JPS60182051A - 磁気記録・再生装置 - Google Patents

磁気記録・再生装置

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Publication number
JPS60182051A
JPS60182051A JP59036953A JP3695384A JPS60182051A JP S60182051 A JPS60182051 A JP S60182051A JP 59036953 A JP59036953 A JP 59036953A JP 3695384 A JP3695384 A JP 3695384A JP S60182051 A JPS60182051 A JP S60182051A
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JP
Japan
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door
lock
lever
locking
overstroke
Prior art date
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Pending
Application number
JP59036953A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Watabe
渡部 喜行
Masao Shibata
柴田 征夫
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気記録・再生装置に関し、更に詳しくはド
アのオーバーストローク中に磁気シートをスピンドルに
装着するようにした装置に用いられるドアロツタ機構に
関するものである。
〔従来技術〕
静止画像を記録する場合に、銀塩写真フィルムを使用し
た写真カメラを用いるのが普通であるが、最近では電気
的に画像を記録するいわゆる電子写真カメラが提案され
、注目を集めている。この電子写真カメラでは、被写体
を撮像する撮像装置と、この撮像装置から出力されたビ
デオ信号を変調して磁気シートに記録する磁気記録装置
とから構成されている。この電子写真カメラに組み込ま
れる磁気記録装置としては、例えば実開昭57−201
699号公報に記載されているように、バンクホルダに
磁気シートバックを装填してからドアを閉じれば、バッ
クホルダが装置本体内に入り込んだローディング位置に
移動する。このローディング位置では、前記磁気シート
がモータで駆動されるスピンドルに装着され、また磁気
ヘッドが磁気シートに接触する。撮影時には、磁気シー
トがスピンドルにより3600rpmで回転され、この
回転中に1フィールド分のビデオ信号が幅約0゜06龍
のトラックに記録されてフィールド記録が行われ、更に
必要に応じて2本のトラックで1フレームが記録される
。これは、記録画像の再生時において1秒間に60フイ
ールドすなわち30フレームが再生されるようにするた
めである。
前記磁気記録・再生装置では、トラック幅が約0.06
mmと極めて狭いために、磁気シートのセンターコアと
、これに嵌合するスピンドルとの間に僅かな遊びがある
と、記録装置と再生装置との間又は再生装置相互間での
互換性がなくなり、またチャッキングを繰り返して行う
際の再現性が乏しく、それにより磁気再生装置で画像を
正しく再現することができなくなる。この問題をなくす
ために、前記センターコアに設けられた開口をスピンド
ル径よりも僅かに小さく形成するとともに、この開口に
弾性を持たせることにより、センターコアとスピンドル
との間の遊びが殆どないようにした磁気シートが用いら
れる。
このように、センターコアとスピンドルとの間に遊びが
殆どないようにすると、磁気シートをスピンドルに装着
することが困難になり、例えばセンターコアがスピンド
ルの上端に引っ掛かったままになってしまい、正規の装
着を行うことができないという問題が生じるので、セン
ターコアをスピンドルに嵌合する際には、前記開口の弾
性に抗してセンターコアをスピンドルに強制的に嵌合さ
せることが必要になる。すなわち、磁気シートの装填に
