JPH08167231A - 電子ファイリング装置 - Google Patents

電子ファイリング装置

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JPH08167231A
JPH08167231A JP6330768A JP33076894A JPH08167231A JP H08167231 A JPH08167231 A JP H08167231A JP 6330768 A JP6330768 A JP 6330768A JP 33076894 A JP33076894 A JP 33076894A JP H08167231 A JPH08167231 A JP H08167231A
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JP
Japan
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optical disk
backup
cabinet
master
electronic filing
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Application number
JP6330768A
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Inventor
Kazuo Ito
一男 伊藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストアップを招かず、且つ多大な労力と時
間を要さずにデータのバックアップができる電子ファイ
リング装置を提供する。 【構成】 光ディスクライブラリ装置を備えた電子ファ
イリング装置において、光ディスクキャビネットへの書
き込みおよび上記キャビネットからの読み出しを行う光
ディスク駆動装置6、複数のマスタ光ディスクキャビネ
ットおよびバックアップ光ディスクキャビネットを収納
する収納棚4、上記収納棚4から所望のマスタ光ディス
クキャビネットまたはバックアップ光ディスクキャビネ
ットを選択的に取り出して上記光ディスク駆動装置6に
装填したり、上記光ディスク駆動装置6から上記キャビ
ネットを取り出して収納棚4の元の収納位置に戻したり
するキャビネット自動交換装置5を有する光ディスクラ
イブラリ装置1と、バックアップ時一時的にバックアッ
プデータを格納しておく記憶装置2とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスクライブラリ装
置を備えた電子ファイリング装置に関し、特に、一台の
光ディスク駆動装置によりバックアップを行うことがで
きる電子ファイリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクライブラリを備えた電子ファ
イリング装置においては、光ディスクに記憶されたデー
タの破壊や読み出し不能状態に陥ることを防止する対策
として、光ディスクのバックアップを行うことが必要な
条件になっている。そのため、従来の一方法では、光デ
ィスク駆動装置を2台用意して一方にマスタ光ディスク
カセット(キャビネット)を装填し、他方にバックアッ
プ光ディスクカセットを装填してバックアップ(コピー
作成)を行っている。また他の方法では、1台の光ディ
スク駆動装置と他の記憶装置を用意し、バックアップし
ようとするデータの一部を上記記憶装置に格納した後、
手動操作でバックアップ用光ディスクカセットと交換
し、バックアップ用光ディスクに記憶装置内のバックア
ップデータを書き込んでから再びバックアップを受けよ
うとしている元の光ディスクカセットと手動で交換する
という動作をくり返すことによってバックアップを実現
している。
【0003】一方、特開平5-274843号公報には、複数の
光ディスクカセット( キャビネット) を収納する収納棚
とキャビネット自動交換装置を備えて、1 台の光ディス
ク駆動装置に、収納棚内の任意の光ディスクカセットを
キャビネット自動交換装置により装填し、また装填した
光ディスクカセットを使用後自動的に収納棚に戻すよう
にした電子ファイリング装置が提示されている。しか
し、上記電子ファイリング装置では、データのバックア
ップ方法については開示されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来技術
