JP2875454B2 - 絵柄と線画の境界画像補正方法 - Google Patents

絵柄と線画の境界画像補正方法

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JP2875454B2
JP2875454B2 JP5151545A JP15154593A JP2875454B2 JP 2875454 B2 JP2875454 B2 JP 2875454B2 JP 5151545 A JP5151545 A JP 5151545A JP 15154593 A JP15154593 A JP 15154593A JP 2875454 B2 JP2875454 B2 JP 2875454B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、線画と絵柄の境界に
おける画像を補正する方法に関し、特に、境界における
白抜けを目立たなくする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】カタログやパンフレットなどの印刷物の
1頁の画像は、線画と絵柄との組み合わせで構成されて
いるのが普通である。この際、絵柄は必要な部分のみが
切り抜かれて線画内に貼り込まれることがある。図1
は、絵柄を切り抜いて線画内に貼り込む処理を示す説明
図である。図1(A)は切抜き前の絵柄を示しており、
低濃度の背景の中に斜線で示す高濃度部分が含まれてい
る。ここでは、高濃度部分のみを切り抜く処理を行なう
ことを考える。切抜きにおいては、オペレータが切り抜
く部分の輪郭を指定するが、図1(A)に破線で示すよ
うに、指定した輪郭が所望の切抜き部分の真の輪郭から
外れてしまうことがある。こうして切り抜かれた絵柄部
分PEは、外周の一部に低濃度部LDを含んだものにな
る。図1(B)は切り抜かれた絵柄部分PEを線画LM
内に貼り込んだ状態を示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】線画LMの濃度が比較
的低い場合には、切り抜かれた絵柄部分PEの低濃度部
LDは余り目立たない。しかし、線画LMが比較的高濃
度の場合には、切り抜かれた絵柄部分PEの低濃度部L
Dが白抜けとして目立ってしまい、画像品質が低下する
という問題があった。なお、単に低濃度部LDの濃度を
高くするように画像を修正すると、修正した部分と他の
絵柄部分との色調が異なってしまうので、かえって画像
品質を低下させるという問題がある。
【0004】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、線画と絵柄との
境界において発生する白抜けを目立たなくすることによ
って、画像の品質を向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】上述の課題を
解決するため、この発明による境界画像補正方法は、
(A)前記画像平面上における線画領域と絵柄領域との
区分を第1の分解能で表わす線画データを準備する工程
と、(B)前記第1の分解能よりも低い第2の分解能に
相当する絵柄画素ごとに、前記絵柄領域における絵柄を
表わす絵柄データを準備する工程と、(C)前記線画領
域と前記絵柄領域との間の境界線を含む絵柄画素で構成
される境界線領域と、前記境界線領域内部の絵柄領域
を前記第2の分解能で示す境界線データを、前記線
画データおよび前記絵柄データの少なくとも一方に基づ
いて作成する工程と、(D)前記境界線データと前記絵
柄データとを照合することによって前記境界線領域内の
各絵柄画素の色成分を特定するとともに、前記境界線領
域内の各絵柄画素の色成分と、該境界線領域内の各絵柄
画素から所定の範囲内に存在する前記絵柄領域内の絵柄
画素の色成分とに対して所定の平均化処理を行なうこと
によって、前記境界線領域内の各絵柄画素の色成分を補
正する工程と、を備える。
【0006】絵柄データのみでは境界線を構成する絵柄
画素の位置を特定するのが困難であるが、境界線データ
と絵柄データとを照合することによって境界線を構成す
