JP2772504B2 - 網角度が変更可能な網目版画像生成装置 - Google Patents

網角度が変更可能な網目版画像生成装置

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JP2772504B2
JP2772504B2 JP5092244A JP9224493A JP2772504B2 JP 2772504 B2 JP2772504 B2 JP 2772504B2 JP 5092244 A JP5092244 A JP 5092244A JP 9224493 A JP9224493 A JP 9224493A JP 2772504 B2 JP2772504 B2 JP 2772504B2
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    • G06K2215/0094Colour printing

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、YMCKの4つの色
版に対する網目版画像を記録するための網点信号を生成
可能な網目版画像生成装置に関し、特に、全体画像内の
複数の画像領域毎に網角度を変更可能な装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常のカラー印刷は、イエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)、およびブラック(K)
の4色の版を用いて4色のインクを刷り重ねることによ
って行なわれる。各版の色分解画像は、各色の濃度に応
じた面積を有する網点の集合である網目版画像として記
録される。網目版画像において、基準となる方向(例え
ば、走査露光式の記録機によって記録される網目版画像
の場合は記録機の走査方向)に対する網点の配列方向は
網角度(またはスクリーン角度)と呼ばれている。良く
知られているように、YMCKの4版の網目版画像を刷
り重ねたときにモアレが発生するのを防止するために、
通常は、4つの版の網角度θ(Y),θ(M),θ
(C),θ(K)を互いに異なる値に設定する。例え
ば、θ(Y)=0°,θ(M)=45°,θ(C)=1
5°,θ(K)=75°のように設定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、Y版は刷り重
ねた時の濃度が薄いのでモアレの発生には関係しないと
言われている。しかし、うすい緑色の画像領域は、ほと
んどY成分とC成分のみで再現されているが、多少のモ
アレが発生することがある。また、肌色の画像領域はY
成分とM成分がほとんどであるが、この場合にもモアレ
が発生することが知られている。これらのY版が関係す
るモアレは、印刷時に使用されるYインキの濁り成分が
大きいほど強く現れる。従来は、このような場合にもモ
アレをできるだけ抑制したいという要望があった。
【0004】また、カラー画像内の画像領域によって
は、YMCK4色すべてが刷り重ねられないような画像
領域も多い。特に、絵柄でなく、線画の領域は2色か3
色のインクの刷り重ねで構成されていることが多い。従
って、このような画像領域に対しても、モアレの発生を
抑制したいという要望があった。
【0005】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、画像内の一部の
画像領域においてモアレの発生を抑制することのできる
網目版画像生成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明の請求項1に記載した網目版画像生成装置
では、(A)少なくとも前記全体画像内の複数の画像領
域のそれぞれについて、少なくともM版とC版のそれぞ
れに対する網角度を示す網角度データを記憶する網角度
情報メモリと、(B)前記全体画像の色分解画像データ
を記憶する画像データメモリと、(C)少なくともM版
とC版のそれぞれに関して、前記網角度データで指定さ
れた網角度のスクリーンパターンデータと前記色分解画
像データとを比較することによって、それぞれの版の網
目版画像を記録するための網点信号を生成する網点信号
生成手を備える。
【0007】また、請求項2に記載した網目版画像生成
装置では、さらに、(D)少なくとも全体画像内の複数
の画像領域のそれぞれについて、少なくともM版とC版
に対する網角度を調整するか否かを示す網角度モードを
記憶するメモリと、(E)前記網角度モードによって網
角度を調整すると規定された画素に対して、Y版の網角
度を約0°、K版の網角度を約75°に設定し、網点面
積率が共に100%でないM版とC版の内で網点面積率
のより大きな色版について網角度を約45°に設定する
とともに、他方の色版の網角度を約15°に設定し、各
版についてそれぞれ設定された網角度を示す網角度デー
タを作成する網角度データ作成手段と、を備える。
【0008】一方、請求項3に記載した網目版画像生成
装置では、(D)少なくとも全体画像内の複数の画像領
域のそれぞれについて、YMCKの各版の網角度を調整
するか否かを示す網角度モードを記憶するメモリと、
(E)前記網角度モードによって網角度を調整すると規
定された画素に対して、表1ないし表4に従ってYMC
Kの各色版の網角度θ(Y),θ(M),θ(C)およ
びθ(K)を設定するとともに、設定された各版の網角
度を示す網角度データを作成する網角度データ作成手段
と、を備える。
【0009】
【作用】複数の画像領域のそれぞれについて、M版とC
版の網角度をモアレの発生しにくい値に網角度データが
設定される。そして、各画像領域毎にM版とC版の網角
度を、網角度データにより切り換えて生成し、モアレの
ない網目版画像が出力される。
【0010】請求項2の網目版画像生成装置では、網角
度データ作成装置が網角度モードから網角度データを作
成する。網角度モードは、複数の画像領域について、M
版とC版に対する網角度を調整するか否かを示すデータ
である。網角度データ作成手段は、M版とC版の網点面
積率に応じてそれぞれの網角度を決定するので、網角度
モードを指定しておくだけで網角度データ作成手段が網
角度データを自動的に作成できる。
【0011】請求項3の網目版画像生成装置も、請求項
2の装置と同様に、網角度データ作成装置が網角度モー
ドから網角度データを作成しており、YMCKの各版の
網角度を細かく規定している。
