JPH08167141A - 成膜装置 - Google Patents

成膜装置

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JPH08167141A
JPH08167141A JP30894694A JP30894694A JPH08167141A JP H08167141 A JPH08167141 A JP H08167141A JP 30894694 A JP30894694 A JP 30894694A JP 30894694 A JP30894694 A JP 30894694A JP H08167141 A JPH08167141 A JP H08167141A
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亮一 平塚
Takahiro Kawana
隆宏 川名
Hiroshi Uchiyama
浩 内山
Yukari Yamada
ゆかり 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 反応管と電極間の隙間を良好に管理し、膜厚
ムラを抑える。 【構成】 外周面に沿って非磁性支持体1が走行される
円筒型の電極11と接触するようにして、内部に原料ガ
スが導入され膜形成が行われる反応管5の先端に回転ロ
ール6を配設し、該回転ロール6の径に応じて上記電極
11と反応管5間との隙間を一定に調節する。上記回転
ロール6の材質としては、金属或いは石英管、パイレッ
クスガラス又はプラスチィック等の絶縁体が好適であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁性層を有する非磁性
支持体上にいわゆる連続巻き取り方式により保護膜を成
膜する際に用いて好適な成膜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、高密度磁気記録化に対応可能
な磁気記録媒体としては、Co−Ni合金、Co−Cr
合金、Co−O等の金属磁性材料を、メッキや真空薄膜
形成手段(真空蒸着法やスパッタリング法、イオンプレ
ーティング法等)によってポリエステルフィルムやポリ
アミド、ポリイミドフィルム等の非磁性支持体上に直接
被着した、いわゆる金属磁性薄膜型の磁気記録媒体が知
られている。
【0003】この金属磁性薄膜型の磁気記録媒体は、抗
磁力や角形比等に優れ、磁性層の厚みを極めて薄くでき
る為、記録減磁や再生時の厚み損失が著しく小さく短波
長での電磁変換特性に優れるばかりでなく、磁性層中に
非磁性材であるバインダーを混入する必要がないため磁
性材料の充填密度を高めることができる等、数々の利点
を有している。このような磁気特性的な優位さ故に、上
記金属磁性薄膜型の磁気記録媒体は、高密度磁気記録の
主流になりつつある。
【0004】この金属磁性薄膜型の磁気記録媒体におい
ては、高密度化の流れからスペーシング損失を少なくす
る為に媒体が平滑化される傾向にある。このような媒体
の平滑化が進むと、それに伴いヘッドと媒体間の摩擦力
が増大し、媒体に生ずる剪断応力は大きくなる。
【0005】そこで、この厳しい摺動耐久性に対処する
ために、磁性層表面にカーボン膜や石英(SiO2
膜、ジルコニア(ZrO2 )膜等からなる保護膜を形成
する技術が検討されている。この保護膜として、特に最
近はカーボン膜においてもより硬度な膜であるダイヤモ
ンドライクカーボン(DLC)膜が有力視されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ダイヤ
モンドライクカーボン(DLC)膜の成膜方法として
は、例えばスパッタリング法、CVD法等が使用されて
いる。
【0007】このうち、上記スパッタリング法とは、先
ず電場や磁場を利用してArガス等の不活性ガスの電離
(プラズマ化)を行う。そして、電離されたArイオン
を加速することによってその運動エネルギーによりター
ゲット原子をはじき出す。続いて、そのはじき出された
原子が上記ターゲットと対向配設される基板上に堆積
し、目的とする膜を形成する物理的プロセスである。
【0008】このプロセスにより上記ダイヤモンドライ
クカーボン(DLC)膜を形成した場合、膜形成速度は
一般に遅く、工業的見地からは生産性に劣る。
【0009】これに対して、CVD法は、電場や磁場を
用いて発生させたプラズマのエネルギーを利用して原料
となる気体の分解、合成等の化学反応を起こさせ、膜を
形成する化学的プロセスである。
【0010】このCVD法は、上記スパッタリング法に
比べて膜形成速度が速く、今後上記ダイヤモンドライク
カーボン(DLC)膜の成膜手段として期待されている
ものである。
【0011】しかしながら、このCVD法において、反
応管を使用する場合には、上記スパッタリング法に比べ
