JPH08169744A - セメント組成物 - Google Patents

セメント組成物

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JPH08169744A
JPH08169744A JP31175894A JP31175894A JPH08169744A JP H08169744 A JPH08169744 A JP H08169744A JP 31175894 A JP31175894 A JP 31175894A JP 31175894 A JP31175894 A JP 31175894A JP H08169744 A JPH08169744 A JP H08169744A
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Japan
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cement
reducing agent
water reducing
water
isocyanate
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JP31175894A
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English (en)
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Niro Kawazoe
仁郎 川添
Ichiro Kamemura
一郎 亀村
Yasunori Tashiro
康典 田代
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2103/00Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
    • C04B2103/30Water reducers, plasticisers, air-entrainers, flow improvers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
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Abstract

(57)【要約】 【目的】樹脂配合セメント組成物の提供。 【構成】水硬性セメント、水、セメント減水剤、及び、
硬化して樹脂となり得る成分、からなるセメント組成
物。硬化して樹脂となり得る成分は、活性水素含有化合
物とポリイソシアネート化合物とからなるのが好まし
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セメント組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来ポルトランドセメントを使用したモ
ルタル又はコンクリートは硬化時間や強度発現までの期
間が長く、また引っ張りや曲げなどに弱く、ひび割れを
発生しやすいなどの欠点があり、加えて耐酸性・防水性
・凍結融解性の改良が望まれている。これらの欠点を改
良すべく極力少ない水量でセメント組成物を硬化させる
ために各種のセメント用化学混和剤が研究され、すぐれ
た性能を示す高性能AE減水剤等が開発されている。し
かし、こうして得られる比較的高強度のセメント組成物
でも上記したセメント本来の問題点を充分に解決したも
のはない。
【0003】スチレンーブタジエンゴムラテックス、ア
クリル系エマルジョン、塩化ビニル系エマルジョンなど
のようなポリマーエマルジョンとセメントとを混合し、
ポリマーコンクリート(又はモルタル)を製造する方法
が知られているが、この方法で得られたものの硬化時間
は一般のセメントコンクリート又はセメントモルタル製
造の場合と同様に長く硬化時間短縮には高価な急結剤
(急硬剤)を用いる必要があるなどの欠点があった。
【0004】さらに種々の合成樹脂、例えばエポキシ樹
脂、ポリウレタン樹脂又は不飽和ポリエステル樹脂など
の液状樹脂を直接又は不飽和基含有重合性単量体に溶解
させたものを骨材と混合して製造されるレジンコンクリ
ート(細骨材を使用する場合はモルタル、以下これをレ
ジンコンクリートと総称する)が開発されているが(特
公昭56−5704)、これらは樹脂成分の割合が多く
なるため高価になり、加えて難燃性が低下するという問
題点があった。
