JP3232698B2 - 樹脂封止型半導体装置とその製造方法 - Google Patents

樹脂封止型半導体装置とその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂封止型半導体装
置、特に、薄型化、小型化を図ることができる樹脂封止
型半導体装置と、その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は樹脂封止型半導体装置の従来例を
示す断面図である。図面において、aはダイパッドで、
当初リードフレームの一部を成していたものであり、こ
の表面に接着剤bを介して半導体チップcがダイボンデ
ィングされている。
【0003】dは内端がワイヤeを介して半導体チップ
cの電極に接続されたリードで、内端部を除くほとんど
が封止樹脂fの外部に露出せしめられている。そして、
該リードdの外端部が配線基板の配線膜に接続されるこ
とになる。
【0004】尚、半導体チップcをベアのまま保管し配
線基板の配線にバンプを介してフェイスダウンボンディ
ングし、その後、半導体チップと配線基板との間の部分
に樹脂を封止する方法、即ちフリップチップ実装方法も
ある。図8はこのような実装例を示す断面図である。同
図においてgは配線基板、hは配線膜、iはバンプであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示し
た従来の樹脂封止型半導体装置には下記のような問題点
があった。樹脂封止型半導体装置全体の占有面積に占め
るリードの封止樹脂fから露出した部分の占有面積の割
合が大きく、そのことが樹脂封止型半導体装置の実装の
高密度化を制約する要因となる。
【0006】また、各リードdの封止樹脂fから露出し
た部分を曲折し、その先端を配線基板の配線膜に接続す
るので、リードdの曲り折げ具合によってリードd先端
の高さにバラツキが生じ、接続不良が生じる可能性があ
る。しかも、従来においてリードフレームを利用して組
み立てる場合、樹脂封止後封止樹脂漏れ防止用タイバー
をカットする必要があるが、リードの微細化、リードピ
ッチの微小化に伴ってそのタイバーカットが難しくなる
段階に至っている。具体的にはタイバーカット用金型の
製造が難しくなっているのである。
【0007】また、図8に示すようにフリップチップ実
装した場合には、図7に示す場合において存在する問題
はないが、しかし別の問題がある。即ち、フリップチッ
プ実装の場合には、半導体チップは配線基板に実装され
るまではベアの状態に置かれ、その間に劣化が生じる虞
れがあり、また、半導体チップを基板に対してフェイス
ダウンボンディングをした後の半導体チップのバンプを
介しての配線基板の配線膜への接続状態の確認が難しい
という問題もある。
【0008】そのうえ、ファイスダウンボンディング
後、樹脂で封止すると後でリペアすることが不可能であ
り、一つの電極で接続不良が生じていたことが後で解っ
てももはやリペアすることは不可能である。また、配線
基板と半導体チップとの間には熱膨張係数の差があり、
温度変化による熱ストレスが半導体チップの電極と配線
基板との接合部に集中し破壊が生じ易くなる。また、配
線基板の半導体チップが取り付けられる部分の近傍の配
線膜のパターン、ピッチを半導体チップに応じて変えな
ければならず、配線基板の配線パターンの設計の標準化
が難しいという問題もある。
【0009】本発明はこのような問題点を解決すべく為
されたものであり、接続後の確認を不能にしたり、リペ
ア性をなくしたり、接合部への熱ストレスの集中の問題
を生じることなく高密度実装を可能にし、封止後タイバ
ーを切断する必要をなくすことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の樹脂封止型半
導体装置は、内端が半導体チップの電極に接続されたイ
ンナーリードの外端にこれより厚い接続端片が接続さ
れ、該インナーリードの外端表面が封止樹脂の表面に露
出せしめられて外部端子とされたことを特徴とする。請
求項2の樹脂封止型半導体装置の製造方法は、インナー
リードの外端をこれより厚い保持フレームに接続したリ
ードフレームを用意し、インナーリードの内端を半導体
チップの各電極に接続し、その後、半導体チップを樹脂
で封止し、しかる後、インナーリード及び保持フレーム
の封止樹脂から突出した部分をカットすることを特徴と
する。
【0011】
【作用】請求項1の樹脂封止型半導体装置によれば、半
導体チップの封止樹脂表面に露出したインナーリード外
端の表面がそのまま外部端子となるので、封止樹脂の占
有面積がそのまま樹脂封止型半導体装置としての占有面
積になり、リードの封止樹脂外における占有面積を略0
