JPH089111A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH089111A JPH089111A JP6133297A JP13329794A JPH089111A JP H089111 A JPH089111 A JP H089111A JP 6133297 A JP6133297 A JP 6133297A JP 13329794 A JP13329794 A JP 13329794A JP H089111 A JPH089111 A JP H089111A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- edit
- color
- editing
- processing
- Prior art date
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- Processing Or Creating Images (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 実際のコピー出力以前に編集内容を確認で
き、意図した編集の設定方法であったか否かを確認可能
にする。 【構成】 画像編集機能を有する装置において、画像入
力装置から画像を読み取って、編集処理を実施してペー
ジメモリに記録する処理を2回以上繰り返した後、編集
処理したイメージトンと編集情報を編集イメージ見本と
して1枚の用紙に出力するようにしたことを特徴とす
る。
き、意図した編集の設定方法であったか否かを確認可能
にする。 【構成】 画像編集機能を有する装置において、画像入
力装置から画像を読み取って、編集処理を実施してペー
ジメモリに記録する処理を2回以上繰り返した後、編集
処理したイメージトンと編集情報を編集イメージ見本と
して1枚の用紙に出力するようにしたことを特徴とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やプリンタ、フ
ァクシミリ等において使用される画像編集に関し、特
に、新規な画像表現を可能とした画像形成装置に関す
る。
ァクシミリ等において使用される画像編集に関し、特
に、新規な画像表現を可能とした画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタ、ファクシミリ等の原
稿をデジタル信号で処理し再現することができるような
デジタル画像処理装置では、自由に領域を設定しその領
域に対してデジタル信号の置換や移動等を行うことによ
って種々の多彩な編集処理を行うことができる。例え
ば、カラーデジタル複写機では、入力画像データを特定
の画像データに置換することができるので、部分的にモ
ノカラーやモノクロにすることが可能であり、またトリ
ミング(画像の抽出)やマスク(画像の削除)が可能で
ある。また、特定の色に置換することができるので色変
換や色相変換、塗りつぶし、色付けをすることが可能で
ある。
稿をデジタル信号で処理し再現することができるような
デジタル画像処理装置では、自由に領域を設定しその領
域に対してデジタル信号の置換や移動等を行うことによ
って種々の多彩な編集処理を行うことができる。例え
ば、カラーデジタル複写機では、入力画像データを特定
の画像データに置換することができるので、部分的にモ
ノカラーやモノクロにすることが可能であり、またトリ
ミング(画像の抽出)やマスク(画像の削除)が可能で
ある。また、特定の色に置換することができるので色変
換や色相変換、塗りつぶし、色付けをすることが可能で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したような、種々
の編集機能を備えたデジタル画像処理装置では、機能の
組み合わせが多くなり、それだけ機能選択や設定手順が
複雑となり、オペレータは装置の操作法を熟知しなけれ
ばならなく、初心者にとっては使いにくいという問題が
ある。また、種々に設定した編集内容が正しいかどうか
の判断は、コピー出力を見て初めてなされる。このた
め、特に初心者の人にとっては、編集設定ミスにより意
図したコピー出力が得られず、用紙や時間等を無駄に費
やし、最適な編集条件を得るのにユーザに多大な負担を
与えることになる。また、ハードウェアの性能限界によ
り意図した指定領域よりもズレてコピー出力が得られる
ことがある。さらに色関係編集を行う場合、置換する変
更前、変更後の色がユーザが目標とする色と違ってコピ
ー出力されることが多々あり、特にデザイン関係のユー
ザが使用する場合問題となる。これを回避するため、ユ
ーザは、変換前、変換後の色を試行錯誤しながら、最適
な色を見つけなければならなく、同様にユーザに多大な
負担を与えることになる。
の編集機能を備えたデジタル画像処理装置では、機能の
組み合わせが多くなり、それだけ機能選択や設定手順が
複雑となり、オペレータは装置の操作法を熟知しなけれ
ばならなく、初心者にとっては使いにくいという問題が
ある。また、種々に設定した編集内容が正しいかどうか
の判断は、コピー出力を見て初めてなされる。このた
め、特に初心者の人にとっては、編集設定ミスにより意
図したコピー出力が得られず、用紙や時間等を無駄に費
やし、最適な編集条件を得るのにユーザに多大な負担を
与えることになる。また、ハードウェアの性能限界によ
り意図した指定領域よりもズレてコピー出力が得られる
ことがある。さらに色関係編集を行う場合、置換する変
更前、変更後の色がユーザが目標とする色と違ってコピ
ー出力されることが多々あり、特にデザイン関係のユー
ザが使用する場合問題となる。これを回避するため、ユ
ーザは、変換前、変換後の色を試行錯誤しながら、最適
な色を見つけなければならなく、同様にユーザに多大な
