JPH08163900A - 誘導モータ制御装置 - Google Patents

誘導モータ制御装置

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JPH08163900A
JPH08163900A JP6300701A JP30070194A JPH08163900A JP H08163900 A JPH08163900 A JP H08163900A JP 6300701 A JP6300701 A JP 6300701A JP 30070194 A JP30070194 A JP 30070194A JP H08163900 A JPH08163900 A JP H08163900A
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JP
Japan
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magnetic flux
torque
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value
target
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Pending
Application number
JP6300701A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Kitajima
康彦 北島
Yasutake Ishikawa
泰毅 石川
Yoshinori Yamamura
吉典 山村
Kazuma Okura
一真 大蔵
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】励磁電流を制限するリミッタを設け、励磁電流
の上限値を制限した場合でも出力トルクをトルク指令値
に一致させる正しいベクトル制御を行なうことの出来る
誘導モータ制御装置を提供する。 【構成】励磁電流リミッタ部14によって上限値を制限
された最終的な励磁電流指令値iφ*から誘導モータに
生じる磁束を推定する磁束推定部20を設け、トルク電
流指令値iTn*とすべり周波数ωseの演算を、上記磁束
推定部20で推定した推定磁束φd*を用いて行なうよう
に構成したことにより、磁束目標値φdn*から演算され
た励磁電流指令値iφn*が励磁電流リミッタ部14の上
限値より大きくなって、上限値に抑えられた場合におい
ても、常にベクトル制御が成立し、トルク指令値と出力
トルクを常に一致させるように制御することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気自動車等に用い
られる誘導モータの制御装置に関し、特に、その高効率
駆動制御技術において、電流リミッタで電流が制限され
た場合でもベクトル制御を成立させることのできる制御
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術の問題点を明らかにするため、
まず、公知である誘導機のベクトル制御について説明す
る。誘導モータに印加される電源角速度で回転する直交
座標系(γ−δ座標)を考え誘導モータの回路方程式を
記述すると下記(数1)式に示すようになる。
【0003】
【数1】
【0004】なお、上記(数1)式を含めて本明細書で
は、下記の符号はそれぞれ下記の内容を表すものとす
る。 iγs:γ軸固定子電流(励磁電流) iδs:δ軸固定
子電流(トルク電流) φγr:γ軸回転子磁束(2次磁束) φδr:δ軸回転
子磁束 νγs:γ軸固定子電圧 νδs:δ軸固定
子電圧 Rs:固定子抵抗 Rr:回転子抵抗 Ls:固定子自己インダクタンス Lr:回転子自己
インダクタンス M :固定子と回転子間の相互インダクタンス ω :電源周波数 ωre:回転子角速
度(電気角) p :微分演算子 P :極対数 σ=1−M2/Lsr また、出力トルクTeは下記(数2)式で示される。
【0005】
【数2】
【0006】また、ベクトル制御では、すべり周波数ω
seを下記(数3)式のように制御する。
【0007】
【数3】
【0008】この場合には、(数2)式においてφδr
=0となる。従って(数2)式は、下記(数4)式とな
る。
【0009】
【数4】
【0010】すなわち、(数3)式に従ってすべり周波
数ωseを制御すれば、(数4)式のように、誘導モータ