【0012】
【実施例】A.網角度設定の考え方:ここではまず、チ
ント領域(一様な色で塗りつぶされた領域)の適切な網
角度について説明する。ここでは、YMCK各版の標準
の網角度θをそれぞれθ(Y)=0°、θ(M)=45
°、θ(C)=15°、θ(K)=75°と仮定する。
【0013】ここでは簡単のために、M版とC版の網角
度を交換する場合について説明する。M版とC版の網角
度を交換するか否かは、以下の数式1に示す条件に従っ
て決定する。ここで、D(M),D(C)はそれぞれM
版とC版の網点面積率(または濃度、明度等)である。
この明細書において網点面積率というときは、それは網
点面積率に加えて、その網点面積率に対応する各版の印
刷結果の濃度(通常の補色フィルタを通して測定される
濃度に加えて、視感濃度、等価中性濃度等をも含む)や
明度などをも包含するものとする。
【数1】 数式1は、M版とC版の網点面積率が共に100%でな
い場合、M版の網点面積率がC版の網点面積率よりも大
きい場合には「標準モード」として標準の網角度が保た
れ、逆に、C版の網点面積率がM版の網点面積率以上の
場合には「CM交換モード」としてM版とC版の網角度
が交換されることを示している。なお、D(M)=10
0%では「CM交換モード」に、D(C)=100%及
びD(M)≠100%では「標準モード」に設定され
る。
【0014】1ページの画像内に複数の絵柄の画像領域
がある場合にも、各画像領域についてそれぞれチント領
域に準じてM版とC版の網角度を交換するか否かを自動
的に決定することができる。この場合には、各画像領域
について上記の数式1の条件を各画素ごとに判断し、簡
易的にD(M)≦D(C)の画素が過半数を占める画像
領域について網角度を交換する。
【0015】ただし、絵柄についてはその中で特に重要
な部分(例えば人の顔)があることが多いので、その重
要な部分の色をオペレータが観察して、M版とC版の網
角度を交換するか否かを指定し、モアレが発生を抑制す
るようにしてもよい。例えば、人物を主体とする画像の
背景に緑色系統の色を含む風景が存在する場合、緑色の
領域を自動的に抽出して、その領域のみθ(M)=15
゜、θ(C)=45゜と標準とは異なる網角度を設定す
る。逆に緑色系統の色が多い風景を主体とする画像の一
部に人物が存在する場合、肌色の領域を自動的に抽出し
て、その領域のみ標準の網角度を設定して、他の領域は
すべてθ(M)=15゜、θ(C)=45゜とする。
【0016】なお、画像領域同士の間にいわゆるカブセ
領域が形成されることがある。カブセ領域は、隣接する
2つの画像領域の境界部にほぼ一定の幅で形成される付
加的な領域であり、カブセ領域の色は印刷時になるべく
目立たない領域となるように決定される。カブセ領域を
形成しておけば、印刷時に版ずれが生じても画像領域同
士の間に白抜けが発生することを防止できる。カブセ領
域におけるM版とC版の網角度は、カブセ領域に隣接す
る2つの画像領域のいずれか一方における網角度と同じ
値に設定される。
【0017】図1(A)は、2つのチント領域R1,R
2との間にカブセ領域Rtを形成させる場合を示す説明
図である。図1(B)に示すように、第1のチント領域
R1では、Y版の網点面積率D(Y)が10%、M版の
網点面積率D(M)が30%である。そこで、チント領
域R1ではM版の網角度を45°に設定し、Y版の網角
度を0°に設定する。一方、図1(C)に示すように、
第2のチント領域R2では、Y版の網点面積率D(Y)
が10%、C版の網点面積率D(C)が50%である。
そこで、第2のチント領域R2では、Y版の網角度が0
%、C版の網角度が45°に設定される。
【0018】図1(D),(E),(F)は、図1
(A)の画像を再現するためのYMCの各版の網点面積
率と網角度とを示している。これらの図に示されている
ように、M版とC版の網角度はどちらも45°なので、
カブセ領域RtにおいてもM版とC版の網角度が45°
となる。網角度が同じ版が刷り重ねられると、版ずれに
よって色調が変化し易い傾向にあるが、カブセ領域Rt
の幅は通常1網点の幅の半分程度なので色調の変化が実
際的に問題となることはない。
【0019】B.装置の構成:図2は、本発明の一実施
例の網角度を調整可能な画像処理システムの全体構成を
示す概念図である。この画像処理システムは、画像処理
装置100と、カラースキャナ200と、白黒平面スキ
ャナ300と、網点信号生成装置400と、記録スキャ
ナ500とを備えている。カラースキャナ200は写真
などの絵柄を走査して絵柄データを読取るスキャナであ
り、白黒平面スキャナ300は版下を走査して線画デー
タを読取るためのスキャナである。画像処理装置100
は、読取られた線画データと絵柄データとに対して種々
の画像処理を実行する装置である。画像処理装置100
の詳細についてはさらに後述する。網点信号生成装置4
00は、画像処理後の線画データと絵柄データとを合成
するとともに、合成した画像を記録するための網点信号
を生成する。記録スキャナ500は、網点信号生成装置
400から与えられる網点信号に応じて網目版画像を感
光フィルムPF上に記録する。網目版画像は、例えばY
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、および
K(ブラック)の各色版毎に作成される。
【0020】画像処理装置100は、次のような構成要
素を備えている。 (a)CPU102:画像処理装置の各部の制御、およ
び、線画データや絵柄データに対する画像処理を行な
う。CPU102内に描かれているモードテーブル作成
手段102aと網角度コード作成手段102bは、RO
Mに記憶されたソフトウエアプログラムをCPU102
が実行することによって実現される機能をしめしてい
る。なお、CPU102と以下に説明する構成要素と
は、バス104を介して相互に接続されている。 (b)ROM106:CPU102が実行するプログラ
ムを記憶するメモリ。 (c)RAM108:CPU102が実行するプログラ
ムや、画像処理に使用される種々のデータを一時記憶す
るメモリであり、特に、各種のパラメータ(画像データ
のサイズ、絵柄のオフセット)やカラーパレットや網角
度モードテーブル(後述する)等を記憶する。
【0021】(e)線画メモリ110:線画を表わす2
値画像データを記憶するメモリ。CPU102は、線画
メモリ110を用いてピンホール消去処理、色付け処理
(所望の画像領域に一様な色を指定する処理)、太らせ
