JPH08170095A - 非イオン性粉末洗浄剤組成物 - Google Patents

非イオン性粉末洗浄剤組成物

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JPH08170095A JP31522794A JP31522794A JPH08170095A JP H08170095 A JPH08170095 A JP H08170095A JP 31522794 A JP31522794 A JP 31522794A JP 31522794 A JP31522794 A JP 31522794A JP H08170095 A JPH08170095 A JP H08170095A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (a) 非イオン界面活性剤、特にポリオキシエ
チレンアルキルエーテル型の非イオン界面活性剤と、
(b)800℃、1時間の乾燥で測定される水分量が25〜30%
である非晶性アルミノケイ酸塩と、(c) 結晶性アルミノ
ケイ酸塩と、(d)平均炭素鎖長10〜20の飽和及び/また
は不飽和の脂肪酸混合物とを、それぞれ特定割合で含有
する非イオン性粉末洗浄剤組成物。 【効果】 高温・多湿のような過酷な条件下で長期保存
された後も、良好な溶解性を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗浄剤組成物に関する。
さらに詳しくは非イオン界面活性剤が主基剤の粉末洗浄
剤組成物、特に洗剤粒子の溶解、分散性に優れ、特に高
湿度下および長期の保管などによって吸湿した場合に
も、良好な溶解、分散性を有し、更に高温洗浄時にも優
れた分散性を示す非イオン粉末洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】非イオン
界面活性剤は、耐硬水性が良好であるゆえ、洗浄力、油
性汚れ分散力が際立っており、かつ生分解性が非常に良
好であるなどの特長を有しており、洗浄用界面活性剤と
して重要視されている。しかしながら、通常、洗浄用に
用いられる非イオン界面活性剤は、常温で液体のものが
多いため、液体状態のまま多量に粉末洗剤に配合した場
合、経日により非イオン界面活性剤が徐々にしみだして
きて紙製容器の内面にしみこんだり、粉末洗剤の流動性
が著しく損なわれたり、さらにはケーキングを起こして
洗剤が固まってしまい著しく商品価値を損ねるという問
題点を有していることから、通常、非イオン界面活性剤
を主基材とする洗浄剤は液状の形態が主であった。
【0003】例えば、特開昭50−119813号公報にはゼオ
ライト、またはゼオライトと水中で過酸化水素を生じる
無機過酸化物との混合物上に非イオン界面活性剤を微細
に分配した予備混合物(予備混合物中には4%以下の高
分散性珪酸を使用してもよい)30〜100 %と噴霧乾燥洗
剤0〜70%を含有する流動性洗剤が開示されている。特
開昭61−89300 号公報には水不溶性粉粒体とシリカ粉末
とを混合した後、非イオン界面活性剤を噴霧し、ついで
ゼオライト粉末を添加して造粒物を調整し、この造粒物
と陰イオン界面活性剤を含む粒状洗剤を配合した非イオ
ン界面活性剤含有粒状洗剤は流動性が良好でケーキング
も防止できることが開示されている。上記の様に、非イ
オン界面活性剤含有洗剤の流動性を改良するための研究
は多くなされている。また、水不溶性粉粒体やシリカ粉
末にノニオン活性剤を含浸することにより得られた非イ
オン界面活性剤を主基材とする洗浄剤においては、高湿
度下での保存や高温での洗浄において溶解性が著しく悪
化するという傾向が認められている。この問題に対する
研究もなされており、特開平5−5100号公報には特定の
物質を含有する吸油担体を使用することにより、高湿度
下の保存においても良好な溶解性の劣化を防止すること
が開示されている。以前本出願人は、特開平6−179899
号公報において、特定の細孔分布と、20%以下の水分量
を持つ非晶質アルミノケイ酸塩を使用することにより、
高温洗浄における溶解性の劣化を防止することを開示し