の出力トルクTeはトルク電流(δ軸固定子電流)iδs
と2次磁束(γ軸回転子磁束)φγrとの積に比例する
ことになる。ところで、通常用いられるベクトル制御
は、2次磁束φγrを一定に保つように制御する。これ
は、2次磁束φγrが下記(数5)式に示すようになる
からである。
【0011】
【数5】
【0012】つまり、応答性の悪い2次磁束φγrを一
定に保ち、応答遅れのないトルク電流iδsを変化させ
ることで高速なトルク制御を実現するためである。しか
し、近年、2次磁束φγrを可変とする制御の報告が見
られる。これは、モータの駆動効率改善の観点から、出
力トルクや回転数等に応じて2次磁束の値を変化させる
制御が有効だからである。(数5)式を変形すると、下
記(数6)式のようになる。
【0013】
【数6】
【0014】つまり、2次磁束φγrを変化させるため
には、(数6)式の第2項に示す過渡電流を流す必要が
生じる。そのため2次磁束φγrの応答性を変化させる
と、励磁電流(γ軸固定子電流)iγsの値を大きく変
化させる必要が生じる。しかし、直流電源の電力を交流
電力に変換するインバータには出力の限界があるので、
該インバータのドライブ回路を保護するため、過度に大
きい電流を流さないように電流の上限値を抑える電流リ
ミッタを設けることが考えられる。
【0015】図6は、本出願人の先行出願(特願平5−
166998号:未公開)に記載した効率と応答性を両
立させる磁束可変型のベクトル制御装置に、電流リミッ
タを付加した装置(ベクトル制御演算ブロックのみを示
す)のブロック図である。図6において、定常損失最小
磁束演算部11は外部から与えられたトルク指令値Te*
において誘導モータの定常損失を最小とする回転子磁束
φLmを演算するブロック、目標磁束演算部12は上記定
常損失最小磁束φLmを入力し、ローパス特性を有する伝
達関数に基づいて2次磁束の目標値(目標磁束φdn*)
を演算するブロック、励磁電流指令値演算部13は上記
目標磁束φdn*を発生させるための励磁電流指令値iφn
*を演算するブロック、励磁電流リミッタ部14は励磁
電流指令値iφn*の正負の上限値を制限するブロック
(iφ*は制限後の励磁電流指令値)、目標トルク演算
部15は上記トルク指令値Te*から所定の伝達特性に基
づいて誘導モータの目標トルクTd*を演算するブロッ
ク、トルク電流指令値演算部16は目標トルクTd*と目
標磁束φdn*からトルク電流指令値iTn*を演算するブロ
ック、トルク電流リミッタ部17はトルク電流指令値i
Tn*の正負の上限値を設定するブロック(iT*は制限後
のトルク電流指令値)、すべり周波数演算部18は目標
磁束φdn*と制限後のトルク電流指令値iT*とによって
すべり周波数ωs eを演算するブロックである。なお、モ
ータ回転数演算部19はモータ回転速度ωm(機械角)
にモータの極対数Pを乗じることによってモータ回転子
の角速度ωre(電気角)を演算するブロックであり、こ
の角速度ωreと上記のすべり周波数ωseとを加算するこ
とによって電源周波数ωを算出する。以上の構成が磁束
可変型のベクトル制御演算ブロックの構成である。
【0016】誘導モータのベクトル制御システム全体の
構成は、図2に示すように、ベクトル制御演算ブロック
1、座標変換電流制御ブロック2、PWMインバータ
3、誘導モータ4、エンコーダ5および直流電源6(例
えば車載のバッテリ)からなるが、上記図6の磁束可変
型ベクトル制御演算ブロックは図2のベクトル制御演算
ブロック1の部分に相当する。そして座標変換電流制御
ブロック2では、上記の制限後の励磁電流指令値i
φ*、制限後のトルク電流指令値iT*、電源周波数ωお
よび誘導モータ4に流れている相電流iu、ivから電圧
指令値vu*、vv*、vw*を演算する。また、PWMイン
バータ3は直流電源6から供給される電圧をPWM(パ
ルス幅変調)し、誘導モータ4に3相交流電力(相電流
u、iv、iw)を印加する。また、エンコーダ5はモ
ータ回転数ωm(機械角)を検出する速度センサであ
る。以上のようなシステムで、ベクトル制御演算ブロッ
ク1の指令に追従する電流が誘導モータ4に流れるよう
に制御されることにより、トルク指令値Te*に従ったト
ルクを誘導モータが出力するように制御することが出来
る。したがって、トルク指令値Te*に正しく出力トルク
を追従させるためには、励磁電流指令値iφ*、トルク
電流指令値iT*および電源周波数ωを正しく演算しなけ
ればならない。
【0017】以下、上記の演算方法を図6に戻って説明
