JPH08177446A - 内燃機関のクランク支持装置 - Google Patents

内燃機関のクランク支持装置

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JPH08177446A
JPH08177446A JP32633494A JP32633494A JPH08177446A JP H08177446 A JPH08177446 A JP H08177446A JP 32633494 A JP32633494 A JP 32633494A JP 32633494 A JP32633494 A JP 32633494A JP H08177446 A JPH08177446 A JP H08177446A
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JP
Japan
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oil
baffle plate
ladder
crank support
lubricating oil
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JP32633494A
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English (en)
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Katsuya Mogi
克也 茂木
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラダーフレーム構造の改良と、バッフルプレ
ートの取付位置の変更により、オイルストレーナの取付
位置の設計自由度を高めると共に、バッフルプレート自
体の振動を低減して、音振性能を良好にすることを目的
とする。 【構成】 ラダーフレーム1下面に、ラダーフレーム1
に形成されたオイルポンプへの油孔3とオイルストレー
ナが接続される潤滑油吸入管が連通される連通部4とに
連通する油溝2を形成し、ラダーフレーム1下面に、板
状の防振兼シール材を介してバッフルプレートを取り付
け、バッフルプレートにより油溝2を密閉する。このよ
うにラダーフレーム1下面の油溝2を密閉するように防
振兼シール材を介してバッフルプレートを取り付けるこ
とにより、ラダーフレーム1には、油溝2とバッフルプ
レートとにより、潤滑油吸入通路が形成されるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関のクランク支
持装置に関し、特に、クランク主軸受部とこれらを繋ぐ
ブロックスカート部とを一体化して構成した梯子状クラ
ンク支持体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の内燃機関のクランク支持装置とし
て、図10及び図11に示すようなものがある(実開昭
63−162911号公報参照)。このものは、シリン
ダブロック20下部に固着された複数のクランク主軸受
部21の下端を梯子状クランク支持体(ラダーフレー
ム)22により相互に連結したものであり、このラダー
フレーム22に、潤滑油吸入通路23と潤滑油吸入管2
4とを一体に形成し、この潤滑油吸入管24の下端にオ
イルストレーナ25を装着するようにしている。
【0003】この場合、潤滑油吸入通路23は、ラダー
フレーム22のエンジン長手方向に延びるビーム部26
内にドリルにより穴を設けて形成し、このドリル穴を介
して、オイルポンプ27に通じるドリル穴と下端にオイ
ルストレーナ25を設けた潤滑油吸入管24内の通路と
を連通させるようになっている。尚、オイルパン28内
の潤滑油のクランク回転による飛散を防止するバッフル
プレート29は、振動する金属体(ラダーフレーム22
やオイルパン28)に直接取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の内燃機関のクランク支持装置にあっては、ラ
ダーフレーム22のビーム部26内に形成したドリル穴
によって潤滑油吸入通路23を形成し、バッフルプレー
ト29をラダーフレーム22やオイルパン28のような