た。しかしながら、その後、検討を重ねるうちに、高温
洗浄における溶解性の劣化は、高温多湿等の過酷条件に
長期間(1ケ月以上)放置された場合に、完全に防止さ
れたわけではないことが明確になってきたため、更なる
改良が必要とされてきた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、非イオン
界面活性剤を主洗浄基剤とする洗浄剤について検討を行
い、特に上記問題点を鋭意検討した結果、驚くべきこと
に平均炭素数が特定範囲にある脂肪酸混合物を一定量配
合した上で、更に多めの水分の多い非晶性アルミノケイ
酸塩を含量させることにより、過酷条件における長期保
存(例えば、1ケ月以上)においても著しく良好な溶
解、分散性を示し、更に高温洗浄時にも優れた溶解性及
び分散性を示すことを見出した。
【0005】即ち本発明は、次の成分(a),(b),(c),(d)
を含有してなる実質的にアルカリ金属ケイ酸塩を含まな
い非イオン性粉末洗浄剤組成物を提供するものである。 (a) 非イオン界面活性剤 12〜35重量% (b) 800 ℃、1時間の乾燥で測定される水分量が25〜30
%である非晶性アルミノケイ酸塩 10〜40重量% (c) 結晶性アルミノケイ酸塩 10〜30重量% 但し(b) 成分+(c) 成分は50重量%以下 (d) 平均炭素鎖長10〜20の飽和及び/または不飽和の脂
肪酸混合物 0.1〜5重量%。
【0006】本発明の(a) 成分である非イオン界面活性
剤としては、融点が40℃以下、すなわち40℃で液状又は
スラリー状であるものが汚れ落ちに優れている。(a) 成
分の具体例としては、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリエチレン
グリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン
ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルアミン、グリセ
リン脂肪酸エステル、高級脂肪酸アルカノールアミド、
アルキルグルコシド、アルキルアミンオキサイド等が挙
げられる。そのうち、主非イオン界面活性剤として平均
炭素数10〜15、好ましくは11〜14の直鎖または分岐鎖、
1級または2級のアルコールのエチレンオキサイド平均
付加モル数4〜15、好ましくは4〜9のポリオキシエチ
レンアルキルエーテルを使用するのが望ましい。
【0007】(a) 成分の界面活性剤は、全組成物中に12
〜35重量%、好ましくは15〜30重量%配合される。
【0008】本発明の(b) 成分であるアルミノ珪酸塩
は、800 ℃、1時間の乾燥で測定される水分量が25〜30
%の非晶性のアルミノケイ酸塩である。(b) 成分として
は、特に次式(I)で示される非晶性アルミノケイ酸塩
が好ましい。
【0009】 x(M2O)・Al2O3・y(SiO2)・w(H2O) (I) {式中、M'はナトリウム原子及び/又は、カリウム原子
を表し、x, y, w は各成分のモル数を表し、x は 0.7〜
2.0 、y は 1.8〜6、w は任意の正数である。} かかる非晶性アルミノケイ酸塩は、常法に従ってアルミ
ン酸アルカリ金属塩とケイ酸アルカリ金属塩を反応させ
ることにより合成できるが、その水分量の調節は原料の
濃度や組成により変動させることができる。
【0010】(b) 成分は、組成物中に10〜40重量%、好
ましくは10〜30重量%配合される。(b) 成分の配合量が
10重量%未満であると洗剤粒子の流動性が著しく劣化す
る。また、(b) 成分の 800℃、1時間の乾燥における水
分量が25%未満であると流動性が劣化し、30%を超える
とケーキングの恐れがある。また、高温での洗浄時に溶
解性が低下する傾向を示す。
【0011】本発明では特に、(b) 成分として、上記
(I)で示される非結晶アルミノケイ酸塩のうち、JIS
K 6220に基づいて測定される吸油能が100 ml/100 g以
上の非結晶アルミノケイ酸塩を使用することにより、粉
末物性が向上し、すすぎ性も優れたものになる上、本発
明の効果を更に高めるため好ましい。このような吸油能