する。励磁電流指令値iφ*、トルク電流指令値iT*お
よび電源周波数ωは次のようにして求める。まず、励磁
電流指令値iφ*の演算においては、下記(数7)式に
よって制限前の励磁電流指令値iφn*を求め、さらに励
磁電流リミッタ部14で上限値iφmax以下に抑えるこ
とにより、制限後の励磁電流指令値iφ*を演算する。
【0018】
【数7】
【0019】次に、トルク電流指令値iT*の演算におい
ては、下記(数8)式によって制限前のトルク電流指令
値iTn*を求め、さらにトルク電流リミッタ部17で上
限値iTmax以下に抑えることにより、制限後のトルク電
流指令値iT*を演算する。
【0020】
【数8】
【0021】また、電源周波数ωの演算においては、下
記(数9)式によってモータの角速度ωseを求め、次に
下記(数10)式によって電源周波数ωを求める。
【0022】
【数9】
【0023】
【数10】
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のような
方法では次のような問題点がある。すなわち、トルク電
流指令値の演算およびすべり周波数の演算には、目標磁
束φdn*を用いるが、この目標磁束から算出した励磁電
流指令値iφn*が励磁電流リミッタ部14の上限値i
φmaxよりも大きい場合には、最終的に出力する励磁電
流指令値iφ*の値が上記リミッタの上限値iφmaxで抑
えられるため、誘導モータに生じる2次磁束φγrが目
標磁束φdn*とは異なってしまう。したがって、トルク
電流指令値およびすべり周波数は、実際に誘導モータに
生じる2次磁束とは異なる値を用いて演算を行なってし
まうことになり、ベクトル制御が成立しなくなってしま
う。そのため結果として、出力トルクTeはトルク指令
値Te*と異なってしまうという問題がある。
【0025】以下、図6を用いて具体的に説明する。ま
ず、励磁電流リミッタ部14によって上限値を制限する
前の励磁電流指令値iφn*と制限後の励磁電流指令値i
φ*を考える。励磁電流リミッタ部14の正負の上限値
をiφmax、−iφmaxとすれば、目標磁束φdn*から求
めた励磁電流指令値iφn*が、励磁電流リミッタ部14
によって上限値が抑えられてしまった場合、すなわち制
限前の励磁電流指令値iφn*と制限後の励磁電流指令値
φ*との関係が下記(数11)式、(数12)式に示
すようになった場合には、誘導モータの内部に発生する
実際の2次磁束φmは下記(数13)式に示すようにな
る。
【0026】
【数11】
【0027】
【数12】
【0028】
【数13】
【0029】一方、目標磁束φdn*は下記(数14)式
のように表すことが出来る。
【0030】
【数14】
【0031】したがって2次磁束φmと目標磁束φdn*と
は下記(数15)式のように異なった値となる。
【0032】
【数15】
【0033】また、上記の場合における実際のトルク電
流指令値iTn*は、下記(数16)式で求められる。
【0034】
【数16】
【0035】また、上記の場合における実際のすべり周
波数ωseは下記(数17)式で求められる。
【0036】
【数17】
【0037】上記(数15)式に示すように、φm≠φ
dn*であるから実際の誘導モータの2次磁束とは異なる
磁束の値を用いてトルク電流指令値iTn*とすべり周波
数ωseの演算を行なってしまうことになる。したがっ
て、前記(数3)式の関係を満たさなくなるため、ベク
トル制御を正しく行なうことが出来なくなり、結果とし
て、出力トルクTeがトルク指令値Te*と異なってしま
う。
【0038】本発明は、上記のごとく励磁電流を制限す
ることによって出力トルクTeがトルク指令値Te*と異
なってしまうという問題を解決するためになされたもの
であり、励磁電流のリミッタを設けた場合でも出力トル
クをトルク指令値に一致させる正しいベクトル制御を行
なうことの出来る誘導モータ制御装置を提供することを
目的とする。
【0039】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、特許請求の範囲に記載するよう
に構成している。すなわち、請求項1に記載の発明にお
いては、外部から与えられたトルク指令値を入力し、磁
束目標値を演算する磁束目標値演算手段と、上記磁束目
標値を得るための第1の励磁電流指令値を演算する励磁
電流指令値演算手段と、上記第1の励磁電流指令値の上
限値を設定する励磁電流リミッタ手段と、上記励磁電流
リミッタ手段によって制限された第2の励磁電流指令値