際して開閉され、開放方向に付勢されたドアをこの付勢
に抗して押圧することにより、ドアがロック位置を越え
てオーバーストロークするようにし、このオーバースト
ローク中にドアの内側に取り付けたバネ板で磁気シート
のセンターコアを押せば、センターコアをスピンドルに
強制的に装着することができる。このようにして、磁気
シートをスピンドルに確実に装着した後、ドアが付勢手
段でロック位置に戻されると、バネ板がドアとともに移
動してセンターコアから離れるので、磁気シートはバネ
板で阻害されることなく、正規の回転速度で回転するこ
とが可能になる。
前述したように、磁気シートをスピンドルに確実に装着
するためにオーバーストロークを必要とする磁気記録・
再生装置に用いられるドアロック機構では、ドアがオー
バーストローク後にロック位置に戻った時に、このドア
が開かないようにするだけでは、次のような問題が生じ
る。すなわち、記録又は再生時に、誤ってドアが押され
た場合には、ドアが再びオーバーストロークしてバネ板
をセンターコアに接触させてしまう。この場合には、セ
ンターコアの回転が阻害されてしまい、記録及び再生に
支障をきたすことになる。
〔発明の目的〕
本発明は、ドアがオーバーストローク後にロック位置に
いったん戻った後は、ドアが押されても再びオーバース
トロークすることがないようにした磁気記録・再生装置
のドアロック機構を提供することを目的とするものであ
る。
〔発明の構成〕 前記目的を達成するために、本発明は、磁気シートバン
クの装填及び取り出しに際して開閉されるドアがオーバ
ーストローク後にロック位置に戻った時には、ロック手
段により前記ロック位置に確実に位置決めするようにし
たものである。本発明の好ましい実施例では、前記ロッ
ク手段は、ドアが開放方向への移動を禁止する第10ツ
ク部材と、オーバーストロークを禁止する第20ツク部
材とにより構成される。本発明の別の実施例では、ロッ
ク手段が1個の日ツクレバーから構成され、このロック
レバ−には、ドアに設けたロックピンが嵌合する係合溝
、好ましくはV字状をした係合溝が形成され、ロックレ
バ−がロックピンの移動方向と直交する方向に移動して
前記ロックピンを係止する。
本発明は、電子写真カメラに組み込まれる磁気記録装置
のほかに、記録した画像を再生するためのピュアー、ハ
ードコピーとしてプリントアウトするためのプリンl−
装置等に組み込まれる磁気再生装置、あるいは記録と再
生の両方の機能を持った磁気記録再生装置にも利用する
ことができるものである。本明細書では、これらのいず
れの態様をも含めて、これらを磁気記録・再生装置と称
することとする。
C実施例の構成〕 本発明を実施した磁気記録・再生装置を示す第1図にお
いて、装置本体1にパック装填部2が開閉自在に取り付
けられており、このパック装填部2はドア3と、このド
ア3の内側に図示せぬ板バネを介して保持されたパック
ホルダ4とから構成されている。このパックホルダ4に
は、磁気シートパック5が装填される。前記ドア3をロ
ック位置に位置決めするために、ドア3及び装置本体1
の両側に後述するロック機構6がそれぞれ取り付けられ
ている。
本発明に用いられる磁気シートバックの一例を第2図(
A)及び第2図(B)に示す。磁気シートバック5は、
パンク本体1 ’01及びその中に回転自在に収納され
た磁気シー1−102とから構成されており、第1図及
び第2図(A)に矢印A及びBで示される端面が共通に
なるように、その表面を上向きにして装置本体l内に挿
入される。磁気シート102は裏面に記録層が形成され
た円板状の磁気記録材料103と、この磁気記録材料1
03の中央に位置したセンターコア104とから構成さ
れている。このセンターコア104は、その中央に開口
105が形成されており、磁気シート駆動モータ10の
回転軸10aの先端に取り(=Jけたスピンドル11に
嵌合する。前記開口105は、はぼ五角形に形成され、
更にその近傍にも孔106が形成され、センターコア1
04を構成するプラスチックの弾性でスピンドルIIを
弾性的に挟圧することにより、磁気シート102とスピ
ンドル11との間に遊びが殆どないように装着されるよ
うに構成される。
パンク本体101は、磁気シートエ02のセンターコア
104を露呈させるための開口107゜108及び磁気
