JP3465313B2 - 光磁気ディスクのシャッター開蓋装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【産業上の利用分野】この発明は、光磁気ディスクドラ
イブ装置に適用して好適な光磁気ディスクのシャッター
開蓋装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】情報の記録媒体として、光磁気ディスク
がある。この光磁気ディスクは周知のように、情報を記
録又は消去する場合、記録領域にレーザ光をスポット照
射する。これによって、記録領域内の光磁気記録材料が
加熱されて活性化する。このとき、電磁石又は永久磁石
で光磁気記録材料に磁界を加えれば、記録領域内の活性
化した光磁気記録材料の磁化の方向が変えられる。この
操作を記録領域全体に亘って繰り返すことによって情報
を記録又は消去することが可能になる。 【０００３】また、このようにして記録された情報の再
生は、記録領域に再生用のレーザ光を照射して行なう。
記録領域で反射された光の偏向面は光磁気記録材料の磁
化の方向によって回転するので（Kerr効果）、直線偏向
板を通過した反射光の強度を検出することによって、磁
化の状態すなわち記録情報を読み取ることが可能にな
る。 【０００４】図５は一般的な光磁気（ＭＯ）ディスク４
の構成を示す。このＭＯディスク４は、矩形状のケース
４１を有し、その中に円盤状のディスク本体４２が回転
自在に収納されている。ディスク本体４２の盤面には上
述の光磁気記録材料が膜付けされている。 【０００５】ケース４１の両面には、ディスク本体４２
の記録面を露出するため開口４３が設けられ、非使用時
にはこの開口４３，４３がコの字状に折り曲げられたシ
ャッター４４で閉蓋されており、ケース４１内に塵埃が
入るのを防止している。また裏側の開口４３はディスク
本体４２の中央部に設けられたハブ４２Ａを露出するだ
けの大きさがあり、このハブ４２Ａを用いてディスク本
体４２を回転駆動することができる。 【０００６】シャッター４４はスプリング（図示せず）
で常時閉蓋方向に付勢されている。そして、ＭＯディス
ク４に対して情報を記録、再生或いは消去処理をするた
めの光磁気ディスクドライブ装置にＭＯディスク４を装
填すると、後述のようなシャッター開蓋装置でシャッタ
ー４４が開蓋されるようになっている。シャッター４４
の上部側には角柱状のシャッターアーム４５が固定され
ており、その先端をシャッター開蓋装置で開蓋方向に押
圧することによってシャッター４４を開蓋するようにな
っている。 【０００７】シャッターアーム４５は、ケース４１から
突出しないようにケース４１の上端部にあるガイド溝４
６内に挿入されている。ガイド溝４６の側端部には傾斜
面４７が設けられ、ここをガイドとしてシャッター開蓋
装置の押圧部がシャッターアーム４５の先端に係止され
る。また、ガイド溝４６の側壁には、シャッター４４の
開蓋を検出するための開蓋検出溝４８が設けられてい
る。 【０００８】さて、光磁気ディスクドライブ装置には、
図６及び図７に示すようなシャッター開蓋装置が設けら
れている。図６のシャッター開蓋装置においては、同図
（Ａ）に示すようにＭＯディスク４の上面側に位置する
くの字状の開蓋レバー５１が設けられ、その一端がＭＯ
ディスク４を保持するディスクホルダー５に中心軸５２
で回転自在に取付けられている。 【０００９】開蓋レバー５１の他端にはピン５３が取付
けられており、ＭＯディスク４をディスクホルダー５に
ある程度挿入したとき、これがＭＯディスク４の傾斜面
４７に案内されてシャッターアーム４５の先端に係止さ
れる。ＭＯディスク４を更に挿入すると、開蓋レバー５
１のピン５３がガイド溝４６の側壁の上端面に押され
て、開蓋レバー５１が反時計方向に回転する。これによ
って、ピン５３が図中の左方に移動してシャッターアー
ム４５がシャッター４４の開蓋方向に押圧され、シャッ
ター４４が開蓋する。 【００１０】そして、ＭＯディスク４をディスクホルダ
ー５に最後まで挿入すると、同図（Ｂ）に示すようにシ
ャッター４４が完全に開蓋されて開口４３からディスク