負担を与えることになる。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためのもの
であって、実際のコピー出力以前に編集内容を確認でき
る新たな機能を設けること、すなわち編集イメージ見本
を作成可能にし、さらに編集イメージ見本に編集情報を
付加することによりユーザが意図した設定方法であった
か否かを確認でき、また、この編集情報を参考に実際の
コピー出力を行えるようにした画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
であって、実際のコピー出力以前に編集内容を確認でき
る新たな機能を設けること、すなわち編集イメージ見本
を作成可能にし、さらに編集イメージ見本に編集情報を
付加することによりユーザが意図した設定方法であった
か否かを確認でき、また、この編集情報を参考に実際の
コピー出力を行えるようにした画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像入力装
置、入力画像データを処理する画像処理装置、画像デー
タに編集機能を付加する画像編集処理装置、画像処理お
よび編集処理された画像データを記録するページメモリ
および画像出力装置を有する画像形成装置において、画
像入力装置から画像を読み取って、編集処理を実施して
ページメモリに記録する処理を2回以上繰り返した後、
前記編集処理したイメージを編集イメージ見本として1
枚の用紙に出力するようにしたことを特徴とする。ま
た、本発明は、編集イメージ見本には、編集情報を記載
するようにしたことを特徴とする。
置、入力画像データを処理する画像処理装置、画像デー
タに編集機能を付加する画像編集処理装置、画像処理お
よび編集処理された画像データを記録するページメモリ
および画像出力装置を有する画像形成装置において、画
像入力装置から画像を読み取って、編集処理を実施して
ページメモリに記録する処理を2回以上繰り返した後、
前記編集処理したイメージを編集イメージ見本として1
枚の用紙に出力するようにしたことを特徴とする。ま
た、本発明は、編集イメージ見本には、編集情報を記載
するようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明は、画像入力装置から画像を読み取り、
それに対し任意の編集処理を実施し、ページメモリに記
録する。この処理を2回以上繰り返し、最終的に1枚の
用紙上に2個以上の編集処理したイメージ見本が得ら
れ、編集が正しく行われたかが判断できる。これによ
り、従来では編集を確認するために数枚の用紙を必要と
していたが、本発明では1枚の用紙で何パターンかの確
認ができる。また、編集イメージ見本に使用した編集色
パッチ、編集機能種類、設定順序、領域座標を付加する
ことにより、編集内容が正しく設定できたか、あるいは
どこが間違っていたかを判断することができ、次に何を
行えばよいかの情報をユーザに提供することができる。
さらに、1枚の用紙上に何パターンかのイメージを載せ
る場合、どこにイメージを配置すればよいのか、あるい
は倍率は何%にすればよいのか等の判断をユーザにさせ
るのではなく、自動的にシステムが行い、ユーザの負担
を軽減させることができる。
それに対し任意の編集処理を実施し、ページメモリに記
録する。この処理を2回以上繰り返し、最終的に1枚の
用紙上に2個以上の編集処理したイメージ見本が得ら
れ、編集が正しく行われたかが判断できる。これによ
り、従来では編集を確認するために数枚の用紙を必要と
していたが、本発明では1枚の用紙で何パターンかの確
認ができる。また、編集イメージ見本に使用した編集色
パッチ、編集機能種類、設定順序、領域座標を付加する
ことにより、編集内容が正しく設定できたか、あるいは
どこが間違っていたかを判断することができ、次に何を
行えばよいかの情報をユーザに提供することができる。
さらに、1枚の用紙上に何パターンかのイメージを載せ
る場合、どこにイメージを配置すればよいのか、あるい
は倍率は何%にすればよいのか等の判断をユーザにさせ
るのではなく、自動的にシステムが行い、ユーザの負担
を軽減させることができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。本発明が適用されるデジタルカラー複写機の基本
構成は、図1に示すように、画像入力装置1(II
T)、IITからの出力画像データを処理する画像処理
装置2(IPS)、画像データに編集機能を付加する画
像編集装置3(IPS)、ユーザが領域を指定するエデ
ィットパッド4、IPSで処理した画像データを記録す
るページメモリ5、および画像データを出力する画像出
力装置6(IOT)からなっている。画像処理装置2の
概略構成を図2のブロック図により概略説明する。画像
入力部100は、副走査方向に直角に配置されたR,
G,B3本のラインセンサからなる縮小型センサを有
し、タイミング生成回路12からのタイミング信号に同
期して走査されて画像読み取りを行っている。読み込ま
れた画像データは、シェーディング補正回路11でシェ
ーディング補正された後、ギャップ補正回路13で各ラ
インセンサ間のギャップ補正が行われる。このギャップ
補正は、FIFO14でギャップに相当する分だけ読み
取った画像データを遅延させ、同一位置のR,G,B画
像信号が同一時刻に得られるようにするためのものであ
る。ENL(Equivalnt Neutral L
ightness)15は、グレイバランスを行うため
のものであり、また、後述する編集処理部400からの
ネガポジ反転信号により、画素毎にグレーのとり方を逆
にしてネガポジ反転し、例えば、或る指定領域のみネガ
ポジを反転できるようになっている。グレイバランスさ
せたR,G,B画像信号は、編集処理部400からの制
御信号によりマトリッスク回路16aでL,a,b画像