シート102の記録面及び非記録面を露呈するための開
口109.110を有しており、開口109から規制板
25を非記録面に、そして開口110から磁気へソド1
2を記録面にそれぞれ突出させて・記録又は再生を行う
。二点鎖線111で示された部材はシャックであり、′
磁気シー1−パック5をパンクホルダ4に摺動させて挿
入する場合に、パンクホルダ4の突起で押されて開位置
に移動し、開口109,110を開く。そして磁気シー
トバック5を取り出す場合には、閉位置に移動して開口
109.110を閉鎖する。
カウンタ表示部112は、記録済みのトラック数を表示
するためのものであり、例えば装置本体1に設けられた
ヘッド送り機構13により回動され、記録済みのトラッ
ク数を表示する。誤記録防止爪113は、パック本体1
01の裏面に設&Jられており、オーデオカセットの誤
消去防止爪と同様に、カメラ本体又は再生装置本体の検
出機構でその有無が検知され、誤記録が行われないよう
にする。位置決め孔114,115は、磁気シートバッ
ク5が装置本体1に装着される時に、装置本体1に設け
た位置決めピン8及び他方の位置決めピン(図示せず)
が挿入され、それにより磁気シートバック5の装着位置
が規制される。
さて、装置本体1には、第1図に示すように、ドア奮が
ロック位置に位置決めされた状態では、磁気シー)10
2を回転自在に収納した磁気シートパックク5ば、その
下面に設けられた位置決め用の孔114及び115に、
装置本体lに植設されたピン8が入り込むことにより、
深さ方向および面方向の位置が規制される。前記センタ
ーコア104の開口105には、モータ10の回転軸1
0aの先端に取りイ」けたスピンドル11が挿通される
スピンドル11とセンターコア104とのチャッキング
は、センターコア104の下面に設けられた金属片11
7と、スピンドル11の凹部に埋設された永久磁石Mg
との吸着によって行われる。
また、装置本体1から突出して設けられている磁気ヘッ
ド12は、バンクボルダ4及び磁気シートパック5の下
面に形成された一方の開口を通って、磁気シーI・10
2の記録面に接触する。また、板ハネ26を介してドア
3に保持された規制板ホルダ28に前記規制板25が固
着されており、この規制板25は、パックボルダ4及び
磁気シートパック5の上面にそれぞれ形成された他方の
開口を通って、磁気シート102の非記録面に接触する
なお、符号13は、磁気ヘッド12を磁気シート102
の半径方向に移動させるだめのヘッド送り機構であり、
例えば周知のようにパルスモータで回転される送りネジ
軸と、これによって移動される移動台とから構成される
前記パック装填部2は、閉鎖時に閉止方向にオーバース
トロークした後に所定の口・ツク位置に復帰してロック
される構造となっている。すなわち、ドア3と、これに
取り付けられた板バネ26.27と、規制板ホルダ28
と、磁気シートパック5を収納したパックホルダ4は、
上方から下方へと閉じられていくが、規制板ホルダ28
、バ・ツクホルダ4、磁気シートパック5は、それぞれ
装置本体1の所定位置に接触してロック位置で保持され
、ドア3のみが板ハネ26.27等の弾性に抗して更に
下方へとオーバーストローク移動する。
このオーバーストロークに至る過程において、ドア3に
設けられた板バネ26によって、規制板ホルダ28を装
置本体1の所定位置に位置決めして、規制板25を磁気
シート102にほぼ接触する位置に保持するとともに、
板バネ27で磁気シートパック5を装置本体1に押しつ
りで磁気シートパック5の位置決め孔114,115に
装置本体1の位置決めピン8を嵌入させて、磁気シート
パック5の装置本体11への装着を行う。更に、オーバ
ーストローク中においては、位置決めされた規制板ホル
ダ28及び磁気ジードパ・ツク5を板バネ26.27に
よってそれぞれ更に押しつLJで、これらの装填を更に
確実にするとともに、ドア3に設けられた板ハネ16の
先端が、バ・ツクホルダ4の開口を通して磁気シート1
02のセンターコア104を押圧し、センターコア10
4が適正な状態でスピンドル11にチャ・ノキングされ
るようにする。その後、ドア3に対する閉鎖方向の抑圧
を解除すれば、ドア3を開放方向へと付勢している板バ
ネ26.27によってドア3が図示状態へと復帰し、前
