JPH0817445B2 - 画像のカブセ処理方法 - Google Patents

画像のカブセ処理方法

Info

Publication number
JPH0817445B2
JPH0817445B2 JP2300565A JP30056590A JPH0817445B2 JP H0817445 B2 JPH0817445 B2 JP H0817445B2 JP 2300565 A JP2300565 A JP 2300565A JP 30056590 A JP30056590 A JP 30056590A JP H0817445 B2 JPH0817445 B2 JP H0817445B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
image
area
pixel
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2300565A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04172770A (ja
Inventor
秀明 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2300565A priority Critical patent/JPH0817445B2/ja
Priority to DE69129322A priority patent/DE69129322D1/de
Priority to US07/788,211 priority patent/US5251022A/en
Priority to DE69129322T priority patent/DE69129322T4/de
Priority to EP91118857A priority patent/EP0484890B1/en
Publication of JPH04172770A publication Critical patent/JPH04172770A/ja
Publication of JPH0817445B2 publication Critical patent/JPH0817445B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/58Edge or detail enhancement; Noise or error suppression, e.g. colour misregistration correction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、印刷時の版ずれに起因する白抜けを防止
するために、画像内にカブセ領域を作成する画像のカブ
セ処理方法に関する。
【従来の技術】
カラー印刷版を作成する工程においては、通常4色
(Y,M,C,K)の印刷版を作成する。そして、これらの印
刷版を、4色カラー印刷機にかけることによりカラー印
刷物を作成している。 カラー印刷機は、非常に精密な機械であるが、高速輪
転印刷を行なうと、高精度な印刷機を用いた場合でも、
4つの印刷版相互に±0.05mm程度のずれ(以下、「版ず
れ」と呼ぶ)を生じることがある。この版ずれによる印
刷物の品質の劣化を防止するために、従来から印刷版の
作成工程において様々な工夫が行なわれている。 第13A図は、2つの色領域CA1,CA2が互いに接触した状
態で隣接している画像を示す概念図である。 ここで、各領域の色(色[色領域]と記す。)をイエ
ロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)の網点面積率Hy,Hm,Hc,Hk(%)によって、次の
ように表わす。 色[色領域]=(Hy,Hm,Hc,Hk) 各色領域CA1,CA2の色は、第13A図の下部にも示されて
いるように、それぞれ次のように表わされる。 色[CA1]=(0,80, 0,0) 色[CA2]=(0, 0,80,0) 第13A図の画像を印刷するために4色の印刷版を作成
して印刷機にかけた際に、M版がX方向に−0.05mmず
れ、C版がX方向に+0.05mmずれた印刷されたとする
と、印刷された画像は第13B図に示すようになる。すな
わち、色領域CA1,CA2のほかに、2つのずれ領域SA1,SA2
が新たに生じる。ずれ領域SA1,SA2の色はそれぞれ次の
ようになっている。 色[SA1]=(0, 0, 0,0) 色[SA2]=(0,80,80,0) つまり、ずれ領域SA1はいわゆる「白抜け」であり、
印刷物として非常にめだつ劣悪な品質を呈する結果とな
る。 このような品質低下を防止するために、製版工程では
従来から「カブセ」と呼ばれる処理が行なわれている。
「カブセ」処理とは、互いに接触するように隣接すべき
2つの領域の形状を調整し、両者が部分的に重なるよう
にする処理である。 第14A図ないし第14C図は、第13A図の画像についてお
こなうカブセ処理の内容を示す説明図である。 第14A図は、形状修正後の第1の色領域CA1aを示して
いる。この修正後の色領域CA1aは、破線で示す元の色領
域CA1よりも、中央の白色部が小さくなるように形成さ
れている。 第14B図は、形状修正後の第2の色領域CA2aを示して
いる。この修正後の色領域CA2aも、破線で示す元の色領
域CA2よりも、外周部の白色部が小さくなるように形成
されている。 第14C図は、修正後の色領域CA1a,CA2aを重ねて印刷し
た結果として得られる画像を示している。 カブセ領域LAの幅は、印刷機における版ずれによって
「白抜け」が生成されないように設定される。例えば、
印刷機における版ずれが±0.05mmの範囲で生じる場合、
カブセ領域LAの幅は0.1mm程度に設定される。このよう
に各色領域CA1a,CA2aを形成しておけば、版ずれが起こ
った場合でも、カブセ領域LAが変形するだけであり、第
13B図のような「白抜け」の発生が防止される。 なお、カブセ領域LAは細い領域であり、また、その周
囲の色領域CA1aまたはCA2aに似通った色を有しているの
で目につき難く、画像品質を劣化しないことが経験的に
知られている。 この「カブセ」処理を行なう手法として、従来は以下
の2つの方法がとられていた。 第1の方法は、光学的な手法によりカブセ領域を生成
する方法である。一般に、一定色の画像領域(製版用語
では、「平網」または「チント」と呼ぶ。)は、マスク
平網シートとを用いて作成することができ、カブセ領域
はマスクの領域のサイズを調整することによって形成で
きる。しかし、このような手法では、カブセ領域を作成
するためにマスクや平網シート等の部材が必要となり、
コストが増大するという問題もあった。 そこで、近年では、第2の方法として、レイアウトス
