JPH09194088A - シート材料切断システム、シート材料切断装置およびその方法ならびにシート材料のセグメント仕上げ方法 - Google Patents

シート材料切断システム、シート材料切断装置およびその方法ならびにシート材料のセグメント仕上げ方法

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JPH09194088A
JPH09194088A JP32432096A JP32432096A JPH09194088A JP H09194088 A JPH09194088 A JP H09194088A JP 32432096 A JP32432096 A JP 32432096A JP 32432096 A JP32432096 A JP 32432096A JP H09194088 A JPH09194088 A JP H09194088A
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    • D06H7/00Apparatus or processes for cutting, or otherwise severing, specially adapted for the cutting, or otherwise severing, of textile materials
    • D06H7/02Apparatus or processes for cutting, or otherwise severing, specially adapted for the cutting, or otherwise severing, of textile materials transversely
    • D06H7/025Apparatus or processes for cutting, or otherwise severing, specially adapted for the cutting, or otherwise severing, of textile materials transversely in line with an embossed or a raised pattern on the fabric; Cutting pile fabric along a loopless or napless zone, e.g. the plain woven portion of towel cloth
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テリー織り布地またはその他の布地のような
シート材料がセグメントに切断されるとき、これらの材
料を加工面に沿って1セグメント長さ分だけ制御により
送り、材料の横方向伸長バンドを切断刃と正確に芯出し
して切断し、およびセグメントの周囲のへりを正確かつ
好ましい形に形成するための改良された簡単な方法およ
び装置を提供すること。 【解決手段】 シート材料と係合して切断端部を切断ス
テーション14を横切って押し出すためのシート材料送
り機構13と、材料引出し組立体16の引出しバー81
を含み、引出しバー81は下方に移動して材料の前方端
縁と係合し、材料をその切断位置に引き出す。引出しバ
ー81がシリンダ111によりピボット回転され、これ
により切断ステーションの方向への材料の運動が遅れて
いる側の材料を引き伸ばすことにより、けばなしバンド
を直線修正して、材料を切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、材料に沿って所定
間隔に材料を横断して伸長するけばなしバンドを有する
連続長のテリー織り布地等から洗面用布地またはその他
のシート材料セグメントを形成するための方法および装
置に関するものである。さらに詳細には、本発明は、テ
リー織りタオルのようなシート材料を供給ロールから切
断ステーションに1セグメント長さ分だけ送り、切断ス
テーションにおいて切断刃がけばなしバンドにおいて布
地材料をセグメントに切断し、切断セグメントが縁縫い
ステーションに送られて端縁が仕上げられることに関す
るものである。テリー織り布地材料は制御されながら切
断刃を通過して送られ、これにより、テリー織り布地材
料を横断して伸長するけばなしバンドは、けばなしバン
ドに沿って切断刃により切断される位置に移動される。
【0002】
【従来の技術】テリー織り洗面用布地およびタオルおよ
びその他の類似フラット商品を製造するとき、テリー織
り布地材料は通常長尺の布地材料として供給ロールに巻
かれている。個々の洗面用布地およびタオルは、材料が
供給ロールから引き出されかつその長手方向に沿って切
断ステーション内に送られたときに供給材料のロールか
ら順次に切断される。切断は通常材料内に形成されたけ
ばなしバンドに沿って行われ、これにより隣接する浴用
布地等を切り離す。材料を横切る切断はカッタにより手
動で行ってもまた自動切断機により行ってもよい。
【0003】切断刃を通過して正確な所定長さの材料を
制御により引き出す従来の機械は種々の方法を使用して
いる。たとえば米国特許第4375175号は、切断刃
を通過して水平加工面に沿って布地材料を押圧する1対
の送りローラを使用したタオル切断機を開示している。
しかしながら、もし材料のけばなしバンドが加工製品の
長さ方向に対して直角に配置されていない場合、切断が
行われる前に、切断刃は、けばなしバンドと一致する角
度にシフトされなければならない。
【0004】米国特許第4437369号は切断刃によ
り切断されるべき位置へ重力により布地材料を下方に送
る1対の送りローラを使用するタオル切断機を開示して
いる。バンドが切断される前に、材料は横方向に引き伸
ばされて、けばなしバンドを直線修正する。
【0005】米国特許第4607582号は複数のフィ
ンガが、けばなしバンドと係合して材料のタフティング
加工部分の到着端縁の送りを遅らせ、これによりけばな
しバンドの直線修正を行うタオル切断および縁縫い装置
を開示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の機械は、各種タイプの材料に対して満足に加工
を行うことができるが、これらは大型でかつやや複雑な
装置であり、したがって洗面用布地およびハンドタオル
のような小物のテリー織り布地製品を取り扱うのには適
していない。さらに、従来の機械は、製品が切断される
前に切断されるべきけばなしバンドが加工製品の長手方
向に対して直角に配置されていないときにテリー織り加
工製品を直線修正するのに好ましい簡単で、かつ、有効
なシステムを含んでいない。したがって、テリー織り洗
面用布地および小型タオル等を製作するとき、ならびに
その他のタイプのフラット商品を製作するとき、制御に
よりテリー織り布地材料を切断刃により切断される位置
に送り、必要ならば材料を直線修正し、材料を該材料の
横方向バンドにおいて切断し、かつ材料の切断セグメン
トを縁縫いする改良された方法および装置に対する要望
が存在している。
【0007】そこで、本発明の目的は、テリー織り布地
またはその他の布地のようなシート材料がセグメントに
切断されるとき、これらの材料を加工面対して正確に沿
って1セグメント長さ分だけ制御され送られることがで
きる、シート材料切断システム、シート材料切断装置お
よびその方法ならびにシート材料のセグメント仕上げ方
法を提供することにある。
【0008】また、材料内で横方向伸長バンドに対して
適切な切断が行われるように、材料の横方向伸長バンド
を切断刃と正確に芯出しすることができる、シート材料
切断システム、シート材料切断装置およびその方法なら
びにシート材料のセグメント仕上げ方法を提供すること
にある。
【0009】さらに、テリー織り洗面用布地およびタオ
ルの周囲のへりまたは他の境界部を正確かつ好ましい形
に形成することができる、シート材料切断システム、シ
