JPH08164286A - ミシンの編集用シート - Google Patents

ミシンの編集用シート

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Publication number
JPH08164286A
JPH08164286A JP33270494A JP33270494A JPH08164286A JP H08164286 A JPH08164286 A JP H08164286A JP 33270494 A JP33270494 A JP 33270494A JP 33270494 A JP33270494 A JP 33270494A JP H08164286 A JPH08164286 A JP H08164286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
sewing
sewing machine
frame
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP33270494A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutsugu Suzuki
千世 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Janome Sewing Machine Co Ltd filed Critical Janome Sewing Machine Co Ltd
Priority to JP33270494A priority Critical patent/JPH08164286A/ja
Publication of JPH08164286A publication Critical patent/JPH08164286A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】刺しゅう機能を有し、枠位置変更時に刺しゅう
枠の縫い範囲および選択された模様の模様パターンを表
示する表示部35と、刺しゅう枠に対する模様の縫い位
置を変更するために刺しゅう枠を移動制御する枠位置変
更手段36とを有するミシンに使用されるミシンの編集
用シートであり、編集用シート40はフィルム状をなす
透明な部材で形成され、前記表示部の前面に取り付け可
能で、前記表示部の縫い範囲35aと同サイズの縫い範
囲40aと枠位置変更手段による模様パターンの位置決
めのための配列用パターン41とが表示されている。 【効果】複数の模様を組み合わせる場合、編集用シート
に表示された配列パターンのパターン線またはパターン
線およびその目盛りを基準として正確な位置関係で模様
を配列でき、小さな模様を組み合わせて全体として大き
な模様を作成したり、模様を規則正しく配列することも
容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刺しゅう縫機能を有す
るミシンに使用されるミシンの編集用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の模様を配列して刺しゅうす
る場合、ミシンの表示装置に表示された刺しゅう枠(以
下枠)の縫い範囲と枠の移動に連動する模様パターンの
位置関係から最初の模様を縫い、次の模様も同様に縫い
範囲に対する模様パターンの位置関係を目測で設定して
縫うことを繰り返していたので、特に多数の模様を配列
するような場合、模様間の位置関係が正確さに欠け、ま
た美しさに欠けるといった問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、ミシンの表示装置に表示された枠の縫い範
囲と枠の移動に連動する模様パターンとの位置関係に対
して配列のための目測の基準を与え、それを目安にして
複数の模様が正確な位置関係で容易に配列されるように
し、ミシンの使い勝手を大幅に改善することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来例
の課題を解決するために、刺しゅう機能を有し、複数の
模様の各縫いデータと各表示データを記憶している模様
データ記憶手段と、模様データ記憶手段から所望の模様
を選択する模様選択手段と、枠位置変更時に刺しゅう枠
の縫い範囲および縫い範囲と大きさが比例しかつ模様と
相似形状の模様パターンを表示する表示部と、選択され
た模様の刺しゅう枠に対する縫い位置を変更するために
刺しゅう枠を移動制御する枠位置変更手段とを有するミ
シンに使用されるミシンの編集用シートであり、各編集
用シートは前記表示部の前面に択一的に取り付け可能
で、それぞれフィルム状をなす透明な部材で形成され、
前記表示部の縫い範囲と同サイズの縫い範囲と枠位置変
更手段の操作時に模様パターンの位置決めの基準となる
互いに形状が異なる配列用パターンとが表示されている
ミシンの編集用シートを提供するものである。
【0005】本発明は更に前記編集用シートの配列用パ
ターンが、パターン線またはパターン線およびその目盛
りからなるミシンの編集用シートを提供するものであ
る。
【0006】
【発明の作用】本発明によれば、複数の模様を組み合わ
せる場合、編集用シートに表示された配列のための目測
の基準を与える配列パターンのパターン線またはパター
ン線およびその目盛りを基準として正確な位置関係で模
様を配列でき、小さな模様を組み合わせて全体として大
きな模様を作成したり、模様を規則正しく配列すること
も容易になり、ミシンの使い勝手が大幅に改善される。
【0007】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。図1は
コンピュータミシン2(以下ミシン)の斜視図であり、
刺しゅう縫い機能を有する。ミシンの前面パネル4には
透明タッチパネルと液晶表示部が積層された表示装置6
が配設され、刺しゅう作業に関する各種表示の他に各種
画面キーとして機能する。
【0008】表示装置6の上方に位置するミシンの前面
パネル4には、模様の編集縫いのための後記する編集用
シート(図4等)を装着するための複数のピン5が形成
されている。刺しゅう枠8(以後枠8)はキャリッジ2
9(図2)に取り付けられ、枠8に取り付けられた布1
0に刺しゅうを行うようになっている。スタート/スト
ップキー12(以後S/Sキー)は停止中のミシンを始
動させ、運転中のミシンを停止させる。
【0009】次に図1を参照しながらミシンの制御ブロ
ック図について説明する。中央処理装置20に接続され
た制御用メモリ26には、模様の編集縫いを含むミシン
全体の制御を行う制御プログラムが記憶されている。模
様データ記憶手段21は、模様の縫いデータおよび表示
データからなる模様データが記憶され、本実施例ではI
Cカードからなり、刺しゅう縫い時に中央処理装置20
に接続されるようになっている。
【0010】模様選択手段22は、その操作により模様
データ記憶手段21から所望の模様が選択され、選択さ
れた模様の縫いデータおよび表示データは模様データ一
時記憶手段27に読み込まれると共に表示データに基づ
き表示装置6に選択された模様の模様パターンが表示さ
れる。