キャナ等の画像処理装置によって、画像データを演算処
理することにより、カブセ領域を生成する方法が用いら
れている。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、画像処理装置による従来のカブセ処理方法で
は、図形や文字などの各画像要素について、カブセ領域
の幅と色とをオペレータが1つずつ指定する必要があっ
た。したがって、多数の画像領域を含む画像についてカ
ブセ処理を行なう場合に、各画像領域毎にオペレータが
カブセ領域の幅と色とを指定する作業が非常に煩雑とな
り、また、それに応じて処理時間も増大するという問題
があった。 この発明は、従来技術における上述の課題を解決する
ためになされたものであり、多数の画像領域を含む画像
についても、カブセ処理を容易に行なうことのできる画
像のカブセ処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、この発明による画像のカ
ブセ処理方法は、それぞれ異なる色を有する複数の画像
領域を含むカラー画像の画像データを処理することによ
り、隣接する画像領域同士の境界部にカブセ領域を形成
する画像のカブセ処理方法であって、 (a)前記複数の画像領域のうちから1つの画像領域を
処理対象領域として選択する工程と、 (b)前記処理対象領域を拡張することにより、前記処
理対象領域の輪郭線に沿って所定の幅を有するカブセ領
域を形成する工程と、 (c)前記カブセ領域内の各画素の色は、カブセ領域を
形成する前の当該画素の色と前記処理対象領域の色とに
基づいて設定する工程、 とを含む。 また、この画像のカブセ処理方法において、 工程(c)は、カブセ領域内の各画素の色を、カブセ
領域を形成する前の当該画素の色の各色成分と、処理対
象領域の色の各色成分とを所定の演算によりそれぞれ平
均化することによって設定することが好ましい。
【作用】
処理対象領域の輪郭線に沿って、所定の幅でカブセ領
域を形成し、カブセ領域内の各画素の色をカブセ領域を
形成する前の当該画素の色と処理対象領域の色とに基づ
いて設定するので、カブセ領域の幅と色とを自動的に決
定できる。 また、カブセ領域の色を、カブセ領域を形成する前の
当該画素の色の各色成分と、処理対象領域の色の各色成
分とを所定の演算によりそれぞれ平均化することによっ
て設定すれば、カブセ領域の色を、処理対象領域の色と
それに隣接する画像領域の色とに近いものにすることが
でき、カブセ領域を目立ちにくい色にすることができ
る。
【実施例】
A.装置の構成 第1図は、本発明の一実施例を適用して画像のカブセ
処理を行なう画像処理装置の概略構成を示すブロック図
である。この画像処理装置は、次のような構成要素を有
している。 (a)画像入力装置1:版下画像を読み取って、その2値
画像を得る装置であり、例えば平面型スキャナで構成さ
れる。 (b)画像メモリ2:処理対象となる画像の画像データを
ビットマップデータとして記憶するメモリ。また、各画
素について、後述するカブセ情報(色番号、処理済みフ
ラグ、カブセ色参照番号)を記憶する。 (c)表示メモリ3:カラーモニタに表示する画像のビッ
トマップデータを記憶するメモリ。この画像データは、
画素ごとに与えられた色番号(色を表わす番号)で構成
されており、表示状態を変更するたびに再生成される。 (d)カラーパレット4:表示メモリ3から与えられる各
画素の色番号(後述する)を、R(レッド),G(グリー
ン),B(ブルー)の表示色データに変換する。 (e)カラーモニタ5:処理対象となっている画像を表示
するための表示部。カブセ処理後の画像の表示も行な
う。 (f)制御演算部6:画像処理装置の各部の制御、およ
び、後述する太らせ処理、色番号テーブルの管理、カブ
セ色の演算等を行なう。 (g)表示制御部7:カラーモニタ5における画像の表示
の制御を行なう。また、カラーモニタ5上の表示カーソ
ルの位置をマウスの動きに対応させるように制御する。 (h)マウス8:カラーモニタ5に表示された画像上の処
理対象領域等を指定する際に用いられる。 (i)色番号テーブル9:色番号に対応するY,M,C,K各色
の網点面積率を記憶するテーブル。 (j)補助メモリ10:版ずれ最大幅の値や、各種の処理
の過程で必要となる一時的な情報を記憶するためのメモ
リ。 (k)画像出力装置11:カブセ処理後の画像をフィルム
などの記録媒体に記録する装置。 B.処理の概略手順 第2図は、カブセ処理の手順を示すフローチャートで
ある。 ステップS1では、まず台紙上に文字や図形を配置して
版下を準備する。第3A図は、処理の対象となる版下画像
BCを示す平面図である。この版下画像には、円Cと、円
Cの上下にそれぞれ引かれた線分L1,L2とが黒色で描か
れており、その他の部分は白色となっている。 ステップS2では、版下画像BCの2値画像データDbを画
像入力装置1で読み取る。この2値画像データDbは、版
下画像内の各画素が黒か白かを示すデータである。 ステップS3では、版下画像全体について色付け処理が
行なわれる。色付け処理とは、黒色部と白色部の境界線
によって互いに分離された互いに独立の領域を区別し、
区別された各領域に異なる色を表わす色番号Ncを割り当
てる処理のことを言う。第3A図の例では、円Cと線分L
1,L2の黒色のケイ線部と、円C内の白色の内部領域R1
と、円Cの両側の凹部の2つの白色の領域R2,R3とに領
域分けされる。各領域は制御演算部6によって互いに分
離され、その後に、各領域の色がオペレータによって指
定される。なお、色付け処理の詳細は、さらに後述す
る。 ステップS4では、黒色のケイ線部C,L1,L2について細
線化処理を行ない、ケイ線部を除去して色領域のみを残
す。細線化処理の内容は、例えば本出願人により開示さ
れた特開平1−170169号公報や特開平1−181279号公報
などに記載されている。 第3B図は、このようにして得られた画像を示す図であ
る。各色領域CR1〜CR3は、ケイ線を挟まずに直接接触し
ており、例えばそれぞれ次の色が指定されている。 色[CR1]=(80, 0, 0,0) 色[CR2]=( 0,80, 0,0) 色[CR3]=( 0, 0,80,0) 各色領域CR1〜CR3には、第3B図の下部に示すように次
のデータが与えられている。 a.色番号Nc:色を表わす番号であり、例えば10ビットの
データである。各色領域CR1〜CR3には、それぞれ1〜3
の値が割り当てられている。 b.処理済みフラグFp:カブセ処理を行なって形成された
領域であるか否かを示すフラグであり、例えば1ビット
のデータである。第3B図の画像はカブセ処理前なので、
各色領域CR1〜CR3のフラグは全てオフとなっている。 c.カブセ色参照番号Nr:カブセ処理によって形成された
領域の、カブセ処理前の色番号であり、例えば10ビット
