JPH0818152A - 光半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

光半導体装置及びその製造方法

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JPH0818152A
JPH0818152A JP6150016A JP15001694A JPH0818152A JP H0818152 A JPH0818152 A JP H0818152A JP 6150016 A JP6150016 A JP 6150016A JP 15001694 A JP15001694 A JP 15001694A JP H0818152 A JPH0818152 A JP H0818152A
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optical
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light emitting
semiconductor device
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JP6150016A
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Hironobu Narui
啓修 成井
Masato Doi
正人 土居
Kenji Sawara
健志 佐原
Yoshinobu Higuchi
慶信 樋口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光出力モニタ用の受光部を有する半導体レー
ザ装置のモノリシック化を図る。 【構成】 半導体基板21上に第1のクラッド層22、
活性層23及び第2のクラッド層24を有する半導体レ
ーザ素子LDを形成し、半導体レーザ素子LDの後方に
位置する基板21に拡散又は選択成長によりpn接合に
よる受光部PD1を形成して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体レーザ、発光ダ
イオード等の発光部とその光出力をモニタするモニタ用
受光部を備えた光半導体装置及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体レーザ装置においては、通
常、半導体レーザ素子の光出力をモニタして積極的に利
用する半導体レーザ素子の前方からの光出力を一定に保
つようにしている。
【0003】従来、半導体レーザ素子の光出力をモニタ
する方法としては、例えば図9に示すように、半導体レ
ーザ素子1から前方に出射した光出力3をビームスプリ
ッタ2等で分割し、ビームスプリッタ2で反射した反射
光3Aを被照射体に照射し、ビームスプリッタ2を透過
した透過光3Bをフォトダイオード4で受光する方法、
或いは、図10に示すように、ただ単に、第1のクラッ
ド層6A、活性層6B及び第2のクラッド層6Cからな
る半導体レーザチップ6の前方の光出力7Aとは反対側
の後方からの光出力7Bを、外付けのフォトダイオード
8で検出する方法がある。
【0004】また、図11に示すように、pn接合j
(即ちフォトダイオードPD)を形成したシリコンサブ
マウント基板10上に、半導体レーザチップ6をマウン
トして所謂LOP(Laser On Photodl
ode)構造に構成し、半導体レーザチップ6の後方か
らの光出力7Bを基板10上のpn接合jで検出する方
法も知られている。これら図9、図10及び図11の半
導体レーザ装置5、9及び11はいずれもハイブリット
で構成される。
【0005】さらに、モノリシックでモニタ用受光部を
形成するには、例えば図12に示すように、半導体基板
13上にn型の第1のクラッド層14A、活性層14B
及びp型の第2のクラッド層14Cを構成する各半導体
層を積層し、パターニングして同じ積層半導体層による
半導体レーザ素子14とその後方の共振器端面に対向す
るモニタ用受光部15とを形成する構成が考えられる。
ここでは、半導体レーザ素子14の後方からの光出力1
6Bが受光部15で受光され、これに基いて前方の出射
光16Aの光出力が一定に保たれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
図9及び図10の半導体レーザ装置5及び9の場合に
は、ビームスプリッタ2やフォトダイオード4、8等、
個々の部品を用いるため、小型化や光学的な配置設定に
際してのアライメントに難点があった。
【0007】また、図11の半導体レーザ装置11は、
小型化を可能にするが、ハイブリッド構成であるため
に、やはりアライメントで問題となる。さらに、図12
の半導体レーザ装置17では、半導体レーザ素子14か
ら広がった光16Bが受光部15の薄い活性層14Bで
しか受けることができず、受光面積が小さく感度が非常
に小さい。
【0008】本発明は、上述の点に鑑み、小型化を可能
にし、光学的なアライメントを不要とし、さらにモニタ
用受光部の感度向上を可能にした光半導体装置及びその
製造方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の本発明に係る光半
導体装置は、半導体基板21(56)上に、第1のクラ
ッド層22(62)、活性層23(63)及び第2のク
ラッド層24(64)を有する発光部LD(54)を形
成し、この発光部LDの後方に位置する半導体基板21
(56)にpn接合による光出力モニタ用の受光部PD
1 を形成した構成とする。
【0010】第2の本発明は、第1の発明の光半導体装
置において、光出力モニタ用の受光部PD1 を拡散又は
選択成長によりて形成した構成とする。
【0011】第3の本発明は、第1の発明の光半導体装
置において、光出力モニタ用の受光部PD1 を発光部L
D(54)の活性層23(63)に対向する位置まで選
択成長した構成とする。
【0012】第4の本発明は、第3の発明の光半導体装
置において、受光部PD1 の受光面を平面的にみて、受
光面と対向する発光部LD(54)の光取り出し端面2
7B(66B)と非平行に形成した構成とする。
【0013】第5の本発明は、第3又は第4の発明の光
半導体装置において、光出力モニタ用の受光部PD1
表面に反射防止膜43を形成した構成とする。
