JPH08171762A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JPH08171762A JPH08171762A JP3308179A JP30817991A JPH08171762A JP H08171762 A JPH08171762 A JP H08171762A JP 3308179 A JP3308179 A JP 3308179A JP 30817991 A JP30817991 A JP 30817991A JP H08171762 A JPH08171762 A JP H08171762A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】磁気シートカセットの磁気記録再生装置への装
着時に、装置に設けられた磁気ヘッドの損傷を防止す
る。 【構成】装置本体に開閉自在に支持される蓋体と(2) 、
磁気シートを内蔵した磁気シートカセットを収納すると
共に、前記蓋体を閉じることによって磁気シートカセッ
トの中心ハブに、本体側に設けられたモータの回転駆動
軸を嵌入させるカセットホルダー(12)と、装置本体側に
設けられ、磁気シートに磁気記録若しくは再生を行なう
磁気ヘッドとを備えた磁気記録再生装置において、前記
カセットホルダーの、前記磁気ヘッドに対して前記磁気
シートカセットが挿入する方向側に遮蔽壁(34)を設け、
蓋体の開放時に磁気シートカセットと前記磁気ヘッドと
の当接が該遮蔽壁により遮蔽されるよう構成した。
着時に、装置に設けられた磁気ヘッドの損傷を防止す
る。 【構成】装置本体に開閉自在に支持される蓋体と(2) 、
磁気シートを内蔵した磁気シートカセットを収納すると
共に、前記蓋体を閉じることによって磁気シートカセッ
トの中心ハブに、本体側に設けられたモータの回転駆動
軸を嵌入させるカセットホルダー(12)と、装置本体側に
設けられ、磁気シートに磁気記録若しくは再生を行なう
磁気ヘッドとを備えた磁気記録再生装置において、前記
カセットホルダーの、前記磁気ヘッドに対して前記磁気
シートカセットが挿入する方向側に遮蔽壁(34)を設け、
蓋体の開放時に磁気シートカセットと前記磁気ヘッドと
の当接が該遮蔽壁により遮蔽されるよう構成した。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録再生装置に係
わり、特に磁気シートに静止画像情報を磁気記録し若し
くは磁気シートに記録された画像情報の再生を行なう磁
気記録再生装置に関する。 【0002】 【従来の技術】記録媒体として磁気シートに、固体撮像
素子等を用いて被写体を電子的にスチル撮影する撮像シ
ステム(電子カメラ)が知られている。このシステムに
用いられる磁気シートは、通常磁気シートカセットの形
態で用いられる。磁気シートカセットはその内部に磁気
シートが回転可能に収納され、電子カメラ内に組み込ま
れた磁気記録装置やこれと一体若しくは別体の再生装置
に装着して使用される。電子カメラ内の磁気記録装置若
しくは再生装置に磁気シートカセットを装着する際に、
磁気シートカセット内の磁気シート中心部のセンタコア
に設けられた中心孔を磁気記録若しくは再生装置側の回
転駆動軸に直接装着することはその装着作業が煩わしく
不便であり、磁気シートカセットを正確に磁気記録若し
くは再生装置に装着できない恐れがある。 【0003】このような煩わしさを除去するために従
来、磁気シートカセットの着脱装置が提案されており、
この磁気シートカセットの着脱装置は磁気記録若しくは
再生装置の本体に枢支された上蓋とカセットホルダとか
ら構成され、このカセットホルダに磁気シートカセット
を挿入し、その後上蓋を閉じることによりカセットホル
ダ内の磁気シートカセットの磁気シートを装置本体の回
転駆動軸に装着するようにしている。磁気シートの中心
部には中心ハブが設けられ、回転駆動軸はこの中心ハブ
の中心孔に嵌入して磁気シートカセット内の磁気シート
を回転する。 【0004】 【発明が解決しようとする問題点】従来の磁気シートカ
セットの着脱装置においては、カセットホルダの開放時
に装置本体側の磁気ヘッドが露呈することになる。磁気
ヘッドが露呈すると磁気シートカセットの誤挿入、或い
は異物の挿入により磁気ヘッド並びに磁気記録再生装置
内部の精密な機構を損傷する恐れがあった。 【0005】本発明の目的は、磁気ヘッドの損傷を防止
することができる磁気記録再生装置を提供することを目
的としている。 【0006】 【問題点を解決するための手段】上記問題点を解決する
ため、本発明における磁気記録再生装置を、磁気シート
を内蔵した磁気シートカセットを収納すると共に、前記
蓋体を閉じることによって磁気シートカセットの中心ハ
ブに、本体側に設けられたモータの回転駆動軸を嵌入さ
せるカセットホルダーと、装置本体側に設けられ、磁気
シートに磁気記録若しくは再生を行なう磁気ヘッドと、
前記カセットホルダーの、前記磁気ヘッドに対して前記
磁気シートカセットが挿入する方向側に設けられた遮蔽
壁とから構成した。 【0007】 【作用】遮蔽壁が、カセットホルダーの、磁気ヘッドに
対して磁気シートカセットが挿入する方向側に設けられ
ているので、蓋体の開放時に磁気シートカセットと前記
磁気ヘッドとの当接が該遮蔽壁により遮蔽される。 【0008】 【実施例】図1は本発明の一実施例である電子スチルカ
メラの外観図である。本体1にはカセット装着装置2が
あり、蓋解除釦300の操作で開く図2は図1のカセッ
ト装着蓋2を開いたところである。カセット3が半分挿
入されている。 【0009】図3、図4は、第2図を下面から見た要部
断面図である。図3でカセット蓋2に挿入されたカセッ
ト3は二点鎖線まで押し込まれそこで後述の手段で仮り
止めされる。図4に示す状態からさらに蓋2が閉じられ
て二点鎖線の位置で固定され、図1の状態になる。図5
は、本発明の装置に用いるカセットの一例で付勢力が与
えられていないシャッタ付磁気カセットの正面図であ
る。カセット筐体4には、位置決め穴4a、4bが設け
られ、回動自在に中心ハブ5が収納され、シャッタ6が
左右方向にスライドして開閉可能に取り付けられてい
る。中心ハブ5にはスピンドル軸との偏心をなくすため
の弾性押圧部5aが一体成形され、回転中の位相を検出
するためのPGピン7が一体構成されている。 【0010】図6は図5のシャッタ付き磁気カセットの
シャッタ6を右方へ開けた状態の正面図を示している。
カセット筐体4の窓4Cから、中心ハブ5と一体構成さ
れた磁気シート8が見える。磁気記録再生はこの窓4C
を通して行なわれる。図7は、シャッタ付き磁気カセッ
トの左側面図であり、上部に溝部4dがあり、シャッタ
6はこの溝4dを利用して開閉される。 【0011】図8、図9はそれぞれシャッタ6が閉鎖、
開放された状態の磁気カセットの平面図である。シャッ
タ6を開く場合この4dの溝を利用し、シャッタ6を閉
じる場合シャッタの穴6aを通して溝4dまで入り込む
部材で閉じる。図10は磁気カセットの底面図である。
筐体4の底面に設けられる凹部4eはカセット装着取り
出しの時の仮り止めの係止に使われる。 【0012】図11は図5のE視拡大断面図である。中
心ハブ5はカセット筐体4と充分な余裕をもって回動自
在に収納されている。PGピン7は磁性体9と図のよう
に接しており、スピンドル軸と一体の磁石により磁性体
9が吸着された時磁束が集まり易くしてある。図12、
図13は図1、図2に示す電子スチルカメラのカセット
蓋2の部分を手前から見た断面図であり、図13は図1
2のより奥の部分で断面している。 【0013】図14、図22はカセットホルダー12内
部の要部断面図であり、図12、図13と同効部材は同
符号を付してある。図14はカセット筐体4をカセット
蓋2に挿入する途中の状態であってシャッタ閉鎖部材1
5aがシャッタ6の穴6aに落ち込み、シャッタ開放部
材14の右端部がシャッタ6の左端部に当接してシャッ
タ6を途中迄開いた状態を示す。図22はカセット筐体
4をカセット蓋2より取り出す時の状態であって、カセ