記板バネ16がセンターコア104から離れる。これと
同時に、ドア3はロック機構6によって図中上下のいず
れにも移動できないようにロック位置で位置決めされる
なお、符号20はモータ10を駆動するための駆動回路
であり、スイッチ21が閉じられた時に、電源22から
の給電を受けて動作可能となり、そして制御回路24か
らの動作信号でモータ10の回転を制御する。
第3図ないし第5図は本発明のロック機構を示すもので
ある。前記磁気シートパック5は、ドア3の内側に図示
せぬ板バネを介して保持されたパンクホルダ4の横長の
ゲート部4aから装填され、その装填中に磁気シートパ
ック5のシャッタ111が開かれて、磁気シー)1”0
2に対して磁気ヘッド12が接近できるようになる。前
記ドア3には、全体としてほぼU字形状をした作動板3
0が固着されており、この作動板30にはガイドピン3
0aないし30Cおよびロックピン30d、押動ピン3
 (leが植設され、またL字形のガイド孔30fが形
成されている。
前記装置本体1に固定された基板32には、ガイド溝3
2a、32b、32cが設けられ、これらに前記作動板
30に設けたガイドピン30a。
30b、30cがそれぞれ挿通される。更に、この基板
32には、ロックピン30 d 、 押動ピン3Qeが
挿通する開口32d、32eが設りられている。なお、
図面の複雑化を避けるために、下方にあるもう一方の開
口32eはこれを省略しである。また、基板32に軸3
3を介して取り付けたレバー34にピン32fが植設さ
れており、このピン32fが作動板30のガイド孔30
fに挿通される。そして、作動板30上のピン30Cと
基板32のハネかけ片36との間に掛けられたバネ37
と、図面が複雑化するのを避けるために省略しであるが
、はぼU字状をした作動板30の右上端部と基板32と
の間に掛けられたネジリコイルバネ31とにより、ドア
3は開放方向へと付勢されている。このドア3が開放さ
れる際には、ガイドピン30 a、30 b、30 c
と、ガイド溝32a、32b、32cとの関係から、ま
ずドア3が図中左方へと平行移動した後、ガイドピン3
0bを中心にして反時計方向に回動し、ガイドピン30
Cがガイド?Q 32 cの端部に当接して停止する。
基板32に植設された軸40,41には、第10ツクレ
バー43.第20ツクレバー44がそれぞれ揺動自在に
軸着され、バネ45.46によりいずれも反時計方向へ
の揺動付勢力が与えられている。第10ツクレバー43
にはロック部43a。
折り曲げ部43b、43cが設けられ、また第20ツク
レバー44にはロック部44a、折り曲げ部44b、4
4c、係止溝44dが設けられている。前記第20ツク
レバー44は、スロット44eが形成されているから、
第20ソクレー−44が軸41を中心に揺動する際に、
軸4oは妨げにならない。なお符号47a、47bは、
それぞれ第1.第20ツクレバー43.44の反時計方
向への揺動終端を規制するストッパーである。
第10ツクレバー43のロック部43a及び第20ツク
レバー44のロック部44aは、開口32dへと挿通さ
れたロックピン30dに対するロック作用を可能とする
ため、開口32dへと臨んでいる。また、第10ツクレ
バー43の折り曲げ部430′は、開口32eに臨み、
そこに挿通されている押動ピン30eの作用が受けられ
るようになっている。
基板32には、更にバネ5oにより反時計方向へと揺動
付勢された係止レバー48が軸49を介して軸着されて
いる。係止レバー48には、係止ピン52i’p動ピン
53が植設され、係止ピン52は第20ツクレバー44
の係止溝44dに臨んだ位置に、また作動ピン53は基
板32の開口55を貫通して、作動板30の移動路内に
臨んだ位置にそれぞれある。
基板32に固着された2つのピン57のそれぞれの先端
部は、ロック解除板58に形成されたスロット59に通
され、これによりロック解除板58が基板32に対して
スライド自在に支持されている。またこのロック解除板
58は、バネ60により図中左方へと付勢されている。
ロック解除板58の立ち下がり部62は、外装部から操
作可能な解除ボタンぐ図示せず)の操作により、ロック
解除板58を右方向へとスライドさせるための押圧力を
受ける。また、ロック解除板58の立ぢ上がり部64.
