JPH08164017A - 化粧料容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 容器本体内に化粧料および化粧具を収納する
交換皿を容易にかつ確実に装着することができ、さらに
容器本体と交換皿との係合を解除するための別途の組付
部品が不要で、従って低コストでかつスペースを有効に
活用できる化粧料容器を提供する。 【構成】 容器本体２０に摺動自在に装着された交換皿
４０と、交換皿４０と容器本体２０との間に形成され、
交換皿４０を、その摺動を許容しつつ容器本体２０内に
上下方向に係合させる第２の係合溝３０および第２の係
合突条５１と、交換皿４０の摺動方向前端部に一体的に
形成され、容器本体２０側に圧接されて交換皿４０を摺
動方向後方へ付勢しつつ交換皿４０の前方への摺動で弾
性変形される可撓片４７とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、化粧料容器に関するも
ので、より具体的には、容器本体と蓋体とをそれぞれの
後端縁部で開閉自在に連結してなる化粧料容器に関する
ものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の化粧料容器においては、
化粧料を充填した化粧皿を容器本体内に着脱自在に収納
固定するために、実開平２−１０１０号公報に示される
ような容器が公知となっている。この公知のコンパクト
ケースでは、器体と蓋体とが蝶番により開閉自在に蝶着
され、器体内に収納凹所が形成され、ここに化粧料を収
納した化粧料カートリッジが係合されている。この化粧
料カートリッジの前端部には、支持片が前方に突出して
形成され、一方、後端部には、保持片が下方に垂下して
形成され、それぞれ収納凹所に係合可能になっている。
また、器体内の化粧料カートリッジの後方部にはリフィ
ールボタンが上下動自在に形成されている。このリフィ
ールボタンの上端部には、押上片が立設されており、リ
フィールボタンを器体内に装着した状態では、押圧部が
容器本体の下面から露出した状態で、押上片の上端部は
化粧皿の保持片の下端部に当接している。そして、器体
の下面からリフィールボタンを上方に押圧すると押上片
の上端部が保持片の下端部を押上げ、これにより器体と
化粧料カートリッジの保持片との係合が解除され、さら
に化粧料カートリッジの前端部の支持片との係合も解除
され、器体から化粧料カートリッジを取り出すことがで
きるようになっている。

【０００３】また、実開平３−１１９３１２号公報に示
されるようなコンパクト容器では、コンパクト基台と蓋
体とが蝶番により開閉自在に蝶着され、コンパクト基台
内に収納凹所が形成され、ここに化粧料を充填した取り
替え可能な中皿が係合している。コンパクト基台内には
ガイド部が設けられ、このガイド部に沿って押しボタン
部が上下動自在に設けられている。押しボタン部は、コ
ンパクト基台の上端部から底部付近まで下方に延出し、
さらに屈曲部を介してその先端部上面が中皿の下面に当
接し、押し上げアームを形成している。また、コンパク
ト基台の底面には段部が設けられ、押しボタン部を押し
下げた時、この段部の上面に押し上げアームの中程が当
接するようになっている。さらに、中皿の外周面には係
合突部が形成され、一方、押し上げアームの上面には突
片が立設され、その先端部には中皿の係合突部と係合可
能な係合突部が形成されている。そして、押しボタン部
を上方から押し下げると、押し上げアームの中程が段部
に当接し、屈曲部を介して先端部が上昇して中皿の底部
を押上げ、これにより突片が外方に撓んでコンパクト基
台と中皿との係合が解除され、中皿を取り出すことがで
きるようになっている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
上記従来の化粧料容器にあっては、器体やコンパクト基
台と、取り替え用の化粧料カートリッジや中皿との係合
を解除するために、リフィールボタンや押しボタン部な
どの部品が別に必要であり、構造が複雑であるととも
に、部品点数が多く、組付工程も複雑で、コストも高く
なるといった問題点があった。

【０００５】また、従来の化粧料カートリッジや中皿
は、係合を解除する構造を形成するために器体やコンパ
クト基台と化粧料カートリッジや中皿との間に比較的広
い空隙を設けなければならず、化粧料容器の大型化ある
いは化粧料カートリッジや中皿を小さくしなければなら
ないという問題があった。