振動の大きい金属体に直接取り付けた構成であるため、
次のような問題点がある。
【0005】即ち、この構成では、潤滑油吸入通路23
に潤滑油吸入管24を介して接続されるオイルストレー
ナ25の取付位置がビーム部26の真下である必要があ
り、オイルストレーナ25の取付位置の自由度が小さ
く、オイルストレーナ25が位置されるオイルパン28
の深底部を、エンジン搭載上に都合の良い場所に設定で
きない。
【0006】このオイルストレーナ25の取付位置の設
計自由度を高めようとすると、潤滑油吸入管24やドリ
ル穴の位置を変更したり、余分なドリル穴を設ける必要
があり、ドリル穴の加工工数や余分なドリル穴を塞ぐ盲
栓の数が増大してしまう。又、バッフルプレート29が
取り付けられているラダーフレーム22やオイルパン2
8の振動によって、このバッフルプレート29自体の振
動が増幅され、音振性能が悪化するという問題点もあ
る。
【0007】そこで、本発明は以上のような従来の問題
点に鑑み、ラダーフレーム構造の改良と、バッフルプレ
ートの取付位置の変更により、オイルストレーナの取付
位置の設計自由度を高めると共に、バッフルプレート自
体の振動を低減して、音振性能を良好にすることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、内燃機関のシリンダブロック下部に取り付け
られ、複数のクランク主軸受部と各クランク主軸受部相
互を繋ぐブロックスカート部を一体化する梯子状クラン
ク支持体を設け、前記梯子状クランク支持体下面には、
該梯子状クランク支持体に形成されたオイルポンプへの
油孔とオイルストレーナとに連通する油溝を形成し、前
記梯子状クランク支持体下面に、防振兼シール材を介し
てバッフルプレートを取り付け、該バッフルプレートに
より前記油溝を密閉して、油溝とバッフルプレートとの
間に潤滑油吸入通路を形成するようにした。
【0009】請求項2記載の発明は、前記オイルストレ
ーナが接続される潤滑油吸入管を、バッフルプレートの
オイルストレーナ設定位置に対応する部位に形成された
連通孔に連通接続され、接着手段によりバッフルプレー
トに接着するようにした。請求項3記載の発明は、一端
部にフランジ部を備えた取付管を設け、前記フランジ部
を、防振兼シール材下面の連通孔周囲に当接配置すると
共にバッフルプレートの連通孔周囲に内面側を凹に形成
した環状取付部により押さえた状態で、バッフルプレー
トを梯子状クランク支持体下面に取り付け、オイルスト
レーナが接続される潤滑油吸入管を取付管端部内側に圧
入して取り付けるようにした。
【0010】請求項4記載の発明は、前記オイルストレ
ーナが接続される潤滑油吸入管の先端周壁に複数の油穴
を開設すると共に、該周壁と隣接する部位の周壁外周面
におねじ部を形成し、梯子状クランク支持体のオイルス
トレーナ設定位置には、油溝内底面まで延びる取付孔を
形成し、該取付孔の一部には前記おねじ部が嵌合可能な
めねじ部を形成し、オイルストレーナが接続される潤滑
油吸入管を取付孔に挿入し、おねじ部をめねじ部に嵌合
して取付孔に取り付けるようにした。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明において、梯子状クランク
支持体下面に形成した油溝を密閉するように防振兼シー
ル材を介してバッフルプレートを取り付けることによ
り、該梯子状クランク支持体に、油溝とバッフルプレー
トとからなる潤滑油吸入通路を形成するようにした結
果、該潤滑油吸入通路と連通するオイルストレーナ位置
を、油溝形成位置の設定により、任意の位置に設定で
き、オイルストレーナの取付位置の自由度を高めること
ができる。
【0012】このようにオイルストレーナの取付位置の
自由度が高められると、該オイルストレーナが位置され
るオイルパン深底部を、エンジン搭載上に都合の良い場
所に設定できる。又、従来のように、潤滑油吸入管やド
リル穴の位置を変更したり、余分なドリル穴を設ける必
要がなく、ドリルの加工工数や余分なドリル穴を塞ぐ盲
栓の数が増大するという問題点を解消できる。
【0013】又、梯子状クランク支持体下面とバッフル
プレートとの間に、防振兼シール材を介装させるように
したから、油溝とバッフルプレートとにより形成される
潤滑油吸入通路のシール性を確保でき、該通路への空気
の吸い込みを確実に防止できると共に、バッフルプレー