【0005】このような問題点を改良すべく、水酸基含
有液状ジエン系重合体(特公平6−4780)やウレタ
ンプレポリマー(特公昭53−45339)と液状ポリ
イソシアネートとを水硬性セメント、水と配合したセメ
ント組成物が提案されているが、これらは一般的に疎水
性のポリイソシアネート含有成分と親水性の水硬性セメ
ント成分とを水存在下に強制的に混合するため、混合不
良になりやすく、さらに分散混合が不充分のため、強度
・反応性にばらつきが起きやすく、その仕上がり外観及
び性能に作業環境(特に温度)や施工条件(混合方法や
時間)の影響を受けやすいという問題点がある。
【0006】また、これらのセメント組成物はきわめて
迅速に硬化して施工後1〜2時間で、歩行に耐えられる
充分な床面が得られるが、混合後の硬化が迅速すぎ、そ
れらの成分を混合した後、該組成物を延展(コテ等で伸
ばし、拡げて、均らすこと、以下同じ)する作業が完了
するまで、充分な時間がとれないほどである。
【0007】さらに、イソシアネートと水との反応で発
生する二酸化炭素ガスや、混合時に巻き込まれる空気が
硬化過程において適切に放出・吸収又は分散されない場
合には、得られたセメント硬化物に穴があいたり、ふく
れ・亀裂が発生することがある。この難点を救済するた
めにパイン油に含まれているようなテルピネオール類を
硬化遅延剤として添加した硬化成組成物(特開平2−2
47217)が提案されている。しかし、該組成物でも
基本的には構成成分同士の混合分散性に改良はみられ
ず、さらに、テルピネオール類は強い刺激臭があり作業
性が良くないばかりか、食品製造施設や化粧品製造施設
での床施工にはふさわしくない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術の前述の問題点の解消にある。さらに、構成成分を
施工現場での混合にて均一に分散されやすく、作業性・
性能・仕上がり外観にムラが生じにくいセメント組成物
の提供にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)水硬性
セメント、(b)水、(c)セメント減水剤、及び、
(d)硬化して樹脂となり得る成分、からなるセメント
組成物からなるセメント組成物である。
【0010】(a)水硬性セメントとは、水と混和する
ことにより硬化あるいは凝結する構造材料の一群を示
す。ポルトランドセメントや高いアルミナ含量を特徴と
する迅速硬化型セメントが特に好ましい。ポルトランド
セメントとしては普通ポルトランドセメント、早強ポル
トランドセメント、鉄及び炭素含量の低いセメントであ
る白色ポルトランドセメントなどがある。
【0011】その他次のような水硬性セメントがある。
珪酸二カルシウムとアルミノ亜鉄酸四カルシウムの含有
率が高く、珪酸三カルシウムとアルミン酸三カルシウム
の含有率が低いことを特徴とする低熱セメント。珪酸三
カルシウムと珪酸二カルシウムの含有率が異常に高く、
アルミン酸三カルシウムとアルミノ亜鉄酸四カルシウム
の含有率が異常に低い率を特徴とする耐硫酸塩セメン
ト。ポルトランドセメントクリンカーと顆粒状鉱滓との
混合物であることを特徴とするポルトランドブラストフ
ァーネスセメント。ポルトランドセメントと、水和石
灰、顆粒状鉱滓、粉砕石灰石、コロイド状粘土、珪藻
土、又はその他のシリカ、ステアリン酸カルシウムとパ
ラフィンの微粉状物の中から選ばれた一種又は二種以上
のものとの混合物であることを特徴とするメーソンリー
セメント。アメリカ合衆国リーハイ・ヴァレーの堆積物
から得られたものであることを特徴とする天然セメン
ト。純粋な、もしくは不純な形のカルシウムの酸化物で
あり、若干の粘土質材料を含んでおり、もしくは含んで
いないことを特徴とする石灰セメント。石灰に5〜10
%の焼石膏を添加したことを特徴とするセレナイトセメ
ント。火山灰、火山性珪藻土、軽石、石灰華、サントリ
ン土もしくは顆粒状鉱滓と石灰モルタルとの混合物であ
ることを特徴とする火山灰混合セメント。硫酸カルシウ
ムの水和物によるもので、焼石膏、キーンスセメント及
び石膏プラスターを含有していることを特徴とする硫酸
カルシウムセメント。
【0012】本発明における、(c)セメント減水剤と
は、一般にいわれるセメント減水剤であり、通常、水硬
性セメント配合物であるコンクリート、モルタル又はセ
メントペーストの流動性及び空気量の経時による低下を
防止し、その施工性、作業性を改善するために使用され
る。
【0013】これらは基本的には水溶性であり分子内に