のデータである。第3B図の画像では、まだどの領域にも
割り当てられていない。 なお、第3B図の画像は、カラーモニタ5上に表示され
る。 ステップS5では、カラーモニタ5に表示された画像を
観察しながら、オペレータがカブセ処理を行なう領域
(処理対象領域)をマウス8を使用して指定する。ここ
では、色領域CR2を指定することとする。 ステップS6では、ステップS5で指定された処理対象領
域(色領域CR2)についてカブセ処理を行ない、第3C図
に示す画像を作成する。図に示すように、カブセ処理に
よって、色領域CR2の周囲に所定の幅dを有する色領域
(カブセ領域)CR4,CR5が形成される(この方法は後に
詳述する)。この幅dは、印刷機における版ずれの最大
幅に等しく設定されており、補助メモリ10に予め記憶さ
れている。 これらのカブセ領域CR4,CR5では処理フラグFpがオン
になっており、また、カブセ色参照番号はそれぞれ1と
3になっている。 カブセ領域CR4,CR5の色は、Y,M,C,Kのそれぞれの色成
分について、処理対象領域CR2の網点面積率とカブセ色
参照番号Nrで表わされる色の網点面積率とのうちの、よ
り大きな値を採用することにより決定される。すなわ
ち、色領域CR4,CR5は、それぞれ下記の色に設定され
る。 色[CR4]=(80,80, 0,0) 色[CR5]=( 0,80,80,0) なお、カブセ処理の詳細手順については後述する。 このようにして得られたカブセ処理済みの画像は、カ
ラーモニタ5に表示され、ステップS7においてオペレー
タが画像の良否を確認する。 表示された画像を修正する必要がある時には、ステッ
プS8において、オペレータがブラシ処理や部分的な色替
え等の画像修正処理を行なう。 さらに、他にカブセ処理を行なうべき色領域があれ
ば、ステップS9からステップS5に移行し、ステップS5〜
ステップS8の処理を繰り返す。 その後、ステップS10において処理済みの画像を画像
出力装置11によって網フィルムや刷版に記録する。 以上のように、本実施例では、予め設定された幅を有
するカブセ領域CR4,CR5を処理対象領域CR2の周囲に形成
し、また、カブセ領域CR4,CR5の色を、処理対象領域CR2
の色と、カブセ処理前のカブセ領域CR4,CR5の画像部分
の色とに基づいて設定している。したがって、画像デー
タの処理によってカブセ領域CR4,CR5の形状と色とを自
動的に決定でき、多数の画像領域を含む画像についても
カブセ処理を容易に行なうことができるという利点があ
る。 C.カブセ処理の詳細手順 第4図は、カブセ処理のステップS6の処理を詳細に示
すフローチャートである。 ステップS61では、カブセ領域の幅dに相当する画素
数mを決定する。前述したように、この実施例では、幅
dが印刷機における版ずれの最大値に等しく設定されて
おり、補助メモリ10に予め記憶されている。幅dに相当
する画素数mは、幅dの値を、画像入力装置1の読み取
り分解能(画素の幅)で割ることにより求められる。例
えば、幅dが0.1mmであり、読み取り分解能が0.05mmの
時には、m=2と算出される。なお、この演算は制御演
算部6によって行なわれる。 ステップS62では、処理対象領域CR2を、画素数mだけ
拡張する太らせ処理を行なう。 第5図は、太らせ処理の詳細手順を示すフローチャー
トである。また、第6A図は太らせ処理に用いる3x3マス
クMpを示し、第6B図はカブセ処理の対象となっている画
像(この実施例では第3B図の画像)の画素座標を一般的
に示している。第6B図の画像の主走査方向の座標jの値
は1〜Jの範囲、副走査方向の座標iの値は1〜Iの範
囲と仮定している。 第7A図は、第3B図の画像における画素ごとの色番号Nc
を示す概念図である。なお、この図では、図示の便宜
上、1画素の大きさが誇張されている。 太らせ処理に先だって、各画素P(i,j)の画像メモ
リ情報として以下のデータが補助メモリ10に記憶されて
いる。 a.色番号Nc(i,j) b.処理済みフラグFp(i,j) c.カブセ色参照番号Nr(i,j) ステップS201では、3x3マスクMpを画像上のスタート
位置(第6B図の例では、画素座標の端部)に配置する。 以下のステップS202〜S209は、処理対象領域CR2の周
囲に1画素分の幅を有する領域を形成し、その領域内の
各画素の画素メモリ情報を書き換える処理である。 ステップS202では、3x3マスクMpの中心画素Pについ
て、処理済みフラグFpがオンになっているか否かが判断
される。処理済みフラグFpがオンであればステップS203
〜S208の処理が省略され、オンでなければステップS203
〜S208の処理が実行される。 ステップS203では、中心画素Pが処理対象領域CR2内
の画素であるか否かが判断される。この判断は、中心画
素Pの色番号Nc(P)を処理対象領域CR2の色番号Nc(C
R2)と比較することによって行なわれる。Nc(P)とNc
(CR2)とが等しい時には、ステップS204を実行し、ポ
インタnの値を1に初期化する。このポインタnは、以
下のステップで3x3マスクMpの周辺画素を検査する際に
使用するポインタである。 なお、以下の説明および第5図において、ポインタn
と座標(i,j)との関係は、中心画素Pの座標を(Pi,P
j)とすれば、次のとおりである。 n=1のとき(i,j)=(Pi−1,Pj−1) n=2のとき(i,j)=(Pi−1,Pj) n=3のとき(i,j)=(Pi−1,Pj+1) n=4のとき(i,j)=(Pi,Pj+1) n=5のとき(i,j)=(Pi+1,Pj+1) n=6のとき(i,j)=(Pi+1,Pj) n=7のとき(i,j)=(Pi+1,Pj−1) n=8のとき(i,j)=(Pi,Pj−1) 従って例えば第5図においては、中心画素Pの座標が
(2,2)であるから、 n=1のとき(i,j)=(1,1) n=2のとき(i,j)=(1,2) n=3のとき(i,j)=(1,3) n=4のとき(i,j)=(2,3) n=5のとき(i,j)=(3,3) n=6のとき(i,j)=(3,2) n=7のとき(i,j)=(3,1) n=8のとき(i,j)=(2,1) となる。 ステップS205では、3x3マスクMpの8つの周辺画素An
(n=1〜8)のうち、ポインタnで示される周辺画素
Anが処理対象領域CR2の画素であるか否かが判断され
る。この判断は、周辺画素Anの色番号Nc(An)を処理対
象領域CR2の色番号Nc(CR2)と比較することによって行
なわれる。 Nc(An)とNc(CR2)とが異なる場合には、まずステ
ップS206aにおいて、画素An(i,j)の色番号を、Nc0
(i,j)に画像メモリ情報を書き換える前に記憶させて
おく。そしてステップS206bにおいて、その周辺画素An