にできる。従って、その分、樹脂封止型半導体装置の占
有面積を小さくして樹脂封止型半導体装置の小型化に寄
与できる。また、インナーリードの外端が接続端片によ
り補強されているのでインナーリード強度が弱くなると
いう虞れはない。
【0012】請求項2の樹脂封止型半導体装置の製造方
法によれば、インナーリードが接続された保持フレーム
を部分的に含むように樹脂封止するか含まないように樹
脂封止するかによって樹脂封止型半導体装置を容易に得
ることができる。
【0013】そして、インナーリードは薄くても樹脂封
止されるまでは保持フレームにより保持されているの
で、インナーリードの機械的強度が弱くてもインナーリ
ードの折れ曲りインナーリード間のショートの虞がな
い。また、樹脂封止後インナーリード及び保持フレーム
の封止樹脂から突出した部分すべてをカットし、タイバ
ーをカットするということは必要がないので、カット用
金型がインナーリードの高密度化によって製造が難しい
という虞がない。
【0014】
【実施例】以下、本発明樹脂封止型半導体装置とその製
造方法を図示実施例に従って詳細に説明する。図1
(A)、(B)は本発明樹脂封止型半導体装置の一つの
実施例を示すもので、(A)は樹脂封止型半導体装置を
上下逆さにして示す斜視図、(B)は樹脂封止型半導体
装置の断面図である。
【0015】1は半導体チップ、2はバンプ、3はイン
ナーリードで、薄い銅からなり、該インナーリード3の
内端はバンプ2を介して半導体チップ1の電極に接続さ
れている。該インナーリード3は外側に行くに従って半
導体チップ1から離れるように斜めに延びている。これ
はインナーリード3の半導体チップ1のエッジショート
不良を防止するためである。
【0016】4はインナーリード3の外端に形成された
アルミニウムからなる中間材(エッチングストッパ)
で、インナーリード3の外端に該中間材4を介して銅か
らなる接続端片5が形成されている。該接続端片5、中
間材4及びインナーリード3は樹脂封止後のカット前ま
では後述するように保持フレームによって複数の半導体
チップ分リードフレームとして一体化されたものであ
り、そして、接続端片5はその保持フレームの一部を成
していたものである。
【0017】尚、この保持フレームによって複数の半導
体チップ分接続端片5、中間材4及びインナーリード3
を一体化したリードフレームは、例えば特願平1−28
8173号、特願平3−306669号等により本願出
願人会社が提案したリードフレーム製造技術により製造
することができる。
【0018】この場合、特願平1−288173号にお
けるインナーリード、エッチングストップ層が本樹脂封
止型半導体装置におけるインナーリード3、中間材4に
相当し、特願平1−288173号等におけるアウター
リードが保持フレームに相当する。そして、インナーリ
ードを微細加工する必要性は特願平1−288173号
等の半導体装置においても本樹脂封止型半導体装置にお
いても同様に高いが、特願平1−288173号におけ
るアウターリードの微細加工の必要性に対して本樹脂封
止型半導体装置における保持フレームの微細加工の必要
性は低くて済む。というのは、保持フレームは樹脂封止
までインナーリードの形を保持する役割を果せば良く、
樹脂封止が終れば切断され、アウターリードとしての役
割を果す必要がないからである。尚、保持フレームに関
しては後で改めて説明する。
【0019】6は封止樹脂であり、上記インナーリード
3の外端表面が封止樹脂6の表面に露出するように封止
が為されており、後述する保持フレームの一部を成して
いた接続端片5も封止樹脂6に封止されている。7はイ
ンナーリード3の封止樹脂6表面に露出した外端表面に
形成された半田メッキ層であり、インナーリード3の封
止樹脂6表面に露出した表面がそのまま外部端子として
半田層7を介して配線基板の配線膜に接続される。
【0020】図2は樹脂封止型半導体装置が配線基板に
接続された状態を示す拡大断面図である。同図におい
て、8はインナーリード3の外端表面を配線基板9の配
線膜10に接続する半田層である。
【0021】このような樹脂封止型半導体装置には下記
の利点がある。先ず第1に、リードの封止樹脂6から突
出しする部分がカットされており、リードの封止樹脂6
外における占有面積が0になる。従って、その分樹脂封
止型半導体装置の占有面積を小さくして樹脂封止型半導
体装置の小型化に寄与できる。そして、それが樹脂封止
型半導体装置の高密度実装につながる。また、インナー
リード3の外端が接続端片5により補強されているので
インナーリード3が微細化のために薄くされていても強
度を充分に強くできる。
【0022】次に、外部端子となるインナーリード3の
