JPH0816986B2 - 光学記憶装置のレーザダイオード駆動回路 - Google Patents

光学記憶装置のレーザダイオード駆動回路

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JPH0816986B2
JPH0816986B2 JP1224248A JP22424889A JPH0816986B2 JP H0816986 B2 JPH0816986 B2 JP H0816986B2 JP 1224248 A JP1224248 A JP 1224248A JP 22424889 A JP22424889 A JP 22424889A JP H0816986 B2 JPH0816986 B2 JP H0816986B2
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【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第7図、第8図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作用 実施例 (a) 一実施例の構成の説明 (第2図乃至第4図) (b) 一実施例の動作の説明 (第5図、第6図) (c) 他の実施例の説明 発明の効果 〔概要〕 光学記憶媒体をリード/ライトするためリード/ライ
ト発光するレーザダイオードを駆動する回路に関し、 高周波重畳しても、レーザダイオードの最大定格を越
えないよう変調電流を制御することを目的とし、 光学記憶媒体に対し、ライト時はライトパワーで、リ
ード時はリードパワーで発光するようレーザダイオード
を駆動する光学記憶装置のレーザダイオード駆動回路に
おいて、ライトデータに応じて該レーザダイオードにラ
イト電流を流すための第1の電流スイッチ部と、高周波
変調信号に応じて該レーザダイオードに高周波電流を流
すための第2の電流スイッチ部と、該レーザダイオード
の発光光を受光するフォトダイオードの検出出力と設定
値とを比較し、該第2の電流スイッチ部の高周波電流値
を制御する自動パワー制御部と、ライトデータに応じて
該フォトダイオードの検出出力から該ライト電流相当分
を差し引く第3の電流スイッチ部とを有し、リード時は
該高周波電流によって、ライト時は該ライト電流と該高
周波電流との和によって、該レーザダイオードを駆動す
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光学記憶媒体をリード/ライトするためリ
ード/ライト発光するレーザダイオードを駆動する回路
に関する。
光ディスク、光磁気ディスク、光カード等の光学記憶
媒体を用いた光学記憶装置が広く利用されている。
このような光学記憶装置では、光学記憶媒体をリード
/ライトするため、光学ヘッドにレーザダイオードが設
けられ、リード時は小パワーのリードパワーで、ライト
時は大パワーのライトパワーで発光するよう駆動され
る。
このレーザダイオードの駆動においては、レーザダイ
オードにノイズが生じたり、光学系のバックトークノイ
ズが生じないようにすることがリード/ライトの安定化
のため必要である。
〔従来の技術〕
第7図及び第8図は従来技術の説明図である。
第7図に示すように、レーザダイオードLDには、電流
スイッチ回路1aと電流源1bとを有する第1の電流スイッ
チ部1と、電流源2bとが並列接続されている。
一方、フォトダイオードPDには、電流スイッチ回路3a
と電流源3bとを有する第3の電流スイッチ部3と自動パ
ワー制御部4が並列接続されている。
更に、レーザダイオードLDには、コンデンサ結合によ
り高周波発振回路5が接続されている。
第8図を参照して動作を説明すると、マイクロプロセ
ッサで構成された制御部(MPU)6からデジタル/アナ
ログコンバータ7bを介し、リードパワーの平均値(電
圧)PRが自動パワー制御部4に与えられており、高周波
発振回路5から高周波重畳信号が常時レーザダイオード
LDに与えられている。
従って、MPU6からライトデータが発生されない状態、
即ちリード(再生)時には、第1及び第3の電流スイッ
チ部1、3がオフであるから、レーザダイオードLDは、
高周波重畳信号によって高周波重畳された上で、電流源
2bによってリード電流が流される。
電流源2bによるリード電流は、フォトダイオードPDの
検出出力と設定されたリードパワーとを比較し、自動パ
ワー制御する自動パワー制御部4によって制御され、リ
ードパワーの平均値に定電流制御され、第8図のように
