JPH0818247A - 転倒防止脚を備えた機器筺体 - Google Patents
転倒防止脚を備えた機器筺体Info
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- JPH0818247A JPH0818247A JP14982194A JP14982194A JPH0818247A JP H0818247 A JPH0818247 A JP H0818247A JP 14982194 A JP14982194 A JP 14982194A JP 14982194 A JP14982194 A JP 14982194A JP H0818247 A JPH0818247 A JP H0818247A
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- Japan
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- device housing
- housing
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- equipment
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 機器筺体が設置されている時の転倒防止およ
び周囲機器との振動絶縁に効果があり、かつ弾性体部分
をワンタッチで取り替え可能とする転倒防止脚を備えた
機器筺体を得ること。 【構成】 機器筺体101はその底面部分外に突き出し
た取付金具102を備えており、その取付金具102の
上面と下面を弾性部材105の溝部106で挟み込み、
かつ取付金具102に設けられた係合溝部103と爪部
104により弾性部材105の係合壁部107を係合保
持させる。
び周囲機器との振動絶縁に効果があり、かつ弾性体部分
をワンタッチで取り替え可能とする転倒防止脚を備えた
機器筺体を得ること。 【構成】 機器筺体101はその底面部分外に突き出し
た取付金具102を備えており、その取付金具102の
上面と下面を弾性部材105の溝部106で挟み込み、
かつ取付金具102に設けられた係合溝部103と爪部
104により弾性部材105の係合壁部107を係合保
持させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、事務所や工場で使用
する電子機器等を収納する機器筺体の転倒防止脚に関
し、機器筺体の設置環境や使用状態に応じて簡単に交換
が可能な転倒防止脚を備えた機器筺体に関するものであ
る。
する電子機器等を収納する機器筺体の転倒防止脚に関
し、機器筺体の設置環境や使用状態に応じて簡単に交換
が可能な転倒防止脚を備えた機器筺体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図22は従来例を示し、例えば実開昭6
4−48075号公報の従来例に示された電子機器の脚
構造を示す斜視図である。1は電子機器、2は樹脂や板
金等で作られた転倒防止脚である。この例では、電子機
器1は一般的に薄くて背が高く転倒し易いため、転倒防
止脚2を電子機器1の底面部分外に突出させて、電子機
器1の底面部分に取り付けている。そして、この転倒防
止脚2は電子機器1の底面部分にネジ締めや溶接等によ
り機械的に固定するか、または電子機器1の枠体と一体
に成形する等して作られていた。
4−48075号公報の従来例に示された電子機器の脚
構造を示す斜視図である。1は電子機器、2は樹脂や板
金等で作られた転倒防止脚である。この例では、電子機
器1は一般的に薄くて背が高く転倒し易いため、転倒防
止脚2を電子機器1の底面部分外に突出させて、電子機
器1の底面部分に取り付けている。そして、この転倒防
止脚2は電子機器1の底面部分にネジ締めや溶接等によ
り機械的に固定するか、または電子機器1の枠体と一体
に成形する等して作られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の転倒防止脚を備
えた機器筺体では、転倒防止脚2は電子機器1の底面部
分に交換不可能に取り付けられているか、またはネジ締
め等によって交換可能の場合でも電子機器1を大きく傾
けるかまたは吊上げる等の作業が必要となり、機器筺体
の設置環境や使用状態に応じて転倒防止脚2の形態を変
更することは容易ではなかった。
えた機器筺体では、転倒防止脚2は電子機器1の底面部
分に交換不可能に取り付けられているか、またはネジ締
め等によって交換可能の場合でも電子機器1を大きく傾
けるかまたは吊上げる等の作業が必要となり、機器筺体
の設置環境や使用状態に応じて転倒防止脚2の形態を変
更することは容易ではなかった。
【0004】この発明はかかる問題点を解決するために
なされたものであり、機器筺体が設置されている設置環
境や使用状態に応じて簡単に転倒防止脚の形態を変更す
ることができ、かつ周囲機器からの振動絶縁に効果のあ
る転倒防止脚を備えた機器筺体を得ることを目的として
いる。
なされたものであり、機器筺体が設置されている設置環
境や使用状態に応じて簡単に転倒防止脚の形態を変更す
ることができ、かつ周囲機器からの振動絶縁に効果のあ
る転倒防止脚を備えた機器筺体を得ることを目的として
いる。
【0005】また、機器筺体をより強固に設置するため
に、転倒防止脚をボルト等で床面に固定することが必要
な場合にも、周辺機器からの振動伝達を充分に遮蔽で
き、かつボルト等で床面に固定しない場合においても美
観を損ねない転倒防止脚を備えた機器筺体を得ることを
目的としている。
に、転倒防止脚をボルト等で床面に固定することが必要
な場合にも、周辺機器からの振動伝達を充分に遮蔽で
き、かつボルト等で床面に固定しない場合においても美
観を損ねない転倒防止脚を備えた機器筺体を得ることを
目的としている。
【0006】また、機器筺体が周辺機器から伝達される
振動の周波数特性に応じて、振動の絶縁特性を簡単に変
更できる転倒防止脚を備えた機器筺体を得ることを目的
としている。
振動の周波数特性に応じて、振動の絶縁特性を簡単に変
更できる転倒防止脚を備えた機器筺体を得ることを目的
としている。
【0007】また、転倒防止脚の付いていない機器筺体
においても、機器筺体を床上に設置して使用する時に
は、ワンタッチで着脱できその位置を安定に保持する転
倒防止脚を備えた機器筺体を得ることを目的としてい
る。
においても、機器筺体を床上に設置して使用する時に
は、ワンタッチで着脱できその位置を安定に保持する転
倒防止脚を備えた機器筺体を得ることを目的としてい
る。
【0008】さらに、転倒防止脚の付いていない機器筺
体を床上に設置して使用する時に、分離した転倒防止脚
に機器筺体を載せたときの機器筺体の自重による転倒防
止脚の変形を利用して、機器筺体を転倒防止脚に位置決
め係合保持する転倒防止脚を備えた機器筺体を得ること
を目的としている。
体を床上に設置して使用する時に、分離した転倒防止脚
に機器筺体を載せたときの機器筺体の自重による転倒防
止脚の変形を利用して、機器筺体を転倒防止脚に位置決
め係合保持する転倒防止脚を備えた機器筺体を得ること
を目的としている。
【0009】そして、機器筺体を運搬する場合には車輪
を備えた面を床面に接触させて機器筺体を移動させ、か
つ設置する場合には車輪を備えた面を回動させて設置脚
となる面を床面に接触させて転倒防止脚とする2つの機
能を有する転倒防止脚を備えた脚機器筺体を得ることを
目的としている。
を備えた面を床面に接触させて機器筺体を移動させ、か
つ設置する場合には車輪を備えた面を回動させて設置脚