外端表面は封止樹脂6の表面に露出して該表面の一部を
成すように形成され、従って、従来の樹脂封止型半導体
装置におけるようなリードの曲りによる配線基板に接続
されるリード先端の高さがバラツイて半田付け不良が生
じるという問題は生じない。
【0023】そして、樹脂封止後、保持フレームの封止
樹脂6から突出した部分がカットされ、樹脂漏れ防止用
タイバーのみをカットする必要がなく、タイバーのみを
カットするためにリードの微細化、高密度化が妨げられ
ることはない。
【0024】また、インナーリード3が斜めに延びるよ
うに形成されているので、半導体チップ1のエッジとシ
ョートする事故の生じる虞れも少ない。しかも、インナ
ーリード3の外端表面が封止樹脂6の表面に露出してい
る構造であり、封止樹脂6を徒らに厚くしなくても済
む。
【0025】尚、フリップチップ実装しないので、実装
後半導体チップと配線基板との接続状態を確認できない
という問題はなく、半導体チップが実装までにベアのま
まの状態におかれて劣化するという虞れもなく、また、
実装後半田付け不良が発見されたときリペアできないと
いう問題もない。そして、半導体チップと配線基板との
熱膨張係数の違いによる熱ストレスが生じてもインナー
リード3の撓み具合の変化によりその熱ストレスを吸収
することができる。従って、熱ストレスによって樹脂封
止型半導体装置と配線基板との接合部が破壊する虞れも
ない。
【0026】図3(A)、(B)は図1に示す樹脂封止
型半導体装置の各別の変形例を示す拡大断面図で、
(A)はよりエッジショート防止を強めた変形例であ
り、(B)はインナーリード3の封止樹脂6から露出し
た表面を湾曲した形状にして半田フィレットの形状を改
善した変形例である。このように種々の変形例が考えら
れ得る。
【0027】図4(A)乃至(C)は図1に示す樹脂封
止型半導体装置の製造方法を工程順に示す平面図であ
る。 (A)先ず、複数半導体チップ分のインナーリード3を
それより厚い保持フレーム11により一体化したリード
フレーム12を用意し、各インナーリード3、3、…の
内端をそれに対応する半導体チップ1の各電極にバンプ
を介してボンディングする。尚、13は樹脂漏れ防止用
タイバーである。
【0028】(B)次に、図4(B)に示すように樹脂
封止をする。6aは漏れた樹脂、14は金型のキャビテ
ィである。その後、インナーリード3及び保持フレーム
11の表面に半田メッキを施す。本実施例においては、
保持フレーム11も部分的に樹脂封止されて接続端片5
となるようにしている。
【0029】(C)次に、図4(C)に示すように保持
フレーム11の封止樹脂6から突出した部分をカットす
る。尚、インナーリードが接続された保持フレームを部
分的に含むように樹脂するか含まないように樹脂するか
によって請求項1又は2の樹脂封止型半導体装置を容易
に得ることができる。
【0030】そして、インナーリード3は薄くても樹脂
封止されるまでは保持フレーム11により保持されてい
るので、インナーリード3の機械的強度が弱くてもイン
ナーリード3の折れ曲り、インナーリード3・3間のシ
ョートの虞れがない。また、樹脂封止後インナーリード
3及び保持フレーム11の封止樹脂6から突出した部分
すべてをカットし、タイバー13をカットするというこ
とは必要がないので、カット用金型がインナーリードの
高密度化によって製造が難しいという虞れがない。
【0031】図5(A)、(B)は本発明樹脂封止型半
導体装置の他の実施例を示す断面図で、(A)は完成後
の状態を示し、(B)は封止前の状態を示す。本樹脂封
止型半導体装置は完成段階で図1の樹脂封止型半導体装
置とはインナーリード3の外端に中間材4及び接続端片
5が形成されていないという点である。
【0032】勿論、本樹脂封止型半導体装置も図1に示
した樹脂封止型半導体装置の場合と略同じ方法で製造さ
れるが、樹脂封止領域が保持フレームを含まないように
設定され、そして、樹脂封止後封止樹脂6から突出しす
るインナーリード3の先端部をカットするという点での
み相違する。従って、カットされるまではインナーリー
ド3が保持フレーム11によって形が保持されているの
である。本実施例も図1の実施例と同様の効果を得るこ
とができる。
【0033】図6は図5の樹脂封止型半導体装置の変形
例を示す断面図である。本樹脂封止型半導体装置は、半
導体チップ1の裏面が封止樹脂6の表面から露出するよ
うにしたもので、このような構造にすることにより封止
樹脂6をより薄型化することができる。また、放熱性も
高めることができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1の樹脂封止型半導体装置は、内