疎水性部分と親水性部分をもつ界面活性剤的な性質を持
ち、本発明における分散液を安定に分散させる乳化剤の
役割を果たす。これらは本発明のセメント組成物中でセ
メント粒子の表面を被覆することでその分散を促進し、
均一な混合性を改良できるという効果を有する。
【0014】加えて適当な流動性を得るための水分量を
低減させ、セメント水和反応により生成されるアルカリ
(水酸化カルシウム)で加速されるウレタン化反応・ウ
レア化反応を抑制し、施工作業性を考慮した場合に迅速
すぎる硬化反応を遅延させることができる。
【0015】このセメント減水剤としては、各種のもの
が知られており、セメント減水剤が、ナフタレンスルホ
ン酸塩ホルムアルデヒド縮合物系減水剤、メラミンスル
ホン酸塩ホルムアルデヒド縮合物系減水剤、ポリカルボ
ン酸系減水剤、リグニンスルホン酸系減水剤、ポリスチ
レンスルホン酸系減水剤、フェノールホルムアルデヒド
縮合物系減水剤、及びアニリンスルホン酸系減水剤から
なる群から選ばれる少なくとも1種のセメント減水剤を
使用することが好ましい。ポリカルボン酸系品、リグニ
ンスルホン酸系品、ポリスチレンスルホン酸系品、アニ
リンスルホン酸系品には、それぞれ酸エステル系品、酸
塩系品などを含む。
【0016】(c)セメント減水剤の使用量は、(a)
水硬性セメントに対して、0.01〜20重量%、好ま
しくは0.1〜5重量%である。この使用量を調整する
ことにより、本発明のセメント組成物を硬化させる際に
適当な作業性を確保するだけ硬化反応を遅延させること
ができ、性能・外観にムラのない程度に充分に分散混合
できる。
【0017】本発明の(b)水の使用量は、(a)水硬
性セメントに対して5〜500重量%、好ましくは10
〜100重量%である。
【0018】本発明において、(d)硬化して樹脂とな
り得る成分は、(e)活性水素含有化合物と(f)2以
上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物の
組み合せからなることが好ましい。また、(d)硬化し
て樹脂となり得る成分は、(f)2以上のイソシアネー
ト基を有するイソシアネート化合物のみであってもよ
い。(f)2以上のイソシアネート基を有するイソシア
ネート化合物は、(b)水と反応することにより樹脂化
できるためである。
【0019】(e)活性水素含有化合物は、活性水素含
有基を少なくとも2個有する化合物が好ましく、低分子
量ポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリエステル
ポリオール、ポリジエンポリオールなどが挙げられる。
【0020】低分子量ポリオールとしてはエチレングリ
コール、1,4−、1,3−及び2,3−ブタンジオー
ル、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、
ペンタメチレングリコール、ヘキサメチレングリコー
ル、ネオペンチレングリコール、プロピレングリコー
ル、グリセリン、ヘキサントリオール、トリメチロール
プロパン、ペンタエリスリトールなどが挙げられる。
【0021】ポリエーテルポリオールとしては上記低分
子量ポリオールを開始剤として触媒の存在下環状エーテ
ルを開環重合付加して得られる化合物が挙げられる。環
状エーテルとしては例えばエチレンオキシド、エビクロ
ロヒドリン、プロピレンオキシド、1,2−ブチレンオ
キシド及び2,3−ブチレンオキシドのようなアルキレ
ンオキシド、トリメチレンオキシド及びテトラヒドロフ
ラン等がある。
【0022】ポリエステルポリオールとしては、ジカル
ボン酸と2価アルコールを既知の方法によって反応させ
て得られる化合物が挙げられる。適切なジカルボン酸と
しては、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、スベリン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、フタル酸、イソフタル
酸及びテレフタル酸、並びにこれらの酸の混合物が挙げ
られる。2価アルコールの例には、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブタンジオール、ヘキサン
ジオール及び2,2−ジエチルトリメチレングリコール
が挙げられる。
【0023】ポリジエンポリオールとしては、ポリイソ
プレンポリオール、ポリブタジエンポリオール、ポリク
ロロプレンポリオール、及びこれらに水素添加したポリ