トの振動の低減も図ることができ、音振性能を良好にす
ることができる。
【0014】請求項2記載の発明において、オイルスト
レーナが接続される潤滑油吸入管を単にバッフルプレー
トに接着すれば良く、取付性に優れ、オイルストレーナ
自体には何ら構成の変更や、加工が不要である。請求項
3記載の発明において、梯子状クランク支持体に取付管
を取り付けた状態で、これを工場等に保管すれば、オイ
ルストレーナがない分、全体の大きさがコンパクトにな
り、工場等での保管スペースを大きく専有することがな
い。
【0015】請求項4記載の発明において、オイルスト
レーナが接続される潤滑油吸入管を梯子状クランク支持
体にねじ込んで取り付けることにより、オイルストレー
ナの取付剛性を大幅に向上できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。先ず、図1〜図6に基づいて請求項1及び2記載
の発明の一実施例を説明する。図1は、内燃機関のシリ
ンダブロック下部に取り付けられ、複数のクランク主軸
受部7と各クランク主軸受部7相互を繋ぐブロックスカ
ート部8を一体化するダイキャスト製の梯子状クランク
支持体としてのラダーフレーム1を示している。
【0017】かかるラダーフレーム1下面には、該ラダ
ーフレーム1に形成されたオイルポンプへの油孔3と後
述するオイルストレーナが接続される潤滑油吸入管が連
通される連通部4とに連通する油溝2が形成されてい
る。この場合、オイルポンプへの油孔3は、ラダーフレ
ーム1の長手方向の一方の端部のクランク主軸受部7形
成部の近傍位置に形成され、前記オイルストレーナが接
続される潤滑油吸入管が連通される連通部4位置はラダ
ーフレーム1の中心線上で、クランク主軸受部7形成部
位置に設定される。そして、前記油溝2は、ラダーフレ
ーム1の長手方向の一方の端部に形成されたクランク主
軸受部7間の凹部9の側端部を取り囲むように形成され
る。
【0018】前記油溝2は、図2に示すように、断面略
U字形状に形成される。尚、図1において、11はバッ
フルプレート取付用ねじ孔、10はオイルパン取付用ね
じ孔である。かかるラダーフレーム1下面には、図3に
示すように、板状の防振兼シール材5を介してバッフル
プレート6がねじ11Aにより取り付けられ、該バッフ
ルプレート6により前記油溝2が密閉される。
【0019】前記防振兼シール材5は、図4に示すよう
に、バッフルプレート6の平面形状と略合致する梯子状
の板状ゴム又はシリコンを主成分とする板材から形成さ
れ、バッフルプレート取付用ねじ11Aによりバッフル
プレート6と共にラダーフレーム1に共締めされる。或
いは、前記防振兼シール材として、図5に示すように、
ラダーフレーム1下面の斜線部に、シリコンを主成分と
するペースト状の液体ガスケット5´を塗布して形成
し、この上からバッフルプレート6をねじ11Aにより
ラダーフレーム1に取り付けるようにしても良い。
【0020】このようにラダーフレーム1下面の油溝2
を密閉するように防振兼シール材5を介してバッフルプ
レート6を取り付けることにより、該ラダーフレーム1
には、油溝2とバッフルプレート6とにより、潤滑油吸
入通路が形成される。前記バッフルプレート6と防振兼
シール材5夫々のオイルストレーナ13設定位置に対応
する部位には連通孔4A,4Bが形成されており、バッ
フルプレート6側の連通孔4Aにオイルストレーナ13
が接続される潤滑油吸入管12が連通接続される。この
場合、潤滑油吸入管12は接着手段aによりバッフルプ
レート6下面の連通孔4A周囲に接着される。
【0021】かかる構成のクランク支持装置によると、
ラダーフレーム1下面に形成した油溝2を密閉するよう
に防振兼シール材5を介してバッフルプレート6を取り
付けることにより、該ラダーフレーム1に、油溝2とバ
ッフルプレート6とからなる潤滑油吸入通路を形成する
ようにした結果、該潤滑油吸入通路と連通するオイルス
トレーナ13位置を、油溝2形成位置の設定により、任
意の位置に設定でき、オイルストレーナ13の取付位置
の自由度を高めることができる。
【0022】このようにオイルストレーナ13の取付位
置の自由度が高められると、該オイルストレーナ13が
位置されるオイルパン深底部を、エンジン搭載上に都合
の良い場所に設定できる。又、従来のように、潤滑油吸