が100 ml/100 g以上の非結晶アルミノケイ酸塩は、組
成物中に少なくとも10重量%以上配合することが好まし
い。
【0012】本発明の(c) 成分である結晶性アルミノケ
イ酸塩としては、次式(II)で示される結晶性アルミノ
ケイ酸塩が好ましい。 x(M'2O又はM"O)・Al2O3・y(SiO2)・w(H2O) (II) {式中、M'はアルカリ金属原子、M"はカルシウムと交換
可能なアルカリ土類金属原子、x, y, w は各成分のモル
数を表し、x は 0.7〜1.5 、y は 1.8〜6、w は任意の
正数である。} (c) 成分は、組成物中に10〜30重量%、好ましくは10〜
20重量%配合される。(c) 成分の配合量が10重量%未満
であると洗浄力が著しく低下する。
【0013】また、本発明において上記(b) 成分と(c)
成分の組成物中の合計量は、50重量%以下、好ましくは
40重量%以下であり、50重量%を超えるとすすぎ性に問
題を生ずる。
【0014】本発明の(d) 成分である脂肪酸混合物は、
飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸のいずれの脂肪酸からなるも
のでもよく、また直鎖脂肪酸、分岐鎖脂肪酸の何れを用
いることもできる。本発明に用いられる脂肪酸混合物は
平均炭素鎖長が10〜20ものであり、好ましくは平均炭素
鎖長が11〜18、更に好ましくは平均炭素鎖長が12〜16の
ものを使用するのが望ましい。平均炭素鎖長が11未満で
あると、組成物の匂いが悪くなり、18よりも大きいと洗
浄力の低下をまねく恐れがある。(d) 成分は組成物中に
0.1〜5重量%、好ましくは 0.3〜4重量%配合され
る。(d) 成分の脂肪酸混合物としては、植物油脂由来の
脂肪酸、動物油脂由来脂肪酸、単一脂肪酸の混合物或い
はこれらを更に混合して得た脂肪酸混合物が使用でき
る。
【0015】なお、本発明において(a) 成分に対する
(d) 成分の重量比(d) /(b) は、0.01〜0.5 であること
が好ましい。この重量比が0.01未満であると本発明の効
果が出にくく、0.5 以上であると脂肪酸の分散が十分に
行われず、溶解性に悪影響を生じる。
【0016】本発明の(b) 成分のように水分量の多い非
晶性アルミノ珪酸塩を非イオン界面活性剤の吸油担体と
して使用すると、溶解性が低下する傾向を示すが、本発
明では(d) 成分の特定平均炭素数の脂肪酸混合物を併用
することにより、過酷な条件下での保存後も良好な溶解
性を示すと共に、高温洗浄時にも優れた溶解性を示す洗
浄剤組成物が得られる。
【0017】本発明の非イオン性粉末洗浄剤組成物に
は、上記 (a)〜(d) の必須成分に加え、下記の各種界面
活性剤を併用することができる。陰イオン界面活性剤と
しては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルまた
はアルケニルエーテル硫酸塩、アルキルまたはアルケニ
ル硫酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、α−スルホ脂
肪酸塩またはエステル塩、アルキルまたはアルケニルエ
ーテルカルボン酸塩、アミノ酸型界面活性剤、N−アシ
ルアミノ酸型界面活性剤、アルキルまたはアルケニル燐
酸エステルまたはその塩等が例示される。また本発明の
組成物には脂肪酸塩を配合しても良い。両性界面活性剤
としては、カルボキシ型またはスルホベタイン型等の両
性界面活性剤が、カチオン型界面活性剤としては第四級
アンモニウム塩等が例示される。
【0018】その他、本発明の非イオン性粉末洗浄剤組
成物には慣用の補助添加剤、例えば、トリポリ燐酸塩、
ピロ燐酸塩等の燐酸塩、アミノトリ(メチレンホスホン
酸)、1−ヒドロキシエチリデン−1,1 −ジホスホン
酸、エチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)、
ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)、
及びそれらの塩、2−ホスホノブタン−1,2 −ジカルボ
