JPH08180226A - 有料道路における料金処理装置 - Google Patents

有料道路における料金処理装置

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JPH08180226A
JPH08180226A JP32006294A JP32006294A JPH08180226A JP H08180226 A JPH08180226 A JP H08180226A JP 32006294 A JP32006294 A JP 32006294A JP 32006294 A JP32006294 A JP 32006294A JP H08180226 A JPH08180226 A JP H08180226A
Authority
JP
Japan
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toll
entrance
weight
ticket
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP32006294A
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English (en)
Inventor
Yutaka Kikuchi
豊 菊地
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、重量過剰の通過車両に対する懲
罰としての違反金の徴収を行うことができる。 【構成】 この発明は、入口(またはチェックバリア)
にて、利用料金を支払うための通行券Pに重量測定器1
2により測定された車両重量の過剰(超過)を示すデー
タを印刷するとともに、磁気記録し、出口の料金所に
て、利用料金と重量超過の違反金とを支払わせるように
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば有料道路を
通過する車両から料金を徴収する有料道路の料金処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、有料道路を通過する車両から料金
を徴収する有料道路の料金処理装置が実用化されてい
る。このような有料道路の料金処理装置では、入口が通
行券を自動的に発行する通行券自動発行機により自動化
されている。また、有料道路を利用する車両一台一台の
重量を入口レーンにて測定している。この測定結果によ
り、重量超過車両が判断された場合には、通行券自動発
行機によって重量超過の警告を与え、かつ次の料金所に
て退場する様に促している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、これら違反車
に対して重量超過の警告を与えるのみで、事実上素通り
となり、何ら制裁措置は講じていなかった。このため、
道路面の摩耗・破損を招き、その対処として車線を一部
づつ閉鎖し、順次補修している。この結果、補修等によ
る路面の維持・管理には多大な時間と費用を必要とし、
また利用者側も車線閉鎖による渋滞に悩まされている。
【0004】したがって、この発明は、上記のような欠
点を除去するもので、重量過剰の通過車両に対する懲罰
としての違反金の徴収と、支払い制限を設けることがで
き、有料道路への乗り入れを減らすことができ、有料道
路の路面の摩耗・破損を軽減することが可能となり、補
修等による路面の維持・管理に伴う多大な時間と費用を
軽減でき、同時に渋滞を緩和することが可能な有料道路
の料金処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の有料道路にお
ける料金処理装置は、入口にて入口データが記録された
通行券を発行する第1の装置と、出口にて上記通行券に
記録された入口データに基づいた通行料金を徴収する第
2の装置とからなるものにおいて、上記第1の装置が、
通過車両の重量を測定する測定手段、およびこの測定手
段により重量が過剰な通過車両を測定した際、その重量
過剰を示すデータを記録した通行券を発行する発行する
発行手段から構成され、上記第2の装置が、上記通行券
に重量過剰を示すデータが記録されているか否かによ
り、入口にて重量過剰であったか否かを判定する判定手
段、およびこの判定手段により入口にて重量過剰であっ
たと判定された際、上記通行券に記録された入口データ
に基づいた通行料金に違反料金を加算した料金を算出
し、この算出された違反料金を含む通行料金を通過車両
から徴収する徴収手段から構成されている。
【0006】この発明の有料道路における料金処理装置
は、入口にて入口データが記録された通行券を発行する
第1の装置と、出口にて上記通行券に記録された入口デ
ータに基づいた通行料金をIDカードに対応する口座か
らの徴収と判断する第2の装置と、この第2の装置と通
信回線を介して接続され、上記通行料金を上記IDカー
ドに対応する口座から徴収する第3の装置とからなるも
のにおいて、上記第1の装置が、通過車両の重量を測定
する測定手段、およびこの測定手段により重量が過剰な
通過車両を測定した際、その重量過剰を示すデータを記
録した通行券を発行する発行する発行手段から構成さ
れ、上記第2の装置が、上記通行券に重量過剰を示すデ
ータが記録されているか否かにより、入口にて重量過剰
であったか否かを判定する第1の判定手段、この第1の
判定手段により入口にて重量過剰であったと判定された
際、上記通行券に記録された入口データに基づいた通行
料金に違反料金を加算した料金を算出する算出手段、I