に応じて誘導モータに生じる磁束を推定する磁束推定手
段と、上記トルク指令値から所定の伝達特性に基づいて
誘導モータの目標トルクを演算する目標トルク演算手段
と、上記目標トルク演算手段で求めた目標トルクに応じ
た第1のトルク電流指令値を演算するトルク電流指令値
演算手段と、上記第1のトルク電流指令値の上限値を設
定するトルクリミッタ手段と、上記磁束推定手段による
推定磁束と上記トルクリミッタ手段で制限された第2の
トルク電流指令値からすべり周波数を演算するすべり周
波数演算手段と、上記第2の励磁電流指令値と上記第2
のトルク電流指令値と上記すべり周波数とに応じて上記
誘導モータを制御するモータ駆動手段と、を備えてい
る。上記の構成は、例えば、後記図1および図2の実施
例に相当し、モータ駆動手段以外の各構成要素はそれぞ
れ図1の下記の部分に相当し、それら全体で図2の磁束
可変ベクトル制御演算ブロック1の部分に相当する。す
なわち、磁束目標値演算手段は定常損失最小磁束演算部
11と目標磁束演算部12に、励磁電流指令値演算手段
は励磁電流指令値演算部13に、励磁電流リミッタ手段
は励磁電流リミッタ部14に、磁束推定手段は磁束推定
部20に、目標トルク演算手段は目標トルク演算部15
に、トルク電流指令値演算手段はトルク電流指令値演算
部16に、トルクリミッタ手段はトルク電流リミッタ部
17に、すべり周波数演算手段はすべり周波数演算部1
8に、それぞれ相当する。また、モータ駆動手段は、図
2の座標変換電流制御ブロック2およびPWMインバー
タ3の部分に相当する。
【0040】また、上記磁束目標値演算手段は、請求項
2に記載のように、与えられたトルク指令値において誘
導モータの定常損失を最小とする回転子磁束を演算する
定常損失最小磁束演算手段と、上記定常損失最小磁束を
入力し、ローパス特性を有する伝達関数に基づいて目標
磁束および目標磁束の一階微分値を演算する目標磁束演
算手段と、からなり、上記励磁電流指令値演算手段は、
上記上記目標磁束と目標磁束の一階微分値とに応じて上
記第1の励磁電流指令値を演算するものである。上記の
構成は、例えば後記図1の実施例に相当する。なお、上
記のように図1の実施例においては、磁束目標値演算手
段は定常損失最小磁束演算部11を備え、与えられたト
ルク指令値において定常損失を最小とする磁束を求める
ようにした場合を例示したが、磁束目標値演算手段は、
単に外部から与えられたトルク指令値を入力し、それに
対応した磁束目標値を演算するものでもよい。
【0041】また、請求項3に記載の発明においては、
上記目標磁束演算手段として、上記誘導モータの過渡損
失を最小とする過渡応答特性を有するフィルタを用いて
目標磁束演算を行なうものを示している。また、請求項
4に記載の発明においては、上記トルクリミッタにおけ
る上限値を、上記第2の励磁電流指令値と許容できる相
電流の最大値とに応じて設定するように構成している。
なお、この構成は、例えば後記図3の実施例に相当す
る。
【0042】
【作用】上記のように、本発明においては、励磁電流リ
ミッタ手段によって上限値を制限された最終的な励磁電
流指令値から誘導モータに生じる磁束(2次磁束)を推
定する磁束推定手段を新たに設け、トルク電流指令値と
すべり周波数の演算を、上記磁束推定手段によって推定
された推定磁束を用いて行なうように構成している。以
上の構成によれば、磁束目標値から演算された励磁電流
指令値が励磁電流リミッタ手段の上限値より大きくなっ
て、上限値に抑えられた場合においても、その制限され
た励磁電流指令値を用いて誘導モータの2次磁束を推定
して、その推定値を用いてトルク電流指令値やすべり周
波数を演算するので、常にベクトル制御が成立すること
になり、結果として、トルク指令値と出力トルクは常に
一致することになる。
【0043】また、請求項2に記載のように、与えられ
たトルク指令値において誘導モータの定常損失を最小と
する回転子磁束を演算する手段を設け、それとトルクの
レスポンスを決定する目標トルク演算手段とによって、
トルク応答性と磁束応答性を独立に可変できる制御系構
成としたものにおいては、定常的にはすべり周波数を損
失最小すべり周波数とし、過渡的には磁束応答をトルク
応答に応じた最適な値とするように制御することによっ
て、過渡損失を軽減することが出来るので、応答性を損
なうことなしに、過渡損失を減少させることが出来、か
つ定常時には従来と同様の最小損失で駆動することが出
来る。
【0044】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例を示すブロッ
