JP2001236191A - 印刷装置及び該印刷装置を備えた画像処理装置 - Google Patents

印刷装置及び該印刷装置を備えた画像処理装置

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JP2001236191A JP2000045390A JP2000045390A JP2001236191A JP 2001236191 A JP2001236191 A JP 2001236191A JP 2000045390 A JP2000045390 A JP 2000045390A JP 2000045390 A JP2000045390 A JP 2000045390A JP 2001236191 A JP2001236191 A JP 2001236191A
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章吾 大根田
Hiromi Okubo
宏美 大久保
Hiroshi Ishii
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イメージ、文字、グラフィクスが重なり合っ
たデータに対しても適切な処理が高速にできる印刷デー
タ処理手段を備えた印刷装置を提供する。 【解決手段】 ホストからの描画命令を受けたプリンタ
コントローラは、描画命令を解釈しイメージデータに展
開した後、RGBデータで重ね合せ処理を行い、処理後
のイメージデータと対応する属性データをメモリに画素
毎に連続して格納する(図6)。そのデータセットをD
MAで内部バッファに読込み、そこから同時にイメージ
処理手段へ読出し、属性に対応した処理をRGBデータ
に対して行い、処理後のデータをDMAでメモリに再び
書き込み、作像用のデータとしてプリンタエンジンに出
力する。メモリの使用効率が向上し、バスの負荷も軽減
するため、より高速に処理することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置に関し、
より詳細には、ホストコンピュータ等から送り込まれる
印刷制御コマンド及び印刷データを含む描画命令に従っ
て印刷データを処理し、作像に用いる画像データを出力
するプリンタコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタが装備するプリンタコン
トローラでは、CPUによりホストコンピュータから送
られてきた印刷制御コマンド及び印刷データを含む描画
命令を解釈して、実際に作像動作を行うプリンタエンジ
ンに送るためのビットマップデータを生成し、メモリに
格納する。格納されたビットマップデータは、プリンタ
エンジンの動作に合わせて、DMA転送手段によりプリ
ンタエンジンに送られ、このデータにもとづいてプリン
トされる。しかしながら、CPUでビットマップデータ
を生成するばあい、処理内容が複雑で、CPUの負荷が
大きくなり、処理時間が長くかかるという問題がある。
その不具合を解決し、処理速度を高めるため、様々な工
夫がされている。その例として、CPUがホストコンピ
ュータから送られてきた描画命令を解釈して、多ビット
のRGBからなるイメージデータを生成し、データの属
性をイメージデータに含めてメモリに格納し、メモリに
格納されたイメージデータは、DMA転送手段によりイ
メージ処理回路に送られ、プリンタエンジンに送るビッ
トマップデータに変換するためのイメージデータ処理
(例えば、色変換、ハーフトーニング)が行われ、処理
後に得られた信号がプリンタエンジンへ送られ、その信
号によりプリントを行う、という提案がなされている
(特開平10―222325号公報、参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来例においては、属性データがライン単位で付加されて
いるため、属性による処理の切り換えがライン単位でし
か出来ない。従って、イメージ、文字、グラフィクスが
複雑に重なり合ったデータに対して、適切に処理するこ
とが出来なかった。本発明は、上述の従来技術の問題点
に鑑みてなされたものであって、その目的は、イメージ
データとその属性データをメモリに格納し、メモリに格
納されたイメージデータに属性データに従ったイメージ
処理を施し、作像に用いるビットマップデータを出力さ
せる印刷データ処理手段を備え、高速処理が可能な印刷
装置において、イメージ、文字、グラフィクス等の画素
単位で複雑に重なり合うようなイメージデータに対して
も適切な処理が可能な印刷データ処理手段を備えた前記
印刷装置及び該印刷装置を備えた画像処理装置(例え
