JPH08286978A - 記録媒体ボリュームのバックアップ方式 - Google Patents
記録媒体ボリュームのバックアップ方式Info
- Publication number
- JPH08286978A JPH08286978A JP7093380A JP9338095A JPH08286978A JP H08286978 A JPH08286978 A JP H08286978A JP 7093380 A JP7093380 A JP 7093380A JP 9338095 A JP9338095 A JP 9338095A JP H08286978 A JPH08286978 A JP H08286978A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording medium
- medium volume
- volume
- recording
- backup
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- Pending
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- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】複数のバックアップ対象の記録媒体ボリューム
を有し記録媒体ボリュームに記録された記録情報を他の
記録媒体ボリュームにバックアップする動作を記録媒体
ボリューム単位に並列に行う計算機システムにおいて、
複数の記録媒体ボリュームをバックアップする場合、効
率的に記録媒体ボリュームのバックアップを行い全ての
記録媒体ボリュームのバックアップに要する時間を短縮
させる。 【構成】記録媒体ボリュームに記録された記録情報の記
録情報量をメモリ上に保持する手段と、保持した記録情
報量を基に複数の記録媒体ボリュームの中から記録情報
量の多い順に記録媒体ボリュームを取り出す手段とを具
備する構成。
を有し記録媒体ボリュームに記録された記録情報を他の
記録媒体ボリュームにバックアップする動作を記録媒体
ボリューム単位に並列に行う計算機システムにおいて、
複数の記録媒体ボリュームをバックアップする場合、効
率的に記録媒体ボリュームのバックアップを行い全ての
記録媒体ボリュームのバックアップに要する時間を短縮
させる。 【構成】記録媒体ボリュームに記録された記録情報の記
録情報量をメモリ上に保持する手段と、保持した記録情
報量を基に複数の記録媒体ボリュームの中から記録情報
量の多い順に記録媒体ボリュームを取り出す手段とを具
備する構成。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は記録媒体ボリュームのバ
ックアップ方式に係り、特に、複数の記録媒体ボリュー
ムをバックアップする場合において好適な記録媒体ボリ
ュームのバックアップ方式に関する。
ックアップ方式に係り、特に、複数の記録媒体ボリュー
ムをバックアップする場合において好適な記録媒体ボリ
ュームのバックアップ方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、複数のバックアップ対象の記録媒
体ボリュームを有し記録媒体ボリュームに記録された記
録情報を他の記録媒体ボリュームにバックアップする場
合には、以下に示す処理動作が行われていた。
体ボリュームを有し記録媒体ボリュームに記録された記
録情報を他の記録媒体ボリュームにバックアップする場
合には、以下に示す処理動作が行われていた。
【０００３】すなわち、記録媒体ボリュームに記録され
た記録情報を他の記録媒体ボリュームにバックアップす
る動作をバックアップ対象の全ての記録媒体ボリューム
に対して行う。
た記録情報を他の記録媒体ボリュームにバックアップす
る動作をバックアップ対象の全ての記録媒体ボリューム
に対して行う。
【０００４】この際、同時に並列的に実行される記録媒
体ボリュームのバックアップ動作は最大でも数十個であ
り残り記録媒体ボリュームのバックアップ動作は実行中
の記録媒体ボリュームのバックアップ動作が完了後、順
次実行される。また、記録媒体ボリュームのバックアッ
プ動作の実行順はあらかじめ決められた入力順により決
まる。
体ボリュームのバックアップ動作は最大でも数十個であ
り残り記録媒体ボリュームのバックアップ動作は実行中
の記録媒体ボリュームのバックアップ動作が完了後、順
次実行される。また、記録媒体ボリュームのバックアッ
プ動作の実行順はあらかじめ決められた入力順により決