本体４２の記録面が露出される。このときにはシャッタ
ーアーム４５の先端を押圧した開蓋レバー５１のピン５
３が、開蓋検出溝４８内に挿入されてＭＯディスク４が
所定の位置まで挿入可能になる。 【００１１】ＭＯディスク４が所定の位置まで挿入され
ると、これが適宜な検出手段によって検出される。次に
ディスクホルダー５がローディング手段で降下して、デ
ィスク本体４２に対して情報を記録、再生又は消去処理
をすることが可能になる。 【００１２】また、図７のシャッター開蓋装置において
は、同図（Ａ）に示すようにディスクホルダー５の右奥
に配置された直線状の開蓋レバー５１が、その中心軸５
２をディスクホルダー５の下板部５６の長孔６２に挿入
することによって適宜な距離だけ前後に移動可能で且つ
中心軸５２で回転自在に取付けられている。開蓋レバー
５１の先端にはピン５３が取付けられ、これがディスク
ホルダー５の側端部に設けられた三角形状のガイド部５
４の傾斜辺５５に当接している。また、ピン５３はケー
ス４１の傾斜面４７に当接可能な位置に配置されてい
る。 【００１３】ＭＯディスク４をディスクホルダー５にあ
る程度まで挿入すると、開蓋レバー５１のピン５３がケ
ース４１の傾斜面４７及びガイド溝４６の上端面に押さ
れ、中心軸５２が長孔６２に沿って奥側に移動すると共
に、ピン５３がガイド部５４の傾斜辺５５に沿って移動
する。これによって、開蓋レバー５１が奥側に移動する
と同時に、中心軸５２を中心にして時計回転方向に回転
する。また、このときには、ピン５３がシャッターアー
ム４５の先端に係止しており、開蓋レバー５１の回転に
伴ってピン５３がシャッターアーム４５を開蓋方向に押
圧する。これによってシャッター４４が開蓋される。 【００１４】ＭＯディスク４がディスクホルダー５に更
に挿入されると、ピン５３がガイド部５４の傾斜辺５５
から外れ、これ以降はガイド溝４６の上端面に押されて
左方に移動する。そして、同図（Ｂ）に示すようにＭＯ
ディスク４がディスクホルダー５に最後まで挿入される
と、ピン５３の一部が開蓋検出溝４８に挿入して開蓋レ
バー５１が略水平状態になる。これでシャッター４４が
完全に開蓋されて、開口４３からディスク本体４２の記
録面が露出される。また、このとき上述と同様にＭＯデ
ィスク４が所定の位置まで挿入されたことが検出され、
てディスクホルダー５が降下して記録、再生又は消去処
理が可能になる。 【００１５】 【発明が解決しようとする課題】ところで、図６に示し
たシャッター開蓋装置では、ＭＯディスク４の上面側に
開蓋レバー５１が配置されるので、ディスクホルダー５
の高さ、すなわち、ＭＯディスクドライブ装置全体の高
さが大きくなるという問題がある。 【００１６】また、図７に示したシャッター開蓋装置で
は、ＭＯディスク４と同一高さで開蓋レバー５１を配置
することによってディスクホルダー５の高さ小さくする
ことが可能である。しかし、この場合はＭＯディスク４
を最後まで挿入したとき、開蓋レバー５１の側端面がＭ
Ｏディスク４のガイド溝４６の上端面に当たってしまう
ので、ピン５３全体を開蓋検出溝４８内に挿入すること
が困難になる。 【００１７】そのため、ＭＯディスク４のシャッター４
４が開蓋された状態でピン５３が開蓋検出溝４８に挿入
される位置と、シャッター４４が閉蓋された状態で挿入
される位置とが殆ど同じになる。したがって、シャッタ
ー４４が閉蓋されたままでも所定の位置まで挿入され、
これが検出されてディスクホルダー５が降下する。こう
なると、ＭＯディスク４のシャッターが閉蓋された状態
で記録、再生及び消去処理が行なわれので、例えば光ピ
ックアップの対物レンズがシャッター４４に接触して傷
が付くなど、各種の問題が発生する。 【００１８】そこでこの発明は、上述したような課題を
解決したものであって、シャッターが閉蓋したままで記
録、再生、消去処理が行なわれるのを防止すると共に、
これを適用したＭＯディスクドライブ装置の高さを小さ
くすることが可能な光磁気ディスクのシャッター開蓋装