のうち、バックアップのために2台の光ディスク駆動装
置を備える方法はコストアップを招き、手動操作でくり
返し光ディスクカセットの交換を行う方法はバックアッ
プに労力と時間を要するし、特開平5-274843号公報によ
る電子ファイリング装置では、バックアップの方法が開
示されていない。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記のような従来技術の問題を
解決し、コストアップを招かず、且つ多大な労力と時間
を要さずにデータのバックアップができる電子ファイリ
ング装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の手段として、光デ
ィスクライブラリ装置を備えた電子ファイリング装置に
おいて、光ディスクキャビネットへの書き込みおよび上
記キャビネットからの読み出しを行う光ディスク駆動装
置、複数のマスタ光ディスクキャビネットおよびバック
アップ光ディスクキャビネットを収納する収納棚、上記
収納棚から所望のマスタ光ディスクキャビネットまたは
バックアップ光ディスクキャビネットを選択的に取り出
して上記光ディスク駆動装置に装填したり、上記光ディ
スク駆動装置から上記キャビネットを取り出して収納棚
の元の収納位置に戻したりするキャビネット自動交換装
置を有する光ディスクライブラリ装置と、バックアップ
時一時的にバックアップデータを格納しておく記憶装置
とを備えた構成にした。第2の手段として、上記におい
て、当該マスタ光ディスクキャビネットのバックアップ
光ディスクキャビネットを、上記マスタ光ディスクキャ
ビネットと同一の光ディスクの裏面とする構成にした。
【0007】第3の手段として、上記第2の手段におい
て、当該マスタ光ディスクキャビネットのバックアップ
光ディスクキャビネットを、当該光ディスクの裏面とす
るか否か指示する操作部を備え、上記操作部より当該光
ディスクの裏面とする旨の指示があったときは当該光デ
ィスクの裏面をバックアップ光ディスクキャビネットと
し、そうでないときは他の光ディスクをバックアップ光
ディスクキャビネットとする構成にした。第4の手段と
して、上記第1の手段において、システムの空き時間を
監視するシステム管理部を備え、システムの空き時間に
バックアップ処理を行う構成にした。
【0008】
【作用】第1の手段では、光ディスクキャビネットへの
書き込みおよび上記キャビネットからの読み出しを行う
光ディスク駆動装置、複数のマスタ光ディスクキャビネ
ットおよびバックアップ光ディスクキャビネットを収納
する収納棚、上記収納棚から所望のマスタ光ディスクキ
ャビネットまたはバックアップ光ディスクキャビネット
を選択的に取り出して上記光ディスク駆動装置に装填し
たり、上記光ディスク駆動装置から上記キャビネットを
取り出して収納棚の元の収納位置に戻したりするキャビ
ネット自動交換装置を有する光ディスクライブラリ装置
と、バックアップ時一時的にバックアップデータを格納
しておく記憶装置とを備えた構成にしたので、所定量単
位のバックアップを自動的に複数回くり返して1個の光
ディスクキャビネットのバックアップができる。第2の
手段では、上記において、当該マスタ光ディスクキャビ
ネットのバックアップ光ディスクキャビネットを、上記
マスタ光ディスクキャビネットと同一の光ディスクの裏
面とする構成にしたので、1個の光ディスクキャビネッ
トのバックアップを、途中で光ディスクを交換せずに行
うことができる。
【0009】第3の手段では、上記第2の手段におい
て、当該マスタ光ディスクキャビネットのバックアップ
光ディスクキャビネットを、当該光ディスクの裏面とす
るか否か指示する操作部を備え、上記操作部より当該光
ディスクの裏面とする旨の指示があったときは当該光デ
ィスクの裏面をバックアップ光ディスクキャビネットと
し、そうでないときは他の光ディスクをバックアップ光
ディスクキャビネットとする構成にしたので、信頼性を
重視するかバックアップ時間を重視するかにより異なる
バックアップ光ディスクキャビネットを選択できる。第
4の手段では、上記第1の手段において、システムの空
き時間を監視するシステム管理部を備え、システムの空
き時間にバックアップ処理を行う構成にしたので、シス
テムの行う主処理が妨げられない。