(i,j)の画像メモリ情報を、次のように書き換える。 色番号: Nc(i,j)=Nc(CR2) 処理済みフラグ: Fp(i,j)=“オン” カブセ色参照番号: Nr(i,j)=Nc0(i,j) なお、本実施例では、ステップS206aにおいて書き換
えられる前の周辺画素(An(i,j)の色番号をNc0(i,
j)に一旦記憶させてからステップS206bを実行している
が、ステップS206bの実行順序を次のように変更すれ
ば、ステップS206aを省くことができる。 Nr(i,j)=Nc(i,j) Fp(i,j)=“オン” Nc(i,j)=Nc(CR2) また、ステップS205において、周辺画素An(i,j)の
色番号が処理対象領域CR2の色番号と等しくないときに
は、ステップS206aおよびS206bの処理を省略して、次の
ステップS207に移行する。 ステップS207では、ポインタnを1つ増加させ、ステ
ップS208からS205に戻る。こうして8つの周辺画素A1〜
A8について順次ステップS205〜S208の処理を行なう。 なお、ステップS202において、中心画素Pの処理済み
フラグFpがオンの時にはステップS203〜S208を省略し、
後述するステップS209に移行する。また、ステップS203
において中心画素Pの色番号Nc(P)が処理対象領域CR
2の色番号Nc(CR2)と等しくないときにもステップS204
〜S208を省略してステップS209に移行する。 ステップS209,S210では、3x3マスクMpが画像の最終走
査線の終点位置にないときには、3x3マスクMpを主走査
方向に沿って1画素分進める。また、3x3マスクMpが主
走査線の終点位置にある場合には、次の主走査線の始点
位置に移動する。 こうして、3x3マスクMpが画像上の終点位置まで移動
するまでステップS202〜S208の処理が繰り返され、処理
対象領域CR2の周囲に、1画素の幅を有する領域が形成
される。 この後、ステップS211において、カブセ領域の画素数
mの値を1つ減少させる。この実施例では、第4図のス
テップS61において画素数mの初期値が2に決定されて
いるので、このステップで画素数m=1となる。 画素数mの値がゼロでなければ、ステップS212からス
テップS201にもどり、ステップS201〜S212の処理が再度
実行される。 こうして、処理対象領域CR2の周囲に、画素数mの幅
を有する領域(カブセ領域)が形成される。すなわち、
処理対象領域CR2が、画素数mだけ拡張される。第7B図
は、こうして形成されたカブセ領域CR4,CR5を含む画像
の色番号の分布を示しており、また、第7C図はカブセ領
域CR4,CR5のカブセ色参照番号を示ている。カブセ領域C
R4,CR5の幅は上述のように2画素分に相当するが、ここ
では図示の便宜上、1画素分の幅を有するように描かれ
ている。 以上のようにして、処理対象領域CR2の太らせ処理が
終了すると、第4図のステップS63が実行され、ステッ
プS62で形成されたカブセ領域CR4,CR5に新たな色番号が
設定される。 第8図は、ステップS63の詳細手順を示すフローチャ
ートである。 ステップS301では、色番号Ncの最大値Nmax(ここでは
Nmax=3)に1を加えた値を新規色番号Nnew(=4)と
する。また、画素座標(i,j)の値と新規色番号ポイン
タkの値とを1に初期化しておく。 なお、第8図の処理に使用するためのデータテーブル
として、次の2つのテーブルが補助メモリ10内に用意さ
れている。 新規色番号テーブルTcol: カブセ領域に割り当てられる新たな色番号を格納する。 参照番号テーブルTkbs: カブセ領域の新たな色番号に相当するカブセ色参照番号
を格納する。 ステップS302では、処理済みフラグFpがオンの画素を
選択する。選択された画素については、以下のステップ
S303〜S306で画像メモリ情報を書き換える処理が行なわ
れる。 ステップS303では、座標(i,j)の画素についてのカ
ブセ色参照番号Nr(i,j)と同一のカブセ色参照番号Nr
が参照番号テーブルTkbsに登録されているか否かが判断
される。登録されている場合には、後述するステップS3
06が実行され、未登録の場合には、以下のステップS30
4、S305が実行される。 ステップS304では、参照番号テーブルTkbs(k)に座
標(i,j)の画素のカブセ色参照番号Nr(i,j)を登録す
る。また、新規色番号テーブルTcol(k)にステップS3
01で算出された新規色番号Nnewを登録する。さらに、同
じ新規色番号Nnewを座標(i,j)の画素の色番号Ncとし
て設定する。この結果、太らせ処理(ステップS62)で
形成されたカブセ領域の画素について、新たな色番号が
割り当てられる。たとえば、第1のカブセ領域CR4の画
素には、第7C図に示すように、色番号Nc=4が割当てら
れる。 ステップS305では、新規色番号Nnewの値と新規色番号
ポインタkの値とを1つ増加させる。ここでは、Nnew=
5,k=2となる。 なお、ステップS303において、それ以前に実行された
ステップS304の処理によって、カブセ色参照番号Nrが参
照番号テーブルTkbs内のポインタkkのデータTkbs(kk)
として登録されている場合には、ステップS306が実行さ
れる。この結果、そのポインタkkに対応する色番号が新
規色番号テーブルTcol(kk)から読み出され、座標(i,
j)の画素の色番号Nc(i,j)として設定される。 ステップS307では、座標(i,j)の値を1つ更新し、
処理対象となっている画素の位置を主走査方向に沿って
1画素分移動する。 画素(i,j)が走査線の終点位置にない場合には、ス
テップS302〜S307の処理を繰り返す。一方、画素(i,
j)が走査線の終点位置にある場合には、ステップS309,
S310に従って画素(i,j)を次の主走査線の始点位置に
移動する。ただし、ステップS309において画素(i,j)
が最終走査線の終点位置にある場合には全体の処理を終
了する。 第7D図は、上述の処理が終了した時点における画像内
の色番号Ncの分布を示す図である。図から分かるよう
に、第1のカブセ領域CR4の色番号は4に設定されてお
り、また、第2のカブセ領域CR5の色番号は5に設定さ
れている。 第4図に戻り、ステップS63が上述のようにして終了
した後、ステップS64において各カブセ領域CR4,CR5の色
番号テーブルが作成される。この色番号テーブルは、各
カブセ領域CR4,CR5の色番号Nc(=4,5)に対応するY,M,
C,Kの各色成分を記憶するテーブルである。 ステップS63が終了した時点では、補助メモリ10内に
記憶されている一時記憶テーブルTTは、第9図に示すも
のとなっている。この一時記憶テーブルTTにおいて、画
像内の色領域の数K0は、次式で示すように、ステップS6
3(ステップS301〜S310)が終了した時点での新規色番