ート材料切断装置およびその方法ならびにシート材料の
セグメント仕上げ方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、シート材料が供給ステーショ
ンから切断ステーションへ加工経路に沿ってその長手方
向に送られるときに、前記シート材料を該シート材料の
横方向に伸長するバンドに平行に切断するためのシート
材料切断システムにおいて、シート材料を横切って該シ
ート材料を切断する切断手段と、シート材料の切断端部
を加工経路に沿って前記切断手段を通過して押し出すた
めの送り手段と、シート材料の切断端部を加工経路に沿
って引き出してシート材料を切断位置に移動させるため
の引出し手段と、加工経路に沿って前記切断手段の上流
側に配置された、シート材料内の前記バンドの接近角を
検出するためのセンサ手段と、および、前記センサ手段
に応答して前記引出し手段をピボット回転させることに
より、前記シート材料の前記バンドを前記切断手段に対
し平行な位置に対応するように修正するための調節手段
と、を備えたことを特徴とするシート材料切断システム
にある。
【0011】また、供給されるシート材料から所望の寸
法のセグメントを切断しかつ該セグメントの仕上げを行
うことにより縁仕上げへりを有するセグメントを製造
し、前記シート材料がその長手方向に間隔配置された横
方向に伸長するバンドを有するシート材料切断装置にお
いて、シート材料を横切って切断するための切断手段を
含む、シート材料をセグメントに切断するための切断ス
テーションと、シート材料の切断端縁を前記切断ステー
ションの先へ押し出すための送り手段と、シート材料の
切断端部と係合し、該切断端部を加工経路に沿って前記
切断手段を通過して引き出すためのシート材料引出し手
段と、加工経路内において前記切断手段の上流側に配置
された、シート材料内の横方向に伸長する前記バンドの
接近角を検出するためのセンサ手段と、前記センサ手段
に応答してシート材料の横方向伸長バンドを切断経路に
平行に位置決め修正するためのセンサ手段に応答する調
節手段と、前記セグメントの縁仕上げを行うための縁仕
上げ装置と、および、あらかじめ切断されたシート材料
セグメントを前記切断ステーションから前記縁仕上げ装
置へ移動させるための移送板組立体と、を含み、これに
より、前記送り手段がシート材料を前記切断ステーショ
ンに送り、前記切断ステーションにおいて前記切断ステ
ーションがシート材料の前記バンドに沿って切断して供
給されるシート材料からセグメントを形成し、前記移送
板組立体が該セグメントを前記縁仕上げ装置に移動さ
せ、前記縁仕上げ装置においてシート材料セグメントの
縁が縁仕上げされること、を特徴とするシート材料切断
装置であっても良い。
【0012】さらに、シート材料が供給ステーションか
ら切断ステーションへ加工経路内でその長手方向に送ら
れるときに、前記シート材料を該シート材料の横方向に
伸長したバンドに対して平行に切断するシート材料切断
方法において、シート材料を加工経路に沿って切断ステ
ーションを通過して移動させるステップと、シート材料
内の前記バンドの接近角を検出するステップと、ある角
度をなした前記切断ステーションの方向への前記バンド
の接近に応答して、該バンドを切断ステーションに平行
に位置決め修正するステップと、前記バンドに沿ってシ
ート材料を横切って切断し、これによりセグメントを形
成するステップと、および、シート材料の切断セグメン
トの周縁を縁仕上げするステップと、を含むこと、を特
徴とするシート材料切断方法であると好ましい。
【0013】そして、シート材料が加工経路に沿って移
動されるときにシート材料から切断されるセグメントを
仕上げるシート材料のセグメント仕上げ方法において、
供給ロールから切断ステーションの方向へその加工経路
に沿ってシートロールを送るステップと、シート材料の
一部をクランプ手段と係合させるステップと、シート材
料の前方端縁をクランプ手段と共に切断ステーション内
へ移動させるステップと、シート材料を引出し組立体と
係合させかつ所定寸法のシート材料を引き出し、これに
より加工セグメントを形成するステップと、および、シ
ート材料を該シート材料の横方向に伸長するバンドに沿
って切断するステップと、を含むこと、を特徴とするシ
ート材料のセグメント仕上げ方法にある。
【0014】本発明は、要約すると、その好ましい実施
の形態において、供給ロールのあらかじめ切断された前
方端縁を切断ステーションを通過して所定長さ分だけ押
し出し、供給材料の切断端縁部分をさらに切断ステーシ
ョンを横切って引き出し、必要ならば切断ステーション
において材料を直線修正し、シート材料を材料内の横方
向伸長けばなしバンドに平行に切断し、次に材料の切断
セグメントの端縁を仕上げるための、材料送り、引出
し、直線修正および切断するシステムおよび装置ならび
に方法を含むものである。
【0015】装置は、供給シート材料と係合しかつあら
かじめ切断された材料の前方端縁を加工経路に沿って切
断ステーションを通過して加工面を横切って押し出すシ
ート材料送り機構と、供給材料の前方端縁をさらに送り
かつ材料が材料の切断位置に移動したときに供給材料の
前方端縁を直線修正するための材料引出し組立体と、お
よび材料を切断するためのカッタとを含む。
【0016】シート材料送り機構は平滑な上面を有する
可動テーブルを含み、この平滑な上面上にシート材料の
前方端部が受け入れられる。テーブルの下面に寸動シリ
ンダが装着されている。寸動シリンダが操作されたと
き、寸動シリンダはテーブルを加工経路に沿って前後に
往復運動させる。可動テーブルは加工経路に沿って往復
運動をなし、これによりシート材料を加工経路に沿って
切断刃を通過して前方に移動させる。クランプバーが可
動テーブルに装着されていてそれと共に移動し、これに
より材料のクランプおよび押圧、および次の運転サイク
ルのための材料からの引離しおよび引込みを交互に行
う。クランプバーは上下に移動して、シート材料の一部
と係合したりおよび係合を解除したりすることができ、
これにより可動テーブルが前方に移動するときシート材
料を可動テーブルにクランプすることができる。
【0017】1対のバンドセンサが可動テーブルの両側
に沿って切断ブレードの上流側に配置されている。バン
ドセンサはシート材料内の横方向伸長けばなしバンドの
端部の縦方向位置を検出する。横方向伸長けばなしバン
ドはシート材料の長手方向に沿って1セグメント長さの
間隔で配置されたタフティング加工されていない材料の
エリアであり、供給シート材料はこのバンドにおいて切
断される。バンドセンサは一般に近接タイプセンサであ
り、各々タフティング加工されたシート材料に沿ってそ
の上に乗るピボットアームまたはスイッチを有してい
る。ピボットアームがけばなしバンドに当接したとき、
ピボットアームは下方にピボット回転されてけばなしバ
ンド内に落下し、これによりけばなしバンドがその下側
を通過したことを指示する。バンドセンサは、各センサ
がけばなしバンドと係合するタイミングに基づいて、横
方向伸長けばなしバンドが切断刃に対しある角度をなし
て切断ステーションに接近しているか否かを検出する。
応答すると、バンドセンサは引出し組立体に信号を送っ
て、移動が遅れたためにけばなしバンドがあとで検出さ
れた側に沿ってシート材料を伸長させ、これによりけば
なしバンドをシート材料の加工経路に対し直角に芯出し
修正する。このように、カッタがけばなしバンドの中心
に沿って切断するようにけばなしバンドがカッタに対し
芯出しされる。
【0018】材料引出し組立体が切断ステーションの下
流側に装着され、シート材料と係合するように配置され
ている。引出し組立体は、はじめカッタに隣接する非係
合上昇位置に配置され、加工経路に沿って往復運動が可
能であり、これによりシート材料を加工経路に沿って移
動させて各セグメントに対する十分なシート材料を引き
出すことができる。引出し組立体は、仕上げテーブル上