ク図である。なお、図1に示した部分は、前記図2のベ
クトル制御演算ブロック1の部分である。図1におい
て、磁束推定部20以外の各構成要素は前記図6と同様
であるが、トルク電流指令値演算部16とすべり周波数
演算部19は、磁束推定部20で求めた推定磁束φd*を
用いて演算するようになっている点が異なる。磁束推定
部20は、励磁電流リミッタ部14から出力される励磁
電流指令値iφ*から誘導モータの2次磁束を推定し、
推定磁束φd*を出力する。そしてトルク電流指令値演算
部16は、目標トルクTd*と推定磁束φd*からトルク電
流指令値iTn*を演算する。このトルク電流指令値iTn*
はトルク電流リミッタ部17で正負の上限値を制限さ
れ、最終的なトルク電流指令値iT*として出力される。
また、すべり周波数演算部18では、推定磁束φd*と最
終的なトルク電流指令iT*とからすべり周波数ωseを演
算する。その他の動作は前記図6と同様である。
【0045】次に作用を説明する。トルク指令値Te*に
応じて定常損失最小磁束演算部11と目標磁束演算部1
2とで目標磁束φdn*とその1階微分値d/dt φdn*を演
算(詳細後述)し、励磁電流指令値演算部13では励磁
電流指令値iφn*を演算する。そして励磁電流リミッタ
部14では上記励磁電流指令値iφn*の上限値を制限す
る。磁束推定部20では、励磁電流リミッタ部14から
出力される最終的な励磁電流指令値iφ*から、前記
(数13)式を用いて2次磁束を推定し、その値を推定
磁束φd*とする。このように、実際に出力する励磁電流
指令値iφ*を用いて演算することにより、推定磁束φd
*と誘導モータに生じる2次磁束φmとは等しくなる。す
なわち、下記(数18)式が成立する。
【0046】
【数18】
【0047】次に、トルク電流指令値iTn*は、推定磁
束φd*を用いて下記(数19)式によって演算する。
【0048】
【数19】
【0049】また、すべり周波数ωseも、推定磁束φd*
を用いて下記(数20)式によって演算する。
【0050】
【数20】
【0051】上記のように、励磁電流指令値が制限さ
れ、目標磁束φdn*とモータに生じる2次磁束φm*とが
異ってしまった場合でも、実際に出力する励磁電流指令
値iφ*を用いて磁束を推定し、その推定磁束を用いて
トルク電流指令値とすべり周波数とを演算するように構
成しているので、常にベクトル制御が成立するように制
御することが出来、結果として、トルク指令値と出力ト
ルクとは一致することになる。
【0052】なお、図1においては、トルク電流リミッ
タ部17を設けてトルク電流指令値iTn*の上限値を制
限しているので、演算したトルク電流指令値iTn*がト
ルク電流リミッタ部17の上限値より大きい場合には、
最終的なトルク電流指令値iT*が制限前のトルク電流指
令値iTn*とは異ってしまう。しかし、すべり周波数ωs
eを(数20)式によって求めているので、このような
場合においてもベクトル制御は成立する。したがって、
出力トルクはトルク指令値より小さくなってしまうが、
ベクトル制御則からはずれてトルクが振動してしまうよ
うなことはない。以上、説明したように本実施例におい
ては、励磁電流が制限された場合においてもベクトル制
御が成立し、かつ、相電流が所定値以下となるように制
限することが出来る。
【0053】図4は上記第1の実施例の制御によってモ
ータを駆動した場合におけるシミュレーション結果を示
す特性図、図5は図6に示した先行発明の方法の制御に
よってモータを駆動した場合におけるシミュレーション
結果を示す特性図である。図4および図5から判るよう
に、本実施例による制御では、励磁電流が制限されてい
る場合でもトルク指令値に一致した出力トルクが得られ
ているが、先行出願の方法では、トルク指令値と出力ト
ルクが異ってしまっている。
【0054】次に、図3は、本発明の第2の実施例を示
すブロック図である。なお、図3に示す部分は、前記図
2のベクトル制御演算ブロック1の部分である。図3に
おいて、前記図1と異なる部分は、トルク電流上限値演
算部21を設け、トルク電流リミッタ部17における上
限値を、最終的な励磁電流指令値iφ*の値から演算で
求めるように構成した点である。すなわち、トルク電流
上限値演算部21では、最終的な励磁電流指令値iφ*
の値からトルク電流の上限値iTmaxを演算する。したが
ってトルク電流リミッタ部17における上限値±iTmax