となる面を床面に接触させて転倒防止脚とする2つの機
能を有する転倒防止脚を備えた脚機器筺体を得ることを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる転倒防
止脚を備えた機器筺体においては、機器筺体の底面部分
の外側に係合溝部を有する取付金具を突出させ、この取
付金具に、この取付金具を狭持する溝と取付金具の係合
溝部に係合する係合壁部を備えた弾性部材を挿嵌させた
ものである。
止脚を備えた機器筺体においては、機器筺体の底面部分
の外側に係合溝部を有する取付金具を突出させ、この取
付金具に、この取付金具を狭持する溝と取付金具の係合
溝部に係合する係合壁部を備えた弾性部材を挿嵌させた
ものである。
【0011】また、弾性部材は係合壁部の中央部に上面
を閉じた取付孔を備えている。
を閉じた取付孔を備えている。
【0012】また、弾性部材は底面に突起部を備えてい
る。
る。
【0013】また、機器筺体は、この機器筺体と嵌合す
る凹部をその中央部に形成した台座とその凹部に機器筺
体を保持する保持手段により嵌合保持されている。
る凹部をその中央部に形成した台座とその凹部に機器筺
体を保持する保持手段により嵌合保持されている。
【0014】さらに、保持手段は機器筺体の側面に設け
られた第1の係合部と台座の対応する位置に設けられた
第2の係合部とが、機器筺体の自重により係合保持され
るものである。
られた第1の係合部と台座の対応する位置に設けられた
第2の係合部とが、機器筺体の自重により係合保持され
るものである。
【0015】そして、機器筺体の底面に平行な回動軸に
軸支されて回動可能なL形脚の1の面に車輪を設け、こ
の車輪が床面に接触する状態と、L形脚の他の面が機器
筺体の底面部分外に突出して床面に接触する状態とを位
置決めさせたものである。
軸支されて回動可能なL形脚の1の面に車輪を設け、こ
の車輪が床面に接触する状態と、L形脚の他の面が機器
筺体の底面部分外に突出して床面に接触する状態とを位
置決めさせたものである。
【0016】
【作用】この発明に係わる転倒防止脚を備えた機器筺体
においては、弾性部材は機器筺体の取付金具にワンタッ
チで係合され、機器筺体の床面への設置面積を大きくす
ると共に機器筺体と床面との間の振動の往き来を遮断す
る。
においては、弾性部材は機器筺体の取付金具にワンタッ
チで係合され、機器筺体の床面への設置面積を大きくす
ると共に機器筺体と床面との間の振動の往き来を遮断す
る。
【0017】また、弾性部材の係合壁部の中央部に設け
られた取付孔の閉じた上面は、固定のためのボルト等を
使用しない状態では不要な取付孔は見えず、また簡単に
破られて、取付孔を通してボルト等により機器筺体を床
面等に固定する場合にはボルトを介しての機器筺体と床
面との間の振動の往き来を遮断する。
られた取付孔の閉じた上面は、固定のためのボルト等を
使用しない状態では不要な取付孔は見えず、また簡単に
破られて、取付孔を通してボルト等により機器筺体を床
面等に固定する場合にはボルトを介しての機器筺体と床
面との間の振動の往き来を遮断する。
【0018】また、弾性部材の底面に設けられた突起部
は床面との接触状態を変化させて、振動絶縁の周波数特
性を変化させる。
は床面との接触状態を変化させて、振動絶縁の周波数特
性を変化させる。
【0019】また、中央部に凹部を形成し、かつその凹
部に保持手段を備えた台座は、機器筺体を転倒すること
なく嵌合しその位置を保持する。
部に保持手段を備えた台座は、機器筺体を転倒すること
なく嵌合しその位置を保持する。
【0020】さらに、機器筺体の側面に設けられた第1
の係合部と台座の対応する位置に設けられた第2の係合
部とは、機器筺体が台座に載せられる前は両係合部の間
隙は機器筺体を動かせるほど充分広く、機器筺体が台座
に載せられるとその自重により両係合部の間隙は狭くな
り、両係合部は係合保持される。
の係合部と台座の対応する位置に設けられた第2の係合
部とは、機器筺体が台座に載せられる前は両係合部の間
隙は機器筺体を動かせるほど充分広く、機器筺体が台座
に載せられるとその自重により両係合部の間隙は狭くな
り、両係合部は係合保持される。
【0021】そして、運搬時には、機器筺体の底面に平
行な回動軸に軸支されて回動可能なL形脚の1の面に設
けられた車輪が、床面に接触して機器筺体を移動させ、
設置時には、車輪を備えた面を回動させて、設置脚とな
る面を機器筺体の底面部分外に突出して床面に接触させ
機器筺体の床面への設置面積を大きくする。
行な回動軸に軸支されて回動可能なL形脚の1の面に設
けられた車輪が、床面に接触して機器筺体を移動させ、
設置時には、車輪を備えた面を回動させて、設置脚とな
る面を機器筺体の底面部分外に突出して床面に接触させ
機器筺体の床面への設置面積を大きくする。
【0022】
実施例1.図1〜図5はこの発明の一実施例を示す転倒
防止脚を備えた機器筺体で、図1は転倒防止脚を備えた
機器筺体の斜視図、図2は取付金具の部分拡大図、図3
は弾性部材の斜視図、図4は弾性部材の平面図、図5は
図4のI−I線矢印方向から見た断面図である。図にお
いて、同一符号は同一または相当部分を示し、101は
ハードディスクやフロッピディスク等の電子機器を搭載
した機器筺体、102は機器筺体101の底面部分外に
突き出した取付金具、103は後述の弾性部材の係合壁
部と係合する係合溝部、104は後述の弾性部材の係合
壁部の抜け止めのための爪部、105はゴムや弾力性の
ある樹脂などでできた弾性部材、106は取付金具10
2の上面と下面を挟み込む溝部でその幅は取付金具10
2の板厚とほぼ同じである。107は取付金具102の
係合溝部103に係合してその位置を保持するための係
合壁部である。
防止脚を備えた機器筺体で、図1は転倒防止脚を備えた
機器筺体の斜視図、図2は取付金具の部分拡大図、図3
は弾性部材の斜視図、図4は弾性部材の平面図、図5は
図4のI−I線矢印方向から見た断面図である。図にお
いて、同一符号は同一または相当部分を示し、101は
ハードディスクやフロッピディスク等の電子機器を搭載
した機器筺体、102は機器筺体101の底面部分外に
突き出した取付金具、103は後述の弾性部材の係合壁
部と係合する係合溝部、104は後述の弾性部材の係合
壁部の抜け止めのための爪部、105はゴムや弾力性の
ある樹脂などでできた弾性部材、106は取付金具10
2の上面と下面を挟み込む溝部でその幅は取付金具10
2の板厚とほぼ同じである。107は取付金具102の
係合溝部103に係合してその位置を保持するための係
合壁部である。
【0023】ここで、図1〜図5に示したものの組立方
法について説明する。最初、機器筺体101をその設置
場所に運搬してきた時には弾性部材105は取り付けら
れていない。作業者は設置場所の環境に合わせて適当な
材質や色等の弾性部材105を選択する。まず1つの取
付金具102に弾性部材105を取り付けるために、そ
の取付金具102の付近の機器筺体101の底面部分を
ドライバー等の工具で床面より少し持ち上げる。そして
弾性部材105を手で少し圧縮して、係合壁部107の
外形寸法が爪部104の入口幅より小さくなるようにし
取付金具102にスライドさせて押し込む。次に他の取
付金具102についても同様の方法で弾性部材105を
取り付ける。
法について説明する。最初、機器筺体101をその設置
場所に運搬してきた時には弾性部材105は取り付けら
れていない。作業者は設置場所の環境に合わせて適当な
材質や色等の弾性部材105を選択する。まず1つの取
付金具102に弾性部材105を取り付けるために、そ
の取付金具102の付近の機器筺体101の底面部分を
