JP2001211336A - 画像処理装置及び画像処理方法、記憶媒体及び画像処理システム - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法、記憶媒体及び画像処理システム

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JP2001211336A
JP2001211336A JP2000018625A JP2000018625A JP2001211336A JP 2001211336 A JP2001211336 A JP 2001211336A JP 2000018625 A JP2000018625 A JP 2000018625A JP 2000018625 A JP2000018625 A JP 2000018625A JP 2001211336 A JP2001211336 A JP 2001211336A
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Shinichi Kato
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の取り扱いを容易にし、記憶容量を削減
した上、容量削減に伴う画像劣化を改善する。 【解決手段】 上記課題を解決するために本発明は、入
力される画像データを圧縮する圧縮手段、前記画像デー
タから前記画像データに応じた画像の特徴を示すフラグ
データを生成する生成手段、前記フラグデータからを圧
縮した圧縮フラグデータを生成するデータ生成手段、前
記圧縮された画像データを記憶する画像データを記憶す
る画像データ記憶手段、前記圧縮されたフラグデータを
記憶するフラグ記憶手段、前記圧縮された画像データと
フラグデータを前記画像データ記憶手段とフラグデータ
記憶手段から得て解凍した後、該解凍されたフラグデー
タと前記圧縮における圧縮率に応じて適応的に決る色補
正を前記解凍後の画像データに施した画像データをプリ
ンタ部に出力する出力手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置、画
像処理方法、記憶媒体及び画像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー原稿画像をデジタル的に読
みとって複写画像を生成するシステムとして図7に示す
ようないわゆるカラー原稿複写装置が知られている。
【0003】図7において、701はイメージスキャナ
ー部であり、原稿を読み取り、ディジタル信号処理を行
う部分である。また、702は、プリンタ部であり、イ
メージスキャナー701によって読み取られた原稿画像
に対応した画像を用紙にフルカラーでプリント出力する
部分である。
【0004】イメージスキャナー701において、70
0は鏡面圧板であり、原稿台ガラス(以下プラテン)7
03上の原稿704は、ランプ705で照射され、ミラ
ー706、707、708に導かれ、レンズ709によ
って、3ラインの個体撮像素子センサ(以下CCD)7
10上に像を結び、フルカラー情報としてのレッド
(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の3つの画像信
号が信号処理部711に送られる。なお、705、70
6は速度vで、707、708は速度1/2vでライン
センサの電気的走査(主走査)方向に対して垂直方向に
機械的に動くことによって、原稿全面を走査(副走査)
する。ここで、原稿704は、主走査および副走査とも
に400dpi(dots/inch)の解像度で読み
とられる。
【0005】信号処理部711においては、読み取られ
た画像信号を電気的に処理し、マゼンタ(M),シアン
(C),イエロ(Y),ブラック(Bk)の各成分に分
解し、プリンタ部702に送る。また、イメージスキャ
ナー701における一回の原稿走査につき、M、C、
Y、Bkのうちひとつの成分がプリンタ部702に送ら
れ、計4回の原稿走査によって、一回のプリントアウト
が完成する。
【0006】イメージスキャナー部701より送られて
くるM,C,Y,Bkの各画像信号は、レーザードライ
バー712に送られる。レーザードライバー712は、
送られてきた画像信号に応じ、半導体レーザー713を
変調駆動する。レーザー光は、ポリゴンミラー714、
f−θレンズ715、ミラー716を介し、感光ドラム
717上を走査する。ここで、読取と同様に主走査およ
び副走査ともに400dpi(dots/inch)の
解像度で書込まれる。
【0007】718は回転現像器であり、マゼンタ現像
部719、シアン現像部720、イエロ現像部721、
ブラック現像部722より構成され、4つの現像部が交
互に感光ドラム717に接し、感光ドラム上に形成され
た静電現像をトナーで現像する。
【0008】723は転写ドラムであり、用紙カセット
724または725より供給される用紙をこの転写ドラ
ム723に巻き付け、感光ドラム上に現像された像を用
紙に転写する。
【0009】この様にして、M,C,Y,Bkの4色が
順次転写された後に、用紙は、定着ユニット726を通
過して、トナーが用紙に定着された後に排紙される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したような従
来例では、基本的に原稿を読みとるイメージスキャナー
部と複写画像を出力するプリンター部が同期して動作す
る必要がある。すなわちCCDセンサーで読みとられた
R、G、Bの画像信号は一画素ごとに信号処理部で処理
されてM、C、Y、Bkに変換され、遂次プリンター部
に送られて感光ドラム上にレーザーで書込まれ複写画像
を形成する。
【0011】ただし、この従来例では画像形成を行うの
はM、C、Y、Bkのいずれかひとつであり、各々につ
いて画像形成プロセスを繰り返すので、原稿の読み取り
は4回連続に行われる。
【0012】また原稿の読み取り動作は必ずしも4回連
続して行う必要はなく、一回だけ読み取った画像データ
を一時記憶手段に記憶してM、C、Y、Bkそれぞれの
画像形成に同期して記憶された画像データを読み出し出
力する構成も考えられる。
【0013】しかしながら、前者の構成においては画像
データを記憶手段に記憶しておく必要は無いが、スキャ
ナー部とプリンター部は同時に動作する必要があるた
め、例えばプリンター部の定着ユニット(通常の加熱定
着タイプの場合)のヒーター部が十分に加熱されていな
い場合はプリンター部が待機状態となっているため、複
写動作および原稿読みとり動作を行うことができない。
【0014】また複数原稿を各々複数部複写する場合、
一つの原稿を複数部出力に対応して複数回読みとるとい
う動作を行う必要があり、これを複数原稿のそれぞれに
ついて行わねばならず、そのために使用者が費やさなけ
ればならない時間は多大なものとなる。
【0015】後者の構成ではスキャナー部はプリンター
部とは同期せずに原稿読みとり動作を行うことができ、
また複数部の複写出力の場合も原稿読みとり動作はひと
つの原稿に対し1回行えばよいことになる。しかし、記
憶手段に蓄積すべき画像データの容量は非常に膨大とな
るため、複数の原稿画像を同時に記憶するのは困難であ
る。従って複数の原稿画像を一括して読み込み、読み込
み終了後にページの入れ替えや複数原稿画像の合成出
力、などを実現させようとすると膨大な記憶装置が必要
となり現実的ではなくなる。
【0016】又、記憶容量削減のため圧縮を実行しても
画像劣化が生じるのはさけられない。
【0017】本発明は上記課題を解決することを目的と
する。
【0018】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、原稿
画像を色分解して画素ごとのカラーデジタル信号として
読み取る入力手段と、上記入力手段により読みとった
R、G、Bのカラー画像信号を一時的に記憶する画像デ
ータ記憶手段と、上記画像信号から冗長性を除去した圧
縮画像ーデータを生成する画像データ圧縮手段と、上記
圧縮画像データを記憶する圧縮画像データ記憶手段と、
上記原稿読みとりと同時に、原稿画像の画素ごとの特徴
量を検出する検出手段と、上記検出された特徴量から当
該画素の特徴を識別するフラグデータを生成する生成手
段と、上記フラグデータを一時的に記憶するフラグデー
タ記憶手段と、上記フラグデータから冗長性を除去した
圧縮フラグデータを生成するフラグデータ圧縮手段と、
上記圧縮フラグデータを記憶する圧縮フラグデータ記憶
手段と、を有する画像処理システムであって、上記記憶
された圧縮画像データおよび圧縮フラグデータを上記圧
縮画像データ、圧縮フラグデータ記憶手段から読み出
し、画像データおよびフラグデータを解凍する解凍手段
と、上記解凍手段により解凍された上記画像データおよ
び上記フラグデータをそれぞれ画素単位で対応付けてプ
リンター部に転送して出力カラー画像を形成する出力手
段と、上記各圧縮手段、各解凍手段を制御する圧縮伸長
制御手段と、上記圧縮伸長に伴う圧縮率を演算し、その
圧縮率に応じて出力カラー画像を形成する出力画像処理
手段の色処理係数を選択し、出力カラー画像形成を行う
ように構成することで、前記不具合の解消並びに、圧縮
伸長を行い、記憶容量の削減を行った際の画像劣化を、
上述のように圧縮率に応じた色画像処理による補正を行
うことで解消するようにした。
【0019】
【発明の実施の形態】〈第一の実施の形態〉以下本発明
の実施形態を図面を用いて説明する。
【0020】図1は本発明を実施するための構成の一例
を示すブロック図である。
【0021】(読み取り部)複写すべき原稿は101の
スキャナー部の図示しない原稿載置台ガラス上におかれ
読みとられる。スキャナー部は図7と同様、カラーの3
ラインCCDにより原稿画像を画素ごとにデジタル的に
読みとって入力画像処理部102にカラー画像信号を転
送する。入力画像処理部102ではスキャナー部から送
られてきたRGBのカラー画像信号に対しシェーディン
グ補正、CCDライン間補正、色補正など、周知の画像
処理を行なう。
【0022】103は102から出力される入力画像処
理済みのカラー画像信号に対し像域分離処理を行うブロ
ックであり、入力画像の画素ごとに写真領域、文字領
域、網点領域、といった画像の特徴を検出して、像域ご
との属性を表すフラグデータを生成する像域分離処理部
である。
【0023】(像域分離処理)ここで像域分離処理部に
ついて説明する。像域分離処理とは、原稿画像に含まれ
る画像の特徴に応じて最適な画像処理を施すために原稿
画像の特徴を抽出して像域属性を示す信号(以後フラグ
データという)を生成するために行われる。例えば原稿
中には連続階調のフルカラーの写真領域や、黒一色の文
字領域、あるいは新聞印刷のような網点印刷領域など、
様々な画像領域が混在しているのが普通である。これら
を一律に同一の画像処理手順で処理して出力すると、そ
の出力画像は一般に好ましい画質が得られない場合が多
い。そこで、本第1の実施形態では102から入力され
るカラー画像信号を用いて原稿画像中に含まれる画像デ
ータの属性を検出し、それを識別するためのフラグデー
タを生成する。具体的な手順を図2に示す。
【0024】図2は原稿画像の一例を示すものであり、
ひとつのページ201内に銀塩写真領域202、黒文字
領域203、網点印刷領域204、カラーのグラフィッ
ク領域205が混在している様子を示している。ここで
スキャナー部はこの原稿画像をカラーのCCDセンサー
によって走査し画素ごとのカラーデジタル信号(R,
G,B)として読み取る。読み取られたRGB信号は画
像の領域ごとの属性によって決まる特徴を持っている。
各領域においてCCDセンサーが読み取る信号値(R,
G,B)のうちのG信号をCCDの並び方向にプロット
してみると例えば図3のようになる。図3で302,3
03,304,305はそれぞれ図2の202から20
5までの領域を読み取った場合に特徴的に現れる特性の
一例であり横軸はCCDならび方向の画素位置、縦軸は
読みとり信号値で上に行くほど白に近い(明るい)画素
であることを表している。各領域ごとの特徴を説明する
と、202は銀塩写真領域であるので、読み取られる画
像信号の位置による変化302は比較的ゆるやかであ
り、近距離の画素値の差分312は小さな値となる。3
03は黒文字領域203の特性であり、白地に黒い文字
が書かれているので、その信号値のプロットは白地部3
13から文字部323にかけて急激に読み取り信号値が
変化するような特性となる。304は網点領域204の
特性であり、網点領域というのは白地314とその上に
印刷された網点324との繰り返しとなるので信号値の
プロットしたものは図のように白と黒が高い頻度で繰り
返す特性となる。305はグラフ領域のプロット図であ
る。グラフィックのエッジ部315では信号値は急激に
小さくなり、内部の色塗り部分316は一定の中間レベ
ルがつづくような特性となる。
【0025】これらの属性を判定するためには、上で説
明したような領域ごとの特徴を読みとり信号値から検出
して判定するようにすればよい。そのためには注目画素
近傍での画像データの変化量あるいは変化量の一定区間
内の積算値、周辺画素の輝度値(白地か色のついた背景
か)、一定区間内の画像データの白から黒への変化の回
数、など周知の手法を用いた特徴抽出手法を用い、それ
に基づいた周知の属性判別手法を用いることができる。
【0026】このようにして図2の原稿画像に対して生
成された属性のフラグの一例を図4に示す。ここでは属
性フラグ(フラグデータ)として文字フラグ、図形フラ
グ、網点フラグの3種類のフラグを生成しているが、も
ちろんそれに限定されるわけではない。図4(a)は文
字フラグであり図中の黒の表す画素が文字属性を持つ画
素であり文字フラグ=1が生成され、それ以外は文字フ
ラグ=0(図では白い部分)となっている。(b)は図
形フラグであり、グラフィック領域で1となりそれ以外
で0となる領域、(c)は網点フラグであり網点領域で
1となりそれ以外で0となるような領域を表している。
【0027】銀塩写真領域はこれらのいずれにもあては
まらないので、すべてのフラグが0となり、図4には表
れてこないことになる。以上の像域分離処理により画像
の属性が画素ごとに検出されると、次に104の第二の
入力画像処理部で画像属性に応じた画像処理が施され
る。ここでは例えば文字領域に対して画像の高周波成分
を強調して文字の鮮鋭度を強調し、また、網点領域に対
してはいわゆるローパスフィルター処理を行い、デジタ
ル画像に特有のモアレ成分を除去する、といった処理を
行うことができる。これらの処理の切り替えを103で
生成した属性フラグデータに応じて画素単位で行うこと
が可能である。
【0028】(画像データの蓄積)スキャナーで読みと
られ、種々の入力画像処理を施された画像データ、およ
び上記の手順で生成された属性フラグデータはそれぞれ
105の画像メモリー1および106のフラグメモリー
1に一時的に記憶される。このとき画像データおよび属
性フラグデータは原稿1ページ分全体もしくは1ページ
のうちのあらかじめ決められたサイズ分の部分画像とし
て記憶される。この記憶の構成により1ページのデータ
量に応じて種々に変化する圧縮処理にかかる時間に相当
する期間画像データとフラグデータを保持することが可
能となる。
【0029】一時記憶された画像データおよび属性フラ
グデータは、その冗長度を減らして符号化するために、
データ圧縮部109で圧縮される。データ圧縮部109
でのデータ圧縮後、圧縮したデータは、記憶装置110
に順次転送され、記憶装置110に記憶される。圧縮伸
長制御部113は、圧縮に伴う圧縮率(圧縮されたデー
タ量/オリジナルデータ量)を、計算する。記憶装置1
10は半導体記憶装置のような高速の記憶手段であるこ
とが望ましい。またデータ圧縮部では画像データ、およ
びフラグデータに対し、それぞれ異なるデータ圧縮処理
を行う。すなわち、画像データに対してはJPEG圧縮
のような非可逆であるが、人間の視覚特性を考慮して画
像の劣化が目立たなくするような高能率の圧縮処理をほ
どこし、またフラグデータに対しては属性フラグ情報の
欠落や変化が発生しないためにJBIG圧縮のような可
逆圧縮方式を用いるのが望ましい。かかる構成によりデ
ータの種類に応じて、適切な圧縮方法を用いたデータ削
減を実現できる。このようにして110には異なる圧縮
処理を施された画像データおよびフラグデータが原稿1
ページ単位で記憶される。記憶されたデータはまた11
1の補助記憶装置に書き出す場合もある。補助記憶装置
は、望ましくはハードディスクのような、記録スピード
は若干遅いが大容量のデータの記憶が可能な媒体を用い
る。以上の様に半導体記憶装置に加え、ハードディスク
の様な補助記憶装置を用いることで、多数ページの原稿
画像を効率的に記憶蓄積することができるようになる。
【0030】(画像データの読み出し)110または1
11に記憶された画像データおよび属性フラグデータ
は、プリント部から出力するために読み出される。デー
タ伸長部112は、圧縮伸長制御部113から、画像デ
ータおよび属性フラグデータの圧縮に用いた因子、圧縮
率、各ブロックの割当符号量等の情報を受信して、それ
に基づき、プリンタエンジンのタイミング上の都合に合
わせて圧縮データを解凍して、伸張された画像データお
よび属性フラグデータを、それぞれ114の画像メモリ
ー2および115のフラグメモリー2に書き出す。
【0031】(画像データのデータ圧縮伸張)図5は、
上述した画像の蓄積、読み出しに伴うデータ圧縮伸長処
理における、データ入力からメモリ格納までの動作手順
を示すフローチャートである。同図において、ステップ
S1では、画像サイズ情報の入力、つまり、データ圧縮
部109、圧縮伸長制御部113が、画像メモリー1・
105、フラグメモリー1・106から画像データおよ
び属性フラグデータを受信する処理である。
【0032】ステップS2で、圧縮伸張制御部113に
て目標の圧縮率を設定する。この目標圧縮率は、入力し
た画像データおよび属性フラグデータのサイズ情報を、
記憶装置110のメモリ容量一杯に効率よく圧縮するた
めに設定される。例えば、プリンタの最大画像サイズ分
のメモリ容量をA、記憶装置110の所有しているメモ
リ容量をB、入力した画像データおよび属性フラグデー
タのサイズ分のメモリ容量をCとすると、目標圧縮率を
C/Bに設定する。A=Bのようなメモリ容量が、記憶
装置110にあれば、圧縮は必要ないし、またB=Cで
あれば、圧縮は必要ない。
【0033】ステップS3では、決定した目標圧縮率に
よって、量子化の条件が選択され、その情報が圧縮伸長
生業部113からデータ圧縮部109、伸長時には、デ
ータ伸長部112へ送信される。ステップS4では、圧
縮伸長制御部113によって設定された量子化条件に従
ってデータ圧縮を行ない、圧縮データを記憶装置110
へ格納する(ステップS5)。
【0034】ステップS6では、入力サイズの全画像の
圧縮が終了したか否かを判定し、その結果がNOの場
合、上記ステップS3からステップS5の処理を繰り返
す。このようにして、入力サイズ分の画像情報を記憶装
置110に格納する。伸長時には、データ伸長部112
が、データ圧縮部109からの圧縮時の条件情報に基づ
いて、プリンタエンジンのタイミングに同期して復号す
る。このような圧縮・伸長を行なうことによって、1/
4、1/8、1/12など、メモリ容量を削減すること
が可能になる。
【0035】(画像データの出力)画像メモリー2およ
びフラグメモー2に一時的に記憶された画像データおよ
びフラグデータは所定のサイズに達する出量画像処理部
116に転送される。出力画像処理部116ではRGB
の画像データをプリント出力するための画像処理、すな
わち輝度濃度変換、RGB→CMYK変換、ガンマ補
正、2値化処理、などといった処理を行い、プリンター
部117へ転送する。プリンター部117は転送された
CMYKの画像信号によってレーザー駆動し図7と同様
の手順で転写紙上に可視画像を形成し出力する。ここで
フラグメモリー2に記憶されたフラグデータは出力画像
処理部116の処理の切り替えに用いられる。すなわち
写真領域と文字領域ではRGB→CMYK変換の係数を
異ならせることにより出力画像の画質を向上させること
ができる。例えば文字領域すなわち文字フラグ=1であ
る画素に対しては黒文字が黒トナーのみで再現できるよ
うな変換係数(すなわち画像データが無彩色の場合は
C、M、Y=0となるような係数)を適用し、それ以外
では無彩色であってもC、M、Yが0とならず、深みの
ある黒を再現できるような係数を用いることができる。
【0036】また2値化処理においてはC、M、Y、K
信号を周知の誤差拡散処理やディザ処理を用いて0また
は1の2値信号に変換するが、このとき文字領域やグラ
フ領域では出力画像の鮮鋭が優先されるので誤差拡散処
理を適用し、写真や網点領域では階調性が重視されるの
でディザ処理を適用する、というように2値化処理の内
容を、やはり属性フラグデータにより切り替えることで
出力画像の画質向上を図ることができる。
【0037】ここで、データ圧縮部109、データ伸長
部112で処理された画像データは、その圧縮率により
画像劣化を伴うことがある。圧縮率を高くするために、
高周波成分の帯域カットをしてしまうので、モスキート
ノイズと呼ばれるノイズが発生し、画像劣化を引き起こ
す。
【0038】また圧縮率が高くなるのに応じて、画像コ
ントラストの低下、色味の変化など画像劣化が発生す
る。そこで、出力画像処理部116では、上述の圧縮率
に応じて、生ずる上述の画像劣化を補正するために、出
力画像処理部116で行う画像処理を選択し、処理を行
う。
【0039】以下に、この出力画像処理部116の構成
の一例を図6に示す。114の画像メモリー2、115
のフラグメモリー2、およびプリンター部117は図1
と同一である。画像メモリー2から読み出されたRGB
のカラー画像データは並列に601、602の2つのR
GB→CMYK変換回路に入力され、それぞれ独立にC
MYK画像信号に変換される。603は、RGB→CM
YK変換回路に使用するRGB→CMYK変換LUT記
憶部。RGB→CMYK変換LUT記憶部603は、図
6には図示しない圧縮伸長制御部113からの圧縮率に
基づき、その圧縮率に応じた最適なLUTを選択し、R
GB→CMYK変換回路601、602に転送する。
【0040】例えば、圧縮率が100%(圧縮なし)の
ときを標準係数として決めておき、それから順に、圧縮
率が50%(データが最高で1/2に圧縮される)の場
合のLUT、圧縮率が25%(データが最高で1/4に
圧縮される)の場合のLUT、圧縮率が12.5%(デ
ータが最高で1/8に圧縮される)の場合のLUT、圧
縮率が8.3%(データが最高で1/12に圧縮され
る)の場合のLUTと用意しておき、圧縮伸長時の圧縮
率に応じて、圧縮率が高い程、コントラストを向上し、
色のあざやかさを向上する様に切りかえる。これにより
圧縮率により変化してしまうコントラスト色味を圧縮率
によらず、常に一定、例えば圧縮なし時の色味と同等な
色味に補正することが出来る。
【0041】601、602の出力はフラグメモリーの
フラグ信号に従って604のセレクタ1でいずれか一方
が選択される。601に文字領域用の変換係数が設定さ
れており602にそれ以外の場合の係数が設定されてい
る場合にはフラグメモリー内の文字フラグ=1のときに
601の出力を選択し、文字フラグ=0のときは602
の出力を選択する。
【0042】セレクタ1の出力は、やはり並列に2系統
に分離され、一方は605のガンマ補正回路1と607
の誤差拡張2値化処理部を通って2値のCMYK信号と
して609のセレクタ2に入力される。もう一方は60
6のガンマ補正回路2、608のディザ処理2値化回路
を通ってやはり2値のCMYK信号として609のセレ
クタに入力される。
【0043】セレクタ2では607または608のいず
れかの出力を選択してプリンター部へ転送するが、ここ
では文字領域およびグラフ領域で誤差拡散処理を選択す
るので、文字フラグ=1または図形フラグ=1の場合セ
レクタ2は607の出力を選択し、そうでない場合は6
08の出力を選択するようにすればよい。
【0044】〈他の実施の形態1〉以上の説明では図1
のスキャナー部101からの画像データの流れについて
説明したが、同様に外部通信路119から通信インター
フェース118を介して入力される画像データに対して
も第1の実施の形態同様の色補正を適用できる。
【0045】119から送られてくる画像データとして
代表的なものはいわゆるPDL(ページ記述言語)で記
述された画像データである。ここで入力されるPDLデ
ータは画像を記述するコマンド群であって、それを解釈
してスキャナー読みとり画像と同様のビットマップデー
タに変換すれば本発明をそのまま適用可能である。すな
わち118から入力されたPDLデータはインタープリ
ンター108でディスプレーリストと呼ばれる中間言語
形式に変換される。このディスプレーリストを107の
RIP(ラスター・イメージ・プロセッサー)に送り、
ビットマップデータに展開する。展開された画像データ
は105の画像メモリー1に記憶されるが、このときR
IP107は同時に展開した画像データの属性情報をフ
ラグデータとして生成して106のフラグメモリー1に
記憶させる。
【0046】ここでは第一の実施の形態で説明したよう
な画像データを参照した像域分離処理によってフラグデ
ータを生成する、という必要はなく、RIPに入力され
るPDLデータがその部品ごとに保持している属性情報
(写真であるとか文字やグラフィックである、など)を
参照して、展開画像の対応する画素のフラグデータを生
成するようにすればよい。
【0047】つまり文字部品を生成するPDLコマンド
がRIPに入力されたら、RIPはこの文字データのビ
ットマップ画像を生成すると同時に、文字が生成された
領域に対応するフラグデータとして文字フラグ=1を生
成すればよいのである。以上により画像データおよびフ
ラグデータが生成されたら、それ以降の処理は第一の実
施例と全く同一に扱うことができる。
【0048】〈他の実施形態2〉以上の説明では画像デ
ータおよびフラグデータを圧縮することで記憶手段の資
源を有効に活用しようとするものであったが、もちろん
圧縮手段は実施例で説明した構成だけではなく、非圧縮
も含めた他の圧縮方式を用いることも可能である。
【0049】〈他の実施形態〉以上の説明では画像デー
タおよびフラグデータの圧縮率に応じたRGB→CMY
K変換LUTを切り替えることで、圧縮伸長に伴う色味
変化を補正するものであったが、図6のガンマ補正1、
ガンマ補正2、誤差拡散処理、ディザ処理のパラメータ
をも、圧縮率に応じて変化させても良い。例えば、圧縮
率が低い場合には、コントラストを高くするために、ガ
ンマ補正部において、ガンマを立ち気味にするガンマテ
ーブルを選択し、それによりガンマ補正を行うことで、
コントラストを高くする補正を行なうことも可能であ
る。
【0050】〈本発明の他の実施形態〉前述した実施形
態の機能を実現するように前述した実施形態の構成を動
作させるプログラムを記憶媒体に記憶させ、該記憶媒体
に記憶されたプログラムをコードとして読み出し、コン
ピュータにおいて実行する処理方法も上述の実施形態の
範疇に含まれるし、前述のプログラムが記憶された記憶
媒体も上述の実施形態に含まれる。
【0051】かかる記憶媒体としてはたとえばフロッピ
ーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディ
スク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性メモリカー
ド、ROMを用いることができる。
【0052】また前述の記憶媒体に記憶されたプログラ
ム単体で処理を実行しているものに限られず、他のソフ
トウエア、拡張ボードの機能と共同して、OS上で動作
し前述の実施形態の動作を実行するものも前述した実施
形態の範疇に含まれる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像の扱いを容易にし、ユーザーに多大な負担を強いるこ
となく、かつ画像記憶手段の容量を削減しながらも高品
位な画像出力を得ることが可能になる。
【0054】そして容量削減に伴う圧縮伸長の圧縮率に
応じて、色処理を行うため、圧縮伸長に伴う画像劣化を
補正することができ、圧縮率にかかわらず、常に一定の
画像品質を保つことができる。
【0055】またさらに原稿画像をスキャナーで読み込
んでプリント出力する場合と、PDL(ページ記述言
語)を用いたプリント画像を出力する場合とで同一の処
理が可能となり、画像を構成する個々の部品に対して最
適な画像処理を施すことができ、いずれの場合において
も色再現性のよい高画質な出力画像を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する構成の一例を示すブロック図
である。
【図2】本発明に適用される原稿画像の一例である。
【図3】本発明一例の像域分離処理を説明する図であ
る。
【図4】本発明によるフラグデータの一例を説明する図
である。
【図5】本発明による圧縮伸長のフローチャート。一例
を示す図である。
【図6】本発明の出力画像処理構成の一例を示すブロッ
ク図である。
【図7】従来のカラー画像複写装置を説明する図であ
る。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB07 CB12 CB16 CE03 CE05 CE06 CE13 CE17 CG01 CH09 CH11 DB02 DB06 DB09 DC22 5C077 LL19 MM03 MP02 MP08 NN08 NN11 NN19 NP01 PP02 PP03 PP27 PP28 PP32 PP33 PP37 PP66 PQ08 PQ22 PQ23 RR02 RR21 5C078 AA08 AA09 CA27 DA01 DA02 DB01 DB11 5C079 HB01 HB03 HB12 JA23 LA06 LA15 LA26 LA34 LB01 LC04 LC09 MA01 MA04 NA03 NA10

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される画像データを圧縮する圧縮手
    段、 前記画像データから前記画像データに応じた画像の特徴
    を示すフラグデータを生成する生成手段、 前記フラグデータからを圧縮した圧縮フラグデータを生
    成するデータ生成手段、 前記圧縮された画像データを記憶する画像データ記憶手
    段前記圧縮されたフラグデータを記憶するフラグデータ
    記憶手段、 前記圧縮された画像データとフラグデータを前記画像デ
    ータ記憶手段とフラグデータ記憶手段から得て解凍した
    後、該解凍されたフラグデータと前記圧縮における圧縮
    率に応じて適応的に決る色補正を前記解凍後の画像デー
    タに施した画像データを出力する出力手段とを有するこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記フラグデータは文字フラグ、図形フ
    ラグ、網点フラグであることを特徴とする請求項1記載
    の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像の特徴とは注目画素近傍の画像
    データの変化であることを特徴とする請求項1記載の画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記解凍されたフラグデータに応じて前
    記色処理後の画像データに画像処理が施されることを特
    徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記フラグデータが文字フラグの場合、
    前記画像データに鮮鋭度強調が施されるとを特徴とする
    請求項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記フラグデータが網点フラグの場合、
    前記画像データにローパスフィルタ処理が施されること
    を特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記画像データは、人間の知覚特性を考
    慮して画像の劣化が目立たなくする非可逆圧縮が施され
    ることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記フラグデータには、可逆圧縮が施さ
    れることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記入力される画像データは圧縮される
    前に、画像の1頁分もしくは予め決められたサイズ分の
    部分画像として一時的に記憶されることを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記画像データは記憶手段及びフラグ
    データ記憶手段は、高速にデータ処理できる記憶媒体と
    記憶スピードは遅いが大容量のデータ記憶が可能な記憶
    媒体を用いることを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
  11. 【請求項11】 前記圧縮率は、前記画像データとフラ
    グデータ及び前記画像データ記憶手段とフラグデータ記
    憶手段の容量により決ることを特徴とする請求項1記載
    の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記色補正は前記圧縮により生じるコ
    ントラストの低下もしくは色みの変化を補正することを
    特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記色補正は、前記画像データに前記
    圧縮が行なわれなかった時の色みに補正するように前記
    圧縮率に応じた複数の色補正を行なうことを特徴とする
    請求項1記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記解凍された文字フラグデータに応
    じて、前記画像データに文字用の色補正処理もしくは文
    字以外の色補正処理結果のいずれかの処理を施した画像
    データが選択的に出力されることを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記画像処理とは2値化処理であり、
    前記解凍された文字フラグ及び図形フラグにより前記色
    補正後画像データに画像誤差拡散処理とディザ処理を施
    した画像データが選択的に出力されることを特徴とする
    請求項4記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 前記入力される画像データとは、頁記
    述言語で記述されたデータであり、前記フラグデータ
    は、前記頁記述言語の属性情報であることを特徴とする
    請求項1記載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】 入力される画像データを圧縮し、 前記画像データから前記画像データに応じた画像の特徴
    を示すフラグデータを生成し、 前記フラグデータからを圧縮した圧縮フラグデータを生
    成し、 前記圧縮された画像データを記憶し、 前記圧縮されたフラグデータを記憶し、 前記圧縮された画像データとフラグデータを解凍した
    後、該解凍されたフラグデータと前記圧縮における圧縮
    率に応じて適応的に決る色補正を前記解凍後の画像デー
    タに施した画像データを出力することを特徴とする画像
    処理方法。
  18. 【請求項18】 前記フラグデータは文字フラグ、図形
    フラグ、網点フラグであることを特徴とする請求項17
    記載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 前記画像の特徴とは注目画素近傍の画
    像データの変化であることを特徴とする請求項17記載
    の画像処理方法。
  20. 【請求項20】 前記解凍されたフラグデータに応じて
    前記色処理後の画像データに画像処理が施されることを
    特徴とする請求項17記載の画像処理方法。
  21. 【請求項21】 前記フラグデータが文字フラグの場
    合、前記画像データに鮮鋭度強調が施されるとを特徴と
    する請求項20記載の画像処理方法。
  22. 【請求項22】 前記フラグデータが網点フラグの場
    合、前記画像データにローパスフィルタ処理が施される
    ことを特徴とする請求項20記載の画像処理方法。
  23. 【請求項23】 前記画像データは、人間の知覚特性を
    考慮して画像の劣化が目立たなくする非可逆圧縮が施さ
    れることを特徴とする請求項17記載の画像処理方法。
  24. 【請求項24】 前記フラグデータには、可逆圧縮が施
    されることを特徴とする請求項17記載の画像処理方
    法。
  25. 【請求項25】 前記入力される画像データは圧縮され
    る前に、画像の1頁分もしくは予め決められたサイズ分
    の部分画像として一時的に記憶されることを特徴とする
    請求項17記載の画像処理方法。
  26. 【請求項26】 前記画像データは記憶及びフラグデー
    タ記憶は、高速にデータ処理できる記憶媒体と記憶スピ
    ードは遅いが大容量のデータ記憶が可能な記憶媒体を用
    いることを特徴とする請求項17記載の画像処理方法。
  27. 【請求項27】 前記圧縮率は、前記画像データとフラ
    グデータ及び前記画像データ記憶する記憶部とフラグデ
    ータ記憶部の容量により決ることを特徴とする請求項1
    7記載の画像処理方法。
  28. 【請求項28】 前記色補正は前記圧縮により生じるコ
    ントラストの低下もしくは色みの変化を補正することを
    特徴とする請求項17記載の画像処理方法。
  29. 【請求項29】 前記色補正は、前記画像データに前記
    圧縮が行なわれなかった時の色みに補正するように前記
    圧縮率に応じた複数の色補正を行なうことを特徴とする
    請求項17記載の画像処理方法。
  30. 【請求項30】 前記解凍された文字フラグデータに応
    じて、前記画像データに文字用の色補正処理もしくは文
    字以外の色補正処理結果のいずれかの処理を施した画像
    データが選択的に出力されることを特徴とする請求項1
    7記載の画像処理方法。
  31. 【請求項31】 前記画像処理とは2値化処理であり、
    前記解凍された文字フラグ及び図形フラグにより前記色
    補正後画像データに画像誤差拡散処理とディザ処理を施
    した画像データが選択的に出力されることを特徴とする
    請求項20記載の画像処理方法。
  32. 【請求項32】 前記入力される画像データとは、頁記
    述言語で記述されたデータであり、前記フラグデータ
    は、前記頁記述言語の属性情報であることを特徴とする
    請求項17記載の画像処理方法。
  33. 【請求項33】 前記請求項17項〜32記載の画像処
    理方法を実施するコードが格納された記憶媒体。
  34. 【請求項34】 原稿画像を色分解して画素ごとのカラ
    ーデジタル信号として読み取る入力手段と、 上記入力手段により読みとったR、G、Bのカラー画像
    信号を一時的に記憶する画像データ記憶手段と、 上記画像信号から冗長性を除去した圧縮画像ーデータを
    生成する画像データ圧縮手段と、 上記圧縮画像データを記憶する圧縮画像データ記憶手段
    と、 上記原稿読みとりと同時に、原稿画像の画素ごとの特徴
    量を検出する検出手段と、 上記検出された特徴量から当該画素の特徴を識別するフ
    ラグデータを生成する生成手段と、 上記フラグデータを一時的に記憶するフラグデータ記憶
    手段と、 上記フラグデータから冗長性を除去した圧縮フラグデー
    タを生成するフラグデータ圧縮手段と、 上記圧縮フラグデータを記憶する圧縮フラグデータ記憶
    手段と、 を有する画像処理システムであって、 上記記憶された圧縮画像データおよび圧縮フラグデータ
    を上記圧縮画像データ、圧縮フラグデータ記憶手段から
    読み出し、画像データおよびフラグデータを解凍する解
    凍手段と、 上記解凍手段により解凍された上記画像データおよび上
    記フラグデータをそれぞれ画素単位で対応付けてプリン
    ター部に転送して出力カラー画像を形成する出力手段
    と、 上記各圧縮手段、各解凍手段を制御する圧縮伸長制御手
    段と、 上記圧縮伸長に伴う圧縮率を演算し、その圧縮率に応じ
    て出力カラー画像を形成する出力画像処理手段の色処理
    係数を選択し、出力カラー画像形成を行うことを特徴と
    する画像処理システム。
  35. 【請求項35】 R、G、B のカラー画像信号を入力
    して一時的に記憶する画像データ記憶手段と、 上記画像信号から冗長性を除去した圧縮画像ーデータを
    生成する画像データ圧縮手段と、 上記圧縮画像データを記憶する圧縮画像データ記憶手段
    と、 上記原稿読みとりと同時に、原稿画像の画素ごとの特徴
    量を検出する検出手段と、 上記検出された特徴量から当該画素の特徴を識別するフ
    ラグデータを生成する生成手段と、 上記フラグデータを一時的に記憶するフラグデータ記憶
    手段と、 上記フラグデータから冗長性を除去した圧縮フラグデー
    タを生成するフラグデータ圧縮手段と、 上記圧縮フラグデータを記憶する圧縮フラグデータ記憶
    手段と、を有する画像処理システムであって、 上記記憶された圧縮画像データおよび圧縮フラグデータ
    を上記圧縮画像データ、圧縮フラグデータ記憶手段から
    読み出し、画像データおよびフラグデータを解凍する解
    凍手段と、 上記解凍手段により解凍された上記画像データおよび上
    記フラグデータをそれぞれ画素単位で対応付けてプリン
    ター部に転送して出力カラー画像を形成する出力手段
    と、 上記各圧縮手段、各解凍手段を制御する圧縮伸長制御手
    段と、 上記圧縮伸長に伴う圧縮率を演算し、その圧縮率に応じ
    て出力カラー画像を形成する出力画像処理手段の色処理
    係数を選択し、出力カラー画像形成を行うことを特徴と
    する画像処理システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7376268B2 (en) 2002-09-17 2008-05-20 Ricoh Company, Limited Image processing apparatus for transmitting image data to an external device
WO2016027318A1 (ja) * 2014-08-20 2016-02-25 株式会社日立製作所 データ転送装置およびデータ転送方法
JP2020096245A (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 セイコーエプソン株式会社 画像処理方法及び画像処理装置

Cited By (4)

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WO2016027318A1 (ja) * 2014-08-20 2016-02-25 株式会社日立製作所 データ転送装置およびデータ転送方法
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