の値は、上記の演算結果に応じて変化することになる。
上記の上限値は次のようにして設定する。すなわち、モ
ータに流れる相電流の振幅imagとトルク電流iTおよび
励磁電流iφの関係は下記(数21)式に示すようにな
る。
【0055】
【数21】
【0056】したがってトルク電流iTは下記(数2
2)式のように表すことが出来る。
【0057】
【数22】
【0058】前記図2のPWMインバータ3に用いられ
ているパワー素子を過電流から保護するためには、相電
流を許容値以下に制限することが有効である。すなわ
ち、許容し得る相電流の最大値をimagmax*とすれば、
トルク電流iTの上限値を下記(数23)式に示すよう
に設定すればよい。
【0059】
【数23】
【0060】図3においては、上記のトルク電流iT
上限値の演算をトルク電流上限値演算部21で行ない、
トルク電流リミッタ部17では、上記の求められた上限
値にトルク電流iTを制限する。
【0061】次に、定常損失最小磁束演算部11、目標
磁束演算部12および目標トルク演算部15における演
算について詳細に説明する。通常のベクトル制御は、回
転子磁束を一定(励磁電流を一定)とし、トルク電流の
みを変化させることによって、出力トルクのトルク電流
に対する線形性と速応性を得るものである。しかし、こ
のような回転子磁束を一定としたベクトル制御は、負荷
によらず一定の励磁電流を供給するため、一般的に軽負
荷において効率が悪化する。そのため、誘導モータの損
失として銅損を考え、これを最小とする条件を求める。
まず、図7に示すごときγ−δ座標モデル、すなわち誘
導モータのモデルとして良く知られた電源周波数で回転
するγ−δ座標モデルを用いることにする。図7におい
て、ベクトル制御が成立している場合、各軸の電流成分
と、回転子磁束φγrとの間には、下記(数24)式が
成立することが知られている。ただし、各電流成分i
γs、iδs、iγr、iδrにおいて、添字γ、δは各軸
成分、rは回転子、sは固定子を表わす。
【0062】
【数24】
【0063】一方、誘導モータの銅損Lcは、図7と上
記(数24)式から下記(数25)式に示すようにな
る。
【0064】
【数25】
【0065】ただし、Rs:固定子抵抗、K1、K2:モ
ータによって決まる定数 上記(数25)式において、定常状態を考えればφγr
の微分項d/dt φγrは0となるから、銅損Lcを最小と
するすべり周波数ωse-optは、dLc/dωse=0の条
件から、下記(数26)式で求めることができる。
【0066】
【数26】
【0067】したがって、すべり周波数ωseを(数2
6)式の値に保てば、銅損を最小とする駆動が可能とな
る。具体的には前記(数3)式より、すべり周波数を損
失最小すべり周波数ωse-optに保つためには、トルク電
流iT(前記数4式のiδs)と磁束φγrとの関係を下
記(数27)式に示すようにすればよいことが判る。
【0068】
【数27】
【0069】次に、ベクトル制御における出力トルクT
eを示す前記(数4)式に、上記(数27)式を代入し
てiT(=iδs)を消去すると、トルク指令値Te*と磁
束φγ rの関係は下記(数28)式で示すようになる。
【0070】
【数28】
【0071】したがって、トルク指令値Te*が入力され
た場合に、定常損失最小磁束φLmを(数28)式で導
き、トルク電流指令値iT*は(数19)式、励磁電流指
令値iγs*は(数6)式、すべり周波数ωseは(数1
7)式でそれぞれ演算することにより、定常的に銅損を
最小とする駆動が可能となる。このとき、すべり周波数
ωseは損失最小すべり周波数ωse-optに一致し、かつ出
力トルクTeはトルク指令値Te*に追従することにな
る。ところが、トルク指令値Te*がステップ状に変化し
た場合には、(数28)式から、定常損失最小磁束φLm
も同様にステップ状となる。そして(数6)式に示すよ
うに、励磁電流指令値iγs*の演算にはd/dt φγrが含
まれているため、ステップ状のトルク指令値変化が生じ
ると、励磁電流指令値iγs*は過渡的に大きな値とな
り、そのため過渡損失が増加する。以上の現象は、(数
25)式で、Lcがd/dt φγrの関数となっていること
からも判る。したがって、過渡損失についても考慮した
場合には、すべり周波数を損失最小すべり周波数ω
se-optに留めるのは効率の面からも得策とは言えない。
また、図2のPWMインバータ3に用いる半導体スイッ
チング素子の電流容量から電流の上限値が決められてい
る場合には、電流が大になる過渡時にはトルクのレスポ