処理、細らせ処理、間引き処理、拡大処理、絵柄ウィン
ドウ設定処理(線画中にはめ込む絵柄の領域を指定する
処理)等の画像処理を実行する。線画メモリ110は、
1頁分の線画データを記憶できるメモリプレーンを複数
枚有している。 (f)網角情報メモリ112:線画の網角度を規定する
網角度データを記憶するメモリ。 (g)絵柄メモリ114:絵柄データをビットマップ形
式で記憶するメモリであり、1頁分の絵柄データを記憶
する。絵柄メモリ114も複数のメモリプレーンを有し
ている。 (h)入力インタフェイス116:キーボード118と
マウス120からの入力を受け付けるインタフェイス。 (i)表示制御回路122:画像データをカラーCRT
124に転送して画像を表示する際に使用されるインタ
フェイス。 (j)画像入出力インタフェイス126:絵柄データや
線画データをカラースキャナ200や白黒平面スキャナ
300から受け取ったり、網点信号生成装置400に供
給したりするためのインタフェイス。
【0022】以下ではまず、線画データと絵柄データの
構造について順次説明する。図3は線画データの構造を
示す説明図である。図3(A)に示すように、線画デー
タは線画データ管理部とカラーパレット部とランレング
スデータ部を含んでいる。線画データ管理部は、線画の
サイズ、分解能、ファイル名などのデータを含んでい
る。
【0023】カラーパレット部は、図3(B)および
(C)に示すように、各色番号に対応する情報として、
各色版の網点面積率(網%)と、絵柄優先フラグFy,
Fm,Fc,Fkを含んでいる。絵柄優先フラグが1の
色版については絵柄データが優先され、絵柄優先フラグ
が0の色版については線画データが優先される。カラー
パレット部のデータ(以下、単に「カラーパレット」と
呼ぶ)は、RAM108(図2)に記憶される。
【0024】図4はカラーパレットCPで表わされる色
番号と各色版の網点面積率の対応関係の一例を示してい
る。例えば、色番号#1はM版の網点面積率が100%
であり、他の3版の網点面積率は0%である。なお、カ
ラーパレットCPにおいて記号「I」が登録されている
色版は、絵柄優先フラグの値が1であることを示してい
る。すなわち、色番号#2の領域では、すべての色版に
対して絵柄データが線画データに優先して採用される。
【0025】線画データのランレングスデータ部は、図
3(D)に例示するようなランレングスデータを含んで
いる。ランレングスデータの1単位のデータ(以下、
「単位ランレングスデータ」と呼ぶ)は、線画の各ラン
ごとに、そのラン長さと色番号を示したものであり、図
3(D)は1つの走査線上の連続する3つの単位ランレ
ングスデータを例示している。
【0026】図5は、絵柄データの構成を示す概念図で
ある。図5(A)はYMCKそれぞれの網点面積率を表
わすデータを含む、1画素分の絵柄データを示してい
る。図5(B)は画像平面上における絵柄データの画素
配列を示している。すなわち、主走査方向Yに沿って走
査線順次に画素が配列され、この配列順に従って図5
(A)のデータが絵柄メモリ114に記憶される。
【0027】C.処理手順:図6は、実施例における処
理手順を示すフローチャートである。ステップS1では
白黒平面スキャナ300によって線画が読取られ、ステ
ップS2ではカラースキャナ200によって絵柄が読取
られる。なお、ステップS2では通常複数の絵柄が読取
られる。
【0028】ステップS3では、線画についてピンホー
ル消去処理、絵柄ウィンドウの指定、チント間のカブセ
処理、色付けおよび網角度モードの指定等が実行され
る。絵柄ウィンドウとは、線画中に絵柄が貼り込まれる
領域である。絵柄ウィンドウの形状は、白黒平面スキャ
ナ300によって読取られた線画内の閉図形をオペレー
タが指示したり、また、マウス120などによってウィ
ンドウの形状を入力したりすることによって決定され
る。絵柄ウィンドウ内の線画データに対しては、図3
(C)に示す絵柄優先フラグFk,Fc,Fm,Fyが
1に設定される。
【0029】ステップS3で指定される網角度モード
は、網角度をどのように設定するかを示すモードであ
り、線画内の各画像領域毎に指定される。図7は、網角
度モードの設定例を示す説明図である。図7(A)の例
では、色付け処理によって、背景領域に色番号#0が指
定され、円形の2つのチント領域に色番号#1と#2が
それぞれ指定されている。この実施例では、各画像領域
の色が色番号で表わされているので、色番号毎に網角度
モードが設定される。図7(B)は、各色番号に対して
設定された網角度モードMsを登録する線画用の網角度
モードテーブルTwaを示している。網角度モードMs
=0の画像領域においては「標準モード」として網角度
は変更されず、標準的な網角度のままに保たれる。網角
度モードMs=1の画像領域においては、「CM交換モ
ード」としてM版とC版の網角度が無条件に交換され
る。Ms=1のモードは、M版の網点面積率がC版の網
点面積率よりも大きな領域に対して指定される。網角度
モードMs=2の画像領域においては、「オートモー
ド」として前述した数式1の条件に従って、M版とC版
の網角度が自動的に決定される。
【0030】図8は、チント領域間にカブセ処理が実行
された場合における網角度モードの設定例を示す説明図
である。図8(A)の背景領域には色番号#3が、円形
の領域内には色番号#4が指定されており、カブセ領域
には色番号#5が割り当てられている。図8(B)はこ
れらの色番号に対する各版の網点面積率を登録したカラ
ーパレットを示している。この例では、カブセ領域にお
ける各版の網点面積率は、カブセ領域に隣接する2つの
領域における各版の網点面積率の大きい方の値で構成さ
れる。図8(C)は、線画カブセ領域用の網角度モード
テーブルTwbである。この網角度モードテーブルTw
bには、カブセ領域の色番号#5と、カブセ領域の元の
色番号(カブセ領域に隣接する2つの領域の色番号)N
0=#3およびN1=#4と、網角度参照番号とが登録
されている。網角度参照番号は、カブセ領域におけるC
版とM版の網角度を、2つの元色番号N0,N1のいず
れと一致させるかを示すコードである。図8(B)に示
すように、カブセ領域のC版の網点面積率には色番号#
4の網点面積率が採用されている。そこで、図8(C)
に示すように、C版の網角度参照番号は、色番号#4に
対応する元色番号N1を示す値「1」に設定される。す
なわち、カブセ領域のC版の網角度は、元色番号N1=