オールなどが挙げられる。
【0024】さらに、モノエタノールアミンのようなア
ミノアルコール類、エチレンジアミン、ヘキサメチレン
ジアミン、m−及びp−フェニレンジアミン並びに2,
4−及び2,6−ジアミノトルエンのようなポリアミン
類、例えば、アルキッド樹脂で変成された乾性油あるい
は非乾性油、ひまし油、水素化ひまし油、ジイソシアネ
ートと乾性油のアルコールシス生成物、例えば亜麻仁油
のモノ及びジグリセライドとの反応生成物であるウレタ
ン油類、並びにアルキッド樹脂の製造に際して無水フタ
ル酸の一部をジイソシアネート化合物で置き換えること
により得られるウレタンアルキッドなども使用できる。
【0025】これに加えて、さらにメチルセルロース、
エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロースナトリウム、メチルヒドロキシ
プロピルセルロース、エチルヒドロキシプロピルセルロ
ース、メチルヒドロキシエチルセルロース、並びにメチ
ルカルボキシメチルセルロースナトリウム等のセルロー
スのアルキル、ヒドロキシアルキル、カルボキシアルキ
ル及びアルキルヒドロキシアルキルエーテル等などのセ
ルロース誘導体である水溶性イソシアネート反応性ポリ
マー、ポリビニルアルコール、ポリオキシエチレングリ
コール、ホルムアルデヒドとメラミン、尿素、アミド
類、カルバメート類、ウロン類、ウレイン類、ウレイド
類、イミダゾリジノン類、ピリジノン類及びトリアジノ
ン類との低分子量初期段階縮合生成物又はプレポリマ
ー、並びにそのような初期段階縮合生成物の低級アルキ
ルエーテル、例えばメチル化ポリメチロールメラミン/
尿素、ジメチロールとジエチロールエチレン尿素、ジヒ
ドロキシジメチロール及びジエチロール尿素樹脂プレ縮
合物などがある。また、ポリビニルピロリドン、並びに
エチレンオキシドとセチルアルコール、オレイルアルコ
ール及びこれらアルコールの縮合物、オクチルフェノー
ルもしくはノニルフェノールとの水溶性付加体も使用で
きる。
【0026】また、水も活性水素化合物の1種であり、
本願発明においては、活性水素化合物として、水のみを
使用してもよい。
【0027】(e)活性水素含有化合物の使用量は、水
硬性セメントに対して5〜5000重量%、好ましくは
10〜250重量%である。
【0028】(f)2以上のイソシアネート基を有する
イソシアネート化合物としては、有機ポリイソシアネー
ト又はイソシアネート基末端プレポリマーが挙げられ
る。
【0029】有機ポリイソシアネートとしてはヘキサメ
チレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネ
ート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシ
アネート、2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジイ
ソシアネートのような脂肪族ジイソシアネート、トリレ
ン−2,4−ジイソシアネート、トリレン−2,6−ジ
イソシアネート、ジフェニルメタン−4,4’−ジイソ
シアネート、3−メチルジフェニルメタン−4,4’−
ジイソシアネート、m−フェニレンジイソシアネート、
p−フェニレンジイソシアネート、クロロフェニレン−
2,4−ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネー
ト、ナフタレン−1,5−ジイソシアネート、ジフェニ
ル−4,4’−ジイソシアネート、4,4’−ジイソシ
アネート−3,3’−ジメチルジフェニル、ジメチルジ
フェニルエーテルジイソシアネートのような芳香族ジイ
ソシアネート、並びにジシクロヘキシルメタンジイソシ
アネート、メチルシクロヘキシレンジイソシアネート、
3−イソシアネートメチル−3,5,5−トリメチルシ
クロヘキシルイソシアネートのような脂環式ジイソシア
ネートが挙げられる。また、2,4,6−トリイソシア
ネートトルエンやトリイソシアネートジフェニルエーテ
ルのような芳香族トリイソシアネートも挙げられる。
【0030】これら有機ポリイソシアネートは、ウレタ
ン変性体、ウレチジオン変性体、ヌレート変性体、カル
ボジイミド変性体、ビュレット変性体、ウレア変性体な
どの変性体であってもよい。
【0031】イソシアネート基末端プレポリマーは、上
記有機ポリイソシアネート又はその変性体とポリオール
とをイソシアネート基過剰で反応させることにより得ら
