JP2015187371A - 軒樋及び軒樋システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】吊具本体1の屋外側に位置する箇所に吊り部2を有するとともに、その吊具本体1の屋内側に位置する箇所の上下方向に、上段保持部4A及び下段保持部4Bを有する、家屋の軒先に取り付けられる軒樋吊具Hと、軒樋本体の屋外側に位置する前壁の上部内側の上下方向に、前記軒樋吊具Hに設けられている吊り部2に係止される複数の軒樋前耳部を有するとともに、その軒樋本体の屋内側に位置する後壁の上部に、その軒樋吊具Hに設けられている上段保持部4A又は下段保持部4Bに係合される軒樋後耳部35を有する軒樋Tとからなる。
【選択図】図4
Description
また、上記特許文献2に示される軒樋は、鼻隠し板の傾斜角が大きくなると、軒樋吊り具が軒樋の底近くに位置して水流の障害なり、これを回避するためには、複数種の軒樋や樋支持具を用意する必要があった。
さらに、受け部と押え部を共有できるので、部材量を少なくすることが可能となる利点がある。
傾斜部13は、前下がり部12の先端側から下向きに傾斜し、吊具本体1の窪みの底に達するように設けられている。
連結部14は、傾斜部13の先端部から水平方向に少し突出するようにして形成されている。この連結部14には、厚さ方向に貫通する貫通孔16が設けられている。この貫通孔16は、後述するボルト20の軸部が貫通され、そのボルト頭部が通過できない大きさに形成されている(図2(a)参照)。
軒樋Tは合成樹脂製からなる軒樋本体30で構成されている。
軒樋本体30は、底面壁31と、その底面壁31の一端側(図示の例では左側)から上方に一体的に突出して形成されている屋外側に位置する前壁32と、その底面壁31の他端側(図示の例では右側)から上方に一体的に突出して形成されている屋内側に位置する後壁33とからなり、上方が開放されたコ字状を呈している。
軒樋後耳部35は、軒樋吊具Hの吊具本体1に設けられている保持部4の上段保持部4A及び下段保持部4Bのいずれか一方に挿入できるように形成されている。
この4/10屋根勾配の場合は、上段前耳部34Aに吊り部2が係合され、軒樋後耳部35が上段保持部4Aに係合される。この状態において、軒樋Tの底面壁31が水平状態に保たれる。
また、上段保持部4Aに挿入されて係合された軒樋後耳部35は、その軒樋後耳部35の屋内側が押え片5に当接されるので、上段保持部4Aからの不用意な脱落が阻止される。なお、上段前耳部34Aと吊り部2との係合、及び軒樋後耳部35と上段保持部4Aとの係合は、軒樋Tが可撓性を有するとともに、押え片5も可撓性を有しているので簡単に行うことができる。
この5/10屋根勾配の場合は、上段前耳部34Aに吊り部2が係合され、軒樋後耳部35が下段保持部4Bに係合される。この状態において、軒樋Tの底面壁31が水平状態に保たれる。
また、下段保持部4Bに挿入されて係合された軒樋後耳部35は、その軒樋後耳部35の屋内側が押え片5に当接されるので、下段保持部4Bからの不用意な脱落が阻止される。なお、上段前耳部34Aと吊り部2との係合、及び軒樋後耳部35と下段保持部4Bとの係合は、軒樋Tが可撓性を有するとともに、押え片5も可撓性を有しているので簡単に行うことができる。
この6/10屋根勾配の場合は、下段前耳部34Bに吊り部2が係合され、軒樋後耳部35が上段保持部4Aに係合される。この状態において、軒樋Tの底面壁31が水平状態に保たれる。
また、上段保持部4Aに係合された軒樋後耳部35は、上段保持部4Aの奥深くに挿入され係合されているので、上段保持部4Aからの不用意な脱落が阻止される。なお、下段前耳部34Bと吊り部2との係合、及び軒樋後耳部35と上段保持部4Aとの係合は、軒樋Tが可撓性を有するとともに、押え片5も可撓性を有しているので簡単に行うことができる。
すなわち、図1に示すように、上記構成からなる軒樋吊具Hは、吊具本体1の保持部4が上下2段の上段保持部4A、下段保持部4Bにより形成されているので、軒樋Tの軒樋後耳部35を鼻隠し板Pの傾斜に対応させて上段保持部4A又は下段保持部4Bに係合させることができる。したがって、単一の軒樋吊具Hで多くの傾斜角の鼻隠し板Pに適用させることができる。