端が半導体チップの電極に接続されたインナーリードの
外端にこれより厚い接続端片が接続され、該インナーリ
ードの外端表面が封止樹脂の表面に露出せしめられて外
部端子とされたことを特徴とするものである。従って、
請求項1の樹脂封止型半導体装置によれば、半導体チッ
プの封止樹脂表面に露出した表面がそのまま外部端子と
なるので、封止樹脂の占有面積がそのまま樹脂封止型半
導体装置としての占有面積になり、リードの封止樹脂外
における占有面積を略0にできる。従って、その分樹脂
封止型半導体装置の占有面積を小さくして樹脂封止型半
導体装置の小型化に寄与できる。また、インナーリード
の外端が接続端片により補強されているのでインナーリ
ード強度が弱くなるという虞れはない。
【0035】請求項2の樹脂封止型半導体装置の製造方
法は、インナーリードの外端をこれより厚い保持フレー
ムに接続したリードフレームを用意し、該インナーリー
ドの内端を半導体チップの各電極に接続し、その後、半
導体チップを樹脂で封止し、しかる後、インナーリード
及び保持フレームの封止樹脂から突出した部分をカット
する。
【0036】従って、請求項2の樹脂封止型半導体装置
の製造方法によれば、インナーリードが接続された保持
フレームを部分的に含むように樹脂するか含まないよう
に樹脂するかによって樹脂封止型半導体装置を容易に得
ることができる。
【0037】そして、インナーリードは薄くても樹脂封
止されるまでは保持フレームにより保持されているの
で、インナーリードの機械的強度が弱くてもインナーリ
ードの折れ曲り不良やインナーリード間のショート不良
の発生する虞れがない。また、樹脂封止後インナーリー
ド及び保持フレームの封止樹脂から突出した部分すべて
をカットし、タイバーをカットするということは必要が
ないので、カット用金型がインナーリードの高密度化に
伴って製造が難しくなるという虞れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)は本発明樹脂封止型半導体装置
の一つの実施例を示すもので、(A)は樹脂封止型半導
体装置を上下逆さにして示す斜視図、(B)は断面図で
ある。
【図2】図1に示す樹脂封止型半導体装置の配線基板へ
の接続状態を示す断面図である。
【図3】(A)、(B)は図1に示す樹脂封止型半導体
装置の各別の変形例を示す拡大断面図である。
【図4】(A)乃至(C)は図1に示す樹脂封止型半導
体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。
【図5】(A)、(B)は本発明樹脂封止型半導体装置
の他の実施例を示すもので、(A)は完成後の状態を示
し、(B)は樹脂封止前の状態を示す。
【図6】図5に示す樹脂封止型半導体装置の変形例を示
す断面図である。
【図7】一つの従来例を示す断面図である。
【図8】他の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 半導体チップ 3 インナーリード 5 接続端片 6 封止樹脂 11 保持フレーム 12 リードフレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 秀幸 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−227143(JP,A) 実開 昭59−6839(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/50 H01L 23/04 H01L 23/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップの各電極にインナーリード
    の内端が接続され、 上記インナーリードの外端に該インナーリードより厚い
    接続端片が接続され、 上記インナーリードの外端の表面が上記半導体チップを
    封止する封止樹脂の表面に露出せしめられて外部端子と
    されたことを特徴とする樹脂封止型半導体装置
  2. 【請求項2】 内端が半導体チップの各電極に接続され
    る各インナーリードの外端を該インナーリードより厚い
    保持フレームに接続してなるリードフレームを用意し、 次に、上記各インナーリードの内端を半導体チップの各
    電極に接続し、 その後、半導体チップをインナーリードの表面が封止樹
    脂表面に露出するように樹脂封止し、 しかる後、上記インナーリード及び保持フレームの封止
    樹脂から突出した部分をカットすることを特徴とする樹
    脂封止型半導体装置の製造方法
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