ドライバー等の工具で床面より少し持ち上げる。そして
弾性部材105を手で少し圧縮して、係合壁部107の
外形寸法が爪部104の入口幅より小さくなるようにし
取付金具102にスライドさせて押し込む。次に他の取
付金具102についても同様の方法で弾性部材105を
取り付ける。
【0024】次に、この実施例での効果について説明す
る。複数個の取付金具102が機器筺体101の底面部
分の外方に突き出しているので、取付金具102の大き
さは小さくても機器筺体101の設置面積は大きくな
り、機器筺体101の転倒防止に効果がある。
る。複数個の取付金具102が機器筺体101の底面部
分の外方に突き出しているので、取付金具102の大き
さは小さくても機器筺体101の設置面積は大きくな
り、機器筺体101の転倒防止に効果がある。
【0025】また、弾性部材105は取付金具102を
床面に直接接触させないので、機器筺体101の周辺機
器の発生する振動が機器筺体101に伝達されて機器筺
体101の内部のハードディスクやフロッピディスク等
の電子機器(図示せず)に悪影響を与えることを防ぐこ
とができる。
床面に直接接触させないので、機器筺体101の周辺機
器の発生する振動が機器筺体101に伝達されて機器筺
体101の内部のハードディスクやフロッピディスク等
の電子機器(図示せず)に悪影響を与えることを防ぐこ
とができる。
【0026】また、弾性部材105をワンタッチで簡単
に取付金具102に取り付けることができるので、設置
場所の環境条件に合わせて弾性部材105の種類を適当
に変えて使用することができる。例えば、周辺機器の発
生する振動の特性に合わせて異なる材料の弾性部材10
5を使用したり、また床面に油の付着している場合では
耐油性の材質で作られた弾性部材105を使用したり、
さらに設置場所の周囲との美観の調和が必要なときや人
がつまずくのを防止する目的のためには適当な色の弾性
部材105を選択することもできる。
に取付金具102に取り付けることができるので、設置
場所の環境条件に合わせて弾性部材105の種類を適当
に変えて使用することができる。例えば、周辺機器の発
生する振動の特性に合わせて異なる材料の弾性部材10
5を使用したり、また床面に油の付着している場合では
耐油性の材質で作られた弾性部材105を使用したり、
さらに設置場所の周囲との美観の調和が必要なときや人
がつまずくのを防止する目的のためには適当な色の弾性
部材105を選択することもできる。
【0027】さらに、設置後に機器筺体101を動かし
たり、または傾ける必要が生じた場合でも、弾性部材1
05のために床面等を傷つける可能性が少なくなる。
たり、または傾ける必要が生じた場合でも、弾性部材1
05のために床面等を傷つける可能性が少なくなる。
【0028】実施例2.図6、図7はこの発明の一実施
例の弾性部材、すなわち係合壁部の中央部に上面を閉じ
た取付孔を備えた弾性部材を示すもので、図6は弾性部
材の平面図、図7は図6のII−II線矢印方向から見
た断面図である。図において、同一符号は同一または相
当部分を示し、205はゴムや弾力性のある樹脂などで
できた弾性部材、208は取付孔、209は取付孔20
8の上面を閉じた弾性部材205と一体に形成された薄
膜でドライバーやボルト等を押圧することによって簡単
に破れる程度の厚みである。
例の弾性部材、すなわち係合壁部の中央部に上面を閉じ
た取付孔を備えた弾性部材を示すもので、図6は弾性部
材の平面図、図7は図6のII−II線矢印方向から見
た断面図である。図において、同一符号は同一または相
当部分を示し、205はゴムや弾力性のある樹脂などで
できた弾性部材、208は取付孔、209は取付孔20
8の上面を閉じた弾性部材205と一体に形成された薄
膜でドライバーやボルト等を押圧することによって簡単
に破れる程度の厚みである。
【0029】ここで、図6、図7に示した弾性部材20
5を図1に示した機器筺体101に使用する方法につい
て説明する。まず機器筺体101を設置すべき床面に位
置決めする。そして実施例1で説明した弾性部材105
を取り付けるのと同様な方法で同じく弾性部材205を
取付金具102に取り付ける。次に弾性部材205の付
いた取付金具102をボルト等(図示せず)により床面
に固定するために、ボルトの先端で薄膜209を押し破
り床面に設けられたネジ穴等にネジ締め固定する。そし
て他の弾性部材205の付いた取付金具102について
も順次同様の方法でネジ締め固定する。
5を図1に示した機器筺体101に使用する方法につい
て説明する。まず機器筺体101を設置すべき床面に位
置決めする。そして実施例1で説明した弾性部材105
を取り付けるのと同様な方法で同じく弾性部材205を
取付金具102に取り付ける。次に弾性部材205の付
いた取付金具102をボルト等(図示せず)により床面
に固定するために、ボルトの先端で薄膜209を押し破
り床面に設けられたネジ穴等にネジ締め固定する。そし
て他の弾性部材205の付いた取付金具102について
も順次同様の方法でネジ締め固定する。
【0030】次に、この実施例での効果について説明す
る。弾性部材205の付いた取付金具102をボルト等
により床面に固定した場合、このボルトは弾性部材20
5によって取付金具102に直接接触することはなくな
る。したがって、機器筺体101の周辺機器の発生する
振動が機器筺体101に直接伝達されて機器筺体101
の内部のハードディスクやフロッピディスク等の電子機
器(図示せず)に悪影響を与えることを防ぐことができ
る。
る。弾性部材205の付いた取付金具102をボルト等
により床面に固定した場合、このボルトは弾性部材20
5によって取付金具102に直接接触することはなくな
る。したがって、機器筺体101の周辺機器の発生する
振動が機器筺体101に直接伝達されて機器筺体101
の内部のハードディスクやフロッピディスク等の電子機
器(図示せず)に悪影響を与えることを防ぐことができ
る。
【0031】また、弾性部材205を実施例1で示した
と同様の使い方、すなわちボルト等によって床面に固定
することをせずに単に床置き形に対して使用した場合で
は、薄膜209が不必要な取付孔208の存在を隠すの
で美観を損ねることがない。
と同様の使い方、すなわちボルト等によって床面に固定
することをせずに単に床置き形に対して使用した場合で
は、薄膜209が不必要な取付孔208の存在を隠すの
で美観を損ねることがない。
【0032】実施例3.図8〜図11はこの発明の一実
施例の弾性部材、すなわち底面に突起部を備えた弾性部
材を示すもので、図8は1つの例の弾性部材の底面図、
図9は図8のIII−III線矢印方向から見た断面
図、図10は他の例の弾性部材の底面図、図11は図1
0のIV−IV線矢印方向から見た断面図である。図に
おいて、同一符号は同一または相当部分を示し、305
は弾性部材、310は弾性部材305の底面に設けられ
た突起部で、この例では同心上に3箇所が突出してい
る。405は弾性部材、410は弾性部材405の底面
に設けられた突起部で、この例では1つのループ状の突
起部が設けられている。
施例の弾性部材、すなわち底面に突起部を備えた弾性部
材を示すもので、図8は1つの例の弾性部材の底面図、
図9は図8のIII−III線矢印方向から見た断面
図、図10は他の例の弾性部材の底面図、図11は図1
0のIV−IV線矢印方向から見た断面図である。図に
おいて、同一符号は同一または相当部分を示し、305
は弾性部材、310は弾性部材305の底面に設けられ
た突起部で、この例では同心上に3箇所が突出してい
る。405は弾性部材、410は弾性部材405の底面