まる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各社から提
供されている記録媒体ボリュームの中には記録可能な情
報量が１ギガバイト以上という大容量の記録媒体ボリュ
ームもある。
供されている記録媒体ボリュームの中には記録可能な情
報量が１ギガバイト以上という大容量の記録媒体ボリュ
ームもある。
【０００６】しかしながら、大容量の記録媒体ボリュー
ムに記録される情報は記録媒体ボリュームの最大の情報
量を記録する場合もあれば少量の情報を記録する場合も
あり、記録媒体ボリュームのバックアップ時間は記録さ
れている情報量によって数分から数時間かかり、少量の
情報を記録した記録媒体ボリュームをバックアップする
場合と大量の情報を記録した記録媒体ボリュームをバッ
クアップする場合のバックアップ時間を比較すると数十
倍から数百倍の時間差が生じる。記録媒体ボリュームの
バックアップを並列的に実行させた場合、記録されてい
る情報量によりバックアップ時間に時間差が生じるため
同時に実行を開始した記録媒体ボリュームのバックアッ
プ動作は各々の記録媒体ボリュームの情報量によりまち
まちであるが、同時に実行を開始した全ての記録媒体ボ
リュームのバックアップ動作が完了する時間は、実行を
開始した記録媒体ボリュームの中で情報が一番多く記録
されている記録媒体ボリュームのバックアップ動作完了
時間となる。このように、並列的に実行させた場合、全
ての記録媒体ボリュームのバックアップ動作が完了する
時間は、情報が一番多く記録されている記録媒体ボリュ
ームのバックアップ動作完了時間であるため、従来技術
のように実行待ち状態となった記録媒体ボリュームのバ
ックアップ動作を実行中の記録媒体ボリュームのバック
アップ動作が完了後に入力順に実行させる方式では、最
終的に並列して実行する記録媒体ボリュームの容量差に
よって全ての記録媒体ボリュームのバックアップ動作が
完了するまでに要する時間が異なる。例えば、最終的に
並列して実行した記録媒体ボリュームのバックアップの
完了時間が同じだったとすると全ての記録媒体ボリュー
ムのバックアップ動作が完了するまでに要する時間は各
々の記録媒体ボリュームのバックアップ時間の総和を並
列して実行する並列数で割った値となる。逆に最終的に
並列して実行した記録媒体ボリュームバックアップ完了
時間が各々の記録媒体ボリュームで時間差がある場合、
全ての記録媒体ボリュームのバックアップ動作が完了す
るまでに要する時間は各々の記録媒体ボリュームのバッ
クアップ時間の総和を並列して実行する並列数で割った
値よりも大きくなる。これは、各々に記録媒体ボリュー
ムのバックアップ動作が完了していくために並列して実
行する並列数が低下するためであり、並列数が低下した
状態での実行時間が大きくなればなるほど全ての記録媒
体ボリュームのバックアップ動作が完了するまでに要す
る時間は長大となる。
ムに記録される情報は記録媒体ボリュームの最大の情報
量を記録する場合もあれば少量の情報を記録する場合も
あり、記録媒体ボリュームのバックアップ時間は記録さ
れている情報量によって数分から数時間かかり、少量の
情報を記録した記録媒体ボリュームをバックアップする
場合と大量の情報を記録した記録媒体ボリュームをバッ
クアップする場合のバックアップ時間を比較すると数十
倍から数百倍の時間差が生じる。記録媒体ボリュームの
バックアップを並列的に実行させた場合、記録されてい
る情報量によりバックアップ時間に時間差が生じるため
同時に実行を開始した記録媒体ボリュームのバックアッ
プ動作は各々の記録媒体ボリュームの情報量によりまち
まちであるが、同時に実行を開始した全ての記録媒体ボ
リュームのバックアップ動作が完了する時間は、実行を
開始した記録媒体ボリュームの中で情報が一番多く記録
されている記録媒体ボリュームのバックアップ動作完了
時間となる。このように、並列的に実行させた場合、全
ての記録媒体ボリュームのバックアップ動作が完了する
時間は、情報が一番多く記録されている記録媒体ボリュ
ームのバックアップ動作完了時間であるため、従来技術
のように実行待ち状態となった記録媒体ボリュームのバ
ックアップ動作を実行中の記録媒体ボリュームのバック
アップ動作が完了後に入力順に実行させる方式では、最
終的に並列して実行する記録媒体ボリュームの容量差に
よって全ての記録媒体ボリュームのバックアップ動作が
完了するまでに要する時間が異なる。例えば、最終的に
並列して実行した記録媒体ボリュームのバックアップの
完了時間が同じだったとすると全ての記録媒体ボリュー