高周波重畳されたリード電流によってレーザダイオード
LDが駆動される。
又、ライトパワー(PW−PR)は、MPU6よりデジタル/
アナログコンバータ(D/Aコンバータ)7aを介し第1の
電流スイッチ部1の電流源1bに与えられ、ライト電流を
制御し、同様にライトパワー相当分(PW−PR)′は、D/
Aコンバータ7cを介し第3の電流スイッチ部3の電流源3
bに与えられる。
このため、ライト時(記録時)のライトデータが発生
すると、第1及び第3の電流スイッチ部1、3の電流ス
イッチ回路1a、3aがライトデータによってオン/オフさ
れ、レーザダイオードLDには、第8図のように、電流源
2bによるリードパワーPRと第1の電流スイッチ部1によ
るライトパワー(RW−RR)との和の電流が高周波重量さ
れた状態で与えられ、ライト発光する。
この時、フォトダイオードPDの検出出力から第3の電
流スイッチ部3でライトデータに応じて、検出出力のラ
イトパワー相当分(PW−PR)′が差し引かれるから、自
動パワー制御部4には、フォトダイオード検出出力のリ
ードパワー分が入力され、電流源2bはリードパワーの平
均値PRに定電流制御される。
このようにして、再生及び記録時の両方でパワーが一
定となる様自動パワー制御しつつ、再生パワー時に、記
録データ変調周波数より十分高い周波数で高周波重畳を
行うことによって、見掛け上パワーを大とし、パワーの
小さいリードパワー時に生じやすいレーザダイオードLD
のノイズや光学系のバックトークノイズを防止する。
又、ライトパワー時にも高周波重畳が行われるため、
リード時との特性変化が生ぜず、モードホップ等による
焦点ずれを防ぐことができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、従来技術では、高周波重畳するのに、外
部に発振器5を設け、LD駆動回路と交流的に結合するよ
うにしていた。
この従来技術では、変調電流が発振器5ユニット毎に
変化し易く、変調電流が少ない場合は、ノイズ低減効果
が少なく、逆に変調電流が大きいと、第8図のように、
レーザダイオードLDの最大定格を越えてしまい、レーザ
ダイオードLDの劣化を引起すという問題があった。
従って、本発明は、高周波重畳しても、レーザダイオ
ードLDの最大定格を越えないよう変調電流を制御するこ
とのできる光学記憶装置のレーザダイオード駆動回路を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理図である。
本発明は、第1図に示すように、光学記憶媒体に対
し、ライト時はライトパワーで、リード時はリードパワ
ーで発光するようレーザダイオードLDを駆動する光学記
憶装置のレーザダイオード駆動回路において、ライトデ
ータに応じて該レーザダイオードLDにライト電流を流す
ための第1の電流スイッチ部1と、高周波変調信号に応
じて該レーザダイオードLDに高周波電流を流すための第
2の電流スイッチ部2と、該レーザダイオードLDの発光
光を受光するフォトダイオードPDの検出出力と設定値と
を比較し、該第2の電流スイッチ部2の高周波電流値を
制御する自動パワー制御部4と、ライトデータに応じて
該フォトダイオードPDの検出出力から該ライト電流相当
分を差し引く第3の電流スイッチ部3とを有し、リード
時は該高周波電流によって、ライト時は該ライト電流と
該高周波電流との和によって、該レーザダイオードLDを
駆動するものである。
〔作用〕
本発明では、高周波発振器を外部に設けずに、第2の
電流スイッチ部2を設け、自動パワー制御部4の振幅制
御の元に、高周波変調信号によって高周波電流を流すよ
うにした。
このため、高周波変調電流の振幅が制御でき、レーザ
ダイオードの最大定格を越えず且つノイズ低減効果が十
分発揮できる高周波重畳制御が可能となる。
〔実施例〕
(a) 一実施例の構成の説明 第2図は本発明の一実施例ブロック図であり、第3図
はその詳細回路図、第4図はそのゲート処理回路の説明
図である。
図において、第1図及び第7図で示したものと同一の
ものは、同一の記号で示してある。
第2図において、2aは電流スイッチ回路であり、電流
源2bに接続され、高周波変調信号HFMSによってスイッチ
ング動作し、レーザダイオードLDに高周波変調電流を流
すもの、7dはアナログ/デジタル変換器(A/Dコンバー
タという)であり、フォトダイオードPDのモニター出力
をデジタル値に変換して、MPU6へ出力するものであり、
後述する発光調整時に使用するものである。
8はゲート処理回路であり、モード制御信号MOC、ラ
