JPH08181846A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH08181846A
JPH08181846A JP6336361A JP33636194A JPH08181846A JP H08181846 A JPH08181846 A JP H08181846A JP 6336361 A JP6336361 A JP 6336361A JP 33636194 A JP33636194 A JP 33636194A JP H08181846 A JPH08181846 A JP H08181846A
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Hiroyuki Matsushita
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重ね処理と主走査方向への合成処理とを行っ
て出力することができる画像処理装置を提供する。 【構成】 上位装置からの画像データD1,D2を格納す
る画像メモリ3と、上位装置からの画像データD3と画
像メモリ3から読み出された画像データD2とを重ね合
わせる重ね処理回路2と、画像メモリ3に画像データD
1,D2,D2+D3を書き込むためのアドレスを指定する
書込カウンタ4と、画像メモリ3から画像データD1,
D2,D2+D3を読み出すためのアドレスを指定する読
出カウンタ5と、画像データD1,D2,D3の上記重ね
処理と合成処理との制御とを行う合成/重ね処理制御部
6と、上記重ね処理と合成処理とを行わせる指示を合成
/重ね処理制御部6に行うCPU1とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データの重ね処理
と合成処理とを行う画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理装置は、一般のファクシミリを
はじめ、新聞社や印刷会社等の刊行物を発行する会社で
多用されている。特に、新聞社では、販売競争やシェア
獲得のために、見開き版化(A1サイズ版)や写真のカ
ラー化が急速に進んでいる。このため、ホストコンピュ
ータによって新聞紙面を作成する上で、画像の見開き版
化とタイムリーな写真/広告画像の差し替えとが可能な
システムを構築する要求が高まっている。また、これら
の機能を出力装置で実現させたいという要求もある。こ
の場合、画像の重ね処理と合成処理とをタイムリーに効
率良く行う必要がある。
【0003】従来、画像の合成処理を単独に行う技術と
して、特開昭63−172563号公報に記載されたも
のがある。この技術は、1画面分の画像を記憶する記憶
手段と、別の1画面分の画像を記憶する記憶手段とを備
えている。そして、これら両記憶手段を交互に読み取
り、その情報を1ラインずつ交互に処理して合成する構
成になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の技術で
は、1ライン単位で合成処理をし、副走査法孔に交互に
記録する方式であるので、見開き方向、即ち主走査方向
への合成ができない。また、重ね処理機能と合成処理機
能とが具備された出力装置は存在しない。したがって、
ホストコンピュータのシステムを変更して、上記重ね処
理と合成処理とを行わせることとなるが、このようにホ
ストコンピュータのシステムを変更すると、改造規模,
コスト面で多大な負担が加わってしまうという問題があ
る。
【0005】本発明は上記問題点にかんがみてなされた
もので、重ね処理と主走査方向への合成処理とを行って
出力することができる画像処理装置の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像処理装置は、上位装置からの画像デー
タを格納する画像メモリと、上記上位装置からの画像デ
ータと上記画像メモリから読み出された画像データとを
重ね合わせる重ね処理回路と、上記画像メモリに上記画
像データを書き込むためのアドレスを指定する書込カウ
ンタと、上記画像メモリから上記画像データを読み出す
ためのアドレスを指定する読出カウンタと、画像データ
の上記重ね処理と合成処理との制御とを行う合成/重ね
処理制御部と、上記重ね処理と合成処理とを行わせる指
示を上記合成/重ね処理制御部に行うCPUとを備える
構成とした。
【0007】また、請求項2に記載の画像処理装置は、