Dカードの挿入を判定する第2の判定手段、この第2の
判定手段によりIDカードの挿入を判定した際、そのI
Dカードに記録されているIDと上記算出手段により算
出した違反料金を含む通行料金とを上記第3の装置へ出
力する第1の出力手段、この第1の出力手段による出力
に応答して通過許可信号が供給された際、上記IDカー
ドを返却して対応する車両の通過を許可する許可手段、
および上記第1の出力手段による出力に応答して禁止信
号が供給された際、上記IDカードによる通行料金の徴
収を禁止する禁止手段から構成され、上記第3の装置
が、上記第2の装置からのIDと通行料金とを受信する
受信手段、この受信手段したIDに対応する口座から上
記通行料金を徴収する徴収手段、上記受信手段した受信
内容に重量過剰を示すデータが含まれていた際に、その
重量過剰回数を上記IDに対応させて記憶する記憶手
段、およびこの記憶手段に記憶される重量過剰回数が所
定回数以上となった際、上記受信手段したIDに対応す
る口座から通行料金を徴収禁止し、禁止信号を上記第2
の装置に出力する第2の出力手段から構成されている。
【0007】この発明の有料道路における料金処理装置
は、入口にて入口データが記録された通行券を発行する
第1の装置と、出口にて上記通行券に記録された入口デ
ータに基づいた通行料金を徴収する第2の装置とからな
るものにおいて、上記第1の装置が、通過車両の重量を
測定する測定手段、およびこの測定手段により重量が過
剰な通過車両を測定した際、その重量過剰を示すデータ
を記録した通行券を発行する発行する発行手段から構成
され、上記第2の装置が、上記通行券に重量過剰を示す
データが記録されているか否かにより、入口にて重量過
剰であったか否かを判定する第1の判定手段、上記通行
券に記録されている入口データにより、通過車両が1つ
前の入口で入場したか否かを判定する第2の判定手段、
上記第1の判定手段により入口にて重量過剰であったと
判定され、かつ上記第2の判定手段により通過車両が1
つ前の入口での入場でないと判定された場合、上記通行
券に記録された入口データに基づいた通行料金に違反料
金を加算した料金を算出し、この算出された違反料金を
含む通行料金を通過車両から徴収する第1の徴収手段、
および上記第1の判定手段により入口にて重量過剰でな
いと判定された場合、あるいは上記第1の判定手段によ
り入口にて重量過剰であったと判定され、かつ上記第2
の判定手段により通過車両が1つ前の入口での入場であ
ると判定された場合、通行料金のみを通過車両から徴収
する第2の徴収手段から構成されている。
【0008】この発明の有料道路における料金処理装置
は、入口にて入口データが記録された通行券を発行する
第1の装置と、出口にて上記通行券に記録された入口デ
ータに基づいた通行料金を徴収する第2の装置とからな
るものにおいて、上記第1の装置が、通過車両の重量を
測定する第1の測定手段、およびこの第1の測定手段に
より重量が過剰な通過車両を測定した際、その重量過剰
を示すデータを記録した通行券を発行する発行する発行
手段から構成され、上記第2の装置が、上記通行券に重
量過剰を示すデータが記録されているか否かにより、入
口にて重量過剰であったか否かを判定する判定手段、通
過車両の重量を測定する第2の測定手段、上記判定手段
により入口にて重量過剰であったと判定され、かつ上記
第2の測定手段により通過車両の重量過剰が測定された
際、上記通行券に記録された入口データに基づいた通行
料金に違反料金を加算した料金を算出し、この算出され
た違反料金を含む通行料金を通過車両から徴収する第1
の徴収手段、および上記判定手段により入口にて重量過
剰であったと判定され、かつ上記第2の測定手段により
通過車両の重量過剰が測定された際、上記通行券に記録
された入口データに基づいた通行料金飲みを算出し、こ
の算出された通行料金を通過車両から徴収する第2の徴
収手段から構成されている。
【0009】
【作用】この発明は、上記のような構成において、入口
にて入口データが記録された通行券を発行する第1の装
置と、出口にて上記通行券に記録された入口データに基
づいた通行料金を徴収する第2の装置とからなるものに
おいて、上記第1の装置が、通過車両の重量を測定し、
この測定により重量が過剰な通過車両を測定した際、そ
の重量過剰を示すデータを記録した通行券を発行し、上
記第2の装置が、上記通行券に重量過剰を示すデータが
記録されているか否かにより、入口にて重量過剰であっ
たか否かを判定し、この判定により入口にて重量過剰で
あったと判定された際、上記通行券に記録された入口デ
ータに基づいた通行料金に違反料金を加算した料金を算
出し、この算出された違反料金を含む通行料金を通過車
両から徴収するようにしたものである。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1はこの発明の有料道路の料金収受
装置の構成例を示すものである。すなわち、有料道路の
入口の料金所の入口レーンに設けられ、入口レーンを進
入してきた車両に対して入口データや入場月日、時間等
が記録された通行券Pを発行する通行券自動発行機1
と、有料道路の途中の料金所(チェックバリア)に設け
られ、通過車両から受取った通行券Pに対して通過月
日、通過時間等を記録して発行する通過チェック機2
と、有料道路の出口の料金所の出口レーンに設けられ、
出口レーンを進入してきた車両から受取った通行券Pに
記録されている入口データや入場月日、時間、あるいは
通過月日、通過時間等を読取り、この読取った入口デー