に設けられた突起部で、この例では1つのループ状の突
起部が設けられている。
【0033】ここで、図8〜図11に示した弾性部材3
05および弾性部材405を図1に示した機器筺体10
1に使用する方法について説明する。弾性部材305は
実施例1で説明した弾性部材105と同様に床置き形の
場合に使用される弾性部材の例を示している。したがっ
て実施例1で説明した弾性部材105を取り付けるのと
同様な方法で同じ弾性部材305を取付金具102に取
り付ける。一方、弾性部材405は実施例2で説明した
弾性部材205と同様にボルト等で床面に固定する場合
に使用される弾性部材の例を示している。したがって実
施例2で説明した弾性部材205を取り付けるのと同様
な方法で同じ弾性部材405を取付金具102に取り付
ける。
05および弾性部材405を図1に示した機器筺体10
1に使用する方法について説明する。弾性部材305は
実施例1で説明した弾性部材105と同様に床置き形の
場合に使用される弾性部材の例を示している。したがっ
て実施例1で説明した弾性部材105を取り付けるのと
同様な方法で同じ弾性部材305を取付金具102に取
り付ける。一方、弾性部材405は実施例2で説明した
弾性部材205と同様にボルト等で床面に固定する場合
に使用される弾性部材の例を示している。したがって実
施例2で説明した弾性部材205を取り付けるのと同様
な方法で同じ弾性部材405を取付金具102に取り付
ける。
【0034】次に、この実施例の弾性部材305,40
5に設けられた突起部310,410の作用と効果につ
いて説明する。突起部310,410は弾性部材30
5,405の底面が床面と接触する面積および柔らかさ
を変化させる効果を有している。すなわち、床面から見
た場合、機器筺体101を質量とし突起部310,41
0を含んだ弾性部材305,405をバネとするバネ定
数系と見なすことができる。したがって、機器筺体10
1と周辺機器との間に伝達される振動は突起部310,
410を含んだ弾性部材305,405のバネ定数を変
化させることによって、振動の伝達特性(振幅や周波数
等)を変化させることができる。
5に設けられた突起部310,410の作用と効果につ
いて説明する。突起部310,410は弾性部材30
5,405の底面が床面と接触する面積および柔らかさ
を変化させる効果を有している。すなわち、床面から見
た場合、機器筺体101を質量とし突起部310,41
0を含んだ弾性部材305,405をバネとするバネ定
数系と見なすことができる。したがって、機器筺体10
1と周辺機器との間に伝達される振動は突起部310,
410を含んだ弾性部材305,405のバネ定数を変
化させることによって、振動の伝達特性(振幅や周波数
等)を変化させることができる。
【0035】このように振動の伝達特性(振幅や周波数
等)を制御することができるので、機器筺体101や周
辺機器から発生する振動の周波数や振幅を調べ、これら
の振動が機器筺体101に搭載されているハードディス
クやフロッピディスク等の電子機器(図示せず)に影響
を与え難いバネ定数を算出して、このバネ定数を得るよ
うに突起部310,410の太さ、高さ、または本数等
を変化させることができる。
等)を制御することができるので、機器筺体101や周
辺機器から発生する振動の周波数や振幅を調べ、これら
の振動が機器筺体101に搭載されているハードディス
クやフロッピディスク等の電子機器(図示せず)に影響
を与え難いバネ定数を算出して、このバネ定数を得るよ
うに突起部310,410の太さ、高さ、または本数等
を変化させることができる。
【0036】なお、この突起部の形状としてはこの実施
例に示したものに限られず、複数の点状の凸部、直線状
の凸部、または波線状の凸部等であってもよい。
例に示したものに限られず、複数の点状の凸部、直線状
の凸部、または波線状の凸部等であってもよい。
【0037】実施例4.図12〜図14は、底面部分に
設置脚となる部分が設けられていない機器筺体を床上に
設置する場合であり、この発明の一実施例を示す凹部付
台座を転倒防止脚とした機器筺体を示す。図12は互い
に嵌合される前の機器筺体と凹部付台座の斜視図、図1
3は嵌合された後の機器筺体と凹部付台座の横断面図、
図14は互いに嵌合される前の機器筺体と他の凹部付台
座の斜視図である。図において、同一符号は同一または
相当部分を示し、501は機器筺体、502は樹脂また
は板金で作られた台座、503は台座502の中央部に
設けられた凹部、504は凹部503の底面に接着剤ま
たは機械的手段(図示せず)で固定された板状の磁石、
505は凹部503の側面に埋め込まれたバネ部であ
る。
設置脚となる部分が設けられていない機器筺体を床上に
設置する場合であり、この発明の一実施例を示す凹部付
台座を転倒防止脚とした機器筺体を示す。図12は互い
に嵌合される前の機器筺体と凹部付台座の斜視図、図1
3は嵌合された後の機器筺体と凹部付台座の横断面図、
図14は互いに嵌合される前の機器筺体と他の凹部付台
座の斜視図である。図において、同一符号は同一または
相当部分を示し、501は機器筺体、502は樹脂また
は板金で作られた台座、503は台座502の中央部に
設けられた凹部、504は凹部503の底面に接着剤ま
たは機械的手段(図示せず)で固定された板状の磁石、
505は凹部503の側面に埋め込まれたバネ部であ
る。
【0038】ここで、図12〜図14に示したものの組
立方法について説明する。機器筺体501と台座502
は別々に運搬されて、設置すべき床面へ台座502を設
置し、機器筺体501を上部より凹部503に嵌合させ
る。このとき機器筺体501が板金で作られている場合
は、そのまま磁石504で吸着されてその位置を固定保
持される。他方は機器筺体501が樹脂で作られている
場合は、機器筺体501の底面部分に磁性材で作られた
部分(図示せず)を設けることにより磁石504で吸着
されてその位置を固定保持される。
立方法について説明する。機器筺体501と台座502
は別々に運搬されて、設置すべき床面へ台座502を設
置し、機器筺体501を上部より凹部503に嵌合させ
る。このとき機器筺体501が板金で作られている場合
は、そのまま磁石504で吸着されてその位置を固定保
持される。他方は機器筺体501が樹脂で作られている
場合は、機器筺体501の底面部分に磁性材で作られた
部分(図示せず)を設けることにより磁石504で吸着
されてその位置を固定保持される。
【0039】また、図14に示すように磁石504の代
わりに、凹部503の側面に埋め込まれたバネ部505
によって機器筺体501を側面から押圧保持してもよ
い。
わりに、凹部503の側面に埋め込まれたバネ部505
によって機器筺体501を側面から押圧保持してもよ
い。
【0040】次に、この実施例での効果について説明す
る。転倒防止脚の設けられていない機器筺体501であ
っても、それを床上に設置する場合には、台座502に
機器筺体501を上部から嵌合するだけで転倒防止に強
い構成とすることができる。
る。転倒防止脚の設けられていない機器筺体501であ
っても、それを床上に設置する場合には、台座502に
機器筺体501を上部から嵌合するだけで転倒防止に強
い構成とすることができる。
【0041】なお、磁石504は凹部503の底面全体
に設けられた板状の磁石の例を示すが、これ以外にも凹
部503の底面に部分的に磁石片を配置してもよい。さ
らに、この実施例では凹部503はその4方向に側面を
備えているが、2方向だけに側面を有し他の2方向は開
放状態でもよい。
に設けられた板状の磁石の例を示すが、これ以外にも凹
部503の底面に部分的に磁石片を配置してもよい。さ