上記合成/重ね処理制御部を、同じ回路構成にて上記重
ね処理と合成処理の制御を行い、かつ、1枚の記録画像
に対して重ね処理と合成処理とを同時に行う共に、合成
の対象となる画像データを、1ライン毎、交互に読み出
す構成としてある。
【0008】
【作用】上記画像処理装置によれば、書込カウンタによ
って指定された画像メモリのアドレスに、画像データが
書き込まれる。そして、重ね処理回路によって、上位装
置からの画像データが、合成/重ね処理制御部で制御さ
れる読出カウンタによって読み出された画像データに重
ね合わせられる。しかる後、CPUに指示された合成/
重ね処理制御部の制御によって、画像データの合成処理
が行われる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の一実施例に係る画像処理
装置を示すブロック図であり、図2は合成/重ね処理制
御部のブロック図であり、図3は重ね処理回路の回路図
であり、図4は画像メモリの格納領域を示す概略図であ
る。本実施例の画像処理装置は、図1に示すように、C
PU1と、重ね処理回路2と、画像メモリ3と、書込カ
ウンタ4と、読出カウンタ5と、合成/重ね処理制御部
6とを備えている。
【0010】画像処理装置が画像データを受信する際に
は、図示しないホストコンピュータ等の上位装置から、
画像データと、画像メモリ3へのメモリ書込時のデータ
有効信号S2及びメモリ書込信号S3(画像クロック)
とが、同時に重ね処理回路2と合成/重ね処理制御部6
とに入力されるようになっている。
【0011】CPU1には、重ね処理回路2が各画像デ
ータを受信する前に、予め、各受信画像データのライン
数を示すライン信号S1が、図示しない上位装置から入
力されるようになっている。このライン信号S1は、画
像メモリ3の書込,読出のタイミング信号となる。
【0012】CPU1は、重ね処理回路2で重ね書きし
ない画像データが受信される前に、Lレベルを示す重ね
処理信号C1を重ね処理回路2に入力し、また、画像メ
モリ3のAブロックに画像データを格納するように合成
/重ね処理制御部6に対して指示すると共に、書込カウ
ンタ4を動作させる指示信号C2を合成/重ね処理制御
部6に出力する機能を有する。
【0013】また、重ね処理回路2が重ね書きされる画
像データを受信する際に、上位装置からCPU1に画像
データが重ね書きされるものであることを示す重ね書き
指示信号S4がCPU1に送られると、CPU1は、画
像メモリ3のCブロックに画像データを格納するように
合成/重ね処理制御部6に対して指示すると共、に書込
カウンタ4を動作させる指示信号C2を合成/重ね処理
制御部6に出力する機能を有する。
【0014】さらに、CPU1は、重ね処理回路2が重
ね書きする画像データを受信する前に、Hレベルの重ね
処理信号C1を重ね処理回路2に出力し、画像メモリ3
のCブロックに格納されている画像データを読み出し且
つ重ね書きされた画像データを画像メモリ3のBブロッ
クに書き込むと共に、書込カウンタ4及び読出カウンタ
5を動作させるための指示信号C3を合成/重ね処理制
御部6に出力する機能を有する。
【0015】さらにまた、CPU1は、画像メモリ3内
の画像データを読み出す場合には、重ね処理回路2に対
して、画像メモリ3から読み出した画像データを出力端
7に出力するよう指示する。また、CPU1は、図5に
示すように、画像メモリ3のAブロックとBブロックと
の画像データをライン単位で交互に読み出すように、合
成/重ね処理制御部6に対して指示するようになってい
る。
【0016】重ね処理回路2は、図3に示すように、C
PU1からの重ね処理信号C1を入力する端子22と画
像メモリ3のCブロックからの画像データを入力する端
子23とを有するANDゲート20と、ANDゲート2
0の出力を入力する端子24と上位装置からの画像デー
タを入力する端子25とを有するORゲート21とで構
成されている。そして、ORゲート21の出力端26
は、図1の画像メモリ3と出力端7とに接続されてい
る。
【0017】これにより、CPU1から端子22を介し
てLレベルの重ね処理信号C1が入力されると、OR回
路21の端子24がLレベルになり、ORゲート21
は、端子25を介して入力された上位装置からの画像デ
ータをそのまま出力端26に出力する。また、CPU1
からHレベルの重ね処理信号C1が入力されると、端子
23を介して入力された画像メモリ3からの画像データ