ば、スキャナ、複写機、ファクシミリ、電子ファイリン
グ装置、或いはこれらの複数の機能を装備した複合機
等)を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、入力
される描画命令に従って作像に用いる画像データを出力
する印刷データ処理手段を有する印刷装置において、前
記印刷データ処理手段は、描画命令を解釈して作成され
たイメージデータ及び該イメージデータの属性データを
画素単位のデータとして一時保持する記憶手段と、該記
憶手段に保持されたイメージデータ及び属性データを同
時に読み込み、属性データに従ってイメージデータを作
像用データとして処理するイメージ処理手段を備えたこ
とを特徴とする印刷装置である。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載された
印刷装置において、前記印刷データ処理手段は、1画像
が複数の描画命令により構成される場合に対応して、描
画命令を解釈して作成された複数のイメージデータに対
し重ね合わせ処理を行い、重ね合わせ処理の結果に従っ
て属性データを変更する手段を備えたことを特徴とする
ものである。
【0006】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
された印刷装置において、前記描画命令を解釈して作成
されたイメージデータがCMYK多値データであること
を特徴とするものである。
【0007】請求項4の発明は、請求項1又は2に記載
された印刷装置において、前記描画命令を解釈して作成
されたイメージデータがRGBデータであることを特徴
とするものである。
【0008】請求項5の発明は、請求項4に記載された
印刷装置において、イメージデータと属性データとを記
憶手段に保持する際に、画素毎に連続アドレスに保持さ
せることを特徴とするものである。
【0009】請求項6の発明は、請求項1乃至5のいず
れかに記載された印刷装置を備えたことを特徴とする画
像処理装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明を添付する図面とともに示
す以下の実施例に基づき説明する。図1は、本発明によ
る印刷装置(プリンタ)のプリンタコントローラに係わ
る構成を示す。印刷装置は、図1に示すように、ホスト
1のプリンタドライバから送信されてくる印刷制御コマ
ンド及び印刷データを含む描画命令をプリンタコントロ
ーラ2で受け入れ、プリンタコントローラ2から送り込
まれる画像データによりプリンタエンジン8を動作させ
印刷を行う(この意味で、プリンタコントローラ2は印
刷データ処理手段として機能する)。プリンタコントロ
ーラ2は、ホストI/F3、CPU4、メモリ5、イメ
ージ処理手段6、エンジンI/F7、プリンタエンジン
8を備えている。
【0011】印刷装置の動作を印刷データ処理手段とし
て機能するプリンタコントローラ2の処理動作を中心に
説明する。図2は、プリンタコントローラ2における描
画命令を処理する動作の流れを示すフローチャートであ
る。図2に従い処理動作を説明すると、ホストI/F3
を通して、ホスト(例えばパーソナルコンピュータ)1
から送られてくる印刷制御コマンド及び印刷データを含
む描画命令は、ホストI/F3を介して読み込まれる
(S1)。描画命令は所定のデータ形式(例えば、PD
L)で表現されており、それがCPU4によって解釈さ
れ、イメージデータ作成が行われる(S2)。このと
き、文字、グラフィクス、イメージなどのオブジェクト
の中、文字、グラフィクスがイメージデータとしての解
釈がなされ、イメージオブジェクトとともに所定のライ
ン数毎に区切られたバンド単位でそこに含まれる文字、
グラフィクス、イメージなどのオブジェクト全体をイメ
ージデータに展開し(S3)、メモリ5上の所定のエリ
アを占めるバンドバッファに書き込む(S4)。
【0012】バンドバッファへの書き込み時には、描画
命令中にある、重ね合せ処理条件に従い、バックグラウ
ンドデータとの論理演算(ラスターオペレーション)を
行う。この演算は、基本的に画素単位で行うように構成
する。演算結果として得られるデータがバンドバッファ
に書き込まれる。例えば、オブジェクトの中、後に重ね
合わせたデータを用いるという処理条件が設定されてい
る場合には、バックグラウンドデータを消去して、後か
ら重ね合わせたデータに書き換える。CPU4はバンド
バッファへ書き込まれたデータに関する属性データを提
供する必要があるので、そのデータをメモリ5上の所定
のエリアを占める属性バッファに書き込み、保持させる