号ポインタkの値から1を引くことによって求められ
る。 K0=k−1 …(1) ステップS64では、この一時記憶テーブルTTを参照
し、各カブセ領域CR4,CR5の色番号Nc(=4,5)に対応す
るY,M,C,Kの各色の網点面積率の値を以下の式に従って
決定する。 Y(Nmax+k)=MAX(Y(CR2),(Y(Tkbs(k))
…(2a) M(Nmax+k)=MAX(M(CR2),M(Tkbs(k)) …
(2b) C(Nmax+k)=MAX(C(CR2),C(Tkbs(k)) …
(2c) K(Nmax+k)=MAX(K(CR2),K(Tkbs(k)) …
(2d) ここで、 k:第8図の手順で用いたポインタであり、各カブセ領域
を特定する。この実施例では、第1のカブセ領域CR4に
対してk=1,第2のカブセ領域CR5に対してk=2であ
る。 Y(CR2):処理対象領域CR2のイエローの網点面積率。 Y(Tkbs(k)):ポインタkで指定されるカブセ領域
の、カブセ色参照番号Tkbs(k)が表わすイエローの網
点面積率。 なお、演算子MAXはカッコ内の2つの値のうちでより
大きな値を採用することを表わしている。 以上の定義は、マゼンタ(M),シアン(C),ブラ
ック(K)についても同様である。 以上のように、この実施例では、各カブセ領域CR4,CR
5を予め設定された所定の幅dで形成し、また、各カブ
セ領域CR4,CR5の各色成分の網点面積率を、処理対象領
域CR2の網点面積率と、カブセ領域と重なる元の画像領
域の網点面積率とのうちの最大値を用いて決定してい
る。すなわち、オペレータはカブセ領域を指定するだけ
でよく、指定された処理対象領域についてのカブセ領域
の形状と色とが自動的に決定される。従って、処理対象
領域が多数にわたる場合や、処理対象領域の形状が複雑
な場合にも、そのカブセ領域を容易に形成することがで
きるという利点がある。 D.色付け処理の詳細 色付け処理は、例えば次のようにして行なう。 第10図は、色付け処理に用いる処理ウインドウWを示
す図である。斜線を施した画素Paは処理の対象となって
いる画素を示し、他の画素Pb〜Peは画素Paの周辺画素で
ある。 この処理ウインドウWを主走査方向Yに沿って副走査
方向Xの小さい方から順次移動させていく。そして、画
素Paが例えば黒色の時、周辺画素Pb〜Peに黒色の画素が
ない場合には、画素Paに新たなシステム色番号Nsを割り
当てる。一方、周辺画素Pb〜Peのいずれかが黒色の画素
である場合には、すでにその黒色の周辺画素に割り当て
られているシステム色番号Nsを、画素Paのシステム色番
号Nsとする。 処理対象の画素Paが白色の場合も同様である。ただ
し、画素Paが白色の場合、斜め方向に隣接する画素Pc,P
eが白色で他の画素Pb,Pdが黒色であるときには、画素P
c,Peと処理対象の画素Paとに異なるシステム色番号Nsを
割り当てる。このようにすることにより、白色の画素が
斜め方向にのみ隣接している場合には、これらの画素が
互いに異なる領域を形成していると認識される。こうす
れば、黒色の独立した領域と白色の独立した領域とが互
いに交差しているような領域分離を避けることができ
る。 なお、各領域に割り当てられる番号をシステム色番号
と呼ぶのは、この番号が制御演算部6によって自動的に
与えられる番号であり、色を表わす番号としても使える
からである。 このように、処理ウインドウWを移動させ、独立した
各領域に順次異なるシステム色番号Nsを与えていく過程
において、同一の領域に2つ以上のシステム色番号Nsが
与えられる場合がある。第11A図ないし第11D図は、この
ような場合の処理の手順を示す説明図である。 まず、版下画像は、第11A図に示すように黒色の領域R
aと、この領域Raによって互いに分離された3つの白色
の領域Rb,Rc,Rdとで構成されているものとする。 処理ウインドウWを主走査方向Yに沿って副走査方向
Xの小さい方から順次移動させて行くと、第11B図に示
すように、各領域Ra〜Rdに互いに異なるシステム色番号
Nsが割り当てられていく。 第11B図において、各画素内に書込まれている数字
は、その画素に割り当てられたシステム色番号Nsを示
す。また、数字が書込まれていない画素は、まだシステ
ム色番号Nsが割り当てられていないことを示す。第11B
図に示されているように、黒色の領域Raには、システム
色番号Ns=2が割り当てられた画素と、Ns=4が割り当
てられた画素とが存在する。処理ウインドウWが第11B
図の位置にきたとき、処理対象画素Paに隣接する画素の
うち、画素Paのシステム色番号Nsの値は2であり、画素
PdとPeのシステム色番号Nsの値は4である。この場合は
「Ns=2とNs=4とが同一のシステム色を表わすこと」
を補助メモリ10に一時的に記憶しておき、処理対象画素
Paには小さい方のシステム色番号Ns=2を割り当てる。
これを第11A図の全画素に対して行なうと、第11C図のシ
ステム色画像(システム色で塗り分けられた画像)およ
び第12図の同一システム色テーブルISTが得られる。 同一システム色テーブルISTは、システム色番号Ns=
2とNs=4とが同一のシステム色を表わしており(すな
わち、同一の画像領域に割り当てられており、)、また
Ns=5とNs=6も同一のシステム色を表わしていること
を示している。なお、この同一システム色テーブルIST
は補助メモリ10に収納されている。 次に、制御演算部6は補助メモリ10に記憶されている
同一システム色テーブルISTを参照して、同一の画像領
域内にあるにもかかわらず、異なるシステム色番号が割
り当てられている画素に対して、共通のシステム色番号
(例えば同一システム色番号のなかで最も小さいシステ
ム色番号)を割当て直す処理を、第11C図の画像に対し
て行なう。その結果として、第11D図のように、すべて
の領域Ra〜Rdに互いに異なるシステム色番号Nsが1つず
つ割り当てられた画像が得られる。 なお、各画像領域に互いに異なるシステム色が割り当
てられた後に、それぞれの画像領域について、所望の色
(表示色)をオペレータが指定しても良い。この時、上
述のカブセ処理は、表示色およびシステム色のどちらか
一方の色番号を用いて行なわれる。 E.変形例 なお、この発明は上記実施例に限られるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にお
いて実施することが可能であり、例えば次のような変形
も可能である。 カブセ領域の各色成分の網点面積率は、上記のよう
に、処理対象領域の網点面積率の値と、カブセ処理前の
カブセ領域部分の網点面積率の値(これは、カブセ色参
照番号によって指定される。)のうちの最大値を採用し
ていたが、これに限らず、これらの値に基づく所定の演