のシート材料と係合したりまたはその係合から離れるよ
うに垂直方向に可動な引出しバーを含み、および引出し
組立体が加工面上で前方に移動されるとき、シート材料
と係合しかつシート材料を仕上げテーブルの加工面に対
して保持する1列の脚を含む。
【0019】引出し組立体は、引出しバーを支持するピ
ボットアームを含む。ピボットアームの片側端部は、引
出し組立体の支持板にピボット回転可能に結合されてい
る。支持板とピボットアームの他方の端部との間に調節
シリンダが装着され、調節シリンダはピボットアームに
対し直角方向に伸長している。調節シリンダがバンドセ
ンサによるけばなしバンドの検出に応答して作動される
と、ピボットアームの第2の端部を加工経路に対し横方
向に押したりまたは引いたりし、これにより引出しバー
をピボット回転させ、したがって引出しバーにより係合
された材料を捩るように働く。
【0020】ある角度をなしてカッタに接近する横方向
伸長けばなしバンドがセンサにより検出されたとき、ピ
ボットアームの調節シリンダが作動されてピボットアー
ムの第2の端部を加工経路に対し横方向に引いたりまた
は押したりして引出しバーの角度位置を調節する。この
結果、シート材料はその片側に沿って伸長され、これに
よりけばなしバンドを調節してカッタと芯出しさせ、し
たがってカッタはけばなしバンドの中心に対し平行にか
つ好ましくは中心に沿って切断する。この揺動運動は、
必要な場合、引出しバーをその中心の周りにピボット回
転させて引出しバーにより係合されたシート材料の位置
を調節し、これにより材料のけばなしバンドをギロチン
カッタと芯出しする。
【0021】装置の加工面には切断刃の下側に開口が設
けられている。この開口は加工面の平面を貫通して切断
刃を下方に移動させてシート材料を切断することを可能
にしている。材料の送り運転の間、可動テーブルは加工
面内の開口を閉じるように前方に移動され、これによ
り、シート材料のあらかじめ切断された端縁を、開口を
横切って、材料引出し組立体により係合される位置に移
動させている。その後、引出し組立体はシート材料に到
達してそれと係合し、シート材料のけばなしバンドがカ
ッタと芯出しされるまでシート材料を前方に引き出すこ
とができ、このとき引出し組立体は、必要な場合、ピボ
ット回転されてけばなしバンドをカッタと芯出しする。
同時に、可動テーブルのクランプバーがシート材料から
引き離され、次にクランプバーおよび可動テーブルはそ
の初期位置へ後方に移動され、その位置でクランプバー
はシート材料と再び係合する。その後、切断刃はシート
材料のけばなしバンドを貫通して移動されてセグメント
を供給シート材料から切り離す。
【0022】本発明の装置を用いて、布地材料は可動テ
ーブルおよび引出し組立体と共に制御されながら切断刃
を通過して引き出され、これによりシート材料を切断位
置に均一に送ることができる。このように、シート材料
の送りは十分に制御されて、シート材料は均一にかつ制
御されながらカッタまで確実に移動することができる。
【0023】供給シート材料からタオルセグメントが切
断された後、移送板が下方に移動して切断タオルセグメ
ントと係合し、切断タオルセグメントを縁縫いステーシ
ョンの縫いヘッドまで仕上げテーブルの加工面上を移動
させる。縁縫いステーションは米国特許第501846
2号に詳細に開示されている。他の縁縫いシステムもま
た使用可能である。次に、縁縫いヘッドがタオルセグメ
ントの周囲の折返しへりまたはその他の境界部を縫い付
けて仕上げ製品を形成する。
【0024】本発明のこれらおよびその他の目的、特徴
および利点は添付図面を参照しながら以下の説明から明
らかとなるであろう。
【0025】
【発明の実施の形態】ここで図面を詳細に参照すると、
同じ符号はいくつかの図面にわたり同じ部品を示してい
る。図1は、タオル、洗面用布地等のような仕上げ加工
製品を形成するために、シート材料11を切断しかつ仕
上げるための材料の送り、芯出し、切断および縁仕上げ
装置10を示す。材料の送り、芯出し、切断および縁仕
上げ装置10は、シート材料送りシステム12、送り機
構13、切断ステーション14、材料引出し組立体1
6、縁縫いステーション17および排出組立体18を含
む。
【0026】図1に示すように、シート材料送りシステ
ム12は、シート材料11の供給ロール21を含み、供
給ロール21は、材料の送り、芯出し、切断および縁仕
上げ装置10の第1の端部または入口端部22に装着さ
れている。典型的には、シート材料11はテリー織りタ
オル材料等のようなタフティング加工された材料からな
り、シート材料11は矢印23により示される加工経路
に沿って送られ、この加工経路23に沿ってシート材料
11はセグメントまたは加工製品に切断され、該セグメ
ント24の端縁は、縁縫いステーション17において切
断されかつ縁縫いされて洗面用布地、タオル等のような
仕上げ製品を形成する。シート材料はさらにけばのな
い、タフティング加工されていない材料からなる横方向
に伸長したバンドとしてのけばなしバンド26を含み、
このバンドは区切りを形成し、この区切りに沿ってシー
ト材料が切断されてセグメント24を形成する。けばな
しバンド26はシート材料11の長手方向に沿って所定
の間隔で形成され、シート材料から切断されるセグメン
トの前方および後方端縁における境界部(へり)となっ
ている。本発明はテリー織りタオル等のようなタフティ
ング加工された材料の送り、芯出し、切断および縁仕上
げセグメントに使用されるように開示されているが、本
発明はその他のタイプの織物、紙材料、プラスチック等
のような他のタイプのフラット材料を送り、切断しかつ
仕上げるのに使用してもよい。
【0027】装置10のための支持フレーム(図示され
ていない)に一連の送りローラ27が装着され、送りロ
ーラ27は供給ロール21の下流側に配置されている。
シート材料11は、送りローラ27の間に送られて該送
りローラにより係合される。送りローラ27はシート材
料11を供給ロール21から重力ループ28内に引き出
し、重力ループ28は、図1に示すような材料の送り、
芯出し、切断および縁仕上げ装置10の供給ロール21
と送り機構13との間で垂れ下がっている。フォトセル
または類似の検出器のようなセンサ29がシート材料の
重力ループ28の下部または底部31に隣接して配置さ
れ、センサ29はその重力ループ内のシート材料の深さ
を検出する。シート材料が装置内に送られるとき、セン
サは材料が重力ループ28から繰り出されることを検出
し、送りローラ27に回転信号を出して追加材料を供給
ロール21から引き出し、これにより重力ループ28を
適切な深さに維持している。さらに、図1に示すよう
に、シート材料装置10の送り機構13に送り出される
位置にブラシ32が配置されている。ブラシはシート材
料の上方で僅かに角度を設けて装着され、かつシート材
料と係合し、これによりシート材料がその下側で送り機
構により引き出されるときにシート材料に張力を与えて
いる。このように、ブラシ32は、シート材料がその加
工経路23に沿って送られるときにシート材料上に張力
を加えかつそれを維持するように機能している。
【0028】図1乃至図5に示すように、シート材料1
1は、送り、芯出し、切断および縁仕上げ作業の開始時
に、送り機構13上にまず受け取られる。送り機構13
は、定置棚35および該棚に隣接して装着された可動テ
ーブル36を含む。可動テーブルは一般に下面37およ
び平滑な上面38を有するほぼ矩形の板からなり、可動
テーブルは典型的には研磨された鋼または類似の金属材
料から形成され、したがってシート材料は可動テーブル
上でひっかかることなく滑ることができる。可動テーブ
ル36は、シート材料を切断ステーション14内でその
加工経路23に沿って送るために、図1,2,4および
5に示す初期位置と、図3に示す所定長さの前進位置と
の間で矢印AおよびA′(図1)の方向に可動である。