信号に変換される。R,G,BからL,a,bへの変換
は、計算機等外部とのインターフェースを取り易くする
ためのものである。セレクタ17は、編集処理部400
からの信号により制御されてマトリックス回路16aの
出力、または外部の計算機500(ICS:Image
Creating System)からの画像データを
選択的に取り出すためのものである。下地除去回路18
は、プリスキャンで原稿の最低濃度、最高濃度を記憶
し、最低濃度以下の濃度の画素については飛ばして新聞
等のようなかぶった原稿に対するコピー品質を良くする
ためのものである。原稿検知回路19は、黒いプラテン
の裏面と原稿との境界を検出し、走査方向に真っ直ぐ置
かれていさえすれば原稿の置かれた位置に関係なく原稿
サイズを検出して記憶しておくためのものである。編集
処理部400で色編集した画像信号はマトリックス回路
16bでL,a,bからY,M,Cのトナー色に変換
し、下色除去回路21ですみばんを生成してY,M,
C,Kを生成する。同時に色編集した画像信号は、絵文
字分離回路20で色文字か黒文字か絵柄かが判別され
る。下色除去回路21では文字データか絵柄かに応じて
色相信号と現像色信号Y,M,C,KがそれぞれFIF
O22a、22bに一旦記憶される。そしてセレクタ2
3で選択されて読みだされ、データリセット回路24で
は、黒文字の場合にはY,M,Cのデータをリセット
し、色文字または絵柄の場合にはそのまま素通りさせる
処理を行う。縮拡回路25aは、縮小拡大があった場合
にも色編集領域と通常コピー領域がずれないようにする
ためのもので、縮拡情報はエリアデーコーダ26でデコ
ードされて各部の処理に供される。縮拡回路25bで縮
小または拡大された画像データはフィルタ27でモアレ
除去、エッジ強調がされ、乗算器28では各色成分に対
する係数を適宜選択することにより、色文字、黒文字、
絵柄に対しての色調整、濃度調整が行われる。TRC2
9はIOTの特性に合わせて濃度調整をするためのもの
であり、この画像データはメモリシステム200に記憶
され、ROS300で画像として出力される。
する。本発明が適用されるデジタルカラー複写機の基本
構成は、図1に示すように、画像入力装置1(II
T)、IITからの出力画像データを処理する画像処理
装置2(IPS)、画像データに編集機能を付加する画
像編集装置3(IPS)、ユーザが領域を指定するエデ
ィットパッド4、IPSで処理した画像データを記録す
るページメモリ5、および画像データを出力する画像出
力装置6(IOT)からなっている。画像処理装置2の
概略構成を図2のブロック図により概略説明する。画像
入力部100は、副走査方向に直角に配置されたR,
G,B3本のラインセンサからなる縮小型センサを有
し、タイミング生成回路12からのタイミング信号に同
期して走査されて画像読み取りを行っている。読み込ま
れた画像データは、シェーディング補正回路11でシェ
ーディング補正された後、ギャップ補正回路13で各ラ
インセンサ間のギャップ補正が行われる。このギャップ
補正は、FIFO14でギャップに相当する分だけ読み
取った画像データを遅延させ、同一位置のR,G,B画
像信号が同一時刻に得られるようにするためのものであ
る。ENL(Equivalnt Neutral L
ightness)15は、グレイバランスを行うため
のものであり、また、後述する編集処理部400からの
ネガポジ反転信号により、画素毎にグレーのとり方を逆
にしてネガポジ反転し、例えば、或る指定領域のみネガ
ポジを反転できるようになっている。グレイバランスさ
せたR,G,B画像信号は、編集処理部400からの制
御信号によりマトリッスク回路16aでL,a,b画像
信号に変換される。R,G,BからL,a,bへの変換
は、計算機等外部とのインターフェースを取り易くする
ためのものである。セレクタ17は、編集処理部400
からの信号により制御されてマトリックス回路16aの
出力、または外部の計算機500(ICS:Image
Creating System)からの画像データを
選択的に取り出すためのものである。下地除去回路18
は、プリスキャンで原稿の最低濃度、最高濃度を記憶
し、最低濃度以下の濃度の画素については飛ばして新聞
等のようなかぶった原稿に対するコピー品質を良くする
ためのものである。原稿検知回路19は、黒いプラテン
の裏面と原稿との境界を検出し、走査方向に真っ直ぐ置
かれていさえすれば原稿の置かれた位置に関係なく原稿
サイズを検出して記憶しておくためのものである。編集
処理部400で色編集した画像信号はマトリックス回路
16bでL,a,bからY,M,Cのトナー色に変換
し、下色除去回路21ですみばんを生成してY,M,
C,Kを生成する。同時に色編集した画像信号は、絵文
字分離回路20で色文字か黒文字か絵柄かが判別され
る。下色除去回路21では文字データか絵柄かに応じて
色相信号と現像色信号Y,M,C,KがそれぞれFIF
O22a、22bに一旦記憶される。そしてセレクタ2
3で選択されて読みだされ、データリセット回路24で
は、黒文字の場合にはY,M,Cのデータをリセット
し、色文字または絵柄の場合にはそのまま素通りさせる
処理を行う。縮拡回路25aは、縮小拡大があった場合
にも色編集領域と通常コピー領域がずれないようにする
ためのもので、縮拡情報はエリアデーコーダ26でデコ
ードされて各部の処理に供される。縮拡回路25bで縮
小または拡大された画像データはフィルタ27でモアレ
除去、エッジ強調がされ、乗算器28では各色成分に対
する係数を適宜選択することにより、色文字、黒文字、
絵柄に対しての色調整、濃度調整が行われる。TRC2
9はIOTの特性に合わせて濃度調整をするためのもの
であり、この画像データはメモリシステム200に記憶
され、ROS300で画像として出力される。