イトデータ信号WDTライトゲート信号WGT、高周波変調ク
ロックHFMCLKに応じて、高周波変調信号HFMS、ライトデ
ータWDを作成するものであり、第4図にて後述するもの
である。
第3図において、電流スイッチ2aでは、レーザダイオ
ードLDにコレクタが接続されたトランジスタQ1と、コレ
クタ接地されたトランジスタQ2とのエミッタが共通接続
され、トランジスタQ1のベースに高周波変調信号HFMS
()、トランジスタQ2のベースに反転した高周波変調
信号HFMS()が入力されている。
電流スイッチ回路2aの共通エミッタには定電流源2bが
接続されており、定電流源2bは、自動パワー制御部4の
出力をレベルシフトするレベルシフト回路21と、レベル
シフト回路21の出力でベース制御されるトランジスタQ7
と、トランジスタQ7のエミッタと電圧源VEEとの間に設
けられた抵抗r1とを有している。
自動パワー制御部4は、フォトダイオードPDのモニタ
ー電流を電圧信号に変換するI/V変換器40と、MPU6から
与えられる高周波重畳分のパワー(リードパワー)の目
標値、即ちリードパワーの平均値であり、デューティ50
%ではピークの1/2をD/Aコンバータ7bでアナログ変換さ
れたものをレベルシフトするレベルシフト回路41と、レ
ベルシフト回路41の出力が非反転端子に、I/V変換器40
の出力が反転端子に入力され、誤差をとり、その誤差を
積分する誤差積分器42と、MPU6のAPCON/OFF信号によっ
て、誤差積分器42の出力と、レベルシフト回路41の出力
を切替えて定電流源2bへ出力するアナログスイッチ43と
を有している。
又、電流スイッチ1a回路では、レーザダイオードLDに
コレクタ接続されたトランジスタQ3と、コレクタ接地さ
れたトランジスタQ4とのエミッタが共通接続され、トラ
ンジスタQ3のベースにライトデータWD()が、トラン
ジスタQ4のベースに反転ライトデータWD()が入力さ
れる。
電流スイッチ回路1aの共通エミッタに接続された定電
流源1bは、MPU6からのライトパワーをD/Aコンバータ7a
でアナログ変換されたものをレベルシフトするレベルシ
フト回路11と、レベルシフト回路11の出力でベース制御
されるトランジスタQ8と、トランジスタQ8のエミッタと
電圧源VEEに設けられた抵抗r2とを有している。
更に、電流スイッチ回路3aでは、フォトダイオードPD
にコレクタ接続されたトランジスタQ5と、コレクタ接地
されたトランジスタQ6とのエミッタが共通接続され、ト
ランジスタQ5のベースにライトデータWD()が、トラ
ンジスタQ6のベースに反転ライトデータWD()が入力
される。
電流スイッチ回路3aの共通エミッタに接続された定電
流源3bは、MPU6からのライトパワー相当分をD/Aコンバ
ータ7cでアナログ変換されたものをレベルシフトするレ
ベルシフト回路31と、レベルシフト回路31の出力でベー
ス制御されるトランジスタQ9と、トランジスタQ9のエミ
ッタと電圧源VEEに設けられた抵抗r3とを有している。
ゲート処理回路8を第4図により説明する。
第4図(A)において、80は出力反転型アンドゲート
であり、ライトデータ信号WDTとライトゲート信号WGTと
の論理積をとり、反転して出力するもの、81は入力反転
型オアゲートであり、アンドゲート80の出力とモード制
御信号MOCとを反転して論理和をとり、ライトゲートWD
と反転したライトデータWD()を出力するもの、82
はインバータであり、高周波変調クロックHFMCLKを反転
するもの、83は入力反転型オアゲートであり、モード制
御信号MOCとインバータ82の出力とを反転して論理和を
とり、高周波変調信号HFMS()と、反転した高周波変
調信号HFMS()を出力するものである。
従って、第4図(B)に示すように、ライトデータWD
TとライトゲートWGTが与えられると、モード制御信号MO
Cがハイレベル(APCモード指示)の条件でオアゲート81
からライトデータWDが、オアゲート83から高周波変調信
号HFMSが出力される。
一方、第4図(C)に示すように、ライトデータWDT
とライトゲートWGTがローレベルであれば、モード制御
信号MOCがハイレベルの条件で、オアゲート83から高周
波変調信号HFMSが出力され、オアゲート81の出力はロー
又はハイレベルのままとなる。
尚、モード制御信号MOCがローレベルであると、発光
調整モードを示し、オアゲート81、83の出力、とも
ハイレベルの状態を保つ。
(b) 一実施例の動作の説明 第5図は本発明の一実施例動作説明図である。
再生(リード)時には、MPU6からライトデータWDTと