【0029】引込式クランプバー39は、図1に示すよ
うに、可動テーブルと共に可動である。クランプバーは
一般に可動テーブル36の上面38を横方向に横切って
伸長するほぼ矩形のビームであり、クランプバー39の
端部41および42(図1)は可動テーブルの側部端縁
と僅かにオーバーラップしている。空圧シリンダ43が
可動テーブルの両側に垂直方向に装着されている。これ
らのシリンダの各々はクランプバーの一端41または4
2に装着されたピストン棒44を含む。シリンダ43
は、クランプバーを、図1および4に示すクランプして
いない上昇位置から、図2,3および5に示すクランプ
する下降位置に移動するために、それらのピストン棒4
4を矢印BおよびB′の方向に引き込みかつ伸長させ
る。
【0030】そのクランプ位置において、クランプバー
はシート材料と係合し、シート材料を可動テーブル36
の上面38に当接させて保持する。このように、可動テ
ーブルが矢印Aの方向に移動されるとき、シート材料を
クランプバーと可動テーブルの上面との間でクランプす
ることにより、シート材料もまた図2および3に示すよ
うにその加工経路23に沿って矢印Aの方向に移動され
る。
【0031】図2および5に示すように、送り機構13
の可動テーブル36の下面37および定置棚35の下側
に、位置の割り出しをするための寸動シリンダ46が装
着されている。寸動シリンダは定置棚35の下側の面に
装着されかつ加工経路23に沿って可動テーブル36の
運動方向に対し平行に縦方向にそれに沿って伸長してい
る。寸動シリンダ46はピストン棒47を含み、ピスト
ン棒47はその自由端48がUリンク49または類似の
装着ブラケットまたは部材により可動テーブル36の下
面37に装着されている。ピストン棒が寸動シリンダ4
6により伸長されおよび引き込まれたとき、可動テーブ
ルは図2および3に示すように矢印Aの方向に前方に移
動されおよび矢印A′の方向に後方に引き込まれ(図
4)、これにより可動テーブルをその所定長さの前進位
置とその引込初期位置との間で移動させることができ
る。
【0032】図6に示すように、切断ステーション14
とクランプバー39との間に1対のバンドセンサ51お
よび52が装着され、バンドセンサ51および52は加
工経路23に沿ってその下側で移動されるシート材料の
上方に配置されかつシート材料と係合している。図7お
よび8に示すように、バンドセンサは各々一般にピボッ
トピン54に装着されたピボットアームまたはトリップ
スイッチ53を含み、これによりシート材料がその加工
経路23に沿って送られたときにピボットアームは矢印
CおよびC′の方向にピボット回転されまたは傾けられ
る(図8)。各ピボットアームは曲線下部部分57を有
するほぼU形のシューまたはスキッド56を含み、曲線
下部部分57はシート材料がその下側を通過したときに
シート材料と係合しかつその上に乗っている。シュー5
6はピボットピン54に装着されたハブまたは連結ブロ
ック58に装着されている。垂直方向伸長ロッド59が
シュー56とは反対側でハブに装着されかつシュー56
にほぼ平行に上方に伸長している。図7および8に示す
ように、ピボットアーム53の上方にフォトセルまたは
近接センサのような検出器61が装着され、検出器61
の前方端部または検出端部62は垂直方向伸長ロッド5
9の上端部62にすぐ隣接して配置されている。
【0033】図8に示すように、シート材料11が各セ
ンサのシュー56の下側を通過したとき、シート材料の
タフティング加工された部分はシュー56とブラシ係合
し、その加工経路23に沿ってシート材料の運動方向に
シュー56を押し出すように働き、これによりピボット
アーム53を矢印Cの方向に後方にピボット回転させま
たは傾ける。これにより、図7に示すように、けばなし
バンド26がシュー56の下側を通過したとき、けばな
しバンドはタフティングされていないので、ピボットア
ームは矢印C′の方向に前方にピボット回転され(図
8)、これによりロッドの上端部を検出器61の方向に
移動させる。検出器61はロッドの上端部が検出器に接
近して存在していることを検出し、信号を送ってけばな
しバンド26がセンサにより検出されたことを指示す
る。各バンドセンサ51によるけばなしバンド26の検
出のタイミングは、けばなしバンドの接近角を検出して
引出し組立体16(図1)によるシート材料の送り、伸
長および芯出しを制御し、これにより切断ステーション
14においてシート材料のけばなしバンドによってシー
ト材料を正確に切断するために使用される。
【0034】図1に示すように、送り機構13の可動テ
ーブル36の下流側に配置された切断ステーション14
は、一般にギロチン切断刃66を含み、切断刃66はシ
ート材料11の加工経路23に沿ってシート材料11の
上方に配置されている。切断刃66は一般にほぼ矩形の
伸長刃であり、刃は装置10の幅を横切って横方向に伸
長している。切断刃はホルダ67内に装着され、ホルダ
67は、装置の上方で装置を横切って横方向に伸長しか
つホルダ67のための可動支持組立体68に結合されて
いる。支持組立体68は一般に切断刃ホルダ67の端部
に装着された1対のロッドまたはピットマン69を含ん
でいる。ロッド69は、それらの下端部において駆動軸
71に結合されている。駆動軸71が回転されると、矢
印DおよびD′の方向にロッド69が垂直運動する。こ
の結果、切断刃は切断経路を貫通して移動され、シート
材料のけばなしバンド26に沿ってシート材料と係合し
かつシート材料を貫通切断し、これによりシート材料1
1からセグメント24を切り離す。
【0035】図1乃至図5に示すように、送り機構13
の可動テーブル36と、その下流側に配置された仕上げ
テーブル73との間に隙間72が形成され、仕上げテー
ブル73に沿って引出し組立体16、縁縫いステーショ
ン17および排出組立体18が装着されている。切断ス
テーションのギロチン式の切断刃66は、この隙間72
と芯が一致している。したがって、切断刃が矢印D(図
1および5)の方向に降下されたとき、切断刃は仕上げ
テーブル73と可動テーブル36との間の隙間内に受け
入れられ、切断刃がシート材料11を貫通切断したと
き、加工セグメントをシート材料から切り離す。図1に
示すように、仕上げテーブル73は一般にほぼ矩形の加
工テーブルであり、該仕上げテーブルは平滑かつ平坦な
上面74を有している。セグメント24は仕上げテーブ
ルの上面に受け入れられかつその上で移動され、セグメ
ント24が縁縫いステーションにおいて仕上げられると
きにそれに沿って滑り、その後排出される。
【0036】図2乃至図5に示すように、引出し組立体
16は、仕上げテーブル73の上面74の上方に装着さ
れかつ加工テーブル73に沿って往復運動をするように
可動であり、これにより加工テーブル73と共にシート
材料を引き出すことができる。引出し組立体16は一般
に垂直方向伸長支持板80および支持板に可動に装着さ
れたほぼZ形の引出しバー81を含む。支持板は一般に
アルミニウムまたは類似の金属材料から形成され、垂直
方向に向けられている。引出しバーは垂直方向滑り板8
2と、および滑り板82の裏側面に装着されかつ滑り板
82から下方に伸長するL形ホルダ83とを含んでい
る。ホルダの下端部内に1列のクランプ押さえ84が受
け入れられ、クランプ押さえ84は典型的にはばね付勢
されてホルダに装着されている。クランプ押さえ84
は、一般にゴムまたはネオプレンのような弾性のある軟
らかい非滑り材料から形成されている。押さえは、シー
ト材料がその下側に受け入れられたときにシート材料1
1と係合してシート材料11を押圧し(図3乃至図
5)、これにより引出し組立体16がシート材料11を
加工テーブルに沿って引き出すときに該シート材料を加
工テーブルの上面に当接させて保持している。
【0037】支持板80の正面にシリンダ組立体86が
装着され、シリンダ組立体86は支持板の中心と両側と
