JP2008023959A - 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑な画像処理を少ないメモリ容量で高速に行うこと。
【解決手段】画像処理パラメータとバンド画像の画素ごとの属性を生成するCPU101と、画像処理パラメータを記憶する画像処理パラメータメモリ領域116bと、バンド属性を記憶する属性バンドメモリ領域116dと、バンド画像をライン単位に読み込むバンド画像読み込み手段と、ライン単位のバンド画像を記憶するバンドライン記憶手段と、バンド属性をライン単位に読み込むバンド属性読み込み手段と、ライン単位のバンド属性を記憶するバンド属性記憶手段と、画像処理パラメータ、ライン単位のバンド画像、ライン単位のバンド属性、を読み込んで画像処理を行う画像処理装置112と、画像処理後画像を記憶する階調処理後バンド画像メモリ領域116eと、を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、コピー、スキャナ、デジタルカメラ、プリンタなどの画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムに関するものである。
従来、ページプリンタなどでは、解像度の増加と、高速化の要求から、CPUの性能のみでは、要求を満たすことが困難になってきている。特に、カラープリンタでは、図32に示すように、PDLを解析し、多値のバンド画像を描画し、つぎに生成された多値バンドを色変換し、階調処理を行い、符号化し、1ページ分の符号を貯めた後に復号し印字する。そして、近年、半導体技術の発展からCPUで行われた処理の1部をハードウエアで行うことが可能となってきた。
たとえば、従来においては、生成された多値のバンド画像をプレーン分割処理(色変換処理を含む)と、ハーフトン処理をハードウエア化している(たとえば、特許文献1参照)。また、写真画像の描画部分をハードウエア化し、写真画像のソース画像を変倍し、ハーフトン処理を水平ラインごとパイプライン処理を行い、高速化している(たとえば、特許文献2、3参照)。また、生成された多値のバンド画像を色変換処理装置で色変換し、その後、ハーフトン処理装置で、ハーフトン処理をパイプライン処理行うことにより、高速化している(たとえば、特許文献4参照)。
また、従来から、カラー印刷、カラーテレビ、カラー複写機などの分野で、色変換について数多くの方法が提案されており、その1つとして、テーブルメモリを用いて入力の色空間、たとえばRGB系から、出力の色空間、たとえばCMYK系へ直接変換する方法がある。
しかし、RGB系などの3色信号を必要とする濃度段階の分解能でそれぞれにデジタル信号に変換した時の情報量は非常に多く、したがってテーブルメモリの容量が膨大になり、コストが非常に高くなる。例えば、入力RGB各色に対し8BITを割り当て、出力CMYK各色が8BITで出力されるとすると、224×4バイトのメモリが必要になってしまい実用的でない。そこで、テーブルメモリを用いて色変換を行う場合のメモリ容量削減の方法として従来は補間を用いる方法が主に検討されていた。
すなわち、入力信号の上位BITをアドレスとした色補正メモリを用いることによってメモリ容量を削減し、粗くなった分を下位BITを用いた補間回路によって補正しようとする方法がある(たとえば、特許文献5、6参照)。
上位4BITにより、16分割された色空間の例を図29−1、図29−2に示す。そして、四面体への分割、四面体の判定と補間係数の一覧を図30に示す。
また、カラー印刷や、ハードコピーでは、「黒文字、シャドウ部の良好な再現」、「グレイバランスをとりやすくする」、「色インクの消費量を節約しインクの乾燥を早める」などを目的として、CMYインクのほかに墨(黒)Kを加えた4色再現が行われる。そして、図31に示すように色濃度成分からKだけグレイ成分を除去することを下色除去UCR(Under Color Removal)ということが知られている。また、その圧縮方法として圧縮方式としては、算術符号化方式を採用した2値画像符号化方式の国際標準であるJBIG(Joint Bi−level Image experts Group)が知られている。
また、近年の半導体プロセスの発達により、メインメモリのDRAMは高速化され、また、それに伴いCPUとメモリコントローラ間の転送レートも高速化されてきた。そのためにその設計に多くのノウハウと多くのコストを必要とし始めた。
そのため、汎用CPUを製造するメーカーは図33に示すようなメモリコントローラを内蔵した汎用CPUを製造しはじめている。そして、このようなメモリコントローラを内蔵した汎用CPUをプリンタコントローラに使用する場合、図33のように汎用CPUの標準バスに画像処理ASICを接続することが考えられる。
特開2001−18455号公報 特開2003−208608号公報 特開2004−282239号公報 特開2004−242213号公報 特公昭58−16180号公報 特開平2−187374号公報
しかしながら、上記に示されるような従来の技術にあっては、特許文献1においては、プレーン分割処理装置(色変換処理を含む)とハーフトン処理装置が別々のハードウエアとして、存在しプレーン分割処理装置により、多値バンドバッファ(CMYK)を生成し、ハーフトン処理装置により、2値フレームバッファーを生成するために大きなメモリ領域を必要とし、かつ、図34に示すようにメインメモリコントローラに画像処理装置が内蔵する場合は、メインメモリアクセスが近いために問題ないが、図33のようにメモリコントローラを内蔵した汎用CPUである場合、画像処理装置はバスで接続されるために、メインメモリアクセスが遠いため、プレーン分割処理装置は多値バンドバッファ(CMY)を読み込むために、バスを介してメインメモリから読み込み、処理結果を多値バンドバッファ(CMYK)として、バスを介してメインメモリへ書き込み、ハーフトン処理装置は多値バンドバッファ(CMYK)を読み込むために、バスを介してメインメモリから読み込み、処理結果である階調処理後のデータをバスを介してメインメモリへ書き込み処理が必要であり、多くの時間を費やし、また、汎用CPUとASICを接続するバスの転送効率を落とすために画像処理装置以外の処理装置にも影響を与えることになる。
また、特許文献2,3では、色変換処理装置とハーフトン処理装置をパイプラン処理しているために、特許文献1のような多値バンドバッファ(CMYK)を生成しないために、大きなメモリアクセスはないが、画像処理パラメータをライン単位の画像処理ごとに読み込むために図33のようにメインメモリコントローラに画像処理装置が内蔵する場合は、メインメモリアクセスが近いために問題ないが、図33のようにメモリコントローラを内蔵した汎用CPUである場合、画像処理装置はバスで接続されるために、メインメモリアクセスが遠いため、メインメモリのアクセスに多くの時間を費やし、また、汎用CPUとASICを接続するバスの転送効率を落とすために画像処理装置以外の処理装置にも影響を与えることになる。
