JPH0953434A - エンジンのシール構造 - Google Patents

エンジンのシール構造

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JPH0953434A
JPH0953434A JP20712895A JP20712895A JPH0953434A JP H0953434 A JPH0953434 A JP H0953434A JP 20712895 A JP20712895 A JP 20712895A JP 20712895 A JP20712895 A JP 20712895A JP H0953434 A JPH0953434 A JP H0953434A
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JP
Japan
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sealing surface
strainer
lid member
seal surface
chamber
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JP20712895A
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English (en)
Inventor
Takeshi Takahashi
高橋  健
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】液密室を密封するための蓋部材を安価かつ軽量
に構成すると同時に、ガスケットを省略して部品点数を
削減し、しかも良好な密封性を確保する。 【解決手段】本発明に係るエンジンのシール構造は、エ
ンジン1に設けられた液密室(例えばストレーナ室36)
の開放口の周囲に平坦なシール面Aを形成し、このシー
ル面Aに上記開放口を挟んで位置する一対のネジ締結部
(ネジ穴46)を設ける一方、このシール面Aのネジ締結
部にネジ部材(ボルト47)を用いて締結される蓋部材
(例えばストレーナキャップ38)を設け、この蓋部材の
シール面Bが液密室側に向かって凸となるように蓋部材
を湾曲させ、このシール面Bにはシール面Aに対し密着
および剥離可能なシール材52をコーティングした。ま
た、蓋部材の周囲には、シール面Bの面方向に対し直角
に起立するフランジ部51を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンに設けら
れた液密室を蓋部材で閉塞するように構成されたエンジ
ンのシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、車両等のエンジンにおけるシー
ル構造の一般例を示している。このように、エンジンケ
ース101 に設けられた液密室102 の開放口が蓋部材103
で密封されるシール構造の場合、液密室102 の開放口側
に蓋部材103 が被装される平坦なシール面105 が形成さ
れ、このシール面105 には開放口を挟んで位置する一対
のネジ締結部(ネジ穴)106 が設けられる。
【0003】一方、蓋部材103 には上記ネジ締結部106
に対応する一対のボルト挿通穴107が設けられ、蓋部材1
03 のシール面108 も平坦に加工される。そして、蓋部
材103 がボルト109 でネジ締結部106 に締結され、これ
によって液密室102 が密封される。その際、液密室102
のシール面105 と蓋部材103 のシール面108 との間には
ガスケット110 が介装され、密封性が高められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記シール
構造では、蓋部材103 のシール面108 に反りや歪みが生
じないように蓋部材103 を厚肉に形成しないと液密室10
2 の密封性を保つことができない。ところが、蓋部材10
3 を厚肉に形成するには蓋部材103 をアルミダイキャス
ト製にするほかなく、こうすると蓋部材103 の製作コス
トが嵩んでしまう。しかも、蓋部材103 を厚肉に形成す
ることにより重量が増すという難点もある。
【0005】また、このシール構造ではガスケット110