の間に間隔をなして配置された1対のシリンダ87を含
む。シリンダは滑り板82に結合されかつ滑り板82を
矢印EおよびE′の方向に垂直方向に移動して引出しバ
ー81およびクランプ押さえ84を,図3,4および5
に示すようなシート材料と係合する下降位置と、図1,
2および9に示すようなシート材料との係合から離れた
上昇位置との間で移動させる。支持板80の裏側面に沿
って支持板80に駆動機構90(図9)が装着され、こ
れにより引出し組立体を支持しかつ図3乃至図5に示す
ように引出し組立体を加工経路23に沿って移動させ
る。
【0038】図9に示すように、駆動機構90は、加工
経路23の上方に装着された駆動モータ91、駆動モー
タ91の下側に装着されて駆動モータ91と駆動関係を
形成する駆動スプロケット92、駆動スプロケット92
の上流側にそれから間隔をなして配置されたアイドラス
プロケット93、および駆動スプロケット92とアイド
ラスプロケット93との周りに展張された駆動ベルト9
4(2点鎖線で示す)を含む。駆動モータ91は典型的
には可逆可変速度モータであり、このモータは駆動スプ
ロケット92を時計方向および反時計方向に回転して駆
動ベルト94を、アイドラスプロケット93と駆動スプ
ロケット92との間で前方および後方に移動させる。
【0039】駆動ベルト94および加工経路23の下側
に支持アーム96が装着され、支持アーム96は駆動ベ
ルトおよび加工経路23にほぼ平行に縦方向に伸長して
いる。支持アームは典型的には矩形であり、アルミニウ
ムのような金属から形成され、かつ第1の端部または後
方端部97と第2の端部または前方端部98とを含む。
支持アーム96の第1の端部または後方端部97に隣接
して支持アーム96に往復台ブラケット99が装着さ
れ、往復台ブラケット99は駆動ベルトに装着され、駆
動ベルトは往復台ブラケット99の1対の直立ブラケッ
ト板101および102(図10)の間に伸長してい
る。したがって、駆動ベルトが駆動モータ91による駆
動スプロケット92の回転により前方または後方に移動
されたとき、支持アームは加工経路23に沿って前方ま
たは後方に移動されて引出し組立体16を加工経路に沿
って移動させる。
【0040】図9および10に示すように、支持アーム
の第2の端部または前方端部98に隣接して支持アーム
96にピボットアーム105がピボット回転可能に装着
されている。図10および11に示すように、ピボット
アーム105は、ほぼ四角であり、材料引出し組立体1
6の支持板80に装着された前方端部106と、および
支持アーム96にピボット回転可能に装着された後方端
部107とを有している。支持アーム96の上方にベー
ス板108が装着され、ベース板108は引出し組立体
のための調節組立体109を支持している。
【0041】調節組立体109はベース板108に装着
された調節シリンダ111を含み、調節シリンダ111
はピボットアーム105の後方端部107に装着された
ピストン棒112を含んでいる。調節シリンダは異なる
間隔または異なる時間におけるバンドセンサ51および
52による前記けばなしバンド26(図6)の検出に応
答して作動され、この異なる間隔または異なる時間にお
けるけばなしバンド26の検出は、けばなしバンドが切
断刃66に対しある角度をなして切断ステーションに接
近していることを示している。バンドセンサ51および
52によるこのような検出に応答して調節シリンダ11
1が作動され、これによりそのピストン棒112を伸長
しまたは引き込んでピボットアーム105を横方向に押
したり引いたりする。これにより引出し組立体16の支
持板80(図9)および引出しバー81もまたピボット
回転され、これにより、引出し組立体16が駆動機構9
0により前方に移動されてセグメント24を中に引き込
むようにシート材料を引き出すとき、後方に遅れた側の
シート材料をそれに沿って引き伸ばしてけばなしバンド
を加工経路に対しほぼ直角に伸長するラインと芯出し修
正する。この結果、けばなしバンド26は、切断ステー
ションの切断刃66と自動的に正確に芯出しされ、これ
により切断刃66は確実に前記けばなしバンド26のほ
ぼ中心を貫通切断し、加工セグメントを形成する。
【0042】図10および11にさらに示すように、ピ
ボットアーム105の両側でベース板108に緩衝器1
13および114が装着されている。前記緩衝器は、ピ
ボットアーム105が調節シリンダ111により横方向
にピボット回転されたときにピボットアーム105によ
り係合されるように設けられている。緩衝器113およ
び114の各々は、一般にほぼU形のホルダ117内に
装着された横方向伸長押し棒116を含み、押し棒11
6はその前方端部に装着された押し板118を有してい
る。ホルダ117の下方伸長フランジ121の間で押し
棒の周りに圧縮ばね119が装着されている。ピボット
アーム105が調節シリンダのピストン棒の伸長または
引込により横方向にピボット回転されたとき、ピボット
アーム105は一方の緩衝器113または114の押し
棒116を押すことになる。調節シリンダ111の作動
が解除されると、前記緩衝器はピボットアームに付勢し
て該ピボットアームをピボット回転されないその初期位
置に戻し、これにより材料引出し組立体16はピボット
回転されないその直線位置(図10)に戻る。
【0043】縁縫いステーション16(図1)の駆動制
御部は、本発明者の前の米国特許第5018462号に
詳細に記載されており、この特許は本明細書に参考資料
として含まれるものである。縁縫いステーション16は
一般に、縫いヘッド125、移送板組立体126および
移送板制御装置127を含む。
【0044】移送板制御装置127は縦方向走行ビーム
128および横方向走行ビーム129を含み、横方向走
行ビームは矢印131および131′の方向に加工経路
に対し平行に縦方向走行ビームに沿って滑動可能であ
る。モータ132が縦方向走行ビーム128に沿った横
方向走行ビーム129の縦方向運動を制御する。横方向
走行ビーム129はその下側にトラック(図示されてい
ない)を含み、このトラックに沿って移送板組立体12
6が滑動する。モータ133は矢印134および13
4′により示される方向の横方向走行ビームに沿った移
送板組立体の運動を制御する。このように、仕上げテー
ブル73の加工面74の周りにX−Y座標系が形成さ
れ、この仕上げテーブル73を通過して、シート材料1
1の切断セグメント24を、切断ステーション14から
縁縫いステーション17へ、次に排出ステーション18
へ移動させることができる。
【0045】移送板組立体126は移送板136を含
み、移送板136は下方に移動してセグメント24と平
らに係合する。移送板136の当接面は軟らかい材料
(図示されていない)を含み、この軟らかい材料はセグ
メント24の上面と係合し、移送板により布地材料に対
し比較的強いグリップ力が加えられる。移送板は仕上げ
および縁縫い作業の間セグメントを搬送する。
【0046】縁縫いステーション17の縫いヘッド12
5に隣接して排出ステーション18が配置されている。
排出ステーション18は1対のコンベヤベルト137お
よび138を含み、コンベヤベルト137および138
はローラ139の周りに伸長している。コンベヤベルト
はピボットロッド141の周りに上下にピボット回転可
能である。作業中、前記コンベヤベルトは、下方にピボ
ット回転されて仕上げテーブル73に対し水平位置に芯
出しされ、これにより加工セグメント24が縁縫いされ
た後にセグメント24と係合する。モータ(図示されて
いない)がコンベヤベルトを駆動し、コンベヤベルトに
より加工セグメントを仕上げテーブルから前方へ追い出
し、そこでセグメントは2次コンベヤ(図示されていな
い)に落下してセグメントのスタックを形成する。2次
コンベヤは間欠運転されて、これにより堆積されたセグ
メントのスタックを取り出して次に到着するタオルセグ
メントのために場所をあける。
【0047】次に、上述構成における作用(運転)につ