る絵柄画素の位置を特定できる。境界線領域内の絵柄画
素の色成分と、その絵柄画素から一定範囲にある絵柄領
域内の絵柄画素の色成分とに対して平均化処理を行なう
ので、境界線領域内にある絵柄画素の色成分を高くする
ことができる。また、平均化処理では絵柄領域内の絵柄
画素の色成分を使用するので、絵柄領域内において色調
が急激にジャンプせずに滑らかに色調が変化する画像が
得られる。
【0007】
【実施例】図2は、本発明の一実施例を適用して線画と
絵柄の境界の画像を補正する装置を含む画像処理システ
ムの全体構成とその処理内容を示す概念図である。この
画像処理システムは、読取スキャナ20と、採字装置3
0と、切抜き装置40と、ページレイアウト装置50
と、画像はめ込み処理装置60と、境界補正装置70
と、画像出力装置80と、記録スキャナ90とを備えて
いる。
【0008】読取スキャナ20は、1ページの画像(以
下、「1ページ画像」と呼ぶ。)に配置される絵柄を走
査して絵柄データOP1〜OP3を読取る。採字装置3
0では、1ページ画像に配置される文字列が入力され
る。切抜き装置40は、必要に応じて絵柄の切抜きを行
ない、切抜き部分のマスクデータMDを作成する。マス
クデータMDは、ベクトルデータやページ記述プログラ
ムなどの形式で表現される。ページレイアウト装置50
では、絵柄データOP1〜OP3と、それらを間引いて
得られる間引き絵柄データSP1〜SP3と、マスクデ
ータMDと、文字列データCDとに基づいて、オペレー
タが1ページ画像IMを構成する。1ページ画像IMの
レイアウトを表わす1ページ情報OIは、ベクトルデー
タやページ記述プログラムなどの形式で表現される。
【0009】画像はめ込み処理装置60は、1ページ情
報OIと絵柄データOP1〜OP3とに基づいて、1ペ
ージ画像IMの全体を表わす1ページ絵柄データCTと
1ページ線画データLWとを作成する。境界補正装置7
0は、後で詳述するように、線画と絵柄の境界を補正す
る装置である。なお、境界補正では、1ページ線画デー
タLWは補正されず、1ページ絵柄データCTのみが補
正される。
【0010】画像出力装置80は1ページ画像IMを出
力するための網点信号DSを生成する。なお、文字・線
画領域も網点信号で表わされ、ベタ部分は網点面積率が
100%となる。記録スキャナ90は、この網点信号D
Sに応じて1ページ画像IMの網目版画像HIをフィル
ムや印画紙などの記録媒体上に記録する。なお、通常は
Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K
(ブラック)の4色の網目版画像がそれぞれ記録され
る。
【0011】図3は、境界補正装置70の内部構成を示
すブロック図である。境界補正装置70は、次のような
構成要素を備えている。 (a)CPU100:境界補正装置70の各部を制御す
るとともに、1ページ絵柄データCTに対する境界補正
を実行する。CPU100と以下の各構成要素とは、バ
ス102を介して相互に接続されている。 (b)ROM104:CPU100が実行する処理プロ
グラムを記憶するメモリ。この処理プログラムによっ
て、後述する種々の手段(線画/絵柄重ね表示手段、線
画間引き手段、絵柄補正手段(平均化処理手段を含
む))の処理が実行される。 (c)RAM106:画像処理に使用される種々のデー
タを一時的に記憶するメモリであり、後述する補正幅テ
ーブルWTもRAM106に記憶される。 (d)線画メモリ108:1ページ線画データLWを記
憶するメモリ。なお、線画メモリ108には、元の1ペ
ージ線画データLWを記憶するための第1のメモリ領域
と、1ページ線画データLWを間引きして得られる間引
き線画データを記憶するための第2のメモリ領域とを有
している。間引き線画データは、後述するように、境界
補正に使用される境界線データに相当する。 (e)絵柄メモリ110:1ページ絵柄データCTをビ
ットマップ形式で記憶するメモリ。 (f)キーボード/マウス用I/Oインタフェイス11
2:キーボード114とマウス116からの入力を受け
付けるインタフェイス。 (g)表示制御部118:画像データをカラーCRT1
