JPH08165762A - 軒樋吊具 - Google Patents

軒樋吊具

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Publication number
JPH08165762A
JPH08165762A JP30887894A JP30887894A JPH08165762A JP H08165762 A JPH08165762 A JP H08165762A JP 30887894 A JP30887894 A JP 30887894A JP 30887894 A JP30887894 A JP 30887894A JP H08165762 A JPH08165762 A JP H08165762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support piece
eaves gutter
eaves
indoor
suspension
Prior art date
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Pending
Application number
JP30887894A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Tanno
範男 丹野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP30887894A priority Critical patent/JPH08165762A/ja
Publication of JPH08165762A publication Critical patent/JPH08165762A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 強度の大きい構造の軒樋吊具を提供すること
である。 【構成】 取付面4に固定する固定具2と、この固定具
2に取り付けられる吊具本体3よりなる軒樋吊具1であ
って、この吊具本体3の屋外側耳保持部31と屋内側耳
保持部32の間の下面には屋内方向に向かって突出され
ている外側支持片33が設けられ、前記固定具2の表面
には内側支持片21がこの外側支持片33の先端と相対
峙する位置に突出されて設けられていることを特徴とす
る軒樋継手1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋根の軒先の取付面に
軒樋を取り付ける軒樋吊具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、屋根の軒先に軒樋を取り付ける軒
樋吊具として種々知られているが、一例として、実開平
6−4233号公報に記載された軒樋吊具が知られてい
る。この公報記載の軒樋吊具は、軒先の取付面に固定す
る固定具と、この固定具に取り付けられる吊具本体とよ
りなる軒樋吊具であって、この吊具本体には、先端部に
軒樋の屋外側耳保持部と、この屋外側耳保持部より屋内
側に屋内側耳保持部とが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報記載の従来技
術では、軒樋吊具の吊具本体は片持ち梁構造にて固定具
に取り付けられ、この固定具が取付面に固定されてい
る。このため、屋根の積雪が氷結して落下する際この軒
樋吊具に衝撃力が作用し、この片持ち梁構造の支点とな
る吊具本体の根元に最大の引張り荷重がかかり、吊具本
体の根元で破損され易いという問題があった。本発明
は、上述の従来の技術における問題を解決するためにな
されたものであって、本発明の目的は、強度の大きい構
造を有する軒樋吊具を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであって、取付面に固定する
固定具と、この固定具に取り付けらる吊具本体とよりな
る軒樋吊具であって、この吊具本体には、先端部に軒樋
の屋外側耳保持部と、この屋外側耳保持部より屋内側に
屋内側耳保持部と、屋外側耳保持部と屋内側耳保持部の
間の下面に屋内方向に向かって突出されている外側支持
片とが設けられ、前記固定具の表面には内側支持片がこ
の外側支持片の先端と相対峙する位置に突出されて設け
られていることを特徴とする軒樋吊具である。
【0005】
【作用】本発明の軒樋吊具は、吊具本体の外側支持片が
屋内方向に向かって突出されて設けられ、固定具の表面
には内側支持片がこの外側支持片の先端と相対峙する位
置に突出されて設けられている。この軒樋吊具に軒樋を
取り付けて使用する際は、内側支持片と外側支持片との
間に軒樋の屋内側壁が挿入されて使用される。
【0006】本発明の軒樋吊具の使用状態において屋根
に積雪した場合、冬季の厳寒期においてはこの屋根の積
雪は氷結し、氷結体となって屋根の先端から垂れ下が
り、自重に耐えきれなくなって切断されて屋根の先端か
ら落下する。この氷結体が落下する際、軒樋とこの軒樋
に取り付けられている軒樋吊具に衝突し、この衝突によ
って生じる衝撃力は、吊具本体の根元に大きな引張り応
力を発生させる。
【0007】この際、本発明の軒樋吊具は、内側支持片
と外側支持片の先端が相対峙しているから、外側支持片
が軒樋の屋内側壁を介して固定具の内側支持片と接触
し、前記衝撃力の一部を支えてくれるので、吊具本体の
根元にかかる引張り応力を緩和することができ、軒樋吊
具を強度が大きい構造とすることができる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、本発明の一実施例であって、軒樋吊
具の使用状態を示す側面図である。1は軒樋吊具、4は
鼻隠し等の取付面、5は軒樋であって、この軒樋5は底
部51と屋外側壁52と屋内側壁53とよりなってい
る。軒樋吊具1は固定具2と吊具本体3とよりなってい
て、この吊具本体3は固定具2に前後方向に摺動自在に
取り付けられている。この吊具本体3は、ポリカーボネ
ート製であって、先端部に軒樋5の屋外側耳54を保持
する屋外側耳保持部31と、屋内側の他端部に軒樋5の
屋内側耳55を保持する屋内側耳保持部32が設けられ
ている。そして、この屋外側耳保持部31と屋内側耳保
持部32の間の略中央の下面には、屋内方向に向かって
突出されている外側支持片33が設けられている。
【0009】一方、前記固定具2はステンレス鋼製であ
って、板状の固定部22とアーム状の支持部23とで構
成されている。この板状の固定部22の下端部は屋外方
向に折り曲げられて内側支持片21が形成され、この内
側支持片21は前記外側支持片33の先端と相対峙する
位置に設けられている。この固定部は取付面4にビス、
または釘で固定されている。前記支持部23は略S字状
に折り曲げられ、固定部22の上部表面から屋外方向に
突出し、両側面が折り曲げられて下面が窪んだコの字状
の断面形状となっている。
【0010】上記固定具2の先端部のコの字状窪みに吊
具本体3の中央部が嵌着されて取り付けられ、ボルト
7、ナット71で固定されている。尚、吊具本体3に設
けられているボルト7の挿入孔(図示省略)は長孔にな
っていて、吊具本体3は屋外方向に摺動自在に取り付け
られている。上記のように固定具2に吊具本体3が前後
