン
ティ部分2とヒップ部分6を挿入板上にしわ寄せ状態に
引き込んでパンティ部分2のランガード部分8を挿入板
上の所定位置に配置する部分であり、第4のポジション
と第8のポジションは、挿入板対からパンティスト
ッキング素材1を抜取り、抜取ったパンティ部分2をし
わ状態を引き伸ばしながら股上縫製機21a、21bに
装着する部分となる。
【0059】従って、装着装置71は、第4のポジショ
ンが第1の股上縫製機21aの第1の作業ステーショ
ンIに停止する咬持部材23に臨み、かつ、第8のポジ
ションが第2の股上縫製機21bの第1の作業ステー
ションIに停止する咬持部材23に臨むように配置され
ている。
【0060】前記第3のポジションと第7のポジショ
ンには、図20と図21に示すように、パンティ部分
2を引き込む垂直ローラ56に対し、上下挿入板対37
の先端側で両側の位置に、挿入板の側面に接近離反動す
る回転ローラ74を上下動自在に配置し、挿入板の先端
側に位置するパンティ部分2の下部寄りの位置を回動
し、検出器75による下部マーク糸13を検出すること
により、パンティ部分2の前部5とヒップ部分6の境界
線9の上下全長を挿入板の幅方向中心線上に一致させる
ことができるようにしている。なお、回転ローラ74に
よるパンティ部分2を回動するとき、垂直回転ローラ5
6はパンティ部分2を押圧した状態を保持し、パンティ
部分2の先に位置決めした上部に位置ずれが生じないよ
うにしている。
【0061】次に、第2の実施例の装着方法を説明す
る。図18Aのように、図1のポジションに停止する
上下二組の挿入板対37、37aに対し、上部挿入板対
37の両挿入板35、36に対し、オペレータが一対の
素材1、1のパンティ部分2を各々挿入し、次に、挿入
板対37,、37aを上下に180°反転させ、図18
Bの如く、上位になった挿入板対37aに一対の素材1
のパンティ部分2を各々挿入する。
【0062】上下二組の挿入板対37、37aにパンテ
ィ部分2を挿入すると、円形テーブル71が間歇的に回
動し、第2のポジションでは図19AとBに示すよう
に、上部挿入板対37に挿入したパンティ部分2を回転
ローラ54で回転させると共に、検出器55で上端のマ
ーク糸12を検出し、パンティ部分2の前部5とヒップ
部分6の境界線9を挿入板35、36の幅方向中心線上
に位置決めする。
【0063】次に、第3のポジションでは、図20の
A、Bに示すように、垂直回転ローラ56が上部挿入板
対37を両側から挟み、パンティ部分2を挿入板35、
36上に引き込んでしわ寄せ状態にし、続いて回転ロー
ラ74が上部挿入板対37を両側から挟み、パンティ部
分2の下部を幅方向に移動させ、検出器75による下端
マーク糸13を検出し、パンティ部分2の下部における
境界線9の位置決めと、ランガード部分8の挿入板3
5、36に対する幅方向中心線と直角の位置決めとを行
なう。
【0064】第4のポジションでは、図22のよう
に、上部挿入板対37に対して爪68、68が前進動
し、爪68、68は上部挿入板対37の部分で両側に開
いてパンティ部分2を拡開保持した後更に前進動し、上
下板対37からパンティ部分2を抜き取ると、図23に
示す如く、爪68、68は適宜の駆動機構と回転支持機
構によって平面的に180°回転し、この状態で更に前
進動すると、第1の股上縫製機21aにおける咬持部材
23にパンティ部分2を位置決め挿入した後、爪68、
68はパンティ部分2から前方に移動して抜け、後方退
動位置戻る。
【0065】第5ポジションでは、図24に示すよう
に上下二組の挿入板対37、37aが上下180°反転
し、素材の抜けた上下挿入板対37が下方に位置し、素
材1の装着された上下挿入板対37aが上部に位置す
る。
【0066】第6のポジションでは第2のポジション
と同様に上部挿入板対37aのパンティ部分2の境界
線9を挿入板の幅方向中心線上に位置決めし、第7のポ
ジションでは第3のポジションと同様にパンティ部
分2の引き込みと下部位置の境界線9の位置決めを行な
い、第8のポジションでは爪68、68によって、上
部挿入板対37aのパンティ部分2を抜き取って、題4
ポジションと同様に第2の股上縫製機21bの第1の
作業ステーションIに停止する咬持部材23に挿入す
る。
【0067】このように、第2の実施例では、第1のポ
ジションで上下二組の挿入板対37、37aにパンテ
ィストッキング素材1を挿入するだけで、2台の股上縫
製機21aと21bに該素材1を位置決め供給すること
ができ、作業能率が向上する。
【0068】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、上下
挿入板対に一対のパンティストッキング素材のパンティ
部分を仮装着するのみで、股上縫製機の咬持部材への上
下素材のパンティ部分とヒップ部分の境界線及びランガ
ード部分の位置決め供給がすべて自動的に行なえ、咬持
部材への上下素材の装着作業が大幅に簡素化でき、股上
縫製の能率向上と該作業に従事する作業者の負担を軽減
することができる。
【0069】また、パンティ部分の前部とヒップ部分の
境界線及びランガード部分の上下一線の位置合わせが正
確に行なえ、その後の股上自動縫製機による正確な縫製
が行なえ、極めて優良なパンティストッキングが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】パンティストッキング素材の側面図である。
【図2】一対のパンティストッキング素材を示す斜視図
である。
【図3】パンティストッキングの斜視図である。
【図4】第1の実施例の装着装置と股上縫製機を示す平
面図である。