ンスを遅くしなければならない。そのため、図1および
図3の実施例においては、トルクのレスポンスを決定す
る目標トルク演算部15と定常損失最小磁束演算部11
と目標磁束演算部12とを一般的なベクトル制御演算ブ
ロックに付加し、トルク応答性と磁束応答性を独立に可
変できる制御系構成とすることにより、定常的にはすべ
り周波数を損失最小すべり周波数ωse-optとし、過渡的
には磁束応答をトルク応答に応じた最適な値とするよう
に制御することによって、過渡損失を軽減する構成とし
たものである。定常損失最小磁束演算部11の演算内容
は、前記(数28)式であり、定常的に損失を最小とす
る回転子磁束、すなわち定常損失最小磁束φLmを演算す
る。
【0072】また、目標磁束φγrを演算する目標磁束
演算部12は、定常ゲインが1となるフィルタであり、
本実施例では下記(数29)式に示すごとき1次のロー
パスフィルタとする。
【0073】
【数29】
【0074】ただし、τφ:目標磁束の時定数、S:ラ
プラス演算子 また、目標トルクTd*を演算する目標トルク演算部14
は、本実施例においては下記(数30)式に示すような
伝達特性とする。この伝達特性は、必要とされる応答性
や電流容量に応じて適宜設定する。
【0075】
【数30】
【0076】ただし、τT:目標トルクの時定数 図8は、図1に示す制御系において、トルク指令値Te*
としてステップ状に変化する入力を加えた場合における
目標磁束の時定数τφに対する誘導モータの損失のピー
ク値および或る時間内での損失エネルギの計算値を示す
特性図である。図8から、各損失は最小値を有する特性
であり、時定数τφが或る値の場合に各損失が最小値に
なることが判る。したがって、図1に示す制御系におい
て、トルク応答性を(数30)式で与えたとき、図8か
ら得られる過渡損失を最小とする目標磁束の時定数τφ
を用いて磁束応答性を決めてやれば、過渡時と定常時に
共に損失の少ないモータ駆動が可能となる。すなわち、
図8で損失が最小となるτφの値を(数29)式で用い
ればよい。
【0077】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明におい
ては、磁束リミッタ手段によって上限値を制限された最
終的な励磁電流指令値から誘導モータに生じる磁束を推
定する磁束推定手段を設け、トルク電流指令値とすべり
周波数の演算を、上記磁束推定手段によって推定された
推定磁束を用いて行なうように構成したことにより、磁
束目標値から演算された励磁電流指令値が磁束リミッタ
手段の上限値より大きくなって、上限値に抑えられた場
合においても、常にベクトル制御が成立し、トルク指令
値と出力トルクを常に一致させるように制御することが
出来る、という効果が得られる。また、請求項2に記載
のように、与えられたトルク指令値において誘導モータ
の定常損失を最小とする回転子磁束を演算する手段を設
け、それとトルクのレスポンスを決定する目標トルク演
算手段とによって、トルク応答性と磁束応答性を独立に
可変できる制御系構成としたものにおいては、定常的に
はすべり周波数を損失最小すべり周波数とし、過渡的に
は磁束応答をトルク応答に応じた最適な値とするように
制御することによって、過渡損失を軽減することが出来
るので、応答性を損なうことなしに、過渡損失を減少さ
せることが出来、かつ定常時には従来と同様の最小損失
で駆動することが出来る、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における磁束可変ベクト
ル制御演算ブロックの構成を示すブロック図。
【図2】本発明を適用する誘導モータのベクトル制御シ
ステム全体の構成を示すブロック図。
【図3】本発明の第2の実施例における磁束可変ベクト
ル制御演算ブロックの構成を示すブロック図。
【図4】第1の実施例の制御によってモータを駆動した
場合におけるシミュレーション結果を示す特性図。
【図5】図6に示した先行発明の方法の制御によってモ
ータを駆動した場合におけるシミュレーション結果を示
す特性図。
【図6】本出願人の先行出願に記載した効率と応答性を
両立する磁束可変型のベクトル制御装置に、電流リミッ
タを付加した装置のブロック図。
【図7】電源周波数で回転する誘導モータのγ−δ座標
モデルを示す図。
【図8】図1に示す制御系において、トルク指令値Te*
としてステップ状に変化する入力を加えた場合における
目標磁束の時定数τφに対する誘導モータの損失のピー