タにより通行料金を算出し、上記読取った通行券Pの入
場月日、時間や通過月日、通過時間等により、通行券P
の有効性を判定し、有効性が確認された通行券Pに対す
る上記算出した通行料金を通過車両の搭乗者(運転手)
から徴収する料金収受機3により構成されている。この
料金収受機3には通信回線4を介して接続されているホ
ストコンピュータ5が設けられている。
【0011】上記通行券Pは、図2に示すように、印刷
部6と磁気記録部7とから構成されている。印刷部6
は、入口データが印刷される入口データ印刷エリア6
a、出口データが印刷される出口データ印刷エリア6
b、重量超過の警告文が印刷される印刷エリア6c、6
dにより構成されている。磁気記録部7は、たとえば磁
気ストライプで構成され、3つのブロック(磁気記録エ
リア)7a、7b、7cにより構成されている。
【0012】上記通行券自動発行機1は、図1および図
3に示すように、有料道路の入口の料金所の入口レーン
10上に設けられている。この通行券自動発行機1は、
入口レーン10にまたがって設けられており、入口レー
ン10を進入してくる車両Cを検知するとともに、その
車両Cの高さを検知する車両検知器11、上記入口レー
ン10の路面に設けられ、上記車両検知器11により検
知された車両Cの重量と軸数を測定する軸重計等よりな
る重量測定器12、通行券Pを発行する通行券発行部1
3、上記通行券自動発行機1の全体を制御する制御部1
4、および上記通行券発行部13に設けられているスピ
ーカ15を駆動する駆動回路16によって構成されてい
る。
【0013】上記制御部14は、重量測定器12により
測定された進入車両Cの重量と軸数と、車両検知器11
により検知された車両Cの進入と高さと、図示しないメ
モリに記憶されている入口料金所番号、入口レーン番号
と、図示しない時計により計時されている現在の年月
日、時間により、発行する通行券Pに対する、車種、入
口料金所番号、入口レーン番号、入場年月日、入場時
間、一連番号、軸数からなる磁気情報を生成するととも
に、発行する通行券Pに対する、車種、入口料金所番
号、入口レーン番号、入場年月日、入場時間、一連番号
からなる印刷情報を生成するようになっている。
【0014】通行券発行部13は、上記発行する通行券
Pの磁気記録部7の3ブロック7a、7b、7cにそれ
ぞれ同一の上記磁気情報を磁気記録(エンコード)する
磁気記録部13aと、上記発行する通行券Pの印刷部6
の各印刷エリア6a、…に印刷情報を印刷する印刷部1
3bから構成されている。
【0015】上記制御部14は、重量測定器12により
測定された進入車両Cの重量が所定重量より超過してい
るか否かを判断し、超過していると判断した場合、スピ
ーカ15を駆動することにより、進入車両Cの重量の超
過及び次の料金所にて退場する旨の内容をスピーカ15
から発するようになっている。
【0016】また、上記制御部14は、上記重量超過車
両に対して、上記通行券発行部13にて発行される通行
券Pの印刷部6に、入口データ印刷エリア6aに印刷さ
れる入口データの他に、印刷エリア6c、6dに、「重
量超過」の警告と、罰金の支払い義務と、後述する別納
プレートでの使用制限を受けている旨を印刷するように
なっている。
【0017】さらに、上記制御部14は、上記重量超過
車両に対して、上記通行券発行部13にて発行される通
行券Pの磁気記録部7の2ブロック7a、7bに、通常
の記録情報としてエンコードされた入口データを記録
し、残りの空きエリアとしてのブロック7cに“入口料
金所、重量超過、入場年月日及び時間”をエンコードす
るようになっている。このような構成において、車両C
が有料道路へ入場する際の処理について、図4に示すフ
ローチャートを参照しつつ説明する。
【0018】すなわち、入口レーン10に進入した車両
Cは、車両検知器11によりその進入と高さが検知さ
れ、しかも重量測定器12により車両Cの重量と軸数を
測定され、それらの検知結果および測定結果は制御部1
4に供給される。これにより、制御部14は車両Cの進
入を判断し、進入されてきた車両Cに対する磁気情報と
印刷情報を生成する。
【0019】また、制御部14は、重量測定器12によ
り進入車両Cの重量が所定重量より超過しているか否か
を判断し、超過していないと判断した場合、上記発行す
る通行券Pの磁気記録部7の3ブロック7a、7b、7
cにそれぞれ同一の上記磁気情報を磁気記録するととも
に、入口データ印刷エリア6aに入口データを印刷した
通行券Pを通行券発行部13により発行させる。
【0020】これにより、進入車両Cの搭乗者は通行券
発行部13により発行された通行券Pを受取り、有料道
路に入場する。また、制御部14により進入車両Cの重
量が所定重量より超過していると判断した場合、制御部
14はスピーカ15を駆動することにより、進入車両C
の重量の超過及び次の料金所にて退場する旨の内容をス
ピーカ15から発する。
【0021】また、制御部14は、通常の印刷情報(入
口データの印刷)の他に、その情報が印刷されていない
エリアつまり印刷エリア6c、6dに、「重量超過」の
警告と、罰金の支払い義務と、後述する別納プレートで
の使用制限を受けている旨を印刷するとともに、通常の
記録情報としてエンコードされた入口データを2ブロッ
ク7a、7bに記録とし、残りの空きエリアの1ブロッ
ク7cに“入口料金所、重量超過、入場年月日及び時
間”をエンコードした通行券Pを通行券発行部13によ
り発行させる。
【0022】これにより、進入車両Cの搭乗者は通行券
発行部13により発行された通行券Pを受取り、有料道