ムのバックアップ動作が完了するまでに要する時間は各
々の記録媒体ボリュームのバックアップ時間の総和を並
列して実行する並列数で割った値となる。逆に最終的に
並列して実行した記録媒体ボリュームバックアップ完了
時間が各々の記録媒体ボリュームで時間差がある場合、
全ての記録媒体ボリュームのバックアップ動作が完了す
るまでに要する時間は各々の記録媒体ボリュームのバッ
クアップ時間の総和を並列して実行する並列数で割った
値よりも大きくなる。これは、各々に記録媒体ボリュー
ムのバックアップ動作が完了していくために並列して実
行する並列数が低下するためであり、並列数が低下した
状態での実行時間が大きくなればなるほど全ての記録媒
体ボリュームのバックアップ動作が完了するまでに要す
る時間は長大となる。
【０００７】このように、従来技術では並列数が低下し
た状態での実行時間により全ての記録媒体ボリュームの
バックアップ動作が完了するまでに要する時間は長くな
るという問題があった。
た状態での実行時間により全ての記録媒体ボリュームの
バックアップ動作が完了するまでに要する時間は長くな
るという問題があった。
【０００８】したがって本発明の目的は、この問題を解
決して複数の記録媒体ボリュームをバックアップする場
合、効率的に記録媒体ボリュームのバックアップを行い
複数の記録媒体ボリュームのバックアップに要する時間
を短縮することのできる記録媒体ボリュームのバックア
ップ方法を提供することにある。
決して複数の記録媒体ボリュームをバックアップする場
合、効率的に記録媒体ボリュームのバックアップを行い
複数の記録媒体ボリュームのバックアップに要する時間
を短縮することのできる記録媒体ボリュームのバックア
ップ方法を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するた
め、本発明の記録媒体ボリュームのバックアップ方式で
は、複数のバックアップ対象の記録媒体ボリュームを有
し記録媒体ボリュームに記録された記録情報を他の記録
媒体ボリュームにバックアップする動作を記録媒体ボリ
ューム単位に並列に行う計算機システムにおいて、記録
媒体ボリュームに記録された記録情報の記録情報量をメ
モリ上に保持する手段と、保持した記録情報量を基に複
数の記録媒体ボリュームの中から記録情報量の多い順に
記録媒体ボリュームを取り出す手段とを具備する構成と
したものである。
め、本発明の記録媒体ボリュームのバックアップ方式で
は、複数のバックアップ対象の記録媒体ボリュームを有
し記録媒体ボリュームに記録された記録情報を他の記録
媒体ボリュームにバックアップする動作を記録媒体ボリ
ューム単位に並列に行う計算機システムにおいて、記録
媒体ボリュームに記録された記録情報の記録情報量をメ
モリ上に保持する手段と、保持した記録情報量を基に複
数の記録媒体ボリュームの中から記録情報量の多い順に
記録媒体ボリュームを取り出す手段とを具備する構成と
したものである。
【００１０】
【作用】上記構成に基づく作用を説明する。
【００１１】本発明の記録媒体ボリュームのバックアッ
プ方式では、複数のバックアップ対象の記録媒体ボリュ
ームを有し記録媒体ボリュームに記録された記録情報を
他の記録媒体ボリュームにバックアップする動作を記録
媒体ボリューム単位に並列に行う計算機システムにおい
て、記録媒体ボリュームに記録された記録情報の記録情
報量をメモリ上に保持する手段と、保持した記録情報量
を基に複数の記録媒体ボリュームの中から記録情報量の
多い順に記録媒体ボリュームを取り出す手段とを具備す
る構成としたことにより記録媒体ボリュームのバックア
ップ動作をあらかじめ決められた入力順に行うのではな
く、記録媒体ボリュームの情報量の多い順に記録媒体ボ
リュームのバックアップ動作を行うため、記録媒体ボリ
ュームの記録情報の容量差に関係なく効率的に記録媒体
ボリュームのバックアップ動作を並列して実行すること
ができ、複数の記録媒体ボリュームのバックアップに要
する時間を短縮できる。
プ方式では、複数のバックアップ対象の記録媒体ボリュ
ームを有し記録媒体ボリュームに記録された記録情報を
他の記録媒体ボリュームにバックアップする動作を記録
媒体ボリューム単位に並列に行う計算機システムにおい
て、記録媒体ボリュームに記録された記録情報の記録情
報量をメモリ上に保持する手段と、保持した記録情報量
を基に複数の記録媒体ボリュームの中から記録情報量の
多い順に記録媒体ボリュームを取り出す手段とを具備す
る構成としたことにより記録媒体ボリュームのバックア