れる。ポリオールとしては、前記低分子量ポリオール、
ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポ
リジエンポリオールなどが挙げられる。
【0032】ポリイソシアネートは混合して使用しても
よい。
【0033】また、ホルムアルデヒドとアニリン及びo
−トルイジンのような芳香族アミンとを酸性条件下で反
応させて得られた混合ポリアミンをホスゲン化して得ら
れる混合物も使用できる。例えば、粗MDIとして知ら
れているもので、塩酸の存在下でホルムアルデヒドとア
ニリンとを反応させ調製した混合ポリアミンのホスゲン
化によって得られ、異性体及び2個を超えるイソシアネ
ート基を含むメチレン結合ポリフェニルポリイソシアネ
ートと混り合っているジフェニルメタン−4,4’−ジ
イソシアネートよりなるものも使用できる。
【0034】さらにその他のイソシアネート基末端プレ
ポリマーとして、イソシアネートと反応し得る基を有す
るコールタールピッチと任意に上記のポリオールを混合
したものに有機ポリイソシアネートをイソシアネート基
過剰で反応させて得られる反応生成物も使用できる。
【0035】(f)2以上のイソシアネート基を有する
イソシアネート化合物の使用量は、水硬性セメントに対
して5〜5000重量%、好ましくは10〜500重量
%である。
【0036】本発明におけるセメント組成物は、界面活
性剤、充填剤、反応調整剤、消泡剤、可塑剤、硬化促進
剤、導電性付与剤、瀝青を含有していてもよい。
【0037】界面活性剤の使用は配合物混合時にまきこ
まれる空気を微細化する効果が期待できる。使用できる
界面活性剤としては合成界面活性剤、樹脂酸塩系界面活
性剤、タンパク系界面活性剤のいずれも使用できる。界
面活性剤の種類はアニオン性界面活性剤、カチオン性界
面活性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤が単
独で又は混合して使用される。
【0038】充填剤としては珪質充填剤が好ましい。珪
質充填剤としては、砂及び低粘土含量の砂利、ガラスの
粉砕物等が挙げられ、洗浄された粒径が0.076mm
〜4cmであるものが望ましい。これらの材料は、天然
の状態でも、あるいは、例えば染料や顔料の使用によ
り、人工的に着色されたものでもよい。
【0039】上記珪質充填剤の他、プラスチックの粉砕
物等の充填剤も使用できる。プラスチックの粉砕物とし
ては、例えば無色のもしくは着色されたプラスチックの
粉砕物のチップ、旋削屑(turnings)、又は顆粒が使用
できる。射出成形その他の方法で成形された物品のトリ
ミング時に出るプラスチック廃物も使用できる。
【0040】適当なプラスチックの材料は、熱可塑性又
は熱硬化性のポリマー又はコポリマーであり、例えば、
ナイロンポリマー、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル/酢酸
ビニルコポリマー、尿素/ホルムアルデヒドポリマー、
フェノール/ホルムアルデヒドポリマー、メラミン/ホ
ルムアルデヒドポリマー、アセタールポリマー及びコポ
リマー、アクリル酸ポリマー及びコポリマー、アクリロ
ニトリル/ブタジエン/スチレンターポリマー、酢酸セ
ルロース、酢酸エステル、ポリカーボネート、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリスチレン、ポリウレタン、ポ
リエチレン並びにポリプロピレンが挙げられる。
【0041】その他、鋸屑、木屑、軽石、ひる石、並び
に、例えばガラス繊維、綿、羊毛、ポリアミド繊維、ポ
リエステル繊維、ポリアクリロニトリル繊維等の天然起
源又は人工起源の繊維性材料も使用できる。
【0042】充填剤の使用量は(a)水硬性セメントに
対して、10〜10000重量%、好ましくは25〜5
000重量%である。
【0043】反応調整剤としては、1価アルコール、モ
ノカルボン酸あるいはエポキシ基含有化合物等の連鎖停
止剤が挙げられる。純粋なあるいは例えばパイン油のよ
うな炭化水素と混合したテルピネオールも使用できる。
【0044】1価アルコールの例としては、メタノー
ル、ヘキサノール、イソオクタノール、ノナノール、デ
カノール、ドデカノール、セチルアルコール等の飽和ア
ルコール類、アリルアルコール及びプロパルギルアルコ
ールのような不飽和アルコール類、及びそれらのアルキ
レンオキシド付加物が挙げられる。
【0045】モノカルボン酸としては、ギ酸、酢酸、エ