(S5)。この属性データは、バンドバッファへ書き込
まれたデータに対応するデータとして用いることができ
るように属性バッファに保持される。また、通常はオブ
ジェクトによって属性を異にするので、前例において、
ラスターオペレーションによりバックグラウンドデータ
が異なるオブジェクトのデータに書き換えられた場合に
は、属性バッファに書き込まれていた属性データを変更
する必要があり、CPU4はこの機能を備える。
【0013】順次取り込んだイメージデータについて、
バンドバッファ及び属性バッファへの書き込みを行い、
バンドの最終のデータであるかをチェックし(S6)、
バンドバッファに展開して書き込むべき描画命令が無く
なるまで上記の処理を繰り返し、バンドエンドに達した
ところで、CPU4は、イメージ処理手段6を起動する
(S7)。イメージ処理手段6は起動されると、バンド
バッファに格納されたイメージデータと属性バッファに
格納された属性データを読み出し、各イメージデータ毎
に属性データとして設定されたパラメータにより処理を
行い、結果得られたバンド領域のビットマップデータを
メモリ5上の所定のエリアに書き込む。なお、イメージ
処理手段6で行われる処理は、例えばγ変換、色変換、
中間調処理、圧縮、伸長処理、変倍処理、フィルタ処理
などの画像処理である。CPU4はイメージ処理手段6
を起動すると、起動が確認できる(S8)間は、バンド
バッファに書き込むべき次の描画命令を読み込み、再度
上記S1〜S6の処理を行、データが無くなったらこの
処理を終了する。
【0014】ここで、上記したラスターオペレーション
後に得られるイメージデータ、属性データそれぞれをバ
ンドバッファ、属性バッファへ書き込み、一時格納する
場合のバッファ(一時記憶手段)におけるデータ構成に
ついて、その実施例を示す。下記する実施例は、いずれ
もアドレスが付けられた所定の容量を持つ各記憶領域
(ここでは4バイトとし、データの格納単位として1バ
イトを割り当てている)にイメージデータ及び属性デー
タを所定の形式で書き込む。図3乃至6にイメージデー
タ及び属性データのメモリマップを示す。 図3,図4
はCMYKデータの場合、図5,図6はRGBデータの
場合を示す。
【0015】図3に示すメモリマップは各画素のCMY
Kイメージデータ、属性データそれぞれを各記憶領域に
連続し、さらに画素順にメモリの記憶領域の配列に従い
格納している。即ち、最初のアドレスに「C1,M1,
Y1,K1」、次のアドレスに「C2,M2,Y2,K
2」というように順次各画素のCMYKイメージデータ
を格納し、属性データについても、最初のアドレスに
「属性1、属性2、属性3、属性4」、次のアドレスに
「属性5、属性6、属性7、属性8」というように順次
格納する。図3を用いてビットマップイメージデータを
得るための処理を行う場合、イメージ処理手段6は、所
定単位(1ラインなど)のイメージデータ(CMYK同
時)とそれに対応する属性データをDMAで内部バッフ
ァに読み込む。即ち、「C1,M1,Y1,K1」・・
・のイメージデータを同時に、又これらに対応する「属
性1」・・・の属性データを内部バッファに読み込む。
読み込みが終了すると、内部バッファから画素毎にイメ
ージデータと属性データが同時に読み出され、属性に対
応した処理をCMYKデータに対して行い、得られた処
理後のデータをDMAでメモリ5に再び書き込む。
【0016】図4に示すメモリマップはCMYKイメー
ジデータをそれぞれ色毎に画素順に連続し、メモリの記
憶領域の配列に従い格納している。即ち、最初のアドレ
スに「C1,C2,C3,C4」、次のアドレスに「C
5,C6,C7,C8」として順次各画素のCイメージ
データを所定単位格納し、その後に次の色であるMイメ
ージデータについてCイメージデータと同様に格納する
というようにして、4色について行う。属性データにつ
いては、上記した図3の実施例と同様に、最初のアドレ
スに「属性1、属性2、属性3、属性4」、次のアドレ
スに「属性5、属性6、属性7、属性8」というように
順次格納する。図4を用いてビットマップイメージデー
タを得るための処理を行う場合、イメージ処理手段6
は、所定単位(1ラインなど)のイメージデータ(1色
分づつ4回)とそれに対応する属性データをDMAで内
部バッファに読み込む。即ち、「C1」「M1」「Y
1」「K1」・・・のイメージデータとこれらに対応す
る「属性1」・・・の属性データを内部バッファに読み
込む。読み込みが終了すると、内部バッファから画素毎
にイメージデータと属性データが同時に読み出され、属
性に対応した処理をCMYKデータに対して行い、DM
Aでメモリに書き込む.