ット筐体4の右方への移動によってシャッタ閉鎖部材1
5がばね18に抗して右方へ移動し、その時固定ピン1
7に斜面15dが当接しながら移動するのでシャッタ閉
鎖部材15が固定ピン16を中心に左回転をし、突起1
5aがシャッタの穴6aよりはずれる寸前の状態を示
す。 【0014】以下本発明の実施例の構成を図12、図1
3とこれらの断面図である図15乃至図21によって説
明する。図15は図12のカセット蓋2が全開状態に於
けるF−F矢視断面図、図16図17は図12に於ける
G−G矢視断面図であって図16はカセット蓋2が半開
及び全開の状態を示し、図17はカセット蓋2を閉じた
状態を示す。図18は図12に於けるH−H矢視部分断
面図であって、図17と同じくカセット蓋2を閉じた状
態を示す。 【0015】図19は図12に於けるK−K矢視断面図
であり、カセット蓋2を閉じた状態と開いた状態で示
す。図20、図21は図12においてM−M矢視断面図
であって、図20はカセット蓋2が閉じた状態を示し、
図21はカセット蓋2を開けた状態を示す。図12に於
いてカセット蓋2は本体1に固定された軸10を中心に
回動可能に支持され、ばね11により開く方向に付勢さ
れており、図2で示すロック解除釦300の操作により
自力で開く。カセット蓋2には磁気記録再生に重要な役
割をする安定化板等を取り付けた安定基板101が少し
大きめの穴101c、d、eを通して3本のガイドピン
102、103、104により図12の紙面に垂直方向
に可動に取り付けられている。 【0016】図19に於いて安定化板105、106は
カセット3がセットされた時磁気シート8を上下から挟
み、記録(又は)再生ヘッド107と磁気シート8との
接触を安定させる働きがあり、上安定化板105は柱1
08により安定基板101に固定され、下安定化板10
6は本体に固定されている。また、カセット蓋2を閉じ
た時の上下の安定化板105、106の間隔は、本体に
固定のピン109、110の段部及び、下安定化板10
6の端部に設けたピン111、112(図13)により
決められる。位置はピン109、110の段部と安定基
板101の穴101aと長穴101bにより決定され、
カセット蓋2に取り付けられたばね113により常時押
圧され、柱109、110の段部に安定基板が押圧され
固定される。また二点鎖線のようにカセット蓋2を開い
た状態ではカセット3から安定化板105は退避し、カ
セット3の挿入排出が容易になる。 【0017】また、図12、図13に示す様に回転位相
検出コイル114も安定基板101に固定してあり、カ
セット3がセットされた時、PGピン7と一定の距離が
保たれる。図12、図13において、カセットホルダ1
2はカセット蓋2の内側に位置し本体に固定の軸13、
130を中心に回動でき、次のように構成されている。 【0018】カセットのシャッタ開放部材14は、カセ
ット3か挿入されるとカセット筐体の溝4d内に進入
し、カセット3の挿入に伴ってシャッタ6に当接して、
該シャッタ6を開く。シャッタ閉鎖部材15は、カセッ
トホルダ12に固定されたピン16、17により位置決
めされ、一端をそれぞれホルダ12に固定されたばね1
8により全体が左方に付勢され、ばね19によりピン1
6を中心に全体を時計方向に回転するモーメントが与え
られている。突起部15aはシャッタ開放部材14と同
じくカセット溝4dの進路上にあり、シャッタ開放部材
14がシャッタ6と当接位置で、シャッタ穴6aに入り
込む位置にある。 【0019】カセット排出部材20はカセットホルダ1
2に固定の軸21を中心にして回動し、一端をカセット
ホルダ12に固定されたばね22により反時計まわりに
付勢され、カセットホルダ12に固定のピン23により
反時計方向への回転を制限されている。カセット排出部
材20の先端部20aは、カセット3か押し込まれると
時計方向に回転し、カセットホルダ12に固定された軸
25を軸とし、ばね26により付勢された係止部材24
により係止される。(図15参照)解除はカセットホル
ダ12が図15の状態からさらに開いた時、本体の一部
250に係止部材24の折曲部24aが係合し、軸25
を中心に反時計方向に回転して、先端の係止が外れ図1
3で排出部材20は反時計方向に回転してカセット3を
排出する。 【0020】カセット仮り止め部材27は図12に示す
様にカセットホルダ12に固定された軸28を軸として
ばね29により時計方向にモーメントを与えられ、先端
部27aはカセット3の凹部4eに進入する位置にあ
り、挿入排出時にカセット3仮り止めを行なう。カセッ
ト押さえ30、31は図12に示す様に一端をそれぞれ
ピン32、33でカセットホルダ12に固定されカセッ
ト3がセットされた時、本体に固定の位置及び高さ決め
ピン201、202及び高さ決めピン203(図13参
照)により位置決めされたカセット3の左側部分を押圧
固定する。右側部分の押圧はカセットホルダ12そのも
のであり、押圧力はカセット蓋2に取り付けたばね20
0による。(図15参照) カセット挿入ガイド34は一端をカセットホルダ12に
固定されたピン35、36を中心に回転し、他端に本体
の長穴38に嵌合摺動する軸37が固定されている。
(図15、図13参照)カセット挿入ガイド34は、カ
セット挿入をスムーズに行ない、誤挿入を防止する。 【0021】以上はカセットホルダ12の説明であり次
に、カセットの中心ハブ押圧機構を図12、図16、図
17、図18により説明する。中心ハブ押圧基板39
は、軸10を中心に回動し、カセット蓋の突起2aによ
り回転範囲を制限されている。押圧基板39にはカセッ
トの中心ハブ5をセット時に図16のように押す押圧ピ
ン40、41が押圧方向に可動に取り付けられ、押圧ば
ね42、43がそれぞれ一端をピン44、45で固定さ
れて押圧ピン40、41を押している。ばね46は一端
をピン47固定され、他端はカセット蓋2に接し、図1
6で押圧基板39に時計周りのモーメントを与え、押圧
ばね42、43を介して押圧ピン40、41で中心ハブ
5を押圧し、スピンドル軸48に押し込む。 【0022】押圧解除レバー49は本体に固定のピン5
0を中心に回動し、一端49aをカセット蓋2により押
されると図18のように時計方向に回転して他端49b
で押圧基板39を押し上げる。これによりセットされた
カセット3の中心ハブ5はフリーとなり磁気円板の回転
が可能となる。カセット蓋2とカセットホルダ12の間
には、カセット3の挿入排出をスムーズに誤りなく行な
わせるための関連させる部材がある。図12、13、2
0、21において板51は、長穴51aを持ち、該長穴
51aはそれぞれカセット蓋2とカセットホルダ12に
固定されたピン52、53が摺動し、カセット蓋2とカ
セットホルダ12を長穴の範囲のみ開くよう、開き角を
制限している。 【0023】さらに、全体の開き角を制限する開き角制
限板54は、軸10を中心に回動自在に取り付けられて
いる。2つの長穴54a、54bは、一方の穴54aに
はカセット蓋2に固定されたピン55が嵌合摺動してお
り、図20の蓋2の閉じた状態と図21の開いた状態ま
での間に、蓋2及びホルダ12の開角を制限する。ここ
で、ピン56はL形板57に固定されてあり、該L形板
57は本体に固定されたピン58と嵌合しており、図2
1で上方に可動である。なお、L形板57はばね11に
より蓋2が開かれることにより開き角制限板54を介し
てピン56を上方へ引き上げられる力よりも強いばね5
9で下方に押されており従って、蓋解除釦300を操作
した時のカセット蓋2の開角は図21の状態となる。こ
の図21に示す状態から、蓋2の先端部をさらに押し上
げると、ばね59に抗して板57が持ち上がり、図15
に示されるカセットホルダ12の反対側にある本体の一
部250と係止部材24の折曲部24aが係合し、カセ
ット排出レバー20が解除されカセット3が排出され
る。 【0024】次にカセットの装着、取り出しの一連の動
作の説明を行なう。カセットのセットは、カセット蓋を
開く、カセットを挿入する、シャッタを開く、カセット
を固定するの順で、カセットの取り出しは、カセット蓋
を開く、カセット排出と同時にシャッタを閉じ、最後に