が別部品として必要になるので部品点数が多く、この点
でもコストが掛かる上、このガスケット110 は蓋部材10
3 を一度取り外すたびに新品に交換する必要があるの
で、蓋部材103 を取り外す際には予め新品のガスケット
110 を用意しなければならないという面倒もある。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、液密室を密封するための蓋部材を
安価かつ軽量に構成すると同時に、ガスケットを省略し
て部品点数を削減し、しかも良好な密封性を確保するこ
とのできるエンジンのシール構造を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るエンジンのシール構造は、請求項1に
記載したように、エンジンに設けられた液密室の開放口
の周囲に平坦なシール面Aを形成し、このシール面Aに
上記開放口を挟んで位置する一対のネジ締結部を設ける
一方、このシール面Aのネジ締結部にネジ部材を用いて
締結される蓋部材を設け、この蓋部材のシール面Bが液
密室側に向かって凸となるように蓋部材を湾曲させ、こ
のシール面Bにはシール面Aに対し密着および剥離可能
なシール材をコーティングした。
【0008】また、本発明に係るエンジンのシール構造
は、請求項2に記載したように、上記蓋部材の周囲に、
シール面Bの面方向に対し直角に起立するフランジ部を
形成した。
【0009】このように構成されたエンジンのシール構
造において、上記蓋部材のシール面Bを上記液密室のシ
ール面Aに合わせ、この蓋部材をネジ部材でシール面A
に締結すると、シール面Aに向かって凸となる湾曲板形
状を持つ蓋部材がネジ部材の締結力を受けて平板状に弾
性変形し、そのシール面Bも平面化して液密室のシール
面Aに密着する。
【0010】この時、本来ネジ部材の締結力が直接加わ
ることのないシール面Bの中央部分は、平板状に弾性変
形した蓋部材が元の湾曲板形状に戻ろうとする復元力に
押圧されてシール面Aに押し付けられる。このため、シ
ール面B全面が均一に、そして完全にシール面Aに密着
し、シール面Bにシール材がコーティングされているこ
とと相俟って良好な密封性が確保される。
【0011】そして、蓋部材の周囲に設けられたフラン
ジ部によって蓋部材の曲げ剛性が向上し、蓋部材の復元
力も大きく向上するので、蓋部材のシール面Bがシール
面Aに押し付けられる面圧が高くなり、より高い密封性
が得られる。
【0012】このようなシール構造であれば、蓋部材を
厚肉に形成する必要がなく、例えば蓋部材を板金材料の
プレス成型品にして安価かつ軽量なものにすることがで
きる。しかも、蓋部材のシール面Bにコーティングされ
たシール材によって密封性が向上することから、従来用
いられていたガスケットが不要になり、部品点数を削減
することができる。なお、このシール材はシール面Aに
対し剥離可能なため、何度でも再使用することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る
シール構造が適用されたエンジンの縦断面図であり、図
2は図1のII部の拡大図で、図3は図2のIII-III 線に
沿う縦断面図である。
【0014】このエンジン1は、例えば自動二輪車に搭
載される4サイクル単気筒エンジンであり、そのクラン
クケース2の上部にシリンダアッセンブリ3が前傾して
設置されている。クランクケース2は、図3に示すよう
に左右のケース半身2L,2Rが接合されたもので、図
1には左側のケース半身2Lが取り外された状態が示さ
れている。また、シリンダアッセンブリ3は、クランク
ケース2の上にシリンダブロック4とシリンダヘッド5
が順に固定されて構成される。
【0015】シリンダブロック4内には円筒状のシリン
ダボア6が形成され、シリンダヘッド5にはシリンダボ
ア6に整合する燃焼室7と、ここに通じる吸気ポート8
および排気ポート9が形成されている。また、シリンダ
ヘッド5内には吸気ポート8と排気ポート9を開閉する
吸気バルブ11および排気バルブ12が設けられ、さらにこ
の吸,排気バルブ11,12 を駆動する動弁装置13が内蔵さ
れている。なお、排気ポート9には排気管14が連結され
る。
【0016】クランクケース2内にはクランク軸15が回
転自在に軸支される一方、シリンダボア6内にはピスト
