JPH08164018A - 化粧料容器 - Google Patents

化粧料容器

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JPH08164018A
JPH08164018A JP30921894A JP30921894A JPH08164018A JP H08164018 A JPH08164018 A JP H08164018A JP 30921894 A JP30921894 A JP 30921894A JP 30921894 A JP30921894 A JP 30921894A JP H08164018 A JPH08164018 A JP H08164018A
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Yukitomo Yuzuhara
幸知 柚原
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】容器本体内に化粧料および化粧具を収納する交
換皿を容易にかつ確実に装着することができ、容器本体
と交換皿との係合を解除するための別途の組付部品が不
要で、低コストでかつスペースを有効に活用できる化粧
料容器を提供する。 【構成】容器本体20内に摺動空間27を空けて摺動自
在に装着された交換皿40と、交換皿40と容器本体2
0との間に形成され、交換皿40を、その摺動を許容し
つつ容器本体20内に上下方向に係合させる第2の係合
溝33および第2の係合突条48と、容器本体20に、
底部25から摺動空間27に向かって延出させて一体的
に形成され、交換皿40に圧接して交換皿40を摺動方
向反対側へ付勢しつつ交換皿40の摺動で弾性変形され
る可撓片26とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧料容器に関するも
ので、より具体的には、容器本体と蓋体とをそれぞれの
後端縁部で開閉自在に連結してなる化粧料容器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の化粧料容器においては、
化粧料を充填した化粧皿を容器本体内に着脱自在に収納
固定するために、実開平2−1010号公報に示される
ような容器が公知となっている。この公知のコンパクト
ケースでは、器体と蓋体とが蝶番により開閉自在に蝶着
され、器体内に収納凹所が形成され、ここに化粧料を収
納した化粧料カートリッジが係合されている。この化粧
料カートリッジの前端部には、支持片が前方に突出して
形成され、一方、後端部には、保持片が下方に垂下して
形成され、それぞれ収納凹所に係合可能になっている。
また、器体内の化粧料カートリッジの後方部にはリフィ
ールボタンが上下動自在に形成されている。このリフィ
ールボタンの上端部には、押上片が立設されており、リ
フィールボタンを器体内に装着した状態では、押圧部が
容器本体の下面から露出した状態で、押上片の上端部は
化粧皿の保持片の下端部に当接している。そして、器体
の下面からリフィールボタンを上方に押圧すると押上片
の上端部が保持片の下端部を押上げ、これにより器体と
化粧料カートリッジの保持片との係合が解除され、さら
に化粧料カートリッジの前端部の支持片との係合も解除
され、器体から化粧料カートリッジを取り出すことがで
きるようになっている。
【0003】また、実開平3−119312号公報に示
されるようなコンパクト容器では、コンパクト基台と蓋
体とが蝶番により開閉自在に蝶着され、コンパクト基台
内に収納凹所が形成され、ここに化粧料を充填した取り
替え可能な中皿が係合している。コンパクト基台内には
ガイド部が設けられ、このガイド部に沿って押しボタン
部が上下動自在に設けられている。押しボタン部は、コ
ンパクト基台の上端部から底部付近まで下方に延出し、
さらに屈曲部を介してその先端部上面が中皿の下面に当
接し、押し上げアームを形成している。また、コンパク
ト基台の底面には段部が設けられ、押しボタン部を押し
下げた時、この段部の上面に押し上げアームの中程が当
接するようになっている。さらに、中皿の外周面には係
合突部が形成され、一方、押し上げアームの上面には突
片が立設され、その先端部には中皿の係合突部と係合可
能な係合突部が形成されている。そして、押しボタン部
を上方から押し下げると、押し上げアームの中程が段部
に当接し、屈曲部を介して先端部が上昇して中皿の底部