取り出しとなる。まずカセットのセットから説明する。
図1、2で蓋解除釦300を操作してカセット蓋を開
き、カセット3を、図5のようにシャッタ6を閉じたま
ま挿入する。この時、カセットガイド34により誤挿入
できなくなっている。さらに、この時のカセット蓋2の
開角は、挿入時は図4に示す如く指400でカセットを
押し込むに必要な、また取り出す時は、図3の如くカセ
ットを2本の指401、402で取り出すに充分な角度
である。カセット3を挿入すると、図14に示す如くシ
ャッタ6はシャッタ閉鎖部材15の突起15aの斜面部
を乗り越えてさらに入り、シャッタ6の穴部6aに該端
部15aが入り込む。さらに進むと、シャッタ開放部材
14とシャッタ6とが当接し、それ以後はカセット筐体
4のみ進み、シャッタ6は開かれる。同時に、カセット
排出部材20がカセット3の先端部で押されて図13で
時計方向に回転され、先端部20aが係止部材24によ
り係止される(図15)。この時、仮り止め部材27
は、カセットの筐体の穴部4eに先端部27aが落ち込
み、カセット筐体を仮り止めする。 【0025】次にカセット蓋を閉じるとまずカセット筐
体4は、カセットホルダ12がばね200に押されて時
計方向に回転することにより、位置決めピン201、2
02で位置決めされ、さらにホルダ12で右側部分を押
圧され、ばね30、31で左側部分を押圧固定される
(図12、13参照)。次に図16、17、18のよう
に、中心ハブ押圧手段及び解除手段により、中心ハブ5
はスピンドル軸48にしっかり偏心なく固定され、磁気
シート8は図19に示す如く下の安定化板106及び記
録ヘッド107に対面する。この時、カセット蓋2に取
り付けらていた上安定化板105及びPG検出手段11
4が定位置にセットされる。これでカセット3は固定さ
れ、磁気記録可能となる。 【0026】次にカセット取り出しであるが、まずカセ
ット蓋2を解除釦300を操作して解除すると、ばね1
1により蓋2及びカセットホルダ12が開き、図20か
ら図21の状態へ移る。この状態ではカセット3は仮り
止め部材27により係止されており、本体をどの向きに
しても出てこない。蓋2をさらに開くと、ばね59の力
に抗して、板57が持ち上がりカセットホルダ12も開
き、カセットホルダ12の反対側の図15の係止部材2
4は本体の一部250と、折曲部24aで係合して、カ
セット排出部材20を解除し、仮り止め部材27の束ば
く力に抗してカセット3を排出する。この時、シャッタ
6は、シャッタ閉鎖部材15により、カセット3の排出
に従って閉じていく。 【0027】この状態で、カセット3はフリーの状態で
あるから手で取り出すことが出来る。図22のように取
り出す時、シャッタ閉鎖部材15はシャッタ6に引かれ
るが、穴部15cの斜面部15dとピン17が当接摺動
して全体として右方へ移動しながら、ピン16を中心に
反時計方向に回転し、シャッタ6からシャッタ閉鎖部材
15の突起部15aが退避する。 【0028】上記実施例では磁気記録装置である電子ス
チルカメラに本歯を適用した例を説明したが勿論これに
限られることなく図5乃至図10に示す様な磁気シート
カセットを用いる装置であれば磁気再生装置或いは磁気
記録及び再生が一体化された装置に本発明のカセット装
着装置を適用することは可能である。さらに本発明は図
5乃至図10に示した磁気シートカセットに限られるこ
となく磁気テープカセットや磁気以外の他の記録媒体を
用いたカセットにも適用し得るものである。又、実施例
ではカセット蓋は扉状のものを示したが、カセット蓋全
体が本体からせり出して突出してカセットをカセット蓋
の内側にスライドして挿入し、その後カセット蓋全体を
もとの位置に復帰する様押圧してカセットを装着する様
な形式のものにも本発明は適用可能である。 【0029】 【発明の効果】本発明によれば、磁気ヘッドはカセット
ホルダに設けられた遮蔽壁により磁気シート挿入方向
側、即ち装置外部に対して磁気ヘッドが露呈する側が囲
まれるので、磁気シートカセットの誤挿入、異物の挿入
等により磁気ヘッドが損傷することはなく、また磁気記
録再生装置内部の精密な機構を損傷することもない。
わり、特に磁気シートに静止画像情報を磁気記録し若し
くは磁気シートに記録された画像情報の再生を行なう磁
気記録再生装置に関する。 【0002】 【従来の技術】記録媒体として磁気シートに、固体撮像
素子等を用いて被写体を電子的にスチル撮影する撮像シ
ステム(電子カメラ)が知られている。このシステムに
用いられる磁気シートは、通常磁気シートカセットの形
態で用いられる。磁気シートカセットはその内部に磁気
シートが回転可能に収納され、電子カメラ内に組み込ま
れた磁気記録装置やこれと一体若しくは別体の再生装置
に装着して使用される。電子カメラ内の磁気記録装置若
しくは再生装置に磁気シートカセットを装着する際に、
磁気シートカセット内の磁気シート中心部のセンタコア
に設けられた中心孔を磁気記録若しくは再生装置側の回
転駆動軸に直接装着することはその装着作業が煩わしく
不便であり、磁気シートカセットを正確に磁気記録若し
くは再生装置に装着できない恐れがある。 【0003】このような煩わしさを除去するために従
来、磁気シートカセットの着脱装置が提案されており、
この磁気シートカセットの着脱装置は磁気記録若しくは
再生装置の本体に枢支された上蓋とカセットホルダとか
ら構成され、このカセットホルダに磁気シートカセット
を挿入し、その後上蓋を閉じることによりカセットホル
ダ内の磁気シートカセットの磁気シートを装置本体の回
転駆動軸に装着するようにしている。磁気シートの中心
部には中心ハブが設けられ、回転駆動軸はこの中心ハブ
の中心孔に嵌入して磁気シートカセット内の磁気シート
を回転する。 【0004】 【発明が解決しようとする問題点】従来の磁気シートカ
セットの着脱装置においては、カセットホルダの開放時
に装置本体側の磁気ヘッドが露呈することになる。磁気
ヘッドが露呈すると磁気シートカセットの誤挿入、或い
は異物の挿入により磁気ヘッド並びに磁気記録再生装置
内部の精密な機構を損傷する恐れがあった。 【0005】本発明の目的は、磁気ヘッドの損傷を防止
することができる磁気記録再生装置を提供することを目
的としている。 【0006】 【問題点を解決するための手段】上記問題点を解決する
ため、本発明における磁気記録再生装置を、磁気シート
を内蔵した磁気シートカセットを収納すると共に、前記
蓋体を閉じることによって磁気シートカセットの中心ハ
ブに、本体側に設けられたモータの回転駆動軸を嵌入さ
せるカセットホルダーと、装置本体側に設けられ、磁気
シートに磁気記録若しくは再生を行なう磁気ヘッドと、
前記カセットホルダーの、前記磁気ヘッドに対して前記
磁気シートカセットが挿入する方向側に設けられた遮蔽
壁とから構成した。 【0007】 【作用】遮蔽壁が、カセットホルダーの、磁気ヘッドに
対して磁気シートカセットが挿入する方向側に設けられ
ているので、蓋体の開放時に磁気シートカセットと前記
磁気ヘッドとの当接が該遮蔽壁により遮蔽される。 【0008】 【実施例】図1は本発明の一実施例である電子スチルカ
メラの外観図である。本体1にはカセット装着装置2が
あり、蓋解除釦300の操作で開く図2は図1のカセッ
ト装着蓋2を開いたところである。カセット3が半分挿
入されている。 【0009】図3、図4は、第2図を下面から見た要部
断面図である。図3でカセット蓋2に挿入されたカセッ
ト3は二点鎖線まで押し込まれそこで後述の手段で仮り
止めされる。図4に示す状態からさらに蓋2が閉じられ
て二点鎖線の位置で固定され、図1の状態になる。図5
は、本発明の装置に用いるカセットの一例で付勢力が与
えられていないシャッタ付磁気カセットの正面図であ
る。カセット筐体4には、位置決め穴4a、4bが設け
られ、回動自在に中心ハブ5が収納され、シャッタ6が
左右方向にスライドして開閉可能に取り付けられてい
る。中心ハブ5にはスピンドル軸との偏心をなくすため
の弾性押圧部5aが一体成形され、回転中の位相を検出