【0014】第6の本発明は、第1、第2、第3、第4
又は第5の発明の光半導体装置において、半導体基板5
6上に発光部54に近接して発光部54からの出射光の
被照射部52からの戻り光を共焦点近傍で受光検出する
他の受光部55を形成した構成とする。
【0015】第7の本発明は、第6の発明の光半導体装
置において、発光部54が水平共振器を有する半導体レ
ーザLDと反射鏡57を有して成り、光出力モニタ用の
受光部55及び他の受光部PD1 がフォトダイオードよ
りなる構成とする。
【0016】第8の本発明に係る光半導体装置の製造方
法は、半導体基板21(56)上に第1のクラッド層2
2(62)、活性層23(63)及び第2のクラッド層
24(64)を有する発光部LD(54)を構成すべき
積層膜25(61)を形成する工程と、積層膜25(6
1)をパターニングして発光部LD(54)を形成する
工程と、発光部LD(54)の後方の半導体基板21
(56)上にpn接合による光出力モニタ用の受光部P
1 を形成する工程を有する。
【0017】第9の本発明は、第8の発明の光半導体装
置の製造方法において、受光部PD 1 を半導体基板21
(56)に対する拡散又は選択成長により形成する。
【0018】第10の本発明は、第8の発明の光半導体
装置の製造方法において、発光部LD(54)の活性層
23(63)に対応する位置まで受光部PD1 を選択成
長する。
【0019】第11の本発明は、第10の発明の光半導
体装置の製造方法において、受光部PD1 の表面に反射
防止膜43を形成する工程を有する。
【0020】第12の本発明は、第8、第9、第10又
は第11の発明の光半導体装置の製造方法において、半
導体基板56上に発光部54に近接して発光部54から
の出射光の被照射部52からの戻り光を共焦点近傍で受
光検出する他の受光部55を形成する工程を有する。
【0021】第13の本発明は、第12の発明の光半導
体装置の製造方法において、光出力モニタ用の受光部P
1 を形成する工程で、発光部54に近接して発光部5
4からの出射光の被照射部52からの戻り光を共焦点近
傍で受光検出する他の受光部55を同時に形成する。
【0022】第14の本発明は、第12又は第13の発
明の光半導体装置の製造方法において、発光部54を水
平共振器を有する半導体レーザLDと反射鏡57にて形
成し、光出力モニタ用受光部PD1 及び他の受光部55
をフォトダイオードにて形成する。
【0023】
【作用】第1の本発明に係る光半導体装置では、発光部
LD(54)の後方からの光出力がモニタ用の受光部P
1 にて受光検出され、フィードバックされて、発光部
LD(55)の前方から出射される光出力が一定に保た
れる。
【0024】そして、同一の半導体基板21(56)上
に発光部LD(54)と光出力モニタ用の受光部PD1
とがモノリシックに形成されているので、装置全体の小
型化が可能となり、しかも光学的(例えば光軸等)に配
置設定に際してのアライメントが不要となる。また、受
光部PD1 がpn接合で形成されているので受光面積も
広くなり、受光部PD1 の高感度化が図れる。
【0025】第2の本発明では、第1の発明の光半導体
装置において、光出力モニタ用の受光部PD1 を拡散又
は選択成長にて形成するので、半導体基板21(56)
上に受光部PD1 をモノリシックに形成することがで
き、小型且つ高精度の光半導体装置を構成できる。
【0026】第3の本発明では、第1の発明の光半導体
装置において、光出力モニタ用の受光部PD1 が発光部
LD(54)の活性層23(63)に対向する位置まで
選択成長されるので、発光部LD(54)の光取り出し
端面27B(66B)と受光部PD1 の受光面とが対向
することになり、受光部PD1 における受光効率が向上
する。
【0027】第4の本発明では、第3の発明の光半導体
装置において、受光部PD1 の受光面が平面的にみて、
受光面PD1 と対向する発光部LD(54)の光取り出
し端面27B(66B)と非平行に形成されているの
で、発光部LD(54)からの光出力を受光部PD1
受光した際に一部受光面で反射するも、その反射光(迷
光)は関係ない方向に反射し、例えば発光部LD(5
4)の前方から出射する光出力に係わる光学系に入り込
むことがない。
【0028】第5の本発明では、第3又は第4の発明の
光半導体装置において、光出力モニタ用の受光部PD1
の表面に反射防止膜43を形成することにより、受光面
での反射を防止し、より受光効率を向上すると共に、反
射光が迷光となって例えば光学系に入り込む等の不都合
を回避することができる。
【0029】第6の本発明では、第1、第2、第3、第
4又は第5の発明の光半導体装置において、半導体基板
56上に発光部54に近接して発光部54からの出射光
の被照射部52からの戻り光を共焦点近傍で受光検出す
る他の受光部55を形成することにより、この発光部5
4と他の受光部55で例えば光ディスク等における光信
号の検出用光学装置が形成され、かかる検出用光学装置
の構造の簡略化、小型化が図られる。
【0030】第7の本発明では、第6の発明の光半導体
装置において、発光部54が水平共振器を有する半導体
レーザLDと反射鏡57を有し、光出力モニタ用の受光
部PD1 及び他の受光部55(PD2 )がフォトダイオ
ードで構成されるので、例えば光ディスク等における光
信号を検出する光学装置の構造の簡略化、小型化をより
具現化することができる。
【0031】第8の本発明に係る光半導体装置の製造方
法では、半導体基板21(56)上に、第1のクラッド
層22(62)、活性層23(63)及び第2のクラッ
ド層24(64)を有する発光部LD(54)を構成す
べき積層膜25(61)を形成する工程と、積層膜25
(61)をパターニングして発光部LD(54)を形成
する工程と、発光部LD(54)の後方の半導体基板2
1(56)上に光出力モニタ用のpn接合による受光部
PD1 を形成する工程を有することにより、同一の半導
体基板21(56)上に発光部LD(54)と光出力モ
ニタ用の受光部PD1 とをモノリシックに集積すること
ができ、光軸等のアライメントを不要として且つ小型化
された光半導体装置を容易に製造することができる。
【0032】第9の本発明では、第8の発明の光半導体
装置の製造方法において、光出力モニタ用の受光部PD
1 を拡散又は選択成長により形成することにより、同一
の半導体基板21(56)上に光出力モニタ用の受光部