レオステアリン酸、リノレン酸、リノール酸、オレイン
酸並びにステアリン酸などが挙げられる。
【0046】エポキシ基含有化合物としては大豆油、ヒ
マシ油等の油脂を酸化して得られる混合脂肪酸をまずモ
ノオール、ジオールもしくは多官能性のポリオールでエ
ステル化し、次いで得られた混合エステルをエポキシ化
することで得られるエポキシ化油脂、ジフェニロールプ
ロパンとエピクロロヒドリンとから誘導されるビスエポ
キシ化合物類や、少なくとも1個のエポキシシクロヘキ
サン基又はエポキシシクロペンタン基を含む化合物類が
挙げられる。
【0047】本発明のセメント組成物において、イソシ
アネート成分と水がセメント組成物の中で共存している
が、水硬性セメントが充分量存在しており、イソシアネ
ート成分が水と反応した際に発生する二酸化炭素を吸収
するのに充分に塩基性であることから発泡は起きにく
い。しかし、該セメント組成物を硬化させる際に発泡の
傾向があるなら、消泡剤が使用できる。
【0048】具体的には酸化カルシウム、酸化マグネシ
ウム、酸化バリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化リチウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウ
ム、水酸化マグネシウム、水酸化カドミウム、珪酸カル
シウム、珪酸バリウム、珪酸ナトリウム、水酸化鉛、塩
基性酢酸鉛等、金属の酸化物、水酸化物、塩基性塩、錯
塩並びに複塩などが好ましい。また、その他、ポリ(シ
ロキサン)、ポリ(アルキルシロキサン)及びポリ(ジ
アルキルシロキサン)なども使用できる。
【0049】可塑剤としては、具体的にはフタル酸ジブ
チル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジノニル、フタル
酸ブチルベンジル、燐酸トリクレシン、燐酸トリトリ
ル、燐酸トリ(2−クロロエチル)等の可塑剤、塩素化
酸炭化水素類が挙げられる。
【0050】硬化促進剤とは、イソシアネート基と活性
水素含有基との間に反応速度を加速するとして知られて
いる化合物である。適切な促進剤としては、例えば有機
金属化合物、金属塩及び三級アミンがあり、例として、
ジブチル錫ジラウレート、チタン酸テトラブチル、オク
タン酸亜鉛、ナフテン酸亜鉛、オクタン酸第一錫、塩化
第二錫、塩化第二鉄、オクタン酸鉛、オレイン酸カリウ
ム、2−エチルヘキサン酸コバルト、N,N−ジメチル
シクロヘキシルアミン、N,N−ジメチルベンジルアミ
ン、N−エチルモルホリン、1,4−ジアザビシクロ
[2.2.2]オクタン、4−ジメチルアミノピリジ
ン、オキシプロピル化トリエタノールアミン、β−ジエ
チルアミノエタノール並びにN,N,N’,N’−テト
ラキス(2−ヒドロキシ)エチレンジアミンが挙げられ
る。
【0051】さらに導電性を付与する目的で、フェライ
トを使用できる。フェライトは、MO・Fe23 で示
される組成の鉄酸化物をいう。ここではMはマンガン、
鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛等の金属である。こ
のフェライトは粉末として配合され、その粉末の大きさ
には特に制限はなく、通常は10〜500μm、好まし
くは50〜200μmのものが用いられる。フェライト
の配合割合についても制限はなく、通常はセメント組成
物に対し10〜100重量%の範囲である。
【0052】瀝青(この意味とするところは、原油の蒸
留残渣であり、本質的には脂肪族系の性状を有し、実質
上イソシアネートとの反応性を持っていないもの)を使
用してもよい。これは、一般的に柔軟性と耐水性とを改
善する。コールタールピッチもまたこの組成物に加えて
よい。
【0053】本発明におけるセメント組成物は、セメン
トミキサーや強制へらミキサーのような手段を使用して
混合することが好ましい。また、該セメント組成物は例
えば、こて塗り、注ぎ込み、吹きつけ、その他の適切な
方法で、基材に塗布し、硬化させることができる。
【0054】
【実施例】
(実施例1)150部(重量部、以下同じ)のポルトラ
ンドセメント、1.5部の高性能減水剤(花王(株)
製;ナフタレンスルホン酸塩ホルムアルデヒド縮合物系
減水剤、マイティ100)及び350部の砂(岐阜県陣
屋珪砂2号/3号/5号=1/1/1重量比)をともに
混合し、50部のヒマシ油(伊藤製油(株)製;ユーリ
ックH−30)、25部のフタル酸ブチルベンジル及び
30部の水からなる混合物を加え、さらに100部の粗