同様に、特許文献4においては、色変換処理装置とハーフトン処理装置をパイプラン処理しているために、上記の問題があり、また、1200DPIもしくは2400DPIで印字する場合に、解像度にあわせて多値のバンドデータを生成する必要があるために、多値バンドデータを生成する描画時間が大きくかかり、かつ大きな多値バンドデータのためにメモリ容量を消費することになる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複雑な各画像処理の高速処理を実現し、かつ中間データを発生させないことで、メモリ容量も小さくし、複雑な画像処理をハードウエアにより高速に行うことを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、ページ記述言語を解析し、中間言語を生成する中間言語生成手段と、前記中間言語生成手段により生成された中間言語を記憶する中間言語記憶手段と、前記中間言語記憶手段に記憶された中間言語を解析し、バンド画像を生成するバンド画像生成手段と、前記バンド画像生成手段により生成されたバンド画像を記憶するバンド画像記憶手段と、を有する画像処理装置であって、前記中間言語記憶手段により記憶された中間言語を解析し、画像処理のパラメータを生成する画像処理パラメータ生成手段と、前記画像処理パラメータ生成手段により生成された画像処理パラメータを記憶する画像処理パラメータ記憶手段と、前記バンド画像生成手段により生成されたバンド画像に対応する画素ごとの属性を生成するバンド属性生成手段と、前記バンド属性生成手段により生成されたバンド属性を記憶するバンド属性記憶手段と、前記バンド画像生成手段により生成されたバンド画像をライン単位に読み込むバンド画像読み込み手段と、前記バンド画像読み込み手段により読み込まれたライン単位のバンド画像を記憶するバンドライン記憶手段と、前記バンド属性生成手段により生成されたバンド属性をライン単位に読み込むバンド属性読み込み手段と、前記バンド属性読み込み手段により読み込まれたライン単位のバンド属性を記憶するバンド属性記憶手段と、前記画像処理パラメータ記憶手段により記憶された画像処理パラメータを読み込み、前記バンドライン記憶手段により記憶されたライン単位のバンド画像を読み込み、前記バンド属性記憶手段により記憶されたライン単位のバンド属性を読み込み、画像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段により生成された画像処理後画像を記憶する画像処理後画像データ記憶手段と、を備えることを特徴とする。
前記画像処理手段は、前記バンドライン記憶手段により記憶されたライン単位のバンド画像を読み込み、前記バンド属性記憶手段により記憶されたライン単位のバンド属性を読み込み、属性データにより、しきい値テーブルを変更し、ハーフトン処理を行うハーフトン処理手段を有することを特徴とする。
前記画像処理手段は、前記バンドライン記憶手段により記憶されたライン単位のバンド画像を読み込み、解像度変換を行う解像度変換手段を有することを特徴とする。
前記画像処理手段は、前記バンドライン記憶手段により記憶されたライン単位のバンド画像を読み込み、UCR処理を行うUCR処理手段を有することを特徴とする。
前記画像処理手段は、前記バンドライン記憶手段により記憶されたライン単位のバンド画像を読み込み、前記バンド属性記憶手段により記憶されたライン単位のバンド属性を読み込み、属性データにより、格子点テーブルを変更し、色変換処理を行う色変換処理手段を有することを特徴とする。
前記画像処理手段は、前記バンド画像記憶手段において記憶されたバンド画像は、RGBまたはCMY画像のプレーン単位に記憶されていることを特徴とする。
前記画像処理手段と前記中間言語生成手段は、バスで接続された別々の処理装置であることを特徴とする。
ページ記述言語を解析し、中間言語を生成する中間言語生成工程と、前記中間言語生成工程で生成された中間言語を記憶する中間言語記憶工程と、前記中間言語記憶工程で記憶された中間言語を解析し、バンド画像を生成するバンド画像生成工程と、前記バンド画像生成工程で生成されたバンド画像を記憶するバンド画像記憶工程と、を含む画像処理方法であって、前記中間言語記憶工程で記憶された中間言語を解析し、画像処理のパラメータを生成する画像処理パラメータ生成工程と、前記画像処理パラメータ生成工程で生成された画像処理パラメータを記憶する画像処理パラメータ記憶工程と、前記バンド画像生成工程で生成されたバンド画像に対応する画素ごとの属性を生成するバンド属性生成工程と、前記バンド属性生成工程で生成されたバンド属性を記憶するバンド属性記憶工程と、前記バンド画像生成工程で生成されたバンド画像をライン単位に読み込むバンド画像読み込み工程と、前記バンド画像読み込み工程で読み込まれたライン単位のバンド画像を記憶するバンドライン記憶工程と、前記バンド属性生成工程で生成されたバンド属性をライン単位に読み込むバンド属性読み込み工程と、前記バンド属性読み込み工程で読み込まれたライン単位のバンド属性を記憶するバンド属性記憶工程と、前記画像処理パラメータ記憶工程で記憶された画像処理パラメータを読み込み、前記バンドライン記憶工程で記憶されたライン単位のバンド画像を読み込み、前記バンド属性記憶手段により記憶されたライン単位のバンド属性を読み込み、画像処理を行う画像処理工程と、前記画像処理工程で生成された画像処理後画像を記憶する画像処理後画像データ記憶工程と、を含むことを特徴とする。
前記画像処理工程は、前記バンドライン記憶工程で記憶されたライン単位のバンド画像を読み込み、前記バンド属性記憶工程で記憶されたライン単位のバンド属性を読み込み、属性データにより、しきい値テーブルを変更し、ハーフトン処理を行うハーフトン処理工程を含むことを特徴とする。
前記画像処理工程は、前記バンドライン記憶工程で記憶されたライン単位のバンド画像を読み込み、解像度変換を行う解像度変換工程を含むことを特徴とする。
前記画像処理工程は、前記バンドライン記憶工程で記憶されたライン単位のバンド画像を読み込み、UCR処理を行うUCR処理工程を含むことを特徴とする。
前記画像処理工程は、前記バンドライン記憶工程で記憶されたライン単位のバンド画像を読み込み、前記バンド属性記憶工程で記憶されたライン単位のバンド属性を読み込み、属性データにより、格子点テーブルを変更し、色変換処理を行う色変換処理工程を含むことを特徴とする。
前記画像処理工程は、前記バンド画像記憶工程で記憶されたバンド画像を、RGBまたはCMY画像のプレーン単位に記憶することを特徴とする。
請求項8〜13のいずれか一つに記載の画像処理方法をコンピュータ上で実行することを特徴とする。
本発明は、RGB多値バンドと属性バンドと画像処理パラメータを生成し、RGBもしくはCMYの各版ごとのラインメモリと属性のラインメモリを有し、画像処理パラメータを格納する記憶装置を有し、色変換処理と解像度変換処理とハーフトン処理をパイプライン処理で行うために、高速であり、かつ中間データが発生しないために、メモリ容量も小さくすむ。また、メモリコントローラを内蔵した汎用CPU101のASIC間のバスの転送が効率良く行なえ、かつ複雑な画像処理をハードウエアにより高速に行うことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、この発明を実施した多色画像形成装置の機構部の構成例を示す図である。この多色画像形成装置において、符号1は像担持体であるベルト状の感光体であり、その感光体1は回転ローラ2,3により回動可能に支持され、その各回転ローラ2,3の駆動により矢示A方向に回動される。感光体1の外周部には、帯電手段である帯電装置4、除電ランプL、感光体1用のクリーニングブレード15Aが配置されている。帯電装置4の下流位置には、光書込手段であるレーザ書き込みユニット5より発せられるレーザ光が照射される光書き込み部がある。
光書き込み部より下流位置には、複数の現像ユニット(現像手段)が切り換え自在に支持された多色現像装置6が配置されている。多色現像装置6は、収容するトナーの色毎に、イエロー現像ユニット、マゼンタ現像ユニット、シアン現像ユニットを備えている。多色現像装置6の上部には、黒色トナーを収容したブラック現像ユニット7が備えられている。
これらの各現像ユニットのいずれか1つが対応する色の現像タイミングに同期し、現像可能な位置に移動する。多色現像装置6は、円周上120度の回転によっていずれかの現像ユニットを選択する機能を有している。そして、これらの現像ユニットが稼動するときには、ブラック現像ユニット7は感光体1より離間した位置に移動する。その移動は、カム45の回転により行なわれる。