ン16が摺動自在に挿入され、ピストン16に設けられたピ
ストンピン17と、クランク軸15に偏心介装されたクラン
クピン18とがコンロッド19で連結される。このため、シ
リンダボア6内におけるピストン16の往復運動がクラン
ク軸15の回転運動に変換される。
【0017】さらに、クランク軸15の前方(図1中左
側)にはエンジン振動を緩和するバランサ軸21が軸支さ
れ、クランク軸15の後方には変速装置22が設置されてい
る。この変速装置22はクランク軸15の回転を変速し、そ
の回転を出力軸23(図3にも表示)からエンジン1の動
力として外部に出力する。
【0018】ところで、クランクケース2の底部には潤
滑用のオイル24が貯溜されている。このオイル24はクラ
ンク軸15の回転時にクランク軸15のクランクウェブ25に
激しく撹拌されてクランクケース2内に飛散し、その飛
沫がシリンダボア6とピストン16との間の摺動面、コン
ロッド19両端の軸受部、クランク軸15およびバランサ軸
21の軸受部、変速装置22等を潤滑するようになってい
る。
【0019】また、図3にも示すように、クランクケー
ス2内にはオイルポンプ26が設置されている。このオイ
ルポンプ26はクランク軸15等の回転軸に駆動ギヤ27,28
を介して駆動され、クランク軸15の回転により飛散する
オイル24の飛沫が届かない場所にある潤滑部、例えばシ
リンダヘッド5内の吸,排気バルブ11,12 の摺動部や動
弁装置13等にオイル24を供給する。
【0020】オイルポンプ26は、例えばクランクケース
2のケース半身2R側にビス31等で固定されており、ケ
ース半身2Rにはオイルポンプ26の吸入口32に通じる吸
い上げ通路33が縦方向に設けられ、その下端にオイル濾
過装置34が設けられている。このオイル濾過装置34はオ
イル24の液面下に位置されており、本発明に係るシール
構造が適用されている。
【0021】図2および図3に示すように、オイル濾過
装置34は、ケース半身2R側に形成されて左方に開口す
るストレーナ室36と、このストレーナ室36の内部に設け
られるオイルストレーナ37と、ストレーナ室36の開放口
を液密に閉塞するストレーナキャップ38とを備えて構成
されている。上記ストレーナ室36およびストレーナキャ
ップ38は、それぞれ請求項1に記載した液密室および蓋
部材に相当するものである。
【0022】ストレーナ室36の内周壁中段部には水平方
向にスライド溝39が形成され、このスライド溝にオイル
ストレーナ37が嵌め込まれる。オイルストレーナ37は、
例えば額縁状に形成されたストレーナフレーム41に金網
42を張った構造である。また、ストレーナ室36の内周壁
には切り欠き43が設けられており、ここがストレーナ室
36内へのオイル24の入口となる。この切り欠き43はオイ
ルストレーナ37よりも下方に位置するように設けられ
る。なお、ストレーナキャップ38にも2個のオイル入口
44が穿設されている。
【0023】エンジン1が始動してオイルポンプ26が駆
動されると、オイル24がストレーナ室36の切り欠き43と
ストレーナキャップ38の2個のオイル入口44からストレ
ーナ室36内に流入し、流入したオイル24はオイルストレ
ーナ37の金網42を通り抜ける際に金属粉や塵埃等の不純
物を濾過されてから吸い上げ通路33に流れ、オイルポン
プ26に吸入されてシリンダアッセンブリ3等に供給され
る。なお、ストレーナ室36の底部にはドレンボルト45が
設けられており、このドレンボルト45を抜くことによっ
てクランクケース2内のオイル24を抜き取ることができ
る。
【0024】ところで、ストレーナ室36の開放口の周囲
には平坦なシール面Aが形成されている(図2および図
4(B) 参照)。このシール面Aは、例えばケース半身2
Lとケース半身2Rとの接合面C(図1,図2に表示)
に連続する面であり、上記接合面Cの平面加工と同時に
加工形成される。そして、このシール面Aには、ストレ
ーナ室36の開放口を挟んで位置する一対のネジ穴46が設
けられている。このネジ穴46は、請求項1に記載したネ
ジ締結部に相当するものである。
【0025】一方、前述のストレーナキャップ38は、上
記シール面Aのネジ締結部46にボルト47等のネジ部材を
用いて締結され、ストレーナ室36を液密に閉塞する。図
4(A),(B) は本発明の一実施形態を示す図であり、(A)
