JPH0817871A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH0817871A
JPH0817871A JP15314894A JP15314894A JPH0817871A JP H0817871 A JPH0817871 A JP H0817871A JP 15314894 A JP15314894 A JP 15314894A JP 15314894 A JP15314894 A JP 15314894A JP H0817871 A JPH0817871 A JP H0817871A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solder
semiconductor device
element regions
surface electrodes
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP15314894A
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English (en)
Inventor
Kenji Motai
建志 甕
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPH0817871A publication Critical patent/JPH0817871A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ツイン形ダイオードなどを対象に、各素子領域
の表面電極にリードをはんだ付けする際にはんだブリッ
ジが生じるのを巧みに防止できるよう改良した半導体装
置を提供する。 【構成】一枚の共通基板に二つの素子領域(pn接合領
域)を形成したツイン形半導体チップ1に対し、各素子
領域の表面電極2,3にインナリード7をはんだ付けし
た半導体装置において、素子領域相互間の境界に沿っ
て、はんだブリッジ防止手段として基板の表面に堀り込
んだ凹溝8を設け、リードはんだ付けの際に表面電極か
ら周辺に流動するはんだを前記凹溝により分断してはん
だブリッジ,表面電極の短絡発生を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ツイン形ダイオードな
どを対象とした半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】頭記したツイン形ダイオードチップとし
て、図3(a)で示すように一枚の共通なシリコン基板
に二つのpn接合領域を形成したツイン形チップ1に対
し、各pn接合領域ごとにその表面側には表面電極(ア
ノード電極)2,3を、また基板の裏面側には共通な裏
面電極(カソード電極)4を設けた構成のものが知られ
ている。なお、その等価回路を図3(b)に示す。
【0003】かかるツイン形ダイオードチップは、例え
ばTO3P,TO220形パッケージのリードフレーム
にはんだマウントし、かつ各pn接合領域の表面電極
2,3にインナリードを個別にはんだ付けして組立てら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したツ
イン形半導体チップの表面電極にリードをはんだ付けす
る際に、溶融はんだが表面電極の周辺にはみ出してはん
だブリッジを引き起こし、これにより表面電極2と3の
間が短絡状態となる製品欠陥の生じることがある。特に
チップを小形化するために、表面電極2と3の間の間隔
を狭めた設計でははんだブリッジが発生し易い。
【0005】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、ツイン形ダイオードなどを対象に前記課題を解
決し、各素子領域の表面電極にリードをはんだ付けする
際にはんだブリッジが生じるのを巧みに防止できるよう
改良した半導体装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、一枚の共通基板に形成した複数の
素子領域相互間の境界に沿って、基板の表面に凹溝を堀
り込むか、あるいははんだレジストを塗布したはんだブ
リッジ防止手段を設けるものとする。
【0007】
【作用】上記の構成において、素子領域相互間の境界に
沿って基板の表面に凹溝を堀り込むことにより、各素子
領域の表面電極相互間の沿面距離が増大する。これによ
り、リードはんだ付けの際に溶融はんだの一部が表面電
極から周囲にはみ出しても、凹溝で表面電極からはみ出
したはんだが分断されてはんだブリッジの発生が回避さ
れる。
【0008】また、素子領域相互間の境界に沿って基板
の表面にはんだの濡れ性がないはんだレジストを表面電
極よりも多少高く盛り上げて塗布することにより、リー
ドはんだ付けの際に表面電極から周囲にはみ出そうとす
る溶融はんだは、表面張力も加わってはんだレジスト層
で分断され、前記と同様にはんだブリッジの発生が回避
される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 実施例1:図1は本発明の請求項2に対応する実施例を
示すものであり、図3で述べたツイン形チップ1はリー
ドフレーム5にマウントされ、リードフレーム5と裏面
電極4とをはんだ6で接合している。また、ツイン形チ
ップ1の各pn接合領域に付した表面電極2,3には個
別にインナリード7がはんだ付けされる。ここで、本発
明により各pn接合領域相互間の境界に沿って、チップ
1の表面にはあらかじめはんだブリッジ防止手段として
凹溝8が堀り込まれている。
【0010】実施例2:図2は本発明の請求項3に対応
する実施例を示すものであり、この実施例においては、
はんだブリッジ防止手段として、前記実施例1で述べた
凹溝8の代わりに、各pn接合領域相互間の境界に沿っ
てチップ1の表面に、例えばポリイミド樹脂を材料とし
たはんだレジスト9が表面電極2,3よりも多少高く盛
り上がるように塗布されている。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、共
通基板に形成した素子領域相互間の境界に沿って、基板
の表面に凹溝を堀り込むか、あるいははんだレジストを
塗布するなどのはんだブリッジ防止手段を設けたことに
より、各素子領域の表面電極にリードをはんだ付けする
際に、表面電極から周辺に流動する溶融はんだを前記の
凹溝,あるいははんだレジストにより分断してはんだブ
リッジの発生、およびはんだブリッジに起因する電極間
の短絡を効果的に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による半導体装置の構成を示
す側面図
【図2】本発明の実施例2による半導体装置の構成を示
す側面図
【図3】本発明の実施対象となるツイン形ダイオードを
示し、(a)はチップの構造図、(b)は等価回路図
【符号の説明】 1 ツイン形チップ 2,3 表面電極 4 裏面電極 5 リードフレーム 6 はんだ 7 インナリード 8 凹溝 9 はんだレジスト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一枚の共通基板に複数の素子領域を形成
    し、かつ各素子領域の表面電極に対し個々にリードをは
    んだ付けした半導体装置において、素子領域相互間の境
    界に沿って、基板の表面にはんだブリッジ防止手段を設
    けたことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体装置において、はん
    だブリッジ防止手段が基板の表面に堀り込んだ凹溝であ
    ることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の半導体装置において、はん
    だブリッジ防止手段が基板の表面に塗布したはんだレジ
    ストであることを特徴とする半導体装置。
JP15314894A 1994-07-05 1994-07-05 半導体装置 Pending JPH0817871A (ja)

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JP15314894A JPH0817871A (ja) 1994-07-05 1994-07-05 半導体装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105719978A (zh) * 2016-05-09 2016-06-29 中芯长电半导体(江阴)有限公司 一种近间距铜针封装结构及其制备方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105719978A (zh) * 2016-05-09 2016-06-29 中芯长电半导体(江阴)有限公司 一种近间距铜针封装结构及其制备方法

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