レーザ書き込みユニット5は、図示しないレーザ光源から複数色の画像形成信号(書き込み情報)に応じたレーザ光を順次発生させ、ポリゴンモータ5Aによって回転されるポリゴンミラー5Bを用いてそのレーザ光を周期的に偏向させ、fθレンズ5Cおよびミラー5Dなどを経て、帯電された感光体1の表面を走査してその表面に静電潜像を形成させる。
感光体1の表面に形成される静電潜像は、対応する現像ユニットからのトナーによって現像され、トナー画像が形成され保持される。中間転写ベルト10は、感光体1に隣接しており、回転ローラ11,12により矢示B方向に回動可能に支持されている。感光体1上のトナー画像は、中間転写ベルト10の裏側にある転写ブラシ(第1の転写手段)13により、その中間転写ベルト10の表面に転写される。
感光体1の表面は1色毎にクリーニングブレード15Aによりクリーニングされ、その表面に所定色のトナー画像が形成される。そして、その都度中間転写ベルト10の1回動毎にその表面の同じ位置に感光体1上のトナー画像が転写されて、中間転写ベルト10上に複数色のトナー画像が重ね合わせられて保持される。その後、そのトナー画像は用紙やプラスチック等の記録媒体に転写される。
用紙への転写に際しては、給紙装置(給紙カセット)17に収納されている用紙が給紙ローラ18によって繰り出されて搬送ローラ19により搬送され、レジストローラ対20に付き当てられた状態で一旦停止された後、トナー画像の転写位置が正規のものとなるようにタイミングがとられて中間転写ベルト10と転写ローラ(第2の転写手段)14のニップに再搬送される。
そして、その用紙は転写ローラ14の作用により中間転写ベルト10上の複数色のトナー画像が一括転写された後、定着装置50に送られ、そこでトナー像が定着された後、排紙ローラ対51により本体フレーム9の上部の排紙スタック部52に排出される。
中間転写ベルト10には、回転ローラ11の部位に中間転写ベルト10用のクリーニング装置16が設けられ、クリーニングブレード16Aがクリーニングブレード接離用アーム16Cを介して接離自在の構成となっている。このクリーニングブレード16Aは、感光体1からトナー画像を受け取る工程では、中間転写ベルト10から離れ、中間転写ベルト10より用紙にトナー画像が転写された後に接触するようになっていて、用紙にトナー画像が転写された後の残留トナーをかきとる。
クリーニングブレードは、すでに記したように、感光体1用と中間転写ベルト10用がある。これらブレードがかきとった廃トナーは、回収容器15に収納する。その回収容器15は適宜交換される。中間転写ベルト10用のクリーニング装置16の内部に設けられたオーガ16Bが、クリーニングブレード16Aでかきとられた廃トナーを搬送し、図示しない搬送手段で回収容器15に送るようになっている。
符号31はユニット化されたプロセスカートリッジで、感光体1、帯電装置4、中間転写ベルト10、クリーニング装置16、用紙搬送路を形成する搬送ガイド30などを一体に組み込み、寿命到来時に交換できるように構成されている。プロセスカートリッジ31の交換のほかに、多色現像装置6、ブラック現像ユニット7なども寿命到来時に交換するが、その交換性やジャム紙の処理を容易にするため、本体の一部の前フレーム8は支軸9Aを中心に開閉可能に回動できる構造にしてある。
図1の左側には、電装・制御装置60が収納されている。その上方には、ファン58が備えられており、機内の温度過昇防止のために排風する。図の右側には、比較的小規模な別の給紙装置59が備えられている。なお、この実施の形態では、中間転写体として中間転写ベルト10を使用したが、中間転写ドラムを使用することもできる。
図2は、図1における電装・制御装置の構成を示すブロック図である。この図において、CPU101は、プリンタ装置全体の制御や、PC122から送られてきたPDLを解析し、画像処理装置112のパラメータを生成する。CPUI/F102は、CPU101のインタフェースであり、メモリアービター103を介して、メインメモリ116や各種コントローラと接続されている。メモリアービター103は、メインメモリ116と各種のコントローラ間の調停を行う。メモリコントローラ104は、メインメモリ116を制御し、メモリアービター103を介して、各種コントローラやCPU101と接続されている。
DMA105は、メモリコントローラ104とバス118に接続されたエンジンコントローラ間のダイレクトメモリアクセスを行う。バスコントローラ106は、バス118とつながる各周辺コントローラとのバスの調停を行う。通信コントローラ107は、ネットワークに接続されており、ネットワークから各種データやコマンドなどを受け取り、メモリアービター103を介して各種のコントローラに接続されている。ROM115は、各種のプログラムや、文字などのフォント情報を格納している。メインメモリ116は、画像データや、その符号データや、CPU101のプログラムなどを格納している。
メモリコントローラ内蔵CPU117は、CPU101とメモリコントローラ104を内蔵している。バス118は、メモリコントローラ内蔵CPU117と画像処理コントローラとを接続する。バスI/F108は、バス118のインタフェース処理を行い、メモリコントローラ内蔵CPU117と接続する。符号化装置109は、メインメモリ116に格納された画像データを符号化する。復号装置111は、メインメモリ116に格納された符号を復号し、エンジンコントローラ110へ転送する。
エンジンコントローラ110は、プリンタエンジン124を制御する。画像処理装置112は、CPU101により生成された画像処理パラメータを読み込み、画像処理を行い、メインメモリ116の画像データの指定された位置へ書き込む。プリンタエンジン124は、記録紙に画像を形成する。バスI/F113は、パネルコントローラ114のデータをメモリコントローラ内蔵CPU117へ転送する。パネルコントローラ114は、パネル121を制御している。パネル121は、ユーザーからの操作をプリンタ装置へ知らせる。
図3は、本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の処理の流れを示すブロック図である。この図において、PDLメモリ領域116aは、通信コントローラ107からのPDLデータを記憶する。CPU101は、メインメモリ116のPDLメモリ領域116aに格納されたPDLを解析する。また、CPU101は、メインメモリ116へRGBバンドと属性バンドを描画する。メインメモリ116は、RGBバンドを記憶する。また、メインメモリ116は属性バンドを記憶する。CPU101は、画像処理装置112の画像処理パラメータを生成する。また、メインメモリ116は、CPU101で生成された画像処理パラメータを記憶する。画像処理装置112は、メインメモリ116の画像処理パラメータを受け取り、メインメモリ116のRGB多値バンドメモリ領域116cからRGBバンドを読み込み階調処理を行い、メインメモリ116の階調処理後バンドメモリ領域116eへ転送する。さらに、メインメモリ116は階調処理後バンドを記憶する。符号化装置109は、メインメモリ116のバンドメモリ領域のバンドデータを読み込み符号化し、メインメモリ116の符号ページメモリ領域116fへ符号を送る。メインメモリ116は、符号化装置109から符号を受け取り、ページ単位の符号を記憶する。復号装置111は、メインメモリ116に記憶されたバンド毎の符号からなる1ページ分の符号を読み込み、復号し、エンジンコントローラへ転送する。プリンタエンジン124でプリント出力する。