を押上げ、これにより突片が外方に撓んでコンパクト基
台と中皿との係合が解除され、中皿を取り出すことがで
きるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
上記従来の化粧料容器にあっては、器体やコンパクト基
台と、取り替え用の化粧料カートリッジや中皿との係合
を解除するために、リフィールボタンや押しボタン部な
どの部品が別に必要であり、構造が複雑であるととも
に、部品点数が多く、組付工程も複雑で、コストも高く
なるといった問題点があった。
【0005】また、従来の化粧料カートリッジや中皿
は、係合を解除する構造を形成するために器体やコンパ
クト基台と化粧料カートリッジや中皿との間に比較的広
い空隙を設けなければならず、化粧料容器の大型化ある
いは化粧料カートリッジや中皿を小さくしなければなら
ないという問題があった。
【0006】本発明は係る従来の問題に鑑みてなされた
もので、その目的は、容器本体内に交換皿を容易にかつ
確実に装着することができ、一方、衝撃によって交換皿
が偶発的に外れたりするおそれがない化粧料容器を提供
することにある。さらに、容器本体と交換皿との係合を
解除するための別途の組付部品が不要で、従って低コス
トで製造性がよく、また、無駄な空隙を極力排し、スペ
ースを有効に活用できる化粧料容器を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明に係る化粧料容器では、容器本体と蓋体とを
それぞれの後端縁部で開閉自在に連結してなる化粧料容
器において、容器本体内に摺動空間を空けて摺動自在に
装着された交換皿と、交換皿と容器本体との間に形成さ
れ、交換皿を、その摺動を許容しつつ容器本体内に上下
方向に係合させる係合手段と、容器本体に、その底部か
ら摺動空間に向かって延出させて一体的に形成され、交
換皿に圧接して交換皿を摺動方向反対側へ付勢しつつ交
換皿の摺動で弾性変形される弾性変形部とを備えたこと
を特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の作用について説明すると、容器本体内
に摺動自在に装着される交換皿は、容器本体に一体的に
形成した弾性変形部の作用で摺動方向反対側に付勢され
るとともに、この交換皿と容器本体との間に形成した係
合手段により容器本体に対して係合され、これらの相互
作用によって交換皿は容器本体内に保持される。そし
て、蓋体を開放した状態で交換皿を摺動させると、この
摺動は容器本体の弾性変形部の弾性変形によって許容さ
れ、この交換皿の摺動操作で係合手段が解除されること
となり、交換皿を容器本体から取り出して、新しい交換
皿と取り換えることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図に基づいて
詳細に説明する。図1ないし図4は、本発明の第1実施
例に係る化粧料容器を示す。本実施例は基本的には、容
器本体20と蓋体10とをそれぞれの後端縁部で開閉自
在に連結してなる化粧料容器において、容器本体20内
に摺動空間27を空けて摺動自在に装着された交換皿4
0と、交換皿40と容器本体20との間に形成され、交
換皿40を、その摺動を許容しつつ容器本体20内に上
下方向に係合させる係合手段としての第2の係合溝33
および第2の係合突条48と、容器本体20に、その底
部25から摺動空間27に向かって延出させて一体的に
形成され、交換皿40に圧接して交換皿40を摺動方向
反対側へ付勢しつつ交換皿40の摺動で弾性変形される
弾性変形部としての可撓片26とを備えて構成されてい
る。
【0010】本実施例の化粧料容器は、図1および図2
に示されるように蓋体10,容器本体20および交換皿
40より構成されている。蓋体10は、容器本体20と
それぞれの後端縁部で蝶番ピン16によって開閉自在に
枢着されている。蓋体10の内面には鏡11が接着さ
れ、前端縁部には爪片12が垂下形成されている。ま
た、爪片12の下端内面には、第1の係合突起13が一
体的に形成されている。さらに、蓋体10の後方中央部
にはブロック体14が垂下形成され、ブロック体14の
両側面には蝶番ピン挿通孔15が穿設されている。
【0011】容器本体20の前端部には切欠凹所21が
形成され、その奥面には蓋体10の第1の係合突起13
と係合可能な第2の係合突起22が形成されている。ま
た、容器本体20の上面には、交換皿40を収納する凹
