JPH08167683A - リードフレームのめっき装置 - Google Patents

リードフレームのめっき装置

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Publication number
JPH08167683A
JPH08167683A JP30782494A JP30782494A JPH08167683A JP H08167683 A JPH08167683 A JP H08167683A JP 30782494 A JP30782494 A JP 30782494A JP 30782494 A JP30782494 A JP 30782494A JP H08167683 A JPH08167683 A JP H08167683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead frame
plating
jig
mask jig
mask
Prior art date
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Pending
Application number
JP30782494A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Nakamura
村 賢 二 中
Keiichi Kotani
谷 圭 一 小
Kahori Miyashita
下 香保里 宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP30782494A priority Critical patent/JPH08167683A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マスク用治具とプレスブロックとの間で精度
良くリードフレームを押圧して、リードフレームのめっ
きもれを防止する。 【構成】 リードフレーム6を載置するマスク用治具7
が、本体フレーム25に治具取付部16を介して支持さ
れている。本体フレーム25に、リードフレーム6を押
圧するプレスブロックが上下方向移動可能に取付けられ
ている。マスク用治具7の下方にめっき槽10が配置さ
れ、このめっき槽10内にリードフレーム6に対してめ
っき液を噴射するめっき液噴射装置9が配設されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリードフレームのめっき
装置に係り、とりわけめっきもれがなく精度良くリード
フレームに対してめっきを施すことができるリードフレ
ームの部分めっき装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように従来から、リードフレ
ームのめっき装置として、リードフレーム6を載置する
マスク用治具7と、マスク用治具7に載置されたリード
フレーム6にめっき液を噴射するめっき液噴射装置9
と、マスク用治具7上のリードフレーム6を押圧するプ
レスブロック4とを備えたものが知られている。このう
ち、めっき液噴射装置9はノズル8を有し、図示しない
めっきタンクとポンプ11を介して連結されている。ま
た、めっき液噴射装置9は、本体フレーム25に支持さ
れためっき槽10内に配設され、めっき槽10上にマス
ク用治具7がパッキン15を介して取付けられている。
【0003】プレスブロック4はエアシリンダによって
上下方向に移動するようになっており、プレスブロック
4をエアシリンダにより降下させプレスブロック4のマ
スク用ゴム5によってマスク用治具7上のリードフレー
ム6を押圧する。次にめっき液噴射装置9によってめっ
き液がリードフレーム6に対して噴射され、同時にノズ
ル8と電極12間に電流が流されて、リードフレーム6
に対してめっきが施される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでマスク用治具
7は一般ガラスエポキシ製となっており、塩化ビニル等
のめっき槽10上に取付けられている。めっき槽10は
塩化ビニル等のため軟質となっており、マスク用治具7
の取付を精度良く行うことはむずかしい。このため、マ
スク用治具7をプレスブロック4との間の平行を維持す
ることはむずかしく、リードフレーム6を不均一に押圧
してしまいリードフレーム6のめっきもれが生じること
がある。
【0005】まためっき液噴射装置9から噴射されるめ
っき液は、約60〜70℃と高温となっており、このめ
っき液によってめっき槽10が加熱し変形することがあ
り、さらにマスク用治具7とプレスブロック4との間の
平行を保てないことがある。
【0006】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、マスク用治具とプレスブロックとの間の平
行を常に保つことができ、リードフレームのめっきもれ