ライトゲートWGTは出力されない。
モード制御信号MOCはハイレベルとなるので、ゲート
処理回路8からは高周波変調信号HFMSが出力され、APC
信号ONにより自動パワー制御部4のアナログスイッチ43
は誤差積分器42の出力を選択し、APCループを形成す
る。
従って、第2の電流スイッチ部2の電流スイッチ回路
2aが高周波変調信号HFMSによってスイッチング動作さ
れ、レーザダイオードLDに高周波変調電流を流す。
これとともに、MPU6からは、D/Aコンバータ7bを介
し、高周波重畳分のパワーの目標値PRが与えられるの
で、自動パワー制御部4は、フォトダイオードPDのモニ
ター出力が目標値PRになるよう電流源2bをAPC(Automat
ic Power Control)制御する。
例えば、発熱等の影響でレーザダイオードLDからの発
光出力が低下してくると、フォトダイオードPDの出力も
低下する。
このため、誤差積分器42の入力端子間に差が生じ、こ
の差が零になるよう定電流源2bのトランジスタQ7のベー
ス電圧を上げ、レーザダイオード電流を増加せしめ、光
量を増加して、目標値と同じ値になるところで安定す
る。
このようにして、自動パワー制御部4は光量の変化を
制御する動作をする。
一方、ライト又はイレーズ時には、MPU6はライトデー
タWDTとライトゲートWGTを出力する。
従って、ゲート処理回路8からは、ライトデータWDと
高周波変調信号HFMSが出力される。
このため、第2の電流スイッチ部2の電流スイッチ回
路2aが高周波変調信号HFMSでスイッチングされるととも
に、第1、第3の電流スイッチ部1、3の電流スイッチ
回路1a、3aはライトデータWDでスイッチングされる。
MPU6からは、D/Aコンバータ7aを介し記録パワーの指
示値(PW−PR)が定電流源1bに与えられるので、レーザ
ダイオードLDには、ライトデータに応じて、指示値(PW
−PR)に高周波変調分PRが上乗せされたライト電流が流
れる。
又、MPU6からD/Aコンバータ7cを介し記録パワーの受
光相当分(PW−PR)′が定電流源3bに与えられるので、
フォトダイオードPDのモニター出力から係る相当分(PW
−PR)′が差し引かれ、自動パワー制御部4に入力され
る。
従って自動パワー制御部4は、差し引かれたモニター
出力(即ち高周波重畳分)が目標値PRになるようAPC制
御する。
このようにして、高周波重畳電流の振幅が目標値に自
動制御される。
次に、発光量の指示値の設定を行う発光調整手順につ
いて説明する。
第6図は係る発光調整処理フロー図である。
MPU6は、D/Aコンバータ7a、7b、7cをリセットす
る。
そして、MPU6は、APC信号をOFFし、自動パワー制御部
4のアナログスイッチ43にレベルシフト回路41の出力を
選択せしめ、APCループをカットして、定電流源2bをMPU
6によって制御させる。
更に、MPU6は、ゲート処理回路8に与えるモード制御
信号MOCをローレベルの発光調整モードに指示する。
これによって、ゲート処理回路8からのライトデータ
WD及び高周波変調信号HFMSがハイレベルとなり、各
電流スイッチ回路1a、2a、3aにおいてトランジスタQ1
Q3、Q5がオンとなる。
次に、ライトパワーの調整を行うが、第5図の発光
閾値ITHが判らないので、規定リードパワーで発光する
様調整する。
即ち、MPU6はD/Aコンバータ7bへ与える設定値DAC2を
増加して、定電流源2bよりレーザダイオードLDに流れる
電流を増やして、レーザダイオードLDの発光量を増加さ
せるとともに、A/Dコンバータ7dを介しフォトダイオー
ドPDのモニター出力を読み込む。
MPU6は、A/Dコンバータ7dのモニター出力が予め定め
たリードパワー(ピーク)に達するまで、続行し、リー
ドパワーに達すると、その値をD/Aコンバータ7bに設定
したままとする。
そして、D/Aコンバータ7aの設定値を調整すべく、MPU
6はこの状態でD/Aコンバータ7aへ与える設定値DAC1を増
加して、定電流源2bによって流れる電流(D/Aコンバー
タ7bの設定値による)に上乗せされる定電流源1bよりレ
ーザダイオードLDに流れる電流を増やして、レーザダイ
オードLDの発光量を増加させるとともに、A/Dコンバー
タ7dを介しフォトダイオードPDのモニター出力を読み込
む。
MPU6は、A/Dコンバータ7dのモニター出力が予め定め
たライトパワーに達するまで続行し、ライトパワーに達
すると、ライトパワーの調整を終了し、その値をD/Aコ
ンバータ7aの設定値とする。
次に、MPU6は、予め定めてあるAPCモード時の平均