がAND回路20から出力され、ORゲート21によっ
て、AND回路20からの出力画像データと上位装置か
らの画像データとが重ね処理され、重ね書き画像データ
が出力端26に出力される。
【0018】画像メモリ3は、A2サイズで3枚分の画
像データを格納することができる容量を有し、図4に示
すように、格納領域がAブロック,Bブロック,Cブロ
ックに区分けされている。なお、仕様により容量及び格
納領域の変更が可能である。図1において、書込カウン
タ4は、画像メモリ3に画像データを書き込むためのア
ドレスを指定する機能を有する。読出カウンタ5は、画
像メモリ3から画像データを読み出すためのアドレスを
指定する機能を有する。
【0019】合成/重ね処理制御部6は、図2に示すよ
うに、CPU1からの各種の信号を入力する入力端子6
0〜64と、リードクロックLCを入力する入力端子6
5と、読出カウンタ5への出力端子66,67とを有し
ている。入力端子60は、先頭アドレス,画像データの
1ラインのドット数をI/Oポート70にセットするた
めの端子である。このI/Oポート70の出力側は、バ
ッファ71とフリップフロップ回路(F・F)72,7
3とに接続されている。そして、バッファ71の出力
は、直接出力端子66に接続され、フリップフロップ回
路72の出力は、加算回路77に接続されている。
【0020】一方、フリップフロップ回路73の出力側
は、LOADクロック出力カウンタ81に接続され、こ
のLOADクロック出力カウンタ81の出力側は、LO
AD信号生成回路82に接続されている。このLOAD
信号生成回路82の出力は、出力端子67に送られると
共に、LOADクロック出力カウンタ81にフィードバ
ックされるようになっている。
【0021】入力端子61は、重ね指定及び合成指定を
示す合成/重ね切換信号Kを入力する端子であり、合成
/重ね切換信号Kがこの入力端子61からNOTゲート
74とバッファ75とに入力されるようになっている。
NOTゲート74の出力側には、フリップフロップ回路
76が接続されており、このフリップフロップ回路76
とバッファ75との出力は、加算回路77に送られるよ
うになっている。さらに、加算回路77の出力側には、
フリップフロップ回路78が接続され、フリップフロッ
プ回路78の出力側は、フリップフロップ回路76とバ
ッファ75,79とに接続されている。そして、バッフ
ァ79の出力側は、出力端子66に接続されている。
【0022】入力端子62は、合成/重ねON/オフ信
号Gを、LOAD信号生成回路82とNOT回路80と
バッファ79とに入力する端子である。また、NOT回
路80の出力側は、バッファ71とフリップフロップ回
路76,78とに接続されている。入力端子63は、パ
ルス状のラインセット信号L0を入力する端子であり、
フリップフロップ回路72とANDゲート83とに接続
されている。ANDゲート83の他方の入力端は、LO
AD信号生成回路82の出力側に接続されており、AN
Dゲート83の出力側は、フリップフロップ回路76,
78に接続されている。
【0023】入力端子64は、上記ラインセット信号L
0とは別のラインセット信号L1を、フリップフロップ回
路73とLOADクロック出力カウンタ81とに入力す
る端子である。入力端子65は、リードクロックLC
を、LOADクロック出力カウンタ81とLOAD信号
生成回路82とに入力する端子である。
【0024】次に、本実施例の動作について説明する。
なお、理解を容易にするため、A2サイズ1枚で909
LPIの画像データD1と、A2サイズ1枚で454L
PIの画像データD2と、A2サイズ1枚で909LP
Iの画像データD3とを順に受信する場合について述べ
る。また、この場合において、454LPIの画像デー
タD2と909LPIの画像データD3とを重ね書きする
ものとする。勿論、これに限るものではなく、他の受信
サイズ及び線密度でも下記と同様の処理を行うことがで
きる。ここで、「LPI」とは、線密度であり、1イン
チ当たりの記録密度の単位をいう。
【0025】まず、図1において、各画像データD1,
D2,D3を重ね処理回路2に送信する前に、各画像デー
タD1,D2,D3のライン数を示すライン信号S1が上
位装置からCPU1に入力される。そして、重ね書きで
ない909LPIの画像データD1を重ね処理回路2が
受信する前に、Lレベルを示す重ね処理信号C1がCP
U1から重ね処理回路2に入力される。
【0026】これにより、Lレベルの重ね処理信号C1