算に従って平均化することにより、求めるようにしても
よい。例えば、処理対象領域の網点面積率の値と、カブ
セ処理前のカブセ領域部分の網点面積率の値との単純平
均を求めても良く、また、所定の重みをつけてこれらの
平均を求めるようにしてもよい。 上記実施例における太らせ処理では、ビットマップ
展開された画像データを準備し、3x3マスクMpを用いて
画素ごとに太らせるか否かを判断しつつ処理対象領域を
拡張していた。しかし、処理対象領域を拡張する方法は
これに限らず、例えば、処理対象領域の輪郭線ベクトル
に基づいて、所定の幅dだけ処理対象領域を拡張する新
たな輪郭線ベクトルを求める方法などを採用してもよ
い。 上記実施例では、網点面積率を用いて種々の演算を
行なったが、濃度その他の、色を定量的に示す任意の値
を使用しても良い。
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、処理対象領
域の輪郭線に沿って、所定の幅でカブセ領域を形成し、
カブセ領域内の各画素の色をカブセ領域を形成する前の
当該画素の色と処理対象領域の色とに基づいて設定する
ので、カブセ領域の幅と色とを自動的に決定でき、多数
の画像領域を含む画像についても、カブセ処理を容易に
行なうことができるという効果がある。 また、カブセ領域の色を、カブセ領域を形成する前の
当該画素の色の各色成分と、処理対象領域の色の各色成
分とを所定の演算によりそれぞれ平均化することによっ
て設定すれば、カブセ領域の色を、処理対象領域の色と
それに隣接する画像領域の色とに近いものにすることが
でき、カブセ領域を目立ちにくい色にすることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を適用して画像のカブセ処
理を行なう画像処理装置の概略構成を示すブロック図、 第2図は、カブセ処理の全体手順を示すフローチャー
ト、 第3A図ないし第3C図は、処理の対象となる画像を示す概
念図、 第4図は、カブセ処理の手順を示すフローチャート、 第5図は、太らせ処理の詳細手順を示すフローチャー
ト、 第6A図は太らせ処理に用いる3x3マスクMpを示す説明
図、 第6B図はカブセ処理の対象となる画像の画素座標と3x3
マスクとを示す説明図、 第7A図ないし第7D図は、カブセ処理における各画素の色
番号の分布を示す説明図、 第8図は、カブセ領域に新たな色番号を割り当てる処理
の詳細手順を示すフローチャート、 第9図は、第8図の処理によって作成される一時記憶テ
ーブルTTを示す説明図、 第10図は、色付け処理に用いる処理ウインドウWを示す
図、 第11A図ないし第11D図は、色付け処理の手順を示す説明
図、 第12図は、色付け処理に用いられる同一システム色テー
ブルISTを示す説明図、 第13A図および第13B図は、版ずれによる画像の変化を示
す説明図、 第14A図ないし第14C図は、第13A図の画像についておこ
なうカブセ処理の内容を示す説明図である。 CR1〜CR3……色領域 CR2……処理対象領域 CR4,CR5……カブセ領域 Nc……色番号 Fp……処理済みフラグ Nr……カブセ色参照番号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ異なる色を有する複数の画像領域
    を含むカラー画像の画像データを処理することにより、
    隣接する画像領域同士の境界部にカブセ領域を形成する
    画像のカブセ処理方法であって、 (a)前記複数の画像領域のうちから1つの画像領域を
    処理対象領域として選択する工程と、 (b)前記処理対象領域を拡張することにより、前記処
    理対象領域の輪郭線に沿って所定の幅を有するカブセ領
    域を形成する工程と、 (c)前記カブセ領域内の各画素の色を、カブセ領域を
    形成する前の当該画素の色と前記処理対象領域の色とに
    基づいて設定する工程、 とを含むことを特徴とする画像のカブセ処理方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像のカブセ処理方法であ
    って、 工程(c)は、カブセ領域内の各画素の色を、カブセ領
    域を形成する前の当該画素の色の各色成分と、処理対象
    領域の色の各色成分とを所定の演算によりそれぞれ平均
    化することによって設定する画像のカブセ処理方法。
JP2300565A 1990-11-06 1990-11-06 画像のカブセ処理方法 Expired - Lifetime JPH0817445B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2300565A JPH0817445B2 (ja) 1990-11-06 1990-11-06 画像のカブセ処理方法
DE69129322A DE69129322D1 (de) 1990-11-06 1991-11-05 Verfahren und Vorrichtung zur Erzeugung eines überlappenden Bildgebietes
US07/788,211 US5251022A (en) 1990-11-06 1991-11-05 Method of and apparatus for producing overlapping image area
DE69129322T DE69129322T4 (de) 1990-11-06 1991-11-05 Verfahren und Vorrichtung zur Erzeugung eines überlappenden Bildgebietes
EP91118857A EP0484890B1 (en) 1990-11-06 1991-11-05 Method of and apparatus for producing overlapping image area

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2300565A JPH0817445B2 (ja) 1990-11-06 1990-11-06 画像のカブセ処理方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9026112A Division JP3007585B2 (ja) 1997-01-23 1997-01-23 画像のカブセ処理装置および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04172770A JPH04172770A (ja) 1992-06-19
JPH0817445B2 true JPH0817445B2 (ja) 1996-02-21

Family