PD1 をモノリシックに形成することができる。
【0033】第10の本発明では、第8の発明の光半導
体装置の製造方法において、発光部LD(54)の活性
層23(63)に対応する位置まで受光部PD1 を選択
成長することにより、受光部PD1 の受光面が発光部L
D(54)の光取り出し端面27B(66B)と対向す
る形となり、受光効率の向上が図られる。
【0034】第11の本発明では、第10の発明の光半
導体装置の製造方法において、受光部PD1 の表面に反
射防止膜43を形成することにより、受光面での反射の
少ない受光部PD1 を形成することができる。
【0035】第12の本発明では、第8、第9、第10
又は第11の発明の光半導体装置の製造方法において、
半導体基板56上に発光部54に近接して発光部54か
らの出射光の被照射部からの戻り光を共焦点近傍で受光
検出する他の受光部55を形成する工程を有することに
より、例えば光ディスク等における光信号検出に適する
光学装置を製造することができ、その際、小型、簡略化
された光学装置として製造することができる。
【0036】第13の本発明では、第12の発明の光半
導体装置の製造方法において、光出力モニタ用の受光部
PD1 を形成する工程で、発光部54に近接して発光部
54からの出射光の被照射部52からの戻り光を共焦点
近傍で受光検出する他の受光部55を同時に形成するこ
とにより、工程を増やすことなく光出力モニタ用の受光
部PD1 を一体に有した光学装置、即ち前述の光ディス
ク等における光信号検出に適する光学装置を製造するこ
とができる。
【0037】第14の本発明では、第12又は第13の
発明の光半導体装置の製造方法において、発光部54を
水平共振器を有する半導体レーザLDと反射鏡57にて
形成し、光出力モニタ用受光部PD1 及び他の受光部5
5をフォトダイオードにて形成することにより、前述の
光信号検出用の光学装置の製造を具現化できる。
【0038】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る光半導体
装置及びその製法の実施例を説明する。
【0039】図1は、本発明一実施例に係る半導体レー
ザ装置であり、製法と共に示す。先ず、図1Aに示すよ
うに、{100}結晶面を主面とする第1導電型例えば
n型の単結晶GaAs基板21上に、半導体レーザ素子
を構成する基板21と同導電型のn型のAlGaAsよ
りなる第1のクラッド層22と例えばAlGaAs又は
GaAs、本例ではAlGaAsの活性層23と、第1
のクラッド層22と異なる第2導電型例えばp型のAl
GaAsよりなる第2のクラッド層24を順次エピタキ
シーしてダブルヘテロ構造を有する積層膜25を形成す
る。第1のクラッド層22、活性層23、第2のクラッ
ド層24の結晶成長は、例えばMOCVD法で行う。
【0040】次に、図1Bに示すようち、例えばRIE
(反応性イオンエッチング)によるドライエッチング
法、又はウエットエッチング法により、積層膜25を垂
直に基板21に達するように、且つ選択的にエッチング
する。
【0041】そして、このエッチング面による積層膜2
5の両端面を夫々共振器端面27A,27Bとし、両端
面27A及び27B間に半導体レーザ素子LDの水平共
振器を構成する。この場合、図示しないが、最終的に半
導体レーザ素子LDの共振器を構成する領域を挟むよう
に電流阻止領域を不純物のイオン注入によって形成す
る。
【0042】このエッチングでは、特に半導体レーザ素
子LDの後方、即ち共振器端面27B側の基板21の面
が光出力モニタ用のフォトダイオードを形成するに十分
な領域が臨むように選択エッチングされる。
【0043】次に、図1Cに示すように、半導体レーザ
素子LDを形成した後、半導体レーザ素子LDの上面及
び共振器端面27A,27Bを覆うようにマスク層とな
る例えばSiO2 ,SiN等の絶縁膜28を被着形成す
る。
【0044】次に、図1Dに示すように、半導体レーザ
素子LDの後方のn型GaAs基板21の表面に、p型
不純物であるZnを拡散してp型GaAs層30を形成
し、ここにpn接合jによる光出力モニタ用のフォトダ
イオードPD1 を形成する。
【0045】このようにして、n型GaAs基板21上
に結晶成長による半導体レーザ素子LDが形成され、そ
のレーザ素子LDの後方の基板21の面に拡散によるフ
ォトダイオードPD1 をモノリシックに形成した目的の
半導体レーザ装置31を得る。
【0046】この半導体レーザ装置31においては、半
導体レーザ素子LDの前方の共振器端面27Aより一定
の光出力のレーザ光32Aが出射される。一方、半導体
レーザ素子LDの後方の共振器端面27Bから出力され
た光32Bは、広がることで基板21の表面に形成され
た光出力モニタ用のフォトダイオードPD1 にて受光さ
れ、その出力信号が半導体レーザ素子LDにフィードバ
ックされて半導体レーザ素子LDの前方から出射される
レーザ光32Aの光出力を一定にすることができる。
【0047】そして、この半導体レーザ装置31によれ
ば、同一のn型GaAs基板21上に半導体レーザ素子
LDと拡散による光出力モニタ用のフォトダイオードP
1がモノリシックに形成されているので、小型化を可
能にし、しかも半導体レーザ素子LDとフォトダイオー
ドPD1 間の光軸合わせ等のアライメントが不要にな
る。また、pn接合によるフォトダイオードPD1 であ
るので、受光面積が広くなり、前述の図12の例に比較
して高感度化が図られる。
【0048】図2は、本発明の他の実施例に係る半導体
レーザ装置であり、その製法と共に示す。本例は、図2
Aに示すように、前述の図1A〜図1Cで説明したと同
様の工程を経て、例えばn型GaAs基板21上に、n
型のAlGaAsよりなる第1のクラッド層22、例え
ばAlGaAs又はGaAs、本例ではAlGaAsの
活性層23及びp型のAlGaAsよりなる第2のクラ
ッド層24を有してなる半導体レーザ素子LDを形成
し、この半導体レーザ素子LDの上面及び共振器端面2
7A,27B上を覆うように絶縁膜28を形成する。
【0049】次に、図2Bに示すように、半導体レーザ
素子LDの後方のn型GaAs基板21の表面上に、結
晶成長でp型GaAs層34を形成する。この時、MO
CVD法でトリメチルガリウム、トリメチルアルミニウ
ム等の有機金属を用いて結晶成長を行うと、絶縁膜28
上には成長せず、選択的にGaAs基板21上にのみ結