20に転送して画像を表示する際に使用されるインタフ
ェイス。 (h)オンライン入出力ポート122:画像処理システ
ム(図2)内の他の装置との間でネットワークを通じて
データ通信を行なうためのインタフェイス。 (i)光磁気ディスク用インタフェイス124:光磁気
ディスク126との間のデータ転送を行なうためのイン
タフェイス。
【0012】図4(A)と(B)は1ページ絵柄データ
CTで表わされる絵柄と1ページ線画データLWで表わ
される線画をそれぞれ示しており、また、図4(C)は
1ページ画像IMを示している。1ページの線画は、背
景領域R1と、それぞれ絵柄部品が貼込まれる3つのマ
スク領域R2,R3,R4と、文字列とを含んでいる。
なお、背景領域R1は比較高濃度の領域であり、チント
(平網)やベタ刷りの領域である。もちろん、1ページ
の線画がその他の図形(絵柄と境界を接することがない
もの)を含んでいてもよい。本実施例では文字列やその
他の図形は処理対象とならないので、文字列の取扱いに
関する説明は省略する。各領域R1,R2,R3,R4
にはそれぞれ色番号#1,#2,#3,#4が割り当て
られている。
【0013】図5は、特定領域(絵柄と線画とが境界を
有する領域)における1ページ絵柄データCTと1ペー
ジ線画データLWとの相互関係を示す説明図である。線
画と絵柄を合成する際には、1ページ絵柄データCTで
表わされる絵柄の上に1ページ線画データLWで表わさ
れる線画が配置され、線画のマスク領域(図中斜線で示
す。)内の絵柄部分のみが透けて見えるものと考える。
すなわち、マスク領域内の絵柄のみが有効な絵柄部分と
して1ページ画像IM上に貼り込まれる。
【0014】図5に示すように、線画の画素Pμは絵柄
の画素Peよりも小さいのが普通である。この実施例で
は、線画画素Pμの一辺の長さは絵柄画素Peの一辺の
長さの1/5である。言い換えれば、線画の分解能は絵
柄の分解能の5倍である。1ページ線画データLWは輪
郭C1で囲まれるマスク領域を表わしており、また、1
ページ絵柄データCTは輪郭C1に相当する輪郭C2で
囲まれる絵柄部分を表わしている。輪郭C1は線画の分
解能で表現され、輪郭C2は絵柄の分解能で表現されて
いるので、これらの輪郭C1,C2を重ね合わせても一
致しない。詳しく言えば、絵柄上の輪郭C2は、線画上
の輪郭C1を包含する絵柄画素の外周の境界にある。1
ページ絵柄データCTでは、輪郭C2内部の絵柄画素の
色成分のみが表現されており、それ以外の不要な部分の
色成分は削除されている。これは、絵柄同士が隣接する
場合にも絵柄同士の境界の画像をうまく再現できるよう
にするためである。
【0015】図6は、1ページ線画データLWの構造を
示す説明図である。図6(A)に示すように、1ページ
線画データLWは線画データ管理部とカラーパレット部
とランレングスデータ部を含んでいる。線画データ管理
部は、線画のサイズ、分解能、ファイル名などのデータ
を含んでいる。
【0016】カラーパレット部は、図6(B)および
(C)に示すように、各色番号に対応する情報として、
各色版の網点面積率(網%)と、絵柄優先フラグFy,
Fm,Fc,Fkを含んでいる。絵柄優先フラグが1の
色版については絵柄データが優先され、絵柄優先フラグ
が0の色版については線画データが優先される。
【0017】図7は、カラーパレットCCで表わされる
色番号と各色版の網点面積率の対応関係を示す説明図で
ある。背景領域R1の色番号#1は、Y版とM版の網点
面積率がそれぞれ50%であり、C版とK版の網点面積
率は0%であることを示している。また、マスク領域R
2,R3,R4の色番号#2,#3,#4については、
すべての色版に対して「T(トランスペアレンシ)」が
登録されている。トランスペアレンシが登録されている
色版は、絵柄優先フラグの値が1であることを示してい
る。すなわち、領域R2,R3,R4に対する色番号#
2,#3,#4では、すべての色版に対して絵柄データ
が線画データに優先して採用される。なお、トランスペ
アレンシは各色版ごとに設定可能である。例えば、色番