部23が形成され、この凹部23を画成し、かつ容器本
体20の周壁を構成する前壁24の中央部内面は、内方
に突出して形成されている。
【0012】また、容器本体20の前壁24内方の中央
部底部25は、図3に示されるように、門形に切欠さ
れ、その内部には前方向に向かって、さらに上方向に向
かって屈曲した断面略L字状の可撓片26が延長して形
成されている。この可撓片26の先端部内面には第1の
係合突部28が形成されている。
【0013】さらに、容器本体20の後端中央部には、
切欠凹所29が形成され、その両側端が蝶番片30,3
0となっている。この蝶番片30,30には、蝶番ピン
挿通孔31,31が穿設され、蝶番ピン16によって蓋
体10と開閉自在に蝶着されている。
【0014】さらにまた、凹部23を画成し、かつ容器
本体20の周壁を構成する後壁32の両端部内面には、
係合手段を構成する第2の係合溝33,33が形成さ
れ、その下方部は傾斜面となっている。
【0015】交換皿40は、容器本体20の凹部23内
に収納可能な幅で、前後方向の長さは凹部23より短く
形成され、上面に化粧料を収納する複数の凹所41,4
1および筆等の化粧具を収納する凹所42が形成されて
いる。また、交換皿40の周壁上端部には、これより外
方に向かって水平に延出させて、鍔部43が一体的に形
成され、その端部は容器本体20の凹部23の周壁上端
部を覆っている。さらに、この鍔部43の前端中央部に
は容器本体20の切欠凹所21に対応する切欠凹所44
が形成され、後端中央部には容器本体20の切欠凹所2
9に対応する切欠凹所45が形成されている。さらにま
た、切欠凹所45の中央部は、後方に突出する押圧部4
6が形成されている。
【0016】また、交換皿40の前端壁外面中央部に
は、可撓片26に形成された第1の係合突部28と係合
する第1の係合溝47が形成されている。さらに、交換
皿40の後端壁両端部外面には、容器本体20の第2の
係合溝33,33と係合して、係合手段を構成する第2
の係合突条48,48が形成され、その下方部は傾斜面
となっている。
【0017】上記のような構成の交換皿40を略水平に
容器本体20の凹部23内に上方から押し込むと、容器
本体20の可撓片26の第1の係合突部28が交換皿4
0の前端底部に当接し、可撓片26は若干外方に可撓変
形して、第1の係合突部28が交換皿40の第1の係合
溝47と係合する。同時に、交換皿40の後端壁両端部
外面の第2の係合突条48,48は、その下方部に形成
された傾斜面を介して、容器本体20の第2の係合溝3
3,33と係合し、これにより、交換皿40は可撓片2
6により後方向に付勢された状態で凹部23内に固定さ
れる。この際、凹部23内壁24と交換40の前端壁と
の間には摺動空間27が形成されている。
【0018】上記のようにして交換皿40を容器本体2
0に組み付けた後、容器本体20と枢着された蓋体10
を閉じると、蓋体10の第1の係合突起13と容器本体
20の第2の係合突起22とが係合し、蓋体10は図2
に示す閉止位置を占める。この際、蓋体10のブロック
体14の内面と凹部23後壁32の切欠凹所29との間
には空間Aが形成され、押圧部46はこの空間A内に、
その先端部がブロック体14の内面に近接した状態で延
長されて、交換皿40を前方へ押すことができるように
なっている。そして化粧料を収納する複数の凹所41お
よび筆等の化粧具を収納する凹所42が形成された交換
皿40は凹部23内に確実に収納固定される。
【0019】一方、上記のように固定された交換皿40
を外す場合は、図4に示すように、蓋体10を開放し
て、交換皿40の押圧部46を容器本体20の後壁32
の外方から前方へ水平に押圧すると、可撓片26の先端
部が外方に可撓変形し、交換皿40の後端壁の第2の係
合突条48が容器本体20の第2の係合溝33から離脱
して係合が解除する。そしてさらに、交換皿40の第1
の係合溝47から可撓片26の第1の係合突部28を離
脱させることができて、交換皿40は後方上方部へ抜き
出される。そして、これにより化粧料を収納する複数の
凹所41および筆等の化粧具を収納する凹所42が形成
された交換皿40は容器本体20から離脱されることと
なる。
【0020】このように、本実施例の化粧料容器によれ
ば、容器本体20と交換皿40との係合および解除のた
めの別部品が不要であり、従って構造が簡単で製造性が
良く、低コストで生産することができる。
【0021】そして、容器本体20と交換皿40との係