【0010】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を詳細に説
明する。図1は本発明の一実施例を示す電子ファイリン
グ装置の構成ブロック図である。図において、符号1は
光ディスクライブラリ装置であり、光ディスクキャビネ
ットへの書き込み、および上記キャビネットからの読み
出しを行う光ディスク駆動装置6、複数のマスタ光ディ
スクキャビネットおよびバックアップ光ディスクキャビ
ネットを収納する収納棚4、上記収納棚4から所望のマ
スタ光ディスクキャビネット(以下、マスタキャビネッ
トと略す)またはバックアップ光ディスクキャビネット
(以下、バックアップキャビネットと略す)を選択的に
取り出して上記光ディスク駆動装置6に装填したり、上
記光ディスク駆動装置6から上記キャビネットを取り出
して収納棚4の元の収納場所に戻したりするキャビネッ
ト自動交換装置5を備えている。
【0011】なお上記において、光ディスクキャビネッ
トとは、本実施例における一つの構成要素であり、図3
に示すような1個の光ディスクカセット12に収納された
光ディスク13の片面を意味している。つまり、1個の光
ディスクカセット12(あるいは1個の光ディスク13)は
表裏二つの光ディスクキャビネットで構成される。ま
た、収納棚4は図2に示すように、棚4a,4b,4
c,…4nなどの複数の棚から構成されており、一つの
棚には1個の光ディスクカセット12が収納される。図2
に示すように、各棚には収納される各キャビネットに1
対1で対応するように二つの棚番号が付されている。そ
の棚番号は、図のように例えば上方から昇順に付された
一連番号であり、この場合棚4aの上側が棚番号1、下
側が棚番号2となる。
【0012】また図1において、2は記憶装置であり、
バックアップ時に一時的にバックアップデータを格納し
ておくバックアップ用バッファA、システム管理情報領
域B、メディア管理情報領域Cなどから構成されてい
る。なお、記憶装置2は例えばハードディスク装置また
はRAMなどにより実現される。また、メディア管理情
報領域Cには、図4に示すように収納棚4の各棚番号の
棚に収納されるキャビネットを示すキャビネット管理I
D(識別符号)やバックアップキャビネットの所在棚番
号を含むメディア管理情報が記憶されている。図におい
て、例えば棚番号1の各項目(フィールド)の意味は、
棚番号1にはキャビネットaが収納されており、そのバ
ックアップキャビネットは棚番号3の棚に収納されてい
るということであり、棚番号3のキャビネット管理ID
フィールドのデータから、上記バックアップキャビネッ
トがキャビネットcであることがわかる。
【0013】図1において、3は本電子ファイリング装
置を制御するシステム制御部である。システム制御部3
は、図に示すように、登録・検索など基本的なファイリ
ング処理を行う主処理部7、光ディスクライブラリ装置
(OLU)1の動作(光ディスク媒体の移動など)を制
御するOLU制御部8、OLU制御部8を制御しバック
アップ処理を行うバックアップ制御部9、メディア管理
情報を処理・管理するメディア管理部10、システムの空
き時間などを管理するシステム管理部11から構成され
る。なお、上記各制御部および管理部はそれぞれが共有
するCPUまたは専有のCPU、共有するROMまたは
RAMなどに内蔵された対応するプログラム、および共
有またはそれぞれに割り当てられたRAM領域によって
構成される。
【0014】図4に示すメディア管理情報は、バックア
ップ処理に先立って、予めメディア管理部10によって作
成される。以下、図5に示す動作フロー図に従ってメデ
ィア管理情報作成の動作を説明する。メディア管理情報
はキャビネット作成時に作成あるいは更新されるが、ま
ず図に示すように、メディア管理部10はマスタキャビネ
ットの管理IDおよびその棚番号を付与する(S1)。
つまり、メディア管理部10は未使用キャビネットおよび
使用キャビネット(メディア管理情報として登録された
キャビネット)が収納されている棚番号、更に使用済キ
ャビネット管理IDを管理しており、管理IDとして
は、例えば未使用キャビネット管理IDのなかで最小値
の番号を付与し、棚番号としては、同様に未使用キャビ
ネットの収納棚番号のなかで最小値の番号を付与する。
例えば、全てのキャビネットが未使用であると、上記の
ようなキャビネット管理IDとしてaが付与され、棚番
号として1が付与される。