【0008】画像データの編集処理装置3の概略構成は
図3に示すようなものである。編集処理部400は、色
編集、領域生成をするためのものであり、セレクタ17
からの画像信号L,a,bは、LUT415aで色編
集、色変換がし易いようにL,a,bからL,C,Hに
変換され、このとき後段の色変換&パレット413のメ
モリ容量を減らすために画像データ24ビットを20ビ
ットに変換している。色変換&パレット413は色編集
で使用する色を32種類のパレットに持っており、色変
換する領域の画像データのみが色変換&パレット413
に入力され、それ以外の領域の画像データは直接セレク
タ416へ送られて前述のマトリックス回路16bへ送
られる。色変換されたL,C,H信号は、再度LUT4
15bでL,a,bに変換されて24ビットデータに戻
され、セレクタ416へ送られる。色変換&パレット4
13からのマーカ色(3色)と閉領域信号の4ビット信
号は密度変換・領域生成回路405へ送られる。このと
き、FIFO410a、410b、410cを用いて4
×4のウインドウで、16画素の中で黒画素が所定数以
上であれば「1」とする2値化処理を行って400sp
iから100spiへの密度変換が行われる。密度変換
・領域生成回路405はこのようにして生成したマーカ
信号(閉ループ及びマーカ・ドット)をプレーンメモリ
403へ書き込み、また、小さなゴミなどをマーカとし
て誤検知しないようにマーカ・ドット信号についてはF
IFO408により9ライン分遅延させて9×9ウイン
ドウでマーカ・ドット検出を行い、マーカ・ドットの座
標値を生成してRAM406に記憶させる。なお、マー
カ・ドットについてはプレーンメモリにも記憶される
が、誤検知を防止するためにこの処理を行っている。
図3に示すようなものである。編集処理部400は、色
編集、領域生成をするためのものであり、セレクタ17
からの画像信号L,a,bは、LUT415aで色編
集、色変換がし易いようにL,a,bからL,C,Hに
変換され、このとき後段の色変換&パレット413のメ
モリ容量を減らすために画像データ24ビットを20ビ
ットに変換している。色変換&パレット413は色編集
で使用する色を32種類のパレットに持っており、色変
換する領域の画像データのみが色変換&パレット413
に入力され、それ以外の領域の画像データは直接セレク
タ416へ送られて前述のマトリックス回路16bへ送
られる。色変換されたL,C,H信号は、再度LUT4
15bでL,a,bに変換されて24ビットデータに戻
され、セレクタ416へ送られる。色変換&パレット4
13からのマーカ色(3色)と閉領域信号の4ビット信
号は密度変換・領域生成回路405へ送られる。このと
き、FIFO410a、410b、410cを用いて4
×4のウインドウで、16画素の中で黒画素が所定数以
上であれば「1」とする2値化処理を行って400sp
iから100spiへの密度変換が行われる。密度変換
・領域生成回路405はこのようにして生成したマーカ
信号(閉ループ及びマーカ・ドット)をプレーンメモリ
403へ書き込み、また、小さなゴミなどをマーカとし
て誤検知しないようにマーカ・ドット信号についてはF
IFO408により9ライン分遅延させて9×9ウイン
ドウでマーカ・ドット検出を行い、マーカ・ドットの座
標値を生成してRAM406に記憶させる。なお、マー
カ・ドットについてはプレーンメモリにも記憶される
が、誤検知を防止するためにこの処理を行っている。
【0009】プレーンメモリ403は色編集するに際し
ての領域を発生するためのメモリであり、例えばエディ
タパッドからも領域を書き込むことができる。すなわ
ち、エディタパッドで指定した座標データはCPUバス
を通してグラフィックコントローラ401に転送され、
グラフィックコントローラ401からのアドレス信号に
よりDRAMコントローラ402を介してプレーンメモ
リ403に領域が書き込まれる。プレーンメモリ403
は4面からなっており、プレーンメモリからの領域の読
み出しを4面同時に行って0〜15までの16種類の領
域生成を行うことができるようになっている。
ての領域を発生するためのメモリであり、例えばエディ
タパッドからも領域を書き込むことができる。すなわ
ち、エディタパッドで指定した座標データはCPUバス
を通してグラフィックコントローラ401に転送され、
グラフィックコントローラ401からのアドレス信号に
よりDRAMコントローラ402を介してプレーンメモ
リ403に領域が書き込まれる。プレーンメモリ403
は4面からなっており、プレーンメモリからの領域の読
み出しを4面同時に行って0〜15までの16種類の領
域生成を行うことができるようになっている。
【0010】プレーンメモリ403から読み出す際に
は、閉ループ曲線がギザギザにならないように密度変換
・領域生成回路405はFIFO409a、409bで
4ライン分遅延させ、データ補間を行って100spi
から400spiへの密度変換を行っている。色編集し
たデータは、ディレイ回路411a、411b、1MF
IFOによりタイミング調整が行われ、画像入力部で読
み込んだ画像データとのタイミングが合わされるように
なっている。
は、閉ループ曲線がギザギザにならないように密度変換
・領域生成回路405はFIFO409a、409bで
4ライン分遅延させ、データ補間を行って100spi
から400spiへの密度変換を行っている。色編集し
たデータは、ディレイ回路411a、411b、1MF
IFOによりタイミング調整が行われ、画像入力部で読
み込んだ画像データとのタイミングが合わされるように
なっている。
【0011】IPSで処理された画像データは、図4に
示すページメモリシステムに入力される。ページメモリ
システムでは、インタフェース30を介して入力された
IPSからの画像データを圧縮処理部31でデータ圧縮
