JP2001358929A - 画像処理装置、画像処理方法、記憶媒体及び画像処理システム - Google Patents
画像処理装置、画像処理方法、記憶媒体及び画像処理システムInfo
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Abstract
個々の部品に対応つけられたコマンド群を解釈した画像
を合成した合成画像に対し、処理時間を低減した上、合
成画像の特徴に応じた画像処理を実現する。 【解決手段】 上記課題を解決するために本発明は、原
稿を読み取ることで得られるカラー画像データを発生す
る読み取り手段、前記カラー画像データから前記カラー
画像データに応じた画像の特徴を示すフラグデータを生
成する生成手段、画像を構成する個々の部品に対応づけ
られたコマンド郡で表現された画像データを入力する入
力手段、前記コマンドに基づいてビットマップ画像を生
成するコマンド解釈手段、前記カラー画像データと前記
ビットマップイメージを合成する画像合成手段、前記コ
マンド郡の属性情報と、前記フラグデータを合成する属
性フラグ合成手段とを有することを特徴とする画像処理
装置。
Description
画像処理方法及び記憶媒体、及び画像処理システムに関
する。
付けられたコマンド群で表現された画像データ(PDL
画像データ)と読み取り画像を合成して出力する場合、
PDL画像データ、読み取り画像データそれぞれに最適
な画像処理を施した後合成するように構成されていた。
来例においては、別々の画像処理手段を備えるかもしく
は、PDL画像データと読み取り画像データとを別々に
処理するために2倍の時間をかけて処理を行うことが必
要となる。
明は原稿を読み取ることで得られるカラー画像データを
発生する読み取り手段、前記カラー画像データから前記
カラー画像データに応じた画像の特徴を示すフラグデー
タを生成する生成手段、画像を構成する個々の部品に対
応づけられたコマンド郡で表現された画像データを入力
する入力手段、前記コマンドに基づいてビットマップ画
像を生成するコマンド解釈手段、前記カラー画像データ
と前記ビットマップイメージを合成する画像合成手段、
前記コマンド郡の属性情報と、前記フラグデータを合成
する属性フラグ合成手段とを有することを特徴とする。
の一実施例を図面を用いて説明する。図10は、本実施
形態の複写装置の1例を表わす図である。
ャナー部であり、原稿を読み取り、ディジタル信号処理
を行う部分である。また、1002は、プリンタ部であ
り、イメージスキャナー1001によって読み取られた
原稿画像に対応した画像を用紙にフルカラーでプリント
出力する部分である。
000は鏡面圧板であり、原稿台ガラス(以下プラテ
ン)1003上の原稿1004は、ランプ1005で照
射され、ミラー1006、1007、1008に導か
れ、レンズ1009によって、3ラインの個体撮像素子
センサ(以下CCD)1010上に像を結び、フルカラ
ー情報としてのレッド(R),グリーン(G),ブルー
(B)の3つの画像信号が信号処理部1011に送られ
る。なお、1005、1006は速度vで、1007、
1008は速度1/2vでラインセンサの電気的走査
(主走査)方向に対して垂直方向に機械的に動くことに
よって、原稿全面を走査(副走査)する。ここで、原稿
1004は、主走査および副走査ともに400dpi
(dots/inch)の解像度で読み取られる。
れた画像信号を電気的に処理し、マゼンタ(M),シア
ン(C),イエロ(Y),ブラック(Bk)の各成分に
分解し、プリンタ部1002に送る。該信号処理部10
11は、イメージスキャナ1001における一回の原稿
走査で得られるRGBの3面の画像信号からM,C,
Y,Bkの4つの信号を生成し、本実施例のプリンタに
おいては、生成されたM、C、Y、Bkのうちひとつの
成分がプリンタ部1002に送られる。この原稿走査を
M、C、Y、Bk各色材に応じ4回行い、一回のプリン
トアウトが完成する。
くるM,C,Y,Bkの各画像信号は、レーザードライ
バー1012に送られる。レーザードライバー1012
は、送られてきた画像信号に応じ、半導体レーザー10
13を変調駆動する。レーザー光は、ポリゴンミラー1
014、f−θレンズ1015、ミラー1016を介
し、感光ドラム1017上を走査する。ここで、読取と
同様に主走査および副走査ともに400dpi(dot