【０００６】本発明は係る従来の問題に鑑みてなされた
もので、その目的は、容器本体内に交換皿を容易にかつ
確実に装着することができ、一方、衝撃によって交換皿
が偶発的に外れたりするおそれがない化粧料容器を提供
することにある。さらに、容器本体と交換皿との係合を
解除するための別途の組付部品が不要で、従って低コス
トで製造性がよく、また、無駄な空隙を極力排し、スペ
ースを有効に活用できる化粧料容器を提供することにあ
る。

【０００７】

【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明に係る化粧料容器では、容器本体と蓋体とを
それぞれの後端縁部で開閉自在に連結してなる化粧料容
器において、容器本体に摺動自在に装着された交換皿
と、交換皿と容器本体との間に形成され、交換皿を、そ
の摺動を許容しつつ容器本体内に上下方向に係合させる
係合手段と、交換皿の摺動方向前端部に一体的に形成さ
れ、容器本体側に圧接されて交換皿を摺動方向後方へ付
勢するとともに交換皿の前方への摺動で弾性変形される
弾性変形部とを備えたことを特徴とする。

【０００８】

【作用】本発明の作用について説明すると、容器本体内
に摺動自在に装着される交換皿は、その弾性変形部の作
用で摺動方向後方に付勢されるとともに、この交換皿と
容器本体との間に形成した係合手段により容器本体に対
して係合され、これらの相互作用によって交換皿は容器
本体内に保持される。そして、蓋体を開放した状態で交
換皿を前方へ摺動させると、この摺動は交換皿の弾性変
形部の弾性変形によって許容され、この交換皿の前方へ
の摺動操作で係合手段が解除されることとなり、交換皿
を容器本体から取り出して、新しい交換皿と取り換える
ことができる。

【０００９】

【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図に基づいて
詳細に説明する。図１ないし図８は、本発明の第１実施
例に係る化粧料容器を示す。本実施例は基本的には、容
器本体２０と蓋体１０とをそれぞれの後端縁部で開閉自
在に連結してなる化粧料容器において、容器本体２０に
摺動自在に装着された交換皿４０と、交換皿４０と容器
本体２０との間に形成され、交換皿４０を、その摺動を
許容しつつ容器本体２０内に上下方向に係合させる係合
手段としての第２の係合溝３０および第２の係合突条５
１と、交換皿４０の摺動方向前端部に一体的に形成さ
れ、容器本体２０側に圧接されて交換皿４０を摺動方向
後方へ付勢するとともに交換皿４０の前方への摺動で弾
性変形される弾性変形部としての可撓片４７とを備えて
構成されている。

【００１０】本実施例の化粧料容器は、図１ないし図３
に示されるように蓋体１０，容器本体２０および交換皿
４０より構成されている。蓋体１０は、容器本体２０と
それぞれの後端縁部で蝶番ピン１６によって開閉自在に
枢着されている。蓋体１０の内面には鏡１１が接着さ
れ、前端縁部には爪片１２が垂下形成されている。ま
た、爪片１２の下端内面には、第１の係合突起１３が一
体的に形成されている。さらに、爪片１２の上端部内面
角部にはストッパ１７が内方に突出して形成されてい
る。さらにまた、蓋体１０の後方中央部にはブロック体
１４が垂下形成され、ブロック体１４の両側面には蝶番
ピン挿通孔１５が穿設されている。

【００１１】容器本体２０の前端部には切欠凹所２１が
形成され、その奥面には蓋体１０の第１の係合突起１３
と係合可能な第２の係合突起２２が形成されている。ま
た、容器本体２０の上面には、交換皿４０を収納する凹
部２３が形成され、この凹部２３を画成し、かつ容器本
体２０の周壁を構成する前壁２４の中央部内面は、内方
に突出して形成され、その内面には第１の係合溝２５が
形成され、その下方部は傾斜面となっている。さらに、
容器本体２０の後端中央部には、切欠凹所２６が形成さ
れ、その両側端が蝶番片２７，２７となっている。この
蝶番片２７，２７には、蝶番ピン挿通孔２８，２８が穿
設され、蝶番ピン１６によって蓋体１０と開閉自在に蝶
着されている。さらにまた、凹部２３を画成し、かつ容
器本体２０の周壁を構成する後壁２９の両端部内面に
は、係合手段を構成する第２の係合溝３０，３０が形成
され、その下方部は傾斜面となっている。