置を提案するものである。 【００１９】 【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明においては、光磁気ディスクドライブ装置の
ディスクホルダーに装填される光磁気ディスクのシャッ
ター開蓋装置において、光磁気ディスクをディスクホル
ダーに挿入するとき光磁気ディスクに押されて回転する
開蓋レバーを、光磁気ディスクと同一高さに設け、開蓋
レバーの回転に伴ってシャッターに固定されたシャッタ
ーアームの先端を開蓋方向に押圧するための押圧部を開
蓋レバーの端部に設け、シャッターの開蓋後に露出され
るシャッターアームのガイド溝に挿入可能な開蓋検出部
を、開蓋レバーの回転に伴い光磁気ディスクの挿入方向
の先端と対向する開蓋レバーの側端部に突設したことを
特徴とするものである。 【００２０】 【作用】図２に示すように、ＭＯディスク４のシャッタ
ーアーム４５がガイド溝４６に挿入されている。このガ
イド溝４６に挿入可能な開蓋検出部５７が、ＭＯディス
ク４と同一高さにある開蓋レバー５１の側端部に突設さ
れている。ここで、図４に示すようにシャッター４４が
閉蓋したままでＭＯディスク４がディスクホルダー５に
最後まで挿入されると、シャッターアーム４５の前端面
が開蓋検出部５７に当接して、ＭＯディスク４を所定の
位置まで挿入できなくなる。 【００２１】こうなると、ＭＯディスク４の左側端部に
ある案内面４９がロックレバー５８のピン６０に届かな
いので、ロックレバー５８が元の位置に保持される。し
たがって、ディスクホルダー５のロック片６１がロック
レバー５８に係止されたままとなり、ディスクホルダー
５が降下不可能になる。 【００２２】したがって、ＭＯディスク４のシャッター
４４が閉蓋したままで記録、再生、消去処理が行なわれ
ることがなくなり、これによって、光ピックアップ８の
対物レンズ８ａに傷が付くようなことが防止される。ま
た、開蓋アーム５１がＭＯディスク４と同一高さなので
装置の高さを小さくすることが可能になる。 【００２３】 【実施例】続いて、本発明に係わるシャッター開蓋装置
をＭＯ（光磁気）ディスクドライブ装置に適用した場合
の一実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、上述と同一の部分には同一の符号を付けて詳細な
説明を省略した。 【００２４】図１は本発明によるシャッター開蓋装置を
適用したＭＯディスクドライブ装置１の構成を示す。こ
のＭＯディスクドライブ装置１は、箱状のフレーム２内
にシャーシ３が取付けられ、その上に各種の電気部品や
回路が設けられたメイン基板（図示せず）が配置されて
いる。シャーシ３の上方には、ＭＯディスク４を保持す
るためのディスクホルダー５が配置されている。ＭＯデ
ィスク４は、図５と同様でありその詳細は省略する。 【００２５】ディスクホルダー５には、図２に示すよう
なシャッター開蓋装置が取付けられている。このシャッ
ター開蓋装置では、ディスクホルダー５の右側端部に直
線状の開蓋レバー５１が縦に配置されている。この開蓋
レバー５１はＭＯディスク４と同一高さにある。そし
て、ディスクホルダー５の下板部５６に設けられた長孔
６２に挿入されて前後に移動可能な中心軸５２に、開蓋
レバー５１の一端が回転自在に取り付けられている。 【００２６】開蓋レバー５１の他端には、ＭＯディスク
４の傾斜面４７に当接可能で且つシャッターアーム４５
の右側端に係止可能な押圧部、本例ではピン５３が取付
けられている。更に、開蓋レバー５１の右側端面には開
蓋検出部５７が突設されている。この開蓋検出部５７は
適宜な長さを有し、ＭＯディスク４のガイド溝４６内に
挿入可能な大きさになっている。また、開蓋レバー５１
はスプリング（図示せず）で常時手前側及び反時計回転
方向に付勢されている。 【００２７】開蓋レバー５１の上面側には、ディスクホ
ルダー５の右側板部に突設された三角形状のガイド部５
４が配置され、その手前側の一辺が傾斜辺５５になって
いる。開蓋レバー５１のピン５３がＭＯディスク４で押
されると、中心軸５２が長穴６２に沿って奥側に移動す
ると共に、ピン５３が傾斜辺５５に沿って図中左斜め上
方に移動して開蓋レバー５１が奥側に移動し、中心軸５