【0015】続いて、主処理部7を介して利用者からバ
ックアップを設定するという指示があると(S2)、メ
ディア管理部10はバックアップキャビネットの管理ID
とその棚番号を付与する(S3)。なお、この棚番号は
例えばマスタキャビネットと同一ディスクカセット12と
ならない棚番号のうちで最小の棚番号である。つまり、
図4の例では棚番号は3であり、キャビネットIDとし
ては上記のようにしてcが与えられる。なお上記におい
て、バックアップが設定されない場合は(S2)、S3
の処理を行わずに終了する。こうして図4に示すような
メディア管理情報が作成され、記憶装置2のメディア管
理情報領域Cに記憶される。
【0016】上記のようなメディア管理情報が作成され
ている状態でバックアップ処理が行われる。図6はバッ
クアップ処理の動作フロー図である。以下、図6などに
従ってバックアップ処理の動作を説明する。バックアッ
プ制御部9はメディア管理部10からバックアップを行う
マスタキャビネットの棚番号とバックアップ開始アドレ
ス、およびバックアップキャビネットの棚番号を取得す
る(S11)。メディア管理部10はバックアップがどこま
で終了したか管理しており、例えば当該マスタキャビネ
ットのバックアップが途中までしか終了していない場合
は、上記マスタキャビネットの次の領域をバックアップ
開始アドレスとし、当該マスタキャビネットのバックア
ップが最後まで終了していれば、例えば上記棚番号より
大きいマスタキャビネットの収納棚番号のうち、最小値
の棚番号を棚番号とし、その棚のマスタキャビネットの
最初の領域をバックアップ開始アドレスとする。
【0017】続いて、バックアップ制御部9は記憶装置
2のシステム管理情報領域Bから、主処理部7が処理中
か否かを示すフラグを取得し、処理中でなければ(S1
2)、OLU制御部8を介して光ディスクライブラリ装
置1のキャビネット自動交換装置5を制御して、取得し
た棚番号の棚からマスタキャビネットを取り出し、光デ
ィスク駆動装置6に装填する(S13)。そして、OLU
制御部8を介してバックアップ制御部9は取得していた
バックアップ開始アドレスを先頭とする領域から所定量
のデータを読み出し、そのデータを記憶装置2のバック
アップ用バッファAに格納する(S14)。
【0018】この後、OLU制御部8を介して自動交換
装置5を制御してマスタキャビネットを元の棚位置に戻
し、取得しているバックアップキャビネットの棚番号に
従いバックアップキャビネットを取り出した上で、光デ
ィスク駆動装置6に装填する(S15)。そして、S14に
おいてバックアップ用バッファAに格納された上記デー
タをバックアップキャビネットに書き込む(S16)。こ
の書き込み開始アドレスはマスタキャビネットの読み出
し開始アドレスと同じである。
【0019】バックアップキャビネットへの所定量の書
き込みが終了すると、バックアップ制御部9はOLU制
御部8を介してキャビネット自動交換装置5を制御し上
記バックアップキャビネットを収納棚4の元の位置に戻
し(S17)、当該マスタキャビネットのバックアップが
全て終っていないならば(S18)、その続きのバックア
ップを実行するために前記のようにして主処理部7が処
理中か否か確認する(S12)。そして、処理中でなけれ
ば以下、同様の処理をくり返し、当該マスタキャビネッ
トのバックアップを全て終了し(S18)、次のバックア
ップ処理では次のマスタキャビネットのバックアップを
行う。
【0020】上記において、主処理部7が処理中か否か
の確認時(S12)、主処理部7が処理中であるとバック
アップ処理はその時点で終了となる。次のバックアップ
処理が開始されるのはシステム管理部11が主処理部の
‘空き時間’を認知して再びバックアップ処理を起動し
たときである(後述)。なおバックアップ処理時、所定
量のバックアップが終了したとき、バックアップ制御部
9がマスタおよびバックアップキャビネットの棚番号
と、次のバックアップ開始アドレスとを管理しておくよ
うにすれば、主処理部7が処理中のためバックアップを
中断した後のバックアップ再開時において、バックアッ
プ制御部9は前記のようにマスタおよびバックアップキ
ャビネットの棚番号と、バックアップ開始アドレスとを
改めて取得する必要はない。
【0021】図7は主処理部7が処理中か否かを監視す
るシステム管理部11の動作フローである。図に示すよう
に、システム管理部11は周期的に、主処理部7が処理中