いて説明する。
【0048】図1乃至図5に示すように、シート材料1
1は、その供給部から送り機構13の棚35および可動
テーブル36上に送られる。シート材料11は、はじめ
は送り機構13のクランプバー39により係合され、ク
ランプバー39はシート材料と係合してシート材料を可
動テーブル36の上面38に当接させて保持する。可動
テーブル36はその寸動シリンダ46により矢印A(図
2および3)の方向に所定長さ分だけ前方に移動され、
これによりシート材料をその加工経路23に沿って前方
に移動させる。シート材料は可動テーブル36と仕上げ
テーブル73との間の隙間72を横切って移動され、こ
のときシート材料の最先端縁は切断ステーション14を
通過して材料引出し組立体16の押さえ84の下側の位
置まで移動する。その後、材料引出し組立体16の引出
しバー81が下降されて押さえ84をシート材料11と
係合させる。同時に、送り機構13のクランプバー39
がシート材料との係合から離れた上昇位置まで持ち上げ
られる。
【0049】図3および図4に示すように、材料引出し
組立体16は駆動機構により前方に移動され、これによ
りシート材料11はその加工経路23に沿って前方に引
き出され、仕上げテーブル73の上面上を移動してセグ
メント24を形成するのに十分なシート材料の長さを引
き出す。シート材料11が材料引出し組立体16により
前方に引き出されたとき、シート材料はバンドセンサ5
1および52(図6)の下側に引き出され、バンドセン
サ51および52がシート材料の面に沿ってその上に乗
り上げる。
【0050】シート材料11のけばなしバンド26がバ
ンドセンサ51および52の下側を通過したとき、該バ
ンドセンサのピボットアーム53が矢印C′(図8)の
方向にピボット回転されて図7に示す直立位置をとり、
この位置において、各バンドセンサのピボットアーム5
3のロッド59の上端部63は検出器61との近接位置
に移動される。バンドセンサ51および52(図6)の
各々がけばなしバンド26と係合して下側にけばなしバ
ンドが存在することを検出したとき、バンドセンサ51
は装置の制御装置に信号を送ってけばなしバンドの存在
を指示する。けばなしバンド26がバンドセンサ51に
より相互に間隔をなして交互に検出されたとき、装置は
けばなしバンドが切断刃66に対しある角度をなした、
芯出しされていない向きで切断ステーションに接近して
いることを知ることになる。
【0051】けばなしバンド26がある角度をなして切
断ステーションに接近していることの検出に応答して調
節シリンダ111(図10)が作動され、調節シリンダ
111はバンドセンサ51または52(図6)のいずれ
がまずけばなしバンドと係合したかに応じて、そのピス
トン棒112を伸長しまたは引き込むことになる。たと
えば、もしシート材料の左側のバンドセンサ51が最初
にけばなしバンドと係合した場合、装置はシート材料の
左側が進んでいることを知り、これにより調節シリンダ
111(図10)のピストン棒は伸長されてピボットア
ーム105の後方端部107を加工経路の右側方向へ移
動させる。これにより引出し組立体16の支持板80お
よび引出しバー81をピボット回転させ、それらの右側
が前方に押し出される。一方、もしシート材料11の右
側のバンドセンサ52(図6)が最初にけばなしバンド
26を検出した場合、調節シリンダ111はそのピスト
ン棒を引き込ませてピボットアーム105(図10)の
後方端部を加工経路の左側方向にピボット回転させ、こ
れにより材料引出し組立体16の支持板および引出しバ
ーをピボット回転させて材料引出し組立体16の左側が
前方に押し出される。この結果、後方に遅れているシー
ト材料の側が前方に引き伸ばされてシート材料の左側が
前方に僅かに引き出され、加工経路に対し直角に伸長す
るラインに沿ってけばなしバンドを芯出し修正し、これ
によりけばなしバンドは切断ステーションの切断刃に平
行に芯出しされることになる。このように、シート材料
のけばなしバンドの向きが検出され、必要な場合、けば
なしバンドは自動的にかつ正確に切断ステーションの切
断刃66に芯出しされ、これにより切断刃66はほぼけ
ばなしバンドの中心を貫通切断することになる。これに
より、シート材料11のセグメント24がほぼ直線の切
断端縁を有する等しい長さに確実に切断されることにな
る。
【0052】けばなしバンド26が検出されかつ必要な
場合に切断刃66(図4および5)に芯出しされると、
材料引出し組立体16によるシート材料の引出しが停止
され、けばなしバンドは切断刃66に芯出しされる。同
時に、可動テーブル36は引き込まれたその初期位置に
移動され、続いて送り機構13のクランプバー39がそ
の係合クランプ位置に下降され、シート材料を可動テー
ブルの上面に対しクランプする。このように、シート材
料は、切断のために引き伸ばされた緊張位置において保
持される。切断刃は矢印E(図5)の方向に下方に移動
され、けばなしバンドにおいてシート材料を貫通切断
し、これによりセグメント24を形成する。
【0053】前記セグメント24がシート材料から切断
された後、材料引出し組立体16の引出しバー81およ
び押さえ84はセグメント24との係合から切り離され
て持ち上げられ、引出し組立体16は後方に移動されて
図2に示すような切断セクションに隣接するその非係合
初期位置に戻される。引出し組立体16のその初期位置
への戻りと同時に、移送板組立体126がセグメント2
4の上に移動して加工セグメントと係合する。移送板組
立体は、セグメントを、その加工経路に沿って前方に移
動して縁縫いステーション17の縫いヘッド125と係
合させ、縁縫いステーション17において加工セグメン
トの端縁が切断され、かつ、縫いヘッド125により縫
い付けられて洗面用布地またはタオルのような仕上げ加
工製品を形成する。縁縫いステーション17の縫いヘッ
ドにより加工セグメントの最後の側部端縁が仕上げられ
た後、移送板組立体126の移送板136が持ち上げら
れて加工セグメントとの係合から離れ、引出し組立体1
6の方向に移動されて、装置によりシート材料から切断
された次のセグメントと係合する。
【0054】移送板組立体126が次のセグメント24
と係合する位置に移動する間、コンベヤベルト137お
よび138(図1)はピボット回転されて仕上げ加工さ
れたセグメント24と係合する。コンベヤベルト137
および138は回転されてセグメント24を仕上げテー
ブル73の上面74から2次コンベヤ(図示されていな
い)上に引き出し、2次コンベヤは仕上げセグメントの
スタックを蓄積し、このスタックをあとで梱包等に移送
する。
【0055】なお、本発明は、上述のとおり、その好ま
しい実施の形態に関して開示されているが、特許請求の
範囲に記載の本発明の技術的思想および範囲から逸脱す
ることなく、本発明に対し種々の修正形態、変更形態お
よび追加形態が可能であることは当業者に明らかであろ
う。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
タフティング加工された材料またはその他のタイプのフ
ラット材料から形成された洗面用布地、タオル等のよう
なフラット材料加工製品の切断および仕上げ方法および
装置を提供し、この方法および装置において、製品は供
給シート材料から切断可能であり、シート材料の送りお
よび切断は制御されるので、シート材料のセグメントの
切断端縁はほぼ真っすぐでありかつ切断セグメントはほ
ぼ同じサイズを有し、一方このような加工製品の効率的
でかつ高速の生産速度をさらに可能にしている。また、
テリー織り布地またはその他の布地のようなシート材料
がセグメントに切断されるとき、これらの材料を加工面
対して正確に沿って1セグメント長さ分だけ制御され送
られることができる。
【0057】さらに、材料内で横方向伸長バンドに対し
て適切な切断が行われるように、材料の横方向伸長バン