するためのPGピン7が一体構成されている。 【0010】図6は図5のシャッタ付き磁気カセットの
シャッタ6を右方へ開けた状態の正面図を示している。
カセット筐体4の窓4Cから、中心ハブ5と一体構成さ
れた磁気シート8が見える。磁気記録再生はこの窓4C
を通して行なわれる。図7は、シャッタ付き磁気カセッ
トの左側面図であり、上部に溝部4dがあり、シャッタ
6はこの溝4dを利用して開閉される。 【0011】図8、図9はそれぞれシャッタ6が閉鎖、
開放された状態の磁気カセットの平面図である。シャッ
タ6を開く場合この4dの溝を利用し、シャッタ6を閉
じる場合シャッタの穴6aを通して溝4dまで入り込む
部材で閉じる。図10は磁気カセットの底面図である。
筐体4の底面に設けられる凹部4eはカセット装着取り
出しの時の仮り止めの係止に使われる。 【0012】図11は図5のE視拡大断面図である。中
心ハブ5はカセット筐体4と充分な余裕をもって回動自
在に収納されている。PGピン7は磁性体9と図のよう
に接しており、スピンドル軸と一体の磁石により磁性体
9が吸着された時磁束が集まり易くしてある。図12、
図13は図1、図2に示す電子スチルカメラのカセット
蓋2の部分を手前から見た断面図であり、図13は図1
2のより奥の部分で断面している。 【0013】図14、図22はカセットホルダー12内
部の要部断面図であり、図12、図13と同効部材は同
符号を付してある。図14はカセット筐体4をカセット
蓋2に挿入する途中の状態であってシャッタ閉鎖部材1
5aがシャッタ6の穴6aに落ち込み、シャッタ開放部
材14の右端部がシャッタ6の左端部に当接してシャッ
タ6を途中迄開いた状態を示す。図22はカセット筐体
4をカセット蓋2より取り出す時の状態であって、カセ
ット筐体4の右方への移動によってシャッタ閉鎖部材1
5がばね18に抗して右方へ移動し、その時固定ピン1
7に斜面15dが当接しながら移動するのでシャッタ閉
鎖部材15が固定ピン16を中心に左回転をし、突起1
5aがシャッタの穴6aよりはずれる寸前の状態を示
す。 【0014】以下本発明の実施例の構成を図12、図1
3とこれらの断面図である図15乃至図21によって説
明する。図15は図12のカセット蓋2が全開状態に於
けるF−F矢視断面図、図16図17は図12に於ける
G−G矢視断面図であって図16はカセット蓋2が半開
及び全開の状態を示し、図17はカセット蓋2を閉じた
状態を示す。図18は図12に於けるH−H矢視部分断
面図であって、図17と同じくカセット蓋2を閉じた状
態を示す。 【0015】図19は図12に於けるK−K矢視断面図
であり、カセット蓋2を閉じた状態と開いた状態で示
す。図20、図21は図12においてM−M矢視断面図
であって、図20はカセット蓋2が閉じた状態を示し、
図21はカセット蓋2を開けた状態を示す。図12に於
いてカセット蓋2は本体1に固定された軸10を中心に
回動可能に支持され、ばね11により開く方向に付勢さ
れており、図2で示すロック解除釦300の操作により
自力で開く。カセット蓋2には磁気記録再生に重要な役
割をする安定化板等を取り付けた安定基板101が少し
大きめの穴101c、d、eを通して3本のガイドピン
102、103、104により図12の紙面に垂直方向
に可動に取り付けられている。 【0016】図19に於いて安定化板105、106は
カセット3がセットされた時磁気シート8を上下から挟
み、記録(又は)再生ヘッド107と磁気シート8との
接触を安定させる働きがあり、上安定化板105は柱1
08により安定基板101に固定され、下安定化板10
6は本体に固定されている。また、カセット蓋2を閉じ
た時の上下の安定化板105、106の間隔は、本体に
固定のピン109、110の段部及び、下安定化板10
6の端部に設けたピン111、112(図13)により
決められる。位置はピン109、110の段部と安定基
板101の穴101aと長穴101bにより決定され、
カセット蓋2に取り付けられたばね113により常時押
圧され、柱109、110の段部に安定基板が押圧され
固定される。また二点鎖線のようにカセット蓋2を開い
た状態ではカセット3から安定化板105は退避し、カ
セット3の挿入排出が容易になる。 【0017】また、図12、図13に示す様に回転位相
検出コイル114も安定基板101に固定してあり、カ
セット3がセットされた時、PGピン7と一定の距離が
保たれる。図12、図13において、カセットホルダ1
2はカセット蓋2の内側に位置し本体に固定の軸13、
130を中心に回動でき、次のように構成されている。 【0018】カセットのシャッタ開放部材14は、カセ
ット3か挿入されるとカセット筐体の溝4d内に進入
し、カセット3の挿入に伴ってシャッタ6に当接して、
該シャッタ6を開く。シャッタ閉鎖部材15は、カセッ
トホルダ12に固定されたピン16、17により位置決
めされ、一端をそれぞれホルダ12に固定されたばね1
8により全体が左方に付勢され、ばね19によりピン1
6を中心に全体を時計方向に回転するモーメントが与え
られている。突起部15aはシャッタ開放部材14と同
じくカセット溝4dの進路上にあり、シャッタ開放部材
14がシャッタ6と当接位置で、シャッタ穴6aに入り
込む位置にある。 【0019】カセット排出部材20はカセットホルダ1
2に固定の軸21を中心にして回動し、一端をカセット
ホルダ12に固定されたばね22により反時計まわりに
付勢され、カセットホルダ12に固定のピン23により
反時計方向への回転を制限されている。カセット排出部
材20の先端部20aは、カセット3か押し込まれると
時計方向に回転し、カセットホルダ12に固定された軸
25を軸とし、ばね26により付勢された係止部材24
により係止される。(図15参照)解除はカセットホル
ダ12が図15の状態からさらに開いた時、本体の一部
250に係止部材24の折曲部24aが係合し、軸25
を中心に反時計方向に回転して、先端の係止が外れ図1
3で排出部材20は反時計方向に回転してカセット3を
排出する。 【0020】カセット仮り止め部材27は図12に示す
様にカセットホルダ12に固定された軸28を軸として
ばね29により時計方向にモーメントを与えられ、先端
部27aはカセット3の凹部4eに進入する位置にあ
り、挿入排出時にカセット3仮り止めを行なう。カセッ
ト押さえ30、31は図12に示す様に一端をそれぞれ
ピン32、33でカセットホルダ12に固定されカセッ
ト3がセットされた時、本体に固定の位置及び高さ決め
ピン201、202及び高さ決めピン203(図13参
照)により位置決めされたカセット3の左側部分を押圧
固定する。右側部分の押圧はカセットホルダ12そのも
のであり、押圧力はカセット蓋2に取り付けたばね20
0による。(図15参照) カセット挿入ガイド34は一端をカセットホルダ12に
固定されたピン35、36を中心に回転し、他端に本体
の長穴38に嵌合摺動する軸37が固定されている。
(図15、図13参照)カセット挿入ガイド34は、カ
セット挿入をスムーズに行ない、誤挿入を防止する。 【0021】以上はカセットホルダ12の説明であり次
に、カセットの中心ハブ押圧機構を図12、図16、図
17、図18により説明する。中心ハブ押圧基板39
は、軸10を中心に回動し、カセット蓋の突起2aによ
り回転範囲を制限されている。押圧基板39にはカセッ
トの中心ハブ5をセット時に図16のように押す押圧ピ
ン40、41が押圧方向に可動に取り付けられ、押圧ば
ね42、43がそれぞれ一端をピン44、45で固定さ
れて押圧ピン40、41を押している。ばね46は一端
をピン47固定され、他端はカセット蓋2に接し、図1
6で押圧基板39に時計周りのモーメントを与え、押圧
ばね42、43を介して押圧ピン40、41で中心ハブ
5を押圧し、スピンドル軸48に押し込む。 【0022】押圧解除レバー49は本体に固定のピン5
0を中心に回動し、一端49aをカセット蓋2により押
されると図18のように時計方向に回転して他端49b
で押圧基板39を押し上げる。これによりセットされた
カセット3の中心ハブ5はフリーとなり磁気円板の回転