MDI(日本ポリウレタン(株)製;MR100)を加
えた。これをさらに均一な分散液が得られるまで混合さ
せた。この分散液を下地に塗布したところ、延展作業が
容易であった。施工後1日以内に硬化し、歩行可能とな
った。
【0055】(比較例1)実施例1において、高性能減
水剤を配合しない以外は同様に混合して調製した分散液
は、混合直後に急激な粘度上昇が始まり、充分な流動性
が得られなかった。該分散液を下地に塗布したところ延
展作業性は悪く、施工後、1日後の硬化表面には著しい
ふくれ・ピンホールが見られた。
【0056】(実施例2)100部のポルトランドセメ
ント、200部の砂(上記珪砂5号)、2部の高性能A
E減水剤(花王(株)製;ナフタレンスルホン酸塩ホル
ムアルデヒド縮合物系減水剤、マイティ2000R)及
び水40部をともに室温で5分間混合し、この混合液に
水酸基末端液状ポリブタジエン(出光石油化(株)製;
R−45HT)50部、ジオクチルフタレート10部及
び0.05部のポリシロキサン系消泡剤(信越化学工業
(株)製;KM89)を添加し、室温で5分間撹拌混合
した。次いで10部の液状MDI(日本ポリウレタン
(株)製;ミリオネートMTL)を添加し均一な分散液
が得られるまで混合した。この分散液を直径50mm、
高さ100mmの圧縮試験供試体成形型枠と横20m
m、縦100mm、厚み10mmの曲げ試験試験供試体
成形型枠に注入して、25℃、相対湿度65%で1週間
硬化させ、強度を測定した。圧縮強度は360kgf/
cm2 、曲げ強度は80kgf/cm2 であった。
【0057】(比較例2)実施例2において高性能AE
減水剤を配合しない以外は同様にして調製した液状組成
物を、同条件で硬化して強度を測定した。圧縮強度は2
90kgf/cm2 、曲げ強度は45kgf/cm2
あった。
【0058】(実施例3)135部の白セメント(日本
セメント(株)製)、350部の砂(上記珪砂4号)及
び15部の酸化クロム顔料(バイエル社製;GN)をと
もに混合し、100部の粗MDI(日本ポリウレタン
(株)製;MR400)、42部のヒマシ油(ユーリッ
クH−30)、30部のフタル酸ブチルベンジル、1.
4部の高性能AE減水剤(マイティ2000R)、0.
5部のポリシロキサン系消泡剤(KM89)及び25.
6部の水からなる混合物を加えた。これをさらに均一な
分散液が得られるまで混合した。この分散液を下地に塗
布したところ延展作業が容易であった。施工後1日以内
に硬化し、歩行可能となった。さらにその硬化表面はム
ラがなく均一で良好な仕上がり外観を示した。
【0059】(比較例3)実施例3において、高性能A
E減水剤を配合しない以外は、同様に混合して調製した
分散液は混合直後に急激な粘度上昇が始まり、流動性が
得られなかった。該分散液を下地に塗布したところ、延
展作業性は悪く、施工後、1日後の硬化表面には、こて
ムラ・光沢のムラが目立ち、硬化体はふくれ、ピンホー
ルが見られた。
【0060】
【発明の効果】本発明における、セメント組成物は、均
一な混合物となりやすく、施工も容易である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 24:22 B 14:06) Z 103:30 103:40 111:60

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)水硬性セメント、(b)水、(c)
    セメント減水剤、及び、(d)硬化して樹脂となり得る
    成分、からなるセメント組成物。
  2. 【請求項2】(c)セメント減水剤が、ナフタレンスル
    ホン酸塩ホルムアルデヒド縮合物系減水剤、メラミンス
    ルホン酸塩ホルムアルデヒド縮合物系減水剤、ポリカル
    ボン酸系減水剤、リグニンスルホン酸系減水剤、ポリス
    チレンスルホン酸系減水剤、フェノールホルムアルデヒ
    ド縮合物系減水剤、及びアニリンスルホン酸系減水剤か
    らなる群から選ばれる少なくとも1種のセメント減水剤
    である請求項1記載のセメント組成物。
  3. 【請求項3】(d)硬化して樹脂となり得る成分が、
    (e)活性水素含有化合物と(f)2以上のイソシアネ
    ート基を有するイソシアネート化合物の組み合せからな
    る請求項1又は請求項2記載のセメント組成物。
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