か否かチェックする(S21)。そして、処理中でないこ
とを認知すると(S22)、記憶装置2のシステム管理情
報領域Bに、‘空き時間’というフラグを設定し(S2
3)、バックアップ制御部9を起動させる(S24)。そ
れに対し、処理中であることを認知すると(S22)、シ
ステム管理情報領域Bに‘処理中’というフラグを設定
する(S25)。システム管理部11は上記のような動作を
いつまでも終了することなくくり返す。
【0022】本発明によれば、上記のようなシステム管
理部11を備えると共に、前記のように、バックアップ処
理は‘処理中’でないときのみ開始し、所定量のバック
アップ処理を終ったとき、当該マスタキャビネットのバ
ックアップが終了していなくても、処理中ならばバック
アップ処理を中断するようにしているので、登録や検索
などの主処理がバックアップ処理によって妨げられな
い。
【0023】図4に示すように、前記実施例では、バッ
クアップはマスタとは異なるバックアップ専用の光ディ
スクカセット12に対して行ったが、同一の光ディスクカ
セットにバックアップ行うことも可能である。つまり、
同一の光ディスクの一方の面をマスタキャビネットと
し、他方の面をバックアップキャビネットとするわけで
ある。
【0024】上記のようにした場合、バックアップ時、
マスタキャビネットの所定量のバックアップデータを記
憶装置2のバックアップ用バッファAに格納した後、光
ディスクカセット12の交換を行わずに、バックアップ用
バッファAに格納されたバックアップデータを光ディス
ク13の他方の面にあるバックアップキャビネットに対し
てバックアップを行うことができる。したがって、1個
のマスタキャビネットの全てのバックアップを途中で1
度も光ディスクカセットの交換を行うことなく実現でき
るわけであり、バックアップに要する時間が大巾に短縮
できる。
【0025】上記実施例では、同一光ディスクの一方の
面のデータが正常に読み出せなくなったとき、他方の面
のデータが正常に読み出せなくなるということが絶対に
発生しないと言い切れないので、信頼性上若干問題が残
る。本発明の他の実施例によれば、図8に示す操作部14
により、当該マスタキャビネットのバックアップキャビ
ネットを当該マスタキャビネットの裏面とするか否か指
示する裏面バックアップ指示情報を与えて上記問題を解
決している。
【0026】つまり、本実施例では、キャビネット作成
時、図4に示すようなメディア管理情報を作成する際、
メディア管理部10は操作部14から指示された上記裏面バ
ックアップ指示情報を主処理部7を介して取得し、バッ
クアップキャビネットを裏面とする指示であれば、その
指示に従ってメディア管理情報を作成し、そうでなけれ
ば、前記のように異なった光ディスクの一面をバックア
ップキャビネットにする。こうして、本実施例によれ
ば、信頼性上ある程度の妥協が可能な場合はバックアッ
プ時間を重視してマスタキャビネットの裏面にバックア
ップし、そうでなければ異なった光ディスクの一面にバ
ックアップして、より高い信頼性を実現することができ
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1に、光ディスクキャビネットへの書き込みおよび上
記キャビネットからの読み出しを行う1台の光ディスク
駆動装置、複数のマスタ光ディスクキャビネットおよび
バックアップ光ディスクキャビネットを収納する収納
棚、上記収納棚から所望のマスタ光ディスクキャビネッ
トまたはバックアップ光ディスクキャビネットを選択的
に取り出して上記光ディスク駆動装置に装填したり、上
記光ディスク駆動装置から上記キャビネットを取り出し
て収納棚の元の収納位置に戻したりするキャビネット自
動交換装置を有する光ディスクライブラリ装置と、バッ
クアップ時に一時的にバックアップデータを格納してお
く記憶装置とを備えた構成により、所定量単位のバック
アップを自動的に複数回くり返して1個の光ディスクキ
ャビネットのバックアップができるので、コストアップ
を招かずに、且つ多大な労力と時間を要さずにデータの
バックアップができる。
【0028】第2に、上記において、当該マスタ光ディ
スクキャビネットのバックアップ光ディスクキャビネッ
トを、上記マスタ光ディスクキャビネットと同一の光デ
ィスクの裏面とする構成では、1個の光ディスクキャビ
ネットのバックアップを、途中で光ディスクを交換せず