らに、この実施例では凹部503はその4方向に側面を
備えているが、2方向だけに側面を有し他の2方向は開
放状態でもよい。
【0042】そして、機器筺体501と台座502の凹
部503との接触する部分に防振ゴム等の弾性部材を設
ければ、機器筺体501を周辺機器の発生する振動から
絶縁でき、さらに良い効果が得られる。
部503との接触する部分に防振ゴム等の弾性部材を設
ければ、機器筺体501を周辺機器の発生する振動から
絶縁でき、さらに良い効果が得られる。
【0043】実施例5.図15〜図17は実施例4と同
様に、底面部分には設置脚となる部分が設けられていな
い機器筺体を床上に設置する場合であり、この発明の一
実施例の凹部付台座を転倒防止脚とした機器筺体、とく
に機器筺体の自重を利用して機器筺体と台座とを係合保
持させる構成の場合を示すもので、図15は互いに嵌合
される前の機器筺体と凹部付台座の斜視図、図16は図
15の横断面図、図17は嵌合され機器筺体の自重によ
り係合保持された機器筺体と凹部付台座の横断面図であ
る。図において、同一符号は同一または相当部分を示
し、511は機器筺体、512は弾力性のある樹脂また
は板金等で作られ底面の中央部が凸状に反り返って床面
より浮いている台座、513は台座512の中央部の凸
状に反り返った上面の設けられた凹部、514は機器筺
体511の側面の底面部分に近い位置に設けられた第1
の係合部である係合溝、515a,515bは台座51
2の凹部513の側面の上端部に設けられた係合爪であ
り、台座512の中央部を凸状に反り返らせることによ
り、係合爪515aの先端と係合爪515bの先端の間
隔寸法は係合溝514を有する機器筺体511の幅寸法
より僅かに大きくなるように設定されている。
様に、底面部分には設置脚となる部分が設けられていな
い機器筺体を床上に設置する場合であり、この発明の一
実施例の凹部付台座を転倒防止脚とした機器筺体、とく
に機器筺体の自重を利用して機器筺体と台座とを係合保
持させる構成の場合を示すもので、図15は互いに嵌合
される前の機器筺体と凹部付台座の斜視図、図16は図
15の横断面図、図17は嵌合され機器筺体の自重によ
り係合保持された機器筺体と凹部付台座の横断面図であ
る。図において、同一符号は同一または相当部分を示
し、511は機器筺体、512は弾力性のある樹脂また
は板金等で作られ底面の中央部が凸状に反り返って床面
より浮いている台座、513は台座512の中央部の凸
状に反り返った上面の設けられた凹部、514は機器筺
体511の側面の底面部分に近い位置に設けられた第1
の係合部である係合溝、515a,515bは台座51
2の凹部513の側面の上端部に設けられた係合爪であ
り、台座512の中央部を凸状に反り返らせることによ
り、係合爪515aの先端と係合爪515bの先端の間
隔寸法は係合溝514を有する機器筺体511の幅寸法
より僅かに大きくなるように設定されている。
【0044】ここで、図15〜図17に示したものの組
立方法について説明する。機器筺体511と台座512
は別々に梱包されて運搬されて、設置すべき床面へ台座
512を設置し、機器筺体511を上部より凹部513
に嵌合させる。機器筺体511を凹部513に載せる
と、機器筺体511の自重により台座512の中央部の
凸状に反り返った面は下方へ沈んで行き、最後は台座5
12の底面の全てが床面に接触する。このとき、機器筺
体511に設けられた係合溝514と台座512の凹部
513の側面の上端部に設けられた係合爪515a,5
15bとは図17に示すように係合して、機器筺体51
1は台座512に固定保持される。
立方法について説明する。機器筺体511と台座512
は別々に梱包されて運搬されて、設置すべき床面へ台座
512を設置し、機器筺体511を上部より凹部513
に嵌合させる。機器筺体511を凹部513に載せる
と、機器筺体511の自重により台座512の中央部の
凸状に反り返った面は下方へ沈んで行き、最後は台座5
12の底面の全てが床面に接触する。このとき、機器筺
体511に設けられた係合溝514と台座512の凹部
513の側面の上端部に設けられた係合爪515a,5
15bとは図17に示すように係合して、機器筺体51
1は台座512に固定保持される。
【0045】次に、この実施例での効果について説明す
る。転倒防止脚の設けられていない機器筺体511であ
っても、それを床上に設置する場合には、台座512に
機器筺体511を上部から嵌合するだけで転倒防止に強
い構成とすることができる。さらに、台座512はその
材料または構造固有のバネ作用により、機器筺体511
をワンタッチで台座512へ位置決め保持するため、台
座512の構成が簡単となって軽量化が図れる。
る。転倒防止脚の設けられていない機器筺体511であ
っても、それを床上に設置する場合には、台座512に
機器筺体511を上部から嵌合するだけで転倒防止に強
い構成とすることができる。さらに、台座512はその
材料または構造固有のバネ作用により、機器筺体511
をワンタッチで台座512へ位置決め保持するため、台
座512の構成が簡単となって軽量化が図れる。
【0046】なお、この実施例では第1の係合部として
係合溝を第2の係合部として係合爪を用いたが、溝と爪
の関係を逆にしてもよい。さらに第1、第2の係合部と
も爪として、係合した場合に第2の係合爪が第1の係合
爪の上側を押さえつけるようにして構成してもよい。そ
して、この実施例では係合部分は各側面に2箇所づつ設
けたが、各側面に1箇所または両側面で1箇所でもよ
い。さらに必要に応じては各側面に3箇所以上設けても
よい。
係合溝を第2の係合部として係合爪を用いたが、溝と爪
の関係を逆にしてもよい。さらに第1、第2の係合部と
も爪として、係合した場合に第2の係合爪が第1の係合
爪の上側を押さえつけるようにして構成してもよい。そ
して、この実施例では係合部分は各側面に2箇所づつ設
けたが、各側面に1箇所または両側面で1箇所でもよ
い。さらに必要に応じては各側面に3箇所以上設けても
よい。
【0047】そして、機器筺体511と台座512の凹
部513との接触する部分に防振ゴム等の弾性部材を設
ければ、機器筺体511を周辺機器の発生する振動から
絶縁でき、さらに良い効果が得られる。
部513との接触する部分に防振ゴム等の弾性部材を設
ければ、機器筺体511を周辺機器の発生する振動から
絶縁でき、さらに良い効果が得られる。
【0048】実施例6.図18〜図21はこの発明の一
実施例を示す運搬用の車輪と設置脚の両方の機能を使い
分けることのできる転倒防止脚を備えた機器筺体で、図
18は運搬のために車輪が床面に接する状態となってい
る転倒防止脚を備えた機器筺体の斜視図、図19は図1
8の部分横断面図、図20は設置のために設置脚となる
面が床面に接する状態となっている転倒防止脚を備えた
機器筺体の斜視図、図21は図20の部分横断面図であ
る。
実施例を示す運搬用の車輪と設置脚の両方の機能を使い
分けることのできる転倒防止脚を備えた機器筺体で、図
18は運搬のために車輪が床面に接する状態となってい
る転倒防止脚を備えた機器筺体の斜視図、図19は図1
8の部分横断面図、図20は設置のために設置脚となる
面が床面に接する状態となっている転倒防止脚を備えた
機器筺体の斜視図、図21は図20の部分横断面図であ
る。
【0049】図において、同一符号は同一または相当部
分を示し、601は機器筺体、602は板金等で作られ
たL形脚、603は1の面を機器筺体601の内側側面
に、他の面をL形脚602に取り付けられ、L形脚60
2を機器筺体601の底面に平行な回動軸に対して回動
可能にする丁番、604はL形脚602の1の面に取り