s/inch)の解像度で書込まれる。
像部1019、シアン現像部1020、イエロ現像部1
021、ブラック現像部1022より構成され、4つの
現像部が交互に感光ドラム1017に接し、感光ドラム
上に形成された静電現像をトナーで現像する。
ト1024または1025より供給される用紙をこの転
写ドラム1023に巻き付け、感光ドラム上に現像され
た像を用紙に転写する。
順次転写された後に、用紙は、定着ユニット1026を
通過して、トナーが用紙に定着された後に排紙される。
現像器を4回、回転することにより出力を形成している
が、画像と同期をとるように構成された4つの感光ドラ
ム上にY,M,C,Bkの像をそれぞれ形成する構成と
してもよい。
の一例を示す信号処理部1011を詳しく書いたブロッ
ク図である。
スキャナー部の図示しない原稿載置台ガラス上におかれ
読みとられる。スキャナー部は図10と同様、カラーの
3ラインCCDにより原稿画像を画素ごとにデジタル的
に読みとって入力画像処理部102にカラー画像信号を
転送する。入力画像処理部102ではスキャナー部から
送られてきたRGBのカラー画像信号に対しシェーディ
ング補正、CCDライン間補正、色補正など、周知の画
像処理を行なう。
理済みのカラー画像信号に対し像域分離処理を行うブロ
ックであり、入力画像の画素ごとに写真領域、文字領
域、網点領域、といった画像の特徴を検出して、像域ご
との属性を表すフラグデータを生成する像域分離処理部
である。
03について説明する。
像の特徴に応じて最適な画像処理を施すために原稿画像
の特徴を抽出して像域属性を示す信号(以後フラグデー
タという)を生成するために行われる。例えば原稿中に
は連続階調のフルカラーの写真領域や、黒一色の文字領
域、あるいは新聞印刷のような網点印刷領域など、様々
な画像領域が混在しているのが普通である。これらを一
律に同一の画像処理手順で処理して出力すると、その出
力画像は一般に好ましい画質が得られない場合が多い。
そこで本実施の形態では102から入力されるカラー画
像信号を用いて原稿画像中に含まれる画像データの属性
を検出し、その結果を示すフラグデータを生成する。具
体的な手順を図2に示す。
ひとつのページ201内に銀塩写真領域202、黒文字
領域203、網点印刷領域204が混在している様子を
示している。
をカラーのCCDセンサーによって走査し画素ごとのカ
ラーデジタル信号(R,G,B)として読み取る。読み
取られたRGB信号は画像の領域ごとの属性によって決
まる特徴を持っている。各領域においてCCDセンサー
が読み取る信号値(R,G,B)のうちのG信号をCC
Dの並び方向にプロットしてみると例えば図3のように
なる。図3で302,303,304はそれぞれ図2の
202から204までの領域を読み取った場合に特徴的
に現れる特性の一例であり横軸はCCDならび方向の画
素位置、縦軸は読みとり信号値で上に行くほど城に近い
(明るい)画素であることを表している。
写真領域であり、読み取られる画像信号の位置による変
化302は比較的ゆるやかで、近距離の画素値の差分3
12は小さな値となる。
白地に黒い文字が書かれているので、その信号値のプロ
ットは白地部313から文字部323にかけて急激に読
み取り信号値が変化するような特性となる。
点領域というのは白地314とその上に印刷された網点
324との繰り返しとなるので信号値のプロットしたも
のは図のように白と黒が高い頻度で繰り返す特性とな
る。
明したような領域ごとの特徴を読みとり信号値から検出
して判定するようにすればよい。そのためには注目画素
近傍での画像データの変化量あるいは変化量の一定区間
内の積算値、周辺画素の輝度値(白地か色のついた背景
か)、一定区間内の画像データの白から黒への変化の回
数、など周知の手法を用いた特徴抽出手法を用い、それ
に基づいた周知の属性判別手法を用いることができる。
成された属性フラグの一例を図4に示す。ここでは属性
フラグ(フラグデータ)として文字フラグ、色フラグ、
網点フラグの3種類のフラグを生成しているが、もちろ
んそれに限定されるわけではない。図4(a)は文字フ
ラグであり図中の黒で表す画素が文字属性を持つ画素で
あると文字フラグ=1が生成され、それ以外は文字フラ
グ=0(図では白い部分)となっている。(b)は色フ
ラグであり、色領域で1となりそれ以外で0となる領
域、(c)は網点フラグであり網点領域で1となりそれ