を行い、リピート機能、コピー機能、回転機能、書き出
し位置の移動機能等を有するイメージ・エディット・プ
ロセッサ32を介してメモリ33(DRAM)に記録さ
れる。記録後、メモリ33からデータを読み出し、伸長
処理部34でデータ伸長を行い、SFC/TRC35で
圧縮/伸長に伴うデジタルフィルター処理、IOTの特
性に合わせたトーン調整を行った後、IOT側へ出力さ
れる。
示すページメモリシステムに入力される。ページメモリ
システムでは、インタフェース30を介して入力された
IPSからの画像データを圧縮処理部31でデータ圧縮
を行い、リピート機能、コピー機能、回転機能、書き出
し位置の移動機能等を有するイメージ・エディット・プ
ロセッサ32を介してメモリ33(DRAM)に記録さ
れる。記録後、メモリ33からデータを読み出し、伸長
処理部34でデータ伸長を行い、SFC/TRC35で
圧縮/伸長に伴うデジタルフィルター処理、IOTの特
性に合わせたトーン調整を行った後、IOT側へ出力さ
れる。
【0012】以上に示すような画像編集機能を有する装
置における本発明の画像編集について説明する。図5は
本発明の画像編集により得られた出力結果を示す図であ
る。図5の例では、同じ原稿を使用して4回それぞれ異
なる編集を実施し、1枚の用紙上に出力して編集の確認
を行うようにしたものである。編集1では、6個の四角
(A)の閉領域部分に同じ色を使用して色付けを行って
いる。その編集情報および使用した色情報パッチはイメ
ージの下部スペース(S)に出力されている。編集2で
は、ワークステーション部分のみを抽出し、センター移
動を行っている。編集3では、6個の四角(A)、4個
の円(B)の閉領域部分にそれぞれ異なる色を使用して
色付けを行っている。編集4では、プリンター部分のみ
抽出して、リピート編集を行っている。図5に示す例で
は、同じ原稿を使用して実施しているが、異なる原稿を
使用しても、同様の結果を得ることは可能である。
置における本発明の画像編集について説明する。図5は
本発明の画像編集により得られた出力結果を示す図であ
る。図5の例では、同じ原稿を使用して4回それぞれ異
なる編集を実施し、1枚の用紙上に出力して編集の確認
を行うようにしたものである。編集1では、6個の四角
(A)の閉領域部分に同じ色を使用して色付けを行って
いる。その編集情報および使用した色情報パッチはイメ
ージの下部スペース(S)に出力されている。編集2で
は、ワークステーション部分のみを抽出し、センター移
動を行っている。編集3では、6個の四角(A)、4個
の円(B)の閉領域部分にそれぞれ異なる色を使用して
色付けを行っている。編集4では、プリンター部分のみ
抽出して、リピート編集を行っている。図5に示す例で
は、同じ原稿を使用して実施しているが、異なる原稿を
使用しても、同様の結果を得ることは可能である。
【0013】次に、図6に編集情報の詳細を示す。本実
施例では、編集情報に書き込む文字として、“0123
456789#-/( )”の15種類を用いている。
図6(a)の第2行、先頭から色情報パッチまでを例に
とって編集情報について説明すると、先頭の“#”マー
クの後の数字はユーザインタフェース(UI)上で編集
機能を設定した時の設定順番を表し、本実施例では、図
6(b)に示すように、最大200までの番号が入り、
何番目に何を設定したかが判断できるようになってお
り、図6(a)では、“5”すなわち6番目に設定した
編集であることを示している。次に“- ”後の数字2は
編集機能を表しており、図6(c)に示すように、番号
に対応して編集機能が割り振られている。これにより、
何の編集を行ったかが判断でき、図6(a)では、
“2”すなわち色変換の編集を行ったことを示してい
る。次に“( )”に囲まれた文字は、図6(d)に示
すような領域編集の情報を表している。全面編集の場合
はこの情報は省略される。“(”の次の“#”に続く番
号は、領域のタイプ(形状)を表し、本実施例では4種
類の形状がある。すなわち、0は矩形、1はR矩形(角
を丸くした矩形)、2は自由形/多角形、3はトレース
を表す。ここでは“0”すなわち矩形を示している。次
のスペースの後の数字10/20は、エディットパッド
で指定された領域座標を示し、“/”の前の数字は副走
査方向、“/”の後の数字は主走査方向をそれぞれ表
す。本実施例では、プラテンガラスの最大サイズ432
×300mmが取りうる最大値で、ここでは“10/2
0”が矩形領域の始点(副走査方向10mm、主走査方
向20mm)を示し、“20/30”が終点(副走査方
向20mm、主走査方向30mm)を示す。次の“#
2”は自由形/多角形の領域を示し、ここでは、4点の
座標を結ぶ四角形を示している。その次に示してある色
情報パッチは、色変換で使用した色を表し、最初のパッ
チは矩形で使用したもの、後のパッチは自由形で使用し
たものを表している。このような編集情報が図5に示し
た編集イメージの下部に書き込まれている。
施例では、編集情報に書き込む文字として、“0123
456789#-/( )”の15種類を用いている。
図6(a)の第2行、先頭から色情報パッチまでを例に
とって編集情報について説明すると、先頭の“#”マー
クの後の数字はユーザインタフェース(UI)上で編集
機能を設定した時の設定順番を表し、本実施例では、図
6(b)に示すように、最大200までの番号が入り、
何番目に何を設定したかが判断できるようになってお
り、図6(a)では、“5”すなわち6番目に設定した
編集であることを示している。次に“- ”後の数字2は
編集機能を表しており、図6(c)に示すように、番号
に対応して編集機能が割り振られている。これにより、
何の編集を行ったかが判断でき、図6(a)では、
“2”すなわち色変換の編集を行ったことを示してい
る。次に“( )”に囲まれた文字は、図6(d)に示