【0017】または、1色単位でイメージデータと属性
データを読み込む処理を行う。即ち、「C1,C2,C
3,C4」・・・のイメージデータを同時に、又これら
に対応する「属性1、属性2、属性3、属性4」・・・
の属性データを同時に内部バッファに読み込み、その
後、上と同じイメージ処理を行う。バンドバッファに書
き込まれたデータがCMYKであると、色処理を行う必
要がないため、イメージ処理手段6のハードウエアが簡
単に構成できる。ただし、CMYKデータでの重ね合せ
処理は、指定された論理演算と色値により、演算結果に
不具合が発生することがあるので、この点を考慮する必
要がある。
【0018】図5はRGBデータの場合で、CMYKイ
メージデータを対象とした図3に示した実施例と同様な
構成を採っている。図5に示すメモリマップは各画素の
RGBイメージデータ、属性データそれぞれを各記憶領
域に連続し、さらに画素順にメモリの記憶領域の配列に
従い格納している。即ち、最初のアドレスに「R1,G
1,B1」、次のアドレスに「R2,G2,B2」とい
うように順次各画素のRGBイメージデータを格納し、
属性データについても、最初のアドレスに「属性1、属
性2、属性3、属性4」、次のアドレスに「属性5、属
性6、属性7、属性8」というように順次格納する。
【0019】図5を用いてビットマップイメージデータ
を得るための処理を行う場合、イメージ処理手段6は、
所定単位(1ラインなど)のイメージデータ(RGB同
時)とそれに対応する属性データをDMAで内部バッフ
ァに読み込む。即ち、「R1,G1,B1」・・・のイ
メージデータを同時に、又これらに対応する「属性1」
・・・の属性データを内部バッファに読み込む。読み込
みが終了すると、内部バッファから画素毎にイメージデ
ータと属性データが同時に読み出され、属性に対応した
処理をRGBデータに対して行い、得られた処理後のデ
ータをDMAでメモリ5に再び書き込む。RGBデータ
で重ね合せ処理を行う場合には、論理演算の不具合によ
る色変りは起こることが無いので、本方式を用いた処理
を行うに適した対象である。ただし、このメモリマップ
構成では、各画素の属性に対応した処理が可能である
が、図5に示すように、イメージデータが利用するメモ
リに未使用領域が生じることになり、メモリの利用効率
が良いとは言えない。
【0020】図6はRGBデータに適用する他の例を示
す。図6に示すメモリマップは各画素のRGBイメージ
データ及び属性データを各記憶領域に連続し、さらに画
素順にメモリの記憶領域の配列に従い格納している。即
ち、最初のアドレスに「R1,G1,B1,属性1」、
次のアドレスに「R2,G2,B2,属性2」というよ
うに、順次各画素のRGBイメージデータ及び属性デー
タを格納する。図6を用いてビットマップイメージデー
タを得るための処理を行う場合、イメージ処理装置6
は、所定単位(1ラインなど)のイメージデータ(RG
B同時)とそれに対応する属性データをについて、画素
毎に連続して格納されたイメージデータと属性データの
セットをDMAで内部バッファに読み込む。読み込みが
終了すると、内部バッファから画素毎にイメージデータ
と属性データが同時に読み出され、属性に対応した処理
をRGBデータに対して行い、得られた処理後のデータ
をDMAでメモリ5に再び書き込む。RGBデータで重
ね合せ処理を行う場合には、論理演算の不具合による色
変りは起こることが無いので、本方式を用いた処理を行
うに適した対象である。本例によると、上記の方式(図
5)に比較して、メモリに未使用領域が生じることがな
く、メモリの使用効率が向上すると共に、バスの負荷も
軽減するため、より高速に処理することが可能になる。
【0021】以上の様な処理を行うことにより、CPU
の負荷軽減が図られ、高速に処理できるとともに、画素
毎の属性に対応した印刷データの処理を施すことができ
る。なお、上記の実施例において、印刷装置を示した
が、プリンタ等の印刷装置の機能を装備した画像処理装
置(例えば、スキャナ、複写機、ファクシミリ、電子フ
ァイリング装置、或いはこれらの複数の機能を装備した
複合機等)における印刷データの処理に上記した実施例
を適用することにより、本発明の画像処理装置を実施す
ることができる。
【0022】
【発明の効果】(1) 請求項1の発明に対応する効果 描画命令を解釈して作成されたイメージデータ及びその
属性データを画素単位のデータとして一時保持する記憶
手段と、この記憶手段に保持されたイメージデータ及び
属性データを同時に読み込み、属性データに従ってイメ
ージデータを作像用データとして処理するイメージ処理
手段を備えたことにより、画素単位で属性データを異に
するイメージデータに対しても、CPUへの処理負荷を
軽減し、適切な処理が高速にできる (2) 請求項2の発明に対応する効果 上記(1)の効果に加えて、描画命令を解釈して作成さ
れた複数のイメージデータに対し重ね合わせ処理を行
い、重ね合わせ処理の結果に従って属性データを変更す
る手段を備えたことにより、1画像が複数の描画命令に
より構成され属性データを異にする、例えば、イメー
ジ、文字、グラフィクスのオブジェクトが重なり合った