【0011】更に中央処理装置20には、編集キー2
3、枠位置変更手段36、確定キー25が接続されてい
る。編集キー23は、選択された模様を表示する選択模
様の表示画面から後記する模様の編集用画面に切り換え
る。枠位置変更手段36ははその操作により枠8の位置
を変更する。確定キー25は選択した模様の編集時に模
様パターンの移動位置が目標の位置になった時に操作す
る。
【0012】更に中央処理装置には枠駆動装置28が接
続され、枠駆動装置28の出力端のキャリッジ29には
刺しゅう枠8が取り付けられるようになっている。枠駆
動装置28は、図示しないがX、Y駆動モータおよびこ
れらにより駆動制御されるX−Y駆動機構とからなる。
【0013】更に中央処理装置20には駆動モータ31
が接続され、駆動モータ31は針棒機構および釜機構か
らなる縫目形成機構32を駆動し、縫目形成装置33に
より布に縫目を形成する。
【0014】次に図3を参照しながら編集用画面につい
て説明する。模様選択後に編集キー23を操作すると、
図3に示す編集用画面に切り換わり、編集用の表示部3
5と、枠8を移動させるための枠位置変更手段としての
複数のジョグキー36が表示される。編集用画面には枠
の縫い範囲35aと、模様データ記憶手段21から模様
選択手段22の操作により選択された所望の模様を枠の
縫い範囲35aの大きさと比例し、かつ模様と相似形状
の模様パターンが表示される。
【0015】各ジョグキー36には矢印が表示され、操
作によりその向きに枠8が移動し、枠8の移動に連動し
て表示部35の模様パターンも縫い範囲35aに対して
相対移動する。確定キー25は、表示部35の模様パタ
ーンが目標の位置になった時に操作すると、その位置か
らの縫いが可能になる。クリアキー37は、前回縫った
模様パターンの表示を消すときに操作する。
【0016】次に図4〜図6を参照しながら、編集用シ
ートの例について説明する。各編集用シート40には図
4〜図6に示すように、表示部35の縫い範囲35aと
同サイズの縫い範囲40aおよび互いに異なる配列パタ
ーン41が表示されている。各編集用シートは、使用時
に縫い範囲40aを表示部35の縫い範囲35aに合わ
せて使用される。配列パターン41は、パターンを表示
するパターン線41aまたはパターン線41aおよびパ
ターン線に沿って等間隔に表示された目盛り41bとか
らなる。
【0017】実際の編集縫い作業では、模様パターンの
位置決めにパターン線だけを使用する場合とパターン線
41aおよび目盛り41bの双方を使用する場合があ
る。ミシンに使用者はジョグキー36の操作により、配
列用パターン41のパターン線41aまたはパターン線
とその目盛り41aを基準に選択された模様の模様パタ
ーンを位置決めしてミシンの編集縫いを行うことができ
る。
【0018】編集縫いは、模様選択画面による模様選
択、編集用画面による選択した模様の模様パターンの編
集用シートに対する位置決めおよびそれに引き続く縫い
の繰り返しによる作業であり、そのために編集用シート
40は、薄いフィルム状をなす透明な合成樹脂で形成さ
れ、取り付け状態でその上から表示装置6の画面キーの
操作が可能になっている。
【0019】編集用シート40の取り付け例として、本
実施例では編集用シートの上部には取り付け用の孔42
が2カ所形成され、ミシンへの取り付け時にミシンの正
面パネル4に形成された2カ所のピン5と係合させられ
るようになっている。
【0020】次に図8のフローチャートおよび関連図面
を参照しながら編集縫い作業について説明する。図8に
おいてSn(n=1,2,3,・・・)は制御の各処理
ステップを示す。
【0021】S1で互いに異なる複数の配列パターンが
表示された複数の編集用シートから所望のシートを選択
し、ミシンの表示装置6の前面に取り付ける。S2で模
様選択画面を表示させ模様選択手段22で模様選択を行
い、模様選択後にS3で編集キー23を操作すると編集
用画面に切り換わる。編集用画面では、表示部35に枠
の縫い範囲35aと選択された模様の模様パターンが表
示される。
【0022】S4でジョグキー36を操作して枠8を移
動させると、それに連動して編集用表示部35の縫い範
囲35aに対する模様パターンの相対位置が変化する。
ジョグキーの36操作により模様パターンの位置が配列
パターン41のパターン線41aまたはパターン線41
aおよび目盛り41bを基準にして目標の位置になるま
でこの操作を続け、目標の位置になったときに確定キー
25を操作すると、その位置が決定される。
【0023】枠位置が決定した後S/Sキー12を操作
すると、その位置から刺しゅう縫いが実行され枠8の所
望の位置に模様が縫われる。以上のS2からS6までの
ステップを繰り返し、所望の数だけ目標の位置に刺しゅ
う縫いを行うことにより、編集縫いが行われる。
【0024】例えばアルファベット文字模様「A」
「B」「C」・・・をアーチ状に配列して縫う場合、表
示部35に図7に示すようにアーチ状の配列用パターン
41が表示された編集用シート40を取り付け、模様選
択手段22で文字「A」を選択し、選択後に編集用画面
に切り換え、図7に示すように編集用画面の表示部35
に枠8の縫い範囲35aと選択された文字「A」の模様
パターンを表示させる。
【0025】ジョグキー36を操作して枠8を移動させ
ると、それに連動して編集用表示部35の縫い範囲35
aに対する模様パターン「A」の位置が変化する。ジョ
グキー36の操作により模様パターン「A」の位置が配
列パターン41のパターン線41aおよび目盛り41b
を基準にして図7に示す目標の位置P1になるまでこの
操作を続け、目標の位置P1になったときに確定キー2
5を操作するとその位置が決定する。
【0026】枠位置が決定した後、S/Sキー12を操
作すると文字「A」の刺しゅう縫いが実行され枠8にセ
ットされた布の所望の位置に模様「A」が縫われる。以
後同様にして文字模様「B」「C」・・・の順にそれぞ
れ目標の位置P2、P3・・・で逐次刺しゅう縫いを行
うことにより、文字「A」「B」「C」・・・の編集縫
いが行われる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数の模
様を組み合わせる場合、編集用シートに表示された配列
のための目測の基準を与える配列パターンのパターン線
またはパターン線およびその目盛りを基準として正確な
位置関係で模様を配列でき、小さな模様を組み合わせ全
体として大きな模様を作成したり、模様を規則正しく配
列することも容易になり、ミシンの使い勝手が大幅に改
善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ミシンの斜視図
【図2】 ミシンの制御ブロック図
【図3】 編集用画面を示す図
【図4】 編集用シートの例
【図5】 編集用シートの例
【図6】 編集用シートの例
【図7】 文字模様の編集縫い時の編集用画面を示す図
【図8】 編集縫い作業のフローチャート
【符号の説明】
8 刺しゅう枠 21 模様データ記憶手段 22 模様選択手段 35 表示部 35a 縫い範囲 36 枠位置変更手段 40 編集用シート 40a 縫い範囲 41 配列用パターン 41a パターン線 41b パターン線の目盛り