路に入場する。上記通過チェック機2は、図1および図
5に示すように、有料道路の途中の料金所(チェックバ
リア)に設けられている。この通過チェック機2は、進
入レーン20にまたがって設けられており、進入レーン
20を進入してくる車両Cを検知する車両検知器21、
上記進入レーン20の路面に設けられ、上記車両検知器
21により検知された通過車両Cの重量と軸数を測定す
る軸重計等よりなる重量測定器22、通過車両Cの搭乗
者から受取った通行券Pに対して経由や通過日時等のバ
リアデータを印刷するとともにバリアデータにより磁気
記録の更新を行う通行券処理部23、上記通過チェック
機2の全体を制御する制御部24、係員により操作され
る操作部25、および上記係員に対する種々の案内等が
表示される表示部26によって構成されている。上記通
行券処理部23、操作部25、表示部26は、係員用の
チェックバリアブース27内に設けられている。
【0023】上記制御部24は、車両検知器21により
車両Cの進入が検知された際、図示しない時計により計
時されている現在の年月日、時間により、挿入された通
行券Pに対する、バリアデータとしての経由データ(通
過バリア)、通過年月日、時間を生成し、通行券処理部
23に挿入された通行券Pから読取った入口データにそ
のバリアデータを付与した更新データとしての磁気情報
を生成するとともに、バリアデータとしての経由デー
タ、通過年月日、時間からなる印刷情報を生成するよう
になっている。
【0024】上記通行券処理部23は、挿入された通行
券Pの磁気記録部7の3ブロック7a、7b、7cにそ
れぞれ同一の上記磁気情報を磁気記録(エンコード)す
る磁気記録部23aと、上記発行する通行券Pの印刷部
6の各印刷エリア6a、…に印刷情報を印刷する印刷部
23bから構成されている。
【0025】上記制御部24は、重量測定器22により
測定された進入車両Cの重量が所定重量より超過してい
るか否かを判断し、超過していると判断した場合、表示
部25により、通過車両Cの重量の超過及び次の料金所
にて退場する旨の内容を表示し、係員に報知するように
なっている。
【0026】また、上記制御部24は、上記重量超過車
両に対して、上記通行券処理部23にて発行される通行
券Pの印刷部6に、入口データ印刷エリア6aに印刷さ
れる入口データの他に、印刷エリア6c、6dに、「重
量超過」の警告と、罰金の支払い義務と、後述する別納
プレートでの使用制限を受けている旨を印刷するように
なっている。
【0027】さらに、上記制御部24は、上記重量超過
車両に対して、上記通行券処理部23にて処理される通
行券Pの磁気記録部7の2ブロック7a、7bに、入口
データにバリアデータを付与した更新データがエンコー
ドされた情報を更新記録し、残りの空きエリアとしての
ブロック7cに“入口料金所とチェックバリア(あるい
はチェックバリアのみ)、重量超過、入場年月日及び時
間”がエンコードされた情報を更新記録するようになっ
ている。
【0028】このような構成において、車両Cがチェッ
クバリアを通過する際の処理について、図6に示すフロ
ーチャートを参照しつつ説明する。すなわち、進入レー
ン20に進入した車両Cは、車両検知器21によりその
進入が検知され、しかも重量測定器22により車両Cの
重量を測定され、それらの検知結果および測定結果は制
御部24に供給される。これにより、制御部24は車両
Cの進入を判断し、進入されてきた車両Cに対する経由
データ、通過年月日、時間からなるバリアデータを生成
する。
【0029】また、通過車両Cの搭乗者により通行券P
がチェックバリアブース27内の係員に手渡され、係員
により通行券処理部23に挿入される。すると、通行券
処理部23は上記挿入された通行券Pから入口データに
バリアデータを付与した更新データをエンコードした情
報を読取り、制御部24に出力する。
【0030】これにより、制御部24は、重量測定器2
2により進入車両Cの重量が所定重量より超過している
か否かを判断し、超過していないと判断した場合、通行
券処理部23により上記挿入された通行券Pから読取っ
た入口データにバリアデータを付与した更新データをエ
ンコードした情報を通行券Pの磁気記録部7の3ブロッ
ク7a、7b、7cにそれぞれ更新記録し、そのバリア
データを印刷エリア6aに追加印刷した後、通行券処理
部23から排出される。
【0031】これにより、係員は、そのバリアデータが
追加印刷され、バリアデータを含む更新データにより磁
気記録された通行券Pを、通過車両Cの搭乗者に渡す。
搭乗者はこの通行券Pを受取り、チェックバリアを通過
する。
【0032】また、制御部24により通過車両Cの重量
が所定重量より超過していると判断した場合、制御部2
4は表示部25により、通過車両Cの重量の超過及び次
の料金所にて退場する旨の内容を表示し、係員に報知す
る。係員はその旨を通過車両Cの搭乗者に警告する。
【0033】また、制御部24は、印刷エリア6c、6
dに警告文が印刷されていない際、その印刷エリア6
c、6dに「重量超過」の警告と、罰金の支払い義務
と、後述する別納プレートでの使用制限を受けている旨
を印刷するとともに、磁気記録部7の2ブロック7a、
7bに、バリアデータを含む更新データがエンコードさ
れた情報を更新記録し、残りの空きエリアとしてのブロ
ック7cに“チェックバリア、重量超過、入場年月日及
び時間”がエンコードされた情報を更新記録した通行券
Pを通行券処理部23により発行させる。
【0034】これにより、通過車両Cの搭乗者は係員に
より返却された通行券Pを受取り、チェックバリアを通