ン酸等のホスホノカルボン酸の塩、アスパラギン酸、グ
ルタミン酸等のアミノ酸の塩、ニトリロ3酢酸塩、エチ
レンジアミン4酢酸塩等のアミノポリ酢酸塩、ポリアク
リル酸、ポリアコニット酸、アクリル酸とマレイン酸の
コポリマー等の高分子電解質、ポリエチレングリコー
ル、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の
非解離高分子、二価金属イオン捕捉剤、ケイ酸塩、炭酸
塩、亜硫酸塩、硫酸塩等のアルカリ剤あるいは無機電解
質、特開昭60−227895号公報記載の層状ケイ酸塩、ポリ
ビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース等の再
汚染防止剤、セルラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、ア
ミラーゼ等の酵素、パラトルエンスルホン酸塩、スルホ
コハク酸塩、タルク、水酸化カルシウム、シリケート等
のケーキング防止剤、第3ブチルヒドロキシトルエン、
ジスチレン化クレゾール等の酸化防止剤、蛍光染料、青
味付剤、香料等を配合してもよい。しかしながら、JIS
1号ケイ酸ソーダなどの非晶質のアルカリ金属ケイ酸塩
は、溶解・分散性を低下させる原因となる為、本発明で
は実質的に含有しない。漂白洗浄剤とする場合には、過
炭酸ナトリウム、過ほう酸ナトリウムの1または4水和
物、及び有機過酸化物などの漂白剤、ケイ酸マグネシウ
ム、メタほう酸ナトリウムなどの過酸化物の安定化剤、
漂白活性剤などを配合できる。これらについては特に限
定されず、目的に応じた配合がなされてよい。
【0019】
【実施例】以下実施例にて本発明を更に説明するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0020】実施例1 (1)粉末洗剤の調製 表1に示す脂肪酸混合物と表2に示す原料(ゼオライト
Aの12重量%分、吸油性担体、炭酸ナトリウム、亜硫酸
ナトリウム、蛍光染料)をバッチニーダー(PNV-1 、イ
リエ商会)に入れ、表2に示す液状または半液状ノニオ
ン界面活性剤を徐々に導入し、ついで残りのゼオライト
A及び酵素を加えて混合し、表2に示す組成の最終洗剤
製品を得た。実験に用いた脂肪酸混合物のアルキル組
成、ヨウ素価は表1に示した。また(b) 成分の非晶性ア
ルミノケイ酸塩の水分含量は、その製造工程における乾
燥条件を変えることにより調整した。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】注) *1:「非晶質アルミノケイ酸塩」は以下のように製造
されたものである。アルミン酸ナトリウム水溶液(Na
2O:Al2O3 =20.3:28.2(重量比))のアルミン酸ナト
リウム 100重量部に更にイオン交換水を2000重量部加え
て調整したもの)800 重量部に3号水ガラス溶液(市販
水ガラス 100重量部を加えて調整したもの)100 重量部
を20分で滴下し、60℃で20分間加熱処理を行い、濾過、
洗浄した。得られた湿潤ケーキを解砕機で微粉化し、非
結晶性アルミノケイ酸塩を得た。得られた非結晶性アル
ミノケイ酸塩の組成は、原子吸光およびプラズマ発光分
析の結果、Al2O3 =27.2重量%、SiO2=21.6%、Na2O=
21.6重量%であった。また、吸油能は 186ml/100g
であった。 *2:組成物中の水分量であり、非晶質アルミノケイ酸
塩の水分量により変動する(以下の表にても同様)。
【0024】(2)粉末洗剤の溶解性の評価 得られた洗剤粒子は、市販洗剤用カートンに入れ、蓋を
しないまま30℃で40〜80%の湿度変化を2日サイクル
で繰り返す条件下において6カ月間保存した後、サンプ
ルを抜き出し、溶解性試験を行った。溶解性は、10℃、
20℃、30℃の水道水1リットルに洗剤を 0.1重量%とな
るように溶解し、10分攪拌後、 200メッシュの篩に洗剤
分散液を通過させ、メッシュ上の不通過分の重量を測定
し、溶解した洗剤当たりの重量%で表した。その結果を
表3に示す。
【0025】
【表3】