晶成長させることができる。
【0050】また、共振器端面27Bの底から{11
1}A面、{111}B面、{110}面などのファセ
ットが形成される。この結晶面の現れ方は半導体レーザ
素子LDを形成する方向によって決まるが、後方の光出
力モニタ用として機能させる程度なので、きれいなファ
セットを必要とせず、レーザ素子LDの前方の光出力の
用途、即ち共振器方向によってファセットが決まればよ
い。
【0051】このようにしてn型GaAs基板21上に
結晶成長による半導体レーザ素子LDを形成すると共
に、レーザ素子LDの後方のn型GaAs基板21上
に、結晶成長でp型GaAs層34を形成してなるpn
接合による光出力モニタ用のフォトダイオードPD1
形成されて成る目的の半導体レーザ装置35を得る。
【0052】また、図2Aの工程から、図2Cに示すよ
うに、半導体レーザ素子LDの後方のn型GaAs基板
21上に、結晶成長でn型GaAs層37及びp型Ga
As層38を形成し、pn接合を形成してなる光出力モ
ニタ用のフォトダイオードPD1 を形成する。この場
合、n型GaAs層37はn型GaAs基板21の不純
物濃度よりも低濃度とされる。なお、層37はi型Ga
As層とすることも可能である。
【0053】このようにして、n型GaAs基板21上
に結晶成長による半導体レーザ素子LDを形成すると共
に、レーザ素子LDの後方のn型GaAs基板21上
に、結晶成長でGaAsのn型層(又はi型層)37及
びp型層38を形成してなる光出力モニタ用のフォトダ
イオードPD1 を形成した目的の半導体レーザ装置39
を得る。
【0054】なお、図2では、GaAsの成長しか示し
ていないが、レーザ光を吸収すれば良いので、図2Bで
はp型層34を、また図2Cではn型(i型)層37、
p型層38の両方又はいずれか一方を活性層のAl組成
(x)以下のAlx GaAs層で成長しても良い。
【0055】さらに、GaAs層でpn接合を形成した
場合でも、そのp型GaAs層34,38の表面に活性
層のAl組成(x)以上のp型Alx GaAs層を成長
させ窓構造とすることで感度向上を図ることもできる。
【0056】上述の図2B及び図2Cに示す半導体レー
ザ装置35及び39によれば、同一のn型GaAs基板
21上に、結晶成長による半導体レーザ素子LDと結晶
成長による光出力モニタ用のフォトダイオードPD1
モノリシックに形成されることにより、半導体レーザ装
置の小型化を可能にし、光軸合わせ等のアライメントを
不要とすることができる。またpn接合によるフォトダ
イオードPD1 であるため、図12の例に比較して感度
の向上が図れる。
【0057】図3は、本発明のさらに他の実施例に係る
半導体レーザ装置であり、その製法と共に示す。本例
は、図3Aに示すように、前述の図1A〜図1Cで説明
したと同様の工程を経て、即ち、例えばn型GaAs基
板21上に、MOCVD法による結晶成長及び選択エッ
チングによって、n型のAlGaAsよりなる第1のク
ラッド層22、例えばAlGaAs又はGaAs、本例
ではAlGaAsの活性層23及びp型のAlGaAs
よりなる第2のクラッド層24を有してなる半導体レー
ザ素子LDを形成し、このレーザ素子LDの上面及び共
振器端面27A,27B上を覆うようにマスク層となる
絶縁膜28を形成する。
【0058】次に、図3Bに示すように、レーザ素子L
Dの後方のn型GaAs基板21上に、結晶成長でn型
GaAs層41及びp型GaAs層42を形成し、pn
接合jによる光出力モニタ用のフォトダイオードPD1
を形成する。
【0059】ここで、本例ではフォトダイオードPD1
のpn接合jがレーザ素子LDの活性層23の位置の延
長上に並ぶようにn型GaAs層41及びp型GaAs
層42の結晶成長を行う。
【0060】なお、活性層23の位置の延長上にpn接
合が必ず並ばなくても良い。少なくとも、レーザ素子L
Dの後方からの光がpn接合jを含んでフォトダイオー
ドPD1 の共振器端面27Bと対向する面に照射される
ように、結晶成長する。
【0061】そして、フォトダイオードPD1 の表面に
反射防止膜43を形成し、目的の半導体レーザ装置45
を得る。
【0062】かかる半導体レーザ装置45においても、
上例と同様に、同一のn型GaAs基板21上に半導体
レーザ素子LDと結晶成長による光出力モニタ用のフォ
トダイオードPD1 がモノリシックに形成されることに
より、半導体レーザ装置の小型化を可能にし、且つ光軸
合わせ等のアライメントを不要とすることができる。さ
らに、pn接合jがレーザ素子LDの活性層に対向する
ようにフォトダイオードPD1 が形成されるので、レー
ザ素子LDの後方からの光32Bがpn接合部を直接照
射することになり、モニタ用のフォトダイオードPD1
の受光効率が上がり、さらに感度を向上することができ
る。
【0063】また、フォトダイオードPD1 の受光面に
反射防止膜43が形成されているので、レーザ素子LD
の後方からの光32Bを反射させることなくpn接合j
に導くことができ、更に受光効率を向上することができ
る。
【0064】さらに、フォトダイオードPD1 の受光面
で反射した光は、迷光となって、例えばレーザ素子LD
の積極的に利用する前方の光32Aに係る光学レンズ系
等に入り込む恐れがあるが、この反射防止膜43によっ
て、その恐れが低減される。
【0065】図4は、本発明のさらに他の実施例に係る
半導体レーザ装置であり、その製法と共に示す。前述の
図3の半導体レーザ装置45では、光出力モニタ用のフ
ォトダイオードPD1 の表面に反射防止膜43を形成し
て光出力を反射させることなくpn接合jに導くように
構成したが、しかし、反射防止膜43を形成しても、少
なからず反射し、その光がレンズ系に入り込むなど迷光
となる可能性がある。本例は、この点を改善したもので
ある。
【0066】即ち、本例においては、図4Aに示すよう
に、前述の図1A〜図1Cで説明したと同様の工程を経
て、例えばn型GaAs基板21上にMOCVD法によ
る結晶成長及び選択エッチングによって、n型のAlG
aAsよりなる第1のクラッド層22、例えばAlGa
As又はGaAs、本例ではAlGaAsよりなる活性
層23及びp型のAlGaAsよりなる第2のクラッド
層24を有してなる半導体レーザ素子LDを形成する。
そして、このレーザ素子LDの上面及び共振器端面27
A,27B上を覆うようにマスク層となる絶縁膜28を