過して再び有料道路を通行する。上記料金収受機3は、
図1および図7に示すように、有料道路の出口の料金所
の出口レーン30上に設けられている。この料金収受機
3は、出口レーン30にまたがって設けられ、出口レー
ン30を進入してくる車両Cを検知する車両検知器3
1、上記出口レーン30の路面に設けられ、上記車両検
知器31により検知された車両Cの重量と軸数を測定す
る軸重計等よりなる重量測定器32、通過車両Cの搭乗
者から受取った通行券Pにより入口データや重量超過等
を読取ったり、通過車両Cの搭乗者から受取った料金別
納時に用いるIDカード(別納プレート)Dから識別番
号(ID)を読取る通行券処理部33、上記料金収受機
3の全体を制御する制御部34、収受員により操作され
る操作部35、上記収受員に対する種々の案内等が表示
される表示部36、入口料金所番号ごとの通行料金や重
量超過に伴う違反金額が記憶されているメモリ37、お
よび上記ホストコンピュータ5と通信回線4を介して接
続されるインターフェース38によって構成されてい
る。上記通行券処理部33、操作部35、表示部36
は、収受員用のブース39内に設けられている。
【0035】また、上記別納プレートDの利用により、
有料道路を頻繁に利用する利用者に対して、料金を後払
いにし、かつ利用額に応じて割引を行う機能を有する別
納プレート制度が設けられている。
【0036】上記車両検知器31による車両Cの進入の
検知結果、上記重量測定器32による車両Cの重量と軸
数の測定結果は制御部34に供給されるようになってい
る。上記通行券処理部33は、挿入された通行券Pの磁
気記録部7の3ブロック7a、7b、7cに記録されて
いる磁気情報を読取る磁気読取部33aと、挿入された
通行券Pに出口データを印刷する印刷部33bと、挿入
された上記別納プレートDに記録されているID(認識
番号)を読取る読取部33cから構成されている。上記
通行券処理部33による通行券Pの磁気記録部7の読取
結果や上記別納プレートDの読取結果も制御部34に供
給されるようになっている。
【0037】上記制御部34は、入口データ内の入口料
金所番号に対応する通行料金をメモリ37から読出すよ
うになっている。また、上記制御部34は、通行券処理
部33から供給される情報内に重量超過を示すデータが
あるか否かで、進入車両Cに対して入口料金所あるいは
チェックバリアで重量超過であったか否かを判断し、さ
らに重量測定器32からの測定結果により出口料金所で
進入車両Cの重量超過であるか否かを判断するようにな
っている。
【0038】すなわち、上記制御部34は進入車両Cに
対して入口料金所、チェックバリア、出口料金所のそれ
ぞれで重量超過でないと判断した場合、上記入口料金所
番号に対応する通行料金を表示部36で表示するように
なっている。
【0039】また、上記制御部34は進入車両Cに対し
て入口料金所あるいはチェックバリアで重量超過であっ
たが、出口料金所で重量超過でないと判断した場合、違
反金については免除され、制御部34は上記入口料金所
番号に対応する通行料金を表示部36で表示するように
なっている。
【0040】さらに、上記制御部34は、進入車両Cに
対して入口料金所あるいはチェックバリアで重量超過で
あり、しかも出口料金所で重量超過であると判断した場
合、重量超過違反として扱い、上記入口料金所番号に対
応する通行料金にメモリ37から読出した違反金額を加
算した金額を通行料金として表示部36で表示し、違反
金額が加算されている旨も案内するようになっている。
【0041】このような構成において、車両Cが有料道
路から出場する際の処理について、図8に示すフローチ
ャートを参照しつつ説明する。すなわち、出口レーン3
0に進入した車両Cは、車両検知器31によりその進入
が検知され、しかも重量測定器32により車両Cの重量
と軸数を測定され、それらの検知結果および測定結果は
制御部34に供給される。
【0042】また、車両Cの搭乗者により通行券Pがブ
ース37内の収受員に手渡され、収受員により通行券処
理部33に挿入される。これにより、通行券処理部33
は、磁気読取部33aにより上記挿入された通行券Pの
3ブロック7a、7b、7cから入口データあるいは入
口データにバリアデータを付与した更新データや入口料
金所とチェックバリア(あるいはチェックバリアの
み)、重量超過、入場年月日及び時間を読取り、制御部
34へ出力する。
【0043】すなわち、入口(チェックバリア)にて重
量が超過していなかった車両Cの通行券Pの場合、ブロ
ック7a、7b、7cにはそれぞれ同一の入口データが
磁気記録されており、入口(チェックバリア)にて重量
が超過していた車両Cの通行券Pの場合、ブロック7
a、7b、にはそれぞれ同一の入口データ(チェックバ
リアを通過した場合はバリアデータにより更新されてい
る)が磁気記録され、ブロック7cには入口料金所(チ
ェックバリア)、重量超過、入場年月日及び時間が磁気
記録されており、それらの読取り内容が制御部34へ出
力される。
【0044】これにより、制御部34は、入口データ内
の入口料金所番号に対応する通行料金をメモリ37から
読出す。また、制御部34は、通行券処理部33から供
給される情報内に重量超過を示すデータがあるか否か
で、進入車両Cに対して入口料金所あるいはチェックバ
リアで重量超過であったか否かを判断し、さらに重量測
定器32からの測定結果により出口料金所で進入車両C
の重量超過であるか否かを判断する。
【0045】この結果、進入車両Cに対して入口料金
所、チェックバリア、出口料金所のそれぞれで重量超過