#4における網角度と等しく設定される。一方、カブセ
領域のM版の網点面積率には色番号#3の網点面積率が
採用されているので、M版の網角度参照番号は、色番号
#3に対応する元色番号N0を示す値「0」に設定され
ている。すなわち、カブセ領域のM版の網角度は、元色
番号N0=#3における網角度と等しく設定される。
【0031】ステップS4では、絵柄に対して色変更や
キズ消しなどの処理が実行される。ステップS5〜S7
では、線画中の絵柄ウィンドウ内に各絵柄が貼り込まれ
る処理が行なわれる。ステップS5では、絵柄が1つ選
択されるとともに、選択された絵柄が線画中の絵柄ウィ
ンドウの1つに位置決めされる。ステップS6では、絵
柄とチント間のカブセ処理方法が指定されるとともに、
その絵柄ウィンドウに対して網角度モードが設定され
る。図9は、3つの絵柄ウィンドウに対して設定された
網角度モードを示す説明図である。図9(A)の線画デ
ータにおいては、絵柄優先フラグの立っている各絵柄ウ
ィンドウの色番号はそれぞれ#10,#11,#12に
設定されている。この時、図9(B)に示すように、各
絵柄ウィンドウの色番号と、指定された網角度モードM
sとの対応を登録した絵柄用の網角度モードテーブルT
paが作成される。なお、網角度モードMsは図7で説
明したものと同一である。ステップS7ではすべての絵
柄が位置決めされたか否かが判断され、終了していなけ
ればステップS5に戻ってステップS5,S6の処理が
繰り返される。
【0032】ステップS8では、出力線画データと出力
絵柄データとが作成されるとともに、絵柄/チント間の
カブセ処理がステップS6で指定された方法に従って実
行される。ここで、出力線画データおよび出力絵柄デー
タは、記録スキャナ500によって網目版画像を記録す
るために、画像処理装置100から網点信号生成装置4
00に供給されるデータである。
【0033】図10は、絵柄とチント領域との間にカブ
セ処理が実行された場合における網角度モードの設定例
を示す説明図である。図10(A)の背景領域には、線
画データにおいて色番号#13が、円形の絵柄ウィンド
ウには色番号#14が指定されており、カブセ領域には
色番号#15が割り当てられている。図10(B)はこ
れらの色番号に対する各版の網点面積率を登録したカラ
ーパレットを示している。絵柄ウィンドウに対する色番
号#14における記号「I」は、その絵柄優先フラグの
値が1であることを示している。図10(C)は、絵柄
カブセ領域用の網角度モードテーブルTpbである。こ
のテーブルTpbには、カブセ領域の色番号#15と、
カブセ領域の元色番号N0=#13およびN1=#14
と、網角度参照番号とが登録されている。図10(B)
に示すように、カブセ領域のC版には色番号#13の絵
柄優先フラグが採用されているので、図10(C)に示
すように、C版の網角度参照番号は、色番号#13に対
応する元色番号N0を示す値「0」に設定される。すな
わち、カブセ領域のC版の網角度は、元色番号N0=#
13における網角度と等しく設定される。一方、カブセ
領域のM版の網点面積率には色番号#14の網点面積率
が採用されているので、M版の網角度参照番号は、色番
号#14に対応する元色番号N1を示す値「1」に設定
されている。すなわち、カブセ領域のM版の網角度は、
元色番号N1=#14における網角度と等しく設定され
る。
【0034】なお、図7〜図10の4種類の網角度モー
ドモードテーブルTwa,Twb,Tpa,Tpbは、
モードテーブル作成手段102a(図2)によって作成
され、RAM108に記憶される。
【0035】ステップS9では、これらの4種類の網角
度モードテーブルTwa,Twb,Tpa,Tpbを参
照して、網角度コード作成手段102bが、網角度ラン
レングスデータを作成する。網角度ランレングスデータ
は、各画素における網角度をランレングスデータの形で
示すデータである。ここで、ステップS8までの処理で
準備された線画を、図11(A)のものと仮定する。図
11(A)において、色番号#0は背景領域に割り当て
られており、色番号#1〜#6はそれぞれチント領域に
割り当てられている。色番号#7〜#9は、チント領域
同士間のカブセ領域に割り当てられている。色番号#1
0〜#15は、絵柄ウィンドウに割り当てられている。
また、色番号#16〜#18は、絵柄とチント領域との
間のカブセ領域に割り当てられている。なお、ここで使
用されている色番号#0〜#18は、図7〜図10で使
用した色番号とは無関係である。
【0036】図12は、ステップS9の詳細手順を示す
フローチャートである。ステップS91では、線画用網
角度モードテーブルTwaにおけるオートモードについ
て、数式1の条件が判断され、網角度モードMsの値が
標準モード(Ms=0)またはCM交換モード(Ms=
1)に変更される。すなわち、オートモードが設定され
た色番号についてD(M)(≠100%)>D(C)、
およびD(M)≠100%かつD(C)=100%の場
合には、網角度モードMsの値をオートモードから標準
モードに変更する。D(M)はM版の網点面積率、D
(C)はC版の網点面積率である。一方、D(M)(≠
100%)≦D(C)、またはD(M)=100%の場
合には、網角度モードMsの値をオートモードからCM
交換モードに変更する。この結果、例えば図11(B)
の網角度モードテーブルTwaにおける色番号#3の網
角度モードMsの値がオートモードから標準モードに変
更され、色番号#6の網角度モードMsの値がオートモ
ードからCM変換モードに変更される。
【0037】ステップS92では、絵柄用網角度モード
テーブルTpaにおける網角度モードMsの値がオート
モードから標準モードまたはCM交換モードに変更され
る。この結果、例えば図11(D)の網角度モードテー
ブルTpaにおける色番号#12の網角度モードMsの
値がオートモードから標準モードに変更され、色番号#
15の網角度モードMsの値がオートモードからCM変
換モードに変更される。絵柄の場合には、数式1の条件
を絵柄ウィンドウ内の絵柄の各画素ごとに判断し、網角
度を交換する必要がある画素(すなわちD(M)≦D
(C)の画素)が過半数であればCM交換モードに設定
され、そうでない場合は標準モードに設定される。
【0038】ステップS93では、図11(B)〜
(E)に示す4つの網角度モードテーブルを参照して、
図13に示す網角度指定テーブルが作成される。網角度