入管12やドリル穴の位置を変更したり、余分なドリル
穴を設ける必要がなく、ドリルの加工工数や余分なドリ
ル穴を塞ぐ盲栓の数が増大するという問題点を解消でき
る。
【0023】又、ラダーフレーム1下面とバッフルプレ
ート6との間に、防振兼シール材5を介装させるように
したから、油溝2とバッフルプレート6とにより形成さ
れる潤滑油吸入通路のシール性を確保でき、該通路への
空気の吸い込みを確実に防止できると共に、バッフルプ
レート6の振動の低減も図ることができ、音振性能を良
好にすることができる。
【0024】次に、請求項1及び3記載の発明の一実施
例を図7に基づいて説明する。この実施例は、図1の実
施例のようにオイルストレーナ13が接続される潤滑油
吸入管12をバッフルプレート6に接着により直付けす
るのに対して、予めバッフルプレート6に取付管12A
を取り付けておき、後からオイルストレーナ13が接続
される潤滑油吸入管12をこの取付管12Aに取り付け
るようにしたものである。
【0025】即ち、取付管12Aは、一端部にフランジ
部12aを一体成形して備えた構成であり、このフラン
ジ部12aを、防振兼シール材5下面の連通孔4B周囲
に当接配置し、このフランジ部12aをバッフルプレー
トの連通孔4A周囲に内面側に凹に形成した環状取付部
6Aにより押さえた状態で、バッフルプレート6をラダ
ーフレーム1下面に取り付けるようにする。
【0026】従って、取付管12Aのフランジ部12a
は、防振兼シール材5と環状取付部6Aとの間に挟まれ
て固定される。オイルストレーナ13が接続される潤滑
油吸入管12の端部は縮径され、この端部を取付管12
A端部内側に圧入する。この実施例によると、ラダーフ
レーム1に取付管12Aを取り付けた状態で、これを工
場等に保管すれば、オイルストレーナ13が接続される
潤滑油吸入管12がない分、全体の大きさがコンパクト
になり、工場等での保管スペースを大きく専有すること
がない。
【0027】次に、請求項1及び4記載の発明の一実施
例を図8及び図9に基づいて説明する。この実施例は、
図1の実施例のようにオイルストレーナ13が接続され
る潤滑油吸入管12をバッフルプレート6に接着により
直付けするのに対して、潤滑油吸入管22をラダーフレ
ーム1にねじ込んで取り付けるようにしたものである。
【0028】即ち、潤滑油吸入管22の先端部には、縮
径部22Aとおねじ部22Bとが先端と基端とに並列し
て形成される。縮径部には複数の油穴22aが開設され
ている。一方、ラダーフレーム1のオイルストレーナ設
定位置には、油溝2内底面まで延びる取付孔14が形成
されており、該取付孔14は、先端に孔部14Bを、基
端に前記おねじ部22Bが嵌合可能なめねじ部14Aが
形成されている。
【0029】潤滑油吸入管22は、先端の縮径部22A
を孔部14Bに挿入しながら、基端のおねじ部22Bを
めねじ部14Aに嵌合して取付孔14に取り付ける。こ
の構造においては、オイルストレーナにより吸入された
潤滑油は、潤滑油吸入管22先端の縮径部22Aの油穴
22aを通じて油溝2へと至る。かかる実施例による
と、潤滑油吸入管22をラダーフレーム1にねじ込んで
取り付けることにより、オイルストレーナの取付剛性を
大幅に向上できるという利点がある。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、潤滑油吸入通路と連通するオイルストレー
ナ位置を、油溝形成位置の設定により、任意の位置に設
定でき、オイルストレーナの取付位置の自由度を高める
ことができ、オイルストレーナが位置されるオイルパン
深底部を、エンジン搭載上に都合の良い場所に設定でき
ると共に、加工性の工場、部品数の低減を図れ、又、バ
ッフルプレートの振動の低減も図ることができ、音振性
能を良好にすることができる。
【0031】請求項2記載の発明によれば、オイルスト
レーナが接続される潤滑油吸入管を単にバッフルプレー
トに接着すれば良く、取付性に優れ、オイルストレーナ
自体には何ら構成の変更や、加工が不要である。請求項
3記載の発明によれば、梯子状クランク支持体に取付管
を取り付けた状態で、これを工場等に保管すれば、オイ
ルストレーナがない分、全体の大きさがコンパクトにな
り、工場等での保管スペースを大きく専有することがな
い。
【0032】請求項4記載の発明において、オイルスト