が可能となる。カセット蓋2とカセットホルダ12の間
には、カセット3の挿入排出をスムーズに誤りなく行な
わせるための関連させる部材がある。図12、13、2
0、21において板51は、長穴51aを持ち、該長穴
51aはそれぞれカセット蓋2とカセットホルダ12に
固定されたピン52、53が摺動し、カセット蓋2とカ
セットホルダ12を長穴の範囲のみ開くよう、開き角を
制限している。 【0023】さらに、全体の開き角を制限する開き角制
限板54は、軸10を中心に回動自在に取り付けられて
いる。2つの長穴54a、54bは、一方の穴54aに
はカセット蓋2に固定されたピン55が嵌合摺動してお
り、図20の蓋2の閉じた状態と図21の開いた状態ま
での間に、蓋2及びホルダ12の開角を制限する。ここ
で、ピン56はL形板57に固定されてあり、該L形板
57は本体に固定されたピン58と嵌合しており、図2
1で上方に可動である。なお、L形板57はばね11に
より蓋2が開かれることにより開き角制限板54を介し
てピン56を上方へ引き上げられる力よりも強いばね5
9で下方に押されており従って、蓋解除釦300を操作
した時のカセット蓋2の開角は図21の状態となる。こ
の図21に示す状態から、蓋2の先端部をさらに押し上
げると、ばね59に抗して板57が持ち上がり、図15
に示されるカセットホルダ12の反対側にある本体の一
部250と係止部材24の折曲部24aが係合し、カセ
ット排出レバー20が解除されカセット3が排出され
る。 【0024】次にカセットの装着、取り出しの一連の動
作の説明を行なう。カセットのセットは、カセット蓋を
開く、カセットを挿入する、シャッタを開く、カセット
を固定するの順で、カセットの取り出しは、カセット蓋
を開く、カセット排出と同時にシャッタを閉じ、最後に
取り出しとなる。まずカセットのセットから説明する。
図1、2で蓋解除釦300を操作してカセット蓋を開
き、カセット3を、図5のようにシャッタ6を閉じたま
ま挿入する。この時、カセットガイド34により誤挿入
できなくなっている。さらに、この時のカセット蓋2の
開角は、挿入時は図4に示す如く指400でカセットを
押し込むに必要な、また取り出す時は、図3の如くカセ
ットを2本の指401、402で取り出すに充分な角度
である。カセット3を挿入すると、図14に示す如くシ
ャッタ6はシャッタ閉鎖部材15の突起15aの斜面部
を乗り越えてさらに入り、シャッタ6の穴部6aに該端
部15aが入り込む。さらに進むと、シャッタ開放部材
14とシャッタ6とが当接し、それ以後はカセット筐体
4のみ進み、シャッタ6は開かれる。同時に、カセット
排出部材20がカセット3の先端部で押されて図13で
時計方向に回転され、先端部20aが係止部材24によ
り係止される(図15)。この時、仮り止め部材27
は、カセットの筐体の穴部4eに先端部27aが落ち込
み、カセット筐体を仮り止めする。 【0025】次にカセット蓋を閉じるとまずカセット筐
体4は、カセットホルダ12がばね200に押されて時
計方向に回転することにより、位置決めピン201、2
02で位置決めされ、さらにホルダ12で右側部分を押
圧され、ばね30、31で左側部分を押圧固定される
(図12、13参照)。次に図16、17、18のよう
に、中心ハブ押圧手段及び解除手段により、中心ハブ5
はスピンドル軸48にしっかり偏心なく固定され、磁気
シート8は図19に示す如く下の安定化板106及び記
録ヘッド107に対面する。この時、カセット蓋2に取
り付けらていた上安定化板105及びPG検出手段11
4が定位置にセットされる。これでカセット3は固定さ
れ、磁気記録可能となる。 【0026】次にカセット取り出しであるが、まずカセ
ット蓋2を解除釦300を操作して解除すると、ばね1
1により蓋2及びカセットホルダ12が開き、図20か
ら図21の状態へ移る。この状態ではカセット3は仮り
止め部材27により係止されており、本体をどの向きに
しても出てこない。蓋2をさらに開くと、ばね59の力
に抗して、板57が持ち上がりカセットホルダ12も開
き、カセットホルダ12の反対側の図15の係止部材2
4は本体の一部250と、折曲部24aで係合して、カ
セット排出部材20を解除し、仮り止め部材27の束ば
く力に抗してカセット3を排出する。この時、シャッタ
6は、シャッタ閉鎖部材15により、カセット3の排出
に従って閉じていく。 【0027】この状態で、カセット3はフリーの状態で
あるから手で取り出すことが出来る。図22のように取
り出す時、シャッタ閉鎖部材15はシャッタ6に引かれ
るが、穴部15cの斜面部15dとピン17が当接摺動
して全体として右方へ移動しながら、ピン16を中心に
反時計方向に回転し、シャッタ6からシャッタ閉鎖部材
15の突起部15aが退避する。 【0028】上記実施例では磁気記録装置である電子ス
チルカメラに本歯を適用した例を説明したが勿論これに
限られることなく図5乃至図10に示す様な磁気シート
カセットを用いる装置であれば磁気再生装置或いは磁気
記録及び再生が一体化された装置に本発明のカセット装
着装置を適用することは可能である。さらに本発明は図
5乃至図10に示した磁気シートカセットに限られるこ
となく磁気テープカセットや磁気以外の他の記録媒体を
用いたカセットにも適用し得るものである。又、実施例
ではカセット蓋は扉状のものを示したが、カセット蓋全
体が本体からせり出して突出してカセットをカセット蓋
の内側にスライドして挿入し、その後カセット蓋全体を
もとの位置に復帰する様押圧してカセットを装着する様
な形式のものにも本発明は適用可能である。 【0029】 【発明の効果】本発明によれば、磁気ヘッドはカセット
ホルダに設けられた遮蔽壁により磁気シート挿入方向
側、即ち装置外部に対して磁気ヘッドが露呈する側が囲
まれるので、磁気シートカセットの誤挿入、異物の挿入
等により磁気ヘッドが損傷することはなく、また磁気記
録再生装置内部の精密な機構を損傷することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例である電子スチルカメ
ラの外観図である。 【図2】図2は図1に示したカセット蓋を開いた図であ
る。 【図3】図1、2に示した電子スチルカメラを下方より
見た要部断面図である。 【図4】図1、2に示した電子スチルカメラを下方より
見た要部断面図である。 【図5】本発明の装置に用いるカセットの一例を示した
図である。 【図6】本発明の装置に用いるカセットの一例を示した
図である。 【図7】本発明の装置に用いるカセットの一例を示した
図である。 【図8】本発明の装置に用いるカセットの一例を示した
図である。 【図9】本発明の装置に用いるカセットの一例を示した
図である。 【図10】本発明の装置に用いるカセットの一例を示し
た図である。 【図11】本発明の装置に用いるカセットの一例を示し
た図である。 【図12】本発明の実施例の断面図である。 【図13】本発明の実施例の断面図である。 【図14】カセット挿入排出時の要部断面図である。 【図15】図12におけるF−F矢視断面図である。 【図16】図12におけるG−G矢視断面図である。 【図17】図12におけるG−G矢視断面図である。 【図18】図12におけるH−H矢視断面図である。 【図19】図12におけるK−K矢視断面図である。 【図20】図12におけるM−M矢視断面図である。 【図21】図12におけるM−M矢視断面図である。 【図22】カセット挿入排出時の要部断面図である。 【主要部分の符号の説明】 1 本体 2 カセット蓋 3 カセット 20 カセット排出部材 24 係止部材 250 本体の一部突起 27 仮り止め部材 57 L字形板
ラの外観図である。 【図2】図2は図1に示したカセット蓋を開いた図であ
る。 【図3】図1、2に示した電子スチルカメラを下方より
見た要部断面図である。 【図4】図1、2に示した電子スチルカメラを下方より
見た要部断面図である。 【図5】本発明の装置に用いるカセットの一例を示した
図である。 【図6】本発明の装置に用いるカセットの一例を示した
図である。 【図7】本発明の装置に用いるカセットの一例を示した