号#2に対して、K版にトランスペアレンシを設定し、
他の3版に所望の網点面積率を設定することも可能であ
る。
【0018】ランレングスデータ部は、図6(D)に示
すランレングスデータを含んでいる。ランレングスデー
タの1単位のデータ(以下、「単位ランレングスデー
タ」と呼ぶ)は、1ページ線画(図4(B))の走査線
上の各ランごとに、ラン長さと色番号を含んだものであ
る。図6(D)に示すデータは、図4(B)の走査線L
1に沿ったランレングスデータである。
【0019】図8は、1ページ絵柄データCTの構成を
示す概念図である。図8(A)はYMCKそれぞれの網
点面積率を表わすデータを含む1画素分の絵柄データを
示している。図8(B)は画像平面上における絵柄デー
タの画素配列を示している。すなわち、主走査方向Yに
沿って走査線順次に画素が配列され、この配列順に従っ
て図8(A)のデータが絵柄メモリ110に記憶され
る。
【0020】図9は、この実施例における処理手順を示
すフローチャートである。ステップS1では、1ページ
線画データLWと1ページ絵柄データCTが光磁気ディ
スク126から読出され、線画メモリ108および絵柄
メモリ110にそれぞれ書き込まれる。ステップS2で
は、線画メモリ108と絵柄メモリ110に記憶された
データに基づいて、線画/絵柄重ね表示手段(図3のR
OM104参照)が、絵柄と線画とを重ねた状態でカラ
ーCRT120に表示する。
【0021】ステップS3では、オペレータがカラーC
RT120に表示された画像を観察して、境界補正が必
要な絵柄部品が存在するか否かを判断する。これには、
ページ画像全体を観察するだけでなく、ページを分割し
た各分割領域の画像、または、指定範囲の領域の画像を
適宜拡大表示して観察する(これらの手法は、画像処理
の慣用技術であり、本発明と直接関係しないので、詳細
な説明を省略する)。拡大表示された画像を観察すれ
ば、図1(B)に示すように、絵柄部品の周囲に白抜け
が発生しているか否かを調べることによって、境界補正
が必要か否かを容易に判断することができる。境界補正
が必要な絵柄部品が存在する場合には、ステップS4に
おいて、すべての絵柄部品について境界補正を行なうモ
ード(オートモード)と、特定の絵柄部品のみについて
境界補正を行なうモード(マニュアルモード)の中の一
方をオペレータが選択する。
【0022】ステップS4でオートモードを選択した場
合には、ステップS5において、境界補正の補正幅CW
を指定する。補正幅CWとは、境界補正に用いる補正ウ
ィンドウ(後述する)の大きさを示す値である。オート
モードでは、すべての絵柄部品に対して同じ補正幅CW
が適用される。
【0023】ステップS4でマニュアルモードを選択し
た場合には、ステップS6,S7において、境界補正の
対象とする絵柄部品をオペレータが選択するとともに、
選択した絵柄部品ごとに補正幅CWを指定する。
【0024】ステップS8では、各絵柄部品に対する補
正幅の値が図10(A)に示す補正幅テーブルWTに登
録される。補正幅テーブルWTは、線画上の各マスク領
域R2,R3,R4(図4(B)参照)の色番号と補正
幅CWとの対応関係を示すテーブルである。この実施例
では、マスク領域R2,R3の色番号#2,#3に対す
る補正幅CWがそれぞれ2,1と設定されている。マス
ク領域R4の色番号#4に対しては補正幅CWの値が0
であるが、これは、オペレータがマスク領域R4の絵柄
部品を、境界補正の対象としなかったことを示してい
る。
【0025】ステップS9では、線画間引き手段(図3
のROM104参照)が、1ページ線画データLWに対
して優先間引き処理を実行し、絵柄と同じ分解能の間引
き線画データを作成する。図11(A)は優先間引き処
理前の線画を示し、図11(B)は優先間引き処理後の
線画(「境界線画像」と呼ぶ)を示している。図11
(A)における斜線部は図4(B)に示すマスク領域R
3に相当し、斜線のない領域は背景領域R1に相当す
る。優先間引き処理は、N×Nの画素ブロックを1つの
代表画素で置き換える間引き処理の一種であり、予め指
定した優先度に応じて代表画素の色番号を決定する処理