合を解除する際には、蓋体10を開放した後、交換皿4
0の押圧部46を容器本体20の後壁25の外方から前
方へ水平に押圧するだけで、可撓片26の先端部が外方
に可撓変形し、交換皿40を容易に解除することがで
き、優れた脱着性を確保することができる。一方、装着
する際には新しい化粧料や筆等の化粧具を収納した交換
皿40を上方から挿入するだけで、可撓片26の先端部
が外方に可撓変形し、その後この可撓片26の付勢作用
で交換皿40の第2の係合突条48と容器本体20の第
2の係合溝33とが確実に係合し、衝撃によって交換皿
40が偶発的に外れたりするおそれがない。このよう
に、本実施例では、交換皿40の装着および離脱をバラ
ンスよく行うことができる。
【0022】また、この実施例のように交換皿40には
化粧料を収納する凹所41のみならず筆等の化粧具を収
納する凹所42が一体に設けられており、化粧料のみな
らず化粧具も一緒に交換することができる。
【0023】なお、本実施例では、係合箇所28,3
3,47,48をそれぞれ容器本体20の前後方向に形
成しているが、この係合箇所28,33,47,48は
交換皿40の前方への摺動で外れる構成とすれば、容器
本体20の左右方向に形成してもよい。
【0024】図5は、本発明の第2実施例に係る化粧料
容器を示す。この実施例では、蓋体10aの前端部内面
角部にストッパ17が突出形成され、蓋体10aを閉止
した際に交換皿40aの鍔部43aの前端中央部に形成
された切欠凹所44aの前端部に当接し、蓋体10aの
閉止状態で交換皿40aが前方にずれるのを防止してい
る。なお、その他の構成並びに作用は上記第1実施例の
場合と同様である。
【0025】図6ないし図9は、本発明の第3実施例に
係る化粧料容器を示す。この実施例では、容器本体20
bの上面に、容器本体20bの前方への摺動空間27b
を空けて、交換皿40bを収納する凹部23bが形成さ
れている。また、容器本体20bの前壁24b内方の底
部25bの両側部には、図6および図7に示されるよう
に、矩形の貫通孔35,35が形成され、これら貫通孔
35には容器本体20の中心部側から両端に向かって、
かつ摺動空間27b内に突出させて板状の可撓片36,
36が形成されている。この可撓片36は、連結部37
を支点として貫通孔35の前壁側との間に空間38を介
して前方に可撓変形可能で、その上端部内面には第1の
係合突部39が形成され、その上方部は傾斜面となって
いる。
【0026】一方、交換皿40bの鍔部43bの前端両
端部側下方には、爪片50,50が垂下形成されてい
る。この爪片50の先端部下方外面には、容器本体20
bの第1の係合突部39,39と係合する第2の係合突
部51,51が形成され、その下方部は傾斜面となって
いる。
【0027】上記のような構成の交換皿40bを略水平
に容器本体20bの凹部23b内に上方から押し込む
と、交換皿40bの爪片50は容器本体20bの前壁2
4b内方の底部25bの可撓片36と当接し、容器本体
20bの可撓片36は空間38内に若干可撓変形し、爪
片50の第2の係合突部51は、傾斜面を介して、第1
の係合突部39と係合する。同時に交換皿40bの後端
壁中央部外面の第2の係合突条48bは、傾斜面を介し
て、容器本体20bの第2の係合溝33bと係合し、こ
れにより、交換皿40bは可撓片36により後方向に付
勢された状態で凹部23b内に固定される。
【0028】一方、上記のように固定された交換皿40
bを外す場合は、図8および図9に示されるように、蓋
体10bを開放して、鍔部43bの押圧部46bを容器
本体20bの切欠凹所45bの外方から前方へ水平に押
圧すると、交換皿40bの爪片50の第2の係合突部5
1が可撓片36の第1の係合突部39に圧接し、可撓片
36は連結部37を支点として空間38内に可撓変形
し、これにより交換皿40bの後端壁の第2の係合突条
48bが容器本体20bの第2の係合溝33bから離脱
して、両者の係合が解除する。さらに、爪片50の第2
の係合突部51を、容器本体20bの第1の係合突部3
9から離脱させることができて、交換皿40bは後方上
方部へ抜き出される。そして、これにより化粧料を収納
する複数の凹所41bおよび筆等の化粧具を収納する凹
所42bが形成された交換皿40bは容器本体20bか
ら離脱されることとなる。なお、その他の構成並びに作
用は上記第1実施例の場合と同様である。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る化粧料容器