付けられた車輪、605は設置脚となるL形脚602の
他の面の一辺の中央部に設けられた凹部、606はL形
脚602のそれぞれの面を機器筺体601の側面に位置
決め保持するネジ、607は図20に示すように車輪6
04を取り付けたL形脚602の1の面を機器筺体60
1の内側側面に収納するために位置決め固定するネジ6
06のためのネジ穴、608は図19に示すように車輪
604が床面に接する状態を位置決め保持するネジ60
6のためのネジ穴を提供すると同時に図21に示すよう
に設置脚となるL形脚602の他の面が床面に平行に接
するようにL形脚602の1の面と機器筺体601の内
側側面との間のスペーサの役目をする支持板、609は
図19に示すようにL形脚602の1の面に取り付けら
れた車輪604が床面に平行に接するようにL形脚60
2の他の面と機器筺体601の外側側面との間のスペー
サの役目をするネジ606用の貫通穴の周囲に設けられ
た凸部、610は図18に示すようにL形脚602の他
の面を機器筺体601の外側側面に固定するネジ606
を通すために機器筺体601の側面に設けられた貫通
穴、611は図18に示すようにL形脚602の他の面
を機器筺体601の外側側面に固定するネジ606を通
すためにL形脚602の他の面に設けられた貫通穴であ
る。
分を示し、601は機器筺体、602は板金等で作られ
たL形脚、603は1の面を機器筺体601の内側側面
に、他の面をL形脚602に取り付けられ、L形脚60
2を機器筺体601の底面に平行な回動軸に対して回動
可能にする丁番、604はL形脚602の1の面に取り
付けられた車輪、605は設置脚となるL形脚602の
他の面の一辺の中央部に設けられた凹部、606はL形
脚602のそれぞれの面を機器筺体601の側面に位置
決め保持するネジ、607は図20に示すように車輪6
04を取り付けたL形脚602の1の面を機器筺体60
1の内側側面に収納するために位置決め固定するネジ6
06のためのネジ穴、608は図19に示すように車輪
604が床面に接する状態を位置決め保持するネジ60
6のためのネジ穴を提供すると同時に図21に示すよう
に設置脚となるL形脚602の他の面が床面に平行に接
するようにL形脚602の1の面と機器筺体601の内
側側面との間のスペーサの役目をする支持板、609は
図19に示すようにL形脚602の1の面に取り付けら
れた車輪604が床面に平行に接するようにL形脚60
2の他の面と機器筺体601の外側側面との間のスペー
サの役目をするネジ606用の貫通穴の周囲に設けられ
た凸部、610は図18に示すようにL形脚602の他
の面を機器筺体601の外側側面に固定するネジ606
を通すために機器筺体601の側面に設けられた貫通
穴、611は図18に示すようにL形脚602の他の面
を機器筺体601の外側側面に固定するネジ606を通
すためにL形脚602の他の面に設けられた貫通穴であ
る。
【0050】ここで、図18〜図21に示したものの組
立方法について説明する。最初、機器筺体601を運搬
するときは、図18および図19に示すように設置脚と
なるL形脚602の他の面をネジ606により機器筺体
601の外側側面に位置決め固定する。設置すべき床面
に到着後は、ネジ606を外して車輪604を徐々に機
器筺体601の内側に傾け、車輪604とL形脚602
の角部が同時に床面に接触した時点で、設置脚となるL
形脚602の他の面に力を加えて、その面を床面に接触
させる。そしてその状態を保持しながらネジ606によ
り図20および図21に示すように車輪604の付いた
L形脚602の1の面を機器筺体601の内側側面に位
置決め固定する。
立方法について説明する。最初、機器筺体601を運搬
するときは、図18および図19に示すように設置脚と
なるL形脚602の他の面をネジ606により機器筺体
601の外側側面に位置決め固定する。設置すべき床面
に到着後は、ネジ606を外して車輪604を徐々に機
器筺体601の内側に傾け、車輪604とL形脚602
の角部が同時に床面に接触した時点で、設置脚となるL
形脚602の他の面に力を加えて、その面を床面に接触
させる。そしてその状態を保持しながらネジ606によ
り図20および図21に示すように車輪604の付いた
L形脚602の1の面を機器筺体601の内側側面に位
置決め固定する。
【0051】さらに、床面に設置されている機器筺体6
01を他の設置場所へ移動する場合について説明する。
まず図20および図21に示した状態からネジ606を
外し、凹部605に適当な工具を差込んで図21に破線
で示すようにL形脚602の他の面を床面より持ち上げ
る。一度車輪604とL形脚602の角部が同時に床面
に接触する状態にした後、さらに力を加えて設置脚とな
るL形脚602の他の面を機器筺体601の外側側面に
接触させながらネジ606により図18および図19に
示すように位置決め固定する。
01を他の設置場所へ移動する場合について説明する。
まず図20および図21に示した状態からネジ606を
外し、凹部605に適当な工具を差込んで図21に破線
で示すようにL形脚602の他の面を床面より持ち上げ
る。一度車輪604とL形脚602の角部が同時に床面
に接触する状態にした後、さらに力を加えて設置脚とな
るL形脚602の他の面を機器筺体601の外側側面に
接触させながらネジ606により図18および図19に
示すように位置決め固定する。
【0052】次に、この実施例での効果について説明す
る。特開昭61−247098には、機器筺体の底面部
分内に収納されている車輪付脚を取り出して運搬に使用
し、設置時には車輪付脚をしまって機器筺体の底面部分
内で下方に突出しているレベラを用いる機器筺体が開示
されているが、この構成では機器筺体の設置面積を機器
筺体の底面面積より大きくとれない欠点がある。しか
し、この実施例では1の面に車輪604を取り付け他の
面を設置脚としたL形脚602が、丁番603により機
器筺体601の底面に平行な回動軸に対して回動可能と
取り付けられているので、簡単な操作で、運搬時には車
輪604の取り付けられた面を床面に接触させて機器筺
体601を容易に移動できると共に、設置時には設置脚
となる面を床面に接触させて機器筺体601の安定した
転倒防止脚とすることができる効果がある。
る。特開昭61−247098には、機器筺体の底面部
分内に収納されている車輪付脚を取り出して運搬に使用
し、設置時には車輪付脚をしまって機器筺体の底面部分
内で下方に突出しているレベラを用いる機器筺体が開示
されているが、この構成では機器筺体の設置面積を機器
筺体の底面面積より大きくとれない欠点がある。しか
し、この実施例では1の面に車輪604を取り付け他の
面を設置脚としたL形脚602が、丁番603により機
器筺体601の底面に平行な回動軸に対して回動可能と
取り付けられているので、簡単な操作で、運搬時には車
輪604の取り付けられた面を床面に接触させて機器筺
体601を容易に移動できると共に、設置時には設置脚
となる面を床面に接触させて機器筺体601の安定した
転倒防止脚とすることができる効果がある。
【0053】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0054】機器筺体の底面部分の外側に係合溝部を有
する取付金具を突出させ、この取付金具に、この取付金
具を狭持する溝と取付金具の係合溝部に係合する係合壁
部を備えた弾性部材を挿嵌させたために、機器筺体の床
面への設置面積を大きくすることで機器筺体の転倒防止
に効果があり、かつ機器筺体の設置環境や使用状態に応
じて弾性部材は機器筺体の取付金具にワンタッチで取り