形成すると共に、この絶縁膜28を一部後方のn型Ga
As基板21の表面上に平面的にみて共振器端面27B
と非平行に、即ち角度θをもって共振器端面27Bの一
端から他端に向かって徐々に共振器端面27Bより遠ざ
かるように(図4B参照)延長して形成する。
【0067】次いで、レーザ素子LDの後方の絶縁膜2
8が形成されていないn型GaAs基板21上に結晶成
長で図3Bで説明したと同様のn型GaAs層41及び
p型GaAs層42を形成し、pn接合jによる光出力
モニタ用のフォトダイオードPD1 を形成する。結晶成
長後の光出力モニタ用のフォトダイオードPD1 は、共
振器端面27Bに対して斜めに傾いた面47が現れる。
フォトダイオードPD1 の表面には、図3で示す反射防
止膜を施してもよく、又は施さなくてもよい。
【0068】斯くして、図4Cに示すように、同一のn
型GaAs基板21上に半導体レーザ素子LDと、その
共振器端面27Bと対向する受光面を有するpn接合に
よる光出力モニタ用のフォトダイオードとがモノリシッ
クに形成され、且つフォトダイオードPD1 の受光面が
平面的にみてレーザ素子LDの共振器端面27Bと非平
行となるように所定角度θだけ傾いて形成されてなる目
的の半導体レーザ装置48を得る。
【0069】かかる半導体レーザ装置48によれば、レ
ーザ素子LDの後方から出射したレーザ光は、共振器端
面27Bと対向する光出力モニタ用のフォトダイオード
PD 1 の受光面47に照射され、その一部が反射される
も、フォトダイオードの受光面47が共振器端面27B
に対して非平行となるように斜めに傾いた面であるの
で、反射光(迷光)は斜め上方になり、関係のない方向
に反射され、レンズ系等に入り込むことがない。
【0070】また、この半導体レーザ装置48において
も、図3の半導体レーザ装置と同様に、レーザ素子LD
及び光出力モニタ用のフォトダイオードPD1 共に、モ
ノリシックに形成されるので小型化が可能となり、光軸
等のアライメントも不要となって高精度に得られると共
に、光出力モニタ用のフォトダイオードでの受光効率も
向上し、フォトダイオードPD1 の高感化が図られる。
【0071】図5及び図6は、本発明のさらに他の実施
例を示す。本例は、例えば光磁気ディスク、コンパクト
ディスク等の光記録媒体における光信号を検出するため
の光学素子に適用した場合である。
【0072】図5において、51は本実施例に得る光学
素子、52は例えば光記録媒体等の被照射部、53は収
束手段即ち集光光学レンズを示す。
【0073】光学素子51は、共通の基板56上に発光
部54と受光部55とが一体化されて成り、発光部54
からの出射光が、被照射部52に収束照射し、この被照
射部52から反射された戻り光が収束手段53によって
集光され、収束手段53の共焦点の近傍位置に配された
受光部55に受光されるように構成される。この構成で
は発光部54からの出射光が、被照射部52において反
射される前及び後において、その光軸を鎖線aで示すよ
うに、互いに同軸の経路を通過して受光部55において
受光される。
【0074】この光学素子51では発光部54が水平共
振器を有する半導体レーザ素子LD、反射鏡57とで構
成され、受光部55がフォトダイオードPD2 で構成さ
れる。半導体レーザ素子LDは、これからの出射光を反
射鏡57によって反射させて被照射部52に向かう経路
に一致させている。
【0075】そして、受光部55に向かう戻り光L
R は、光回折限界近傍まで収束させるものであり、受光
部55はその少なくとも一部の受光面が、この光回折限
界内、すなわち発光部54からの出射光の波長λ、収束
手段53の開口数をNAとするとき、受光面の配置基準
面Sを横切る発光部55からの出射光の光軸aからの距
離が1.22λ/NA以内の位置に設けられるようにす
る。
【0076】また、この場合、図5に示すように、受光
部55の受光面の配置基準面Sでの発光部54の出射光
の直径φs を、上記光回折限界の直径φd より小とし、
受光部55の有効面積は、発光の直径φs 外に位置する
ようにする。ここで発光部54の光源としては半導体レ
ーザ素子を用いると、その出射光の直径φs は約1〜2
μm程度とすることができる。一方、収束手段53の開
口数NAが例えば0.09〜0.1、出射光の波長λが
780nm程度の場合、回折限界すなわちφdは1.2
2λ/NA≒10μm程度となる。
【0077】そして、収束手段53の−の焦点位置に発
光部54が配置され、具体的にはこの共焦点位置に半導
体レーザ素子LDからの出射光のウエストが位置するよ
うになす。そして、収束手段53の他方の焦点に被照射
部52が配置されるようにする。
【0078】この光学素子51においては、発光部54
からの出射光を収束手段53すなわち、焦光光学レンズ
を介してその共焦点位置に配置した被照射部52の光記
録媒体に照射すると、その照射光の光記録媒体52から
反射された戻り光、すなわち記録情報を含んで反射した
戻り光が再び収束手段53によって集光され、共焦点位
置近傍に配置された受光部55のフォトダイオードPD
2 に入射し、この戻り光が受光部55で受光検出される
ようになる。即ち電気信号に変換され、再生信号として
取り出される。
【0079】このとき、受光部55のフォトダイオード
PD2 の受光面を、光軸aからの距離がφs /2より大
で少なくともφd /2以内になる領域を含む位置に配置
すれば、受光部54によって被照射部52からの戻り光
を出射光と確実に分離して検出させることができるよう
になる。
【0080】しかして、本実施例の光学素子51は、図
5及び図6に示すように、共通の基板56に上述した発
光部54と受光部55を一体化してつくりつけると共
に、さらにこの共通の基板56に発光部54の後方から
の光出力をモニタする光出力モニタ用の受光部即ちフォ
トダイオードPD1 を一体化してつくりつけた構成とす
るものである。
【0081】次に、本例の光学素子51をその製法と共
に、説明する。図7Aに示すように、第1導電型例えば
n型の{100}結晶面を主面とするGaAs基板56
上に、半導体レーザ素子を構成する各半導体層をエピタ
キシャル成長する。すなわち、例えば順次基板56と同
導電型(n型)のAlGaAsよりなる第1のクラッド
層62、例えばAlGaAs又はGaAs、本例ではG
aAsよりなる活性層63、第1のクラッド層62と異
なる第2導電型例えばp型の第2のクラッド層64をM