でないと判断した場合、制御部34は上記入口料金所番
号に対応する通行料金を表示部36で表示する。
【0046】また、上記判断により、進入車両Cに対し
て入口料金所あるいはチェックバリアで重量超過であっ
たが、出口料金所で重量超過でないと判断した場合、違
反金については免除され、制御部34は上記入口料金所
番号に対応する通行料金を表示部36で表示する。
【0047】また、進入車両Cに対する入口料金所がこ
の料金収受機3が設置されている出口の料金所の1つ手
前の場合、違反金については免除され、制御部34は上
記入口料金所番号に対応する通行料金を表示部36で表
示する。
【0048】また、上記判断により、進入車両Cに対し
て入口料金所あるいはチェックバリアで重量超過であ
り、しかも出口料金所で重量超過であると判断した場
合、制御部34は重量超過違反として扱い、上記入口料
金所番号に対応する通行料金にメモリ37から読出した
違反金額を加算した金額を通行料金として表示部36で
表示する。この際、違反金額が加算されている旨も案内
する。
【0049】そして、表示部36で表示された通行料金
が進入車両Cの搭乗者により現金あるいはプリペイドカ
ードにて支払われる(料金が収受される)ことにより、
その車両Cの有料道路からの退場が許可される。
【0050】また、通行券Pは、通行券処理部33によ
り出口データが印刷された後、回収される。また、通行
料金の支払い方法として、現金あるいはプリペイドカー
ドの代りに別納プレートを用いても良い。
【0051】この場合、通過車両Cの搭乗者により現金
の代りに別納プレートDがブース39内の収受員に手渡
され、収受員により通行券処理部33に挿入される。す
ると、通行券処理部33は上記挿入された別納プレート
Dから認識番号(ID)を読取り、制御部24に出力す
る。
【0052】これにより、上記料金収受機3の制御部3
4は、別納内容として別納プレートDから読取った認識
番号(ID)、あるいはその認識番号と重量超過違反を
示すデータとをインターフェース38、および通信回線
4を介してホストコンピュータ5に送信する。すると、
ホストコンピュータ5は、別納内容として認識番号だけ
が供給された際、その認識番号に対応している口座番号
と違反履歴回数(違反行為の履歴データ、重量過剰回
数)とを図示しない記憶手段(違反カウンタ)から読出
し、違反履歴回数が所定回数以内の場合、上記口座番号
に対応する別納の処理を行い、通信回線4、およびイン
ターフェース38を介して上記料金収受機3の制御部3
4に別納プレート使用許可を示すデータを送信する。
【0053】上記重量超過違反を示すデータは、進入車
両Cに対して入口料金所あるいはチェックバリアで重量
超過であり、しかも出口料金所で重量超過であると判断
した場合、および進入車両Cに対して入口料金所あるい
はチェックバリアで重量超過でなく、出口料金所で重量
超過であると判断した場合に、送信されるものである。
【0054】また、ホストコンピュータ5は、違反履歴
回数が所定回数以上の場合、上記口座番号に対応する別
納の処理を禁止し、インターフェース38を介して上記
料金収受機3の制御部34に別納プレート使用拒否を示
すデータを送信する。
【0055】また、ホストコンピュータ5は、別納内容
として認識番号と重量超過違反を示すデータとが供給さ
れた際、その認識番号に対応して図示しない記憶手段に
記憶されている違反履歴回数を「+1」更新し、この更
新した違反履歴回数が所定回数以内の場合、上記口座番
号に対応する別納の処理を行い、通信回線4、およびイ
ンターフェース38を介して上記料金収受機3の制御部
34に別納プレート使用許可を示すデータを送信する。
【0056】また、ホストコンピュータ5は、その更新
した違反履歴回数が所定回数以上の場合、上記口座番号
に対応する別納の処理を禁止し、インターフェース38
を介して上記料金収受機3の制御部34に別納プレート
使用処理拒否を示すデータを送信する。
【0057】上記ホストコンピュータ5による処理は、
図9のフローチャートに示されている。これにより、料
金収受機3の制御部34は、ホストコンピュータ5から
別納処理の終了を示すデータが供給された際、その旨を
表示部36で表示し、別納プレートDを通過車両Cの搭
乗者に返却し、その車両Cの有料道路からの退場が許可
される。
【0058】また、料金収受機3の制御部34は、ホス
トコンピュータ5から別納処理の拒否を示すデータが供
給された際、その旨を表示部36で表示し、別納プレー
トDを通過車両Cの搭乗者に返却し、現金あるいはプリ
ペイドカードにより、通行料金の収受を受けることによ
り、その車両Cの有料道路からの退場が許可される。
【0059】上記したように、入口(またはチェックバ
リア)にて、利用料金を支払うための通行券に重量測定
器により測定された車両重量の過剰(超過)を示すデー
タを印刷するとともに、磁気記録し、出口の料金所に
て、利用料金と重量超過の違反金とを支払わせるように
したものである。
【0060】また、入口(またはチェックバリア)と出
口の料金所にて車両重量の超過が判断された際に、通常
の通行料金に違反金額を上乗せした金額を支払わせるよ
うにしたものである。
【0061】これにより、重量過剰の通過車両に対する
懲罰としての違反金の徴収を行うことができる。また、
重量超過車両に対する違反金を設けることにより、重量
超過車両の有料道路への乗り入れを減らすことができ、
有料道路の摩耗、破損を軽減することができ、それに要
する補修等による路面の維持・管理に伴う多大な時間と
費用を軽減でき、同時に渋滞を緩和することが可能とな