を防止することができるリードフレームのめっき装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体フレーム
と、この本体フレームに支持されるとともに、リードフ
レームを載置するマスク用治具と、前記本体フレームに
支持され、マスク用治具に載置されたリードフレームを
押圧するとともに、上下方向に移動可能なプレスブロッ
クと、前記マスク用治具の下方に配置されためっき槽
と、このめっき槽内に配設され、前記マスク用治具に載
置されたリードフレームにめっき液を噴射するめっき液
噴射装置と、を備えたことを特徴とするリードフレーム
のめっき装置である。
【0008】
【作用】本発明によれば、マスク用治具を本体フレーム
により支持するとともに、プレスブロックを本体フレー
ムにより支持することにより、マスク用治具とプレスブ
ロックとの間の平行を精度良く保つことができリードフ
レームを全体的にプレス圧の均一な状態で精度良く押圧
することができる。このようにマスク用治具とプレスブ
ロック間でリードフレームを精度良く押圧しながら、リ
ードフレームに対してめっき槽内のめっき液噴射装置か
らめっき液を噴射する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1乃至図3は本発明によるリードフレー
ムのめっき装置の一実施例を示す図である。
【0010】図1乃至図3に示すように、リードフレー
ムのめっき装置は、本体フレーム25と、この本体フレ
ーム25に治具取付部16を介して支持されるとともに
リードフレーム6を載置するマスク用治具7を備えてい
る。マスク用治具7の下方にはめっき槽10が配設さ
れ、マスク用治具7の下面はめっき槽10の上端周縁に
パッキン15を介して当接している。
【0011】めっき槽10内には、ノズル8を有する耐
熱塩化ビニル製のめっき液噴射装置9が配設され、めっ
き槽10内のめっき液は、排出口10aからめっきタン
ク(図示せず)へ排出されるようになっている。また、
めっき液噴射装置9には、めっきタンクに連結されたポ
ンプ11が接続されている。
【0012】また、図2および図3に示すように、マス
ク用治具7には覆い部21を囲んで開口7aが形成さ
れ、この開口7aからめっき液がリードフレーム6の被
めっき部6aに噴射されるようになっている。
【0013】また、図1に示すように、マスク用治具7
の上方には、プレスブロック4が上下方向に移動自在に
配設されており、プレスブロック4の底面にはリードフ
レーム6に当接するマスク用ゴム5が取付けられてい
る。このプレスブロック4は本体フレーム25に支持さ
れたプレスブロック取付部3に取付けられている。
【0014】またプレスブロック4には、電極12が埋
込まれており、さらにプレスブロック4は本体フレーム
25に取付けられたエアシリンダ1により駆動され、ガ
イド2に沿って上下方向に移動するようになっている。
【0015】次にマスク用治具7の取付構造について詳
述する。マスク用治具7は、ガラスエポキシ製となって
おり、上述のように本体フレーム25に治具取付部16
を介して支持されている。このうち、本体フレーム25
が鋼製となっており、また治具取付部16がステンレス
製となっているので、マスク用治具7を本体フレーム2
5に堅固に固定することができる。またプレスブロック
4は本体フレーム25を基準として位置決めされている
ので、マスク用治具7とプレスブロック4との間の平行
を確実に保つことができる。
【0016】すなわち、めっき槽10は耐熱塩化ビニル
製となっているが、このめっき槽10にマスク用治具7
を取付けた場合は、マスク用治具7とプレスブロック4
との間の平行を維持することはむずかしいが、マスク用
治具7を本体フレーム25により支持することによりマ
スク用治具7とプレスブロック4との間の平行をより精
度良く保つことができる。
【0017】また本体フレーム25と治具取付部16と
の間には、マスク用治具7の水平位置を調整する調整ボ
ルト(水平位置調整機構)17が設けられている。
【0018】次にこのような構成からなる本実施例の作
用について説明する。まず、調整ボルト17により治具
取付部16が上下方向に移動して、本体フレーム25を
基準としてマスク用治具7の水平位置が調整される。次
にマスク用治具7上の所定位置にリードフレーム6が載
置される。この場合、プレスブロック4は予め本体フレ
ーム25を基準として水平に定められ、マスク用治具7
の上方に待機している。次にエアシリンダ1により、プ
レスブロック4がガイド2に沿って降下してマスク用ゴ
ム5がリードフレーム6に当接する。
【0019】その後、ポンプ11が駆動して、めっき液
噴射装置9のノズル8から約60〜70℃のめっき液が
噴射し、マスク用治具7の開口7aからリードフレーム
6の被めっき部6aにめっき液が塗布される。同時に、
ノズル8と電極12との間に電流が流れ、リードフレー
ム6の被めっき部6aにめっき処理が施される。
