JPH08180914A - コネクタカバーの取付構造 - Google Patents

コネクタカバーの取付構造

Info

Publication number
JPH08180914A
JPH08180914A JP32260594A JP32260594A JPH08180914A JP H08180914 A JPH08180914 A JP H08180914A JP 32260594 A JP32260594 A JP 32260594A JP 32260594 A JP32260594 A JP 32260594A JP H08180914 A JPH08180914 A JP H08180914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
electric wire
tube
connector cover
diameter portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP32260594A
Other languages
English (en)
Inventor
Moriyasu Yamamoto
守恭 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP32260594A priority Critical patent/JPH08180914A/ja
Publication of JPH08180914A publication Critical patent/JPH08180914A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤハーネスの電線の端末にコネクタを取
り付けた状態で、コネクタカバーが取り付られるように
する。 【構成】 塩化ビニール製の筒状チューブ5からなるコ
ネクタカバーに対して、ワイヤハーネスの電線の端末に
接続したコネクタ2a,2bを遊嵌して収容すると共
に、該コネクタに接続した電線群3a〜3eを囲む部分
の筒状チューブを、その一部に熱溶着して小径部5eと
し、該小径部を電線群の外周面に、電線群を長さ方向に
移動可能な状態で密嵌させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコネクタカバーの取付構
造に関し、詳しくは、ワイヤハーネスの電線の端末に取
り付けたコネクタおよび該コネクタに接続した電線を収
容保持して、外部干渉材からの保護および防水を図るも
ので、特に、ワイヤハーネスの電線端末にコネクタを取
り付けた状態でコネクタカバーの取り付けができるよう
にするものである。
【0002】
【従来の技術】自動車内に配索されるワイヤハーネス
は、配索の途中で他のワイヤハーネスとコネクタ同士を
接続する場合がある。このコネクタ接続部分の外周は、
防水とワイヤハーネスの保護のために、コネクタカバー
でカバーしている。
【0003】図4(A)〜(C)に示すように、従来の
コネクタカバー1は、各コネクタ2a,2bの外周に遊
嵌する大径部1aと、ワイヤハーネスW/Hの電線3a
〜3eの外周に密着する小径部1bとを一体成形した剛
性を有する合成樹脂製の筒体からなる。
【0004】上記コネクタカバー1の組付は、小型のコ
ネクタ2bは、電線3eの端末に予め取り付けておいて
も、小径部1bの穴1dに通すことが可能であるが(矢
印a参照)、小径部1bの穴1dよりも大きい大型のコ
ネクタ2aは、電線3a〜3dの端末に予め取り付けて
おくことができない。なお、小径部1bの穴1dを大型
のコネクタ2aよりも小さくしているのは、コネクタカ
バー1の電線3a〜3eからの抜け外れを防止するため
である。
【0005】このため、図4(C)に示すように、端末
に端子4a〜4dを予め圧着した電線3a〜3dを、1
本ずつコネクタカバー1の小径部1bの穴1dから大径
部1aの穴1cに通した後、図4(B)に示すように、
各端子4a〜4dをコネクタ2aの各端子収容部に収容
して取り付け、その後、図4(A)に示すように、コネ
クタカバー1をコネクタ2a,2b側へ移動させて(矢
印b参照)、コネクタ2a,2bの大径部1aに収容し
て、カバーするようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電線3
a〜3dを1本ずつコネクタカバー1の小径部1bの穴
1dから大径部1aの穴1cに通す作業は、作業効率が
悪いうえ、工数が増加するのでコスト高になるという問
題がある。
【0007】本発明は上記問題を解消するためになされ
たもので、ワイヤハーネスの電線の端末にコネクタを取
り付けた状態で、簡単にコネクタカバーを取り付けるこ
とが出来るようにすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、請求項1で、樹脂製の筒状チューブから
なるコネクタカバーに対して、ワイヤハーネスの電線の
端末に接続したコネクタを遊嵌して収容すると共に、該
コネクタに接続した電線群を囲む部分の筒状チューブ
を、その一部を熱溶着して小径部とし、該小径部を電線
群の外周面に、電線群を長さ方向に移動可能な状態で密
嵌させているコネクタカバーの取付構造を提供してい
る。
【0009】上記筒状チューブとして、市販されている
安価な塩化ビニールチューブを用いることが好ましい
(請求項2)。
【0010】
【作用】本発明によれば、ワイヤハーネスの電線の端末
にコネクタを接続した状態で、樹脂製チューブにコネク
タを遊嵌した後、該チューブの電線側の端部の一部を張
り合わせた状態で加熱して熱溶着し、よって、小径部を
形成する。該小径部をコネクタに接続した電線群に、電
線群を長さ方向へ移動可能な状態で密嵌させ、その後、
チューブをコネクタ側へ移動させて、コネクタをカバー
内に遊嵌状態で収容している。
【0011】これにより、大型のコネクタを電線の端末
に予め取り付けておいても、チューブに簡単に通すこと