レーナが接続される潤滑油吸入管を梯子状クランク支持
体にねじ込んで取り付けることにより、オイルストレー
ナの取付剛性を大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1及び2記載の発明の一実施例のラダ
ーフレーム構造を示す図で、(A)は正面図、(B)は
底面図
【図2】 図1中A−A矢視断面図
【図3】 同上実施例のバッフルプレート取付構造を示
す図で、(A)は正面図、(B)は底面図
【図4】 同上実施例の防振兼シール材の一例構造を示
す図で、(A)は正面図、(B)は底面図
【図5】 同上実施例の防振兼シール材の他例構造を示
す図で、(A)は正面図、(B)は底面図
【図6】 同上実施例の潤滑油吸入管接続構造を示す正
面断面図
【図7】 請求項1及び3記載の発明の一実施例の潤滑
油吸入管接続構造を示す正面断面図
【図8】 請求項1及び4記載の発明の一実施例の潤滑
油吸入管接続構造を示す正面断面図
【図9】 同上実施例の潤滑油吸入管構造を示す斜視図
【図10】 従来の内燃機関のクランク支持装置の縦断面
【図11】 図10中B−B矢視断面図
【符号の説明】
1 ラダーフレーム(梯子状クランク支持体) 2 油溝 3 油孔 4 連通部 5 防振兼シール材 6 バッフルプレート 6A 環状取付部 7 クランク主軸受部 8 ブロックスカート部 12 潤滑油吸入管 12A 取付管 12a フランジ部 13 オイルストレーナ 14 取付孔 14A めねじ部 14B 孔部 22 潤滑油吸入管 22A 縮径部 22B おねじ部 22a 油穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関のシリンダブロック下部に取り付
    けられ、複数のクランク主軸受部と各クランク主軸受部
    相互を繋ぐブロックスカート部を一体化する梯子状クラ
    ンク支持体を設け、 前記梯子状クランク支持体下面には、該梯子状クランク
    支持体に形成されたオイルポンプへの油孔とオイルスト
    レーナとに連通する油溝を形成し、 前記梯子状クランク支持体下面に、防振兼シール材を介
    してバッフルプレートを取り付け、該バッフルプレート
    により前記油溝を密閉して、油溝とバッフルプレートと
    の間に潤滑油吸入通路を形成するようにしたことを特徴
    とする内燃機関のクランク支持装置。
  2. 【請求項2】前記オイルストレーナが接続される潤滑油
    吸入管は、バッフルプレートのオイルストレーナ設定位
    置に対応する部位に形成された連通孔に連通接続され、
    接着手段によりバッフルプレートに接着されることを特
    徴とする請求項1記載の内燃機関のクランク支持装置。
  3. 【請求項3】一端部にフランジ部を備えた取付管を設
    け、前記フランジ部を、防振兼シール材下面の連通孔周
    囲に当接配置すると共にバッフルプレートの連通孔周囲
    に内面側を凹に形成した環状取付部により押さえた状態
    で、バッフルプレートを梯子状クランク支持体下面に取
    り付け、オイルストレーナが接続される潤滑油吸入管を
    前記取付管端部内側に圧入して取り付けることを特徴と
    する請求項1記載の内燃機関のクランク支持装置。
  4. 【請求項4】前記オイルストレーナが接続される潤滑油
    吸入管の先端周壁に複数の油穴を開設すると共に、該周
    壁と隣接する部位の周壁外周面におねじ部を形成し、梯
    子状クランク支持体のオイルストレーナ設定位置には、
    油溝内底面まで延びる取付孔を形成し、該取付孔の一部
    には前記おねじ部が嵌合可能なめねじ部を形成し、オイ
    ルストレーナが接続される潤滑油吸入管を取付孔に挿入
    し、おねじ部をめねじ部に嵌合して取付孔に取り付ける
    ことを特徴とする請求項1記載の内燃機関のクランク支
    持装置。
JP32633494A 1994-12-27 1994-12-27 内燃機関のクランク支持装置 Pending JPH08177446A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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