ク値および或る時間内での損失エネルギの計算値を示す
特性図。
【符号の説明】
1:磁束可変ベクトル制御演算ブロック 2:座標変換電流制御ブロック 3:PWMインバータ 5:エンコーダ 4:誘導モータ 6:直流電源 11:定常損失最小磁束演算部 12:目標磁束演算部 17:トルク電流
リミッタ部 13:励磁電流指令値演算部 18:すべり周波
数演算部 14:励磁電流リミッタ部 19:モータ回転
数演算部 15:目標トルク演算部 20:磁束推定部 16:トルク電流指令値演算部 21:トルク電流
上限値演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大蔵 一真 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トルク指令値と誘導モータの回転速度とに
    応じて電流指令値を算出し、その電流指令値に対応した
    多相交流電流で誘導モータを駆動する誘導モータ制御装
    置において、 外部から与えられたトルク指令値を入力し、磁束目標値
    を演算する磁束目標値演算手段と、 上記磁束目標値を得るための第1の励磁電流指令値を演
    算する励磁電流指令値演算手段と、 上記第1の励磁電流指令値の上限値を設定する励磁電流
    リミッタ手段と、 上記励磁電流リミッタ手段によって制限された第2の励
    磁電流指令値に応じて誘導モータに生じる磁束を推定す
    る磁束推定手段と、 上記トルク指令値から所定の伝達特性に基づいて誘導モ
    ータの目標トルクを演算する目標トルク演算手段と、 上記目標トルク演算手段で求めた目標トルクに応じた第
    1のトルク電流指令値を演算するトルク電流演算手段
    と、 上記第1のトルク電流指令値の上限値を設定するトルク
    リミッタ手段と、 上記磁束推定手段による推定磁束と上記トルクリミッタ
    手段で制限された第2のトルク電流指令値からすべり周
    波数を演算するすべり周波数演算手段と、 上記第2の励磁電流指令値と上記第2のトルク電流指令
    値と上記すべり周波数とに応じて上記誘導モータを制御
    するモータ駆動手段と、 を備えたことを特徴とする誘導モータ制御装置。
  2. 【請求項2】上記磁束目標値演算手段は、与えられたト
    ルク指令値において誘導モータの定常損失を最小とする
    回転子磁束を演算する定常損失最小磁束演算手段と、上
    記定常損失最小磁束を入力し、ローパス特性を有する伝
    達関数に基づいて目標磁束および目標磁束の一階微分値
    を演算する目標磁束演算手段と、からなり、上記励磁電
    流指令値演算手段は、上記目標磁束と目標磁束の一階微
    分値とに応じて上記第1の励磁電流指令値を演算するも
    のである、ことを特徴とする請求項1に記載の誘導モー
    タ制御装置。
  3. 【請求項3】上記目標磁束演算手段は、上記誘導モータ
    の過渡損失を最小とする過渡応答特性を有するフィルタ
    を用いて目標磁束演算を行なうものである、ことを特徴
    とする請求項2に記載の誘導モータ制御装置。
  4. 【請求項4】上記トルクリミッタにおける上限値は、上
    記第2の励磁電流指令値と許容できる相電流の最大値と
    に応じて設定されるものである、ことを特徴とする請求
    項1乃至請求項3のいずれかに記載の誘導モータ制御装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011120471A (ja) * 2011-03-11 2011-06-16 Daikin Industries Ltd モータ制御方法およびその装置
WO2014132766A1 (ja) 2013-02-26 2014-09-04 日産自動車株式会社 モータ制御装置及びモータ制御方法

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WO2014132766A1 (ja) 2013-02-26 2014-09-04 日産自動車株式会社 モータ制御装置及びモータ制御方法
US9431946B2 (en) 2013-02-26 2016-08-30 Nissan Motor Co., Ltd. Motor control device and motor control method

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