ができ、従来のように、電線を1本ずつコネクタカバー
の小径部の穴から大径部の穴に通すという効率の悪い作
業が不要になり、工数が減少してコスト安になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。なお、図3の従来技術と同一構成・作用の箇所
は同一番号を付して詳細な説明は省略する。
【0013】図1(B)及び図2(A)に示すように、
コネクタカバーとして、塩化ビニール製の円筒状チュー
ブ5を用いている。該チューブ5は、従来のコネクタカ
バー1のように大径部1aと小径部1bとを専用金型で
予め成形したものではなく、例えば押し出し成形された
既製の同一直径のチューブを所定の長さLで切断したも
のである。
【0014】上記チューブ5の穴5aの内径Dは、図1
(A)及び図2(D)に示すように、上記各コネクタ2
a,2bを無理のない隙間を隔てて遊嵌できる程度の大
きさであり、長さLは、各コネクタ2a,2bを所定の
長さL1でカバーできると共に、図1(C)及び図2
(B)(D)に示すように、電線3a〜3e側の端部5
bは、電線3a〜3eを所定の長さL2でカバーできる
ように設定している。
【0015】上記チューブ5をコネクタカバーとして使
用するときには、上記電線3a〜3eの端末に、大型の
コネクタ2aも小型のコネクタ2bも予め取り付けてお
き、図1(C)及び図2(B)のように、上記チューブ
5の一方の開口5cから各コネクタ2a,2bを穴5a
に通して、他方の開口5dから抜き出す。このとき、チ
ューブ5の穴5aは大きいから、各コネクタ2a,2b
を無理なく簡単に通すことができる。
【0016】その後、図3に示すように、上記チューブ
5の電線3a〜3e側、つまり開口5c側の端部5b
を、所定の長さL2で、図中斜線で示す両側部A、Bを
張り合わせた状態で加熱すると、張り合わせた部が互い
に熱溶着し、中空部は中央部Cの部分だけとなり、中央
に小径部が形成される。
【0017】即ち、図2(C)に示すようにチューブ5
の端部5bに小径部5eが形成され、該小径部5eが、
電線3a〜3eの外周に密嵌するようになる。このと
き、チューブ5の小径部5bは電線3a〜3eの外周に
密嵌するが、電線3a〜3eに対してチューブ5を溶着
しているのではないため、電線3a〜3eは長さ方向へ
移動可能となっている。
【0018】ついで、図2(D)のように、上記チュー
ブ5をコネクタ2a,2b側へ移動させると(矢印b参
照)、小径部5eがコネクタ2a,2bより小径である
ため、所定位置で停止し、コネクタ2a,2bの抜け止
めを図りながら、チューブ5の大径部分でコネクタ2
a,2bを遊嵌保持した状態でカバーする。
【0019】上記のように、各コネクタ2a,2bを電
線3a〜3eの端末に予め取り付けておいても、チュー
ブ5に簡単に通すことができるから、作業効率が格段に
向上し、従来よりも工数が大幅に減少して製造コストが
安価になる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、コネクタの外周に遊嵌させた樹脂製チューブ
の電線側の端部を加熱し熱溶着して小径部を設け、長さ
方向へ移動可能に電線の外周に密嵌させ、その後、チュ
ーブをコネクタ側へ移動させて、コネクタの外周をカバ
ーするようにしたものであるから、大型のコネクタを電
線の端末に予め取り付けておいても、チューブに簡単に
通すことができ、従来のように、電線を1本ずつコネク
タカバーの小径部の穴から大径部の穴に通すという効率
の悪い作業が一切不要になり、工数が減少して製造コス
トが低減するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のコネクタカバーであり、(A)はカ
バー時の斜視図、(B)はチューブの斜視図、(C)は
チューブにコネクタを通した時の斜視図である。
【図2】 (A)はチューブの断面図、(B)はチュー
ブにコネクタを通した時の断面図、(C)はチューブの
端部を熱溶着させた時の断面図、(D)はカバー時の断
面図である。
【図3】 チューブの熱溶着部分を示す斜視図である。
【図4】 従来のコネクタカバーであり、(A)はカバ
ー時の斜視図、(B)は電線を通してコネクタを取り付
けた時の斜視図、(C)は電線を通した時の斜視図であ
る。
【符号の説明】
2a,2b コネクタ 3a〜3e 電線 5 チューブ 5a 穴 5b 端部 W/H ワイヤハーネス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製の筒状チューブからなるコネクタ
    カバーに対して、ワイヤハーネスの電線の端末に接続し
    たコネクタを遊嵌して収容すると共に、該コネクタに接
    続した電線群を囲む部分の筒状チューブを、その一部に
    熱溶着して小径部とし、該小径部を電線群の外周面に、
    電線群を長さ方向に移動可能な状態で密嵌させているコ
    ネクタカバーの取付構造。
  2. 【請求項2】 上記筒状チューブは塩化ビニール製であ
    る請求項1に記載のコネクタカバーの取付構造。
JP32260594A 1994-12-26 1994-12-26 コネクタカバーの取付構造 Withdrawn JPH08180914A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32260594A JPH08180914A (ja) 1994-12-26 1994-12-26 コネクタカバーの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32260594A JPH08180914A (ja) 1994-12-26 1994-12-26 コネクタカバーの取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08180914A true JPH08180914A (ja) 1996-07-12