が図3に示す重ね処理回路2の端子22を介してAND
回路20に入力され、OR回路21の入力端子24がL
レベルになる。この結果、画像データD1がORゲート
21の端子25を介してそのまま出力端26に出力され
る。このとき、指示信号C2がCPU1から合成/重ね
処理制御部6に入力され、画像メモリ3のAブロックに
画像データD1が格納される。
【0027】次いで、重ね書きされる454LPIの画
像データD2が重ね処理回路2で受信される際に、上位
装置からCPU1に画像データD2が重ね書きされるも
のであることを示す重ね書き指示信号S4が送られ、C
PU1から重ね処理回路2にLレベルを示す重ね処理信
号C1が入力される。これにより、画像データD2がその
まま重ね処理回路2から出力される。このとき、CPU
1から合成/重ね処理制御部6に対して、画像メモリ3
のCブロックに画像データD2を格納するように指示す
る指示信号C2G送られ、画像データD2が画像メモリ3
のCブロックに格納される。
【0028】そして、重ね書きする909LPIの画像
データD3が重ね処理回路2で受信される前に、Hレベ
ルの重ね処理信号C1がCPU1から重ね処理回路2に
出力されると共に、画像メモリ3のCブロックに格納さ
れている画像データD2を読み出す指示信号C3がCPU
1から合成/重ね処理制御部6に出力される。これによ
り、図3に示す重ね処理回路2の端子23を介して入力
された画像メモリ3からの画像データD2がAND回路
20から出力され、ORゲート21によって、画像デー
タD2と上位装置からの909LPIの画像データD3と
が重ね処理され、重ね書き画像データD2+D3が出力端
26から出力される。
【0029】このとき、重ね書き画像データD2+D3を
画像メモリ3のBブロックに書き込む指示信号C3がC
PU1から合成/重ね処理制御部6に出力され、重ね書
き画像データD2+D3がBブロックに格納される。具体
的には、454LPIの画像データD2が図7の(a)
に示すようなデータであり、909LPIの画像データ
D3が図7の(b)に示すようなデータであるとする
と、図8の(a)及び(d)に示すように、線密度が粗
い画像データD2をライン単位で2回読み出し、図8の
(b)及び(e)に示すように、各回の画像データD2
に対して、1ライン単位の画像データD3を重ね処理す
ることで、図8の(c)及び(f)に示すような重ね書
き画像データD2+D3を得る。
【0030】しかる後、図5に示すように、合成/重ね
処理制御部6によって、画像メモリ3のAブロックとB
ブロックとの画像データD1,D2+D3が、重ね処理回
路2を介して、ライン単位で交互に読み出され、画像メ
モリ3のAブロックとBブロックの同じラインが同じ走
査上に記録され、図6に示すようなA1サイズの合成画
像が出力される。
【0031】次に、重ね処理回路2の重ね処理時におけ
る合成/重ね処理制御部6による読出カウンタ5の制御
と、合成処理時における制御とを図2,図9及び図10
に基づいて詳しく説明する。まず、通常のメモリ格納動
作について説明する。格納処理を行う前に、画像メモリ
3中の格納するブロックの先頭アドレスを図2の入力端
子60からI/Oポート70にセットする。次に、入力
端子62からOFFの合成/重ねON/オフ信号Gを受
け、バッファ71のゲートをONにし、I/Oポート7
0の先頭アドレスをバッファ71及び出力端子66を介
して読出カウンタ5にロードする。しかる後、画像デー
タD1,D2,D3を画像メモリ3に送り込み、指定した
先頭アドレスよりこれらの画像データD1,D2,D3を
画像メモリ3に格納する。
【0032】次いで、重ね処理の場合について説明す
る。入力端子62からの合成/重ねON/オフ信号Gを
OFFにすることで、バッファ71のゲートをONに
し、しかる後、画像メモリ3内の読み出したいブロック
の先頭アドレス(図9のN値)をI/Oポート70にセ
ットすることで、その先頭アドレスを出力端子66へ出
力する。そして、リードクロックLCを一つ発生するこ
とにより、読出カウンタ5へその先頭アドレスをセット
する(図9のT1)。これらの動作は前述した通常のメ
モリ格納動作と同じである。
【0033】次に、入力端子63からラインセット信号
L0のパルスを受け、先頭アドレスをフリップフロップ
回路72にセットする(図9のT2)。このとき、入力
端子62からのOFFの合成/重ねON/オフ信号Gに
より、フリップフロップ回路78の出力がクリア(図9