ドを切断刃と正確に芯出しすることができる。
【0058】そして、テリー織り洗面用布地およびタオ
ルの周囲のへりまたは他の境界部を正確かつ好ましい形
に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の材料の送り、芯出し、切断および縁仕
上げ装置の斜視図である。
【図2】送り機構、切断刃および引出し組立体がそれら
の非作動初期位置にある状態を略図で示した、材料の送
り、芯出し、切断および縁仕上げ装置の側面図である。
【図3】切断ステーションを通過して引出し組立体まで
シート材料を送り、かつ、引出し組立体を下降させた状
態を略図で示した、図2に類似の材料の送り、芯出し、
切断および縁仕上げ装置の側面図である。
【図4】引出し組立体によるシート材料との係合および
シート材料の引出しを略図で示した、図3に類似の材料
の送り、芯出し、切断および縁仕上げ装置の側面図であ
る。
【図5】切断刃によるシート材料の切断を略図で示し
た、図4に類似の材料の送り、芯出し、切断および縁仕
上げ装置の側面図である。
【図6】シート材料に沿った引出しバーの押さえの位
置、切断刃の位置、バンドセンサの位置およびクランプ
バーの位置を示した、供給材料の前方端部の平面図であ
る。
【図7】シート材料のけばなしバンドと係合したセンサ
の位置を示した、片方のセンサの側面図である。
【図8】シート材料のタフティング加工部分と係合した
センサを示した、図7に類似の片方のセンサの側面図で
ある。
【図9】引出し組立体を移動させるための駆動機構およ
びピボットアームの側面図である。
【図10】引出し組立体のためのピボットアームの底面
図である。
【図11】図9の線11−11によるピボットアームお
よび調節シリンダの断面図である。
【符号の説明】 10 シート材料セグメント切断装置 11 シート材料 12 送り手段(シート材料送りシステム) 13 送り機構 14 切断ステーション 16 引出し手段(材料引出し組立体) 17 縁縫いステーション(縁仕上げステーション、縁
仕上げ装置) 18 排出組立体(排出ステーション) 23 加工経路 24 シート材料セグメント 26 バンド(けばなしバンド)(横方向に伸長したけ
ばなしバンド) 36 可動テーブル 39 クランプバー 51,52 センサ手段(バンドセンサ) 53 ピボットアーム 61 検出器 66 切断手段(切断刃) 81 引出しバー 105 ピボットアーム 109 調節手段(調節組立体)(シリンダ組立体) 111 調節シリンダ 112 ピストン棒 126 移送板組立体 136 移送板

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材料が供給ステーションから切断
    ステーションへ加工経路に沿ってその長手方向に送られ
    るときに、前記シート材料を該シート材料の横方向に伸
    長するバンドに平行に切断するためのシート材料切断シ
    ステムにおいて、 シート材料を横切って該シート材料を切断する切断手段
    と、 シート材料の切断端部を加工経路に沿って前記切断手段
    を通過して押し出すための送り手段と、 シート材料の切断端部を加工経路に沿って引き出してシ
    ート材料を切断位置に移動させるための引出し手段と、 加工経路に沿って前記切断手段の上流側に配置された、
    シート材料内の前記バンドの接近角を検出するためのセ
    ンサ手段と、および、 前記センサ手段に応答して前記引出し手段をピボット回
    転させることにより、前記シート材料の前記バンドを前
    記切断手段に対し平行な位置に対応するように修正する
    ための調節手段と、 を備えたことを特徴とするシート材料切断システム。
  2. 【請求項2】 前記引出し手段が、シート材料を押圧
    し、シート材料を加工経路に沿って前記切断手段を通過
    して引き出すように設けられた可動引出しバーを含むこ
    とを特徴とする請求項1記載のシート材料切断システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記送り手段が、前記切断手段に隣接し
    て配置された可動テーブルを含み、 前記可動テーブルが、該可動テーブルに沿ってシート材
    料を送ることが可能なほぼ連続な面を形成する引込位置
    から、前記切断手段を通過してシート材料を移動させる
    ための、前記切断手段の下方に割り出しされた伸長位置
    までの間を移動可能であることを特徴とする請求項1記
    載のシート材料切断システム。
  4. 【請求項4】 前記センサ手段がシート材料の上方でシ
    ート材料と係合する位置に配置された1対のバンドセン
    サを含み、各バンドセンサはその下側を通過する前記シ
    ート材料の横方向に伸長する前記バンドの運動に応答し
    てピボット回転するように設けられたピボットアームを
    含み、これにより前記切断手段の方向に移動する前記シ
    ート材料の前記各バンドの接近角を信号により知らせる
    ことを特徴とする請求項1記載のシート材料切断システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記引出しバーが一端においてピボット
    回転可能に装着され、および、 前記センサ手段からの前記信号に応答する前記調節手段
    が、前記引出しバーに沿って装着されたシリンダ組立体
    であって、かつ、前記センサ手段にリンク結合され、前
    記切断手段に対しある角度をなした前記バンドの接近の
    検出に応答して伸長されかつ引き込まれる可動ピストン
    棒を有するシリンダ組立体を含んでなり、 これにより前記引出しバーを加工経路に対してピボット
    回転させてシート材料を切断のために芯出し修正するこ
    とを特徴とする請求項2記載のシート材料切断システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記シート材料から所定の長さに切断さ
    れたセグメントの仕上げを行うために、該セグメントを
    縁縫いステーション内に移動させる移送板組立体をさら
    に含むことを特徴とする請求項1記載のシート材料切断
    システム。
  7. 【請求項7】 縁縫いされた前記セグメントを前記縁縫
    いステーションから取り除くための、前記縁縫いステー
    ションに隣接して配置された、排出組立体をさらに含む
    ことを特徴とする請求項6記載のシート材料切断システ
    ム。
  8. 【請求項8】 供給されるシート材料から所望の寸法の
    セグメントを切断しかつ該セグメントの仕上げを行うこ
    とにより縁仕上げへりを有するセグメントを製造し、前
    記シート材料がその長手方向に間隔配置された横方向に
    伸長するバンドを有するシート材料切断装置において、 シート材料を横切って切断するための切断手段を含む、
    シート材料をセグメントに切断するための切断ステーシ
    ョンと、 シート材料の切断端縁を前記切断ステーションの先へ押
    し出すための送り手段と、 シート材料の切断端部と係合し、該切断端部を加工経路
    に沿って前記切断手段を通過して引き出すためのシート
    材料引出し手段と、 加工経路内において前記切断手段の上流側に配置され
    た、シート材料内の横方向に伸長する前記バンドの接近
    角を検出するためのセンサ手段と、 前記センサ手段に応答してシート材料の横方向伸長バン
    ドを切断経路に平行に位置決め修正するためのセンサ手
    段に応答する調節手段と、 前記セグメントの縁仕上げを行うための縁仕上げ装置
    と、およびあらかじめ切断されたシート材料のセグメン
    トを前記切断ステーションから前記縁仕上げ装置へ移動
    させるための移送板組立体と、を含み、これにより、 前記送り手段がシート材料を前記切断ステーションに送