に行うことができるので、バックアップ時間を大巾に短
縮できる。
【0029】第3に、上記において、当該マスタ光ディ
スクキャビネットのバックアップ光ディスクキャビネッ
トを、当該光ディスクの裏面とするか否か指示する操作
部を備え、上記操作部より当該光ディスクの裏面とする
旨の指示があったときは当該光ディスクの裏面をバック
アップ光ディスクキャビネットとし、そうでないときは
他の光ディスクをバックアップ光ディスクキャビネット
とする構成では、信頼性を重視するかバックアップ時間
を重視するかにより異なるバックアップ光ディスクキャ
ビネットを選択できる。
【0030】第4に、システムの空き時間を監視するシ
ステム管理部を備え、システムの空き時間にバックアッ
プ処理を行う構成では、システムの行う主処理が妨げら
れないので、登録や検索などの処理性能が低下しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電子ファイリング装置
の構成ブロック図。
【図2】本発明の一実施例を示す電子ファイリング装置
要部の説明図。
【図3】本発明で使用される光ディスクカセットの斜視
図。
【図4】本発明の一実施例を示す電子ファイリング装置
で作成される管理情報の構成図。
【図5】本発明の一実施例を示す電子ファイリング装置
要部の動作フロー図。
【図6】本発明の一実施例を示す電子ファイリング装置
要部の他の動作フロー図。
【図7】本発明の一実施例を示す電子ファイリング装置
要部の他の動作フロー図。
【図8】本発明の他の実施例を示す電子ファイリング装
置要部の構成ブロック図。
【符号の説明】
1…光ディスクライブラリ装置、2…記憶装置、3…シ
ステム制御部、4…収納棚、5…キャビネット自動交換
装置、6…光ディスク駆動装置、7…主処理部、8…O
LU制御部、9…バックアップ制御部、10…メディア管
理部、11…システム管理部、12…光ディスクカセット、
13…光ディスク、14…操作部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクライブラリ装置を備えた電子
    ファイリング装置において、 光ディスクキャビネットへの書き込みおよび上記キャビ
    ネットからの読み出しを行う光ディスク駆動装置、複数
    のマスタ光ディスクキャビネットおよびバックアップ光
    ディスクキャビネットを収納する収納棚、上記収納棚か
    ら所望のマスタ光ディスクキャビネットまたはバックア
    ップ光ディスクキャビネットを選択的に取り出して上記
    光ディスク駆動装置に装填したり、上記光ディスク駆動
    装置から上記キャビネットを取り出して収納棚の元の収
    納位置に戻したりするキャビネット自動交換装置を有す
    る光ディスクライブラリ装置と、 バックアップ時に一時的にバックアップデータを格納し
    ておく記憶装置とを備えたことを特徴とする電子ファイ
    リング装置。
  2. 【請求項2】 上記マスタ光ディスクキャビネットのバ
    ックアップを行うバックアップ光ディスクキャビネット
    を、上記マスタ光ディスクキャビネットと同一の光ディ
    スクの裏面としたことを特徴とする請求項1記載の電子
    ファイリング装置。
  3. 【請求項3】 当該マスタ光ディスクキャビネットのバ
    ックアップ光ディスクキャビネットを、当該光ディスク
    の裏面とするか否か指示する操作部を備え、上記操作部
    より当該光ディスクの裏面とする旨の指示があったとき
    は当該光ディスクの裏面をバックアップ光ディスクキャ
    ビネットとし、そうでないときは他の光ディスクをバッ
    クアップ光ディスクキャビネットとする構成にしたこと
    を特徴とする請求項2記載の電子ファイリング装置。
  4. 【請求項4】 システムの空き時間を監視するシステム
    管理部を備え、システムの空き時間にバックアップ処理
    を行う構成にしたことを特徴とする請求項1記載の電子
    ファイリング装置。
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Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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