方向に摺動自在に取り付けられた軒樋吊具1において、
吊具本体2を屋内方向に摺動させると、前記内側支持片
と外側支持片とが相対峙するようになされている。
【0011】次に、本実施例の軒樋吊具1に軒樋5を取
り付けて施工する方法について説明する。予め、吊具本
体3の中央部を固定具2の支持部23の窪みに挿入し、
ボルト7とナット71を緩めた状態で取り付けて、軒樋
吊具1を組み立てておく。次に、取付面4の所定位置に
上記固定具2の固定部22を釘、またはビスで固定す
る。次いで、吊具本体3を屋外側に摺動させて外側支持
片33と内側支持片21の間の隙間6を拡げた状態にし
ておき、屋外側耳保持部31に軒樋5の屋外側耳54を
引掛ける。屋内側耳55をこの隙間6の下側から挿入し
て屋内側耳保持部32に引掛けて取り付け、吊具本体3
を屋内方向に摺動させ、外側支持片33を内側支持片2
1に相対峙させ、最後に、ボルト7にナット71を締め
つけて吊具本体3を固定具2にしっかりと固定する。
【0012】(本実施例の作用)本実施例の軒樋吊具1
は、吊具本体3の外側支持片33が屋内方向に向かって
突出されて設けられ、固定具2の表面には内側支持片2
1がこの外側支持片33の先端と相対峙する位置に突出
されて設けられている。この軒樋吊具1に軒樋5を取り
付けて使用する際は、内側支持片21と外側支持片33
との間に軒樋5の屋内側壁53を挿入して使用する。
【0013】この軒樋吊具1の使用状態において屋根に
積雪した場合、冬季の厳寒期においてはこの屋根の積雪
は氷結し、氷結体となって屋根の先端から垂れ下がり、
自重に耐えきれなくなって切断されて屋根の先端から落
下する。この氷結体が落下する際、軒樋5とこの軒樋5
に取り付けられている軒樋吊具1に衝突し、この衝突に
よって生じる衝撃力は、吊具本体3の根元に大きな引張
り応力を発生させる。
【0014】この際、軒樋吊具1は、内側支持片21と
外側支持片33とが相対峙しているから、外側支持片3
3が軒樋5の屋内側壁53を介して内側支持片21と接
触し、前記衝撃力の一部を支えてくれるので、吊具本体
3の根元にかかる引張り応力を緩和することができ、軒
樋吊具1を強度が大きい構造とすることができる。
【0015】また、本発明の軒樋吊具1は、この軒樋吊
具1に軒樋5を取り付けて施工する際、吊具本体3が固
定具2に摺動自在に取り付けられているので、吊具本体
3を屋外側に摺動させて内側支持片21と外側支持片3
3の隙間6を拡げておき、この内側支持片21と外側支
持片33の隙間6に軒樋5の屋内側耳53を通過させ、
その後に吊具本体3を屋内側に摺動させて内側支持片2
1と外側支持片33とを相対峙させればよいので、軒樋
5の取付が容易となる。
【0016】
【発明の効果】本発明の軒樋吊具は、外側支持片が軒樋
の屋内側壁を介して固定具の内側支持片と相対峙してい
るので、屋根の先端から落下する積雪の氷結体による衝
撃力を支え、吊具本体の根元にかかる引張り応力を緩和
することができ、軒樋吊具を強度が大きい構造とするこ
とができ、豪雪地帯でしばしば生じる軒樋吊具の破損事
故を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であって、軒樋吊具の使用状
態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 軒樋吊具 2 固定具 3 吊具本体 31 屋外側耳保持部 32 屋内側耳保持部 33 外側支持片 21 内側支持片 4 取付面 5 軒樋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付面に固定する固定具と、この固定具
    に取り付けらる吊具本体とよりなる軒樋吊具であって、
    この吊具本体には、先端部に軒樋の屋外側耳保持部と、
    この屋外側耳保持部より屋内側に屋内側耳保持部と、屋
    外側耳保持部と屋内側耳保持部の間の下面に屋内方向に
    向かって突出されている外側支持片とが設けられ、前記
    固定具の表面には内側支持片がこの外側支持片の先端と
    相対峙する位置に突出されて設けられていることを特徴
    とする軒樋吊具。
JP30887894A 1994-12-13 1994-12-13 軒樋吊具 Pending JPH08165762A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30887894A JPH08165762A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 軒樋吊具

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JP30887894A JPH08165762A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 軒樋吊具

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JPH08165762A true JPH08165762A (ja) 1996-06-25

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ID=17986355

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JP30887894A Pending JPH08165762A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 軒樋吊具

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011144516A (ja) * 2010-01-12 2011-07-28 Sekisui Chem Co Ltd 軒樋吊具
JP5636084B1 (ja) * 2013-11-13 2014-12-03 パナソニック株式会社 樋吊り具および軒樋の取付構造
JP2015132082A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 樋吊り具
JP2015183494A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 積水化学工業株式会社 軒樋吊具
JP2015187371A (ja) * 2014-03-27 2015-10-29 積水化学工業株式会社 軒樋及び軒樋システム

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JP5636084B1 (ja) * 2013-11-13 2014-12-03 パナソニック株式会社 樋吊り具および軒樋の取付構造
JP2015132082A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 樋吊り具
JP2015183494A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 積水化学工業株式会社 軒樋吊具
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