ップ動作をあらかじめ決められた入力順に行うのではな
く、記録媒体ボリュームの情報量の多い順に記録媒体ボ
リュームのバックアップ動作を行うため、記録媒体ボリ
ュームの記録情報の容量差に関係なく効率的に記録媒体
ボリュームのバックアップ動作を並列して実行すること
ができ、複数の記録媒体ボリュームのバックアップに要
する時間を短縮できる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の記録媒体ボリュームのバック
アップ方式の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。
アップ方式の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【００１３】図１は、本発明の記録媒体ボリュームのバ
ックアップ方式における記録媒体ボリュームとして磁気
ディスクボリュームを、バックアップ先の記録媒体ボリ
ュームとして磁気テープボリュームを用いた場合のシス
テムの一実施例の基本構成を示す図である。同図中、１
は本発明の記録媒体ボリュームのバックアップ方式の対
象とされる磁気ディスクボリュームのマウントされた磁
気ディスク装置、２は電子計算機システムの中央処理装
置（ＣＰＵ）、３は記録媒体ボリュームの記録情報をバ
ックアップするバックアップ先の磁気テープボリューム
をマウントする磁気テープ装置、４はバックアップ対象
の記録媒体ボリュームの記録情報量をメモリに保持する
ための記録情報量保持テーブルである。
ックアップ方式における記録媒体ボリュームとして磁気
ディスクボリュームを、バックアップ先の記録媒体ボリ
ュームとして磁気テープボリュームを用いた場合のシス
テムの一実施例の基本構成を示す図である。同図中、１
は本発明の記録媒体ボリュームのバックアップ方式の対
象とされる磁気ディスクボリュームのマウントされた磁
気ディスク装置、２は電子計算機システムの中央処理装
置（ＣＰＵ）、３は記録媒体ボリュームの記録情報をバ
ックアップするバックアップ先の磁気テープボリューム
をマウントする磁気テープ装置、４はバックアップ対象
の記録媒体ボリュームの記録情報量をメモリに保持する
ための記録情報量保持テーブルである。
【００１４】図２は、本発明の記録媒体ボリュームのバ
ックアップ方式の一実施例の機能構成を示す図である。
同図中２１は記録媒体ボリュームの記録情報量を保持す
る記録情報量保持テーブルでバックアップの対象とされ
る全ての記録媒体ボリュームのボリューム名と記録情報
量を保持する、２２はボリュームの入力順を制御するプ
ロセスで記録情報量保持テーブルから記録情報量の多い
順にボリューム名を取り出しバックアップ動作プロセス
に入力する、２３はバックアップ動作を行うバックアッ
プ動作プロセスで入力されたボリューム名の記録媒体ボ
リュームのバックアップ動作を入力順に並列的に実行す
る。
ックアップ方式の一実施例の機能構成を示す図である。
同図中２１は記録媒体ボリュームの記録情報量を保持す
る記録情報量保持テーブルでバックアップの対象とされ
る全ての記録媒体ボリュームのボリューム名と記録情報
量を保持する、２２はボリュームの入力順を制御するプ
ロセスで記録情報量保持テーブルから記録情報量の多い
順にボリューム名を取り出しバックアップ動作プロセス
に入力する、２３はバックアップ動作を行うバックアッ
プ動作プロセスで入力されたボリューム名の記録媒体ボ
リュームのバックアップ動作を入力順に並列的に実行す
る。
【００１５】図３は、本発明の記録媒体ボリュームのバ
ックアップ方式の一実施例の詳細を示すフローチャート
である。同図中、ステップ３１はバックアップの対象の
記録媒体ボリュームのボリューム名および記録情報量を
記録情報量保持テーブルの格納する。ステップ３２はバ
ックアップの対象の記録媒体ボリュームのボリューム名
および記録情報量を記録情報量保持テーブルへの格納を
バックアップの対象の全ての記録媒体ボリュームに対し
て行ったか否かを判定する。ステップ３１，３２によ
り、バックアップの対象の全ての記録媒体ボリュームの
ボリューム名および記録情報量が記録情報量保持テーブ
ルへ格納される。ステップ３３は記録情報量保持テーブ
ルに格納された記録情報量を基にボリューム名および記
録情報量の格納位置を記録情報量の多い順に降順に並び
替える。ステップ３３により、記録情報量保持テーブル
は、先頭から記録情報量の多い順に整列される。ステッ
プ３４は記録情報量保持テーブルの先頭から順にボリュ
ーム名を取り出す。ステップ３５はステップ３４で取り