図4は、上記画像形成装置における処理の概念を示すブロック図である。この図において、PC(パーソナルコンピュータ)122は、PDL(ページ記述言語)を生成し、ネットワークをかいして本画像形成装置へ転送する。通信コントローラ107は、PC122からのPDLを受け取りメインメモリ116のPDLメモリ領域116aへ格納する。メインメモリ116は、PDLや画像処理パラメータやRGB多値バンドデータや属性バンドデータや階調処理後バンドデータやページ符号やプログラムや各種のワークデータなどを記憶する。CPU101は、PC122からのPDLを解析し、画像処理装置112の画像処理パラメータを生成し、メインメモリ116の画像処理パラメータメモリ領域116bへ画像処理パラメータを書き込み、PDLを解析し、RGB多値バンドの描画と属性バンドの描画を行う。画像処理装置112は、メインメモリ116の画像処理パラメータ領域から画像処理パラメータを読み込み、メインメモリ116のRGB多値バンドの描画と属性バンドを読み込み画像処理を行い、階調処理後のバンドを描画する。符号化装置109は、メインメモリ116の階調処理後のバンドを読み込み符号化し、メインメモリ116のページ符号メモリ領域116fへ符号を書き込む。復号装置111は、プリンタエンジン124に同期してメインメモリ116のページ符号メモリ領域116fの符号を復号し、エンジンコントローラ110へ転送する。エンジンコントローラ110は、復号装置111から受け取った画像をプリンタエンジン110へ転送する。プリンタエンジン124は、エンジンコントローラ110から送られる画像を記録紙に出力する。
図5にメインメモリ116のフォーマットを示す。図6にメインメモリ116のRGBバンド画像メモリフォーマットを示す。図7にメインメモリ116の属性バンド画像メモリフォーマットを示す。
図8に画像処理の流れを示す。この図において矢印符号で示すように、まず、CPU101はPDLを解析し、画像処理パラメータを生成する。CPU101はPDLを解析し、RGBバンドと属性バンドを描画する。画像処理装置112は、画像処理パラメータを読み込む。さらに画像処理装置112は、RGBバンド画像データと属性バンドをライン単位で読み込む。続いて、画像処理装置112は、ライン単位で画像処理を行い、階調処理後バンド画像記憶領域へ描画する。
図9に階調処理後画像の符号化処理の流れを示す。この図において矢印符号で示すように、まず、階調処理後バンドを読み込み符号化する。続いて、符号化されたデータをページ符号メモリ領域116fへ転送する。
図10にページ符号の復号印字処理の流れを示す。この図において矢印で示すように、復号装置111は、ページ符号メモリ領域116fに格納されている符号化データをバスコントローラ106を介して復号する。
図11は、画像処理装置112の処理動作を示すフローチャートである。この図において、まず、CPU101はPDLを解析し、画像処理装置112のパラメータを生成し、メインメモリ116の画像処理パラメータメモリ領域116bへ格納する(ステップS11)。続いて、CPU101は画像処理装置112を起動する(ステップS12)。続いて、画像処理装置112は、メインメモリ116の画像処理パラメータメモリ領域116bから画像処理パラメータを読み込む(ステップS13)。その後、画像処理装置112は、上記処理の終了をCPU101に知らせる(ステップS14)。CPU101はPDLを解析し、RGB多値バンドメモリ領域116cへ描画処理を行い、また、RGBバンドと対となる画素の属性を属性データメモリ領域へ描画する(ステップS15)。その後、画像処理装置112は、上記処理の終了をCPU101に知らせる(ステップS16)。続いて、画像処理装置112は、メインメモリ116のRGB多値バンドメモリ領域115cからRGB画像を読み込み、属性バンドメモリ領域116dから、属性データを読み込んで画像処理を行い、画像処理結果をメインメモリ116の階調処理後バンド画像メモリ領域116eへ転送する(ステップS17)。続いて、画像処理装置112は、処理の終了をCPU101に知らせ(ステップS18)、CPU101は、符号化装置を起動させ、画像処理装置112により生成された階調処理後のバンドデータを符号化する(ステップS19)。続いて、すべてのバンドを処理したか否かを判断し(ステップS20)、すべてのバンドを処理していなければステップS15に戻り同様の処理を、すべてのバンドが終了するまで繰り返し実行する。
図13は、本発明の実施の形態にかかる画像処理装置の構成を示すブロック図である。この図において、バスアービターI/F151は、画像処理パラメータ読み込み装置152とRGBバンド画像読み込み装置160と画像処理後画像書き込み装置162と属性データ読み込み装置161のバスアービターへの要求の調停を行う。画像処理パラメータ読み込み装置152は、バスアービターI/F151を介して、メインメモリ116の画像処理パラメータメモリ領域116bから各種のパラメータを読み込み、各画像処理パラメータ記憶装置(符号154〜159)へ転送する。パラメータドレス生成装置153は、メインメモリ116の画像処理パラメータメモリ領域116bから各種のパラメータを読み込むためのアドレスを生成する。DMAパラメータ記憶装置154は、画像処理パラメータ読み込み装置152から受け取った、図12に示すような多値RGBバンド幅、多値RGBバンド高さ、RGBバンドスタートアドレス、階調処理後CMYKバンド幅、階調処理後CMYKバンド高さ、CMYKバンドスタートアドレス、属性バンドスタートアドレスなどを格納する。
格子点データ記憶装置155は、画像処理パラメータ読み込み装置152から受け取った色変換処理装置173に必要なメインメモリ116の格子点データなどを格納する図19にこのメインメモリのフォーマットを示す。
ガンマテーブル記憶装置156は、画像処理パラメータ読み込み装置152から受け取った色変換処理装置173に必要なメインメモリ116のガンマデータなどを格納する。図21にこのメインメモリのフォーマットを示す。
解像度変換パラメータ記憶装置157は、画像処理パラメータ読み込み装置152から受け取った解像度変換装置174に必要なメインメモリ116の変倍パラメータなどを格納する。ハーフトンパラメータ記憶装置158は、画像処理パラメータ読み込み装置152から受け取ったハーフトン処理装置175に必要なメインメモリ116のハーフトンパラメータなどを格納する。しきい値マトリックス記憶装置159は、画像処理パラメータ読み込み装置152から受け取ったハーフトン処理装置175に必要なメインメモリ116のはしきい値マトリックスなどを格納する。図20にメモリのフォーマットを示す。
RGBバンド画像読み込み装置160は、バスアービターI/F151を介して、メインメモリ116のRGB多値バンドメモリ領域116cから水平ライン単位でRGBのバンド画像を読み込み、RGBラインメモリ制御装置163へ転送する。
RGBバンド画像アドレス生成装置164は、メインメモリ116のソース画像領域から水平ライン単位にソース画像を読み込むためのアドレスを生成する。RGBラインメモリ制御装置163は、RGBバンド画像読み込み装置160からのRGBバンド画像データを読み込み多値RGBライン記憶装置165,166,167へ転送する。
多値RGBライン記憶装置165,166,167は、RGBラインメモリ制御装置163から転送された1ライン分の多値RGBデータを格納する。属性ラインメモリ制御装置168は、属性データ読み込み装置161から属性データを読み込み属性ライン記憶装置170へ転送する。属性データアドレス生成装置169は、メインメモリ116の属性バンド領域116dから水平ライン単位に属性データを読み込むためのアドレスを生成する。属性ライン記憶装置170は、属性ラインメモリ制御装置168から転送された1ライン分の属性データを格納する。
色変換処理装置173は、多値RGBライン記憶装置165,166,167と属性ライン記憶装置170から各処理画素ごと水平ライン単位にRGB値と属性値を読み込みRGB→CMYの色変換処理とBG/UCR処理を行い、生成された多値CMYKデータから、1つの版を選択し解像度変換装置174へ転送する。図16にブロック図を示す。