【００１２】交換皿４０は、容器本体２０の凹部２３内
に収納可能な幅で、前後方向の長さは凹部２３より若干
短く形成され、上面に化粧料を収納する複数の凹所４
１，４１および筆等の化粧具を収納する凹所４２が形成
されている。また、交換皿４０の周壁上端部には、これ
より外方に向かって水平に延出させて、鍔部４３が一体
的に形成され、その端部は容器本体２０の凹部２３の周
壁上端部を覆っている。さらに、この鍔部４３の前端中
央部には容器本体２０の切欠凹所２１に対応する切欠凹
所４４が形成され、後端中央部には容器本体２０の切欠
凹所２７に対応する切欠凹所４５が形成されている。さ
らにまた、切欠凹所４５の中央部には、後方に突出する
押圧部４６が形成されている。

【００１３】また、交換皿４０の前端壁外面には、図６
および図７に示されるように可撓片４７が突出して形成
されている。この可撓片４７は、交換皿４０の前端壁外
面に沿って左右方向に延長し、その幅は交換皿４０の高
さより短い帯状の板体で、左右の側端４８，４８によっ
て連結されている。そして、交換皿４０の前端壁外面と
可撓片４７の内面との間には上下に貫通した空隙４９が
形成され、これにより可撓片４７は内方に可撓変形可能
となっている。さらに、可撓片４７の外面中央部には、
容器本体２０の第１の係合溝２５と係合する第１の係合
突条５０が形成され、その下方部は傾斜面となってい
る。さらにまた、交換皿４０の後端壁両端部外面には、
容器本体２０の第２の係合溝３０，３０と係合して、係
合手段を構成する第２の係合突条５１，５１が形成さ
れ、その下方部は傾斜面となっている。

【００１４】上記のような構成の交換皿４０を水平に容
器本体２０の凹部２３内に上方から押し込むと、図４お
よび図５に示されるように、交換皿４０の可撓片４７が
空隙４９を介して若干内方に可撓変形することにより、
可撓片４７の外面中央部の第１の係合突条５０は、その
下方部に形成された傾斜面を介して、容器本体２０の第
１の係合溝２５と係合し、かつ交換皿４０の後端壁両端
部外面の第２の係合突条５１，５１は、その下方部に形
成された傾斜面を介して、容器本体２０の第２の係合溝
３０，３０と係合し、これにより、交換皿４０は可撓片
４７により後方向に付勢された状態で凹部２３内に固定
される。

【００１５】上記のようにして交換皿４０を容器本体２
０に組み付けた後、容器本体２０と枢着された蓋体１０
を閉じると、蓋体１０の第１の係合突起１３と容器本体
２０の第２の係合突起２２とが係合し、蓋体１０は図２
に示す閉止位置を占める。この際、交換皿４０の前端壁
外面と、容器本体２０の凹部２３前壁２４の内面に第１
の係合突条５０が係合している可撓片４７との間には上
下に貫通した空隙４９が形成されることになる。また、
蓋体１０のブロック体１４の内面と凹部２３後壁２９の
切欠凹所２７との間には空間Ａが形成され、押圧部４６
はこの空間Ａ内に、その先端部が後壁２９から突出し、
ブロック体１４の内面に近接した状態で延長されて、交
換皿４０を前方へ押すことができるようになっている。
さらに交換皿４０の前端部は蓋体１０の内面に突設され
たストッパ１７と当接し、これにより交換皿４０は凹部
２３内での摺動が規制されて確実に収納固定される。

【００１６】一方、上記のように固定された交換皿４０
を外す場合は、図８に示すように、蓋体１０を開放し
て、交換皿４０の押圧部４６を容器本体２０の後壁２９
の外方から前方へ水平に押圧すると、可撓片４７が交換
皿４０の外周壁外面と可撓片４７の内面との間の空隙４
９により内方に可撓変形することにより交換皿４０は前
方へ摺動し、交換皿４０の後端壁の第２の係合突条５１
が容器本体２０の第２の係合溝３０から離脱して係合が
解除する。そしてさらに、交換皿４０の第１の係合突条
５０を、容器本体２０の凹部２３の第１の係合溝２５か
ら離脱させることができて、交換皿４０は後方上方部へ
抜き出される。そして、これにより化粧料を収納する複
数の凹所４１および筆等の化粧具を収納する凹所４２が
形成された交換皿４０は容器本体２０から離脱されるこ
ととなる。

【００１７】このように、本実施例の化粧料容器によれ
ば、容器本体２０と交換皿４０との係合および解除のた
めの別部品が不要であり、従って構造が簡単で製造性が
良く、低コストで生産することができる。