２を中心にして時計回転方向に回転する。 【００２８】ディスクホルダー５の左奥には、ディスク
ホルダー５を上昇位置で保持するためのロックレバー５
８が配置され、これが回転軸５９でシャーシ３に回転自
在に取付けられている。ロックレバー５８の先端にはピ
ン６０が突設されており、これがＭＯディスク４の前端
にある適宜な角度の案内面４９に当接可能に配置されて
いる。そして、ディスクホルダー５の下板部５６に設け
られたロック片６１が、ロックレバー５８に係止されて
いる。 【００２９】いま、ロックレバー５８のピン６０がＭＯ
ディスク４の案内面４９で押されると、これが図中左側
に移動してロックレバー５８が時計方向に回転する。こ
れによって、ディスクホルダー５のロック片６１がロッ
クレバー５８から外れてディスクホルダー５が降下可能
になる。 【００３０】さて、図１において、ＭＯディスク４はデ
ィスクホルダー５の挿入口５ａから挿入される。ディス
クホルダー５の後方には、記録又は消去時にディスク本
体４２に膜付けされた光磁気記録材料の磁化の方向を変
えるため、電磁石で構成されたバイアスマグネット６が
配置されており、これがスライドプレート７に沿って収
納位置から使用位置である開口４３の上方まで移動可能
になっている。 【００３１】ＭＯディスク４に対する情報の記録、再生
又は消去時には、ディスクホルダー５の下側に配置され
た光ピックアップ８から記録面にレーザ光が照射され
る。光ピックアップ８の中央部には、ＭＯディスク４の
記録面に対向する対物レンズ８ａが取付けられている。 【００３２】記録及び消去時には、対物レンズ８ａから
記録面にレーザ光が照射されて光磁気記録材料が活性化
され、ここにバイアスマグネット６によって磁界が加え
られる。また、再生時には対物レンズ８ａを通してレー
ザ光がＭＯディスク４の記録面に照射されると共に、こ
こから反射された光が対物レンズ８ａから内部に取り込
まれる。 【００３３】この光ピックアップ８は、平行なガイドロ
ッド１０ａ，１０ｂに案内されてＭＯディスク４の径方
向に沿って移動可能になっている。光ピックアップ８の
後側（図中右側）にはフレキシブル継手２０が取付けら
れ、これがステッピングモータ１１の回転軸１３に形成
された送りねじ１４に連結されている。 【００３４】ステッピングモータ１１が駆動されて送り
ねじ１４が回転するとピン１７、すなわち、フレキシブ
ル継手２０が送りねじ１４の長手方向に沿って移動す
る。これによって光ピックアップ８が待機位置からＭＯ
ディスク４の裏側の開口４３の下方まで移動し、更にア
クセス情報に基づいてディスク本体４２の記録部を前後
に移動する。 【００３５】さて、このＭＯディスクドライブ装置１で
ＭＯディスク４の記録、再生又は消去処理を行なう場合
は、ＭＯディスク４をディスクホルダー５の挿入口５ａ
から内部に挿入する。ＭＯディスク４がある程度挿入さ
れると、図２に示したように開蓋レバー５１のピン５３
がＭＯディスク４の傾斜面４７に当接する。 【００３６】更にＭＯディスク４を挿入すると、開蓋レ
バー５１のピン５３が傾斜面４７に押されてガイド部５
４の傾斜辺５５に沿って移動する。このとき、ピン５３
がシャッターアーム４５の先端に係止してこれを開蓋方
向に押圧する。これによって、シャッター４４が開蓋さ
れる。 【００３７】そして、ＭＯディスク４がディスクホルダ
ー５に完全に挿入されると、図３に示すように開蓋レバ
ー５１のピン５３の一部が開蓋検出溝４８に挿入されて
開蓋レバー５１が略水平になる。これで、シャッター４
４が完全に開蓋されて開口４３からディスク本体４２の
記録面が露出する。このとき、開蓋レバー５１の開蓋検
出部５７がＭＯディスク４のガイド溝４６内に挿入され
る。 【００３８】これによって、ＭＯディスク４が所定の位
置まで差し込まれ、ロックレバー５８のピン６０がＭＯ
ディスク４の案内面４９で図中左側に押される。これで
ロックレバー５８が時計回転方向に回転し、ディスクホ
ルダー５のロック片６１がロックレバー５８から外れ、
ディスクホルダー５の降下が可能になる。 【００３９】これに対して、ＭＯディスク４の挿入時に