解像度変換装置174は、色変換処理装置173から受け取った画像データと属性データを読み込み、水平/垂直方向に指定された変倍率で拡大処理を行い、ハーフトン処理装置175へ転送する。図22にブロック図を示す。
ハーフトン処理装置175は、しきい値マトリックス記憶装置159からしきい値マトリックスを読み込み、解像度変換装置174から変倍処理後のデータを受け取ることによりハーフトン処理を実行し、メモリのワード単位に画像処理後画像バッファ171へ階調処理後のデータを転送する。このときハーフトン処理装置175は、属性データを解像度変換装置174から受け取り、図20のしきい値テーブルの写真用/グラフィックス用/文字用を切り換えながらハーフトン処理を行う。図23にブロック図を示す。
画像処理後画像バッファ装置171は、ハーフトン処理装置175で処理された画像データを、バス18(図2参照)を用いて複数の効率のよいバースト転送をするために複数のワードデータを一時格納する。図15に詳細なブロック図を示す。
画像処理後画像書き込み装置162は、バスアービターI/F151を介して、格納された複数ワードの画像データをメインメモリ116のバンドメモリ領域の図11のような写真画像領域へ書き込む。このときバス18を、複数の効率のよいバースト転送を行うために連続したアドレスの複数データを転送する。
画像処理後画像アドレス生成装置172は、メインメモリ116のバンドメモリ領域のアドレス演算を行う。このとき、RGBバンド画像が水平ライン単位で読み込むために画像処理後画像も水平ライン単位でアドレスを生成する。
図14は、上記図13のように構成された画像処理装置の処理動作を示すフローチャートである。この図において、まず、ソースラインカウンタを0にし(ステップS21)、ソースラインカウンタのラインのRバンドの画像データを読み込み多値Rライン記憶装置165へ転送する(ステップS22)。同様に、ソースラインカウンタのラインのGバンドの画像データを読み込み多値Gライン記憶装置166へ転送する(ステップS23)。また、ソースラインカウンタのラインのBバンドの画像データを読み込み多値Bライン記憶装置167へ転送する(ステップS24)。続いて、ソースラインカウンタのラインの属性データを読み込み属性ライン記憶装置170へ転送する(ステップS25)。続いて、変倍ラインカウンタを0にし(ステップS26)、ラインメモリ読み込みアドレスを0にする(ステップS27)。その後、色変換処理装置173は、各画素ごとのRGB値を多値R,G,Bライン記憶装置165.166,167から属性値を属性ライン記憶装置170から読み込み、属性により色変換テーブルを切りかえ、RGB→CMYKの色変換を行いC版の画像を生成し、解像度変換装置174へ転送する(ステップS28)。続いて、解像度変換装置174により、C版の画像データと属性データを水平方向に変倍し、ハーフトン処理装置175へ転送する(ステップS29)。さらにハーフトン処理装置175は、解像度変換後の画像データを、属性データによりしきい値テーブルを切り換え、ハーフトン処理を行い、画像処理後画像バッファ装置へ転送し、バスを介してC版のバンドメモリ領域へ転送する(ステップS30)。つぎに1ライン分の画像データを処理したか否かを判断する(ステップS31)。ここで1ライン分の画像データを処理していなければ、ラインメモリ読み込みアドレスを一つインクリメントし(ステップS32)、ステップS28に戻る。
ステップS31において、1ライン分の画像データを処理したと判断したならば、インメモリ読み込みアドレスを0にする(ステップS33)。その後、色変換処理装置173は、各画素ごとのRGB値を多値R,G,Bライン記憶装置165.166,167から属性値を属性ライン記憶装置170から読み込み、属性により色変換テーブルを切りかえ、RGB→CMYKの色変換を行いM版の画像を生成し、解像度変換装置174へ転送する(ステップS34)。続いて、解像度変換装置174により、M版の画像データと属性データを水平方向に変倍し、ハーフトン処理装置175へ転送する(ステップS35)。さらにハーフトン処理装置175は、解像度変換後の画像データを、属性データによりしきい値テーブルを切り換え、ハーフトン処理を行い、画像処理後画像バッファ装置へ転送し、バスを介してC版のバンドメモリ領域へ転送する(ステップS36)。つぎに1ライン分の画像データを処理したか否かを判断する(ステップS37)。ここで1ライン分の画像データを処理していなければ、ラインメモリ読み込みアドレスを一つインクリメントし(ステップS38)、ステップS33に戻る。
ステップS37において、1ライン分の画像データを処理したと判断したならば、上記C版と同様にY版を描画し(ステップS39)、続いて、C版と同様にK版を描画する(ステップS40)。その後、変倍ラインカウンタ<垂直方向の拡大率であるかを判断する(ステップS41)。ここで変倍ラインカウンタ<垂直方向の拡大率であれば、変倍ラインカウンタを一つインクリメントし(ステップS42)、ステップS22に戻る。一方、ステップS41で変倍ラインカウンタ<垂直方向の拡大率でなければ、さらにソースカウンタ<RGBバンド高さであるかを判断する(ステップS43)。ここでソースカウンタ<RGBバンド高さである場合、ソースカウンタを一つインクリメントし(ステップS44)、ステップS22に戻る。一方、ステップS43においてソースカウンタ<RGBバンド高さではない場合、この処理を終了する。
なお、図14において、CPU101へ画像処理装置112の終了を通知する方法としては、割り込みや、ポーリングが考えられる。
このように、本発明は図13のように、RGBもしくはCMYの各版ごとのラインメモリと属性のラインメモリを有するために、解像度変換処理による垂直方向の変倍時に同じラインのデータを再度読み込む必要がない。このために再度バスを介してアクセスしないために、処理速度が高速で、バスを転送レートを小さくすることができる。また、画像処理パラメータを格納する記憶装置を有し、図20のようにM×Nのデイザパターンを写真用、グラフィックス用、文字用と記憶しているために、1度設定すると再度設定する必要がなくメモリアクセスが少なくなる。また、色変換処理と解像度変換処理とハーフトン処理をパイプライン処理で行うために、高速であり、かつ中間データが発生しないために、メモリ容量も小さくすむ。また、画像処理後画像バッファにより、階調処理結果を複数ワード蓄積し、バスを介して、メインメモリ116の各版の階調処理後のバンドメモリへバーストすることにより、バスの転送を効率的に行うことができる。
図15は、画像処理後画像バッファ装置171の構成を示すブロック図である。この図に示すように、MUX(マルチプレクサ)181は、トグルの複数ワード記憶装置の空いている記憶装置へ書き込みデータを転送する。複数ワード記憶装置182A,Bは、複数ワードの画像データを記憶する。MUX(マルチプレクサ)183は、トグルの複数ワード記憶装置の出力する記憶装置からデータを読み込む。アドレス生成装置184は、複数ワード記憶装置A,Bのライトアドレスとリードアドレスを生成する。コントローラ185は、本装置全体を制御する。