である。ここで、Nは線画と絵柄の分解能の比(=5)
である。この実施例では、代表画素の色番号を決定する
際に、ステップS6において境界補正の対象として指定
された色番号(「優先色番号」と呼ぶ)を他の色番号に
優先する。具体的には、次のように代表画素の色番号が
決定される。
【0026】(1)N×N画素ブロック中のすべての線
画画素が優先色番号を有する場合:代表画素の色番号と
してその優先色番号を選択する。N×N画素ブロックの
中に複数種類の優先色番号が含まれている場合には、ど
の優先色番号を選択しても良い。
【0027】(2)N×N画素ブロック中のすべての線
画画素が優先色番号以外の色番号(「非優先色番号」と
呼ぶ)を有する場合:代表画素の色番号として、その非
優先色番号を選択する。N×N画素ブロックの中に複数
種類の非優先色番号が含まれている場合には、どの非優
先色番号を選択しても良い。
【0028】(3)N×N画素ブロック中に、優先色番
号を有する線画画素と非優先色番号を有する線画画素と
が混在している場合:代表画素の色番号として、新たな
色番号が割り当てられる。この新たな色番号は境界領域
を示す番号なので、以下では「境界色番号」と呼ぶ。
【0029】図11(B)に示す境界線画像において砂
地で示される代表画素は、図11(A)の線画におい
て、優先色番号(#3)と非優先色番号(#1)とが混
在している画素ブロックに対応する。この時には、上記
(3)に従って新たな色番号#11が境界色番号として
指定される。なお、境界線画像における画素の大きさ
は、絵柄画素と同じである。言い換えれば、間引き線画
は絵柄と同じ分解能を有している。
【0030】境界線画像における境界色番号#11と非
優先色番号#1との間の境界BLは、図4(A)に示す
絵柄部品OP2の輪郭と一致する。境界線画像を作成す
る目的は、線画上における境界線を含む絵柄画素で構成
される境界線領域(図11(B)において砂地で示され
る領域)を知ることにある。絵柄データでは絵柄画素毎
に4つの色成分の値(すなわち網点面積率)が与えられ
ているだけであり、絵柄部品の輪郭を示すデータは含ま
れていない。そこで、境界線画像を作成して絵柄と照合
すれば、絵柄上における境界線領域を知ることができ
る。
【0031】なお、優先間引き処理については、本出願
人により開示された特開平4−134570号公報に詳
述されているので、その詳細な処理手順は省略する。
【0032】ステップS9では、さらに、こうして得ら
れた境界線画像データを線画メモリ108に記憶すると
ともに、図10(B)に示すように、補正幅テーブルW
T内に、マスク領域の色番号に対応させて境界色番号を
登録する。
【0033】ステップS10では、絵柄補正手段(図3
のROM104参照)が境界補正を実行する。図12
は、境界補正の方法を示す説明図である。境界補正は、
補正ウィンドウW1またはW2(図12(A),
(B))を、境界線画像上(図12(C))および絵柄
上(図12(D))において同時に移動させつつ行なわ
れる。この移動は、境界線画像と絵柄とを照合していく
ことと等価である。
【0034】補正ウィンドウW1,W2は、ウィンドウ
内の各画素に所定の重みが割り当てられているオペレー
タである。図12(A)は補正幅CWが1である境界色
番号#11(図10(B))の領域について使用される
第1の補正ウィンドウW1を示し、図12(B)は補正
幅CWが2の境界色番号#10の領域について使用され
る第2の補正ウィンドウW2を示している。なお、補正
ウィンドウの幅CWは、補正ウィンドウの中心画素か
ら、水平または垂直方向に沿って中心画素から最も遠い
周辺画素までの距離を画素数の単位で表した数値であ
る。
【0035】図12(C)の境界線画像上において、補
正ウィンドウW1の中心画素CPの色番号が境界色番号
#11である場合には、その中心画素CPに相当する位
置の絵柄の網点面積率が補正される。この結果、図12
(D)の絵柄の網点面積率が図12(E)のように補正
される。この補正は、補正ウィンドウW1の中心画素に
おける網点面積率と、補正ウィンドウW1の周辺画素の
中でマスク領域(色番号#3の領域)に存在する絵柄画
素の網点面積率とを平均化する処理によって実行され
る。図12(C),(D)の例では、補正ウィンドウW
1の中心画素における網点面積率は70%であり、補正
ウィンドウW1の周辺画素であってマスク領域に存在す
る画素の網点面積率は90%,80%,80%である。
従って、中心画素における補正後の網点面積率は80%
となる。このようにして、図12(C)において境界色
番号#11を有する画素の絵柄の網点面積率が、図12
(D)から(E)に示すように補正される。なお、この
補正処理においては、絵柄メモリ110に記憶された1
ページ絵柄データCTの色成分の値が直接書き換えられ
る。また、この境界補正はYMCKの4色についてそれ
ぞれ実行される。
【0036】図12(D)と(E)の網点面積率を比較
すれば解るように、補正前は網点面積率が20%であっ
た絵柄画素が、境界補正の後では50〜60%の網点面
積率を有している。今、図12(D)において網点面積
率が20%である画素が図1(B)に示す低濃度部LD
に相当していると考えれば、図12(E)のように補正
された絵柄では低濃度部LDが目立ち難くなっているこ
とが理解できる。
【0037】図12(B)に示す第2の補正ウィンドウ
W2を使用した場合の境界補正も、上記と同様に行なわ
れる。すなわち、補正ウィンドウW2の中心画素におけ
る網点面積率と、補正ウィンドウW2内の20個の周辺
画素の中でマスク領域に存在する絵柄画素の網点面積率
とを平均化する処理が実行される。第2の補正ウィンド
ウW2では、平均化処理において参照される周辺画素の
数が多くなるので、中心画素の重みが第1の補正ウィン
ドウW1に比べて小さい。すなわち、平均化処理におい
て、境界線領域に存在する画素の重みを小さくしたい場
合には、補正幅CWとして2を指定すればよい。
【0038】1ページ絵柄データCTの全体について境
界補正が完了すると、ステップS11(図9)において
1ページ線画データLWと補正された1ページ絵柄デー
タCTaに基づいて線画と絵柄が再度重ね合わされ、カ
ラーCRT120に表示される。オペレータは表示され
た画像を確認し、良好な画像が得られている場合(=O
K)にはステップS12において1ページ線画データL
Wと補正後の1ページ絵柄データCTaとを画像出力装
置80(図2)に出力する。画像出力装置80は、これ
らのデータに基づいて網点信号DSを生成して記録スキ
ャナ90に転送し、記録スキャナ90はこれに応じて4
色分の網目版画像を記録する。
【0039】ステップS11において更に補正を行なう
必要がある場合(=NO)には、ステップS3に戻り、
ステップS3〜S10の処理を再度実行すればよい。
【0040】上記実施例によれば、図1(B)に示すよ
うな目立ち易い低濃度部LDが存在する場合に、境界補
正を実行して絵柄部品の境界領域における網点面積率を
高くすることによって、低濃度部を目立ち難くすること
ができる。また、境界補正においては、絵柄領域内の絵
柄画素の色成分を平均化処理に使用するので、絵柄部品
内における色調のジャンプを解消して、絵柄部品内の色
調の変化を滑らかにすることができる。
【0041】なお、線画と絵柄の境界線領域のみでな
く、絵柄部品の内部も低濃度である場合には、図1
(B)のように境界において目立つような低濃度部LD
が現われないので境界補正を行なわなくても良い。この
場合には、図9のステップS6においてオペレータが境
界補正の対象としてその絵柄部品を選択しなければよ
い。
【0042】この発明は上記実施例に限られるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様に
おいて実施することが可能であり、例えば次のような変
形も可能である。
【0043】(1)補正ウィンドウとしては、図13
(A),(B)に示すものも使用することができる。図
13(A)に示す補正ウィンドウW3は、図12(A)
に示すものと平均化処理の際の重みが異なるだけであ
り、平均化処理における中心画素の重みが相対的に小さ
くなっている。図13(B)に示す補正ウィンドウW4