以外で0となるような領域を表している。
処理を施された画像データ、および上記の手順で生成さ
れた属性フラグデータはそれぞれ105の画像メモリー
1および特徴データ記憶部である、106のフラグメモ
リー1に一時的に記憶される。
部通信路を通して、118通信I/Fから画像を構成す
る個々の部品に対応付けられたコマンド群で表現された
画像データ(PDL画像データ)が入力される。108
インタプリタは、該コマンド群を解釈し、ビットマップ
画像に展開するための中間コード(DisplayLi
st)を出力し、該中間コードを107RIP部でビッ
トマップ画像を105画像メモリー1上に展開する。該
105画像メモリー1には、既に101スキャナーから
読み込まれた画像データが記憶されており、予め指定さ
れた方法で画像合成を行う。本実施例では、該107R
IP部で展開されたビットマップデータは、該読み込ま
れた画像に上書きするように合成されることとする。ま
た、該107RIP部は、コマンド群の属性によって、
属性情報を生成し、該106フラグメモリー1上に展開
される。本実施例では、PDL画像を展開したビットマ
ップデータは、上書きで合成されるため、属性情報も上
書きで画素単位に合成する。このように、属性情報を合
成する場合、画像データを合成するのと同じ方法で合成
し、画像データの特徴情報(像域判定データおよび属性
情報)が合成された画像データの各画素毎の特徴を反映
して、特徴データ記憶部106(フラグメモリー1)に
記憶するように実施することが重要である。
明するための1例を示す図である。501は、カラーグ
ラフィック画像であり、502は白黒文字画像である。
合成された画像を図8に示す。該属性情報は、図7のよ
うに生成される。図7(a)は、グラフィック属性を表
わす。図7(b)は、色属性を表わす(色領域で1とな
る)。502は黒文字画像であるため、図7(b)には
現われない。また、図7(c)は、文字、グラフィック
以外のもともと展開されているビットマップ画像データ
を表わす自然画像フラグである。本実施例の図5上に
は、自然画像がないため、全て0となっている。
したときの画像データを表わし、105画像メモリー1
に格納される。図9は、図4と図7を同じく画素単位で
合成した図である。文字フラグ、色フラグ、網点フラグ
の3種類のフラグのそれぞれに図7の属性情報が上書き
される。図9(a)に図7(a)のグラフィック属性
が、図9(b)に色属性がそれぞれ付加される。図4
(a)は文字フラグとなっているが、グラフィック画像
は、文字と同じ特徴をもつことが多く(従って文字と同
様な処理を行うことが好ましい)、例えば、細線が用い
られることから鮮鋭さを要求される。そのため、本実施
例では、文字と同じ処理がかかるように構成した。もち
ろん、更に細かい制御をして、より最適な画像処理を施
すためにグラフィック属性フラグを別途文字とは別に新
設することも可能である。図7(c)は、何もないた
め、図9(c)は、図4(c)と全く同じデータにな
る。
16の出力画像処理部で画像属性に応じた画像処理が施
される。ここでは例えば文字領域に対して画像の高周波
成分を強調して文字の鮮鋭度を強調し、また網点領域に
対してはいわゆるローパスフィルター処理を行い、デジ
タル画像に特有のモアレ成分を除去する、といった処理
を行うことができる。これらの処理の切り替えを106
のフラグデータに応じて画素単位で行うことが可能であ
る。
データおよび属性フラグデータは、データ圧縮部109
で圧縮されて記憶装置110に記憶される。110は半
導体記憶装置のような高速の記憶手段であることが望ま
しい。またデータ圧縮部では画像データ、およびフラグ
データに対し、それぞれ異なるデータ圧縮処理を行う。
すなわち、画像データに対してはJPEG圧縮のような
非可逆であるが、人間の視覚特性を考慮して画像の劣化
が目立たなくするような高能率の圧縮処理を施し、また
フラグデータに対しては属性フラグ情報の欠落や変化が
発生しないためにJBIG圧縮のような可逆圧縮方式を
用いるのが望ましい。
を施された画像データおよびフラグデータが原稿1ペー
ジ単位で記憶される。記憶されたデータはまた111の
補助記憶装置に書き出す場合もある。補助記憶装置11
1は望ましくはハードディスクのような、記録スピード
は若干遅いが大容量のデータの記憶が可能な媒体を用い
る。こうすることにより、多数ページの原稿画像を効率
的に記憶蓄積することができるようになる。
11に記憶された画像データおよび属性フラグデータは
プリント部から出力するために読み出され、それぞれ1
12のデータ伸長部で圧縮データの解凍が行われ、それ
ぞれ114の画像メモリー2および115のフラグメモ
リー2に書き出される。
びフラグメモリー2に一時的に記憶された画像データお
よびフラグデータは所定のサイズに達すると出力画像処
理部116に転送される。
ータをプリント出力するための周知の画像処理、すなわ
ち輝度濃度変換、RGB→CMYK変換、ガンマ補正、
2値化処理、などといった処理を行い、プリンター部1
17へ転送する。
の画像信号によってレーザー駆動し図10と同様の手順
で転送紙上に可視画像を形成し出力する。
グデータは出力画像処理部116の処理の切り替えに用
いられる。すなわち写真領域と文字領域ではRGB→C
MYK変換の係数を異ならせることにより出力画像の画
質を向上させることができる。例えば文字領域すなわち
図9(a)の黒部、文字フラグ=1かつ白黒領域すなわ
ち図9(b)の白部、色フラグ=0である画素に対して
は黒文字が黒トナーのみで再現できるような変換係数
(すなわち画像データが無彩色の場合はC、M、Y=0
となるような係数)を適用する。そうすることで、黒い
文字にCMYが混色し、プリンタ部により、各CMY色
のプリント位置がずれるために起こるエッジ部の色にじ
みなどによる画像劣化を防ぐことが可能である。それ以
外では無彩色であってもC、M、Yが0とならず、深み
のある黒を再現できるような係数を用いることができ
る。
信号を周知の誤差拡散処理やディザ処理を用いて0また
は1の2値信号に変換するが、このとき文字領域および
網点領域では出力画像の鮮鋭度が優先されるので誤差拡
散処理を適用し、写真領域では階調性が重視されるので
ディザ処理を適用する、というように2値化処理の内容
を、やはり属性フラグデータにより切り替えることで出
力画像の画質向上を図ることができる。今回は、グラフ
ィック部も文字としてみなすために、カラーのグラフィ
ックとして色は黒トナーのみではなく良好な色再現をし
ながら、細線等の鮮鋭さは誤差拡散により保存するとい
った最適な画像処理手段が選択されることになる。
に示す。114の画像メモリー2、115のフラグメモ
リー2、およびプリンター部117は図1と同一であ
る。画像メモリー2から読み出されたRGBのカラー画
像データは並列に601,602の2つのRGB→CM
YK変換回路に入力され、それぞれ独立にCMYK画像
信号に変換される。601、602の出力はフラグメモ
リーのフラグ信号に従って603のセレクタ1でいずれ
か一方が選択される。601に文字領域用の変換係数が
設定されており602にそれ以外の場合の係数が設定さ
れている。フラグメモリー内の文字フラグ=1かつ色フ
ラグ=0のときに601の出力を選択し、文字フラグ=
0のときは602の出力を選択する。(文字フラグ=1
かつ色フラグ=0のときBkのみ(C=M=Y=0)で
あるのは前述したとおりである。)
に分離され、一方は604のガンマ補正回路1と606
の誤差拡散2値化処理部を通って2値のCMYK信号と
して608のセレクタ2に入力される。
07のディザ処理2値化回路を通ってやはり2値のCM
YK信号として608のセレクタ2に入力される。
かの出力を選択してプリンター部へ転送するが、ここで
はフラグメモリー2の情報により文字領域およびグラフ
領域で誤差拡散処理を選択するので、文字フラグ=1ま
たは網点フラグ=1の場合セレクタ2は606の出力を
選択し、そうでない場合は607の出力を選択するよう
にすればよい。
は、入力されたPDL画像、読み込まれたスキャン画像
を合成する際に、属性情報、像域判定データをそれぞれ
同じ特徴とみなし合成する説明を行った。しかし、各画
素に対して、より最適な画像処理を施すために、それぞ
れの特徴データ(属性情報、像域判定信号)を識別する
ように構成することもできる。
2、PD画像データが図11として説明を行う。図13
は、図12の読み取り画像データに像域判定処理を行
い、像域判定データとしたものである。図4のように
(a)を文字フラグ、(b)を色フラグ、(c)を網点
フラグとしてある。203は黒文字、204は色情報を
もつ網点画像部であるため、それぞれ(a)〜(c)に
反映されている。
性情報データである。(a)をグラフィックフラグ、
(b)を色フラグ、(c)を自然画像フラグとする。1
201は、色情報をもつビットマップ画像部としたた
め、図14の(b)、(c)に反映されている。50
1、502は、それぞれ第1の実施の形態と同じく、カ
ラーグラフィック部、黒文字部であるため同じように
(a)、(b)に属性情報として反映される。
PDL画像フラグ(d)を付加したものである。(d)
の属性フラグは、PDL画像フラグであり、黒部すなわ
ちPDL画像フラグ=1の場合は、PDL画像データ領
域、0の場合は、読み取り画像領域を表す。
化処理を行っている。すなわち、2値化処理においては
C、M、Y、K信号を周知の誤差拡散処理やディザ処理
を用いて0または1の2値信号に変換するが、このとき
文字領域および網点領域では出力画像の鮮鋭度が優先さ
れるので誤差拡散処理を適用し、写真領域では階調性が
重視されるのでディザ処理を適用する。
処理としてしまうと、ディザの解像度と読み取り網点原
稿の解像度が干渉し、モアレといわれる干渉縞が発生し
画像劣化するために、出力画像の鮮鋭度を優先し、誤差
拡散処理を適用した。しかし、PDL画像におけるビッ
トマップ画像データの特性は、ディザ処理を用いること
で階調性を重視するようにしたほうがよいことが多い。
も、PDL画像と読み取り画像によって処理を切り替え
る必要性がでてくる。そのため、(c)の特徴データ=
1かつ(d)PDLフラグ=0の場合は網点画像である
と判断し、誤差拡散処理を(c)の特徴データ=1かつ
(d)PDLフラグ=1の場合は、ビットマップ画像で
あると判断し、ディザ処理を用いることで、より画像に
あった最適な画像処理を施すことが可能となる。
で、特徴データ(属性情報、像域判定信号)による最適
な画像処理が異なる場合においても、PDL画像か読み
取り画像かを識別するフラグを付加することで、それぞ
れに最適な画像処理を施すことが可能になる。
像データを合成する際に、最適な画像処理を行うために
必要となる特徴データも合成する。それぞれの画像デー
タのもつ特徴データは、PDL画像データであれば、文
字属性、色属性などの情報を持つ属性情報、読み取り画
像データであれば、文字領域、色領域などの情報をもつ
像域判定データである。特徴データも合成することで、
それぞれに最適な画像処理を別々な回路または、複数回
に分けて行う無駄を排し、同一の画像処理手段を用い
て、同時に各画像データに最適な画像処理を行えるよう
にする。
画像か読み取り画像かを識別する信号を新たに付加する
ことにより、より最適な画像処理を施すことが可能にな
る。
タと、画像を構成する個々の部品に対応つけられたコマ
ンド群を解釈した画像を合成した合成画像に対し、処理
時間を低減した上、合成画像の特徴に応じた画像処理を
実現する。
である。
である。
る。
である像域判定信号のフラグデータを説明する図であ
る。
一例である。
ク図である。
ある属性情報を説明する図である。
る。
図である。
明する図である。
ある。
る。
である像域判定信号のフラグデータを説明する図であ
る。
ータである属性情報を説明する図である。
画像フラグの付加を説明する図である。
Claims (21)
- 【請求項1】原稿を読み取ることで得られるカラー画像
データを発生する読み取り手段、 前記カラー画像データから前記カラー画像データに応じ
た画像の特徴を示すフラグデータを生成する生成手段、 画像を構成する個々の部品に対応づけられたコマンド郡
で表現された画像データを入力する入力手段、 前記コマンドに基づいてビットマップ画像を生成するコ
マンド解釈手段、 前記カラー画像データと前記ビットマップイメージを合
成する画像合成手段、 前記コマンド郡の属性情報と、前記フラグデータを合成
する属性フラグ合成手段とを有することを特徴とする画
像処理装置。 - 【請求項2】 前記フラグデータは文字フラグ、色フラ
グ、網点フラグであることを特徴とする請求項1記載の
画像処理装置。 - 【請求項3】 前記画像の特徴とは画像データの変化に
より決まることを特徴とする請求項1記載の画像処理装
置。 - 【請求項4】 前記読み出されたフラグデータに応じて
前記読み出された画像データに画像処理が施されること
を特徴とする請求項1項記載の画像処理装置。 - 【請求項5】 前記コマンドの属性情報は、グラフィッ
ク、色属性、自然画像、PDLであることを特徴とする請
求項1項記載の画像処理装置。 - 【請求項6】 前記属性フラグ合成手段は、画素単位に
前記画像合成手段における合成と同じ方法の合成が行わ
れることを特徴とする請求項1項記載の画像処理装置。 - 【請求項7】 前記フラグデータの文字フラグと前記属
性情報の前記グラフィックの属性が合成されることを特
徴とする請求項1項記載の画像処理装置。 - 【請求項8】 前記画像合成手段による合成結果と前記
属性フラグ合成手段による合成結果は其々異なった圧縮
方法により圧縮されたのち、記憶媒体に記憶されること
を特徴とする請求項1項記載の画像処理装置。 - 【請求項9】 前記画像合成手段による合成結果は非可
逆圧縮が施され、前記属性フラグ合成手段による合成結
果は可逆圧縮が施されることを特徴とする請求項8項記
載の画像処理装置。 - 【請求項10】 前記属性フラグ合成結果に応じて、前
記合成手段により合成された画像に対する色空間変換、
2値化処理方法の少なくとも1つが制御されることを特
徴とする請求項4項記載の画像処理装置。 - 【請求項11】 前記属性フラグ合成結果、文字フラグ
がありかつ色属性がない場合、前記色空間変換により黒
単処理に変換されることを特徴とする請求項10項記載
の画像処理措置。 - 【請求項12】 前記属性フラグ合成結果、文字フラグ
もしくは網点フラグがある場合、誤差拡散方による2値
化が行われることを特徴とする請求項10項記載の画像
処理装置。 - 【請求項13】 前記属性フラグ合成結果、PDLのフ
ラグがあり網点フラグがある場合、ディザ処理を行い、
PDLフラグがなく網点フラグがある場合誤差拡散処理を
行うことを特徴とする請求項10項記載の画像処理装
置。 - 【請求項14】 前記属性フラグ合成結果、文字フラグ
があるの場合、前記合成された画像の画像データに鮮鋭
度強調が施されることを特徴とする請求項4項記載の画
像処理装置。 - 【請求項15】 前記属性フラグ合成結果、網点フラグ
がある場合、前記画像合成手段により合成された画像デ
ータにローパスフィルタ処理が施されることを特徴とす
る請求項4項記載の画像処理装置。 - 【請求項16】 原稿を読み取ることで得られるカラー
画像データを発生し、 前記カラー画像データから前記カラー画像データに応じ
た画像の特徴を示すフラグデータを生成し、 画像を構成する個々の部品に対応づけられたコマンド郡
で表現された画像データを入力し、 前記コマンドに基づいてビットマップ画像を生成し、 前記カラー画像データと前記ビットマップイメージを合
成し、 前記コマンド郡の属性情報と、前記フラグデータを合成
することを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項17】 請求項16項記載の画像処理方法を行
うためのコードが記憶された記憶媒体。 - 【請求項18】 原稿画像を画素ごとのデジタル信号と
して読みとる手段と、 読み取られた画像データを記憶する画像記憶部と、 読み取られた画像の特徴に応じて、領域を識別するため
の像域判定手段と、 該像域判定手段によって識別された像域判定信号を該読
み取られた画像の画素毎に対応するように記憶するため
の画像特徴データ記憶部と、 外部から送信される、画像を構成する個々の部品に対応
付けられたコマンド群で表現された画像データを入力す
るデータ入力部と、 該コマンドに基づいてビットマップイメージを生成する
コマンド解釈部と、 ハードコピー出力する画像形成部と、を有する画像処理
システムにおいて、 該生成されたビットマップイメージは、該読み取り画像
と該画像記憶部上で合成され、 前記コマンドで表現される部品の属性情報に基づいて、
属性マップ情報を生成するように構成し、該属性マップ
情報も同様に該画像特徴データ記憶部上で該像域判定信
号と合成されることを特徴とする画像処理システム。 - 【請求項19】 請求項18において、像域判定信号
は、PDL画像であるか読み取り画像であるかを識別す
るためのPDL画像フラグを付加することを特徴とする
画像処理システム。 - 【請求項20】 請求項18、19において、特徴デー
タ記憶部からのデータに応じて、画像処理法または画像
処理で用いるパラメータを切り替える。 - 【請求項21】 請求項19において、合成された特徴
データにおいて、PDL画像フラグと他の特徴データの
フラグを組み合わせることで画像処理を切り替える。
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