さらに、受け部34aと押え部34bを共有できるので、部材量を少なくすることが可能となり、部材コストを低減することができる利点がある。
また、軒樋前耳部34は、上段前耳部34A及び下段前耳部34Bの2段としたが、軒樋前耳部34を3段以上とすることもできる。
このように保持部4や軒樋前耳部34を3段以上とすることにより、2段の場合に比べて、さらに多くの鼻隠し板の傾斜角に対応させることができる。
2 吊り部
3A 上段突起部
3B 下段突起部
4 保持部
4A 上段保持部
4B 下段保持部
5 押え片
6 長孔
10 取付体
11 取付部
12 前下がり部
13 傾斜部
14 連結部
16 貫通孔
17 溝条
30 軒樋本体
31 底面壁
32 前壁
33 後壁
34 軒樋前耳部
34A 上段前耳部
34B 下段前耳部
34C 共有部
34a 受け部
34b 押え部
35 軒樋後耳部
H 軒樋吊具
T 軒樋
P 鼻隠し板
Claims (4)
- 家屋の軒先に取り付けられる軒樋吊具に支えられる軒樋であって、
軒樋本体の前記家屋の屋外側に位置する前壁の上部内側で、かつ、上下方向には、前記軒樋吊具に設けられている吊り部に係止される複数の軒樋前耳部が設けられ、
前記軒樋本体の屋内側に位置する後壁の上部には、前記軒樋吊具に設けられている保持部に係合される軒樋後耳部が設けられていることを特徴とする軒樋。 - 前記軒樋前耳部は、前記吊り部を下方から受ける受け部と、前記吊り部を上側から係止する押え部と、を有し、
前記受け部及び前記押え部は、前記前壁において、交互に連続的に配置され、
最上段の押え部よりも下方で、且つ最下段の受け部よりも上方の位置では、前記受け部と前記押え部とが共有とされ、一体的に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の軒樋。 - 吊具本体の家屋の屋外側に位置する箇所に吊り部を有するとともに、その吊具本体の屋内側に位置する箇所で、かつ、上下方向に複数の保持部を有し、前記家屋の軒先に取り付けられる軒樋吊具と、
軒樋本体の屋外側に位置する前壁の上部内側で、かつ、上下方向に前記軒樋吊具に設けられている吊り部に係止される複数の軒樋前耳部を有し、前記軒樋本体の屋内側に位置する後壁の上部に、前記軒樋吊具に設けられている保持部に係合される軒樋後耳部を有する軒樋と、
を有することを特徴とする軒樋システム。 - 前記保持部からさらに屋内側に所定の距離を保った位置には、その保持部に対向し、かつ、下向きに突出した押え片が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の軒樋システム。
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62110422U (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-14 | ||
US4776544A (en) * | 1987-06-19 | 1988-10-11 | Williams Robert M | Gutter hanger |
JPH08165762A (ja) * | 1994-12-13 | 1996-06-25 | Sekisui Chem Co Ltd | 軒樋吊具 |
JPH08170411A (ja) * | 1994-12-20 | 1996-07-02 | Sekisui Chem Co Ltd | 軒樋取付構造 |
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2014
- 2014-03-27 JP JP2014065391A patent/JP6480666B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08170411A (ja) * | 1994-12-20 | 1996-07-02 | Sekisui Chem Co Ltd | 軒樋取付構造 |
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