る。
【0062】また、入場した料金所の次の料金所で違反
車両が退場した場合は違反金を免除し、入口またはチェ
ックバリアにて重量を超過していても、出口にて上限値
以下となった(重量を超過していない)車両に対しては
違反金を免除する。
【0063】また、支払い手段として別納プレートを使
用する場合、そのプレートの有効性を判定するために、
料金収受機3から上位のホストコンピュータへの確認を
行っている。ここで、上位のホストコンピュータに違反
カウンタを設け、違反履歴回数を加算するようにし、こ
の違反回数に限度を設定し、違反回数を超過した別納プ
レートに対し、取引を停止するようにしたものである。
【0064】これにより、別納プレートによる取引が停
止の場合には、搭乗者は現金またはプリペイドカードに
て支払うこととなる。すなわち、別納プレートによる違
反者には利用限度回数を設け、これを越えた場合にはプ
レートによる支払いを停止する。この取引限度の設置
は、将来導入が予定されているクレジットカードでも同
様に作用するものとし、ホストコンピュータで管理する
ものである。
【0065】なお、前記実施例に限定されるものではな
く、たとえば、重量超過時に書き込まれる磁気情報の内
容や違反金を徴収する条件は上記と一部異なっていても
構わない。また、チェックバリアにおける軸重計の設置
及び重量測定や、通行券への警告の印刷は必ずしも必要
ではない。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、重量過剰の通過車
両に対する懲罰としての違反金の徴収と、支払い制限を
設けることができ、有料道路への乗り入れを減らすこと
ができ、有料道路の路面の摩耗・破損を軽減することが
可能となり、補修等による路面の維持・管理に伴う多大
な時間と費用を軽減でき、同時に渋滞を緩和することが
可能な有料道路の料金処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の有料道路の料金収受装置の構成例を
示すブロック図。
【図2】通行券の構成を示す平面図。
【図3】通行券自動発行機の構成を示す斜視図。
【図4】車両が有料道路へ入場する際の処理を説明する
ためのフローチャート。
【図5】通過チェック機の構成を示す斜視図。
【図6】車両がチェックバリアを通過する際の処理を説
明するためのフローチャート。
【図7】料金収受機の構成を示す斜視図。
【図8】車両が有料道路から出場する際の処理を説明す
るためのフローチャート。
【図9】ホストコンピュータによる別納処理と違反履歴
処理を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…通行券自動発行機(第1の装置) 2…通過チェック機 P…通行券 3…料金収受機(第2の装置) 4…通信回線 5…ホストコンピュータ(第3の装置) 6…印刷部 7…磁気記録部 C…車両 12、22、32…重量測定器(測定手段) 13…通行券発行部 13a、23a…磁気記録部 13b、23b、33b…印刷部 14、24…制御部 15…スピーカ 23、33…通行券処理部 25、35…操作部 26、36…表示部 33a…磁気読取部 33c…読取部 37…メモリ D…IDカード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口にて入口データが記録された通行券
    を発行する第1の装置と、出口にて上記通行券に記録さ
    れた入口データに基づいた通行料金を徴収する第2の装
    置とからなる有料道路における料金処理装置において、 上記第1の装置が、 通過車両の重量を測定する測定手段と、 この測定手段により重量が過剰な通過車両を測定した
    際、その重量過剰を示すデータを記録した通行券を発行
    する発行する発行手段とからなり、 上記第2の装置が、 上記通行券に重量過剰を示すデータが記録されているか
    否かにより、入口にて重量過剰であったか否かを判定す
    る判定手段と、 この判定手段により入口にて重量過剰であったと判定さ
    れた際、上記通行券に記録された入口データに基づいた
    通行料金に違反料金を加算した料金を算出し、この算出
    された違反料金を含む通行料金を通過車両から徴収する
    徴収手段とからなる、 ことを特徴とする有料道路の料金処理装置。
  2. 【請求項2】 入口にて入口データが記録された通行券
    を発行する第1の装置と、出口にて上記通行券に記録さ
    れた入口データに基づいた通行料金をIDカードに対応
    する口座からの徴収と判断する第2の装置と、この第2
    の装置と通信回線を介して接続され、上記通行料金を上
    記IDカードに対応する口座から徴収する第3の装置と
    からなる有料道路における料金処理装置において、 上記第1の装置が、 通過車両の重量を測定する測定手段と、 この測定手段により重量が過剰な通過車両を測定した
    際、その重量過剰を示すデータを記録した通行券を発行
    する発行する発行手段とからなり、 上記第2の装置が、 上記通行券に重量過剰を示すデータが記録されているか
    否かにより、入口にて重量過剰であったか否かを判定す
    る第1の判定手段と、 この第1の判定手段により入口にて重量過剰であったと
    判定された際、上記通行券に記録された入口データに基
    づいた通行料金に違反料金を加算した料金を算出する算
    出手段と、 IDカードの挿入を判定する第2の判定手段と、 この第2の判定手段によりIDカードの挿入を判定した