OCVD等によってエピタキシーした積層膜61を構成
する。
【0082】次に、図6Bに示すように、これらエピタ
キシャル成長した積層膜61の一部を半導体レーザ素子
58として残して少なくとも最終的に反射鏡57、受光
部54のフォトダイオードPD2 を形成する部分及びモ
ニタ用の受光部即ちフォトダイオードPD1 を形成する
部分をRIE等によってエッチングする。そして、この
エッチング面による積層膜61の両端面を半導体レーザ
素子の一方の共振器端面66A及び他方の共振器端面6
6Bとし、両端面66A及び66B間に半導体レーザ素
子LDを構成する水平共振器を形成する。この場合、図
示しないが最終的に半導体レーザ素子LDの共振器を形
成する領域を挟むように電流阻止領域を不純物のイオン
注入によって形成する。
【0083】次いで、図7Cに示すように、半導体レー
ザ素子LDの構成部及び他方の共振器端面66Bから後
方に延長する基板56の面上を覆って、マスク層となる
例えばSiO2 ,SiN等の絶縁膜67を被着形成す
る。
【0084】次に、図7Dに示すように、絶縁膜67に
よって覆われない基板56上に例えば第1導電型例えば
n型のGaAsによる第1の半導体層68を選択的にM
OCVDによって形成し、続いて、第2導電型例えばp
型のGaAsによる第2の半導体層69を選択的にMO
CVDによって形成し、この第1及び第2の半導体層6
8及び69によって受光部54すなわちフォトダイオー
ドPD2 を形成する。
【0085】この場合、基板56上に選択的にエピタキ
シャル成長された第1及び第2の半導体層68及び69
の、共振器端面66Aと対向する面70が特定された結
晶面となる。例えば、半導体レーザ素子LDの端面66
A及び66B間に形成された水平共振器の共振器長方向
bを〔011〕結晶軸方向とするときは対向面70は
{111}A面による斜面として生じ、方向bを〔0−
11〕結晶軸方向とするときは{111}B面による斜
面として生じ、いずれも基板56の板面とのなす角が5
4.7°となる。
【0086】また、方向bを〔100〕結晶軸方向とす
るときは対向面70は{110}面として生じ、基板5
6の面に対し、45°をなす、いずれも原子面によるモ
フォロジーの良い斜面として形成される。これによっ
て、この斜面を、半導体レーザ素子LDの端面66Aか
らの出射光を反射させて所定方向に向ける反射鏡57と
することができる。反射鏡57は、結晶面によって形成
されることから鏡面性にすぐれ、またその傾きの設定が
正確に行われる。
【0087】次に、図7Eに示すように、半導体レーザ
素子LDの端面66B側のn型GaAs基板56上の絶
縁膜68を選択的に除去し、この絶縁膜68が除去され
た基板56の表面に例えばZnを拡散してp型半導体層
72を形成してpn接合jを形成し、光出力モニタ用の
フォトダイオードPD1 を形成する。
【0088】斯くして、図6に示すように、目的の光学
素子51が得られる。なお、図6において、74は半導
体レーザ素子LDに形成されたストライプ状のp側電極
である。
【0089】かかる光学素子51では、レーザ素子LD
の後方の共振器端面66Bから出力された光75Bが基
板56に拡散で形成された光出力モニタ用のフォトダイ
オードPD1 にて受光され、その出力信号が半導体レー
ザ素子LDにフィードバックされて半導体レーザ素子L
Dの前方から出射される光75Aの光出力を一定にする
ことができる。
【0090】そして、この光学素子51によれば、同一
のn型GaAs基板56上に、半導体レーザ素子LDと
反射鏡57からなる発光部54と、その発光部54から
の出射光の被照射媒体からの戻り光を受光するフォトダ
イオードPD2 と、発光部54からの光出力をモニタす
るモニタ用のフォトダイオードPD1 とがモノリシック
に集積されるので、光学素子の小型化が可能となり、同
時に半導体レーザ素子LDとモニタ用フォトダイオード
PD1 との光軸等のアライメントを不要とすることがで
きる。また、モニタ用の受光部がpn接合jによるフォ
トダイオードPD1 で形成されるので、受光面積が広く
なりモニタ用受光部の感度も向上する。従って、例えば
光ディスク等の光信号の検出用の光ピックアップ装置に
用いて好適ならしめる。
【0091】尚、上例の光学素子51では、モニタ用の
フォトダイオードPD1 を拡散により形成したが、その
他前述した図2、図3、図4で説明したと同様の結晶成
長で形成することも可能である。
【0092】図8は、本発明に係る光学素子のさらに他
の実施例を示す。図8A及び図8Bは、前述の図7A及
び図7Bと同様の工程を示す。即ち、本例においても、
第1導電型例えばn型のGaAs基板56上に、半導体
レーザ素子を構成する第1のクラッド層62、活性層6
3及び第2のクラッド層64を順次MOCVD等により
エピタキシーして積層膜61を形成し、次いで例えばR
IE等によって積層膜61を選択的にエッチングして半
導体レーザ素子LDを形成する。
【0093】次に、図8Cに示すように、半導体レーザ
素子LDの構成部を覆ってマスク層例えばSiO2 ,S
iN等の絶縁膜67を被着形成する。
【0094】次に、図8Dに示すように、半導体レーザ
素子LDの夫々の共振器端面66A及び66B側の絶縁
膜67によって覆われない基板56上に、夫々第1導電
型例えばn型のGaAsによる第1の半導体層68及び
81を選択的にMOCVDによって形成し、続いて例え
ば結晶成長又は拡散、本例ではZn拡散によってp型G
aAsによる第2の半導体層69及び82を形成する。
この場合、半導体レーザ素子LDの後方の第1の半導体
層81に対する拡散は半導体層の上面から共振器端面6
6Bに対向する斜面にわたって行うようにする。これに
よって共振器端面66Aに対向する一方の第1及び第2
の半導体層68及び69によって一方の受光部54すな
わちフォトダイオードPD2 を形成し、共振器端面66
Bに対向する他方の第1及び第2の半導体層81及び8
2によってモニタ用の受光部即ちフォトダイオードPD
1 を形成する。一方の第1及び第2の半導体層68及び
69の共振器端面66Aと対向する面70が反射鏡57
となる。そして、モニタ用のフォトダイオードPD1
表面に反射防止膜43を被着形成する。
【0095】このようにして、図8Dに示す目的の光学
素子84を得る。
【0096】かかる光学素子84においても、共通の基
板56上に、半導体レーザ素子LD及び反射鏡57を有