【0020】次にポンプ11の駆動を止めた後エアリシ
ンダ1によりプレスブロック4が上昇し、プレスブロッ
ク4のマスク用ゴム5がリードフレーム6から離れる。
【0021】本実施例によれば、調整ボルト17により
本体フレーム25を基準としてマスク用治具7の水平位
置を調整することにより、予め本体フレーム25を基準
として水平位置が定められたプレスブロック4との間で
精度良い平行を保つことができる。このためリードフレ
ーム6をマスク用治具7とプレスブロック4との間で精
度良く押圧することができ、リードフレーム6のめっき
もれを防止することができる。またマスク用治具7を本
体フレーム25に堅固に固定することができるので、例
えばマスク用治具7を軟質のめっき槽10に固定する場
合に比較して、押圧時でもマスク用治具7が変位するこ
とはなく、精度の良い押圧作業を行うことができる。さ
らに高温のめっき液が本体フレーム(鋼製)25および
治具取付部(ステンレス製)16に接触しても、本体フ
レーム25または治具取付部16が変形することはな
く、マスク用治具7を確実に水平に維持することができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、マ
スク用治具とプレスブロックとの間の平行を保ちながら
全体的に均一なプレス圧で精度良くリードフレームを押
圧することができる。このようにマスク用治具とプレス
ブロックとの間でリードフレームを押圧しながら、リー
ドフレームに対してめっき槽内のめっき液噴射装置から
めっき液を噴射することができるので、リードフレーム
のめっきもれを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリードフレームのめっき装置の一
実施例を示す図。
【図2】リードフレームの平面図。
【図3】マスク用治具の平面図。
【図4】従来のリードフレームのめっき装置を示す図。
【符号の説明】
1 エアシリンダ 2 ガイド 4 プレスブロック 5 マスク用ゴム 6 リードフレーム 7 マスク用治具 8 ノズル 9 メッキ液噴射装置 15 パッキン 17 調整ボルト 25 本体フレーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体フレームと、 この本体フレームに支持されるとともに、リードフレー
    ムを載置するマスク用治具と、 前記本体フレームに支持され、マスク用治具に載置され
    たリードフレームを押圧するとともに、上下方向に移動
    可能なプレスブロックと、 前記マスク用治具の下方に配置されためっき槽と、 このめっき槽内に配設され、前記マスク用治具に載置さ
    れたリードフレームにめっき液を噴射するめっき液噴射
    装置と、を備えたことを特徴するリードフレームのめっ
    き装置。
  2. 【請求項2】本体フレームとマスク用治具との間に、マ
    スク用治具の水平位置を調整する水平位置調節機構を介
    在させたことを特徴とする請求項1記載のリードフレー
    ムのめっき装置。
  3. 【請求項3】マスク用治具は、パッキンを介してめっき
    槽の上端周縁に当接していることを特徴とする請求項1
    記載のリードフレームのめっき装置。
JP30782494A 1994-12-12 1994-12-12 リードフレームのめっき装置 Pending JPH08167683A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30782494A JPH08167683A (ja) 1994-12-12 1994-12-12 リードフレームのめっき装置

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JPH08167683A true JPH08167683A (ja) 1996-06-25

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ID=17973654

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JP (1) JPH08167683A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100799203B1 (ko) * 2001-09-06 2008-01-29 삼성테크윈 주식회사 리드프레임 도금장치
KR101308371B1 (ko) * 2011-09-05 2013-09-16 (주)아이케이텍 연속도금장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100799203B1 (ko) * 2001-09-06 2008-01-29 삼성테크윈 주식회사 리드프레임 도금장치
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