指定テーブルは、線画データに含まれる各色番号につい
て、C版とM版の網角度を指定する網角度コードCsが
登録されたテーブルである。網角度コードCsは2ビッ
トのデータであり、上位ビットがC版の網角度を規定
し、下位ビットがM版の網角度を規定している。図13
(A)の下部に示すように、網角度コードCsが0の版
の網角度は15°に設定され、網角度コードCsが1の
版は45°に設定される。
【0039】ステップS93では、まず、カブセ領域で
ない領域に対する網角度モードテーブルTwa,Tpa
を参照して、網角度コードCsを設定する。すなわち、
図11(B)、(D)のテーブルにおいて、網角度モー
ドMs=0(標準モード)の色番号に対しては、C版の
網角度コードCsが0、M版の網角度コードCsが1に
設定される。一方、図11(B)、(D)のテーブルに
おいて、網角度モードMs=1(CM交換モード)の色
番号に対しては、C版の網角度コードCsが1、M版の
網角度コードCsが0に設定される。こうして、図13
(A)に示す網角度指定テーブルが得られる。
【0040】次に、図11(C),(E)のテーブルを
参照し、カブセ領域に対する色番号について、網角度コ
ードCsが設定される。例えば、図11(C)の網角度
モードテーブルTwbにおいて、色番号#7のC版の網
角度は、元色番号N1=#4のC版の網角度と同じであ
ることが網角度参照番号で指定されている。そこで、図
13(B)に示すように、色番号#7のC版の網角度コ
ードCsは、色番号#4のC版の網角度コードCsと同
じ値に設定される。また、図11(C)の網角度モード
テーブルTwbにおいて、色番号#7のM版の網角度
は、元色番号N0=#0のM版の網角度と同じであるこ
とが網角度参照番号で指定されている。そこで、図13
(B)に示すように、色番号#7のM版の網角度コード
Csは、色番号#0のM版の網角度コードCsと同じ値
に設定される。こうしてカブセ領域に対する色番号のそ
れぞれについて網角度コードCsを決定することによ
り、図13(B)に示す網角度指定テーブルが得られ
る。
【0041】ステップS94では、図13の網角度指定
テーブルと線画データとから、網角度ランレングスデー
タが作成される。網角度ランレングスデータは、線画の
画素ごとに網角度コードCsをランレングス化したデー
タである。網角度ランレングスを作成する際には、図3
(D)に示す線画のランレングスデータを線画メモリ1
10から読出し、ランレングスデータ中の色番号を、図
13(B)の網角度コードCsに置き換える。図14
は、網角度ランレングスデータによって表わされる2ビ
ットの網角度コードCsの分布を示す説明図である。な
お、網角度ランレングスデータは、網角情報メモリ11
2に記憶され、また、カブセ領域のランレングスデータ
はCPU102内の補助メモリ(常用手段であり図示し
ていない)に記憶される。
【0042】こうして網角度ランレングスデータが作成
されると、図6のステップS10において画像データの
出力処理が行なわれる。すなわち、記録スキャナ500
で網目版画像を記録するために、出力線画データと、出
力絵柄データと、網角度ランレングスデータとを画像処
理装置100から網点信号生成装置400に出力する。
【0043】図15は、網点信号生成装置400と記録
スキャナ500の主要な内部構成を示すブロック図であ
る。網点信号生成装置400に入力された網角度ランレ
ングスデータは第1のランレングスメモリ402に記憶
され、線画データのランレングスデータは第2のランレ
ングスメモリ404に記憶される。また、絵柄データは
絵柄メモリ406に記憶される。第1と第2のランレン
グスメモリ402,404に記憶されたランレングスデ
ータは、第1と第2のビットマップ展開回路408,4
10によってそれぞれビットマップデータに展開され
る。
【0044】第1のビットマップ展開回路408でビッ
トマップ展開された2ビットの網角度コードCs(図1
4参照)は、セレクトテーブル412において1ビット
の角度選択信号Ssに変換される。図16(A)は、セ
レクトテーブル412の内容を示す説明図である。網角
度コードCsに対応する角度選択信号SsのレベルはY
MCKの各版によって異なる。すなわち、Y版とK版の
場合には、網角度コードCsのすべての値に対して、角
度選択信号Ssのレベルは0になる。一方、M版の場合
には、網角度コードCsが「01」または「11」の場
合に角度選択信号Ssのレベルが1になり、一方、網角
度コードCsが「00」または「10」の場合には角度
選択信号Ssのレベルが0になる。言い換えれば、M版
に対しては網角度コードCsの下位ビットが角度選択信
号Ssになる。C版はM版とは逆に、網角度コードCs
の上位ビットが角度選択信号Ssになる。なお、セレク
トテーブル412をYMCKのいずれに設定するかは、
記録スキャナ500からセレクトテーブル412に与え
られる版指定信号Spによって指定される。
【0045】記録スキャナ500の記録ドラム502に
設けられたエンコーダ504は、記録ドラム502の回
転に同期した基準クロック信号Sckを生成し、網点信
号生成装置400内の読出しアドレス/クロック発生回
路420に供給する。読出しアドレス/クロック発生回
路420は、第1と第2のビットマップ展開回路40
8,410に与えるクロック信号Sbkを発生するとと
もに、第1と第2のランレングスメモリ402,404
に与える読出しアドレスAwと、絵柄メモリ406に与
える絵柄用読出しアドレスApを発生する。なお、ラン
レングスメモリ402,404が共に同じ分解能なら絵
柄用読出しアドレスApは不要となる。
【0046】ところで、本実施例における線画の画素の
一辺の長さは、絵柄の画素の一辺の長さの1/5であ
る。すなわち、線画の分解能は絵柄の分解能の5倍であ
る。絵柄データは、線画データと同じ分解能で絵柄メモ
リ406から読出される。すなわち、ランレングスメモ
リ402,404から5走査線分のランレングスデータ
が並列的に読出される間に、絵柄メモリ406からは絵
柄画素の1走査線分の絵柄データが読出される。また、
線画画素の1走査線上の5画素分のランレングスデータ
がビットマップ展開回路410で展開される間に、1つ
の画素の同じ絵柄データが5回絵柄メモリ406から読
み出される。この結果、線画の5×5画素のビットマッ
プデータが作成されるのと同期して、絵柄の1つの画素
の画像データが25回読出される。本実施例では、実際