の0値)になっているので、先頭アドレスは、加算回路
77からそのまま出力される。この状態で、入力端子6
2からONの合成/重ねON/オフ信号Gを受けて、バ
ッファ71のゲートをOFFにし、バッファ79をON
にすると共にフリップフロップ回路78のクリアを解除
する。しかる後、入力端子60から受けた線密度494
LPIの1ラインのドット数をI/Oポート70にセッ
トする(図9のM値)。
【0034】そして、入力端子63からラインセット信
号L0のパルスを再度受け、その1ラインのドット数を
フリップフロップ回路72にセットすると共に、先にセ
ットされていた上記先頭アドレスをフリップフロップ回
路78にセットする(図9のT3)。これにより、バッ
ファ79のゲートがONしているので、先頭アドレスが
出力端子66に出力される。さらに、入力端子64から
受けたラインセット信号L1の2発のパルスによって、
上記1ラインのドット数をフリップフロップ回路73及
びLOADクロック出力カウンタ81にセットする(図
9のT4)。以上で前処理が終了する。
【0035】続いて、454LPIの画像データD2が
格納されたCブロックから画像データD2を読み出すた
めに、リードクロックLCを入力端子65から読出カウ
ンタ5へ供給する。これにより、先頭アドレスより45
4LPIの画像データD2の1ライン目の読み出しが開
始される(図9のT5)。これと同時に、LOADクロ
ック出力カウンタ81も動作を開始し、しかる後、LO
ADクロック出力カウンタ81が、先にセットされた1
ラインのドット数を繰り返しカウントし、そのカウント
終了毎に、カウント終了信号EをLOAD信号生成回路
82に送る。LOAD信号生成回路82は、LOADク
ロック出力カウンタ81からのカウント終了信号Eの受
信回数が奇数の場合のときにのみ、LOADクロックL
を出力端子67に出力する。
【0036】LOADクロック出力カウンタ81の1回
目のカウントが終了すると(図9のT6)、フリップフ
ロップ回路78にセットされている先頭アドレスを、出
力端子66を介して読出カウンタ5にロードする。これ
により、同じ454LPIの画像データD2の1ライン
目を画像メモリ3から再度読み出し、前述したように、
重ね処理回路2において、この454LPIの画像デー
タD2の1ライン目を909LPIの画像データD3の1
ライン目に重ね処理する。また、LOADクロックLに
より、加算回路77で加算された「先頭アドレス」+
「1ライン分のアドレス」がフリップフロップ回路78
にセットされる(図9のT7)。
【0037】続いて、LOADクロック出力カウンタ8
1の2回目のカウントが終了すると(図9のT8)、フ
リップフロップ回路78にセットされている「先頭アド
レス」+「1ライン分のアドレス」を、出力端子66を
介して読出カウンタ5にロードする。これにより、同じ
454LPIの画像データD2の2ライン目を画像メモ
リ3から再度読み出し、重ね処理回路2において、90
9LPIの画像データD3の4ライン目と重ね処理を行
う。また、LOADクロックLにより、加算回路77で
加算された「先頭アドレス」+「2ライン分のアドレ
ス」がフリップフロップ回路78にセットされる。この
ように、合成/重ね処理制御部6の制御で454LPI
の画像データD2のラインデータを画像メモリ3から2
回ずつ読み出すことで、図8に示したような重ね処理を
実現している。
【0038】最後に、合成処理の場合について説明す
る。まず、入力端子62からの合成/重ねON/オフ信
号GをOFFにすることで、バッファ71のゲートをO
Nにし、しかる後、I/Oポート70に画像メモリ3の
Aブロックの先頭アドレス(図10のX値)をセットし
て、出力端子66に先頭アドレス値を出力する。そし
て、リードクロックLCを一つ発生することにより、読
出カウンタ5に先頭アドレスをセットする(図10のT
1)。
【0039】次に、入力端子63からのラインセット信
号L0のパルスを受け、先頭アドレスをフリップフロッ
プ回路72にセットする(図10のT2)。このとき、
入力端子62からのOFFの合成/重ねON/オフ信号
Gによって、フリップフロップ回路78の出力がクリア
(図10の0値)になっているので、その先頭アドレス
値は、加算回路77からそのまま出力される。この状態
で、入力端子62からONの合成/重ねON/オフ信号
Gを受けて、バッファ71のゲートをOFFにし、バッ
ファ79をONにすると共にフリップフロップ回路78