て膜形成上困難な点があり、実用化は難しいとされてい
る。上記困難な点として、例えば上記反応管と該反応管
と対向配置される円筒型の電極との隙間をミリオーダー
で一定に管理する必要がある点が挙げられる。この反応
管と電極間の距離の管理が不適当な場合、得られる膜に
膜厚ムラ等が生じ製品として著しい欠陥をもつものとな
る恐れがある。
【0012】この問題を改善する方法として、例えば特
開平4−9474号公報等に記載されるように、検出器
を用いて上記隙間の管理を行う方法が知られている。し
かし、この方法は、上記隙間を管理する方法としては優
れているものの、フィードバック回路や反応管を上下さ
せる機構を設けなければならず、装置が複雑化するとい
った欠点を抱えている。
【0013】そこで、本発明は、このような実情に鑑み
て提案されたものであって、反応管と電極間の隙間を良
好に管理し、膜厚ムラを抑えることが可能な成膜装置を
提供する事を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上述の目
的を達成せんものと鋭意研究の結果、円筒型の電極と接
触するように反応管の先端に回転ロールを設け、上記電
極と反応管との隙間を上記回転ロールの径に応じて機械
的に一定にすることにより、膜厚ムラが抑えられ、バラ
ツキの少ない製品を製造することができることを見い出
し、本発明を完成するに至ったものである。
【0015】即ち、本発明の成膜装置は、外周面に沿っ
て非磁性支持体が走行される円筒型の電極と、内部に原
料ガスが導入され膜形成が行われる反応管とが真空チャ
ンバ内において対向配置され、上記反応管の先端に上記
円筒型の電極と接触する回転ロールが配設されてなるこ
とを特徴とするものである。
【0016】上記回転ロールの構成材料としては、例え
ば金属でも良いが、石英管やパイレックスガラス、プラ
スチィック等の絶縁体がより好ましい。
【0017】この回転ロールの周ぶれは5mm以内であ
ることが望ましい。
【0018】また、上記反応管内には、上記回転ロール
と空間的に分ける仕切板が配設されることが望ましい。
【0019】本発明の成膜装置は、主に磁気記録媒体を
製造する際に使用して好適である。ここで対象となる磁
気記録媒体としては、非磁性支持体上に真空薄膜形成技
術により金属磁性薄膜が磁性層として形成される、いわ
ゆる金属磁性薄膜型の磁気記録媒体が挙げられる。
【0020】上記金属磁性薄膜型の磁気記録媒体におい
て、上記非磁性支持体や金属磁性薄膜を構成する金属磁
性材料等は従来よりこの種の磁気記録媒体において使用
されているものがいずれも使用可能であり、特に限定さ
れるものではない。
【0021】具体的に例示するならば、金属磁性材料と
してはFe,Co,Ni等の強磁性金属、Fe−Co,
Co−O,Fe−Co−Ni,Fe−Cu,Co−C
u,Co−Au,Co−Pt,Mn−Bi,Mn−A
l,Fe−Cr,Co−Cr,Ni−Cr,Fe−Co
−Cr,Co−Ni−Cr,Fe−Co−Ni−Cr等
の強磁性合金等が挙げられる。
【0022】これらの単層膜であっても良いし、多層膜
であっても良い。
【0023】また、上記非磁性支持体と上記金属磁性薄
膜間、或いは多層膜の場合には、各層間の付着力の向
上、並びに抗磁力の制御等のために、下地層、又は中間
層を設けても良い。更に、例えば磁性層表面近傍が耐食
性の改善等のために酸化物となっていても良い。
【0024】この金属磁性薄膜を形成する手段として
は、真空下で上述の金属磁性材料を加熱蒸発させ上記非
磁性支持体上に被着せしめる真空蒸着法や、上記金属磁
性材料の蒸発を放電中で行うイオンプレーティング法、
アルゴンを主成分とする雰囲気中でグロー放電を起こし
生じたアルゴンイオンでターゲット表面の原子をたたき
出すスパッタ法等、いわゆるPVD技術がいずれも使用
可能である。
【0025】この金属磁性薄膜上には、CVD法により
保護膜が形成される。
【0026】上記保護膜としては、例えばダイヤモンド
ライクカーボン(DLC)膜等が好適である。
【0027】勿論、本発明が適用される磁気記録媒体の
構成としては、これに限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲での変更、例えば必要に応じて
バックコート層を形成したり、上記非磁性支持体上に下
塗り層を形成したり、潤滑剤層等の各種層を形成するこ
とはなんら差し支えない。この場合、上記バックコート
層に含まれる非磁性顔料、樹脂結合剤、或いは上記潤滑
剤層に含まれる材料等としては、従来公知のものがいず
れも使用可能である。
【0028】
【作用】非磁性支持体を円筒型の電極の外周面に沿って
走行させながらCVD法により膜形成を行う際に、内部
に原料ガスが導入される反応管の先端に、上記電極に接
触するように回転ロールを配設すると、上記電極と反応