図16は、色変換処理装置173の詳細構成を示すブロック図である。この図において、多値RGBラインデータ読み込み装置191は、多値RGBライン記憶装置165,166,167から処理する画素のRGBデータを読み込む。属性ラインメモリデータ読み込み装置192は、属性ライン記憶装置170から処理する画素の属性データを読み込む。属性データ切り出し装置193は、図7に示すような属性データフォーマットを画素ごと切り出し、格子点アドレス生成装置195と解像度変換装置174へ転送する。格子点選択装置194は、多値RGBラインデータ読み込み装置191から画像(RGB)データを受け取り、各RGB成分を上位NBIT、下位8−NBITに分割し、それぞれをHRGB、DRGBとし、8個の格子点からなる立方体の6個の四面体のどの四面体に相当するかを判断し、TYPEとし、HRGBを格子点アドレス生成装置195へ、DRGBを格子点補間処理装置197へ転送する。格子点アドレス生成装置195は、格子点選択装置194からのHRGBとHRU、GU、BUとTYPEと属性データ切り出し装置193から、属性データを受け取り、格子点アドレスを求める。データ切り出し装置196は、読み込んだ格子点データを格子点補間処理装置197で補間するための4つのパラメータを切り出す。格子点補間処理装置197は、データ切り出し装置196からの補間する四面体の4点の格子点のCMY値とから格子点選択装置194のDRGBで補間し、CMYデータを求める。BG/UCR処理装置198は、格子点補間処理装置197からの補間されたCMYデータからK版を生成し、CMYの値を減じる。図18にブロック図を示す。ガンマ処理装置199は、BG/UCR処理装置198により生成されたCMYKデータから図13のガンマテーブル記憶装置156のガンマテーブルをアクセスすることにより、非線形の補間を行い、MUX200へ転送する。MUX(マルチプレクサ)200は、処理する版を選択し解像度変換装置174へ転送する。
図17は、色変換処理装置173の処理動作を示すフローチャートである。まず、画像(RGB)データの上位NBITをHG,G,Bへ、下位(8−N)をDR、DG,DBへ変換する(ステップS51)。続いて、HR,G,Bから、8個の格子点に構成される6個の四面体のうち、どの四面体に属するかを求め、TYPEとする(ステップS52)。さらに、HR,G,BとHRU,GU,BUとTYPE値データから色変換テーブルデータフォーマットのアドレスを求める(ステップS53)。続いて、メインメモリ116をアクセスし、データを読み込み(ステップS54)、DR,G,Bデータと格子点データから補間処理を行ない、C,M,Y,Kデータを求める(ステップS55)。
図18に図16の色変換処理装置173におけるBG/UCR処理装置198の構成をブロック図で示す。このBG/UCR処理装置198は、図30に示すようなBG/UCR処理を行う。図18において、MIN生成装置201は、格子点補間処理装置197で生成されたC,M,Y値を受け取り、C,M,Y値のMIN値を演算する。減算器202,203,204は、MIN生成装置201で演算されたMIN値を減算する。レジスタ205,206,207,208は、生成されたC,M,Y,K値を一時保持する。
図22に図13の解像度変換装置174のブロック図を示す。この図において、レジスタ211は、色変換処理装置173から属性データを受け一時記憶し、ハーフトン処理装置175へ転送する。水平変倍処理装置212は、色変換処理装置173からの解像度変換前の1版の画素データを受けとり、解像度変換パラメータ記憶装置157から水平変倍率を受け取り、水平方向に変倍し、ハーフトン処理装置175へ転送する。垂直カウンタ213は、解像度変換パラメータ記憶装置157から垂直変倍率を受け取り、変倍したライン数をカウントし、コントローラ214へ転送する。コントローラ214は、この解像度変換装置174全体を制御している。図12に解像度変換処理の例を示す。
つぎに図23のハーフトン処理装置175の詳細構成について説明する。このハーフトン処理装置175は、水平しきい値マトリックスサイズが、並列に比較される多値データの数より大きい場合の構成例である。この図において、しきい値マトリックスアドレス生成装置221は、ハーフトンパラメータ記憶装置158から水平しきい値マトリックスサイズの大きさなどを受け取り、しきい値マトリックス記憶装置159のアドレスを生成する。水平しきい値マトリックス記憶装置222は、しきい値マトリックス記憶装置159から水平ラインで使用される全てのしきい値マトリックスを読み込み記憶する。多値データシフト装置223は、解像度変換装置174から水平方向に複数の変倍後の多値データを受け取り、水平しきい値マトリックス記憶装置222のしきい値マトリックスに対応する位置を示す多値データ始点により、多値データをシフトさせる。並列比較装置224は、多値データシフト装置223によりシフトされたシフトデータと水平しきい値マトリックス記憶装置222からのしきい値マトリックスとを並列に比較する。有効BIT生成装置225は、並列比較装置224で求めた2値化データを有効データを左シフトさせ、固定長データ生成装置226へ有効データの長さである有効データ数を送ることにより、有効データを切り出しやすくする。固定長データ生成装置226は、有効BIT生成装置225で求めた2値データをコントローラ227が示す有効数分だけ固定長のデータに加えていくことにより、固定長のデータを生成する。コントローラ227、解像度変換装置174から水平補間された画素の有効数を受け取り、図24に示すような処理でハーフトン処理装置175を制御する。
図24は、ハーフトン処理装置175の処理動作を示すフローチャートである。まず、しきい値マトリックスアドレス生成装置221が示すしきい値マトリックス記憶装置160より水平方向のしきい値マトリックスを読み込む(ステップS61)。続いて、多値データ始点に多値オフセット数をセットし(ステップS62)、水平しきい値マトリックス記憶装置222にしきい値マトリックス記憶装置160から読み込んだ水平方向のしきい値マトリックスを記憶する(ステップS63)。続いて、多値データシフト装置223により、多値データ始点だけシフトし(ステップS64)、並列比較装置224により、多値データシフト装置223の出力と水平しきい値マトリックス記憶装置222の出力との比較を行い、2値化する(ステップS65)。続いて、有効BIT生成装置225により、2値化された有効値を先頭へシフトする(ステップS66)。続いて、固定長データ生成装置226により、有効BIT生成装置225により、切り出されたデータを固定長データに追加していく(ステップS67)。続いて、多値データ始点=多値データ始点+多値有効数とし(ステップS68)、多値データ始点≧水平しきい値マトリックスサイズであるか否かを判断する(ステップS69)。ここで多値データ始点≧水平しきい値マトリックスサイズであれば、多値データ始点=多値データ始点―水平しきい値マトリックスサイズとする(ステップS70)。一方、多値データ始点≧水平しきい値マトリックスサイズでなければ、さらに水平方向に全て終了したか否かを判断し(ステップS71)、水平方向に全て終了していなければステップS64に戻り、一方、水平方向に全て終了していれば、さらに垂直方向に全て終了したか否かを判断する(ステップS72)。ここで垂直方向に全て終了していなければステップS61に戻り、一方、垂直方向に全て終了してい
れば、この処理を終了する。
図25は、符号化装置109の構成を示すブロック図である。この図において、画像読み込み&符号書き込み装置231は、画像読み込みおよび符号書き込みを行う。バッファ234は、画像データを一時記憶する。JBIG符号化装置233は、JBIG規格の符号化方式により画像データを符号化し、バッファ234へ転送する。バッファ234は、符号データを一時記憶する。メモリアドレス生成装置235は、図2のメインメモリ116のバンド画像メモリ領域116dから画像データを読み込むためのアドレスを生成し、かつ、図2のメインメモリ116のページ符号メモリ領域116fへ符号データを書き込むためのアドレスを生成する。コントローラで236は、この符号化装置109を制御する。