替えできると共に、機器筺体と床面との間の振動の往き
来を遮断するので、機器筺体と周囲機器との間の振動絶
縁に効果がある。
する取付金具を突出させ、この取付金具に、この取付金
具を狭持する溝と取付金具の係合溝部に係合する係合壁
部を備えた弾性部材を挿嵌させたために、機器筺体の床
面への設置面積を大きくすることで機器筺体の転倒防止
に効果があり、かつ機器筺体の設置環境や使用状態に応
じて弾性部材は機器筺体の取付金具にワンタッチで取り
替えできると共に、機器筺体と床面との間の振動の往き
来を遮断するので、機器筺体と周囲機器との間の振動絶
縁に効果がある。
【0055】また、弾性部材はその係合壁部の中央部に
簡単に破られる上面を閉じた取付孔を備えているように
すれば、弾性部材の係合壁部の中央部に設けられた取付
孔の閉じた上面は、固定のためのボルト等を使用しない
状態では不要な取付孔は見えず美観を損ねない効果があ
り、また取付孔を通してボルト等により機器筺体を床面
等に固定する場合には、簡単に破られて、ボルトを介し
ての機器筺体と床面との間の振動の往き来を遮断するの
で、機器筺体と周囲機器との間の振動絶縁に効果があ
る。
簡単に破られる上面を閉じた取付孔を備えているように
すれば、弾性部材の係合壁部の中央部に設けられた取付
孔の閉じた上面は、固定のためのボルト等を使用しない
状態では不要な取付孔は見えず美観を損ねない効果があ
り、また取付孔を通してボルト等により機器筺体を床面
等に固定する場合には、簡単に破られて、ボルトを介し
ての機器筺体と床面との間の振動の往き来を遮断するの
で、機器筺体と周囲機器との間の振動絶縁に効果があ
る。
【0056】また、弾性部材はその底面に突起部を備え
ているようにすれば、その突起部は床面との接触状態を
変化させて、振動絶縁の周波数特性を変化させるので、
弾性部材はワンタッチで取り替えられ伝達させたくない
振動の周波数成分を選択的に振動絶縁できる効果があ
る。
ているようにすれば、その突起部は床面との接触状態を
変化させて、振動絶縁の周波数特性を変化させるので、
弾性部材はワンタッチで取り替えられ伝達させたくない
振動の周波数成分を選択的に振動絶縁できる効果があ
る。
【0057】また、機器筺体は、この機器筺体と嵌合す
る凹部をその中央部に形成した台座とその凹部に機器筺
体を保持する保持手段により嵌合保持されているため、
機器筺体は転倒することなく嵌合しかつその位置を保持
される。転倒防止脚の設けられていない機器筺体であっ
ても、それを床上に設置する場合には、台座に機器筺体
を上部から嵌合するだけで転倒防止に強い構成とするこ
とができる効果がある。
る凹部をその中央部に形成した台座とその凹部に機器筺
体を保持する保持手段により嵌合保持されているため、
機器筺体は転倒することなく嵌合しかつその位置を保持
される。転倒防止脚の設けられていない機器筺体であっ
ても、それを床上に設置する場合には、台座に機器筺体
を上部から嵌合するだけで転倒防止に強い構成とするこ
とができる効果がある。
【0058】さらに、台座の中央部の凹部への機器筺体
の保持手段を機器筺体の側面に設けられた第1の係合部
と台座の対応する位置に設けられた第2の係合部とが、
機器筺体の自重によって係合保持されるような構成とす
れば、第1の係合部と第2の係合部とは、機器筺体が台
座に載せられる前は両係合部の間隙は機器筺体を動かせ
るほど充分広く、機器筺体が台座に載せられるとその自
重により両係合部の間隙は狭くなり、両係合部は係合保
持される。転倒防止脚の設けられていない機器筺体であ
っても、それを床上に設置する場合には、台座に機器筺
体を上部から嵌合するだけで転倒防止に強い構成とする
ことができ、さらに台座はその材料または構造固有のバ
ネ作用により、機器。筺体を台座へ位置決め保持するた
め、台座の構成が簡単となって軽量化が図れる効果があ
る。
の保持手段を機器筺体の側面に設けられた第1の係合部
と台座の対応する位置に設けられた第2の係合部とが、
機器筺体の自重によって係合保持されるような構成とす
れば、第1の係合部と第2の係合部とは、機器筺体が台
座に載せられる前は両係合部の間隙は機器筺体を動かせ
るほど充分広く、機器筺体が台座に載せられるとその自
重により両係合部の間隙は狭くなり、両係合部は係合保
持される。転倒防止脚の設けられていない機器筺体であ
っても、それを床上に設置する場合には、台座に機器筺
体を上部から嵌合するだけで転倒防止に強い構成とする
ことができ、さらに台座はその材料または構造固有のバ
ネ作用により、機器。筺体を台座へ位置決め保持するた
め、台座の構成が簡単となって軽量化が図れる効果があ
る。
【0059】そして、機器筺体の底面に平行な回動軸に
軸支されて回動可能なL形脚の1の面に車輪を設け、こ
の車輪が床面に接触する状態と、L形脚の他の面が機器
筺体の底面部分外に突出して床面に接触する状態とを位
置決めさせるようにしたために、運搬時には、機器筺体
の底面に平行な回動軸に軸支されて回動可能なL形脚の
1の面に設けられた車輪が、床面に接触して機器筺体を
移動させ、設置時には、車輪を備えた面を回動させて、
設置脚となる面を機器筺体の底面部分外に突出して床面
に接触させ機器筺体の床面への設置面積を大きくするの
で、簡単な回動操作で、運搬時には車輪の取り付けられ
た面を床面に接触させて機器筺体を容易に移動でき、設
置時には設置脚となる面を床面に接触させて機器筺体を
安定に床面に設置することができる効果がある。
軸支されて回動可能なL形脚の1の面に車輪を設け、こ
の車輪が床面に接触する状態と、L形脚の他の面が機器
筺体の底面部分外に突出して床面に接触する状態とを位
置決めさせるようにしたために、運搬時には、機器筺体
の底面に平行な回動軸に軸支されて回動可能なL形脚の
1の面に設けられた車輪が、床面に接触して機器筺体を
移動させ、設置時には、車輪を備えた面を回動させて、
設置脚となる面を機器筺体の底面部分外に突出して床面
に接触させ機器筺体の床面への設置面積を大きくするの
で、簡単な回動操作で、運搬時には車輪の取り付けられ
た面を床面に接触させて機器筺体を容易に移動でき、設
置時には設置脚となる面を床面に接触させて機器筺体を
安定に床面に設置することができる効果がある。
【図1】 この発明の実施例1を示す転倒防止脚を備え
た機器筺体の斜視図。
た機器筺体の斜視図。
【図2】 この発明の実施例1を示す取付金具の部分拡
大図。
大図。
【図3】 この発明の実施例1を示す弾性部材の斜視
図。
図。
【図4】 この発明の実施例1を示す弾性部材の平面
図。
図。
【図5】 この発明の実施例1を示す図4のI−I線矢
印方向から見た断面図。
印方向から見た断面図。
【図6】 この発明の実施例2を示す係合壁部の中央部
に上面を閉じた取付孔を備えた弾性部材の平面図。
に上面を閉じた取付孔を備えた弾性部材の平面図。
【図7】 この発明の実施例2を示す図6のII−II
線矢印方向から見た断面図。
線矢印方向から見た断面図。
【図8】 この発明の実施例3を示す底面に1の突起部
を備えた弾性部材の底面図。
を備えた弾性部材の底面図。
【図9】 この発明の実施例3を示す図8のIII−I
II線矢印方向から見た断面図。
II線矢印方向から見た断面図。
【図10】 この発明の実施例3を示す底面に他の突起
部を備えた弾性部材の底面図。
部を備えた弾性部材の底面図。
【図11】 この発明の実施例3を示す図10のIV−
IV線矢印方向から見た断面図。
IV線矢印方向から見た断面図。
【図12】 この発明の実施例4を示す嵌合される前の
機器筺体と磁石を備えた凹部付台座の斜視図。
機器筺体と磁石を備えた凹部付台座の斜視図。
【図13】 この発明の実施例4を示す嵌合された後の