図である。 【図8】本発明の装置に用いるカセットの一例を示した
図である。 【図9】本発明の装置に用いるカセットの一例を示した
図である。 【図10】本発明の装置に用いるカセットの一例を示し
た図である。 【図11】本発明の装置に用いるカセットの一例を示し
た図である。 【図12】本発明の実施例の断面図である。 【図13】本発明の実施例の断面図である。 【図14】カセット挿入排出時の要部断面図である。 【図15】図12におけるF−F矢視断面図である。 【図16】図12におけるG−G矢視断面図である。 【図17】図12におけるG−G矢視断面図である。 【図18】図12におけるH−H矢視断面図である。 【図19】図12におけるK−K矢視断面図である。 【図20】図12におけるM−M矢視断面図である。 【図21】図12におけるM−M矢視断面図である。 【図22】カセット挿入排出時の要部断面図である。 【主要部分の符号の説明】 1 本体 2 カセット蓋 3 カセット 20 カセット排出部材 24 係止部材 250 本体の一部突起 27 仮り止め部材 57 L字形板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成3年12月17日 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】特許請求の範囲 【補正方法】変更 【補正内容】 【特許請求の範囲】 モーターの回転に連動する回転駆動軸を備えた装置本体
と、 前記装置本体に対して開閉可能な蓋体と、 磁気シート及び中心ハブを備えた磁気シートカセットを
収納すると共に、前記蓋体と前記装置本体の間に配置さ
れ、前記蓋体が前記装置本体に対して閉じられると、該
中心ハブに前記回転駆動軸を嵌入させるカセットホルダ
ーと、 前記装置本体に設けられ、前記磁気シートに磁気記録若
しくは再生を行なう磁気ヘッドとを有するカセット装着
装置において、 前記カセットホルダーの前記磁気シートカセットを挿入
する方向側に、遮蔽壁を設けたことを特徴とする磁気記
録再生装置。 【手続補正2】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0008 【補正方法】変更 【補正内容】 【0008】 【実施例】次に本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。尚、文中で述べる上下及び左右の方向は図面中の符
号の向きを基準としている。図1は本発明の一実施例で
ある電子スチルカメラの外観図である。本体1にはカセ
ット装着装置2があり、蓋解除釦300の操作で開く。
図2は図1のカセット装着蓋2を開いたところである。
カセット3が半分挿入されている。 【手続補正3】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0009 【補正方法】変更 【補正内容】 【0009】図3、図4は、第2図を下面から見た要部
断面図である。図3でカセット蓋2に挿入されたカセッ
ト3は二点鎖線まで押し込まれそこで後述の手段で仮り
止めされる。図4に示す状態からさらに蓋2が閉じられ
て二点鎖線の位置で固定され、図1の状態になる。図5
は、本発明の装置に用いるカセットの一例で、シャッタ
6を閉じる方向に付勢力が与えられていないシャッタ付
磁気カセットの正面図である。カセット筐体4には、位
置決め穴4a、4bが設けられ、回動自在に中心ハブ5
が収納され、シャッタ6が左右方向にスライドして開閉
可能に取り付けられている。中心ハブ5にはスピンドル
軸との偏心をなくすための弾性押圧部5aが一体成形さ
れ、回転中の位相を検出するためのPGピン7が一体構
成されている。 【手続補正4】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0011 【補正方法】変更 【補正内容】 【0011】図8、図9はそれぞれシャッタ6が閉鎖、
開放された状態の磁気カセットの平面図である。シャッ
タ6を開く場合この4dの溝を利用し、シャッタ6を閉
じる場合シャッタの穴6aを通して溝4dまで入り込む
部材で閉じる。図10は磁気カセットの底面図である。
筐体4の底面に設けられる凹部4eはカセットの装着と
取り出しの時の仮り止めの係止に使われる。 【手続補正5】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0018 【補正方法】変更 【補正内容】 【0018】カセットのシャッタ開放部材14は、カセ
ット3が挿入されるとカセット筐体の溝4d内に進入
し、カセット3の挿入に伴ってシャッタ6に当接して、
該シャッタ6を開く。シャッタ閉鎖部材15は、カセッ
トホルダ12に固定されたピン16、17により位置決
めされ、一端をそれぞれホルダ12に固定されたばね1
8により全体が左方に付勢され、ばね19によりピン1
6を中心に全体を時計方向に回転するモーメントが与え
られている。突起部15aはシャッタ開放部材14と同
じくカセット溝4dの進路上にあり、シャッタ開放部材
14がシャッタ6と当接位置で、シャッタ穴6aに入り
込む位置にある。 【手続補正6】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0019 【補正方法】変更 【補正内容】 【0019】カセット排出部材20はカセットホルダ1
2に固定の軸21を中心にして回動し、一端をカセット
ホルダ12に固定されたばね22により反時計まわりに
付勢され、カセットホルダ12に固定のピン23により
反時計方向への回転を制限されている。カセット排出部
材20の先端部20aは、カセット3が押し込まれると
時計方向に回転し、カセットホルダ12に固定された軸
25を軸とし、ばね26により付勢された係止部材24
により係止される。(図15参照)解除はカセットホル
ダ12が図15の状態からさらに開いた時、本体の一部
250に係止部材24の折曲部24aが係合し、軸25
を中心に反時計方向に回転して、先端の係止が外れ図1
3で排出部材20は反時計方向に回転してカセット3を
排出する。 【手続補正7】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0021 【補正方法】変更 【補正内容】 【0021】以上はカセットホルダ12の説明であり次
に、カセットの中心ハブ押圧機構を図12、図16、図
17、図18により説明する。中心ハブ押圧基板39
は、軸10を中心に回動し、カセット蓋の突起2aによ
り回転範囲を制限されている。押圧基板39にはカセッ
トの中心ハブ5をセット時に図16のように押す押圧ピ
ン40、41が押圧方向に可動に取り付けられ、押圧ば
ね42、43がそれぞれ一端をピン44、45で固定さ
れて押圧ピン40、41を押している。ばね46は一端
をピン47で固定され、他端はカセット蓋2に接し、図
16で押圧基板39に時計周りのモーメントを与え、押
圧ばね42、43を介して押圧ピン40、41で中心ハ
ブ5を押圧し、スピンドル軸48に押し込む。 【手続補正8】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0028 【補正方法】変更 【補正内容】 【0028】上記実施例では磁気記録装置である電子ス
チルカメラに本発明を適用した例を説明したが勿論これ
に限られることなく図5乃至図10に示す様な磁気シー
トカセットを用いる装置であれば磁気再生装置或いは磁
気記録及び再生が一体化された装置に本発明のカセット
装着装置を適用することは可能である。さらに本発明は
図5乃至図10に示した磁気シートカセットに限られる
ことなく磁気テープカセットや磁気以外の他の記録媒体
を用いたカセットにも適用し得るものである。又、実施
例ではカセット蓋は扉状のものを示したが、カセット蓋
全体が本体からせり出して突出してカセットをカセット
蓋の内側にスライドして挿入し、その後カセット蓋全体
をもとの位置に復帰する様押圧してカセットを装着する