には10走査線分のランレングスデータを一時に並列し
て読出す間に、絵柄画素の2走査線分の絵柄データを上
記のようにして読出している。
【0047】第2のビットマップ展開回路410は、線
画データ内のランレングスデータとカラーパレットとに
基づいて、ランレングスデータを画素毎のデータに変換
する回路である。ビットマップ展開された線画データ
は、図5に示す絵柄データと同様の構成を有している。
ビットマップ展開回路410からは、ビットマップ展開
後の線画データDb(以下、単に「ビットマップデー
タ」と呼ぶ)とともに、絵柄優先信号Sfが出力され
る。絵柄優先信号Sfは、図3(C)に示す絵柄優先フ
ラグFy,Fm,Fc,Fkを表わす信号である。
【0048】絵柄優先信号Sfは反転されて第1のAN
Dゲートユニット432に入力され、また、線画のビッ
トマップデータDbはそのまま第1のANDゲートユニ
ット432に入力される。このANDゲートユニット4
32は、ビットマップデータDbの1つの色版のビット
数(=8)と同じ個数のANDゲートを含む回路である
が、図15では図示の便宜上、簡略化して描かれてい
る。絵柄優先信号Sfの値が1の時(すなわち絵柄デー
タが優先される時)には第1のANDゲートユニット4
32の出力は常に0になる。一方、絵柄優先信号Sfの
値が0の時には、ビットマップデータDbが第1のAN
Dゲートユニット432の出力となる。
【0049】絵柄優先信号Sfは、絵柄データDpとと
もに第2のANDゲートユニット434にも与えられ
る。絵柄優先信号Sfの値が1の時には絵柄データDp
が第2のANDゲートユニット434の出力となり、絵
柄優先信号Sfの値が0の時には第2のANDゲートユ
ニット434の出力は常に0になる。
【0050】第1と第2のANDゲート432,434
の出力は、ORゲートユニット436に入力される。す
なわち、ORゲートユニット436には、絵柄優先信号
Sfの値に応じて、線画のビットマップデータDbか、
または、絵柄データDpのどちらか一方が入力される。
ORゲートユニット436の出力は、2つの網点信号生
成回路438,440に与えられる。網点信号生成回路
438,440は、任意の網角度のスクリーンパターン
データを発生することが可能な回路であり、外部から与
えられる網角度信号θ0 ,θ1 で指定される網角度のス
クリーンパターンを内部で発生する。なお、任意の網角
度のスクリーンパターンデータを発生する回路について
は、例えば、特開昭55−6398号公報や特開昭61
−137473号公報に記載されている。
【0051】網角度信号θ0 ,θ1 が指定する網角度
は、YMCKの各版ごとに異なる。図16(B)は、各
版に対する網角度信号θ0 ,θ1 の値を示している。網
点信号生成回路438,440は、網角度θ0 ,θ1 の
スクリーンパターンデータをそれぞれ発生するととも
に、これらのスクリーンパターンデータをORゲートユ
ニット436から与えられた画像データと比較する。こ
の結果、2つの網点信号生成回路438,440によ
り、網角度θ0 ,θ1 でそれぞれ網点化された2種類の
網点信号Dd0,Dd1が生成される。これらの網点信号D
d0,Dd1は、画素ごとに露光の有無を示す1ビットの信
号である。
【0052】2つの網点信号Dd0,Dd1は、セレクタ4
50に与えられる。セレクタ450では、セレクトテー
ブル412から与えられた角度選択信号Ssに応じて2
つの網点信号Dd0,Dd1の一方が選択される。図16
(A)に示すように、Y版の網目版画像を記録する際に
は、角度選択信号Ssのレベルは常に0であり、網角度
θ0 =0°で網点化された第1の網点信号Dd0が常に選
択される。K版も同様に、網角度θ0 =75°で網点化
された第1の網点信号Dd0が常に選択される。M版また
はC版の網目版画像を記録する際には、角度選択信号S
sのレベルは網角度コードCsに応じて1または0にな
る。M版とC版では、第1の網角度信号θ0 は15°に
相当し、第2の網角度信号θ1 は45°に相当する。そ
して、角度選択信号Ssのレベルに応じて網角度θ0 =
15°で網点化された第1の網点信号Dd0、または網角
度θ1 =45°で網点化された第2の網点信号Dd1が選
択される。このように、M版とC版では網角度コードC
sに応じて、15°または45°の網角度で網点化され
た網点信号がセレクタ450で選択される。
【0053】記録スキャナ500の露光ヘッド506
は、セレクタ450から与えられた網点信号Ddに従っ
てレーザ光を変調し、このレーザ光によって、記録ドラ
ム502に載置された感光フィルムPF上に網目版画像
を記録する。
【0054】なお、線画データと絵柄データを合成する
方法や装置については、本出願人により開示された特公
平1−42544号公報、特公平1−23032号公
報、および特公平2−20194号公報などに詳述され
ているものを用いることも可能である。
【0055】上述の実施例におけるオートモードでは、
画像領域毎にM版とC版の網点面積率を比較し、M版の
網点面積率の方が大きい画像領域ではM版の網角度を4
5°に設定し、C版の網点面積率の方が大きい画像領域
ではC版の網角度を45°に設定するようにした。従っ
て、C版とM版の内で、網点面積率の大きい方の版にお
けるスクリーン網目の存在をより目立ちにくくして、画
像を再現することが可能である。また、C版の網点面積
率の方が大きい画像領域(緑色系統の色の領域)ではY
版とC版の網角度の差が45°になるので、これらの2
版の干渉によるモアレの発生を抑制することができる。
M版の網点面積率の方が大きい画像領域(肌色やオレン
ジ色の領域)でも同様に、モアレの発生を抑制すること
ができる。
【0056】D.網角度の他の設定方法:チント領域と
しては、YMCKの1色で構成されるものから4色で構
成されるものまで様々のものがある。以下では、チント
領域を構成する原色の数と種類に応じて網角度を設定す
る方法について説明する。
【0057】1色で表現されるチント領域(=網点面積
率100%でない)については、その色の版の網角度を
45°にする(表1)。YMCKのいずれか1色で再現
される領域ではモアレが発生することは無いが、網角度
を45°にするとスクリーン網目の存在が目立ちにく
く、画像領域のエッジを最もシャープに再現できるとい
う利点がある。なお、この場合、網点面積率が100%
では無い1色の他に、網点面積率が100%である色が
1つ以上存在していても構わない。この後に記す2色ま