【図5】装着装置を示す一部切欠平面図である。
【図6】装着装置を示す側面図である。
【図7】図5の矢印VII−VIIに沿う縦断正面図である。
【図8】爪の作動工程を示す平面図である。
【図9】Aは挿入板に素材のパンティ部分を挿入した第
1のポジションの平面図、Bは同上における挿入板対の
分解斜視図である。
【図10】Aはパンティ部分の前部とヒップ部分の境界
線を位置決めする第2のポジションの平面図、Bは同上
の縦断正面図である。
【図11】Aはパンティ部分の引き寄せを行なう第3の
ポジションを示す平面図、Bは同上における上下挿入板
対の分解斜視図である。
【図12】Aは第3ポジションにおけるパンティ部分の
抜き取りを示す平面図、Bは同上の縦断正面図である。
【図13】第3ポジションにおけるパンティ部分の抜き
取ち状態を示す平面図である。
【図14】股上縫製機の咬持部材にパンティ部分を挿入
した状態の平面図である。
【図15】上下一対の咬持板にパンティ部分を挿入した
状態の分解斜視図である。
【図16】装着装置の第2の実施例を示す平面図であ
る。
【図17】同上要部の拡大平面図である。
【図18】Aは同上における第1のポジションの上下に
組の挿入板対の斜視図、Bは同上の上下反転状態を示す
斜視図である。
【図19】Aは第2のポジション部分を示す斜視図、B
は同上の平面図である。
【図20】Aは第3のポジション部分を示す斜視図、B
は同上の平面図である。
【図21】Aは第3のポジション部分の位置決め工程を
示す斜視図、Bは同上の平面図である。
【図22】第4のポジション部分を示す斜視図である。
【図23】第4のポジションにおける咬持部材へのパン
ティ部分の装着工程を示す斜視図である。
【図24】第5のポジションを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 パンティストッキング素材 2 パンティ部 5 メッシュ編の前部 6 プレーン編のヒップ部 21 股上自動縫製機 35、36 二枚の挿入板 37 上下挿入板対 38、39 スプロケット 40、41 スプロケット 54 回転ローラ 55 検出器 56 垂直回転ローラ 57 案内軸 58 摺動体 59 ガイド軸 68 爪 74 回転ローラ 75 検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のパンティストッキング素材のパン
    ティ部分を上下挿入板対の各々に挿入する工程と、挿入
    したパンティ部分を挿入板上で幅方向に移動せしめて該
    パンティ部分の前部とヒップ部分の境界線を挿入板の幅
    方向中心線上の位置に位置決めする工程と、パンティ部
    分又はヒップ部分を挿入板上にしわ寄せ状態に引き込ん
    でパンティ部分のランガード部分を挿入板上の所定位置
    に配置する工程と、受渡し部材によって上下挿入板対か
    らパンティストッキング素材を抜取り、抜取ったパンテ
    ィ部分のしわ状態を引き伸ばしながら股上縫製機の咬持
    部材に装着する工程とからなることを特徴とするパンテ
    ィストッキング素材の装着方法。
  2. 【請求項2】 2台の股上縫製機の間にパンティストッ
    キング素材の装着装置を配置し、該装着装置は、上下に
    反転自在で間歇的に回動する上下二組の挿入板対を有
    し、第1のポジションで停止した二組の上下挿入板対の
    各々に一対のパンティストッキング素材のパンティ部分
    を挿入する工程と、第2のポジションで停止した二組の
    挿入板対における上位の挿入板対に挿入したパンティ部
    分を挿入板上で幅方向に移動せしめて該パンティ部分の
    前部とヒップ部分の境界線を挿入板の幅方向中心線上の
    位置に位置決めする工程と、第3のポジションで停止し
    た二組の挿入板対における上位の挿入板対のパンティス
    トッキング素材に対し、パンティ部分又はヒップ部分を
    挿入板上にしわ寄せ状態に引き込んでパンティ部分のラ
    ンガード部分を挿入板上の所定位置に配置する工程と、
    第4のポジションで停止した二組の挿入板対における上
    位の挿入板対のパンティストッキング素材に対し、受渡
    し部材によってパンティ部分を上下挿入板対から抜取
    り、抜取ったパンティ部分をしわ状態を引き伸ばしなが
    ら第1股上縫製機の咬持部材に装着する工程と、第5の
    ポジションに停止した二組の挿入板対を上下に反転さ
    せ、パンティストッキング素材が抜取られた挿入板対を
    下位に位置させ、パンティストッキング素材のパンティ
    部分が挿入された挿入板対を上位に位置させる工程と、
    第6のポジションで停止した二組の挿入板対における上
    位の挿入板対に挿入したパンティ部分の前部とヒップ部
    分の境界線を前記第2のポジションと同様にする位置決
    め工程と、第7のポジションで停止した二組の挿入板対
    における上位の挿入板対のパンティストッキング素材に
    対し、前記第3のポジションと同様パンティ部分のラン
    ガード部分を挿入板上の所定位置に配置する工程と、第
    8のポジションで停止した二組の挿入板対における上位
    の挿入板対のパンティストッキング素材を、前記第4の
    ポジションと同じように抜取って第2股上縫製機の咬持
    部分に装着する工程とからなることを特徴とするパンテ
    ィストッキング素材の装着方法。
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