【００１８】そして、容器本体２０と交換皿４０との係
合を解除する際には、蓋体１０を開放した後、交換皿４
０の押圧部４６を容器本体２０の後壁２９の外方から前
方へ水平に押圧するだけで、可撓片４７が交換皿４０の
外周壁外面と可撓片４７の内面との間の空隙４９により
内方に可撓変形することにより交換皿４０は前方へ摺動
し、交換皿４０と凹部２３の係合を容易に解除すること
ができ、優れた脱着性を確保することができる。一方、
装着する際には新しい化粧料や筆等の化粧具を収納した
交換皿４０を上方から挿入するだけで、可撓片４７が交
換皿４０の外周壁外面と可撓片４７の内面との間の空隙
４９により内方に可撓変形し、その後この可撓片４７の
付勢作用で交換皿４０の第２の係合突条５１と容器本体
２０の第２の係合溝３０とが確実に係合し、衝撃によっ
て交換皿４０が偶発的に外れたりするおそれがない。こ
のように、本実施例では、交換皿４０の装着および離脱
をバランスよく行うことができる。

【００１９】また、この実施例のように交換皿４０には
化粧料を収納する凹所４１のみならず筆等の化粧具を収
納する凹所４２が一体に設けられており、化粧料のみな
らず化粧具も一緒に交換することができる。

【００２０】なお、本実施例では、係合箇所２５，３
０，５０，５１をそれぞれ容器本体２０の前後方向に形
成しているが、この係合箇所２５，３０，５０，５１は
交換皿４０の前方への摺動で外れる構成とすれば、容器
本体２０の左右方向に形成してもよい。

【００２１】図９ないし図１２は、本発明の第２実施例
に係る化粧料容器を示す。この実施例では、容器本体２
０ａの上面に、交換皿４０ａを収納する凹部２３ａが形
成され、この凹部２３ａを画成し、かつ容器本体２０ａ
の周壁を構成する前壁２４ａの両端部内面後方に、空隙
３５を有して立片３６，３６が立設されている。そし
て、立片３６の内面には、第１の係合突部３７，３７が
形成され、その上方部は傾斜面となっている。また、容
器本体２０ａの凹部２３ａを画成し、かつ容器本体２０
ａの周壁を構成する後壁２９ａの中央部内面には、係合
手段を構成する第２の係合溝３８が形成され、その下方
部は傾斜面となっている。

【００２２】一方、交換皿４０ａの鍔部４３ａの前端両
端部下方には、可撓片５５，５５が垂下形成されてい
る。この可撓片５５は、図１１および図１２に示される
ように、交換皿４０ａの略中央部から垂下し、さらにそ
れぞれ両側部に向かって左右方向に延出した略Ｌ字状の
板体で、空隙５６を介して内方へ可撓変形可能になって
いる。そして、可撓片５５の先端部下方外面には、容器
本体２０ａの第１の係合突部３７，３７と係合する第２
の係合突部５７，５７が形成され、その下方部は傾斜面
となっている。さらに、交換皿４０ａの後端壁中央部外
面には、容器本体２０ａの第２の係合溝３８と係合し
て、係合手段を構成する第２の係合突条５８が形成さ
れ、その下方部は傾斜面となっている。さらにまた、鍔
部４３ａの後端部の切欠凹所４５ａの中央部には、後方
に突出する押圧部４６ａが形成されている。

【００２３】上記のような構成の交換皿４０ａを水平に
容器本体２０ａの凹部２３ａ内に上方から押し込むと、
交換皿４０ａの可撓片５５が空隙５６を介して若干内方
に可撓変形し、可撓片５５の第２の係合突部５７は、傾
斜面を介して容器本体２０ａの第１の係合突部３７と係
合し、同時に交換皿４０ａの後端壁中央部外面の第２の
係合突条５８は、傾斜面を介して容器本体２０ａの第２
の係合溝３８と係合し、これにより交換皿４０ａは可撓
片５５により後方向に付勢された状態で凹部２３ａ内に
固定される。