何らかの都合で開蓋レバー５１のピン５３がシャッター
アーム４６の先端に係止されなかったり、最初は係止し
ていても途中で外れてしまった場合などには、シャッタ
ー４４が閉蓋したままとなり、シャッターアーム４５が
ガイド溝４６内に挿入された状態となる。 【００４０】そのため、図４に示すようにＭＯディスク
４を最後まで挿入したとしても、シャッターアーム４５
が開蓋レバー５１の開蓋検出部５７に当接して、ＭＯデ
ィスク４を所定の位置まで挿入することができなくな
る。 【００４１】こうなると、ＭＯディスク４の案内面４９
がロックレバー４８のピン６０まで届かないので、ディ
スクホルダー５が上昇位置にロックされたまま降下する
ことが不可能になる。したがって、シャッター４４が閉
蓋したままで記録、再生又は消去処理が行なわれるよう
なことがなくなるので、光ピックアップ８の対物レンズ
８ａに傷が付くようなことが防止される。 【００４２】 【発明の効果】以上説明したように本発明は、光磁気デ
ィスクをディスクホルダーに挿入するとき光磁気ディス
クに押されて回転する開蓋レバーを、光磁気ディスクと
同一高さに設け、開蓋レバーの回転に伴ってシャッター
に固定されたシャッターアームの先端を開蓋方向に押圧
するための押圧部を開蓋レバーの端部に設け、シャッタ
ーの開蓋後に露出されるシャッターアームのガイド溝に
挿入可能な開蓋検出部を、開蓋レバーの回転に伴い光磁
気ディスクの挿入方向の先端と対向する開蓋レバーの側
端部に突設したものである。 【００４３】したがって、この発明によれば、シャッタ
ーが閉蓋したままでディスクホルダーに光磁気ディスク
を挿入した場合、シャッターアームが開蓋レバーの開蓋
検出部に当接して光磁気ディスクが所定の位置まで挿入
されなくなるので、これを検出することによってシャッ
ターが閉蓋されたまま記録、再生或いは消去処理が行な
われるのを防止することが可能になる。これによって光
ピックアップの対物レンズに傷が付くようなことを防止
することが可能になる。また、開蓋レバーを光磁気ディ
スクと同一高さに配置することによって光磁気ディスク
ドライブ装置の高さを小さくすることが可能になるなど
の効果がある。

【図面の簡単な説明】 【図１】本発明に係わるＭＯディスクのシャッター開蓋
装置を適用したＭＯディスクドライブ装置１の構成図で
ある。 【図２】シャッター開蓋装置の構成図である。 【図３】ＭＯディスク４の挿入時にシャッター４４が開
蓋された状態を説明する図である。 【図４】ＭＯディスク４の挿入時にシャッター４４が閉
蓋されている状態を説明する図である。 【図５】一般的なＭＯディスク４の構成図である。 【図６】従来のシャッター開蓋装置の第１例を説明する
図である。 【図７】従来のシャッター開蓋装置の第２例を説明する
図である。 【符号の説明】 １ ＭＯディスクドライブ装置 ３ シャーシ ４ ＭＯディスク ８ 光ピックアップ ８ａ 対物レンズ １８ 回転駆動部 ４２ ディスク本体 ４４ シャッター ４５ シャッターアーム ４６ ガイド溝 ５１ 開蓋レバー ５３ ピン ５７ 開蓋検出部 ５８ ロックレバー ６１ ロック片

Claims (1)

1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 光磁気ディスクドライブ装置のディスク
   ホルダーに装填される光磁気ディスクのシャッター開蓋
   装置において、 上記光磁気ディスクを上記ディスクホルダーに挿入する
   とき上記光磁気ディスクに押されて回転する開蓋レバー
   を、上記光磁気ディスクと同一高さに設け、 上記開蓋レバーの回転に伴って上記シャッターに固定さ
   れたシャッターアームの先端を開蓋方向に押圧するため
   の押圧部を上記開蓋レバーの端部に設け、 上記シャッターの開蓋後に露出される上記シャッターア
   ームのガイド溝に挿入可能な開蓋検出部を、上記開蓋レ
   バーの回転に伴い上記光磁気ディスクの挿入方向の先端
   と対向する上記開蓋レバーの側端部に突設したことを特
   徴とする光磁気ディスクのシャッター開蓋装置。