出したボリューム名をバックアップ動作プロセスに入力
する。ステップ３５は記録情報量保持テーブルに格納さ
れたボリューム名のバックアップ動作プロセスへの入力
をバックアップの対象の全ての記録媒体ボリュームに対
して行ったか否かを判定する。ステップ３４，３５，３
６により、バックアップの対象の全ての記録媒体ボリュ
ームのバックアップ動作プロセスへの入力が記録情報量
の多い順に行われる。
ックアップ方式の一実施例の詳細を示すフローチャート
である。同図中、ステップ３１はバックアップの対象の
記録媒体ボリュームのボリューム名および記録情報量を
記録情報量保持テーブルの格納する。ステップ３２はバ
ックアップの対象の記録媒体ボリュームのボリューム名
および記録情報量を記録情報量保持テーブルへの格納を
バックアップの対象の全ての記録媒体ボリュームに対し
て行ったか否かを判定する。ステップ３１，３２によ
り、バックアップの対象の全ての記録媒体ボリュームの
ボリューム名および記録情報量が記録情報量保持テーブ
ルへ格納される。ステップ３３は記録情報量保持テーブ
ルに格納された記録情報量を基にボリューム名および記
録情報量の格納位置を記録情報量の多い順に降順に並び
替える。ステップ３３により、記録情報量保持テーブル
は、先頭から記録情報量の多い順に整列される。ステッ
プ３４は記録情報量保持テーブルの先頭から順にボリュ
ーム名を取り出す。ステップ３５はステップ３４で取り
出したボリューム名をバックアップ動作プロセスに入力
する。ステップ３５は記録情報量保持テーブルに格納さ
れたボリューム名のバックアップ動作プロセスへの入力
をバックアップの対象の全ての記録媒体ボリュームに対
して行ったか否かを判定する。ステップ３４，３５，３
６により、バックアップの対象の全ての記録媒体ボリュ
ームのバックアップ動作プロセスへの入力が記録情報量
の多い順に行われる。
【００１６】以上により、記録媒体ボリュームのバック
アップ動作をあらかじめ決められた入力順に行うのでは
なく、記録媒体ボリュームの情報量の多い順に記録媒体
ボリュームのバックアップ動作を行うにより、記録媒体
ボリュームの記録情報の容量差に関係なく効率的に記録
媒体ボリュームのバックアップ動作を並列して実行する
ことができ、全ての記録媒体ボリュームのバックアップ
に要する時間は約、各々の記録媒体ボリュームのバック
アップ時間の総和を並列して実行する並列数で割った値
で行うことができる。
アップ動作をあらかじめ決められた入力順に行うのでは
なく、記録媒体ボリュームの情報量の多い順に記録媒体
ボリュームのバックアップ動作を行うにより、記録媒体
ボリュームの記録情報の容量差に関係なく効率的に記録
媒体ボリュームのバックアップ動作を並列して実行する
ことができ、全ての記録媒体ボリュームのバックアップ
に要する時間は約、各々の記録媒体ボリュームのバック
アップ時間の総和を並列して実行する並列数で割った値
で行うことができる。
【００１７】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明の記
録媒体ボリュームのバックアップ方式では、複数のバッ
クアップ対象の記録媒体ボリュームを有し記録媒体ボリ
ュームに記録された記録情報を他の記録媒体ボリューム
にバックアップする動作を記録媒体ボリューム単位に並
列に行う計算機システムにおいて、記録媒体ボリューム
に記録された記録情報の記録情報量をメモリ上に保持す
る手段と、保持した記録情報量を基に複数の記録媒体ボ
リュームの中から記録情報量の多い順に記録媒体ボリュ
ームを取り出す手段とを具備する構成としたことによ
り、記録媒体ボリュームのバックアップ動作をあらかじ
め決められた入力順に行うのではなく、記録媒体ボリュ
ームの情報量の多い順に記録媒体ボリュームのバックア
ップ動作を行うため、記録媒体ボリュームの記録情報の
容量差に関係なく効率的に記録媒体ボリュームのバック
アップ動作を並列して実行することができ、複数の記録
媒体ボリュームのバックアップ時間を短縮できるという
効果が得られる。
録媒体ボリュームのバックアップ方式では、複数のバッ
クアップ対象の記録媒体ボリュームを有し記録媒体ボリ
ュームに記録された記録情報を他の記録媒体ボリューム
にバックアップする動作を記録媒体ボリューム単位に並
列に行う計算機システムにおいて、記録媒体ボリューム
に記録された記録情報の記録情報量をメモリ上に保持す
る手段と、保持した記録情報量を基に複数の記録媒体ボ
リュームの中から記録情報量の多い順に記録媒体ボリュ
ームを取り出す手段とを具備する構成としたことによ