図26は、復号装置111の構成を示すブロック図である。この図において、符号読み込み装置241は、 符号読み込み処理を行う。バッファ242は、符号データを一時記憶する。JBIG復号装置223は、JBIG規格の復号方式により符号データを復号し、バッファへ224に転送する。バッファ244は、画像データを一時記憶する。メモリアドレス生成装置245は、図2のメインメモリ116のページ符号メモリ領域116fから符号データを読み込むためのアドレスを生成する。コントローラ246は、この復号装置111を制御する。
このように、本発明は先に述べた上記の従来の問題点に鑑み、図4のようにCPU101により、RGB多値バンドと属性バンドと画像処理パラメータを生成させ、図13に示すように、RGBもしくはCMYの各版ごとのラインメモリと属性のラインメモリを有し、画像処理パラメータを格納する記憶装置を有し、色変換処理と解像度変換処理とハーフトン処理をパイプライン処理で行うために、高速であり、かつ中間データが発生しないために、メモリ容量も小さくすむ。また、メモリコントローラを内蔵した汎用CPU101のASIC間のバスの転送が効率良く行なえ、かつ複雑な画像処理をハードウエアにより高速に行うことが可能となる。
ところで、これまで説明してきた実施の形態における画像処理方法(動作)を、プログラム化し、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、コンピュータ上で実行することもできる。また、画像処理方法の一部をネットワーク上に有し、通信回線を通して実現することもできる。
すなわち、この実施の形態で説明した画像処理方法は、図26に示すように、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータ(CPU300)で実行することにより実現される。このプログラムは、キーボード305の操作などにより、メモリ31、ハードディスク304、フレキシブルディスク307、CD−ROM(Compact−Disc Read Only Memory)306、MO(Magneto Optical)、DVD(Digital Versatile Disc)などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータ(CPU300)によって記録媒体から読み出し、必要に応じて表示装置303に表示することによって実行される。また、必要に応じてこの画像処理方法のデータを通信装置302から外部装置に送受信することも可能である。
また、このプログラムは、図27に示すように、上記記録媒体を介して、インターネット340などのネットワークによってパーソナルコンピュータなどの装置341〜343に配布することができる。
すなわち、このプログラムは、たとえばコンピュータに内蔵されている記録媒体としてのハードディスクに、あらかじめインストールした状態で提供することができる。プログラムは記録媒体に一時的あるいは永続的に格納し、コンピュータにユニットとして組み込んだり、あるいは着脱式の記録媒体として利用することで、パッケージソフトウェアとして提供することができる。
記録媒体としては、たとえば、フレキシブルディスク、CD−ROM、MOディスク、DVD、磁気ディスク、半導体メモリなどが利用できる。
プログラムは、ダウンロードサイトから、LAN(Local Area Network)やインターネットといったネットワークを介して、有線または無線でコンピュータに転送し、そのコンピュータにおいて、内蔵するハードディスクなどの記憶装置にダウンロードさせるようにすることができる。
以上のように、本発明にかかる画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムは、複写機、スキャナ、デジタルカメラ、プリンタなどに有用であり、特に、取り込まれた画像データを圧縮処理して記憶し、復号化された画像データを印字出力する装置に適している。
この発明を実施した多色画像形成装置の機構部の構成例を示す図である。 図1における電装・制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の処理の流れを示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかる画像形成装置における処理の概念を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかるメインメモリのフォーマットを示す説明図である。 本発明の実施の形態にかかるRGBバンド画像メモリのフォーマット例を示す説明図である。 本発明の実施の形態にかかる属性バンド画像メモリのフォーマット例を示す説明図である。 本発明の実施の形態にかかる画像処理の流れを示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかる階調処理後画像の符号化処理の流れを示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかるページ符号の復号印字処理の流れを示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかる画像処理装置の処理動作を示すフローチャートである。 600DPI多値RGBバンドメモリ例および1200DPI階調処理後CMYKバンドメモリ例を示す説明図である。 本発明の実施の形態にかかる画像処理装置の構成を示すブロック図である。 図13の画像処理装置の処理動作を示すフローチャートである。 図13の画像処理後画像バッファ装置の構成を示すブロック図である。 図13の色変換処理装置の構成を示すブロック図である。 図16の色変換処理装置の処理動作を示すフローチャートである。 図16の色変換処理装置におけるBG/UCR処理装置の構成を示すブロック図である。 色変換テーブルデータフォーマットおよび格子点データフォーマットを示す説明図である。 M×Nしきい値マトリックス記憶装置のデータフォーマット例を示す説明図である。 ガンマテーブル記憶装置のフォーマット例を示す説明図である。 図13の解像度変換装置の構成を示すブロック図である。 図13のハーフトン処理装置の構成を示すブロック図である。 図23のハーフトン処理装置の処理動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態にかかる符号化装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかる復号装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかる画像処理方法をコンピュータに実行させる例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかる画像処理方法をネットワーク上からダウンロードして実行させる例を示すブロック図である。 上位4BITにより16分割された色空間の例を示す説明図である。 図29−1における色空間を示す説明図である。 四面体への分割、四面体の判定と補間係数の一覧を示す図表である。 BG/UCR処理を示す説明図である。 従来における画像処理の流れを示すブロック図である。 従来における電装・制御装置の構成を示すブロック図である。 従来における画像形成装置における処理の概念を示すブロック図である。
符号の説明
101 CPU
103 メモリアービター
104 メモリコントローラ
105 バスコントローラ
109 符号化装置
111 復号装置
112 画像処理装置
116 メインメモリ
117 メモリコントローラ内臓CPU
118 バス
152 画像処理パラメータ読み込み装置
153 パラメータアドレス生成装置
163 RGBラインメモリ制御装置
165 多値Rライン記憶装置
166 多値Gライン記憶装置
167 多値Bライン記憶装置
168 属性ラインメモリ制御装置
170 属性ライン記憶装置
171 画像処理後画像バッファ装置