ID=17886368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2300565A Expired - Lifetime JPH0817445B2 (ja) 1990-11-06 1990-11-06 画像のカブセ処理方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5251022A (ja)
EP (1) EP0484890B1 (ja)
JP (1) JPH0817445B2 (ja)
DE (2) DE69129322D1 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2639518B2 (ja) * 1991-10-30 1997-08-13 大日本スクリーン製造株式会社 画像処理方法
JP2719644B2 (ja) * 1992-09-30 1998-02-25 大日本スクリーン製造株式会社 カブセ処理方法
US5373376A (en) * 1992-10-29 1994-12-13 Linotype-Hell Ag Method for processing color values for reproduction scale modification and shapness correction in reproduction of color originals
IL106297A (en) * 1993-07-09 1997-11-20 Indigo C O C O Indigo Ltd Page make-up system
US5440652A (en) * 1993-09-10 1995-08-08 Athena Design Systems, Inc. Method and apparatus for preparing color separations based on n-way color relationships
US6031544A (en) * 1997-02-28 2000-02-29 Adobe Systems Incorporated Vector map planarization and trapping
US6147709A (en) * 1997-04-07 2000-11-14 Interactive Pictures Corporation Method and apparatus for inserting a high resolution image into a low resolution interactive image to produce a realistic immersive experience
DE19735380C1 (de) 1997-08-14 1999-04-08 Peter T Speck Verfahren und Vorrichtung zum Aufbereiten einer aus Bildelementen bestehenden Ausgangsvorlage
US6128108A (en) * 1997-09-03 2000-10-03 Mgi Software Corporation Method and system for compositing images
US6236754B1 (en) * 1998-01-08 2001-05-22 Xerox Corporation Image modification to reduce susceptibility to misregistration
DE19912511A1 (de) 1999-03-19 2000-09-21 Heidelberger Druckmasch Ag Verfahren zur Erzeugung von Überfüllungskonturen in einer Druckseite
US7292261B1 (en) * 1999-08-20 2007-11-06 Patrick Teo Virtual reality camera
US6781720B1 (en) * 1999-11-30 2004-08-24 Xerox Corporation Gradient-based trapping using patterned trap zones
DE10128858A1 (de) * 2001-06-15 2003-02-13 Heidelberger Druckmasch Ag Verfahren zur Erzeugung von Überfüllrahmen in einer Druckseite
DE102004062841A1 (de) * 2004-12-27 2006-07-13 OCé PRINTING SYSTEMS GMBH Verfahren, Computerprogramm, Computer und Drucksysteme zum Trapping von Bilddaten
US7684087B2 (en) 2006-04-06 2010-03-23 Xerox Corporation Bitmapped based trapping
DE102006055624B4 (de) 2006-11-24 2008-12-11 OCé PRINTING SYSTEMS GMBH Verfahren, Computerprogramm und Drucksystem zum Trapping von Druckdaten mit einer Vielzahl von Objekten
DE102006055587B4 (de) 2006-11-24 2008-12-11 OCé PRINTING SYSTEMS GMBH Verfahren, Computerprogramm und Drucksystem zum Trapping von Druckdaten mit einer Vielzahl von Objekten
DE102008007339B4 (de) * 2008-02-04 2011-04-07 OCé PRINTING SYSTEMS GMBH Verfahren und Vorrichtung zum Erzeugen von Druckdaten
JP5953946B2 (ja) * 2012-05-31 2016-07-20 ブラザー工業株式会社 画像処理装置、コンピュータプログラム
JP5703282B2 (ja) * 2012-12-27 2015-04-15 株式会社沖データ 画像処理装置、画像形成装置及び画像処理方法
PL3158372T3 (pl) 2014-06-17 2022-06-20 Draka Comteq B.V. Sposób charakteryzowania właściwości grupy modowej światła wielomodowego przechodzącego przez komponenty optyczne