リードパワーにD/Aコンバータ7bの調整値DAC2を変更す
る。
そして、MPU6は、APC信号をONし、自動パワー制御部
4のアナログスイッチ43に誤差積分器42の出力を選択せ
しめ、APCループを形成する。
更に、MPU6は、ゲート処理回路8に与えるモード制御
信号MOCをハイレベルのAPCモードに指示し、且つライト
データWDT及びライトゲートWGTをハイレベルに指示す
る。
これによって、ゲート処理回路8では、ライトデータ
WDがハイレベルとなり、オアゲート83からは高周波変
調信号HFMSが高周波変調クロックに従って出力される。
従って、電流スイッチ回路1a、3aのトランジスタQ3
Q5がオンとなり、電流スイッチ回路2aのトランジスタ
Q1、Q2は高周波変調信号HFMSでオン/オフ制御される。
この状態で、MPU6は、D/Aコンバータ7cへ与える設
定値DAC3を増加して、電流スイッチ回路3aを介して定電
流源3bより流れるフォトダイオードPDのモニター電流か
らの差引き電流を増やす。
そして、MPU6はA/Dコンバータ7dのモニター電流が予
定のリードパワーになったかを調べ、リードパワーに達
すると、その時の設定値を差引き分の設定値とする。
最後に、MPU6はライトデータWDT、ライトゲートWGTを
ローレベルに戻して、調整動作を終了する。
このようにして、MPU6によってライトパワー(PW
PR)と、差し引きライトパワー相当分(PW−PR)′が自
動調整される。
(c) 他の実施例の説明 上述の実施例では、制御部6が設定値をセットするよ
うにしているが、設定回路を設け、個々にセットするよ
うにしてもよい。
又、光学記憶媒体として、光ディスク媒体、光磁気デ
ィスク媒体、光カード媒体等種々のものを用いることが
できる。
以上本発明を実施例により説明したが、本発明は本発
明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこ
れらを排除するものではない。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、 高周波重畳電流の振幅が制御できるので、レーザダ
イオードの最大定格を越えることを防止でき、レーザダ
イオードの劣化を防ぐことができるという効果を奏し、 リード、ライト全体に渡って高周波重畳されるの
で、焦点位置ずれを防ぐこともできるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、 第2図は本発明の一実施例ブロック図、 第3図は本発明の一実施例詳細回路図、 第4図は本発明の一実施例ゲート処理回路の構成図、 第5図は本発明の一実施例動作説明図、 第6図は本発明の一実施例発光調整処理フロー図、 第7図及び第8図は従来技術の説明図である。 図中、1……第1の電流スイッチ部、2……第2の電流
スイッチ部、3……第3の電流スイッチ部、4……自動
パワー制御部、LD……レーザダイオード、PD……フォト
ダイオード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学記憶媒体に対し、ライト時はライトパ
    ワーで、リード時はリードパワーで発光するようレーザ
    ダイオード(LD)を駆動する光学記憶装置のレーザダイ
    オード駆動回路において、 ライトデータに応じて該レーザダイオード(LD)にライ
    ト電流を流すための第1の電流スイッチ部(1)と、 高周波変調信号に応じて該レーザダイオード(LD)に高
    周波電流を流すための第2の電流スイッチ部(2)と、 該レーザダイオード(LD)の発光光を受光するフォトダ
    イオード(PD)の検出出力と設定値とを比較し、該第2
    の電流スイッチ部(2)の高周波電流値を制御する自動
    パワー制御部(4)と、 ライトデータに応じて該フォトダイオード(PD)の検出
    出力から該ライト電流相当分を差し引く第3の電流スイ
    ッチ部(3)とを有し、 リード時は該高周波電流によって、ライト時は該ライト
    電流と該高周波電流との和によって、該レーザダイオー
    ド(LD)を駆動することを 特徴とする光学記憶装置のレーザダイオード駆動回路。
JP1224248A 1989-08-08 1989-08-30 光学記憶装置のレーザダイオード駆動回路 Expired - Lifetime JPH0816986B2 (ja)

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