’ 65のそれぞれは、ロック解除板58が右方向へス
ライドした際に、第10ツクレバー43の折り曲げ部4
3b、第20ツクレバー44の折り曲げ部44bを押し
て、第10ツクレバー43.第20ツクレバー44を、
それぞれのバネ45.46に抗して時計方向へと揺動さ
せる。
第1図に示すスイッチ21は、基板32に取りつけられ
ており、第20ツクレバー44が反時計方向へ揺動して
ロック位置に復帰し、磁気シート102の装着が完了す
ると、その折り曲げ部44CによってONされる。
〔実施例の作用〕
次に第1及び第20ツクレバーの作用を示す第6図ない
し第8図を参照して上記実施例の作用について説明する
。ドア3が第4図に示す解放位置にある時は、デー1一
部4aが露呈しているから、これを通して磁気シートパ
ック5をパックボルダ4に装填することができる。この
磁気シートパック5の装填後に、ドア3が装置本体工に
近接するように右方向に押して閉鎖してゆくと、ガイド
ピン3’Oc、ガイド溝32cとの関係により、ドア3
はまずガイドピン30bを中心として時計方向に回動す
る。この回動中において、ロックピン30d、押動ピン
30eはそれぞれ幅広の開口32d、32e内を円弧に
沿って時計方向へと移動してゆ(。そして第7図に示す
ように、押動ビン30eが、第10ツクレバー43の折
り曲げ部43Cを押圧することになり、第10ツクレバ
ー43はハネ45に抗して時計方向へ揺動され、ロック
部43aはロックピン30dの移動路から退避した位置
、すなわちロック解除位置にもたらされる。
その後、ドア3は、ガイドピン30a、30b。
30cと、ガイド溝32 a、32 b、32 cとに
よって平行移動する。この平行移動により、ロックピン
30dはロック位置へと移動してゆくと共に、押動ピン
30eは第10ツクレバー43の折り曲げ部43C上を
摺動してゆく。そし゛ζ前述したように、ドア3がロッ
ク位置を越えたオーバーストローク移動域に入ると、押
動ビン30eが折り曲げ部43Cの端部から外れ、第8
図に実線で示すように、第10ツクレバー43はバネ4
5の付勢力によって反時計方向へ揺動し、ロック位置を
越えて移動してきているロックピン30dの退路内に第
10ツクレバー43のロック部43aが進入し、この結
果ドア3の開放方向への移動は阻止されることになる。
更に、ドア3がオーバーストローク移動されると、作動
板30の右縁が係止レバー48に植設された作動ピン5
3に作用し、係止レバー48を時計方向へと揺動させる
。この係止レバー48の揺動により、係止ピン52は第
20ツクレバー44の係止溝44dから脱するので、第
20ツクレバー44はバネ46の付勢力によって、反時
計方向に揺動する。そして第20ツクレバー44のロッ
ク部44aに接近した下縁部分が、オーバーストローク
移動してきているロックピン30dの上面に当接され、
ドア3がオーバーストロークの終端に達した状態となる
前記ドア3がオーバーストロークの終端に達した後に、
ドア3に対する閉鎖方向への押圧を解除すると、ドア3
はバネ37の付勢力で開放方向へと復帰してゆくが、ロ
ックピン30dがオーバーストローク分だけ戻ると、第
10ツクレバー43のロック部43aにより係止される
。また、このロックピン30dが戻る時に、第20ソク
レハー44の前記下縁部分からロックピン30dが外れ
るから、第20ツクレバー44がさらに反時計方向へと
揺動する。そして第5図及び第8図に2点鎖線で示した
ように、第20ツクレバー44のロック部44aが、ロ
ックピン30dのオーパーストロータ方向への移動域に
進入することになり、この結果、ドア3が再びオーバー
ストローク方向へ移動されるのを阻止する。
前記第20ツクレバー44のロック部44aがロック位
置に移動すると、第20ツクレバー44の折り曲げ部4
4cがスイッチ21をONにしてモータ駆動回路20を
通電する。この時には、前述したオーバーストロークの
往動作により、板バネ16が磁気シー1102のセンタ
ーコア104を押してスピンドル11に正しく装着させ
た状態になっており、かつオーバーストロークの復動作
により仮バネ16が磁気シート102のセンターコア1
04から浮き上がった状態に復帰している。
制御回路24からモータ駆動信号が発生ずると、モータ
10が回転して磁気シー1−、 l O2を3600r
pmで回転させ、この磁気シート102の回転中に磁気
ヘッド12により1フイールドの画像信号の記録が行わ
れ、又は磁気シート102に記録された1フイールドの
画像信号が読み出される。