JP6936958B2 (ja) * 2017-11-08 2021-09-22 オムロン株式会社 データ生成装置、データ生成方法及びデータ生成プログラム

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2435982A1 (de) * 1974-07-26 1976-02-12 Sulzer Morat Gmbh Verfahren und vorrichtung zur verarbeitung von durch abtastung eines mehrfarbigen musters erhaltenen informationen
ATE15950T1 (de) * 1982-06-04 1985-10-15 Hell Rudolf Dr Ing Gmbh Verfahren zur vermeidung von bildfehlern beim mehrfarbendruck, die durch fehlerhaften uebereinanderdruck der farbauszuege entstehen.
GB8410860D0 (en) * 1984-04-27 1984-06-06 Crosfield Electronics Ltd Image modification
EP0251278B1 (en) * 1986-06-30 1995-11-29 Konica Corporation Image processing method and apparatus therefor
JPH087567B2 (ja) * 1986-08-12 1996-01-29 株式会社日立製作所 画像表示装置
US5042078A (en) * 1987-06-19 1991-08-20 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method of effecting gradation and color correction of a composite image
JPH01170169A (ja) * 1987-12-25 1989-07-05 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 多色印刷のための画像図形修正処理方法
US4805022A (en) * 1988-02-19 1989-02-14 The Grass Valley Group, Inc. Digital wipe generator
JPH0783454B2 (ja) * 1988-11-02 1995-09-06 三菱電機株式会社 映像信号処理装置
GB2230399B (en) * 1989-04-07 1993-09-08 Sony Corp Controlling the combining of video signals
US5023720A (en) * 1989-10-30 1991-06-11 The Grass Valley Group, Inc. Single channel video push effect
IL93607A (en) * 1990-03-02 1997-09-30 Scitex Corp Ltd Method and system for preparing polychromatic printing plates

Also Published As

Publication number Publication date
EP0484890A2 (en) 1992-05-13
DE69129322T4 (de) 1999-12-30
EP0484890B1 (en) 1998-04-29
JPH04172770A (ja) 1992-06-19
DE69129322T2 (de) 1998-08-20
US5251022A (en) 1993-10-05
DE69129322D1 (de) 1998-06-04
EP0484890A3 (en) 1993-05-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0817445B2 (ja) 画像のカブセ処理方法
JP2639518B2 (ja) 画像処理方法
CA1212988A (en) Method and an apparatus for copying retouch in electronic color picture reproduction
JP2719644B2 (ja) カブセ処理方法
US4476487A (en) Method and circuit arrangement for partial electronic retouch in color image reproduction
JPH01170169A (ja) 多色印刷のための画像図形修正処理方法
JPH11286146A (ja) 不整合の影響を受けないイメ―ジを作る方法
JP2772504B2 (ja) 網角度が変更可能な網目版画像生成装置
JP2901856B2 (ja) 白版図形修正方法
JP3007585B2 (ja) 画像のカブセ処理装置および方法
JP2000106628A (ja) 画像のカブセ処理装置および方法
US7427992B2 (en) Color correction table compiling method, controlling program, recording medium, and device
JP2002507848A (ja) ランダムにシフトされるピクセルを有する、画像データの座標変換方法
JP2875454B2 (ja) 絵柄と線画の境界画像補正方法
JP2750418B2 (ja) 線画と絵柄の境界におけるカブセ処理方法
JP3113627B2 (ja) 線画と絵柄の境界におけるカブセ処理方法
US7133160B2 (en) Method for screen-adaptive copy retouching
JP3115701B2 (ja) 画像処理装置
JP2018012262A (ja) 印刷データ処理方法、印刷データ処理装置、および印刷データ処理プログラム
JP2986316B2 (ja) 図形修正方法
JPH0690496B2 (ja) 無地網フイルム作成装置
JPH0642709B2 (ja) 組合せ画像の形成方法
JPS58211155A (ja) レタツチ機能を有する画像走査記録方法
JPH03280161A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JPH07200814A (ja) 画像の色修正方法