すような領域編集の情報を表している。全面編集の場合
はこの情報は省略される。“(”の次の“#”に続く番
号は、領域のタイプ(形状)を表し、本実施例では4種
類の形状がある。すなわち、0は矩形、1はR矩形(角
を丸くした矩形)、2は自由形/多角形、3はトレース
を表す。ここでは“0”すなわち矩形を示している。次
のスペースの後の数字10/20は、エディットパッド
で指定された領域座標を示し、“/”の前の数字は副走
査方向、“/”の後の数字は主走査方向をそれぞれ表
す。本実施例では、プラテンガラスの最大サイズ432
×300mmが取りうる最大値で、ここでは“10/2
0”が矩形領域の始点(副走査方向10mm、主走査方
向20mm)を示し、“20/30”が終点(副走査方
向20mm、主走査方向30mm)を示す。次の“#
2”は自由形/多角形の領域を示し、ここでは、4点の
座標を結ぶ四角形を示している。その次に示してある色
情報パッチは、色変換で使用した色を表し、最初のパッ
チは矩形で使用したもの、後のパッチは自由形で使用し
たものを表している。このような編集情報が図5に示し
た編集イメージの下部に書き込まれている。
【0014】次に、本発明における編集処理の概略的な
流れを図7に示す。まず最初にユーザは、本発明の編集
見本作成を行うか、通常のコピー動作を行うかをUI上
から選択する。編集見本作成が選択されると、次にユー
ザは出力サイズ用紙に編集イメージをいくつ配置するか
を入力する。用紙に配置する計算方法については後述す
るが、適切でない分割数が入力された時は、メッセージ
を出し、再度入力を促す。次にユーザは行いたい任意の
編集設定を行い、その後、複写機のコピースタートボタ
ンを押す。これにより、複写機の画像入力装置(II
T)が原稿を読み取り、入力された画像に対して画像処
理およびユーザが指定した編集処理をIPSが実施し、
その後、画像データをページメモリに書き込み記録す
る。次にIPSは、編集情報を編集イメージ下部に記録
するために、ユーザが指定した編集内容に基づいてデー
タを作成し、この結果をページメモリに書き込み記録す
る。さらに、色編集で指定した色を使用した時は、色情
報パッチをIPSで作成し、上記同様ページメモリに書
き込み記録する。これらの3回の処理を、それぞれ分け
て実施しているのは、本実施例のハードウェア構成上の
制約のためであり、これらの処理を1回で行うことはハ
ードウェアの構成を変えることで可能である。次にイメ
ージ配置分処理が終了していなければ、ユーザは原稿を
変えるか、あるいはそのままで編集設定内容を変えて、
同様の処理を繰り返し行う。最終的にイメージ配置分割
数分、ページメモリに書き込み処理終了したなら、ペー
ジメモリ内の画像データを画像出力装置(IOT)に出
力し、用紙にイメージを出力する。
流れを図7に示す。まず最初にユーザは、本発明の編集
見本作成を行うか、通常のコピー動作を行うかをUI上
から選択する。編集見本作成が選択されると、次にユー
ザは出力サイズ用紙に編集イメージをいくつ配置するか
を入力する。用紙に配置する計算方法については後述す
るが、適切でない分割数が入力された時は、メッセージ
を出し、再度入力を促す。次にユーザは行いたい任意の
編集設定を行い、その後、複写機のコピースタートボタ
ンを押す。これにより、複写機の画像入力装置(II
T)が原稿を読み取り、入力された画像に対して画像処
理およびユーザが指定した編集処理をIPSが実施し、
その後、画像データをページメモリに書き込み記録す
る。次にIPSは、編集情報を編集イメージ下部に記録
するために、ユーザが指定した編集内容に基づいてデー
タを作成し、この結果をページメモリに書き込み記録す
る。さらに、色編集で指定した色を使用した時は、色情
報パッチをIPSで作成し、上記同様ページメモリに書
き込み記録する。これらの3回の処理を、それぞれ分け
て実施しているのは、本実施例のハードウェア構成上の
制約のためであり、これらの処理を1回で行うことはハ
ードウェアの構成を変えることで可能である。次にイメ
ージ配置分処理が終了していなければ、ユーザは原稿を
変えるか、あるいはそのままで編集設定内容を変えて、
同様の処理を繰り返し行う。最終的にイメージ配置分割
数分、ページメモリに書き込み処理終了したなら、ペー
ジメモリ内の画像データを画像出力装置(IOT)に出
力し、用紙にイメージを出力する。
【0015】次に、イメージ配置方法について説明す
る。図8に簡単なイメージ配置例を示す。この例では、
A3用紙(420mm×297mm)上にA3原稿を縮
小して4個のイメージを出力している。この場合、編集
情報のスペースには、1イメージ当たり60×148.
5mmを割当てている。これは、この実施例では、フォ
ントサイズを32×32ドットサイズ(約2×2mm)
を使用し、最大2277文字入るため、この程度スペー
スを取らないと、最も多く編集を行われた時、情報がす
べて入りきらなくなるためである。イメージの配置は、
A3用紙の長手方向420mmから2×60mmを引い
た部分にふたつのイメージが配置されるので、倍率値は {(420−2×60)÷2)}÷420=35.7% となる。倍率値の結果が25%以下となる時は、ハード
ウェアの構成上、25%以下縮小できないのでメッセー
ジを出してユーザに分割数を再入力するように求める。
また、A3用紙を4分割して編集情報部のスペースを差
し引いた大きさ(150×148.5mm)の中心に縮
小したイメージが来るようにセンター移動を行う。この
ように、用紙サイズ、原稿サイズ、分割数に応じて、最
適な座標配置をシステムが行うようにしている。
る。図8に簡単なイメージ配置例を示す。この例では、
A3用紙(420mm×297mm)上にA3原稿を縮
小して4個のイメージを出力している。この場合、編集
情報のスペースには、1イメージ当たり60×148.