り、記録媒体ボリュームのバックアップ動作をあらかじ
め決められた入力順に行うのではなく、記録媒体ボリュ
ームの情報量の多い順に記録媒体ボリュームのバックア
ップ動作を行うため、記録媒体ボリュームの記録情報の
容量差に関係なく効率的に記録媒体ボリュームのバック
アップ動作を並列して実行することができ、複数の記録
媒体ボリュームのバックアップ時間を短縮できるという
効果が得られる。
【図１】本発明の記録媒体ボリュームのバックアップ方
式における記録媒体ボリュームとして磁気ディスクボリ
ュームを、バックアップ先の記録媒体ボリュームとして
磁気テープボリュームを用いた場合のシステムの一実施
例の基本構成を示す図である。
式における記録媒体ボリュームとして磁気ディスクボリ
ュームを、バックアップ先の記録媒体ボリュームとして
磁気テープボリュームを用いた場合のシステムの一実施
例の基本構成を示す図である。
【図２】本発明の記録媒体ボリュームのバックアップ方
式の一実施例の機能構成を示す図である。
式の一実施例の機能構成を示す図である。
【図３】本発明の記録媒体ボリュームのバックアップ方
式の一実施例の詳細を示すフローチャートである。
式の一実施例の詳細を示すフローチャートである。
１…磁気ディスク装置、２…中央処理装置（ＣＰＵ）、
３…磁気テープ装置、 ４…記録情報量保持テーブル。
３…磁気テープ装置、 ４…記録情報量保持テーブル。
フロントページの続き (72)発明者 新村 義章 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地株式 会社日立製作所ソフトウェア開発本部内
Claims (1)
- 【請求項１】複数のバックアップ対象の記録媒体ボリュ
ームを有し記録媒体ボリュームに記録された記録情報を
他の記録媒体ボリュームにバックアップする動作を記録
媒体ボリューム単位に並列に行う計算機システムにおい
て、 記録媒体ボリュームに記録された記録情報の記録情報量
をメモリ上に保持する手段と、 保持した記録情報量を基に複数の記録媒体ボリュームの
中から記録情報量の多い順に記録媒体ボリュームを取り
出す手段とを具備する構成としたことを特徴とするバッ
クアップ方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7093380A JPH08286978A (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | 記録媒体ボリュームのバックアップ方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7093380A JPH08286978A (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | 記録媒体ボリュームのバックアップ方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08286978A true JPH08286978A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=14080709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7093380A Pending JPH08286978A (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | 記録媒体ボリュームのバックアップ方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08286978A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012185618A (ja) * | 2011-03-04 | 2012-09-27 | Fujitsu Ltd | ストレージシステム、ストレージ制御装置およびストレージ制御方法 |
-
1995
- 1995-04-19 JP JP7093380A patent/JPH08286978A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012185618A (ja) * | 2011-03-04 | 2012-09-27 | Fujitsu Ltd | ストレージシステム、ストレージ制御装置およびストレージ制御方法 |
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