Family

ID=18145582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32260594A Withdrawn JPH08180914A (ja) 1994-12-26 1994-12-26 コネクタカバーの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08180914A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6864426B2 (en) Shielded wire harness and shielding member
US6781059B2 (en) Shielded wire
US5724730A (en) Method of protecting conductive part of flat cable
US6107572A (en) Terminal-processed structure of shielded cable and terminal-processing method of the same
JP2946914B2 (ja) 電装体の組付モジュールおよびその形成方法
US4799899A (en) Connective structure for conductive wires and a method of manufacturing the same
JPH08180914A (ja) コネクタカバーの取付構造
JP2021175223A (ja) 車載電気部品内回路ユニット
JP2018078060A (ja) 電線の接合構造及びワイヤハーネス
JP3290387B2 (ja) 電気接続箱
JP2000127934A (ja) アンチロックブレーキ装置の液圧ユニット
JP3262222B2 (ja) シールド型ケーブルの成端構造及びシールド型ケーブルの成端方法
JP2001160432A (ja) 端子保護キャップ
JP2009163941A (ja) アース接続具
JP3164338B2 (ja) 電線一括接続部の封入絶縁構造
JP3946464B2 (ja) ワイヤハーネスおよびその製造方法
JP2866529B2 (ja) 直流電動機のリード線口出装置
WO2023181908A1 (ja) ワイヤハーネス
JP7399773B2 (ja) ボンダーキャップ及びワイヤハーネス
JP7362425B2 (ja) 配索材
JPH0724895Y2 (ja) ワイヤハーネス集束構造
JP2001128343A (ja) ワイヤハーネス取付構造及びワイヤハーネス取付方法
JP3978318B2 (ja) ワイヤハーネスの製造方法
CN114373587A (zh) 线缆防水结构制造方法
JP2999604B2 (ja) ケーブルリール

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020305