    際、そのIDカードに記録されているIDと上記算出手
    段により算出した違反料金を含む通行料金とを上記第3
    の装置へ出力する第1の出力手段と、 この第1の出力手段による出力に応答して通過許可信号
    が供給された際、上記IDカードを返却して対応する車
    両の通過を許可する許可手段と、 上記第1の出力手段による出力に応答して禁止信号が供
    給された際、上記IDカードによる通行料金の徴収を禁
    止する禁止手段とからなり、 上記第3の装置が、 上記第2の装置からのIDと通行料金とを受信する受信
    手段と、 この受信手段したIDに対応する口座から上記通行料金
    を徴収する徴収手段と、 上記受信手段した受信内容に重量過剰を示すデータが含
    まれていた際に、その重量過剰回数を上記IDに対応さ
    せて記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶される重量過剰回数が所定回数以上
    となった際、上記受信手段したIDに対応する口座から
    通行料金を徴収禁止し、禁止信号を上記第2の装置に出
    力する第2の出力手段とからなる、 ことを特徴とする有料道路の料金処理装置。
  3. 【請求項3】 入口にて入口データが記録された通行券
    を発行する第1の装置と、出口にて上記通行券に記録さ
    れた入口データに基づいた通行料金を徴収する第2の装
    置とからなる有料道路における料金処理装置において、 上記第1の装置が、 通過車両の重量を測定する測定手段と、 この測定手段により重量が過剰な通過車両を測定した
    際、その重量過剰を示すデータを記録した通行券を発行
    する発行する発行手段とからなり、 上記第2の装置が、 上記通行券に重量過剰を示すデータが記録されているか
    否かにより、入口にて重量過剰であったか否かを判定す
    る第1の判定手段と、 上記通行券に記録されている入口データにより、通過車
    両が1つ前の入口で入場したか否かを判定する第2の判
    定手段と、 上記第1の判定手段により入口にて重量過剰であったと
    判定され、かつ上記第2の判定手段により通過車両が1
    つ前の入口での入場でないと判定された場合、上記通行
    券に記録された入口データに基づいた通行料金に違反料
    金を加算した料金を算出し、この算出された違反料金を
    含む通行料金を通過車両から徴収する第1の徴収手段
    と、 上記第1の判定手段により入口にて重量過剰でないと判
    定された場合、あるいは上記第1の判定手段により入口
    にて重量過剰であったと判定され、かつ上記第2の判定
    手段により通過車両が1つ前の入口での入場であると判
    定された場合、通行料金のみを通過車両から徴収する第
    2の徴収手段とからなる、 ことを特徴とする有料道路の料金処理装置。
  4. 【請求項4】 入口にて入口データが記録された通行券
    を発行する第1の装置と、出口にて上記通行券に記録さ
    れた入口データに基づいた通行料金を徴収する第2の装
    置とからなる有料道路における料金処理装置において、 上記第1の装置が、 通過車両の重量を測定する第1の測定手段と、 この第1の測定手段により重量が過剰な通過車両を測定
    した際、その重量過剰を示すデータを記録した通行券を
    発行する発行する発行手段とからなり、 上記第2の装置が、 上記通行券に重量過剰を示すデータが記録されているか
    否かにより、入口にて重量過剰であったか否かを判定す
    る判定手段と、 通過車両の重量を測定する第2の測定手段と、 上記判定手段により入口にて重量過剰であったと判定さ
    れ、かつ上記第2の測定手段により通過車両の重量過剰
    が測定された際、上記通行券に記録された入口データに
    基づいた通行料金に違反料金を加算した料金を算出し、
    この算出された違反料金を含む通行料金を通過車両から
    徴収する第1の徴収手段と、 上記判定手段により入口にて重量過剰であったと判定さ
    れ、かつ上記第2の測定手段により通過車両の重量過剰
    が測定された際、上記通行券に記録された入口データに
    基づいた通行料金飲みを算出し、この算出された通行料
    金を通過車両から徴収する第2の徴収手段とからなる、 ことを特徴とする有料道路の料金処理装置。
JP32006294A 1994-12-22 1994-12-22 有料道路における料金処理装置 Pending JPH08180226A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990021817A (ko) * 1997-08-31 1999-03-25 윤종용 자동 통행권 발행기의 발권단 제어 방법
JP2013114494A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Toshiba Corp 料金収受システムおよびサーバ
JP2016134015A (ja) * 2015-01-20 2016-07-25 株式会社東芝 通行制御システム及び通行制御方法
CN114550320A (zh) * 2021-12-27 2022-05-27 深圳市顺易通信息科技有限公司 一种停车费计算方法、装置及计算机可读存储介质

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