では、容器本体と蓋体とをそれぞれの後端縁部で開閉自
在に連結してなる化粧料容器において、容器本体内に摺
動空間を空けて摺動自在に装着された交換皿と、交換皿
と容器本体との間に形成され、交換皿を、その摺動を許
容しつつ容器本体内に上下方向に係合させる係合手段
と、容器本体に、その底部から摺動空間に向かって延出
させて一体的に形成され、交換皿に圧接して交換皿を摺
動方向反対側へ付勢しつつ交換皿の摺動で弾性変形され
る弾性変形部とを備えたことを特徴とするので、容器本
体と交換皿との係合を解除する際には、蓋体を開放した
後、交換皿を摺動するだけで、弾性変形部が変形し、係
合手段を容易に解除することができ、交換皿の優れた脱
着性を確保することができる。
【0030】一方、装着する際には交換皿を上方から挿
入するだけで、弾性変形部が弾性変形し、この弾性変形
の復元に伴う付勢作用と係合手段とにより交換皿を容器
本体内に確実に係合保持でき、衝撃によって交換皿が偶
発的に外れたりするおそれがない。
【0031】このように、本発明では、交換皿の装着お
よび離脱をバランスよく行うことができ、容器本体と交
換皿との係合および解除のための別部品が不要であり、
従って構造が簡単で製造性が良く、低コストで生産する
ことができる。
【0032】また、容器本体と交換皿との間に無駄な空
隙も極力排することができるので、スペースを有効に活
用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る化粧料容器の要部分
解斜視断面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る化粧料容器の縦断面
図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る化粧料容器の底面図
である。
【図4】本発明の第1実施例に係る化粧料容器の交換皿
の押圧部を押圧した状態を示す縦断面図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る化粧料容器の要部縦
断面図である。
【図6】本発明の第3実施例に係る化粧料容器の蓋体を
開いた状態の縦断面図である。
【図7】本発明の第3実施例に係る化粧料容器の底面図
である。
【図8】本発明の第3実施例に係る化粧料容器の交換皿
の押圧部を押圧した状態を示す要部縦断面図である。
【図9】本発明の第3実施例に係る化粧料容器の交換皿
の押圧部を押圧した状態を示す要部底面図である。
【符号の説明】
10,10a 蓋体 20,20a,20b 容器本体 23,23a,23b 凹部 26,36 可撓片 27,27a,27b 摺動空間 40,40a,40b 交換皿

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体と蓋体とをそれぞれの後端縁部
    で開閉自在に連結してなる化粧料容器において、該容器
    本体内に摺動空間を空けて摺動自在に装着された交換皿
    と、該交換皿と該容器本体との間に形成され、該交換皿
    を、その摺動を許容しつつ該容器本体内に上下方向に係
    合させる係合手段と、該容器本体に、その底部から該摺
    動空間に向かって延出させて一体的に形成され、該交換
    皿に圧接して該交換皿を摺動方向反対側へ付勢しつつ該
    交換皿の摺動で弾性変形される弾性変形部とを備えたこ
    とを特徴とする化粧料容器。
JP30921894A 1994-12-13 1994-12-13 化粧料容器 Expired - Lifetime JP3633976B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006246926A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Key Tranding Co Ltd 容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006246926A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Key Tranding Co Ltd 容器

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