【0026】実施例2〜4 表4〜6に示す粉末洗剤を調製した。ここで、脂肪酸混
合物の種類及び配合量は、表3の本発明品1〜7の配合
量と同じとした。また、非晶性アルミノ珪酸塩の水分量
も表3と同じである。
【0027】
【表4】
【0028】
【表5】
【0029】
【表6】
【0030】上記の粉末洗剤について、実施例1と同様
の溶解性試験を行なったところ、実施例2〜4の各組成
物についても実施例1と同様に良好な溶解性を示した。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 3:12 3:20)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(a),(b),(c),(d) を含有してな
    る実質的にアルカリ金属ケイ酸塩を含まない非イオン性
    粉末洗浄剤組成物。 (a) 非イオン界面活性剤 12〜35重量% (b) 800 ℃、1時間の乾燥で測定される水分量が25〜30
    %である非晶性アルミノケイ酸塩 10〜40重量% (c) 結晶性アルミノケイ酸塩 10〜30重量% 但し(b) 成分+(c) 成分は50重量%以下 (d) 平均炭素鎖長10〜20の飽和及び/または不飽和の脂
    肪酸混合物 0.1〜5重量%。
  2. 【請求項2】 (a) 成分が、平均炭素鎖長が11〜14で、
    平均EO付加モル数が4〜9であるポリオキシエチレンア
    ルキルエーテル型の非イオン界面活性剤である請求項1
    記載の非イオン性粉末洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 (b) 成分が下記一般式(I)で表される
    非結晶性アルミノケイ酸塩であり、且つ(c) 成分が下記
    一般式(II)で表される結晶性アルミノケイ酸塩である
    請求項1又は2記載の非イオン粉末洗浄剤組成物。 (b) 成分:次式(I)で示される非結晶性アルミノケイ
    酸塩 x(M2O)・Al2O3・y(SiO2)・w(H2O) (I) {式中、M'はナトリウム原子及び/又は、カリウム原子
    を表し、x, y, w は各成分のモル数を表し、x は 0.7〜
    2.0 、y は 1.8〜6、w は任意の正数である。} (c) 成分:次式(II)で示される結晶性アルミノケイ酸
    塩 x(M'2O又はM"O)・Al2O3・y(SiO2)・w(H2O) (II) {式中、M'はアルカリ金属原子、M"はカルシウムと交換
    可能なアルカリ土類金属原子、x, y, w は各成分のモル
    数を表し、x は 0.7〜1.5 、y は 1.8〜6、w は任意の
    正数である。}
  4. 【請求項4】 前記一般式(I)で表される非結晶性ア
    ルミノケイ酸塩のJIS K 6220に基づいて測定される吸油
    能が、100 ml/100 g以上であり、該非結晶アルミノケ
    イ酸塩を組成物に少なくとも10重量%含有する請求項1
    〜3の何れか1項記載の非イオン粉末洗浄剤組成物。
  5. 【請求項5】 (a) 成分と(d) 成分の重量比が、(d) /
    (a) =0.01〜0.5 である請求項1〜4の何れか1項記載
    の非イオン粉末洗浄剤組成物。
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WO2000023560A1 (fr) * 1998-10-16 2000-04-27 Kao Corporation Procede de fabrication de particules de detergent

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000023560A1 (fr) * 1998-10-16 2000-04-27 Kao Corporation Procede de fabrication de particules de detergent
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