173 色変換装置
174 解像度変換装置
175 ハーフトン処理装置

Claims (14)

  1. ページ記述言語を解析し、中間言語を生成する中間言語生成手段と、前記中間言語生成手段により生成された中間言語を記憶する中間言語記憶手段と、前記中間言語記憶手段に記憶された中間言語を解析し、バンド画像を生成するバンド画像生成手段と、前記バンド画像生成手段により生成されたバンド画像を記憶するバンド画像記憶手段と、を有する画像処理装置であって、
    前記中間言語記憶手段により記憶された中間言語を解析し、画像処理のパラメータを生成する画像処理パラメータ生成手段と、
    前記画像処理パラメータ生成手段により生成された画像処理パラメータを記憶する画像処理パラメータ記憶手段と、
    前記バンド画像生成手段により生成されたバンド画像に対応する画素ごとの属性を生成するバンド属性生成手段と、
    前記バンド属性生成手段により生成されたバンド属性を記憶するバンド属性記憶手段と、
    前記バンド画像生成手段により生成されたバンド画像をライン単位に読み込むバンド画像読み込み手段と、
    前記バンド画像読み込み手段により読み込まれたライン単位のバンド画像を記憶するバンドライン記憶手段と、
    前記バンド属性生成手段により生成されたバンド属性をライン単位に読み込むバンド属性読み込み手段と、
    前記バンド属性読み込み手段により読み込まれたライン単位のバンド属性を記憶するバンド属性記憶手段と、
    前記画像処理パラメータ記憶手段により記憶された画像処理パラメータを読み込み、前記バンドライン記憶手段により記憶されたライン単位のバンド画像を読み込み、前記バンド属性記憶手段により記憶されたライン単位のバンド属性を読み込み、画像処理を行う画像処理手段と、
    前記画像処理手段により生成された画像処理後画像を記憶する画像処理後画像データ記憶手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像処理手段は、前記バンドライン記憶手段により記憶されたライン単位のバンド画像を読み込み、前記バンド属性記憶手段により記憶されたライン単位のバンド属性を読み込み、属性データにより、しきい値テーブルを変更し、ハーフトン処理を行うハーフトン処理手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像処理手段は、前記バンドライン記憶手段により記憶されたライン単位のバンド画像を読み込み、解像度変換を行う解像度変換手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像処理手段は、前記バンドライン記憶手段により記憶されたライン単位のバンド画像を読み込み、UCR処理を行うUCR処理手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像処理手段は、前記バンドライン記憶手段により記憶されたライン単位のバンド画像を読み込み、前記バンド属性記憶手段により記憶されたライン単位のバンド属性を読み込み、属性データにより、格子点テーブルを変更し、色変換処理を行う色変換処理手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像処理手段は、前記バンド画像記憶手段において記憶されたバンド画像は、RGBまたはCMY画像のプレーン単位に記憶されていることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 前記画像処理手段と前記中間言語生成手段は、バスで接続された別々の処理装置であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. ページ記述言語を解析し、中間言語を生成する中間言語生成工程と、前記中間言語生成工程で生成された中間言語を記憶する中間言語記憶工程と、前記中間言語記憶工程で記憶された中間言語を解析し、バンド画像を生成するバンド画像生成工程と、前記バンド画像生成工程で生成されたバンド画像を記憶するバンド画像記憶工程と、を含む画像処理方法であって、
    前記中間言語記憶工程で記憶された中間言語を解析し、画像処理のパラメータを生成する画像処理パラメータ生成工程と、
    前記画像処理パラメータ生成工程で生成された画像処理パラメータを記憶する画像処理パラメータ記憶工程と、
    前記バンド画像生成工程で生成されたバンド画像に対応する画素ごとの属性を生成するバンド属性生成工程と、
    前記バンド属性生成工程で生成されたバンド属性を記憶するバンド属性記憶工程と、
    前記バンド画像生成工程で生成されたバンド画像をライン単位に読み込むバンド画像読み込み工程と、
    前記バンド画像読み込み工程で読み込まれたライン単位のバンド画像を記憶するバンドライン記憶工程と、
    前記バンド属性生成工程で生成されたバンド属性をライン単位に読み込むバンド属性読み込み工程と、
    前記バンド属性読み込み工程で読み込まれたライン単位のバンド属性を記憶するバンド属性記憶工程と、
    前記画像処理パラメータ記憶工程で記憶された画像処理パラメータを読み込み、前記バンドライン記憶工程で記憶されたライン単位のバンド画像を読み込み、前記バンド属性記憶手段により記憶されたライン単位のバンド属性を読み込み、画像処理を行う画像処理工程と、
    前記画像処理工程で生成された画像処理後画像を記憶する画像処理後画像データ記憶工程と、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  9. 前記画像処理工程は、前記バンドライン記憶工程で記憶されたライン単位のバンド画像を読み込み、前記バンド属性記憶工程で記憶されたライン単位のバンド属性を読み込み、属性データにより、しきい値テーブルを変更し、ハーフトン処理を行うハーフトン処理工程を含むことを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
  10. 前記画像処理工程は、前記バンドライン記憶工程で記憶されたライン単位のバンド画像を読み込み、解像度変換を行う解像度変換工程を含むことを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
  11. 前記画像処理工程は、前記バンドライン記憶工程で記憶されたライン単位のバンド画像を読み込み、UCR処理を行うUCR処理工程を含むことを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
  12. 前記画像処理工程は、前記バンドライン記憶工程で記憶されたライン単位のバンド画像を読み込み、前記バンド属性記憶工程で記憶されたライン単位のバンド属性を読み込み、属性データにより、格子点テーブルを変更し、色変換処理を行う色変換処理工程を含むことを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
  13. 前記画像処理工程は、前記バンド画像記憶工程で記憶されたバンド画像を、RGBまたはCMY画像のプレーン単位に記憶することを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
  14. 請求項8〜13のいずれか一つに記載の画像処理方法をコンピュータ上で実行することを特徴とするプログラム。
JP2006202217A 2006-07-25 2006-07-25 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム Pending JP2008023959A (ja)

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