はストレーナキャップ38の正面図、(B) は(A) のIVB-IV
B 線に沿うストレーナキャップ38およびストレーナ室36
の横断面図である。
【0026】このストレーナキャップ38は、例えばSP
CC等の材質からなる板金材料をプレス成型したもので
あり、その両端部にはボルト47を挿通するためのボルト
挿通穴48が穿設されている。このボルト挿通穴48は前述
した2個のオイル入口44と同時に穿設される。そして、
このストレーナキャップ38は、そのシール面Bがストレ
ーナ室36側に向かって凸となるように湾曲加工されてい
る。
【0027】ストレーナキャップ38の湾曲率は、ストレ
ーナキャップ38の弾性限度内でシール面Bを平坦面に戻
すことができるように、ごく浅めに設定されており、こ
こでは湾曲半径R=1000mm程度となっている。したがっ
て、例えばストレーナキャップ38に力を加えてシール面
Bを強制的に平坦面にしたとしても、力を抜けば自然に
元の曲率に戻される。
【0028】そして、ストレーナキャップ38の周囲全周
に亘ってフランジ部51が形成されている。このフランジ
部51はシール面Bの面方向に対し直角に起立するように
形成される。本実施形態では、フランジ部51がストレー
ナ室36の反対側に起立するように形成されているが、シ
ール面Aがシール面Bからはみ出さない場合にはストレ
ーナ室36側に起立するように形成してもよい。
【0029】さらに、ストレーナキャップ38のシール面
Bにはシール材52がコーティングされている。このシー
ル材52の材質としては、シール面Aに対し密着および剥
離可能な材質、例えばNBR等の発泡弾性材料を用い
る。なお、本実施形態ではストレーナキャップ38の肉厚
は0.8mm であり、シール材52の肉厚も0.8mm に設定され
ている。
【0030】このストレーナキャップ38をストレーナ室
36の開放口に装着する時には、ストレーナキャップ38の
シール面Bをストレーナ室36のシール面Aに合わせてボ
ルト47で締結する。その際、シール面Aに向かって凸と
なる湾曲板形状を持つストレーナキャップ38がボルト47
の締結力を受けて平板状に弾性変形し、そのシール面B
も平面化してストレーナ室36のシール面Aに密着する。
【0031】この時、本来ボルト47の締結力が直接加わ
ることのないシール面Bの中央部分は、平板状に弾性変
形したストレーナキャップ38が元の湾曲板形状に戻ろう
とする復元力に押圧されてシール面Aに押し付けられ
る。このため、シール面Bの全面が均一に、そして完全
にシール面Aに密着し、シール面Bにシール材52がコー
ティングされていることと相俟って良好な密封性がもた
らされる。
【0032】また、ストレーナキャップ38の周囲に設け
られたフランジ部51がストレーナキャップ38の曲げ剛性
を向上させるので、ストレーナキャップ38の復元力も大
きくなる。このため、ストレーナキャップ38のシール面
Bがシール面Aに押し付けられる面圧も高くなり、より
高い密封性が得られる。
【0033】このようなシール構造であれば、ストレー
ナキャップ38を従来のようなアルミダイキャスト製の厚
肉なものに形成する必要がなくなるため、本実施形態の
ように板金材料のプレス成型品にして安価かつ軽量なも
のにすることができる。
【0034】しかも、ストレーナキャップ38のシール面
Bにコーティングされたシール材52によってシール効果
が大きく向上するので、従来用いられていたガスケット
が不要になる。このため、部品点数を削減することがで
きる上、ストレーナキャップ38を取り外すたびに新品の
ガスケットを用意する面倒がなく、手間が掛からない。
なお、このシール材52はシール面Aに対し剥離可能であ
るため、ストレーナキャップ38を取り外しても何度でも
再使用することができる。
【0035】なお、この発明はオイル濾過装置34のみに
限らず、エンジン1の他の部分の液密(気密)構造にも
適用することができる。さらに、エンジンのみならず、
あらゆる機械や建造物にも幅広く応用することができ
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るエン
ジンのシール構造は、エンジンに設けられた液密室の開
放口の周囲に平坦なシール面Aを形成し、このシール面
Aに上記開放口を挟んで位置する一対のネジ締結部を設