    り、前記切断ステーションにおいて前記切断ステーショ
    ンがシート材料の前記バンドに沿って切断して供給され
    るシート材料からセグメントを形成し、前記移送板組立
    体が該セグメントを前記縁仕上げ装置に移動させ、前記
    縁仕上げ装置においてシート材料セグメントの縁が縁仕
    上げされること、 を特徴とするシート材料切断装置。
  9. 【請求項9】 前記セグメントを前記縁仕上げ装置から
    取り除くための手段をさらに含むこと、を特徴とする請
    求項8記載のシート材料切断装置。
  10. 【請求項10】 前記引出し手段が、シート材料と係合
    するように設けられた可動引出しバーと、前記引出しバ
    ーを加工経路に沿って移動させてシート材料をセグメン
    ト切断のために引き出すための駆動手段と、を含むこ
    と、を特徴とする請求項8記載のシート材料切断装置。
  11. 【請求項11】 前記センサ手段に応答する調節手段
    が、前記引出しバーに沿って装着されかつ前記センサ手
    段にリンク結合されたシリンダ組立体を含み、前記シリ
    ンダ組立体は前記切断手段に対する前記バンドの接近角
    に応答して伸長されかつ引き込まれる可動ピストン棒を
    含み、これにより前記引出しバーを加工経路に対してピ
    ボット回転させてシート材料を切断のために芯出し修正
    すること、を特徴とする請求項10記載のシート材料切
    断装置。
  12. 【請求項12】 前記送り手段が前記切断手段に隣接し
    て配置された可動テーブルを含み、前記可動テーブル
    は、可動テーブルがそれに沿ってシート材料を送ること
    が可能なほぼ連続な面を形成する引込位置から、前記切
    断手段の下側の所定長さの伸長位置までの間を移動可能
    であり、これにより前記切断手段を通過してシート材料
    を移動させること、を特徴とする請求項8記載のシート
    材料切断装置。
  13. 【請求項13】 前記センサ手段が、シート材料の上方
    でシート材料と係合する位置に配置された1対のバンド
    センサを含み、各バンドセンサはその下を通過するシー
    ト材料の前記バンドの運動に応答して相互に独立にピボ
    ット回転するように設けられたピボットアームを含み、
    これによりある角度をなした前記切断手段の方向へのシ
    ート材料の接近を信号により知らせること、を特徴とす
    る請求項8記載のシート材料切断装置。
  14. 【請求項14】 シート材料が供給ステーションから切
    断ステーションへ加工経路内でその長手方向に送られる
    ときに、前記シート材料を該シート材料の横方向に伸長
    したバンドに対して平行に切断するシート材料切断方法
    において、 シート材料を加工経路に沿って切断ステーションを通過
    して移動させるステップと、 シート材料内の前記バンドの接近角を検出するステップ
    と、 ある角度をなした前記切断ステーションの方向への前記
    バンドの接近に応答して、該バンドを切断ステーション
    に平行に位置決め修正するステップと、 前記バンドに沿ってシート材料を横切って切断し、これ
    によりセグメントを形成するステップと、および、 シート材料の切断セグメントの周縁を縁仕上げするステ
    ップと、 を含むこと、を特徴とするシート材料切断方法。
  15. 【請求項15】 シート材料を移動させるステップが、
    シート材料を可動テーブルと係合させるステップと、お
    よび可動テーブルを加工経路に沿って送り、これにより
    シート材料の前方切断端縁を切断ステーションを通過し
    て移動させるステップとを含むこと、を特徴とする請求
    項14記載のシート材料切断方法。
  16. 【請求項16】 その前方切断端縁に隣接するシート材
    料を引出し組立体と係合させるステップと、およびシー
    ト材料の切断セグメントを形成するのに十分なシート材
    料の長さを引き出すステップとをさらに含むこと、を特
    徴とする請求項15記載のシート材料切断方法。
  17. 【請求項17】 前記バンドの接近角を決定するステッ
    プが、シート材料が加工経路の両側に沿って装着された
    センサの下側を移動するときに前記センサと係合し、前
    記バンドがセンサの下側を移動したときにセンサを相互
    に独立に作動させ、これにより異なる間隔で行われるセ
    ンサの作動に応答して切断ステーションに対しある角度
    をなした前記バンドの接近を検出するステップを含むこ
    と、を特徴とする請求項16記載のシート材料切断方
    法。
  18. 【請求項18】 前記バンドを位置決め修正するステッ
    プが、切断ステーションに接近するシート材料の前記バ
    ンドの接近角の決定に応答して、シート材料と係合して
    いる引出しバーを加工経路に対してピボット回転させる
    ステップと、およびシート材料の片側を前方に移動させ
    て前記バンドを切断ステーションに対して芯出し修正す
    るステップと、を含むことを特徴とする請求項16記載
    のシート材料切断方法。
  19. 【請求項19】 シート材料が加工経路に沿って移動さ
    れるときにシート材料から切断されるセグメントを仕上
    げるシート材料のセグメント仕上げ方法において、 シート材料を供給するシートロールから切断ステーショ
    ンの方向へその加工経路に沿って該シートロールのシー
    ト材料を送るステップと、 シート材料の一部をクランプ手段と係合させるステップ
    と、 シート材料の前方端縁をクランプ手段と共に切断ステー
    ション内へ移動させるステップと、 シート材料を引出し組立体と係合させかつ所定寸法のシ
    ート材料を引き出し、これによりセグメントを形成する
    ステップと、および、 シート材料を該シート材料の横方向に伸長するバンドに
    沿って切断するステップと、 を含むこと、を特徴とするシート材料のセグメント仕上
    げ方法。
  20. 【請求項20】 切断ステーションに接近するシート材
    料の前記バンドの接近角を決定するステップをさらに含
    むこと、を特徴とする請求項19記載のシート材料のセ
    グメント仕上げ方法。
  21. 【請求項21】 前記バンドの接近角を決定するステッ
    プが、シート材料が加工経路の両側に沿って装着された
    センサの下側を移動するときに前記センサと係合し、前
    記バンドがセンサの下側を移動したときにセンサを相互
    に独立に作動させ、これにより異なる間隔で行われるセ
    ンサの作動に応答して切断ステーションに対しある角度
    をなした前記バンドの接近を検出するステップを含むこ
    と、を特徴とする請求項20記載のシート材料のセグメ
    ント仕上げ方法。
  22. 【請求項22】 前記バンドを位置決め修正するステッ
    プが、切断ステーションに接近するシート材料の前記バ
    ンドの接近角の決定に応答して、シート材料と係合して
    いる引出しバーを加工経路に対してピボット回転させる
    ステップと、およびシート材料の片側を前方に移動させ
    て前記バンドを切断ステーションに対して芯出し修正す
    るステップとを含むこと、を特徴とする請求項21記載
    のシート材料のセグメント仕上げ方法。
  23. 【請求項23】 縁仕上げステーションにおいて切断加
    工セグメントの端縁を仕上げるステップをさらに含むこ
    と、を特徴とする請求項21記載のシート材料のセグメ
    ント仕上げ方法。
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