イメージデータ等に対応して適切な処理を行うことが可
能となる。
【0023】(3) 請求項3の発明に対応する効果 描画命令を解釈して作成されたイメージデータがCMY
K多値データである場合に対応して、上記(1)、
(2)の効果を現することが可能となる。 (4) 請求項4の発明に対応する効果 描画命令を解釈して作成されたイメージデータがRGB
データである場合に対応して、上記(1)、(2)の効
果を現することが可能となる。 (5) 請求項5の発明に対応する効果 上記(4)の効果に加えて、RGBイメージデータとそ
の属性データとを記憶手段に保持する際に、画素毎に連
続アドレスに保持させることにより、記憶手段の使用効
率が向上すると共に、バスの負荷も軽減するため、より
高速に処理することが可能になる。 (6) 請求項6の発明に対応する効果 請求項1〜5のいずれかに記載された印刷装置を備えた
画像処理装置(例えば、スキャナ、複写機、ファクシミ
リ、電子ファイリング装置、或いはこれらの複数の機能
を装備した複合機等)において、上記(1)〜(5)の
効果を実現することにより、画像処理装置の性能を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による印刷装置(プリンタ)のプリン
タコントローラに係わる構成を示す。
【図2】 プリンタコントローラにおける描画命令を処
理する動作の流れを示すフローチャートである。
【図3】 CMYKイメージデータ及びその属性データ
のメモリマップの1実施例を示す。
【図4】 CMYKイメージデータ及びその属性データ
のメモリマップの他の実施例を示す。
【図5】 RGBイメージデータ及びその属性データの
メモリマップの1実施例を示す。
【図6】 RGBイメージデータ及びその属性データの
メモリマップの他の実施例を示す。
【符号の説明】
1…ホスト、 2…プリンタコントロー
ラ、3…ホストI/F、 4…CPU、5…メ
モリ、 6…イメージ処理手段、7…エ
ンジンI/F、 8…プリンタエンジン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 博 東京都大田区中馬込1丁目3番6号株式会 社リコー内 Fターム(参考) 2C087 AA03 AA09 AB05 BA02 BA03 BA04 BA05 BA07 BA12 BA14 BC01 BC05 BC07 BD05 BD06 BD07 BD40 5B021 AA01 BB04 BB11 CC02 DD06 5C079 HB01 HB03 KA01 LA40 MA02 MA11 NA11 NA13 PA07 9A001 HH34 JJ35

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される描画命令に従って作像に用い
    る画像データを出力する印刷データ処理手段を有する印
    刷装置において、前記印刷データ処理手段は、描画命令
    を解釈して作成されたイメージデータ及び該イメージデ
    ータの属性データを画素単位のデータとして一時保持す
    る記憶手段と、該記憶手段に保持されたイメージデータ
    及び属性データを同時に読み込み、属性データに従って
    イメージデータを作像用データとして処理するイメージ
    処理手段を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された印刷装置におい
    て、前記印刷データ処理手段は、1画像が複数の描画命
    令により構成される場合に対応して、描画命令を解釈し
    て作成された複数のイメージデータに対し重ね合わせ処
    理を行い、重ね合わせ処理の結果に従って属性データを
    変更する手段を備えたことを特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載された印刷装置に
    おいて、前記描画命令を解釈して作成されたイメージデ
    ータがCMYK多値データであることを特徴とする印刷
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載された印刷装置に
    おいて、前記描画命令を解釈して作成されたイメージデ
    ータがRGBデータであることを特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された印刷装置におい
    て、イメージデータと属性データとを記憶手段に保持す
    る際に、画素毎に連続アドレスに保持させることを特徴
    とする印刷装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載された
    印刷装置を備えたことを特徴とする画像処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015212985A (ja) * 2015-08-10 2015-11-26 株式会社三菱東京Ufj銀行 情報処理装置

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