管との隙間が前記回転ロールの径に応じて機械的に一定
に保たれる。これにより、得られる膜の膜厚ムラが著し
く抑えられる。
【0029】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例により説明す
るが、本発明がこの実施例に限定されるものでないこと
は言うまでもない。
【0030】先ず、本実施例により磁気テープを作製す
る際に、保護膜の形成工程において使用したプラズマC
VD連続膜形成装置の構成について説明する。
【0031】このプラズマCVD連続膜形成装置は、図
1に示すように、頭部に取り付けられた排気系12によ
り内部が所定の真空度に保たれた真空槽13内におい
て、被処理体であるテープ状の非磁性支持体1が、図1
中の反時計回り方向に定速回転する送りロール3から反
時計回り方向に定速回転する巻き取りロール4に向かっ
て順次走行するようになされている。
【0032】上記非磁性支持体1上には、酸素ガスを導
入しながらCoを蒸着して部分酸化された強磁性金属薄
膜が形成されてなる。
【0033】この非磁性支持体1が上記送りロール3側
から巻き取りロール4側に亘って走行する中途部には、
該非磁性支持体1を図1中下方に引き出すように設けら
れるとともに、上記各ロール3,4の径よりも大径とな
された対向電極11が図1中時計回り方向に定速回転す
るように設けられている。
【0034】また、これら送りロール3と対向電極11
及び該対向電極11と巻き取りロール4間には、ガイド
ロール2a,2bがそれぞれ配設されており、上記送り
ロール3と対向電極11及び該対向電極11と巻き取り
ロール4間を走行する上記非磁性支持体1に適当なテン
ションを与えつつ、円滑な走行がなされるようになされ
ている。
【0035】なお、上記送りロール3、巻き取りロール
4及び対向電極11は、それぞれ上記非磁性支持体1の
幅と略同じ長さからなる円筒状をなすものである。
【0036】従って、このプラズマCVD連続膜形成装
置においては、上記非磁性支持体1が、上記送りロール
3から順次送り出され、上記対向電極11の外周面に沿
って通過し、更に上記巻き取りロール4に巻き取られて
いくようになされている。
【0037】一方、上記真空槽13内には、上記対向電
極11の下方に反応管5が設けられる。この反応管5
は、底部に設けられた放電ガス導入口7より導入される
炭化水素ガスを主成分とした原料ガスの分解、合成が行
われ、該反応管5と上記対向電極11の間を上記非磁性
支持体1が通過する際に、上記非磁性支持体1上に形成
された磁性層上に保護膜が形成されるようになされてい
る。
【0038】この反応管5の材質としては、絶縁性のあ
る石英管やパイレックスガラス、プラスチック等が適し
ている。
【0039】この反応管5の内部には、上記真空槽13
の外部に配設された直流電源9により+500〜200
0Vの電位が加えられる電極8が組み込まれている。
【0040】この電極8としては、ガスを透過しやす
く、且つ電界を均一にかけることができ、柔軟性に富ん
だ材質であることが要求され、例えば金網のような金属
メッシュ等が好適である。このような電極8の構成材料
としては、例えば銅等が代表的であるが、導電性から言
えば例えば金等も使用可能である。
【0041】また、上記反応管5の先端には、上記対向
電極11の外周面と接触するようにして回転ロール6が
取り付けられる。この回転ロール6は、上記反応管5の
底部に配設された放電ガス導入口7の周囲に挿入された
バネ支持体14により上記対向電極11の外周面に圧着
され、該対向電極11と上記反応管5との隙間を該回転
ロール6の径に応じて一定に保つようになされている。
これにより、得られる膜の膜厚の再現性が良好となり、
バラツキの少ない製品を製造することができる。
【0042】この回転ロール6の材質としては、加工精
度の点から言えば金属等でも良いが、異常放電等が発生
し易くなるので、より望ましくは上述のように反応管5
と同様、石英管やパイレックスガラス、プラスチック等
の絶縁物が挙げられる。
【0043】また、この回転ロール6の周ぶれは5mm
以内であることが望まれる。この回転ロール6の周ぶれ
が5mmより大きいと、上記対向電極11と上記反応管
5との隙間が変化し、得られる膜の膜厚が一定にならな
いのみならず、放電不安定になる虞れが生じる。
【0044】なお、図2及び図3に示すように、上記反
応管5内には、仕切り板10が配設され、該反応管5の
内部と上記回転ロール6とを空間的に分けるように区切
られている。これにより、上記反応管5の内部にて発生
した生成物が上記回転ロール6に堆積しないような構成
とされる。
【0045】そこで、このような構成を有するのプラズ
マCVD連続膜形成装置を使用して、以下のようにして
蒸着テープを作製した。
【0046】先ず、厚さ10nmのポリエチレンテレフ
タレートからなるベースフィルム上に斜め蒸着によりC