する発光部54と、発光部54から出射した光の戻り光
を受光する受光部となるフォトダイオードPD2 と、モ
ニタ用フォトダイオードPD 1 とがモノリシックに一体
に形成されるので、モニタ用受光部PD1 を含む光学素
子の小型を可能にし、同時に光軸などのアライメントを
不要とすることができる。しかも、反射鏡57及びフォ
トダイオードPD2 と、モニタ用フォトダイオードPD
1 とを同時に結晶成長で形成するので、工程が簡略化さ
れる。
【0097】この光学素子51では、各第1半導体層6
8,81の形成をその基板56の面に対し54.7°と
なるように形成するときは、モニタ用のフォトダイオー
ドPD1 の受光面で反射した反射光は収束手段即ち光学
レンズ53に入り込むことがない。
【0098】図8の光学素子84の変形例として、その
モニタ用のフォトダイオードPD1の形成に際して、前
述の図4で示したように絶縁膜67を共振器端面66B
より一部基板56の面側に、斜めに延長し、フォトダイ
オードPD1 の受光面が共振器端面66Bと非平行とな
るように形成することもできる。このときには、モニタ
用のフォトダイオードPD1 の受光面で反射した光は斜
め上方に反射されて光学レンズ53に入り込むことがな
い。
【0099】尚、上例では発光部を半導体レーザ素子と
したが、その他、発光部を発光ダイオードで構成する場
合にも本発明は適用できる。
【0100】
【発明の効果】本発明に係る光半導体装置によれば、半
導体基板上に発光部とこの光出力をモニタする受光部が
設けられているので、発光部の後方からの光出力を受光
部で受け、その受光部からの出力信号をフィードバック
することで、発光部の前方からの光出力を一定にするこ
とができる。そして、同一半導体基板上に、発光部と光
出力モニタ用の受光部がモノリシックに形成されている
ので、装置全体の構成を簡素化し、且つ小型化を可能に
する。また、発光部とモニタ用受光部間の光軸等のアラ
イメントも不要となる。さらにpn接合による受光部で
あるため、十分な感度が得られる。
【0101】モニタ用の受光部が半導体基板に対して拡
散又は選択成長により形成されるときは、モニタ用の受
光部を発光部と共に、モノリシックに構成することがで
きる。
【0102】モニタ用の受光部が発光部の活性層に対向
する位置まで選択成長されるときは、受光部の受光面が
発光部の光取り出し端面に対向するため、受光効率を向
上することができる。この場合、モニタ用の受光部の受
光面が平面的にみて、発光部の光取り出し端面と非平行
に形成するときは、発光部からの光出力が受光面で一部
反射されても、その反射光は不要な方向に反射され、発
光部の前方からの出射光に係る光学系に迷い込むを阻止
することができる。
【0103】モニタ用の受光部の表面に反射防止膜を形
成するときは、受光面での反射を防止することができ、
受光効率を向上することができ、また、反射光の発生を
低減することができる。
【0104】同一の半導体基板上に、発光部とモニタ用
の受光部を形成すると共に、更に発光部に近接して発光
部からの出射光の被照射部からの戻り光を共焦点近傍で
受光検出する他の受光部を形成するときは、例えば光デ
ィスク等における光信号の検出に適用して好適な光学装
置を構成することができ、その光学装置の簡略化、小型
化を図ることができる。そして、この場合、発光部を水
平共振器を有する半導体レーザと反射鏡で形成し、光出
力モニタ用の受光部及び他の受光部をフォトダイオード
で形成するときは、上記のコンパクト化した光学装置を
具体的に実現することができる。
【0105】本発明に係る光半導体装置の製造方法によ
れば、同一の半導体基板上に、発光部とその光出力モニ
タ用の受光部をモノリシックに集積した光半導体装置を
容易に製造することができる。そして、モニタ用の受光
部を半導体基板に対して拡散又は選択成長により形成す
るときは、pn接合によるモニタ用受光部を発光部と共
に、モノリシックに形成することができる。
【0106】上記製法において、モニタ用の受光部を発
光部の活性層に対応する位置まで選択成長するときは、
受光部の受光面を発光部の光取り出し端面と対向させる
ことができる。従って、発光部からの光出力を受光部の
pn接合に直接吸収できる受光効率の高い受光部を形成
することができる。そして、このモニタ用の受光部の表
面に反射防止膜を形成するときは、受光面での反射の少
ない受光部を形成することができる。
【0107】上記製法において、更に、半導体基板上に
発光部に近接して発光部からの出射光の被照射部からの
戻り光を共焦点近傍で受光検出する他の受光部を形成す
る工程を有するときは、例えば光ディスク等における光
信号検出に適した光学装置を製造することができ、その
際、発光部と、戻り光検出用の他の受光部と、モニタ用
受光部とを含む光学装置をモノリシックに製造すること
ができる。
【0108】光出力モニタ用の受光部を形成する工程
で、発光部に近接して発光部からの出射光の被照射部か
らの戻り光を共焦点近傍位置で受光検出する他の受光部
を同時に形成するときは、工程を簡略化して上記光学装
置を製造することができる。
【0109】上記製法において、発光部を水平共振器を
有する半導体レーザと反射鏡にて形成し、戻り光検出用
の他の受光部と光出力モニタ用の受光部をフォトダイオ
ードにて形成することにより、コンパクト化した上記光
学装置の製造を具体的に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A 本発明に係る光半導体装置の一例を示す製
造工程図である。 B 本発明に係る光半導体装置の一例を示す製造工程図
である。 C 本発明に係る光半導体装置の一例を示す製造工程図
である。 D 本発明に係る光半導体装置の一例を示す製造工程図
である。
【図2】A 本発明に係る光半導体装置の他の例を示す
製造工程図である。 B 本発明に係る光半導体装置の他の例を示す製造工程
図である。 C 本発明に係る光半導体装置の他の例を示す製造工程
図である。
【図3】A 本発明に係る光半導体装置のさらに他の例
を示す製造工程図である。 B 本発明に係る光半導体装置のさらに他の例を示す製
造工程図である。
【図4】A 本発明に係る光半導体装置のさらに他の例
を示す製造工程図である。 B 図4Aの平面図である。 C 本発明に係る光半導体装置のさらに他の例を示す製
造工程図である。
【図5】本発明に係る光半導体装置のさらに他の例を示