は、図12(B)に示すものと重みが異なるだけでな
く、ウィンドウの形状も異なっている。なお、補正ウィ
ンドウの形状と平均化の重みとしてはこれ以外の種々の
ものを採用することが可能である。
【0044】(2)図11(B)に示す境界線画像を作
成する方法としては、1ページ線画データLWを優先間
引きする方法以外のものが考えらえる。例えば、1ペー
ジ絵柄データCTにおいて、有効な絵柄部品以外の領域
において、すべての色成分の網点面積率を100%に設
定する。こうすれば、すべての色成分の網点面積率が1
00%になっている絵柄画素の境界を調べることによっ
て、図11(B)に示す境界線画像を得ることができ
る。図11(B)の境界線画像は、一般に、線画と絵柄
の境界線を包含する絵柄画素で構成される領域(すなわ
ち境界色番号#11の領域)と、境界線内部の絵柄領域
(すなわち色番号#3の領域)とを示すデータであれば
よい。このような境界線データは1ページ線画データL
Wおよび1ページ絵柄データCTの少なくとも一方に基
づいて作成することが可能である。
【0045】なお、境界線データは、ランレングスデー
タの形で線画メモリ108に記憶しても良く、また、ビ
ットマップデータの形で絵柄メモリ110に記憶しても
良い。絵柄メモリ110に境界線画像データを記憶する
際には、そのためのメモリ領域を1ページ絵柄データC
Tとは別に準備する。
【0046】()ステップS9における特殊間引きと
ステップS10における境界補正は、3本の走査線ごと
に実行してもよい。すなわち、図14に示すように、1
回目の処理では特殊間引きによって絵柄上の3本の走査
線L1〜L3に相当する境界線画像を得た後に、その中
央の走査線L2に対して境界補正を行なう。2回目の処
理では走査線を1本更新して走査線L2〜L4を含む境
界線画像を準備し、その中央の走査線L3に対して境界
補正を行なう。このように処理を行なう場合には、3本
の走査線を含む境界線画像を記憶するだけで良いので、
処理に必要なメモリ量を低減できるという利点がある。
なお、3本の走査線を含む境界線画像を記憶するメモリ
としては、3走査線分のラインメモリを使用するのが好
ましい。
【0047】()絵柄部品の切抜きの精度が悪い場合
には、絵柄部品の周辺部にある低濃度部LD(図1
(B))の幅が2絵柄画素分に渡る場合も考えられる。
このような場合には、図15に示すように、境界色番号
#11を割り当てた画素の内側(絵柄領域側)に存在す
る画素に、新たな色番号(準境界色番号#21)を割り
当てる。準境界色番号#21を割り当てる画素の位置
は、図11(B)に示す境界線画像を得た後に、この境
界線画像に対して、境界色番号#11の画素に接する
柄領域の色番号#3の画素を細らせる細らせ処理を実行
することによって決定できる。この細らせ処理は、例え
ば3×3ウィンドウを境界線画像上で走査し、3×3ウ
ィンドウの中心画素が色番号#3を有しており、かつ、
8つの周辺画素の中の少なくとも1つが境界色番号#1
1を有しているときに、中心画素の色番号#3を準境界
色番号#21に変更することによって実現することがで
きる。
【0048】境界色番号#11と準境界色番号#21と
が割り当てられた境界線画像を得た後には、まず、準境
界色番号#21に対して補正幅CW=1の補正ウィンド
ウを用いて境界補正を実行する。この際、境界色番号#
11を有する画素の網点面積率は平均化処理に使用しな
い。次に、境界色番号#11に対して補正幅CW=2の
補正ウィンドウを用いて境界補正を実行する。この際、
準境界色番号#21を有する画素の網点面積率は平均化
処理に使用しない。このような手順で境界補正を実行す
れば、2画素の幅に渡って境界画素の網点面積率を補正
することが可能である。
【0049】()上記実施例では、境界補正装置70
を、画像はめ込み処理装置60と画像出力装置80の中
間に配置していたが、境界補正装置70はこの画像処理
システム内の他の位置にも配置することができる。例え
ば、画像出力装置80内において1ページ線画データL
Wと1ページ絵柄データCTから網点信号DSを生成す