80Ni20(数値は組成比を表す。)合金からなる金属
磁性薄膜を膜厚が200nmとなるように形成して単層
膜からなる磁性層を設けた。この斜め蒸着に際し、成膜
条件は次の通りとした。
【0047】入射角 : 45〜90゜ 導入ガス : 酸素ガス 蒸着時真空度 : 2×10-2Pa 続いて、上記図1に示すプラズマCVD連続膜形成装置
を使用し、上記金属磁性薄膜上に膜厚10nmのダイヤ
モンドライクカーボン膜を形成した。このプラズマCV
Dを行うに際し、成膜条件は下記に示す通りとした。
【0048】導入ガス : トルエン 反応圧力 : 10Pa 投入電力 : 直流1.5kV 以上のようにして作製したサンプルテープと、比較用と
して上述のような回転ロールを用いず、上記反応管を直
接取り付けたプラズマCVD装置により上記ダイヤモン
ドライクカーボン膜を形成した比較テープについて、上
記ダイヤモンドライクカーボン膜を形成した場合におけ
る膜厚の再現性を調べた。
【0049】この結果を図4に示す。
【0050】図4中、○は本実施例の結果を表し、×は
上記比較テープの結果を表す。
【0051】図4から明らかなように、本実施例のよう
に反応管の先端に回転ロールを配設し、該回転ロールを
対向電極の外周面に圧着させながら膜形成を行った場合
には、設定膜圧10nmに対して±1nmの範囲内にバ
ラツキが収まった。
【0052】これに対して、比較例では、膜厚ムラが大
きく、良好な再現性を得ることができなかった。これ
は、膜形成後の掃除等による反応管のセッティングにバ
ラツキがあり、位置決めの容易な本発明による反応管で
は上記対向電極との隙間の再現性が良好であったのに対
して、比較例ではこの再現性が悪いためである。
【0053】このように、上記対向電極と反応管との隙
間をミリオーダーにて一定に保つことができる本発明の
プラズマCVD装置は保護膜形成において非常に有効で
ある。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
においては、磁性層を有する非磁性支持体上にCVD法
により保護膜を形成する際に、反応管の先端に回転ロー
ルを取り付け、この回転ロールを対向電極の外周面に圧
着するようにして膜形成を行うので、これら対向電極と
反応管との隙間をミリオーダーで一定に保つことがで
き、膜厚ムラを抑えることができる。この結果、得られ
る膜の膜厚再現性が良好となり、バラツキの少ない製品
を製造することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して磁気テープを製造するに際
し、ダイヤモンドライクカーボン膜の成膜時に使用した
プラズマCVD装置の構成を示す模式図である。
【図2】上記プラズマCVD装置における反応管の一構
成例を示す側面図である。
【図3】上記プラズマCVD装置における反応管の一構
成例を示す正面図である。
【図4】実験回数と得られる保護膜の設定膜厚からのバ
ラツキ度の関係を示す特性図である。
【符号の説明】 1 非磁性支持体(被処理体) 2a,2b ガイドロール 3 送りロール 4 巻き取りロール 5 反応管 6 回転ロール 7 放電ガス導入口 8 電極 9 直流電源 10 仕切り板 11 対向電極 12 排気系 13 真空槽 14 バネ支持体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 ゆかり 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に沿って非磁性支持体が走行され
    る円筒型の電極と、内部に原料ガスが導入され膜形成が
    行われる反応管とが真空チャンバ内において対向配置さ
    れ、 上記反応管の先端に上記円筒型の電極と接触する回転ロ
    ールが配設されてなることを特徴とする成膜装置。
  2. 【請求項2】 上記回転ロールが金属或いは絶縁体から
    なることを特徴とする請求項1記載の成膜装置。
  3. 【請求項3】 上記回転ロールが石英管又はパイレック
    スガラス又はプラスチィックからなることを特徴とする
    請求項1記載の成膜装置。
  4. 【請求項4】 上記回転ロールの周ぶれが5mm以内で
    あることを特徴とする請求項1記載の成膜装置。
  5. 【請求項5】 上記反応管内に上記回転ロールを空間的
    に分ける仕切り板が配設されてなることを特徴とする請
    求項1記載の成膜装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115084444A (zh) * 2021-03-15 2022-09-20 泰星能源解决方案有限公司 电极制造装置
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