様な形式のものにも本発明は適用可能である。 【手続補正9】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0029 【補正方法】変更 【補正内容】 【0029】 【発明の効果】本発明によれば、磁気ヘッドはカセット
ホルダに設けられた遮蔽壁により磁気シート挿入方向
側、即ち装置外部に対して磁気ヘッドが露呈する側が遮
蔽されるので、磁気シートカセットの誤挿入により磁気
ヘッドが損傷することはなく、また磁気記録再生装置内
部の精密な機構を損傷することもない。 【手続補正10】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】図面の簡単な説明 【補正方法】変更 【補正内容】 【図面の簡単な説明】 【図1】図1は本発明の一実施例である電子スチルカメ
ラの外観図である。 【図2】図2は図1に示したカセット蓋を開いた図であ
る。 【図3】図3は図1、2に示した電子スチルカメラを下
方より見た要部断面図である。 【図4】図4は図1、2に示した電子スチルカメラを下
方より見た要部断面図である。 【図5】図5は本発明の装置に用いるカセットの一例を
示した図である。 【図6】図6は本発明の装置に用いるカセットの一例を
示した図である。 【図7】図7は本発明の装置に用いるカセットの一例を
示した図である。 【図8】図8は本発明の装置に用いるカセットの一例を
示した図である。 【図9】図9は本発明の装置に用いるカセットの一例を
示した図である。 【図10】図10は本発明の装置に用いるカセットの一
例を示した図である。 【図11】図11は本発明の装置に用いるカセットの一
例を示した図である。 【図12】図12は本発明の実施例の断面図である。 【図13】図13は本発明の実施例の断面図である。 【図14】図14はカセット挿入排出時の要部断面図で
ある。 【図15】図15は図12におけるF−F矢視断面図で
ある。 【図16】図16は図12におけるG−G矢視断面図で
ある。 【図17】図17は図12におけるG−G矢視断面図で
ある。 【図18】図18は図12におけるH−H矢視断面図で
ある。 【図19】図19は図12におけるK−K矢視断面図で
ある。 【図20】図20は図12におけるM−M矢視断面図で
ある。 【図21】図21は図12におけるM−M矢視断面図で
ある。 【図22】図22はカセット挿入排出時の要部断面図で
ある。 【符号の説明】 1 本体 2 カセット蓋 3 カセット 20 カセット排出部材 24 係止部材 34 カセット挿入ガイド 250 本体の一部突起 27 仮り止め部材 57 L字型板 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成3年12月17日 【手続補正1】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】図12 【補正方法】変更 【補正内容】 【図12】
【手続補正書】 【提出日】平成3年12月17日 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】特許請求の範囲 【補正方法】変更 【補正内容】 【特許請求の範囲】 モーターの回転に連動する回転駆動軸を備えた装置本体
と、 前記装置本体に対して開閉可能な蓋体と、 磁気シート及び中心ハブを備えた磁気シートカセットを
収納すると共に、前記蓋体と前記装置本体の間に配置さ
れ、前記蓋体が前記装置本体に対して閉じられると、該
中心ハブに前記回転駆動軸を嵌入させるカセットホルダ
ーと、 前記装置本体に設けられ、前記磁気シートに磁気記録若
しくは再生を行なう磁気ヘッドとを有するカセット装着
装置において、 前記カセットホルダーの前記磁気シートカセットを挿入
する方向側に、遮蔽壁を設けたことを特徴とする磁気記
録再生装置。 【手続補正2】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0008 【補正方法】変更 【補正内容】 【0008】 【実施例】次に本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。尚、文中で述べる上下及び左右の方向は図面中の符
号の向きを基準としている。図1は本発明の一実施例で
ある電子スチルカメラの外観図である。本体1にはカセ
ット装着装置2があり、蓋解除釦300の操作で開く。
図2は図1のカセット装着蓋2を開いたところである。
カセット3が半分挿入されている。 【手続補正3】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0009 【補正方法】変更 【補正内容】 【0009】図3、図4は、第2図を下面から見た要部
断面図である。図3でカセット蓋2に挿入されたカセッ
ト3は二点鎖線まで押し込まれそこで後述の手段で仮り
止めされる。図4に示す状態からさらに蓋2が閉じられ
て二点鎖線の位置で固定され、図1の状態になる。図5
は、本発明の装置に用いるカセットの一例で、シャッタ
6を閉じる方向に付勢力が与えられていないシャッタ付
磁気カセットの正面図である。カセット筐体4には、位
置決め穴4a、4bが設けられ、回動自在に中心ハブ5
が収納され、シャッタ6が左右方向にスライドして開閉
可能に取り付けられている。中心ハブ5にはスピンドル
軸との偏心をなくすための弾性押圧部5aが一体成形さ
れ、回転中の位相を検出するためのPGピン7が一体構
成されている。 【手続補正4】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0011 【補正方法】変更 【補正内容】 【0011】図8、図9はそれぞれシャッタ6が閉鎖、
開放された状態の磁気カセットの平面図である。シャッ
タ6を開く場合この4dの溝を利用し、シャッタ6を閉
じる場合シャッタの穴6aを通して溝4dまで入り込む
部材で閉じる。図10は磁気カセットの底面図である。
筐体4の底面に設けられる凹部4eはカセットの装着と
取り出しの時の仮り止めの係止に使われる。 【手続補正5】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0018 【補正方法】変更 【補正内容】 【0018】カセットのシャッタ開放部材14は、カセ
ット3が挿入されるとカセット筐体の溝4d内に進入
し、カセット3の挿入に伴ってシャッタ6に当接して、
該シャッタ6を開く。シャッタ閉鎖部材15は、カセッ
トホルダ12に固定されたピン16、17により位置決
めされ、一端をそれぞれホルダ12に固定されたばね1
8により全体が左方に付勢され、ばね19によりピン1
6を中心に全体を時計方向に回転するモーメントが与え
られている。突起部15aはシャッタ開放部材14と同
じくカセット溝4dの進路上にあり、シャッタ開放部材
14がシャッタ6と当接位置で、シャッタ穴6aに入り
込む位置にある。 【手続補正6】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0019 【補正方法】変更 【補正内容】 【0019】カセット排出部材20はカセットホルダ1
2に固定の軸21を中心にして回動し、一端をカセット
ホルダ12に固定されたばね22により反時計まわりに
付勢され、カセットホルダ12に固定のピン23により
反時計方向への回転を制限されている。カセット排出部
材20の先端部20aは、カセット3が押し込まれると
時計方向に回転し、カセットホルダ12に固定された軸
25を軸とし、ばね26により付勢された係止部材24
により係止される。(図15参照)解除はカセットホル
ダ12が図15の状態からさらに開いた時、本体の一部
250に係止部材24の折曲部24aが係合し、軸25
を中心に反時計方向に回転して、先端の係止が外れ図1
3で排出部材20は反時計方向に回転してカセット3を
排出する。 【手続補正7】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0021 【補正方法】変更 【補正内容】 【0021】以上はカセットホルダ12の説明であり次