のクリアを解除する。しかる後、入力端子60から画像
メモリ3のBブロックの先頭アドレス(図10のY値)
を受け、I/Oポート70にセットする。そして、入力
端子63からラインセット信号L0のパルスを受け、B
ブロックの先頭アドレスをフリップフロップ回路72に
セットすると共に、先にセットされていたAブロックの
先頭アドレスをフリップフロップ回路78にセットする
(図10のT3)。
【0040】続いて、入力端子60から909LPIの
1ラインのドット数(図10のZ値)を受け、I/Oポ
ート70にセットする。そして、入力端子63からライ
ンセット信号L0のパルスを受け、その909LPIの
1ラインのドット数をフリップフロップ回路72にセッ
トすると共に、先にセットされていたAブロックの先頭
アドレスをフリップフロップ回路76にセットし、Bブ
ロックの先頭アドレスをフリップフロップ回路78にセ
ットする(図10のT4)。これにより、バッファ79
のゲートがONしているので、出力端子66に先頭アド
レスが出力される。さらに、この1ラインのドット数
を、入力端子64からのラインセット信号L1の二つの
パルスによって、フリップフロップ回路73とLOAD
クロック出力カウンタ81とにセットする(図10のT
5)。以上で、前処理が終了する。
【0041】続いて、以下の処理により、画像メモリ3
のAブロック及びBブロックに格納されている画像デー
タD1,画像データD2+D3をA1サイズの見開き画像
として記録する。入力端子65から読出カウンタ5にリ
ードクロックLCを供給すると、Aブロックの先頭アド
レスから909LPIの画像データD1の1ライン目の
読出が開始され(図10のT6)、これと同時に、LO
ADクロック出力カウンタ81の動作も開始される。
【0042】しかる後、LOADクロック出力カウンタ
81が、先にセットされた1ラインのドット数を繰り返
しカウントし、そのカウント終了毎に、カウント終了信
号EをLOAD信号生成回路82に送る。LOAD信号
生成回路82は、LOADクロック出力カウンタ81か
らのカウント終了信号EをLOADクロックLとしてそ
のまま出力端子67に出力する。
【0043】LOADクロック出力カウンタ81の1回
目のカウントが終了すると(図10のT7)、フリップ
フロップ回路78にセットされているBブロックの先頭
アドレスを出力端子66を介して読出カウンタ5にロー
ドする。また、そのLOADクロックLにより、加算回
路77で加算されたAブロックの「先頭アドレス」+
「1ライン分のアドレス」がフリップフロップ回路78
にセットされる(図10のT8)。
【0044】次いで、LOADクロック出力カウンタ8
1の2回目のカウントが終了すると(図10のT9)、
フリップフロップ回路78にセットされているAブロッ
クの「先頭アドレス」+「1ライン分のアドレス」を出
力端子66を介して読出カウンタ5にロードする。ま
た、LOADクロックLにより、加算回路77で加算さ
れたBブロックの「先頭アドレス」+「2ライン分のア
ドレス」がフリップフロップ回路78にセットされる。
【0045】このようにして、図5に示したように、画
像メモリ3のAブロック,Bブロック毎に1ライン単位
で画像データD1,画像データD2+D3が読み出され
る。また、各ブロックの1ラインデータを、1画像クロ
ック内で切り換えて処理することで、図6に示したよう
な見開き画像、すなわち主走査方向に連続的に合成され
た画像を記録出力することができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明の画像処理装置によ
れば、1記録画像に対して画像データの重ね処理と合成
処理とを同時に行うことができるという効果がある。そ
して、1つの合成/重ね処理制御部で重ね処理と合成処
理との制御を同時に行うことができるので、その分構造
を簡単にすることができる。さらに、合成/重ね処理制
御部による重ね処理回路と画像メモリとの制御をハード
的に行うので、高速処理が可能となり、主走査方向への
合成処理も簡単に行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像処理装置を示すブ
ロック図である。
【図2】合成/重ね処理制御部を示すブロック図であ
る。
【図3】重ね処理回路を示すブロック図である。
【図4】画像メモリの格納領域を示す概略図である。
【図5】画像メモリの各ブロックから画像データを読み