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】刺しゅう機能を有し、複数の模様の各縫い
    データと各表示データを記憶している模様データ記憶手
    段と、模様データ記憶手段から所望の模様を選択する模
    様選択手段と、枠位置変更時に刺しゅう枠の縫い範囲お
    よび縫い範囲と大きさが比例しかつ模様と相似形状の模
    様パターンを表示する表示部と、選択された模様の刺し
    ゅう枠に対する縫い位置を変更するために刺しゅう枠を
    移動制御する枠位置変更手段とを有するミシンに使用さ
    れるミシンの編集用シートであり、各編集用シートは前
    記表示部の前面に択一的に取り付け可能で、それぞれフ
    ィルム状をなす透明な部材で形成され、前記表示部の縫
    い範囲と同サイズの縫い範囲と枠位置変更手段の操作時
    に模様パターンの位置決めの基準となる互いに形状が異
    なる配列用パターンとが表示されていることを特徴とす
    るミシンの編集用シート。
  2. 【請求項2】前記編集用シートの配列用パターンが、パ
    ターン線またはパターン線およびその目盛りからなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のミシンの編集用シー
    ト。
JP33270494A 1994-12-13 1994-12-13 ミシンの編集用シート Pending JPH08164286A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33270494A JPH08164286A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 ミシンの編集用シート

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JP33270494A JPH08164286A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 ミシンの編集用シート

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Publication Number Publication Date
JPH08164286A true JPH08164286A (ja) 1996-06-25

Family

ID=18257943

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33270494A Pending JPH08164286A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 ミシンの編集用シート

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JP (1) JPH08164286A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003011067A1 (en) * 2001-07-31 2003-02-13 Kabushiki Kaisha Yutaka Embroidery sheet

Cited By (1)

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