に、カセットの中心ハブ押圧機構を図12、図16、図
17、図18により説明する。中心ハブ押圧基板39
は、軸10を中心に回動し、カセット蓋の突起2aによ
り回転範囲を制限されている。押圧基板39にはカセッ
トの中心ハブ5をセット時に図16のように押す押圧ピ
ン40、41が押圧方向に可動に取り付けられ、押圧ば
ね42、43がそれぞれ一端をピン44、45で固定さ
れて押圧ピン40、41を押している。ばね46は一端
をピン47で固定され、他端はカセット蓋2に接し、図
16で押圧基板39に時計周りのモーメントを与え、押
圧ばね42、43を介して押圧ピン40、41で中心ハ
ブ5を押圧し、スピンドル軸48に押し込む。 【手続補正8】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0028 【補正方法】変更 【補正内容】 【0028】上記実施例では磁気記録装置である電子ス
チルカメラに本発明を適用した例を説明したが勿論これ
に限られることなく図5乃至図10に示す様な磁気シー
トカセットを用いる装置であれば磁気再生装置或いは磁
気記録及び再生が一体化された装置に本発明のカセット
装着装置を適用することは可能である。さらに本発明は
図5乃至図10に示した磁気シートカセットに限られる
ことなく磁気テープカセットや磁気以外の他の記録媒体
を用いたカセットにも適用し得るものである。又、実施
例ではカセット蓋は扉状のものを示したが、カセット蓋
全体が本体からせり出して突出してカセットをカセット
蓋の内側にスライドして挿入し、その後カセット蓋全体
をもとの位置に復帰する様押圧してカセットを装着する
様な形式のものにも本発明は適用可能である。 【手続補正9】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0029 【補正方法】変更 【補正内容】 【0029】 【発明の効果】本発明によれば、磁気ヘッドはカセット
ホルダに設けられた遮蔽壁により磁気シート挿入方向
側、即ち装置外部に対して磁気ヘッドが露呈する側が遮
蔽されるので、磁気シートカセットの誤挿入により磁気
ヘッドが損傷することはなく、また磁気記録再生装置内
部の精密な機構を損傷することもない。 【手続補正10】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】図面の簡単な説明 【補正方法】変更 【補正内容】 【図面の簡単な説明】 【図1】図1は本発明の一実施例である電子スチルカメ
ラの外観図である。 【図2】図2は図1に示したカセット蓋を開いた図であ
る。 【図3】図3は図1、2に示した電子スチルカメラを下
方より見た要部断面図である。 【図4】図4は図1、2に示した電子スチルカメラを下
方より見た要部断面図である。 【図5】図5は本発明の装置に用いるカセットの一例を
示した図である。 【図6】図6は本発明の装置に用いるカセットの一例を
示した図である。 【図7】図7は本発明の装置に用いるカセットの一例を
示した図である。 【図8】図8は本発明の装置に用いるカセットの一例を
示した図である。 【図9】図9は本発明の装置に用いるカセットの一例を
示した図である。 【図10】図10は本発明の装置に用いるカセットの一
例を示した図である。 【図11】図11は本発明の装置に用いるカセットの一
例を示した図である。 【図12】図12は本発明の実施例の断面図である。 【図13】図13は本発明の実施例の断面図である。 【図14】図14はカセット挿入排出時の要部断面図で
ある。 【図15】図15は図12におけるF−F矢視断面図で
ある。 【図16】図16は図12におけるG−G矢視断面図で
ある。 【図17】図17は図12におけるG−G矢視断面図で
ある。 【図18】図18は図12におけるH−H矢視断面図で
ある。 【図19】図19は図12におけるK−K矢視断面図で
ある。 【図20】図20は図12におけるM−M矢視断面図で
ある。 【図21】図21は図12におけるM−M矢視断面図で
ある。 【図22】図22はカセット挿入排出時の要部断面図で
ある。 【符号の説明】 1 本体 2 カセット蓋 3 カセット 20 カセット排出部材 24 係止部材 34 カセット挿入ガイド 250 本体の一部突起 27 仮り止め部材 57 L字型板 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成3年12月17日 【手続補正1】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】図12 【補正方法】変更 【補正内容】 【図12】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 装置本体に開閉自在に支持される蓋体と、 磁気シートを内蔵した磁気シートカセットを収納すると
共に、前記蓋体を閉じることによって磁気シートカセッ
トの中心ハブに、本体側に設けられたモータの回転駆動
軸を嵌入させるカセットホルダーと、 装置本体側に設けられ、磁気シートに磁気記録若しくは
再生を行なう磁気ヘッドとを有するカセット装着装置に
おいて、 前記カセットホルダーの、前記磁気ヘッドに対して前記
磁気シートカセットが挿入する方向側に設けられた遮蔽
壁を有し、 前記遮蔽壁は、前記蓋体の開放時に前記磁気シートカセ
ットと前記磁気ヘッドとの当接を遮蔽することを特徴と
する磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3308179A JPH08171762A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3308179A JPH08171762A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 磁気記録再生装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58093119A Division JPS59218680A (ja) | 1983-05-26 | 1983-05-26 | カセツト装着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08171762A true JPH08171762A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=17977866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3308179A Pending JPH08171762A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08171762A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS587259B2 (ja) * | 1975-03-11 | 1983-02-09 | 鐘淵化学工業株式会社 | グルテンセンイオセイゾウスルホウホウ |
JPS5987676A (ja) * | 1982-11-10 | 1984-05-21 | Victor Co Of Japan Ltd | 回転記録媒体再生装置 |
-
1991
- 1991-11-25 JP JP3308179A patent/JPH08171762A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS587259B2 (ja) * | 1975-03-11 | 1983-02-09 | 鐘淵化学工業株式会社 | グルテンセンイオセイゾウスルホウホウ |
JPS5987676A (ja) * | 1982-11-10 | 1984-05-21 | Victor Co Of Japan Ltd | 回転記録媒体再生装置 |
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