5mmを割当てている。これは、この実施例では、フォ
ントサイズを32×32ドットサイズ(約2×2mm)
を使用し、最大2277文字入るため、この程度スペー
スを取らないと、最も多く編集を行われた時、情報がす
べて入りきらなくなるためである。イメージの配置は、
A3用紙の長手方向420mmから2×60mmを引い
た部分にふたつのイメージが配置されるので、倍率値は {(420−2×60)÷2)}÷420=35.7% となる。倍率値の結果が25%以下となる時は、ハード
ウェアの構成上、25%以下縮小できないのでメッセー
ジを出してユーザに分割数を再入力するように求める。
また、A3用紙を4分割して編集情報部のスペースを差
し引いた大きさ(150×148.5mm)の中心に縮
小したイメージが来るようにセンター移動を行う。この
ように、用紙サイズ、原稿サイズ、分割数に応じて、最
適な座標配置をシステムが行うようにしている。
【0016】次に、編集情報作成のためのハードウェア
構成について説明する。図9は4枚のプレーンメモリを
示しており、くし刺し状にしたときの各プレーンメモリ
の値が「0」か「1」かにより、4枚のプレーンメモリ
を使って16種類の領域指定ができるようになってい
る。図10は図9のプレーンメモリで指定される16種
類の領域それぞれについて図2の密度変換/領域生成部
405にあるLOGIC_RAM24ビットに設定され
るデータの内容を示している。なお、図10において、
MSB4ビットはフォント指定、TRIM1ビットはト
リミング、ESS2ビットは領域毎に計算機側からのデ
ータ使用か否かの切り替え、MON1ビットはモノカラ
ー、FUL1ビットはフルカラー、TYPE2ビットは
写真、文字、地図等の原稿のタイプ、NEG1ビットは
ネガ・ポジ反転、CC SEL3ビットは色変換回路の
選択、MUL4ビットはモノカラー回路の選択、TSE
L1ビットは文字合成の指定、LOGIC3ビットは色
編集の種類指定をそれぞれ表している。
構成について説明する。図9は4枚のプレーンメモリを
示しており、くし刺し状にしたときの各プレーンメモリ
の値が「0」か「1」かにより、4枚のプレーンメモリ
を使って16種類の領域指定ができるようになってい
る。図10は図9のプレーンメモリで指定される16種
類の領域それぞれについて図2の密度変換/領域生成部
405にあるLOGIC_RAM24ビットに設定され
るデータの内容を示している。なお、図10において、
MSB4ビットはフォント指定、TRIM1ビットはト
リミング、ESS2ビットは領域毎に計算機側からのデ
ータ使用か否かの切り替え、MON1ビットはモノカラ
ー、FUL1ビットはフルカラー、TYPE2ビットは
写真、文字、地図等の原稿のタイプ、NEG1ビットは
ネガ・ポジ反転、CC SEL3ビットは色変換回路の
選択、MUL4ビットはモノカラー回路の選択、TSE
L1ビットは文字合成の指定、LOGIC3ビットは色
編集の種類指定をそれぞれ表している。
【0017】編集情報の色パッチ情報は、通常コピーの
塗りつぶし編集と同様の処理で作成される。即ち、領域
を発生させるためのメモリであるプレーンメモリ(図
2、図9)に、色パッチのための矩形領域を指定した位
置に描画する。前述したように、このプレーンメモリは
4面から構成されており、プレーンメモリからの領域読
み出しを4面同時に行って、1〜15までの16種類の
領域生成が行えるようになっている。このプレーンメモ
リの領域に対応して、図2の密度変換/領域生成部40
5にあるLOGIC_RAMに図10に示すような領域
信号作成のためのデータを設定する。塗りつぶしの場
合、色変換回路選択信号(CC_SEL)に所定のデー
タ(色変換)を設定する。これにより、領域信号が図2
の色変換&パレット413に行き、画像データ(H、V
(L* ) 、C)に対して、色編集で指定された色に変換
する。指定する色は色変換&パレット413内のレジス
タに値を設定して行う。
塗りつぶし編集と同様の処理で作成される。即ち、領域
を発生させるためのメモリであるプレーンメモリ(図
2、図9)に、色パッチのための矩形領域を指定した位
置に描画する。前述したように、このプレーンメモリは
4面から構成されており、プレーンメモリからの領域読
み出しを4面同時に行って、1〜15までの16種類の
領域生成が行えるようになっている。このプレーンメモ
リの領域に対応して、図2の密度変換/領域生成部40
5にあるLOGIC_RAMに図10に示すような領域
信号作成のためのデータを設定する。塗りつぶしの場
合、色変換回路選択信号(CC_SEL)に所定のデー
タ(色変換)を設定する。これにより、領域信号が図2
の色変換&パレット413に行き、画像データ(H、V
(L* ) 、C)に対して、色編集で指定された色に変換
する。指定する色は色変換&パレット413内のレジス
タに値を設定して行う。
【0018】次に編集情報の文字作成について説明す
る。まず、始めにプレーンメモリに文字部のための矩形
領域を指定した位置に描画する。矩形領域のサイズは、
文字のフォントサイズ(32×32ドット)と同様にす
る。前述したように、プレーンメモリは4面から構成さ
れており、最大16種類のフォントを使用することがで
きる。ただし、1種類は余白を作るために使用されるた
め15種類とする。フォントの指定は、図10に示すL
OGIC_RAMのフォント選択信号の4ビットにより
行う。この信号とプレーメモリによってフォント指定の
領域信号が作成される。この作成された領域信号は、図
2の乗算器28(K画像データ用)の後にあるフォント
作成処理部(図2では図示せず)へ流れる。ただし、こ
の領域信号は、図2の領域信号用縮拡部を介さずに流れ
る。すなわち、文字の大きさは、縮拡に係わらず一定の
サイズとするためである。
る。まず、始めにプレーンメモリに文字部のための矩形
領域を指定した位置に描画する。矩形領域のサイズは、
文字のフォントサイズ(32×32ドット)と同様にす
る。前述したように、プレーンメモリは4面から構成さ
れており、最大16種類のフォントを使用することがで
きる。ただし、1種類は余白を作るために使用されるた
め15種類とする。フォントの指定は、図10に示すL
OGIC_RAMのフォント選択信号の4ビットにより
行う。この信号とプレーメモリによってフォント指定の
領域信号が作成される。この作成された領域信号は、図
2の乗算器28(K画像データ用)の後にあるフォント
作成処理部(図2では図示せず)へ流れる。ただし、こ
の領域信号は、図2の領域信号用縮拡部を介さずに流れ
る。すなわち、文字の大きさは、縮拡に係わらず一定の
サイズとするためである。
【0019】図11にフォント作成処理部の構成を示
す。編集処理された信号は、エリアコーダ部に入りデコ
ードされ各処理部へ供給される。セレクタへの1ビット
は、領域信号が“0000”の時“0”となり、それ以