す構成図である。
【図6】図5の光学素子の例を示す斜視図である。
【図7】A 図5の光学素子の製造工程図である。 B 図5の光学素子の製造工程図である。 C 図5の光学素子の製造工程図である。 D 図5の光学素子の製造工程図である。 E 図5の光学素子の製造工程図である。
【図8】A 光学素子の他の例を示す製造工程図であ
る。 B 光学素子の他の例を示す製造工程図である。 C 光学素子の他の例を示す製造工程図である。 D 光学素子の他の例を示す製造工程図である。
【図9】従来の半導体レーザ装置の一例を示す構成図で
ある。
【図10】従来の半導体レーザ装置の他の例を示す構成
図である。
【図11】従来の半導体レーザ装置の他の例を示す構成
図である。
【図12】参考側の半導体レーザ装置を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
21 n型GaAs基板 22 n型のクラッド層 23 活性層 24 p型のクラッド層 25 積層膜 LD 半導体レーザ素子 27A,27B 共振器端面 28 絶縁膜 30 p型層 PD1 フォトダイオード 31,35,39,45,48 半導体レーザ装置 34,38 p型層 37 n型(又はi型)層 41 n型層 42 p型層 43 反射防止膜 51 光学素子 52 被照射部 53 収束手段 54 発光部 55(PD2 ) 受光部 56 n型半導体基板 57 反射鏡 LD 半導体レーザ素子 62 n型クラッド層 63 活性層 64 p型クラッド層 61 積層膜 66A,66B 共振器端面 68 絶縁膜 PD2 ,PD1 フォトダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋口 慶信 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に、第1のクラッド層、活
    性層及び第2のクラッド層を有する発光部が形成され、
    該発光部の後方に位置する前記半導体基板にpn接合に
    よる光出力モニタ用の受光部が形成されて成ることを特
    徴とする光半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記受光部が拡散又は選択成長により形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の光半導
    体装置。
  3. 【請求項3】 前記受光部が前記発光部の活性層に対向
    する位置まで選択成長されていることを特徴とする請求
    項1に記載の光半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記受光部の受光面が平面的にみて、該
    受光面と対向する前記発光部の光取り出し端面と非平行
    に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の光
    半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記光出力モニタ用の受光部の表面に反
    射防止膜が形成されていることを特徴とする請求項3又
    は4に記載の光半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記半導体基板上に前記発光部に近接し
    て該発光部からの出射光の被照射部からの戻り光を共焦
    点近傍で受光検出する他の受光部が形成されて成ること
    を特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の光半
    導体装置。
  7. 【請求項7】 前記発光部が水平共振器を有する半導体
    レーザと反射鏡を有して成り、前記光出力モニタ用の受
    光部及び他の受光部がフォトダイオードよりなることを
    特徴とする請求項6に記載の光半導体装置。
  8. 【請求項8】 半導体基板上に第1のクラッド層、活性
    層及び第2のクラッド層を有する発光部を構成すべき積
    層膜を形成する工程と、 前記積層膜を、パターニングして発光部を形成する工程
    と、 前記発光部の後方の前記半導体基板上にpn接合による
    光出力モニタ用の受光部を形成する工程を有することを
    特徴とする光半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記受光部を、前記半導体基板に対する
    拡散又は選択成長により形成することを特徴とする請求
    項8に記載の光半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記発光部の活性層に対応する位置ま
    で前記受光部を選択成長することを特徴とする請求項8
    に記載の光半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記受光部の表面に反射防止膜を形成
    する工程を有することを特徴とする請求項10に記載の
    光半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記半導体基板上に前記発光部に近接
    して該発光部からの出射光の被照射部からの戻り光を共
    焦点近傍で受光検出する他の受光部を形成する工程を有
    することを特徴とする請求項8、9、10又は11に記
    載の光半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記光出力モニタ用の受光部を形成す
    る工程で、前記発光部に近接して該発光部からの出射光
    の被照射部からの戻り光を共焦点近傍で受光検出する他
    の受光部を同時に形成することを特徴とする請求項12
    に記載の光半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記発光部を水平共振器を有する半導
    体レーザと反射鏡にて形成し、 前記光出力モニタ用の受光部及び他の受光部をフォトダ
    イオードにて形成することを特徴とする請求項12又は
    13に記載の光半導体装置の製造方法。
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