出す状態を示すタイムチャート図であり、図5の(a)
はAブロックからの読出ラインを示し、図5の(b)は
Bブロックからの読出ラインを示す。
【図6】合成されたA1サイズの記録画像を示す概略図
である。
【図7】重ね処理を説明するための画像状態図であり、
図7の(a)は454LPIの画像データを示し、図7
の(b)は909LPIの画像データを示す。
【図8】重ね処理動作を示すタイムチャート図であり、
図8の(a)は1ライン目の454LPIの画像データ
を示し、図8の(b)は1ライン目の909LPIの画
像データを示し、図8の(c)は重ね処理された1ライ
ン目の画像データを示し、図8の(d)は2ライン目の
454LPIの画像データを示し、図8の(e)は2ラ
イン目の909LPIの画像データを示し、図8の
(f)は重ね処理された2ライン目の画像データを示
す。
【図9】合成/重ね処理制御部の制御による重ね処理動
作を示すタイムチャート図であり、図9の(a)は合成
/重ねON/オフ信号を示し、図9の(b)はI/Oポ
ートの状態を示し、図9の(c)はラインセット信号L
0を示し、図9の(d)はフリップフロップ回路72の
状態を示し、図9の(e)はフリップフロップ回路78
の状態を示し、図9の(f)はLOADクロックを示
し、図9の(g)はラインセット信号L1を示し、図9
の(h)はフリップフロップ回路73の状態を示し、図
9の(i)はLOADクロック出力カウンタの状態を示
し、図9の(j)はリードクロックを示し、図9の
(k)はLOAD値を示す。
【図10】合成/重ね処理制御部の制御による合成処理
動作を示すタイムチャート図であり、図10の(a)は
合成/重ねON/オフ信号を示し、図10の(b)はI
/Oポートの状態を示し、図10の(c)はラインセッ
ト信号L0を示し、図10の(d)はフリップフロップ
回路72の状態を示し、図10の(e)はフリップフロ
ップ回路78の状態を示し、図10の(f)はフリップ
フロップ回路76の状態を示し、図10の(g)はLO
ADクロックを示し、図10の(h)はラインセット信
号L1を示し、図10の(i)はフリップフロップ回路
73の状態を示し、図10の(j)はLOADクロック
出力カウンタの状態を示し、図10の(k)はリードク
ロックを示し、図10の(l)はLOAD値を示す。
【符号の説明】
1 CPU 2 重ね処理回路 3 画像メモリ 4 書込カウンタ 5 読出カウンタ 6 合成/重ね処理制御部 D1,D3 909LPIの画像データ D2 454LPIの画像データ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置からの画像データを格納する画
    像メモリと、 上記上位装置からの画像データと上記画像メモリから読
    み出された画像データとを重ね合わせる重ね処理回路
    と、 上記画像メモリに上記画像データを書き込むためのアド
    レスを指定する書込カウンタと、 上記画像メモリから上記画像データを読み出すためのア
    ドレスを指定する読出カウンタと、 画像データの上記重ね処理と合成処理との制御とを行う
    合成/重ね処理制御部と、 上記重ね処理と合成処理とを行わせる指示を上記合成/
    重ね処理制御部に行うCPUと、 を備えることを特徴とした画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記合成/重ね処理制御部は、同じ回路
    構成にて上記重ね処理と合成処理の制御を行い、かつ、
    1枚の記録画像に対して重ね処理と合成処理とを同時に
    行う共に、合成の対象となる画像データを、1ライン
    毎、交互に読み出すものである、請求項1記載の画像処
    理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001285616A (ja) * 2000-03-29 2001-10-12 Hitachi Ltd 画像形成装置の情報及び広告掲載方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06315082A (ja) * 1993-04-28 1994-11-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置

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