また、磁気シート102の2回転の期間中に磁気ヘッド
12が1ステツプ移動することにより、lフレーム分の
ビデオ信号が2トラツクに記録され、あるいは再生が行
われる。
以上の説明においては、ドア3のオーバーストロークの
往動作に連動して第10ツクレバー43が阻止位置に移
動し、オーバーストロークの復動作に連動して第20ツ
クレバー44が阻止位置に移動するようになっているが
、第10ンクレバー43は必ずしもオーバーストローク
の往動作に連動して阻止位置へ移動する必要はない。要
は、第10ツクレバー43及び第20ツクレバー44は
、前記ドア3がオーバーストローク後にロック位置に戻
った時に、第10ツクレバー43と第20ツクレバー4
4とが阻止位置に移動していればよいのである。
前記ドア3を開放するにあたっては、第4図の矢線で示
すようにロック解除板58を押せばよい。
すなわち、操作ボタンによりロック解除板58が右方向
にスライドされると、ロック解除板58に設けられた立
ぢ上がり部65が、第20・ツクレバー44の折り曲げ
部44bを押圧し、第20ツクレバー44が時計方向へ
と揺動する。この時に、折り曲げ部44Cがスイッチ2
1をOFFにするから、たとえモータ10が回転中にあ
ってもこれを強制的に停止させることができる。そして
、第20ツクレバー44が所定量揺動されると、係止レ
バー48上の係止ピン52が第20ソクレハー44の係
止溝44dに係合し、第20ソクレハー44をその位置
で係止する。従って、その後ロック解除板58への押圧
操作をM除しても、第20ツクレバー44は第3図の状
態に維持されることになる。
一方、ロック解除板58への押圧が行われることにより
、ロック解除板58に設りられた立ぢ上がり部64は、
第10ソクレハ−43の折り曲げ部43bを押圧して、
まず第10ソクレハ−43を時計方向へと揺動させ、ロ
ック部43aをロック位置から退避させる。これにより
、ロックピン30dに対する開放方向へのロックが解除
されるので、ド“13はバネ37の付勢力により、ガイ
ドピン30Gが開口32Cの屈曲点まで水平に移動した
後、ネジリコイルバネ31の付勢力によって、ガイドピ
ン30Cが開口32cの上端に移動することにより開放
されることになる。
ここで、ロック解除板58の押圧による第10ツクレバ
ー43及び第20ツクレバー44のロック解除のタイミ
ングは、まず第20ツクレバー44のロックが解除され
て、その折り曲げ部44Cがスイッチ21をOFFにし
、モータ10の回転を強制的に停止させた後、第10ツ
クレバー43のロック部43aがロックピン30dのロ
ックを解除するのが好ましい。この時間差は、モータ1
0の慣性にもよるが、数ミリ秒程度あればよく、モータ
10を完全に停止させた後に、磁気シートパック5の取
り出しを行うことが可能になる。このための機械的な遅
延時間は、第20ツクレバー44の折り曲げ部44bと
、ロック解除板58の立ち上がり部65の接触のタイミ
ングに対して、第10ツクレバー43の折り曲げ部43
bとロック解除板58の立ち上がり部64の接触タイミ
ングを選択することにより形成することができる。
このようにして、第20ツクレバー44及び第10ツク
レバー43のロック解除が順次行われた後、ロック解除
板58の押圧を解除すれば、ロック解除板58はハネ6
0によって初期状態に復帰するとともに、第10ソクレ
ハ−43がハネ45により復帰して第3図及び第6図に
示す状態に戻る。このように、第10ソクレハ−43,
第20ツクレバー44のロック解除方向を同−揺動方向
に設定しておりば、そのロック解除のための作用力を単
一のロック解除板58から容易に得ることができる。
なお、前記実施例においては、ドア3は回動した後に平
行移動するように構成されているが、必ずしもこれに限
定されるものではなく、例えば回動又は平行移動だけで
ドア3を閉鎖するものに対しても、本発明を適用するこ
とができるものである。
〔発明の効果〕
上記構成を有する本発明は、ドアがオーバーストローク
した後にロック位置に戻った時には、ロック手段により
ロック位置に位置決めされるようにしたから、磁気シー
トの回転中にドアが誤って押されても、磁気シートをス
ピンドルに装着するための部材が磁気シートに接触する
ことがない。
したがって、ドアに外力が作用しても、磁気シートはこ
の影響を受けることなく、所定の回転速度で安定に回転
するから、記録又は再生を正しく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した磁気記録・再生装置の概略図