外は“1”となる。すなわち、“0”の時はフォントを
書かない時で、IPSからの画像データ(VDATA)
が何も処理されずそのまま流れる。“1”の時はフォン
トのデータが選択される。フォントROMに入っている
領域信号はフォントの種類を選択するための信号で15
種類選択できる。フォントのサイズは32×32ドット
で2値化データである。カウンタへ入っている1ビット
は、領域信号が“0000”の時“0”となり、それ以
外は“1”となる。この信号が“1”の時カウントを開
始し、先程の4ビット信号とFS(主走査)方向カウン
タの5ビット、SS(副走査)方向カウンタの5ビット
によりフォントROMの指定アドレスを読み出す。読み
出したデータは、2値化データであるため、これを8ビ
ットデータに変換する。すなわち、文字部を“255”
データとし、ページメモリへ出力する。ここで、フォン
トが指定されていない領域は白で出力するため、図2の
乗算器出力(YMCK全て)に対してそれ以前のデータ
をリセットし、それ以降“0”の画像データが出力され
るように設定する。以上の方法により、文字を作成す
る。
す。編集処理された信号は、エリアコーダ部に入りデコ
ードされ各処理部へ供給される。セレクタへの1ビット
は、領域信号が“0000”の時“0”となり、それ以
外は“1”となる。すなわち、“0”の時はフォントを
書かない時で、IPSからの画像データ(VDATA)
が何も処理されずそのまま流れる。“1”の時はフォン
トのデータが選択される。フォントROMに入っている
領域信号はフォントの種類を選択するための信号で15
種類選択できる。フォントのサイズは32×32ドット
で2値化データである。カウンタへ入っている1ビット
は、領域信号が“0000”の時“0”となり、それ以
外は“1”となる。この信号が“1”の時カウントを開
始し、先程の4ビット信号とFS(主走査)方向カウン
タの5ビット、SS(副走査)方向カウンタの5ビット
によりフォントROMの指定アドレスを読み出す。読み
出したデータは、2値化データであるため、これを8ビ
ットデータに変換する。すなわち、文字部を“255”
データとし、ページメモリへ出力する。ここで、フォン
トが指定されていない領域は白で出力するため、図2の
乗算器出力(YMCK全て)に対してそれ以前のデータ
をリセットし、それ以降“0”の画像データが出力され
るように設定する。以上の方法により、文字を作成す
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、1枚の用
紙上に2個以上の編集処理したイメージを出力すること
ができ、これにより、従来、編集を確認するために数枚
の用紙を必要としていたのが1枚の用紙で何パターンか
の確認をすることができる。また、この編集イメージ見
本に使用した編集色パッチ、編集機能種類、設定順序、
領域座標を付加することにより、編集内容が正しく設定
できたか、あるいはどこが間違っていたかを判断するこ
とができ、次に何を行えばよいかの情報をユーザに提供
することができる。
紙上に2個以上の編集処理したイメージを出力すること
ができ、これにより、従来、編集を確認するために数枚
の用紙を必要としていたのが1枚の用紙で何パターンか
の確認をすることができる。また、この編集イメージ見
本に使用した編集色パッチ、編集機能種類、設定順序、
領域座標を付加することにより、編集内容が正しく設定
できたか、あるいはどこが間違っていたかを判断するこ
とができ、次に何を行えばよいかの情報をユーザに提供
することができる。
【図1】 本発明が適用されるデジタルカラー複写機の
基本構成を示す図である。
基本構成を示す図である。
【図2】 画像処理装置の概略構成を示す図である。
【図3】 画像編集処理装置の概略構成を示す図であ
る。
る。
【図4】 ページメモリシステムを説明する図である。
【図5】 本発明の画像編集により得られた出力結果を
示す図である。
示す図である。
【図6】 編集情報の詳細を示す図である。
【図7】 編集処理の概略的な流れを示す図である。
【図8】 簡単なイメージ配置例を示す図である。
【図9】 プレーンメモリを示す図である。
【図10】 LOGIC_RAMに設定されるデータの
内容を示す図である。
内容を示す図である。
【図11】 フォント作成処理部の構成を示す図であ
る。
る。
1…画像入力装置(IIT)、2…画像処理装置(IP
S)、3…画像編集装置(IPS)、4…エディットパ
ッド、5…ページメモリ、6…画像出力装置。
S)、3…画像編集装置(IPS)、4…エディットパ
ッド、5…ページメモリ、6…画像出力装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H04N 1/46
Claims (2)
- 【請求項1】 画像入力装置、入力画像データを処理す
る画像処理装置、画像データに編集機能を付加する画像
編集処理装置、画像処理および編集処理された画像デー
タを記録するページメモリおよび画像出力装置を有する
画像形成装置において、画像入力装置から画像を読み取
って、編集処理を実施してページメモリに記録する処理
を2回以上繰り返した後、前記編集処理したイメージを
編集イメージ見本として1枚の用紙に出力するようにし
たことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の装置において、前記編集
イメージ見本には、編集情報を記載するようにしたこと
を特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6133297A JPH089111A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6133297A JPH089111A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH089111A true JPH089111A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15101370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6133297A Pending JPH089111A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH089111A (ja) |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP6133297A patent/JPH089111A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040713 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |