JPH08174345A - ワークの供給装置 - Google Patents

ワークの供給装置

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JPH08174345A
JPH08174345A JP6327074A JP32707494A JPH08174345A JP H08174345 A JPH08174345 A JP H08174345A JP 6327074 A JP6327074 A JP 6327074A JP 32707494 A JP32707494 A JP 32707494A JP H08174345 A JPH08174345 A JP H08174345A
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鈴木靖宏
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数個取り加工部へのワークの供給装置にお
いて、ワークが1個でも不正常な状態にセットされるの
を防止することにある。 【構成】 複数配列された規制孔を有する案内板と、こ
の案内板と一方向に相対移動すると共に規制孔と対応す
る位置に係止部を有し且つ相対移動距離のピッチだけ離
れた位置に案内孔を有する基盤とを具備し、ワークが規
制孔と係止部とに不正常に配置されるとこの二つの構成
によってワークが供給されないようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加工部へワークを供給
するワーク供給装置に関する。例えば、ゴム又は樹脂材
をインサート材(ワーク)と一体に成形するとき、又
は、プレス加工で数段階に塑性加工するときワークを常
に正常な位置に供給できるようにしたワークの供給装置
に関する。
【0002】
【従来技術】本発明に係る従来例としては、図13に示
すような成形型50にインサート材である缶51とゴム
材の生地52とを供給してオイルシールを成形するもの
が存在する。図13は、成形型50の断面図である。成
形型50は、上型50bと下型50aと中型50cとか
ら構成されており、缶51と生地52とは、下型50a
の成形キャビティ53の形成面に配置される。この配置
は、缶51の両端の形状が互いに相違するため、必ず、
所定の一端側が成形キャビティ53の所定の位置に配置
されなければならない。缶51は、表裏を確認しなけれ
ばならないことから、作業者が手作業で缶51を成形型
50の成形キャビティ53の成形面にセットしていた。
【0003】このように、成形型50に1個づつ缶51
と生地52とを手作業でセットし、これを成形していた
のでは、生産性が悪く、コスト高となる。
【0004】これを改善したものとして、1個の成形型
50に、多数個の成形キャビティ53を形成し、この多
数個の成形キャビティ53に缶51と生地52とを1個
づつ手作業によりセットしている。又、他の例として、
円筒状のマガジンに缶51を多数積層に配列し、この積
層された缶51をマガジンの下部から1個づつ、成形キ
ャビティ53に供給するものも存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来技術において、成形型50の各成形キャビティ53
に缶51を手作業で各々セットする場合には、作業時間
がかかると共に、作業者が疲れてくると缶51を逆にセ
ットしたのも気が付かず、生地を成形するときに、缶5
1を変形させるので、上型50bと下型50aの接合面
の間隙が不具合になり、全成形品を不良品にしてしま
う。又、成形型50は200℃以上に加熱されているの
で、手作業で缶51をセットするには危険が伴う。
【0006】次に、円筒状のマガジンに缶51を整列さ
せ、このマガジンから、成形型50に缶51を供給する
方法では、マガジンに缶51が逆整列されたもの(不正
常な整列)が存在すると、そのまま、缶51が成形型5
0に配置されて、前述のように正常に配置された缶51
までも含めて全体の成形品が不良となる。又、逆に配置
された缶51によって、成形キャビティ53が損傷され
ることがある。
【0007】本発明は、上述のような従来技術の問題点
に鑑み成されたものであって、その技術的課題は、多数
個取りの加工部へ一度にワークを配列できると共に、そ
の配列にワークを不正常にセットしないようにしたワー
クの供給装置を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために成されたものであって、その技術的手段
は、以下のように構成されている。すなわち、ワークを
供給する加工部の配置と対応する配置に形成されてワー
クが挿入可能な規制孔を有する案内板および案内板と対
面して一方向に相対移動可能に組み合わされていると共
に規制孔と対向する位置に形成されてワークの挿入先端
部と係止しない形状の係止部を有し且つ案内板に対し相
対移動した位置で規制孔と対向してワークを挿入可能と
する大きさの案内孔を有する基盤を具備し、係止部はワ
ークの逆挿入先端部と係合してワークと協働し案内板の
相対移動を阻止する形状に構成されているものである。
【0009】
【作用】ワークの供給装置において、案内板に有する各
規制孔に供給ブロック(手動でも可)からワークが1個
づつセットされる。そして、基盤を案内板と相対移動さ
せて各規制孔と各案内孔とを対応させると、各規制孔で
基盤の係止部に支持されていたワークは、案内孔を通過
して加工部に正常な状態で供給される。若し、規制孔に
不正常な状態でワークが配置されていたものが存在すれ
ば、ワークは係止部と係止するので、基盤が案内板と相
対移動することができなくなる。従って、不正常なワー
クがあれば、規制孔と案内孔とは対向することができな
くなるから、不正常なワークは加工部に供給されないこ
とになる。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0011】図1は、本発明に係る一実施例のワークの
供給装置の平面図である。図2は、同ワークの供給装置
の側面図である。
【0012】図1及び図2に於いて、1は基盤である。
基盤1の上部には、一定方向に案内されて相対移動する
案内板10が配置されている。この基盤1と案内板10
とによりワークの供給装置Aが構成されている。
【0013】基盤1は、図1及び図2に示すように、平
面が矩形状で、厚さが板状に形成されている。そして、
平面には、縦、横方向に3×3個の案内孔2が形成され
ている。この案内孔2は、基盤1を貫通しており、イン
サート材(ワーク、以下同じ)3を案内して成形キャビ
ティ(加工部、以下同じ)8の位置にセットできるよう
な形に形成されている。また、基盤1には、案内孔2か
ら案内板10が相対移動する距離だけ離れた位置に、イ
ンサート材3の逆挿入先端部3aと係合する係止部4が
形成されている。この係止部4は、凹部4aに形成され
ていると共に、凹部4a外周側に溝4bが形成されてい
る。更に、基盤1には、案内板10に取り付けられた結
合部13と摺動する長孔6が形成されている。また、基
盤1の4か所には、成形型20の位置決め孔21と嵌合
する位置決めピン7が設けられている。図3は、一実施
例の係止部4の断面を示すものである。この係止部4に
は凹部4aがなく、インサート材3が不正常である裏側
から先に挿入されて逆挿入先端部3aが係止部4の溝4
bに係合した場合である。図4は、図3と同じ構成であ
るが、係止部4にインサート材3の挿入先端部3bが先
に挿入された正常状態の場合である。尚、係止部4は、
インサート材3の形状により、凹部4aのみ、または凹
部4aと溝4bというように適宜対応した形状が設計さ
れる。また、案内孔2にはインサート材3が挿入しやす
いように挿入面取2aが施されている。
【0014】基盤1の上面に接合して一定方向に相対移
動可能に構成された案内板10には、基盤1の案内孔2
と同じ配列の規制孔11が形成されている。この規制孔
11の上面はテーパ状に面取11aされて、インサート
材3が挿入しやすくなっている。また、規制孔11列の
間には、図5に示す取付孔12が6か所設けられてい
る。この取付孔12には、結合部13が取り付けられて
いる。図5は、この結合部13と取手部14の取付部1
9の断面図である。結合部13は、ブッシュ13aのフ
ランジとワッシャ13bを介して基盤1と案内板10と
を相対移動可能にボルト13cにより保持している。こ
の場合、ブッシュ13aは、基盤1の長孔6と摺動自在
に係合している。尚、この結合部13の代わりに、基盤
1の両側にガイドを設けて、両者が一定方向に相対移動
可能にしても良い。
【0015】又、案内板10には、両側に取手部14が
取り付けられている。この取手部14の取付部19は、
図5に示すように結合部13と同じく構成されて、基盤
1に設けられた長孔6と摺動自在に係合している。
【0016】取手部14は、基盤1に有する支持棒9a
に取り付けられたばね5と結合し、基盤1の長孔6の一
端側にブッシュ13aが当接するまで引寄せられてい
る。そして、案内板10の一端の取付板16には、押圧
ばね15が連結されており、この押圧ばね15の他端に
シリンダーロッド17の一端が結合している。又、取付
板16には、シリンダーロッド17の先端と対向する位
置にリミットスイッチ18が設けられている。
【0017】インサート材3は、図6に示すような、パ
ーツフィダー40によりシュター41を介して、図7に
示すような供給ブロック30の供給部31に整列され
る。
【0018】図8は、インサート材3をワークの供給装
置へ供給する供給ブロックの断面図である。インサート
材3の規制孔11への供給は供給ブロック30によって
行われる。この供給ブロック30は、インサート材3を
積層する供給部31と、この供給部31を往復移動させ
るアクチュエータ(不図示)と、供給部31の軌跡を案
内するガイド棒34及びスリーブ32とを有している。
【0019】供給すべきインサート材3は図7に示すよ
うに供給部31に積層され、この供給部31は図1に示
すように案内板10の規制孔11(つまり基盤1の案内
孔2とも同じ)の列に応じて3つ設けられている。そし
て開口された供給部31の下面は案内板10の表面と僅
かな隙間をもって列方向に移動することから、それぞれ
の供給部31から、それぞれの列の規制孔11にインサ
ート材3が一つづつ供給されることになる。
【0020】この供給部31の移動は、当該供給部31
に固定されたスリーブ32がベース33に固定されたガ
イド棒34に沿って摺動することにより行われ、案内板
10の原位置から図示右方向に向かって小さな往復移動
を行いながら進む。そして、ガイド棒34の右端に設け
られたストッパ35にスリーブ32が当接する位置まで
この動作を繰り返す。供給部31に積層されたインサー
ト材3を案内板10の規制孔11に供給する場合、本実
施例の如く供給部31を小さな振幅で往復移動させなが
ら徐々に全体を移動させて行けば、供給部31における
積層状態が悪かったりして、ある規制孔11に対して供
給ミスがあったとしても、より確実に供給することがで
きる。以上の構成は、インサート材3が可撓性を有する
場合に有効である。勿論、供給部31の構造を考慮する
ことで積層状態を改善できるならば(例えば、上下にあ
る二つのミニシリンダを設け、交互に作動させて、下側
のインサート材3を落下させたとき、上側のインサート
材3を押さえるようにした実施例の場合である。)、供
給ブロックの動作を規制孔11のピッチごとに間欠移動
するように構成してもよい。
【0021】なお、本実施例では往路の動作を終了する
と復路では原位置まで、そのまま直線的に移動するよう
にしているが、復路においても供給ブロック30を小さ
な振幅で往復移動させながら戻すようにすることも可能
である。
【0022】次に作用を説明する。まず、図1及び図4
に示すように、基盤1の案内孔2と案内板10の規制孔
11とをずらして規制孔11と係止部4とを同じ状態に
しておき、原位置にある供給ブロック30を案内板10
上に対して小さな振幅で往復移動させながら、図1及び
図2の右方向に移動させる。これにより、供給ブロック
30の供給部31に積層されたインサート材3が案内板
10の、それぞれの列の規制孔11に一枚づつ供給され
ることになる。ただし、この状態では、案内板10の規
制孔11は基盤1の案内孔2に対してずれているので、
図4に示すようにインサート材3は規制孔11に遊合し
て基盤1に搭載されたままである。
【0023】供給ブロック30が案内板10の右端まで
移動してインサート材3の供給を終了すると、当該供給
ブロック30は原位置までそのまま戻る。
【0024】次に、インサート材3が全ての規制孔11
にセットされたワークの供給装置Aは、図示されていな
いガイドレールに案内されて、流体圧シリンダにより押
圧される機構から成る移動手段により、成形型20の上
方に移動される。そして、下型22の上面に停止された
段階で、図示されていない上下動装置により、ワークの
供給装置Aは、下型22の上に降される。このとき、ワ
ークの供給装置Aに有する位置決めピン7は、下型22
に設けられた位置決め孔21に挿入されて、両者は組合
される。その状態は図9〜図12に示す通りである。
【0025】この状態で、シリンダロッド17が作動す
ると、基盤1は移動し、案内孔2と規制孔11とが同芯
になり、インサート材3は落下して、成形型20の成形
キャビティ8にセットされる。次に、成形キャビティ8
に生地が供給されて、成形が行われる。そして、製造工
程ごとに、このサイクルは繰り返される。
【0026】製造工程中、パーツフィダ40では、イン
サート材3の表裏を正確に選別することは不可能であ
る。従って、本発明のようにワークの供給装置Aに係止
部4を設け、図3に示すように、不正常な状態である逆
挿入先端部3aが前方となって挿入された場合には、逆
挿入先端部3aが係止部4に有する溝4bに係合するの
で、案内板10が移動方向に移動することができないか
ら、流体圧シリンダのシリンダロッド17の先端は押さ
えバネ15を圧縮するので、リミットスイッチ18に当
接し、このリミットスイッチ18を作動させて電磁弁等
へ通電することができる。
【0027】尚、ワークの供給装置Aの相対移動操作
は、流体圧シリンダ等を用いることなく、手動により取
手部14を移動操作しても良い。いづれにせよ、流体圧
シリンダの場合は、リミットスイッチ18から警報手段
へ信号を発することもできる。又、手動により操作する
場合は、ワークの供給装置Aが作動しないから、不正常
なインサート材3の挿入であることが容易に判明するの
で、そのインサート材3を除去又は正常なセットにする
ことが可能となる。
【0028】その結果、インサート材3の不正常な挿入
がなくなるから、3×3個の全成形品を不良にすること
もないし、不正常なインサート材3によって、成形キャ
ビティ8を損傷させることもない。
【0029】図8は、本発明に係わる第2の実施例のワ
ークの供給装置Aの断面図である。図8において、基盤
1には、5×4個の案内孔2と係止部4が形成されてい
る。この案内孔2と係止部4とは、図1の場合より両者
間のピッチが近く、係止部4が半欠状に形成されてい
る。また取手部14は、基盤1に取り付けられている。
そして、取手部14の取付部19に有する結合部13の
ブッシュ13aと摺動する長孔6は、案内板10に設け
られている。尚、結合部13は、基盤1に取り付けられ
ており、長孔6は、案内板10に形成されている。更
に、位置決めピン7は、案内板10に設けられている。
その他の構成は、図1に示すワークの供給装置Aとほぼ
同様である。そして、このワークの供給装置Aは、基盤
1が移動するように構成されている。なお、図1のシリ
ンダーロッド17側の構成は基盤1に設けられる。
【0030】図9は、本発明の第2の実施例に類似する
ワークの供給装置Aと成形型20との取り付け状態の要
部段面図である。インサート材3は、金属材製であっ
て、案内板10の規制孔11と基盤1の係止部4とに正
常にセットされた状態である。この状態からシリンダー
ロッド17を作動させて基盤1を図示左方向に移動する
と、インサート材3は係止部4と係合していないから、
基盤1は移動して規制孔11と案内孔2とは同芯にな
り、インサート材3を成形型20の成形キャビティ8に
セットする。
【0031】図10は、図9のワークの供給装置Aと成
形型20との取り付け状態の要部断面図である。インサ
ート材3は案内板10の規制孔11に不正常にセットさ
れた状態である。この状態からシリンダーロッド17を
作動させて基盤1を図示左方向に移動しようとすると、
インサート材3の逆挿入先端部3aが係止部4に嵌合し
ているから、基盤1は移動しないので、シリンダーロッ
ド17は押えばね15を圧縮して先端面をリミットスイ
ッチ18に当接する。その結果、シリンダロッド17
は、押圧バネ15を圧縮するが、すぐに、先端部がリミ
ットスイッチ18に当接するので、リミットスイッチ1
8からの通電により電磁弁が閉弁され、流体圧シリンダ
ーへの流体圧の供給は停止される。この場合、リミット
スイッチ18からの信号をブザー又は、ランプに発して
作業者に知らせることができる。従って、インサート材
3の不正常なセットを発見することができる。
【0032】図11は、本発明の第1の実施例に類似す
るワークの供給装置Aと成形型20との取り付け状態の
要部断面図である。インサート材3は皿形状に形成され
て、案内板10の規制孔11と基盤1の係止部4とに正
常に整列された状態である。この実施例の場合は、イン
サート材3が、ゴム又は樹脂材のような強い力を受ける
と変形する材質で、薄形に形成されたものに適する。
【0033】この実施例は、案内板10が移動するよう
に構成されているもので、インサート材3は案内板10
の規制孔11の形成面に当接して案内孔2へ搬送され、
この案内孔2から、下方の成形キャビティ8にセットさ
れる。
【0034】図12は、図11のワークの供給装置Aと
成形型20との取り付け状態の要部断面図である。イン
サート材3は、規制孔11に不正常にセットされた状態
図である。この状態からシリンダロッド17を作動させ
て案内板10を移動させようとすると、係止部4の凹部
4aはインサート材3の厚さより小さい深さに形成され
て、外周側に溝4bを有するから、インサート材3を係
止部4に押込むようにするので、インサート材3は樹脂
材のような可撓性のものでも、案内板10が移動するこ
とができない。従って、シリンダロッド17とリミット
スイッチ18とは、前述の図10で説明したような作動
をし、不正常なインサート材3を発見することができ
る。
【0035】以上の説明は、成形装置のワーク供給装置
について説明したが、この装置は、これに限定されるも
のではなく、例えば、多数個取りの多段階のプレス加工
(フープ材から多段階のプレスにより深絞り加工をする
場合に適用できる。)のワークの供給装置にも利用する
ことが可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明のワークの供給装置は、ワークの
加工部の多数個の能力に応じ、必要最大限の多数個の規
制孔および係止部と案内孔とを案内板および基盤に設け
ることができる。従って、一度に多数個の加工ができる
から作業能率を向上することができると共に、多数個取
りにより、加工部のサイクル速度を高速化する必要もな
いから、加工品の不良の発生を防止し、機械の故障の発
生を防止し、同時に、作業者の加熱やプレスから安全管
理を計ることが可能になる。又、本発明のワークの供給
装置は、多数のワークを加工部へ一度に供給できると共
に、ワークの不正常な供給を案内孔に至る前の規制孔と
係止部との機能によって防止できるから、不正常なセッ
トによるワークによって、加工部が損傷するのを効果的
に防止できる。更に、多数個取り加工においては、1個
のワークの不正常なセットによって、多数個取り全体を
不良にするおそれがあるが、本発明のワークの供給装置
には、規制孔と案内孔との中間工程に係止部を設けた構
成により、不正常なワークのセットが防止されるから、
多数個取り全体の不良品の発生を確実に防止できる効果
が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るワークの供給装置
の平面図である。
【図2】図1のワークの供給装置の側面図である。
【図3】本発明の第1の実施例のワークの供給装置の係
止部にワークが不正常にセットされた状態の係止部に関
連する要部断面図である。
【図4】本発明の図3の実施例において、ワークが正常
にセットされた状態の断面図である。
【図5】図1の案内板と基盤とを結合している結合部の
断面である。
【図6】本発明のワークの選別供給するパーツフィダの
外観図である。
【図7】本発明のワークの供給装置へワークを整列させ
る供給ブロックの側面図である。
【図8】本発明の第2の実施例に係るワークの供給装置
の平面図である。
【図9】本発明の実施例に係るワークの供給装置と成形
型との組合せ状態で、ワークが正常にセットされた断面
図である。
【図10】本発明の図9の断面図において、ワークが不
正常にセットされた状態の断面図である。
【図11】本発明の他の実施例に係るワークの供給装置
と成形型との組合せ状態で、ワークが正常にセットされ
た断面図である。
【図12】本発明の図11の断面図において、ワークが
不正常にセットされた状態の断面図である。
【図13】従来例の成形型にワークを手動によりセット
された状態の断面図である。
【符号の説明】
1……基盤 2……案内孔 2a……挿入面取 3……インサート材(ワーク) 3a……逆挿入先端部 3b……挿入先端部 4……係止部 4a……凹部 4b……溝 5……ばね 6……長孔 7……位置決めピン 8……成形キャビティ(加工部) 9……ボルト 9a……支持棒 10……案内板 11……規制孔 11a……面取 12……取付孔 13……結合部 13a……ブッシュ 13b……ワッシャ 13c……ボルト 14……取手部 15……押えばね 16……取付板 17……シリンダロッド 18……リミットスイッチ 19……取付部 20……成形型 21……位置決め孔 22……下型 30……供給ブロック 31……供給部 32……スリーブ 33……ベース 34……ガイド棒 35……上段ミニシリンダ 36……下段ミニシリンダ 40……パーツフィダー 41……シュータ 50……成形型 50a……下型 50b……上型 50c……中型 51……缶 52……生地 53……成形キャビティ A……供給装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを供給する加工部(8)の配置と
    対応する配置に形成されて前記ワークが挿入可能な規制
    孔(11)を有する案内板(10)および前記案内板
    (10)と対面して一方向に相対移動可能に組み合わさ
    れていると共に前記規制孔(11)と対向する位置に形
    成されて前記ワークの挿入先端部(3b)と係止しない
    形状の係止部(4)を有し且つ前記案内板(10)に対
    し相対移動した位置で前記規制孔(11)と対向して前
    記ワークを挿入可能とする大きさの案内孔(2)を有す
    る基盤(1)を具備し、前記係止部(4)は前記ワーク
    の逆挿入先端部(3a)と係合して前記ワークと協働し
    前記案内板(10)の相対移動を阻止する形状に構成さ
    れていることを特徴とするワークの供給装置。
JP32707494A 1994-12-28 1994-12-28 ワークの供給装置 Expired - Fee Related JP3209650B2 (ja)

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