る際に、画像出力装置80内に設けられた専用のハード
ウエアによって上述の画像出力装置80の機能を果たす
ようにしてもよい。ただし、この際には、予め画像はめ
込み処理装置60においてオペレータが境界補正の対象
とする絵柄部品と補正幅とを指定する。また、画像はめ
込み処理装置60やページレイアウト装置50に画像出
力装置80の機能を持たせるようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の境界補正
方法によれば、線画と絵柄との境界において発生する白
抜けを目立たなくすることによって、画像の品質を向上
させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】絵柄を切抜いて線画内に貼り込んだ場合に発生
する白抜けを示す説明図。
【図2】本発明の一実施例を適用して境界補正を行なう
画像処理システムの全体構成を示す概念図。
【図3】境界補正装置の内部構成を示すブロック図。
【図4】線画と絵柄と1ページ画像を示す説明図。
【図5】線画と絵柄の相互関係を示す説明図。
【図6】線画データの構成を示す概念図。
【図7】カラーパレットの内容を示す説明図。
【図8】絵柄データの構成を示す概念図。
【図9】境界補正の処理手順を示すフローチャート。
【図10】補正幅テーブルの内容を示す説明図。
【図11】優先間引きの方法を示す説明図。
【図12】境界補正の方法を示す説明図。
【図13】補正ウィンドウの変形例を示す説明図。
【図14】3走査線ずつ境界補正を行なう方法を示す説
明図。
【図15】境界領域が2画素の幅を有する場合の処理方
法を示す説明図。
【符号の説明】
20…読取スキャナ 30…採字装置 40…切抜き装置 50…ページレイアウト装置 60…画像はめ込み処理装置 70…境界補正装置 80…画像出力装置 90…記録スキャナ 100…CPU 102…バス 104…ROM 106…RAM 108…線画メモリ 110…絵柄メモリ 112…I/Oインタフェイス 114…キーボード 116…マウス 118…表示制御部 120…カラーCRT 122…オンライン入出力ポート 124…I/Oインタフェイス 126…光磁気ディスク BL…境界 C1,C2…輪郭 CD…文字列データ CC…カラーパレット CP…補正ウィンドウの中心画素 CW…補正幅 DS…網点信号 Fy,Fm,Fc,Fk…絵柄優先フラグ HI…網目版画像 L1〜L4…走査線 LD…低濃度部 LM…線画 MD…マスクデータ OP1〜OP3…絵柄データ PE…絵柄部分 Pe…絵柄画素 Pμ…線画画素 R1…背景領域 R2〜R4…マスク領域 W1〜W4…補正ウィンドウ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の画像平面上の線画と絵柄の境界に
    おける画像を補正する方法であって、 (A)前記画像平面上における線画領域と絵柄領域との
    区分を第1の分解能で表わす線画データを準備する工程
    と、 (B)前記第1の分解能よりも低い第2の分解能に相当
    する絵柄画素ごとに、前記絵柄領域における絵柄を表わ
    す絵柄データを準備する工程と、 (C)前記線画領域と前記絵柄領域との間の境界線を含
    む絵柄画素で構成される境界線領域と、前記境界線領域
    内部の絵柄領域とを前記第2の分解能で示す境界線デ
    ータを、前記線画データおよび前記絵柄データの少なく
    とも一方に基づいて作成する工程と、 (D)前記境界線データと前記絵柄データとを照合する
    ことによって前記境界線領域内の各絵柄画素の色成分を
    特定するとともに、前記境界線領域内の各絵柄画素の色
    成分と、該境界線領域内の各絵柄画素から所定の範囲内
    に存在する前記絵柄領域内の絵柄画素の色成分とに対し
    て所定の平均化処理を行なうことによって、前記境界線
    領域内の各絵柄画素の色成分を補正する工程と、 を備える境界画像補正方法。
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