である。 第2図(A)は本発明に用いられる磁気シー1−パンク
を示す平面図である。 第2図(B)は本発明に用いられる磁気シートパンクを
示す底面図である。 第3図は本発明の一実施例の構成を示す分解斜視図であ
る。 第4図はロック解除板を押してドアを解放した状態を示
す第2図の側面図である。 第5図はドアが閉鎖位置にある状態を示す第2図の側面
図である。 第6図はドアの閉鎖途中を示す本発明の要部の側面図で
ある。 第7図はドアがロック位置に近接した状態を示す本発明
の要部の側面図である。 第8図はドアがオーバーストローク後にロック位置に位
置決めされた状態を示す本発明の要部の側面図である。 1・・・装置本体 2・・・バック装填部3・・・ドア
 4・・・パックホルダ 5・・・磁気シートパンク ロ・・・ロック機構 102・・磁気シート104・・
センターコア 10・・モータ11・・スピンドル 1
2・・磁気ヘッド13・ ・ヘッド送り機構 21・・スイッチ 22・・電源 30・・作動板 30a・ガイドビン 30tl・ガイドピン 30c・ガイドビン30d・ロ
ックピン 30e・押動ピン32・・基板 34・・レ
バー 43・・第10ツクレバー 43a・ロック部 43b・折り曲げ部43c・折り曲
げ部 44・・第20ツクレバー 44a・ロック部 44b・折り曲げ部44c・折り曲
げ部 44d・係止溝 48・・係止レバー 52・・係止ピン53・・作動ピ
ン 58・・ロック解除板64・・立ち上がり部 65
・・立ち上がり部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) ドアが閉鎖される際に、そのロック位置を越え
    て更に閉鎖方向へ移動し、このオーバーストローク中に
    磁気シートをスピンドルに装着する磁気記録・再生装置
    において、 前記ドアがオーバーストロークした後にロック位置に戻
    った時には、前記ドアがロック位置を越えて更に戻るの
    阻止するとともに、前記ドアが再び閉鎖方向に移動する
    のを阻止するロック手段を設け、このロック手段で前記
    ドアをロック位置に位置決めするようにしたことを特徴
    とする磁気記録・再生装置。
  2. (2)前記ロック手段は、前記ドアがオーバーストロー
    クした後にロック位置に戻った時には前記ドアがロック
    位置を越えて更に戻るのを阻止する第1のロック部材と
    、前記ドアが再び閉鎖方向に移動するのを阻止する第2
    のロック部材とから構成されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の磁気記録・再生装置。
  3. (3)前記オーバーストローク中は、ドアが平行移動す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載、の磁気
    記録・再生装置。
  4. (4)前記第1及び第2のロック部材は、ロック解除部
    材の操作により、同じ方向に移動してドアのロックを解
    除することを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の磁
    気記録・再生装置。
JP59036953A 1984-02-28 1984-02-28 磁気記録・再生装置 Pending JPS60182051A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59036953A JPS60182051A (ja) 1984-02-28 1984-02-28 磁気記録・再生装置
US06/707,495 US4686593A (en) 1984-02-28 1985-02-28 Overriding loading door for a magnetic recording/reproducing apparatus

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ID=12484106

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JP59036953A Pending JPS60182051A (ja) 1984-02-28 1984-02-28 磁気記録・再生装置

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