たは3色のチント領域の場合も同様である。
【0058】2色の版(=共に網点面積率100%でな
い)で表現されるチント領域の各版の網角度は表2に示
すように設定するのが好ましい。
【表2】
【0059】M版、C版、K版はY版よりも目立ち易い
ので、Y版を含む2色のチント領域ではM、C、または
K版の網角度を45°に設定する。そして、Y版の網角
度を0°に設定すれば、2版の網角度の差が45°にな
り、従ってモアレの発生を十分抑制することができる。
Y版を含まない2色のチント領域については、網点面積
率の大きい方の版の網角度を45°、他方の版の網角度
を0°に設定することにより、互いの網角度の差を45
°にすることができ、モアレの発生をうまく抑制するこ
とができる。
【0060】なお、基本的な網角度であるθ(Y)=0
°,θ(M)=45°(または15°),θ(C)=1
5°(または45°),θ(K)=75°を尊重して、
表2の代わりに次の表5のように網角度を設定してもよ
い。また、Y版と他の1色との2色のチント領域につい
ては、他の1版の網角度を45゜にして、Y版を0゜で
なく15゜または75゜に設定するようにしてもよい。
【表5】
【0061】3色の版(=全て網点面積率は100%で
ない)で表現されるチント領域については、表3に示す
ように網角度を設定する。
【表3】表3の設定条件では、Y版以外の版の中で、最
も網点面積率の大きい版の網角度を45°とし、また、
3版の網角度の差を互いに30°に保つようにしてい
る。従って、モアレの発生をうまく抑制することができ
る。
【0062】なお、表3の代わりに次の表6のように網
角度を設定してもよい。
【表6】 表6は、Y版を含む3色のチント領域の場合に、Y版以
外の2版の網角度を表2と同じ値に設定するようにした
ものである。
【0063】YMCKの4版(=全て網点面積率は10
0%でない)すべてを用いて表現されるチント領域につ
いては、表4に示すように、θ(Y)=0°とし、他の
3版についてはMCK3版のチント領域の場合(表3ま
たは表6)と同様に網角度を設定すれば良い。
【0064】以上はチント領域、すなわち線画の画像領
域について説明したが、絵柄の画像領域についても4版
のチント領域に準じて各版の網角度を自動的に設定する
ことができる。ただし、絵柄の画像領域内では各版の網
点面積率が一様でないので、各版の代表的な網点面積率
を何らかの方法で評価する必要がある。例えば、画像領
域内において、各版ごとに網点面積率のヒストグラムを
作成し、各版の最頻値を代表的な網点面積率として用い
ることができる。
【0065】図17は、上述のように4版の網角度を調
整する場合の網角度モードテーブルを示す説明図であ
り、図8に対応するものである。図17(C)に示すよ
うに、網角度参照番号はYMCKそれぞれに対して登録
される。
【0066】図18は、4版の網角度を調整する場合の
網角度指定テーブルを示す説明図であり、図13(B)
に対応するものである。網角度コードCsはYMCKの
各版の網角度をそれぞれ2ビットで表わした8ビットの
データである。
【0067】図19は、4版の網角度を調整する場合の
網点信号生成装置400の内部構成の一部を示すブロッ
ク図である。図19では、図15のセレクトテーブル4
12およびORゲートユニット436以降の回路のみを
示している。図19の4つの網点信号生成回路441〜
444は、常に固定された網角度(0°,15°,45
°,75°)のスクリーンパターンデータで画像データ
を網点化する。従って、セレクタ451には4つの網角
度でそれぞれ網点化された4つの網点信号が入力され
る。
【0068】図19の回路で使用される網角度コードC
sは、図18にも示したようにYMCKの各版の網角度
をそれぞれ2ビットで表わした8ビットのデータであ
る。図19に示す網角度コードCsは、YMCKの網角
度をそれぞれ0°,15°,45°,75°に指定して
いる。セレクトテーブル412は、版指定信号Spに応
じて網角度コードCsの4組の2ビットのデータの中か
ら1組を選択して角度選択信号Ssとして出力する。こ
の2ビットの角度選択信号Ssがセレクタ451に与え
られ、セレクタ451において4つの網点信号の中の1
つが選択される。図19のように網点信号生成装置40
0を構成すれば、網角度コードCsの値を調整すること
によって、YMCKの各版の網角度を任意に設定するこ
とが可能である。
【0069】E.変形例:なお、この発明は上記実施例
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能であり、
例えば次のような変形も可能である。
【0070】(1)上記実施例では、網角度が0°,1
5°,45°,75°のいずれかに設定されるものとし
た。15°と75°の正接(tan15°,tan75
°)はいずれも無理数なので、このような網角度で網点
化する方法は無理正接法と呼ばれている。一方、すべて
の網角度の正接が有理数になるように4つの網角度を選
択する方法があり、これは有理正接法と呼ばれている。
有理正接法では、例えば15°の近似値としてtanθ
a=3/11となる角度θa(=15.26°)を使用
し、75°の近似値としてtanθb=11/3となる
角度θb(=74.74°)を使用する。この発明は、
このような有理正接法にも適用可能である。
【0071】(2)上記実施例では、ランレングスデー
タの形の網角度コードCsで各版の網角度を規定してい
た。この場合には、網角度コードが画素ごとに各版の網
角度を規定していることと等価である。しかし、網角度
を示すデータは画素ごとに網角度を規定する必要はな
く、少なくとも全体画像内の複数の画像領域ごとに網角
度を示すものであればよい。
【0072】(3)上記実施例では、線画と絵柄とが統
合された画像について、画像領域ごとに網角度を調整す
るものとしていたが、この発明は絵柄を含まない線画の
み、あるいは絵柄のみの画像についても適用することが
可能である。
【0073】(4)上記実施例では、ハードウェア回路
で網点信号を生成していたが、ソフトウェアで網点信号
を生成する場合にも本発明を適用することが可能であ
る。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に記載した網目版画像生成装置によれば、M版とC版と
の網角度が網角度データによって指定されるので、標準
的な網角度ではモアレが発生しやすい画像領域に対して
も、M版とC版の網角度を調整することによってモアレ
の発生を抑制することができるという効果がある。
【0075】また、請求項2に記載した網目版画像生成
装置によれば、M版とC版との内で網点面積率の大きな
版の網角度を約45°に設定するので、モアレの抑制効
果に加えて、M版とC版の内で濃度の大きな版の画像の
エッジをシャープに再現することができるという効果が
ある。
【0076】さらに、請求項3に記載した網目版画像生
成装置によれば、YMCK各版の網角度を種々の条件に
応じて決定するので、モアレの抑制効果に加えて、MC
K版の内で網点面積率の大きな版の画像のエッジをシャ
ープに再現することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つのチント領域との間にカブセ領域が形成さ
れている場合を示す説明図。
【図2】本発明の一実施例を適用して網角度を調整可能
な画像処理システムの全体構成を示す概念図。
【図3】線画データの構成を示す概念図。
【図4】カラーパレットの内容を示す概念図。
【図5】絵柄データの構成を示す概念図。
【図6】実施例における処理手順を示すフローチャー
ト。
【図7】網角度モードの設定例を示す説明図。
【図8】チント領域間にカブセ処理が実行された場合に
おける網角度モードの設定例を示す説明図。
【図9】3つの絵柄ウィンドウに対して設定された網角
度モードを示す説明図。
【図10】絵柄とチント領域との間にカブセ処理が実行
された場合における網角度モードの設定例を示す説明
図。
【図11】画像領域に対する色番号の割当て例を示す概
念図。
【図12】ステップS9の詳細手順を示すフローチャー
ト。
【図13】網角度指定テーブルを示す説明図。
【図14】網角度ランレングスデータによって表わされ
る2ビットの網角度データの分布を示す説明図。
【図15】網点信号生成装置と記録スキャナの内部構成
を示すブロック図。
【図16】セレクトテーブルの内容と網角度信号θ0 ,
θ1 の値を示す説明図。
【図17】4版の網角度を調整する場合の網角度モード
テーブルを示す説明図。
【図18】4版の網角度を調整する場合の網角度指定テ
ーブルを示す説明図。
【図19】4版の網角度を調整する場合の網点信号生成
装置の内部構成の一部を示すブロック図。
【符号の説明】
100…画像処理装置 102…CPU 104…バス 106…ROM 108…RAM 110…線画メモリ 112…網角情報メモリ 114…絵柄メモリ 116…入力インタフェイス 118…キーボード 120…マウス 122…表示制御回路 124…カラーCRT 126…画像入出力インタフェイス 200…カラースキャナ 300…白黒平面スキャナ 400…網点信号生成装置 402,404…ランレングスメモリ 406…絵柄メモリ 408,410…ビットマップ展開回路 412…セレクトテーブル 420…アドレス/クロック発生回路 432,434…ANDゲートユニット 436…ORゲートユニット 438,440…網点信号生成回路 441〜444…網点信号生成回路 450,451…セレクタ 500…記録スキャナ 502…記録ドラム 504…エンコーダ 506…露光ヘッド Cs…網角度コード Dd0,Dd1…網点信号 Db…ビットマップデータ Dd…網点信号 Dp…絵柄データ Fk,Fc,Fm,Fy…絵柄優先フラグ Ms…網角度モード N0,N1…元色番号 R1,R2…チント領域 Rt…カブセ領域 Sck…基準クロック信号 Sf…絵柄優先信号 Sp…版指定信号 Ss…角度選択信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 - 1/64

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体画像を再現する色分解画像としてY
    MCKの4つの色版に対する網目版画像を記録するため
    に、各版の網点信号を生成可能な網目版画像生成装置で
    あって、 (A)少なくとも前記全体画像内の複数の画像領域のそ
    れぞれについて、少なくともM版とC版のそれぞれに対
    する網角度を示す網角度データを記憶する網角度情報メ
    モリと、 (B)前記全体画像の色分解画像データを記憶する画像
    データメモリと、 (C)少なくともM版とC版のそれぞれに関して、前記
    網角度データで指定された網角度のスクリーンパターン
    データと前記色分解画像データとを比較することによっ
    て、それぞれの版の網目版画像を記録するための網点信
    号を生成する網点信号生成手段と、 を備える網目版画像生成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の網目版画像生成装置であ
    って、さらに、 (D)少なくとも全体画像内の複数の画像領域のそれぞ
    れについて、少なくともM版とC版に対する網角度を調
    整するか否かを示す網角度モードを記憶するメモリと、 (E)前記網角度モードによって網角度を調整すると規
    定された画素に対して、Y版の網角度を約0°、K版の
    網角度を約75°に設定し、網点面積率が共に100%
    でないM版とC版の内で網点面積率のより大きな色版に
    ついて網角度を約45°に設定するとともに、他方の色
    版の網角度を約15°に設定し、各版についてそれぞれ
    設定された網角度を示す網角度データを作成する網角度
    データ作成手段と、 を備える網目版画像生成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の網目版画像生成装置であ
    って、さらに、 (D)少なくとも全体画像内の複数の画像領域のそれぞ
    れについて、YMCKの各版の網角度を調整するか否か
    を示す網角度モードを記憶するメモリと、 (E)前記網角度モードによって網角度を調整すると規
    定された画素に対して、下記の表1ないし表4に従って
    YMCKの各色版の網角度θ(Y),θ(M),θ
    (C)およびθ(K)を設定するとともに、設定された
    各版の網角度を示す網角度データを作成する網角度デー
    タ作成手段と、 を備える網目版画像生成装置。 【表1】 【表2】 【表3】 【表4】
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