【００２４】一方、上記のように固定された交換皿４０
ａを外す場合は、蓋体１０ａを開放して、鍔部４３ａの
押圧部４６ａを容器本体２０ａの切欠凹所４５ａの外方
から前方へ水平に押圧すると、交換皿４０ａの可撓片５
５が立片３６の第１の係合突部３７に圧接し、空隙５６
により内方に可撓変形することにより交換皿４０ａが前
方へ摺動し、これにより交換皿４０ａの後端壁の第２の
係合突条５８が容器本体２０ａの第２の係合溝３８から
離脱して、両者の係合が解除する。そしてさらに、交換
皿４０ａの第２の係合突部５７を、容器本体２０ａの第
１の係合突部３７から離脱させることができて、交換皿
４０ａは後方上方部へ抜き出される。そして、これによ
り化粧料を収納する複数の凹所４１ａおよび筆等の化粧
具を収納する凹所４２ａが形成された交換皿４０ａは容
器本体２０ａから離脱されることとなる。なお、その他
の構成並びに作用は上記第１実施例の場合と同様であ
る。

【００２５】

【発明の効果】以上のように、本発明に係る化粧料容器
では、容器本体と蓋体とをそれぞれの後端縁部で開閉自
在に連結してなる化粧料容器において、容器本体に摺動
自在に装着された交換皿と、交換皿と容器本体との間に
形成され、交換皿を、その摺動を許容しつつ容器本体内
に上下方向に係合させる係合手段と、交換皿の摺動方向
前端部に一体的に形成され、容器本体側に圧接されて交
換皿を摺動方向後方へ付勢するとともに交換皿の前方へ
の摺動で弾性変形される弾性変形部とを備えたことを特
徴とするので、容器本体と交換皿との係合を解除する際
には、蓋体を開放した後、交換皿を摺動するだけで、弾
性変形部が変形し、係合手段を容易に解除することがで
き、交換皿の優れた脱着性を確保することができる。

【００２６】一方、装着する際には交換皿を上方から挿
入するだけで、弾性変形部が弾性変形し、この弾性変形
の復元に伴う付勢作用と係合手段とにより交換皿を容器
本体内に確実に係合保持でき、衝撃によって交換皿が偶
発的に外れたりするおそれがない。

【００２７】このように、本発明では、交換皿の装着お
よび離脱をバランスよく行うことができ、容器本体と交
換皿との係合および解除のための別部品が不要であり、
従って構造が簡単で製造性が良く、低コストで生産する
ことができる。

【００２８】また、容器本体と交換皿との間に無駄な空
隙も極力排することができるので、スペースを有効に活
用できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例に係る化粧料容器の要部分
解斜視断面図である。

【図２】本発明の第１実施例に係る化粧料容器の縦断面
図である。

【図３】本発明の第１実施例に係る化粧料容器の要部縦
断面図である。

【図４】本発明の第１実施例に係る化粧料容器の蓋体を
開いた状態の上面図である。

【図５】本発明の第１実施例に係る化粧料容器の蓋体を
開いた状態の縦断面図である。

【図６】本発明の第１実施例に係る化粧料容器の交換皿
の上面図である。

【図７】本発明の第１実施例に係る化粧料容器の交換皿
の正面図である。

【図８】本発明の第１実施例に係る化粧料容器の交換皿
の押圧部を押圧した状態を示す縦断面図である。

【図９】本発明の第２実施例に係る化粧料容器の蓋体を
開いた状態の上面図である。

【図１０】本発明の第２実施例に係る化粧料容器の蓋体
を開いた状態の縦断面図である。

【図１１】本発明の第２実施例に係る化粧料容器の交換
皿の正面図である。

【図１２】本発明の第２実施例に係る化粧料容器の交換
皿の底面図である。

【符号の説明】

１０，１０ａ 蓋体 ２０，２０ａ 容器
本体 ２３，２３ａ 凹部 ４０，４０ａ 交換
皿 ４７，５５ 可撓片 ４９，５６ 空隙 ４６，４６ａ 押圧部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 容器本体と蓋体とをそれぞれの後端縁部
   で開閉自在に連結してなる化粧料容器において、該容器
   本体に摺動自在に装着された交換皿と、該交換皿と該容
   器本体との間に形成され、該交換皿を、その摺動を許容
   しつつ該容器本体内に上下方向に係合させる係合手段
   と、該交換皿の摺動方向前端部に一体的に形成され、該
   容器本体側に圧接されて該交換皿を摺動方向後方へ付勢
   するとともに該交換皿の前方への摺動で弾性変形される
   弾性変形部とを備えたことを特徴とする化粧料容器。