ける一方、このシール面Aのネジ締結部にネジ部材を用
いて締結される蓋部材を設け、この蓋部材のシール面B
が液密室側に向かって凸となるように蓋部材を湾曲さ
せ、このシール面Bにはシール面Aに対し密着および剥
離可能なシール材をコーティングしたことを特徴とする
ものである。
【0037】この蓋部材をネジ部材で液密室のシール面
Aに締結すると、湾曲板形状を持つ蓋部材がネジ部材の
締結力を受けて平板状に弾性変形し、そのシール面Bも
平面化してシール面Aに密着する。この時、本来ネジ部
材の締結力が直接加わることのないシール面Bの中央部
分は平板状に弾性変形した蓋部材が元の湾曲板形状に戻
ろうとする復元力に押圧されてシール面Aに押し付けら
れる。このため、シール面B全面が均一に、そして完全
にシール面Aに密着し、シール面Bにシール材がコーテ
ィングされていることと相俟って良好な密封性を確保す
ることができる。
【0038】しかも、蓋部材のシール面Bにシール材が
コーティングされているので、従来用いていたガスケッ
トが不要になり、部品点数を削減することができる上、
蓋部材を取り外すたびに新品のガスケットを用意する面
倒がなくなるので手間が掛からない。
【0039】また、本発明に係るエンジンのシール構造
は、蓋部材の周囲にシール面Bの面方向に対し直角に起
立するフランジ部を形成したので、蓋部材の曲げ剛性が
向上し、蓋部材の復元力も大きく向上する。このため、
蓋部材のシール面Bがシール面Aに押し付けられる面圧
を高くすることができ、より高い密封性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシール構造が適用されたエンジン
の縦断面図。
【図2】図1のII部の拡大図。
【図3】図2のIII-III 線に沿う縦断面図。
【図4】本発明の一実施形態を示すもので、(A) はスト
レーナキャップの正面図、(B)は(A) のIVB-IVB 線に沿
うストレーナキャップおよびストレーナ室の横断面図。
【図5】従来の技術を示すシール構造の断面図。
【符号の説明】 1 エンジン 2 クランクケース 24 オイル 26 オイルポンプ 34 オイル濾過装置 36 液密室としてのストレーナ室 37 オイルストレーナ 38 蓋部材としてのストレーナキャップ 46 ネジ締結部としてのネジ穴 47 ネジ部材としてのボルト 51 フランジ部 52 シール材 A ストレーナ室のシール面 B ストレーナキャップのシール面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン1に設けられた液密室(例えば
    ストレーナ室36)の開放口の周囲に平坦なシール面Aを
    形成し、このシール面Aに上記開放口を挟んで位置する
    一対のネジ締結部(ネジ穴46)を設ける一方、このシー
    ル面Aのネジ締結部にネジ部材(ボルト47)を用いて締
    結される蓋部材(例えばストレーナキャップ38)を設
    け、この蓋部材のシール面Bが液密室側に向かって凸と
    なるように蓋部材を湾曲させ、このシール面Bにはシー
    ル面Aに対し密着および剥離可能なシール材52をコーテ
    ィングしたことを特徴とするエンジンのシール構造。
  2. 【請求項2】 上記蓋部材の周囲に、シール面Bの面方
    向に対し直角に起立するフランジ部51を形成した請求項
    1に記載のエンジンのシール構造。
JP20712895A 1995-08-14 1995-08-14 エンジンのシール構造 Pending JPH0953434A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006283627A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Gp Daikyo Corp フィルタ内蔵オイルパン
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CN104314639A (zh) * 2014-11-10 2015-01-28 上海中船三井造船柴油机有限公司 一种紧凑型低速柴油机滑油出口过滤装置

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