機器筺体と磁石を備えた凹部付台座の横断面図。
機器筺体と磁石を備えた凹部付台座の横断面図。
【図14】 この発明の実施例4を示す嵌合される前の
機器筺体とバネ部を備えた凹部付台座の斜視図。
機器筺体とバネ部を備えた凹部付台座の斜視図。
【図15】 この発明の実施例5を示す嵌合される前の
機器筺体と凹部付台座の斜視図。
機器筺体と凹部付台座の斜視図。
【図16】 この発明の実施例5を示す図15の横断面
図。
図。
【図17】 この発明の実施例5を示す嵌合される機器
筺体の自重により係合保持された機器筺体と凹部付台座
の横断面図。
筺体の自重により係合保持された機器筺体と凹部付台座
の横断面図。
【図18】 この発明の実施例6を示す運搬のために車
輪が床面に接する状態となっている転倒防止脚を備えた
機器筺体の斜視図。
輪が床面に接する状態となっている転倒防止脚を備えた
機器筺体の斜視図。
【図19】 この発明の実施例6を示す図18の横断面
図。
図。
【図20】 この発明の実施例6を示す設置のために設
置脚となる面が床に接する状態となっている転倒防止脚
を備えた機器筺体の斜視図。
置脚となる面が床に接する状態となっている転倒防止脚
を備えた機器筺体の斜視図。
【図21】 この発明の実施例6を示す図20の部分横
断面図。
断面図。
【図22】 他の従来例を示す電子機器の脚構造の斜視
図。
図。
101,501,511,601 機器筺体、102
取付金具、103 係合溝部、104 爪部、106
溝部、107 係合壁部、105,205,305,4
05 弾性部材、208 取付孔、209 取付孔20
8の上面を閉じた薄膜、310,410 突起部、50
3,513 凹部、502,512 台座、504 磁
石、505 バネ部、514 係合溝、515a,51
5b 係合爪、602 L形脚、603 丁番、604
車輪、606 ネジ、607ネジ穴、608 支持
板、609 凸部、610,611 貫通穴。
取付金具、103 係合溝部、104 爪部、106
溝部、107 係合壁部、105,205,305,4
05 弾性部材、208 取付孔、209 取付孔20
8の上面を閉じた薄膜、310,410 突起部、50
3,513 凹部、502,512 台座、504 磁
石、505 バネ部、514 係合溝、515a,51
5b 係合爪、602 L形脚、603 丁番、604
車輪、606 ネジ、607ネジ穴、608 支持
板、609 凸部、610,611 貫通穴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永橋 太吉 名古屋市北区東大曽根町上五丁目1071番地 三菱電機エンジニアリング株式会社名古 屋事業所内
Claims (6)
- 【請求項1】 機器筺体の底面部分外に突出し係合溝部
を有する取付金具と、該取付金具を狭持する溝部と上記
係合溝部に係合する係合壁部を有する弾性部材とを備
え、該弾性部材を上記取付金具に挿嵌したことを特徴と
する転倒防止脚を備えた機器筺体。 - 【請求項2】 弾性部材は係合壁部の中央部に上面を閉
じた取付孔を備えている請求項第1記載の転倒防止脚を
備えた機器筺体。 - 【請求項3】 弾性部材は底面に突起部を備えている請
求項第1または2記載の転倒防止脚を備えた機器筺体。 - 【請求項4】 機器筺体と、該機器筺体と嵌合する凹部
をその中央に形成した台座と、該台座の上記凹部に上記
機器筺体を保持する保持手段とを備えたことを特徴とす
る転倒防止脚を備えた機器筺体。 - 【請求項5】 保持手段は機器筺体の自重により係合保
持される機器筺体の側面に設けた第1の係合部と台座の
対応する位置に設けた第2の係合部とを備えている請求
項第4記載の転倒防止脚を備えた機器筺体。 - 【請求項6】 機器筺体の底面に平行な回動軸が軸支さ
れて回動可能なL形脚と、該L形脚の1の面に設けられ
た車輪とを備え、該車輪が床面に接触する状態と上記L
形脚の他の面が上記機器筺体の底面部分外に突出して床
面に接触する状態とを位置決めさせることを特徴とする
転倒防止脚を備えた機器筺体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14982194A JPH0818247A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 転倒防止脚を備えた機器筺体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14982194A JPH0818247A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 転倒防止脚を備えた機器筺体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0818247A true JPH0818247A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15483439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14982194A Pending JPH0818247A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 転倒防止脚を備えた機器筺体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0818247A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10246999A (ja) * | 1997-03-05 | 1998-09-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置の転倒防止装置 |
US7453693B2 (en) | 2002-12-20 | 2008-11-18 | Allied Telesis Kabushiki Kaisha | Network device |
JP2011157001A (ja) * | 2010-02-02 | 2011-08-18 | Daito Kogyo Kk | クランプ式スタンド |
JP2020072124A (ja) * | 2018-10-29 | 2020-05-07 | 株式会社アイ・オー・データ機器 | 着脱構造 |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP14982194A patent/JPH0818247A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10246999A (ja) * | 1997-03-05 | 1998-09-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置の転倒防止装置 |
US7453693B2 (en) | 2002-12-20 | 2008-11-18 | Allied Telesis Kabushiki Kaisha | Network device |
JP2011157001A (ja) * | 2010-02-02 | 2011-08-18 | Daito Kogyo Kk | クランプ式スタンド |
JP2020072124A (ja) * | 2018-10-29 | 2020-05-07 | 株式会社アイ・オー・データ機器 | 着脱構造 |
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